JP2005351757A - 回転型センサ - Google Patents

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竜司 向山
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Abstract

【課題】 往復回転時のガタの発生を防止し、駆動軸の回転に対する追従性を向上し、ヒステリシスの向上が図れる回転型センサを提供する。
【解決手段】 支持部を有する筐体1と、係合孔3fを有し、筐体1に回転可能に支持された回転体3と、回転体3の係合孔3fに係合される駆動軸9と、係合孔3fに保持されると共に、駆動軸9の周面に弾接されて駆動軸9の回転を回転体3に伝達する弾性部材と、回転体3の回転を検出する回転検出手段とを備え、弾性部材は、駆動軸9の一方の面に弾接して一方向へ押圧する第1の弾性部材4と、駆動軸9の一方の面とは直交する他方の面に弾接して、第1の弾性部材4の押圧方向とは直交する方向へ押圧する第2の弾性部材5からなり、駆動軸9の第1の弾性部材4との当接部を平坦面で形成すると共に、第1の弾性部材4の弾接部を中央にスリット4bを挟んで対向する一対のばね片4aで形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回転型センサに係り、特に外部から伝達される駆動力を駆動軸を介して回転体に伝達する場合の駆動軸結合構造に関する。
従来の回転型センサの構造としては、車両のスロット軸等の駆動軸が係合する係合部を有する回転体と、この回転体を回転可能に保持する筐体及びこの筐体の開口部を蓋閉する蓋体からなるケーシングと、このケーシング内に収納されて前記回転体の回転によて操作され、摺動子と抵抗体パターン、集電体パターンからなる角度検出部から構成された回転型センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来の回転型センサの構造を図に基づいて説明する。
図11は従来の回転型センサの断面図、図12は回転体の平面図、図13は第1の弾性部材の正面図、図14は同じく側面図である。
図において、筐体51には、大径穴部51aと、小径孔部51bと、小径孔部51bに連接した収納部51cとを有する。また、収納部51cの下方で筐体51の下端面には開放端部51dが形成されている。また、小径孔部51bは、円環状の第1段部51eと、これより小さな第2段部51fに設けられた貫通孔で形成されており、この第1段部51eと第2段部51fとが支持部として形成されている。
回転体52は、円盤状の基部52aと、基部52aの前方に位置して設けられた係合部52bと、反対側の後方に位置した軸部52cとを有している。また、基部52aの外周縁部には鍔部52sが形成されている。また、係合部52bには、断面が略D字状の凹部52dと、凹部52d内の一部に設けられ、回転軸52の軸心方向と平行である平坦な平坦面部52eと、凹部52dの底壁52fから突出された一対の凸部52gが設けられており、平坦部52eは駆動軸60の軸線方向と平行に設けられている。係合部52bには、駆動軸60が係合されている。
また、回転体52の基部52a下面には、摺動子59が固着されている。抵抗体基板53は、基部53aの表面上に設けられた抵抗体パターン53b、及び導電体パターン53cと、複数の端子53eとを有している。摺動子59と抵抗体基板53とで角度検出部の一部を構成している。回転体52が軸部52cを中心として回動した際に、摺動子59と抵抗体パターン53b、及び導電体パターン53cとが摺接するものとなる。
第1弾性部材55は、平坦な保持部55aと、保持部55aと対向するばね部55bと、保持部55aとばね部55bを連結するU字状の屈曲部55cとを有する。また、保持部55aの自由端には直交する方向に延びた止め部55fが、ばね部55bの自由端には弾接部55gが設けられている。この第1弾性部材55は板ばねとして構成されている。この第1弾性部材55は、屈曲部55cが回転体52の凹部52dの低壁52fに当接して平坦面部52eと一対の突部52gとの間に配設されている。
