JP2005351699A - 間欠測位装置及び測位方法 - Google Patents

間欠測位装置及び測位方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 休止時間が一定でなくても休止期間から測位期間への移行時に、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立する。
【解決手段】 測位期間と休止期間とを有する間欠測位装置に関する。測位衛星からスペクトラム拡散変調された衛星信号を受信し、これをより低い周波数に変換するRF部2を備える。キャリア発生器7、コード発生器8及びMPU12を備える。MPU12は、衛星信号と発生したキャリア及びコードとの相関を求めて発生させるキャリアの周波数及びコードの位相を制御する。これによって航法データを復調し、測位演算を実行する。休止期間の実績時間を計時するタイマ16を備える。休止期間から測位期間に移行するとき、MPU12は、休止期間の実績時間に基づいて、発生させるべきキャリアの周波数及びコードの位相を予測し、これらを発生させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、測位衛星から受信した衛星信号に基づいて測位演算を実行する測位期間と測位演算を実行しない休止期間とを有する間欠測位装置及び測位方法に関する。
GPSに代表される測位装置は、移動体に搭載され、測位衛星から受信した衛星信号から航法メッセージを抽出することによって、搭載された移動体の位置を算出している。この測位衛星から送信される衛星信号は、衛星からの送信時にC/Aコードを用いてスペクトラム拡散変調されている。雑音による影響を受けにくくし、さらに全ての衛星が同一の搬送波を用いて信号を送信しても所望の衛星からの衛星信号のみを選択的に受信できるようにするためである。従って、測位装置は、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相に対する同期を確立・維持しつつ航法メッセージを復調する必要がある。航法メッセージの復調は、受信しようとする衛星の番号に応じたC/Aコードを発生させて、その位相及びキャリア周波数を変化させることによって行われる。
ところが、測位演算を実行する測位期間と測位演算を実行しない休止期間とを有する間欠測位装置においては、休止期間から測位期間に移行する度に初期設定を含む測位に必要な処理を実行する必要がある。従って、休止期間から測位期間に移行した際に、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を確立するまでに無視し得ない時間を要する。
そこで、この問題点を解決するために、例えば特許文献1に記載の測位方法及び測位装置では、測位期間から休止期間に移行する際に、休止期間終了時点にて採るべきキャリアの周波数及びC/Aコードのデータを保持している。そして、休止期間から測位期間に移行する際に保持したデータに基づいたキャリアの周波数及びC/Aコードを初期設定している。
特開2001−42023号公報
しかしながら、かかる方法及び装置においては、休止期間から測位期間への移行時に、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立できるものの、その効果を享受し得るためには、休止期間が常に一定であることが前提となる。即ち、休止期間終了時点にて採るべきキャリアの周波数及びC/Aコードを保持したのちに休止期間における休止時間が変更されると、休止期間から測位期間に移行した際において、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立することができないといった問題がある。
本発明の目的は、休止時間が一定でなくても休止期間から測位期間への移行時に、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明において、以下の特徴は単独で、若しくは、適宜組合わされて備えられている。前記課題を解決するための本発明に係る測位装置は、移動体に搭載され、前記移動体の位置又はそれに関する情報の測位演算を実行する測位期間及び前記測位演算を実行しない休止期間を有する測位装置であって、測位衛星からスペクトラム拡散変調された衛星信号を受信し、前記受信した衛星信号の周波数をより低い周波数の衛星信号に変換処理する周波数変換部と、キャリア及びコードを発生し、前記周波数変換された衛星信号と前記キャリア及びコードとの相関を求め、求めた相関に応じて前記キャリアの周波数及びコードの位相を制御することによって航法データを復調し、前記復調された航法データに基づいて測位演算を実行すると共に、少なくとも前記休止期間の実績を計時する制御部と、を備え、休止期間から測位期間に移行するとき、前記制御部が、前記休止期間の実績に基づいて前記測位期間移行時に発生させるべきキャリアの周波数及びコードの位相を予測し、前記予測結果に基づいたキャリア及びコードを発生させることを特徴とする。
