JP2005351960A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被写体を撮像する固体撮像素子13と、固体撮像素子13の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出素子14、15と、手ぶれ量検出素子14、15の出力に基づき手ぶれを判定する手ぶれ判定回路16と、手ぶれ判定回路16の結果により固体撮像素子13の露光開始タイミングを出力する露光制御回路17と、露光制御回路17からの露光開始タイミングにより撮像素子13の露光開始を行う撮続素子駆動回路18とを備える。手ぶれ検出は手ぶれ量検出素子15のみでもよい。
【選択図】 図1
Description
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における撮像装置の構成を示すブロック図である。図1において、被写体11はレンズ12により固体撮像素子13上に結像する。固体撮像素子13の画像信号は図示されない画像処理回路により処理されて表示装置に表示される。ここで、撮像素子13の水平方向の軸をX軸、垂直方向の軸をY軸、鉛直方向の軸をZ軸とし、図示したように定める。手ぶれ量検出素子14、15は本実施の形態1においては角速度センサを用いている。手ぶれ量検出素子14はY軸の時計回り方向の角速度を正として出力する。手ぶれ量検出素子15はX軸の時計回り方向の角速度を正として出力する。手ぶれ量検出素子14、15の出力は手ぶれ判定回路16に入力される。手ぶれ判定回路16は手ぶれ量検出素子14,15の出力が決められた値以下になり、撮像素子13が手ぶれを起こしていないと判定した場合に、その結果を露光制御回路17に出力する。シャッター19は、シャッターを切ったときにオンになるシャッタースイッチである。露光制御回路17には、シャッター19のオンオフ情報も入力され、シャッター19をオンした後、手ぶれが少ない、あるいは手ぶれを起こしていないと判断した露光開始タイミング信号を撮像駆動手段である撮像素子駆動回路18に出力し、撮像素子駆動回路18は露光開始タイミング信号を受けると、固体撮像素子13が露光を開始するように駆動パルスを発生する。
メラ付携帯電話41におけるX軸、Y軸、Z軸からみれば、X軸の時計回りにΔθの回転
と、Z軸の正の方向にΔZの移動とY軸の負の方向にΔYの移動とに分解することができ
る(ただし、ここで、Δθ、ΔZ、ΔYは正の数とする)。
の形態1においては、固体撮像素子13はCCD型であり、水平画素数1280画素、垂直画素数960画素、画素ピッチ3.125μmの正方画素を有し、RGBベイヤー配列の色フィルターが画素上に構成されているものを使っている。レンズ12としては、焦点距離4.3mm、F値2.8、被写界深度2m〜∞m、水平画角51度、垂直画角39度なる特性を持つものである。また、回転支点43から撮像装置44中心までの距離Lを20cm、シャッターを押したことによる手ぶれの角度Δθを5度、被写体42と撮像装置
44までの距離Kを3mとする。
ΔZ=L・sinΔθ (1−1)
となり、Y方向への移動量ΔYは、
ΔY=L・(1−cosΔθ) (1−2)
となる。
Δθ=5度、L=20cmを代入すると、ΔZ≒17mm、ΔY≒1.1mmとなる。
ΔZによる影響には2種類ある。ひとつは被写体42までの距離が変わることによるピン
トのぼけであり、もうひとつは被写体42までの距離が変わることによる像の倍率変化である。被写体42までの距離が変わることによるピントのぼけは、レンズの被写界深度が2m〜∞mなので、被写体42までの距離が3mから、2.983mに変わっても問題にならない。
K=f/M (2)
なる関係が知られているので、これにf、Kを代入すると倍率Mは0.0014333となる。手ぶれにより被写体42までの距離Kが2.983mに変わったとき、倍率Mは、0.0014415となり、被写体42までの距離Kが変わったことによる倍率の比は1.0057になる。
640画素×(1.0057−1)≒3.5画素 (3)
と約3.5画素の移動量となり、手ぶれの影響が画像に現れるがその度合いは軽微である。
での被写体像の移動によるものである。撮像装置のY軸方向のΔYの動きは、相対的に、
撮像装置が固定していて、被写体がY軸方向に−ΔY動いたことと同じである。このとき
の影響は、前述式(2)の像倍率の関係から求めることができる。すなわち、前述したように、3mの位置に被写体がある場合、像倍率は0.0014333倍となる。3mの位置の被写体の−ΔYの動きは撮像素子面上では像倍率を掛けたものとなり、ΔYが1.1
mmなので、
1.1mm×0.0014333=0.0015766mm (4)
から、撮像素子面上の被写体像の移動量としては1.57μmとなる。本実施の形態1において、固体撮像素子の画素は3.125μmの正方画素なので、1.57μmの被写体像の移動量は0.5画素程度の移動量となり、手ぶれによる影響がない。
上での被写体像の移動によるものである。図5を用いてX軸周りのにΔθの回転が起こっ
たときの影響を説明する。被写体51は、焦点距離fより充分に大きいので、被写体51の中心から出た光線は平行光となり、レンズ52に入射するとみなすことができる。レンズ52を通った光線は手ぶれのないときには、固体撮像素子53の中心に結像する。一方、手ぶれによりX軸周りにΔθの回転のある状態では、固体撮像素子53の中心から、f
・tan(Δθ)だけ結像位置がずれる。本実施の形態1においては、前述したとおり、f