蓋体57は、平板状の蓋部57aと、円筒状の保持部57cを有し、筐体51の下端側の開放端部51dを蓋閉している。保持部57cには支持部58が配設され、この支持部58によって回転体52の軸部52cが回動可能に軸支されている。
駆動軸60は、円柱状の円柱部60aと、断面がD字状の駆動部60bとを有している。また、駆動部60bの外周の一部には、平坦部60cが設けられている。この起動軸60は、回転体2の係合部52bに第1弾性部材55を介して係合されている。この時、起動軸60の平坦部60cに第1弾性部材55のバネ部55bの弾接部55gが弾接されて、駆動軸60が係合部52b内に第1弾性部材55によって、はめ合わされている。この第1弾性部材55による駆動軸60のはめ合わせによって、駆動部60が係合部52b内に係止された状態に配設されるものとなっている。
特開2002−39789号公報
しかしながら、上述した従来の回転型センサの構造においては、駆動軸と回転体との結合に、板ばねからなる弾性部材を弾接するはめ合わせによって結合させる構成となっているため、板ばねの捻れなどにより、板ばねと駆動軸、及び板ばねと回転体の接触面(係合面)が歪んでいたり、傾いたりすると往復回転時にガタが発生し、駆動軸の回転に対する追従性(ヒステリシス)が悪化するという問題があった。
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、往復回転時のガタの発生を防止し、駆動軸の回転に対する追従性を向上し、ヒステリシスの向上が図れる回転型センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、支持部を有する筐体と、係合孔を有し、前記筐体に回転可能に支持された回転体と、この回転体の前記係合孔に係合される駆動軸と、前記係合孔に保持されると共に、前記駆動軸の周面に弾接されて前記駆動軸の回転を前記回転体に伝達する弾性部材と、前記回転体の回転を検出する回転検出手段とを備え、前記弾性部材は、前記駆動軸の一方の面に弾接して一方向へ押圧する第1の弾性部材と、前記駆動軸の一方の面とは直交する他方の面に弾接して、前記第1の弾性部材の押圧方向とは直交する方向へ押圧する第2の弾性部材からなり、前記駆動軸の前記第1の弾性部材との当接部を平坦面で形成すると共に、前記第1の弾性部材の弾接部を中央にスリットを挟んで対向する一対のばね片で形成した構成とした。
また、第2の解決手段として、前記駆動軸は、前記第1の弾性部材との当接部に対向する面を平坦面で形成すると共に、これに係合する前記回転体の前記係合孔の受面を平坦面で形成した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記係合孔の受面の中央には、凹状の縦溝部を形成した構成とした。
また、第4の解決手段として、前記第1の弾性部材の弾性力を、前記第2の弾性部材の弾性力よりも大きく形成した構成とした。
以上説明したように、本発明の回転型センサは、支持部を有する筐体と、係合孔を有し、筐体に回転可能に支持された回転体と、回転体の係合孔に係合される駆動軸と、係合孔に保持されると共に、駆動軸の周面に弾接されて駆動軸の回転を回転体に伝達する弾性部材と、回転体の回転を検出する回転検出手段とを備え、弾性部材は、駆動軸の一方の面に弾接して一方向へ押圧する第1の弾性部材と、駆動軸の一方の面とは直交する他方の面に弾接して、第1の弾性部材の押圧方向とは直交する方向へ押圧する第2の弾性部材からなり、駆動軸の第1の弾性部材との当接部を平坦面で形成すると共に、第1の弾性部材の弾接部を中央にスリットを挟んで対向する一対のばね片で形成したことから、第1及び第2の弾性部材により駆動軸が回転体の係合孔の一端方向に押し付けられるので係合が強固になると共に、第1の弾性部材の弾接部の中央にスリットを設けることにより、弾接部が左右独立したばねとして働くことが可能になるので、駆動軸の回転に対する追従性が向上し、ヒステリシスの向上が図れる。また、駆動軸の当接面との接触面の中央部が端部よりも突出することがないので、往復回転時のガタの発生を防止でき、ヒステリシスの悪化を防ぐことができる。