この測位装置によると、休止期間から測位期間に移行するとき、休止時間の実績に基づいて休止期間から測位期間に移行する際に発生させるべきキャリアの周波数及びコードの位相を予測する。この予測結果に基づいてキャリア及びコードを発生させる。従って、たとえ休止期間における休止時間が一定でなくても、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立することができる。
本発明に係る測位装置において、前記制御部が、休止期間における休止時間の設定が可能に構成されてもよい。この場合、休止期間において前記休止時間が経過したときに測位期間に移行するように制御し、前記休止期間において前記制御部に所定の信号が入力されたとき、前記設定された休止時間が経過したか否かに関わらず、前記制御部が前記休止期間から前記測位期間に移行させることが好ましい。
この測位装置によると、休止期間における休止時間を任意に設定することができ、この設定された休止時間が経過すると測位期間から休止期間に移行する。一方、休止期間中であっても、制御部に所定の信号を入力させることで強制的に休止期間から測位期間に移行させることができる。このように、強制的に休止期間から測位期間に移行した場合であっても、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立することができる。
本発明に係る測位装置において、前記所定の信号が休止期間から測位期間に移行させるための信号であって、前記制御部が、前記所定の信号が入力されたことによって前記測位期間に移行させると共に、前記測位期間に移行したのちはさらに休止期間に移行しないように制御することが好ましい。
この測位装置によると、測位期間と休止期間とを繰り返す間欠モードから、休止期間を挟まない常時測位期間である連続モードに切り換えることができる。従って、目的に応じて間欠モードと連続モードとを選択的に使い分けることが可能となる。しかも、休止期間中に間欠モードから連続モードに切り換えると、設定された休止時間の経過前であっても休止期間から測位期間に移行すると共に、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立することができる。
本発明に係る測位装置において、前記所定の信号が休止期間における休止時間の設定を変更するための信号であって、前記所定の信号が入力されたことによって前記測位期間に移行したのちの次の休止期間において、前記制御部が、前記設定変更後の休止時間が経過したときに測位期間に移行するように制御してもよい。この場合、前記次の休止期間において前記制御部に所定の信号が入力されたとき、前記設定変更後の休止時間が経過したか否かに関わらず、前記制御部が前記休止期間から前記測位期間に移行させることが好ましい。
この測位装置によると、測位期間と休止期間との繰り返し周期を任意に設定することができる。さらに、周期の設定が変更されたのちの休止期間においても、設定変更前の休止時間が経過したか否かに関わらず、休止期間から測位期間に強制的に移行させることができる。
本発明に係る測位装置において、前記周波数変換部及び前記制御部に対して電源を供給する電源部と、前記周波数変換部に対して給電状態と停電状態とを切り換える電源切り換え手段と、をさらに備え、前記制御部が、前記設定された休止時間が経過したことに応じて前記電源切り換え手段を前記停電状態から前記給電状態に切り換えることを特徴とする。
この測位装置によると、休止期間中は電源切り換え手段によって周波数変換部に対して停電状態とすることができるので、電源消費電力の低減を図りつつ、休止時間が一定でなくても休止期間から測位期間への移行時に、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立することができる。
本発明に係る測位装置において、前記制御部が測位演算部及び計時手段を有すると共に、測位期間及び休止期間のいずれにおいてもベースクロックを発生させ、発生させたベースクロックを前記測位演算部及び前記計時手段に供給するベースクロック発生手段と、前記測位演算部に対してベースクロックの供給と停止とを切り換えるクロック切り換え手段と、をさらに備えることが好ましい。