=4.3mm、Δθ=5度であるので、これを代入して、
f・tan(Δθ)=4.3mm×tan(5)≒0.38mm (5)
となり、0.38mmの被写体像の移動がある。これは固体撮像素子53の1画素が3.125μm正方であるので、120画素の移動となり、手ぶれによる影響があり、それはΔZ、ΔYによる影響に比べて大きい。
れ、Δθによる影響が一番大きいことを示した。図1における手ぶれ量検出素子15とし
て、角速度センサを用いたのは、角速度センサの時間積分を行うことによりΔθを求める
ことができるので、手ぶれによる影響が最も大きい成分を感度良く検出するためである。
ら求められ、
2(deg/sec)×1/100(sec)=0.02(deg) (6)
となり、0.02度の角移動量Δθとなる。
また、前述したように、角移動量Δθによる手ぶれは、f・tan(Δθ)であり、
4.3mm×tan(0.02)≒ 1.5μm (7)
となり、撮像素子面上の被写体像の移動量は1.5μmとなる。
による影響は1画素の半分以下であり、手ぶれによる画像への影響はない。ただし、本実施の形態1において、手ぶれが継続する場合には露光が開始されないという問題が生じる可能性があるので、露光制御回路17はシャッター19がオンになって後、0.7秒を過ぎても手ぶれが小さいと判断されない場合は、強制的に露光を開始するようにしている。
図7は、本発明の実施の形態2の撮像装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態2が図1の実施の形態1と異なるのは、手ぶれ量検出素子14、15および手ぶれ判定回路16を備えていないことであり、他の構成は図1と同じなので、図1と同じ構成要素については同じ符号を用いて重複した説明を省略する。図7において、露光制御回路17はシャッター19のオン信号を入力し、内蔵タイマーにより手ぶれが収まるまでの所定時間が経過してから、露光開始タイミングを撮像装置駆動回路18に出力する。撮像素子駆動回路18は露光開始タイミングを受けると、固体撮像素子13が露光を開始するように駆動パルスを発生する。
12 レンズ
13 固体撮像素子
14 手ぶれ量検出素子
15 手ぶれ量検出素子
16 手ぶれ判定回路
17 露光制御回路
18 撮像素子駆動回路
19 シャッター
21 カメラ付携帯電話
22 液晶画面
41 カメラ付携帯電話
42 被写体
43 回転支点
51 被写体
52 レンズ
53 固体撮像素子
Claims (10)
- 被写体を撮像する固体撮像手段と、前記固体撮像手段の手ぶれ量を検出する少なくとも1つの手ぶれ量検出手段と、前記手ぶれ量検出手段の出力に基づき手ぶれを判定する手ぶれ判定手段と、前記手ぶれ判定手段の結果により前記固体撮像手段の露光開始を制御する露光制御手段とを備えた撮像装置。
- 前記固体撮像手段の露光動作を開始させるシャッタースイッチと、前記露光制御手段からの露光開始タイミング信号を受けて前記固体撮像手段の露光を開始させる撮像駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記手ぶれ判定手段は、前記手ぶれ量検出手段の出力値が閾値以下になった場合に手ぶれが小さいと判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
- 前記露光制御手段は、前記手ぶれ判定手段が手ぶれが小さいと判断した場合に露光制御を開始することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記露光制御手段は、前記シャッタースイッチのオン動作後の所定時間経過後には、強制的に露光制御を開始することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記手ぶれ量検出手段は、角速度センサであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記手ぶれ量検出手段は、前記固体撮像手段の水平方向のX軸の時計回り方向の角速度を検出する角速度センサと、前記固体撮像手段の垂直方向のY軸の時計回り方向の角速度を検出する角速度センサとを備えたことを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
- 被写体を撮像する固体撮像手段と、前記固体撮像手段の露光動作を開始させるシャッタースイッチと、前記シャッタースイッチのオン動作後の所定時間経過後に前記固体撮像手段の露光開始を制御する露光制御手段とを備えた撮像装置。
- 前記シャッタースイッチのオン動作後の所定時間は、露光時間、ズームの焦点距離、保存時画素数、画像符号化の圧縮率のいずれかにより決定することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
- 請求項1ないし9のいずれかに記載の撮像装置を備えたカメラ付携帯電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004169838A JP2005351960A (ja) | 2004-06-08 | 2004-06-08 | 撮像装置 |
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Family
ID=35586529
Family Applications (1)
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