また、駆動軸は、第1の弾性部材との当接部に対向する面を平坦面で形成すると共に、これに係合する回転体の係合孔の受面を平坦面で形成したことから、第1の弾性部材により押圧される駆動軸と回転体との係合部が互いに平坦面となるため、係合が密となり、更に駆動軸の回転に対する追従性が向上する。
また、係合孔の受面の中央には、凹状の縦溝部を形成したことから、駆動軸と係合する受面の中央部が端部よりも突出することがないので、更に、往復回転時のガタの発生を防止できる。
また、第1の弾性部材の弾性力を、第2の弾性部材の弾性力よりも大きく形成したことから、駆動軸と回転体の係合孔内での遊びを防止でき、確実に駆動軸
の往復回転時のガタの発生を防止できる。
以下、本発明の回転型センサの実施形態を図1乃至図10に示す。図1は本発明の回転型センサの平面図、図2は回転型センサの断面図、図3は回転型センサの要部断面図、図4は回転体の斜視図、図5は第1の弾性部材の斜視図、図6は第1の弾性部材の側面図、図7は第2の弾性部材の斜視図、図8は第2の弾性部材の側面図、図9は駆動軸の斜視図、図10は駆動軸の側面図である。
図において、筐体1は、合成樹脂等の絶縁材からなり、上面が開口された箱状に形成されている。この筐体1の開口内には、やや幅広の第1の収納部1aと、この第1の収納部1aに連設されて略半円状の第2の収納部1bが設けられており、この第2の収納部1bに後述する回転体3が回転可能に収容されている。また、前記筐体1の外周側面の一端部には、外方に突出した接続用のコネクタソケット部2が形成されている。
前記第1の収納部1aには、図示しない自動車側の機構部品の一部が収容され、前記筐体1が自動車側に取り付けられるとともに、前記コネクタソケット部2を介して自動車側の制御回路と接続されている。
前記第2の収納部1bには、後述する回転体3を回転可能に支持する凹状の支軸部1cが設けられており、この支軸部1cの周面には後述する抵抗体基板8を保持する基板保持部1dが設けられている。また、第2の収納部1bの上面側には、後述する蓋体10が係合される複数の係合突起1eが形成されている。
回転体3は、合成樹脂等の絶縁材からなり、略円形状の軸受部3aと、この軸受部3aの一端側に延出した方形状の摺動子受部3bとを有している。前記軸受部3aには、下方に設けられ、前記凹状の支軸部1cに回転可能に支持される円柱状の回転軸3cと、この回転軸3cの上方に延出した鍔部3dとが設けられており、この鍔部3dの上面側には、凹部と凸部からなる緩衝ばね係止部3eが設けられている。
また、回転軸3cの上面側には、回転軸3cの底面近傍に至る係合孔3fが設けられている。この係合孔3fは、平面視やや長細状の第1係合孔3gと、この第1係合孔3gの長手方向の一端側に直交する方向に連続して形成された第2係合孔3hとから形成されている。また、第1係合孔3gの長手方向に対向する面は互いに平行な平坦面から形成されており、このうち一方の平坦面には、凹状の縦溝部3iが形成されている。また、第1係合孔3gの近傍に、長手方向に沿って細溝からなる係止溝3jが形成されている。また、前記摺動子受部3bの下面側には、複数のボス3kが突設されている。
第1の弾性部材4及び、第2の弾性部材5は弾性を有する金属板からなり、前記回転体3の第1係合孔3g及び、第2係合孔3hに挿入されて係止されている。第1の弾性部材4は、中央にスリット4bを挟んで膨出した弾接部を有する一対のばね片4a、4aと、このばね片4a、4aの背面に対向して折り曲げられた係止片4cとを有している。この第1の弾性部材4は、一対のばね片4a、4aが前記回転軸3cの第1係合孔3gに挿入されると共に、係止片4cが前記係止溝3jに係止されることにより、前記回転体3に係合されている。