この測位装置によると、休止期間中であっても計時手段に対してベースクロックを供給することによって、休止期間から測位期間に移行するときに測位演算部に対してベースクロックの供給を開始することができる。従って、休止期間中において測位演算部の動作を停止させることができるので、さらなる消費電力の低減を図ることが可能となる。
本発明に係る測位方法は、測位衛星から受信したスペクトラム拡散変調された衛星信号の周波数をより低い周波数の衛星信号に変換処理し、キャリア及びコードを発生させて、前記周波数変換された衛星信号と前記キャリア及びコードとの相関を求め、求めた相関に応じて前記キャリアの周波数及びコードの位相を制御することによって航法データを復調し、前記復調された航法データに基づいて測位演算を実行する測位期間と、前記測位演算を実行しない休止期間と、を有し、休止期間から測位期間に移行するとき、前記休止期間における実績の時間に基づいて前記測位期間移行時に発生させるべきキャリアの周波数及びコードの位相を予測し、前記予測結果に基づいてキャリア及びコードを発生させることを特徴とする。
この測位方法によると、休止時間の実績に基づいてキャリア及びコードを発生させる。従って、たとえ休止期間中に強制的に測位期間に移行しても、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立することができる。
以下、本発明に関わる好適な実施の形態について図1〜図5を参照しつつ説明する。
図1は間欠動作型GPS受信機のブロック図である。このGPS受信機の構成について図1を参照しつつ説明する。図1において、間欠動作型GPS受信機1は、RF部(周波数変換部)2と、ディジタル部(制御部)3と、ベースクロック発生器4と、電源5と、電源制御スイッチ(SW)6とを備えている。
RF部2は、スペクトラム拡散変調された測位衛星からの衛星信号をアンテナ(図示せず)で受信し、受信した衛星信号を高周波の無線周波数から中間周波数に変換する。そして、中間周波数に変換された衛星信号をディジタルデータに変換したのちディジタル部3に送信する。
ディジタル部3は、キャリア発生器7と、コード発生器8と、ミキサ9・10と、積算回路11と、MPU12と、SIO部13と、クロック制御スイッチ(SW)14・15と、タイマ16とを備えている。これらの各構成については後述する。
ベースクロック発生器4は、常時ベースクロックを発生させている。ベースクロック発生器4で発生したベースクロックはディジタル部3に供給される。ベースクロック発生器4とディジタル部3との間にはクロック制御SW14・15が配置されている。より具体的に言えば、後述するMPU12とベースクロック発生器4との間にクロック制御SW14が、後述するキャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11とベースクロック発生器4との間にクロック制御SW15が、それぞれ配置されている。なお、後述するタイマ16には常時、ベースクロックが供給されている。
電源5は、RF部2、ディジタル部3及びベースクロック発生器4に対する電源の供給源である。RF部2への電源の供給は電源制御SW6を介して行われる。電源制御SW6は、RF部2に対する電源の供給のON/OFFを切り換えるスイッチであり、MPU12からの指示によりON/OFFが切り換わる。ここで、RF部2に対する電源の供給がONの期間を測位期間、RF部2に対する電源の供給がOFFの期間を休止期間といい、測位期間と休止期間とが繰り返される間欠周期は、原則として一定である。なお、ディジタル部3及びベースクロック発生器4に対する電源の供給は常に行われている。
次に、ディジタル部3の各構成について説明する。
キャリア発生器7は、MPU12からの指示に基づいた周波数の信号を発生し、これをミキサ9に出力する。ミキサ9は、RF部2から送信されたディジタルデータの出力信号に対してキャリア発生器7から出力された信号を乗算することによりキャリア成分を除去した信号を生成し、これをミキサ10に出力する。
コード発生器8は、MPU12からの指定に応じたC/Aコードを指定された位相で発生し、これをミキサ10に出力する。ミキサ10は、ミキサ9からの出力信号(キャリア除去された信号)に対してコード発生器8から出力されたC/Aコードを乗算し、これにより得られた信号を積算回路11に出力する。
積算回路11は、ミキサ10から出力された信号に基づいてキャリア除去された信号とC/Aコードとの相関処理を行い、これにより得られた相関データをMPU12に出力する。なお、以下、本実施形態において、「キャリア除去された信号とC/Aコードとの相関データ」を単に「相関データ」と示す。
MPU12は、積算回路11からの相関データを読み取り、キャリア発生器7及びコード発生器8に対してキャリア周波数データ及びC/Aコード位相データをそれぞれ与える。そして、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相と発生したキャリア周波数及びC/Aコードとの同期を取ることによって、航法メッセージデータを復調する。また、航法メッセージデータからアルマナック(全衛星の大雑把な軌道情報)及びエフェメリス(衛星の正確な軌道情報)を抽出し、擬似距離(C/Aコード位相)を求めた時刻とエフェメリスとから各衛星の位置情報を求め、これらの各衛星の位置情報と擬似距離とからGPS受信機1の位置を算出する。そして、算出された測位結果は、SIO部13を介して外部に出力される。このようにして、MPU12は、GPS受信機1の捕捉・追尾から測位までの一連の処理を行う。さらに、MPU12は間欠周期を記憶可能に構成されている。また、この間欠周期の設定を変更するためのコマンドが、SIO部13を介して入力可能に構成されている。MPU12は、タイマ16に対して信号を送受信可能に構成され、この記憶された間欠周期に基づいてタイマ16に対して休止時間の設定を行う。また、MPU12は、クロック制御SW14に対して信号を送受信可能に、電源制御SW6及びクロック制御SW15に対して信号を送信可能に構成されている。
SIO部13は、間欠周期の設定変更コマンドが入力可能に構成され、休止期間中にかかるコマンドが入力されると、MPU12に対して割り込み信号を発生させてかかるコマンドを送信する。また、MPU12から測位結果が送信されると、かかる結果を外部に出力する。
クロック制御SW14は、MPU12に対するベースクロックの供給のON/OFFを切り換えるスイッチであり、WAKEUP信号が入力可能に構成される。ここで、「WAKEUP信号」とは、測位装置を間欠モードから連続モードへの切り換え指令を示す信号をいう。MPU12からの指示によりクロック制御SW14がONからOFFに切り換わると、MPU12に対するベースクロックの供給が停止する。また、タイマ16の計時による休止時間が経過したとき又はWAKEUP信号の入力があったとき、クロック制御SW14がOFFからONに切り換わり、MPU12に対するベースクロックの供給が開始される。なお、休止期間中にWAKEUP信号が入力されると、タイマの計時時間に関わらず、クロック制御SW14がOFFからONに切り換わり、MPU12に対するベースクロックの供給が開始される。
クロック制御SW15は、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11に対するベースクロックの供給のON/OFFを切り換えるスイッチである。MPU12からの指示によりクロック制御SW15がONからOFFに切り換わると、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11に対するベースクロックの供給が停止する。また、MPU12からの指示によりクロック制御SW15がOFF/ONに切り換わると、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11に対するベースクロックの供給が開始される。
タイマ16は、MPU12からの指示により、測位期間から休止期間に移行した際に休止時間の計時を開始する。なお、休止期間における休止時間はMPU12によって設定される。
次に、本実施形態の間欠動作型GPS受信機1の動作について、図2〜図4を参照しつつ説明する。ここで、図2は、間欠周期が一定である場合におけるGPS受信機のタイミングチャート、図3は、休止期間中にWAKEUP信号が入力された場合におけるGPS受信機のタイミングチャート、図4は、休止期間中に間欠周期の設定変更コマンドが入力された場合におけるGPS受信機のタイミングチャートを示す。
先ず、間欠周期が一定である場合におけるGPS受信機1の動作について、図2を参照しつつ説明する。図2において、ベースクロック発生器4は、常時ベースクロックを発生している。ここで、RF部2が動作していないとき、即ち、タイマ信号、電源制御SW6、クロック制御SW14及びクロック制御SW15がOFFであるときが休止期間となる。また、RF部2が動作しているとき、即ち、タイマ信号、電源制御SW6、クロック制御SW14及びクロック制御SW15がONであるときが測位期間となる。