また、第2の弾性部材5は、略逆U字状に形成され、弾接部を有するばね片5aと、このばね片5aの背面に対向して折り曲げられたやや長めの係止片5bとを有している。この第2の弾性部材5は、前記第1係合孔3gの長手方向の一端側に直交する方向に連続して形成された第2係合孔3hに挿入されて、前記第1の弾性部材4とは直交する方向に弾性付勢するように、互いのばね片4a、4aと5aとが直交する方向に配置されている。尚、前記第1の弾性部材4の弾性力は、前記第2の弾性部材5の弾性力よりも大きくなるように形成されている。
また、前記回転体3の鍔部3dの緩衝ばね係止部3eには、弾性を有する薄板金属板で波状の環状に形成された緩衝ばね6が係止されている。この緩衝ばね6の弾性力により、前記回転体3が、前記筐体1の第2の収納部1bの支軸部1cと蓋体10との間に一定のトルク感を持って回転可能となっている。
また、前記回転体3の前記摺動子受部3bの下面側に設けられた、複数の前記ボス3kには、導電性の薄板金属板からなる摺動子7が固着されている。また、この摺動子7に対向して、前記筐体1の第2の収納部1bの基板保持部1dにはフェノール樹脂やエポキシ樹脂等の積層板からなる抵抗体基板8が保持されている。この抵抗体基板8の上面には、図示はしないが、カーボン等を印刷して形成した抵抗体パターンや、銀等を印刷して形成した導電体パターンが形成されており、この抵抗体パターンや導電体パターンと前記摺動子7が摺接することで、所望の回転時の出力が得られるものとなっている。この摺動子7及び、抵抗体基板8で前記回転体3の回転を検出する回転検出手段を構成している。
駆動軸9は、金属材あるいは合成樹脂等の絶縁材からなり、円柱状の操作部9aと、この操作部9aの下端側に突出された、両面が平板状の平坦面からなる伝達部9bとを有している。この駆動軸9は、伝達部9bが前記回転体3の回転軸3cの第1係合孔3g及び第2係合孔3hに挿入されて、前記第1、及び第2の弾性部材4、5のばね片4a、5aに弾接されることにより、前記回転体3の回転軸3cに係合されるものとなる。
この時、前記駆動軸9は、前記伝達部9bの平板状の平坦面が前記第1の弾性部材4のばね片4aで一方向に弾性付勢され、また、前記第2の弾性部材5のばね片5aでこれとは直交する方向に弾性付勢されることから、前記第1、及び第2の弾性部材4、5により、前記駆動軸9が前記回転体3の第1の係合孔3gの一端方向に押し付けられることになるので、互いに強固に係合されるものとなっている。
また、前記駆動軸9は、前記第1の弾性部材4との当接部に対向する面を平坦面で形成すると共に、これに係合する前記回転体3の第1係合孔3gの受面を平坦面で形成したことから、前記第1の弾性部材4により押圧される前記駆動軸9と前記回転体3との係合部が互いに平坦面となるため、係合が密となり、駆動軸9が回転する際には、回転体3の追従性が向上するものとなる。
また、前記第1の係合孔3gの受面の中央には、凹状の前記縦溝部3iを形成したことから、前記駆動軸9と係合する受面の中央部が端部よりも突出することがないので、駆動軸9が往復回転する際のガタの発生を防止できるものとなる。また、前記第1の弾性部材4の弾性力を、前記第2の弾性部材5の弾性力よりも大きくなるように形成してあるので、前記駆動軸9と前記回転体3の係合孔3g内での遊びを防止でき、確実に駆動軸9の往復回転時のガタの発生を防止できるものとなっている。
蓋体10は、合成樹脂等の絶縁材からなり、略半円状に形成され、前記筐体1の第2の収納部1bの上面開口を覆うように、周面部が前記係合突起1eと係合されて蓋閉されている。また、この蓋体10の略中央部には、貫通孔10aが設けられている。この貫通孔10aは前記回転体3の回転軸3cと対向する位置に形成されており、この貫通孔10aに前記回転軸3cが望むように配設されている。この貫通孔10aの上方から、前記駆動軸9が挿入されて、前記回転軸3cの係合孔3fに前記伝達部9bが挿入されて結合されるものとなっている。