測位期間から休止期間に移行するとき、MPU12は、次の休止期間における休止時間Tをタイマ16に設定すると共に、このときのキャリア周波数及びコード位相を記憶する。また、電源制御SW6、クロック制御SW14及びクロック制御SW15に対してOFF指示する。MPU12は、これらの処理を実行したのちに自らの動作を停止させる。休止時間Tが設定されたタイマ16は、タイマ信号をONからOFFに反転させて休止時間の計時を開始する。MPU12からOFF指示を受けた電源制御SW6、クロック制御SW14及びクロック制御SW15は、ONからOFFに切り換わる。これにより、RF部2に対する電源の供給が停止されてRF部2の動作が停止すると共に、MPU12、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11に対するベースクロックの供給が停止されてMPU12、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11の動作が停止する。このようにして、GPS受信機1は、測位期間から休止期間に移行する。
休止期間において、タイマ16は、MPU12により設定された休止時間Tを経過するとタイマ信号をOFFからONに反転させる。これに応じてクロック制御SW14がOFFからONに切り換わり、ベースクロックがMPU12に対して供給される。MPU12に対してベースクロックの供給が開始されると、MPU12の動作が開始する。動作を開始したMPU12は、電源制御SW6及びクロック制御SW15に対してON指示し、これらのSW6・15がOFFからONに切り換わる。これにより、RF部2に対する電源の供給が開始されてRF部2の動作が開始すると共に、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11に対するベースクロックの供給も開始されてキャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11の動作が開始する。このようにして、GPS受信機1は、休止期間から測位期間に移行する。
このように、休止期間であってもタイマ16にベースクロックを供給し、設定された休止時間が経過したことに応じてMPU12にベースクロックを供給することによって、MPU12、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11の動作を停止させることができる。このように、必要最小限の電源でGPS受信機1を動作させることで、消費電力を極限に低減させることができる。
休止期間から測位期間に移行したとき、MPU12は休止期間の実績時間t1をタイマ16から読み取る。図2においては、休止期間中にWAKEUP信号の入力又は間欠周期変更コマンドの入力がないので、休止期間の実績時間t1が休止期間の設定時間Tに限りなく近い値となる。MPU12は、休止期間の実績時間t1と、測位期間から休止期間に移行する際に記憶したキャリア周波数及びコード位相とに基づいて、現在(休止期間から測位期間に移行したとき)のキャリア周波数及びコード位相を予測する。そして、予測した現在のキャリア周波数及びコード位相をそれぞれ、キャリア発生器7及びコード発生器8に設定することにより、捕捉・追尾から測位までの一連の処理を開始する。これら一連の処理が完了すると、MPU12は、外部に測位結果を出力すると共に間欠周期に基づいて休止期間における休止時間Tをタイマ16に設定する。そして、現在のキャリア周波数及びコード位相を記憶して測位期間から休止期間に移行する。以降、上記同様の動作を繰り返す。
次に、休止期間中にWAKEUP信号が入力された場合におけるGPS受信機1の動作について、図3を参照しつつ説明する。図3に図示される動作が図2に図示される動作と異なるのは、休止時間Tが経過していなくても休止期間から測位期間に強制的に移行する点、及びWAKEUP信号の入力により休止期間から測位期間に移行したのちは、間欠動作から休止期間のない連続動作に切り換わる点である。
図3において、休止期間中にクロック制御SW14にWAKEUP信号が入力されると、これに応じてクロック制御SW14がOFFからONに切り換わる。これにより、MPU12に対するベースクロックの供給が開始されてMPU12の動作が開始する。動作を開始したMPU12は、タイマ16に対して計時の中止を指示する。そして、図2に図示される動作と同様にRF部2、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11の動作が開始する。このようにして、GPS受信機1は、休止期間から測位期間に移行する。
休止期間から測位期間に移行したとき、MPU12が休止期間の実績時間t2をタイマ16から読み取る。図3においては、休止期間中にWAKEUP信号がクロック制御SW14に入力されて強制的に休止期間から測位期間に移行するので、休止期間の実績時間t2は、休止期間の設定時間Tとは異なる値となる。MPU12は、休止期間の実績時間t2と、測位期間から休止期間に移行する際に記憶したキャリア周波数及びコード位相とに基づいて、現在(休止期間から測位期間に移行したとき)のキャリア周波数及びコード位相を予測する。そして、予測した現在のキャリア周波数及びコード位相をそれぞれ、キャリア発生器7及びコード発生器8に設定することにより、捕捉・追尾から測位までの一連の処理を開始する。これら一連の処理が完了すると、図2に図示される動作と同様に、MPU12は、SIO部13を介して外部に測位結果を出力する。なお、休止期間中にWAKEUP信号が入力されることによって休止期間から測位期間に強制的に移行しとき、GPS受信機1は、その後、間欠動作から休止期間のない連続動作に切り換わる。
次に、休止期間中に周期の設定変更コマンドが入力された場合におけるGPS受信機1の動作について、図4を参照しつつ説明する。図4に図示される動作が図2に図示される動作と異なるのは、休止期間中に周期の設定変更コマンドがSIO部13を介してMPU12に入力されると、設定された休止時間Tが経過していなくても休止期間から測位期間に強制的に移行する点である。また、図3に図示される動作と異なるのは、強制的に休止期間から測位期間に移行したのちに、設定変更された間欠周期に基づいて間欠動作を行う点である。なお、図2及び図3と同様にベースクロック発生器4が常時ベースクロックを発生している。
図4において、休止期間中に周期の変更コマンドがSIO部13に入力されると、SIO部13からMPU12に割り込み信号が送信される。割り込み信号を受信したMPU12は動作を開始し、タイマ16に対してタイマ信号ONを指示することによって、タイマ信号がOFFからONに切り換わる。これにより、図2及び図3と同様にMPU12に対するベースクロックの供給が開始される。MPU12がベースクロックに基づいて動作が開始した以降は、図2及び図3に図示される動作と同様にRF部2、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11の動作が開始する。このようにして、GPS受信機1は、休止期間から測位期間に移行する。
休止期間から測位期間に移行したとき、図3に図示される動作と同様に、MPU12が休止期間の実績時間t3をタイマ16から読み取る。ここで、図3と同様に、休止期間の実績時間t3は、休止期間の設定時間Tと異なる。また、MPU12が、休止期間の実績時間t3と、測位期間から休止期間に移行する際に記憶したキャリア周波数及びコード位相とに基づいて、現在(休止期間から測位期間に移行したとき)のキャリア周波数及びコード位相を予測する点についても図3と同様である。そして、予測した現在のキャリア周波数及びコード位相をそれぞれ、キャリア発生器7及びコード発生器8に設定することにより、捕捉・追尾から測位までの一連の処理を開始する。これら一連の処理が完了すると、図2及び図3に図示される動作と同様に、MPU12は、SIO部13を介して外部に測位結果を出力する。なお、SIO部13を介してMPU12に間欠周期の設定変更コマンドが入力されると、GPS受信機1は、その後、設定変更された間欠周期に基づいて間欠動作を行う。
次に、本実施形態の間欠動作型GPS受信機1のMPU12、とくに予測に関連する部分の機能構成について図5を参照しつつ説明する。ここで、図5は、MPU12の予測に関連する機能ブロック図である。
図5において、MPU12は、信号処理部17と、測位演算部18と、予測処理部19とを有する。これらは、いずれもソフトウェアによって処理を行う。
信号処理部17は、積算回路11からの相関データを読み取ることにより、受信した衛星信号がいずれの衛星からの信号であるかを特定すると共に、航法メッセージデータを抽出する。
測位演算部18は、航法メッセージデータからアルマナック及びエフェメリスを抽出し、擬似距離を求めた時刻とアルマナック及びエフェメリスとから各衛星の位置情報を求め、これらの各衛星の位置情報と擬似距離とからGPS受信機1の位置及び速度を算出する。
予測処理部19は、次の測位期間が始まる際にキャリア発生器7及びコード発生器8が発生させるべき初期状態を予測する。即ち、休止期間の実績時間t1〜t3と、測位期間から休止期間に移行する際に記憶したキャリア周波数及びコード位相とに基づいて、現在(休止期間から測位期間に移行したとき)のキャリア周波数及びコード位相を予測する。そして、この予測結果に基づいて、発生させるべきキャリアの周波数及びコードの位相をそれぞれキャリア発生器7及びコード発生器8に送信する。