上記した本発明の実施例によれば、前記回転体3の係合孔3fに係合され、前記駆動軸9の周面を弾接して、駆動軸9の回転を前記回転体3に伝達する弾性部材を、前記駆動軸9の一方の面に弾接して一方向へ押圧する前記第1の弾性部材4と、前記駆動軸9の一方の面とは直交する他方の面に弾接して、前記第1の弾性部材4の押圧方向とは直交する方向へ押圧する前記第2の弾性部材5とから構成し、前記駆動軸9の前記第1の弾性部材4との当接部を平坦面で形成すると共に、前記第1の弾性部材4の弾接部を中央に前記スリット4bを挟んで対向する一対の前記ばね片4a、4aで形成したことから、前記第1及び第2の弾性部材4、5により前記駆動軸9が前記回転体3の係合孔3fの一端方向に押し付けられるので係合が強固になると共に、前記第1の弾性部材4の弾接部の中央に前記スリット4bを設けることにより、弾接部が左右独立したばね片4a、4aとして働くことが可能になるので、前記駆動軸9の回転に対する追従性が向上し、ヒステリシスの向上が図れるものとなる。
また、前記第1の弾性部材4の弾接部の中央に前記スリット4bを設けることにより、前記駆動軸9の当接面との接触面の中央部が、端部よりも突出することがないので、駆動軸9の往復回転時のガタの発生を防止でき、ヒステリシスの悪化を防ぐことができるものとなっている。
本発明の回転型センサを示す平面図である。 本発明の回転型センサを示す断面図である。 本発明の回転型センサを示す要部断面図である。 本発明の回転体を示す斜視図である。 本発明の第1の弾性部材を示す斜視図である。 本発明の第1の弾性部材を示す側面図である。 本発明の第2の弾性部材を示す斜視図である。 本発明の第2の弾性部材を示す側面図である。 本発明の駆動軸を示す斜視図である。 本発明の駆動軸を示す側面図である。 従来の回転型センサを示す断面図である。 従来の回転体を示す平面図である。 従来の第1の弾性部材を示す正面図である。 従来の第1の弾性部材を示す側面図である。
符号の説明
1:筐体
1a:第1の収納部
1b:第2の収納部
1c:支軸部(支持部)
1d:基板保持部
1e:係合突起
2:コネクタソケット部
3:回転体
3a:軸受部
3b:摺動子受部
3c:回転軸
3d:鍔部
3e:緩衝ばね係止部
3f:係合孔
3g:第1係合孔
3h:第2係合孔
3i:縦溝部
3j:係止溝
3k:ボス
4:第1の弾性部材
4a:ばね片(弾接部)
4b:スリット
4c:係止片
5:第2の弾性部材
5a:ばね片(弾接部)
5b:係止片
6:緩衝ばね
7:摺動子(回転検出手段)
8:抵抗体基板(回転検出手段)
9:駆動軸
9a:操作部
9b:伝達部
10:蓋体
10a:貫通孔

Claims (4)

  1. 支持部を有する筐体と、係合孔を有し、前記筐体に回転可能に支持された回転体と、この回転体の前記係合孔に係合される駆動軸と、前記係合孔に保持されると共に、前記駆動軸の周面に弾接されて前記駆動軸の回転を前記回転体に伝達する弾性部材と、前記回転体の回転を検出する回転検出手段とを備え、前記弾性部材は、前記駆動軸の一方の面に弾接して一方向へ押圧する第1の弾性部材と、前記駆動軸の一方の面とは直交する他方の面に弾接して、前記第1の弾性部材の押圧方向とは直交する方向へ押圧する第2の弾性部材からなり、前記駆動軸の前記第1の弾性部材との当接部を平坦面で形成すると共に、前記第1の弾性部材の弾接部を中央にスリットを挟んで対向する一対のばね片で形成したことを特徴とする回転型センサ。
  2. 前記駆動軸は、前記第1の弾性部材との当接部に対向する面を平坦面で形成すると共に、これに係合する前記回転体の前記係合孔の受面を平坦面で形成したことを特徴とする請求項1記載の回転型センサ。
  3. 前記係合孔の受面の中央には、凹状の縦溝部を形成したことを特徴とする請求項2記載の回転型センサ。
  4. 前記第1の弾性部材の弾性力を、前記第2の弾性部材の弾性力よりも大きく形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の回転型センサ。
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