以上のように、本実施形態では、測位期間と休止期間とを繰り返し、休止期間中における休止時間を計時する。そして、この休止時間の実績に基づいて、休止期間から測位期間に移行する際に発生させるべきキャリアの周波数及びコードの位相を予測する。従って、休止期間が設定された休止時間が経過する前に休止期間から測位期間に移行した場合であっても、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相との同期を早期に確立することができる。なお、本実施形態では、休止期間中においてクロック制御SW14にWAKEUP信号が入力されたとき、又はSIO部13を介して休止時間設定変更のコマンドがMPU12に入力されたときは、設定された休止時間が経過していなくても、休止期間から測位期間に移行する。ただし、休止期間から測位期間への移行は、WAKEUP信号又は休止期間の設定変更コマンドに限られず、他の信号が入力されたことによって、休止期間から測位期間に移行するようにしてもよい。
また、本実施形態では、クロック制御SW14にWAKEUP信号が入力されると、間欠モードから連続モードに切り換えられ、設定された休止時間の経過前であっても休止期間から測位期間に移行する。そして、休止時間の実績に基づいてキャリア及びコードを発生させるので、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相と発生させるキャリア及びコードとの同期を早期に確立することができる。
また、本実施形態では、SIO部13を介して休止時間設定変更のコマンドがMPU12に入力されると、次の休止期間は、設定変更された休止時間が経過したときに休止期間から測位期間に移行する。ただし、クロック制御SW14にWAKEUP信号が入力されたとき、又はSIO部13を介して休止時間設定変更のコマンドがMPU12に入力されたときは、設定変更後の休止時間が経過したかどうかに関わらず、休止期間から測位期間に移行する。
また、本実施形態では、RF部2及びディジタル部3に対して電源を供給する電源5と、前記ディジタル部3からの要求に応じてRF部2に対して給電状態及び停電状態を切り換える電源制御SW6とを備えている。そして、ディジタル部3が、設定された休止時間が経過したことに応じて電源制御SW6を停電状態から前記給電状態に切り換えている。従って、休止期間中はRF部2に対して停電状態とすることができる。その結果、電源消費電力の低減を図りつつ、休止時間が一定でなくても休止期間から測位期間への移行時に、受信した衛星信号のスペクトル拡散位相と発生させるキャリア及びコードとの同期を早期に確立することができる。
また、本実施形態では、ディジタル部3が、キャリア発生器7、コード発生器8及び積算回路11の他、測位演算を実施するMPU12及びタイマ16を有している。また、測位期間及び休止期間のいずれにおいてもベースクロックを発生させるベースクロック発生器4を備えている。ベースクロック発生器4で発生したベースクロックは、キャリア発生器7、コード発生器8、積算回路11及びMPU12に対してクロック切り換えSW15によって、ベースクロックの供給と停止とが切り換えられる。一方、タイマ16に対しては、常時ベースクロックが供給されている。従って、休止期間中であっても、休止期間から測位期間に移行するときに、キャリア発生器7、コード発生器8、積算回路11及びMPU12に対してベースクロックの供給を開始することができる。その結果、休止期間中において、キャリア発生器7、コード発生器8、積算回路11及びMPU12に対して測位演算部の動作を停止させることができるので、さらなる消費電力の低減を図ることが可能となる。
尚、本発明は、上記の好ましい実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が可能である。
間欠動作型GPS受信機のブロック図である。 間欠周期が一定である場合におけるGPS受信機のタイミングチャートである。 休止期間中にWAKEUP信号が入力された場合におけるGPS受信機のタイミングチャートである。 休止期間中に間欠周期の設定変更コマンドが入力された場合におけるGPS受信機のタイミングチャートを示す。 MPUの予測に関連する機能ブロック図である。
符号の説明
1 GPS受信機
2 RF部(周波数変換部)
3 ディジタル部(制御部)
4 ベースクロック発生器
5 電源
6 電源制御SW
7 キャリア発生器
8 コード発生器
9,10ミキサ
11 積算回路
12 MPU
13 SIO部
14,15 クロック制御SW
16 タイマ
17 信号処理部
18 測位演算部
19 予測処理部

Claims (7)

  1. 移動体に搭載され、前記移動体の位置又はそれに関する情報の測位演算を実行する測位期間及び前記測位演算を実行しない休止期間を有する測位装置であって、
    測位衛星からスペクトラム拡散変調された衛星信号を受信し、前記受信した衛星信号の周波数をより低い周波数の衛星信号に変換処理する周波数変換部と、
    キャリア及びコードを発生し、前記周波数変換された衛星信号と前記キャリア及びコードとの相関を求め、求めた相関に応じて前記キャリアの周波数及びコードの位相を制御することによって航法データを復調し、前記復調された航法データに基づいて測位演算を実行すると共に、少なくとも前記休止期間の実績を計時する制御部と、を備え、
    休止期間から測位期間に移行するとき、前記制御部が、前記休止期間の実績に基づいて前記測位期間移行時に発生させるべきキャリアの周波数及びコードの位相を予測し、前記予測結果に基づいたキャリア及びコードを発生させることを特徴とする測位装置。
  2. 前記制御部が、休止期間における休止時間の設定が可能に構成され、休止期間において前記休止時間が経過したときに測位期間に移行するように制御し、
    前記休止期間において前記制御部に所定の信号が入力されたとき、前記設定された休止時間が経過したか否かに関わらず、前記制御部が前記休止期間から前記測位期間に移行させることを特徴とする請求項1に記載の測位装置。
  3. 前記所定の信号が休止期間から測位期間に移行させるための信号であって、
    前記制御部が、前記所定の信号が入力されたことによって前記測位期間に移行させると共に、前記測位期間に移行したのちはさらに休止期間に移行しないように制御することを特徴とする請求項2に記載の測位装置。
  4. 前記所定の信号が休止期間における休止時間の設定を変更するための信号であって、
    前記所定の信号が入力されたことによって前記測位期間に移行したのちの次の休止期間において、前記制御部が、前記設定変更後の休止時間が経過したときに測位期間に移行するように制御すると共に、
    前記次の休止期間において前記制御部に所定の信号が入力されたとき、前記設定変更後の休止時間が経過したか否かに関わらず、前記制御部が前記休止期間から前記測位期間に移行させることを特徴とする請求項2に記載の測位装置。
  5. 前記周波数変換部及び前記制御部に対して電源を供給する電源部と、
    前記周波数変換部に対して給電状態と停電状態とを切り換える電源切り換え手段と、をさらに備え、
    前記制御部が、前記設定された休止時間が経過したことに応じて前記電源切り換え手段を前記停電状態から前記給電状態に切り換えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の測位装置。
  6. 前記制御部が測位演算部及び計時手段を有すると共に、
    測位期間及び休止期間のいずれにおいてもベースクロックを発生させ、発生させたベースクロックを前記測位演算部及び前記計時手段に供給するベースクロック発生手段と、
    前記測位演算部に対してベースクロックの供給と停止とを切り換えるクロック切り換え手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の測位装置。
  7. 測位衛星から受信したスペクトラム拡散変調された衛星信号の周波数をより低い周波数の衛星信号に変換処理し、キャリア及びコードを発生させて、前記周波数変換された衛星信号と前記キャリア及びコードとの相関を求め、求めた相関に応じて前記キャリアの周波数及びコードの位相を制御することによって航法データを復調し、前記復調された航法データに基づいて測位演算を実行する測位期間と、
    前記測位演算を実行しない休止期間と、を有し、
    休止期間から測位期間に移行するとき、前記休止期間における実績の時間に基づいて前記測位期間移行時に発生させるべきキャリアの周波数及びコードの位相を予測し、前記予測結果に基づいてキャリア及びコードを発生させることを特徴とする測位方法。
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JP2014067080A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Onkyo Corp 低消費電力装置

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