JP2011017631A - Sps受信装置およびその省電力制御方法 - Google Patents

Sps受信装置およびその省電力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】SPS信号を受信できない環境において実行される測位時に、電流消費量を低減させることで、長時間動作が可能なSPS受信装置を提供する。
【解決手段】SPS信号を受信し測位を行うSPS受信装置であって、SPS信号の受信状況に関する衛星取得情報を生成するSPS受信部2と、SPS受信部2により生成された衛星取得情報に基づいて、SPS受信部2を省電力で動作させるか否かを判定する省電力制御判定部32と、省電力制御判定部32により省電力で動作させると判定された場合、SPS信号に基づくSPS受信装置の測位時に、SPS受信部2の動作電流を低減させる設定を行う制御設定部33と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、衛星からの信号を受信して測位を行うSPS受信装置およびその省電力制御方法に関する。
SPS(Satellite Positioning System)受信装置は、GPS(Global Positioning System)衛星などから送信される測位データを含む電波を受信して現在位置を検出する装置であり、車両の位置を報知するカーナビゲーション装置や位置検出機能を備える携帯電話等に用いられている。衛星から送信される測位データを含む信号を、本明細書ではSPS信号と称する。
SPS信号の受信には比較的大きな電流消費を伴うため、バッテリーで動作するSPS受信装置を長時間駆動させるには電流の消費を抑制する必要がある。そのため、これまで測位を間欠的に行うSPS受信装置が提案されてきた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
ここで、測位を間欠的に行う従来のSPS受信装置について説明する。
図4は、従来のSPS受信装置の概略構成を示すブロック図である。SPS受信装置11は、主に、SPSアンテナ部1、SPS受信部2、制御部3、タイマ部4、などで構成される。SPSアンテナ部1は、電波信号であるSPS信号を電気信号に変換する。SPS受信部2は、SPSアンテナ部1で受信したSPS信号を測位演算が行える情報に変換する。制御部3は、SPS受信部2で変換された情報に基づいて測位演算を実行し、位置を検出する。また、制御部3は、SPS受信部2の電源のON/OFFも制御する。
タイマ部4は、間欠的な測位を実行するためのタイマである。タイマ部4から出力されるコントロール信号のON/OFFにより、制御部3がSPS受信部2を周期的にON/OFFする。制御部3の制御によりSPS受信部2の受信動作が間欠的に実行されるので、連続して測位を行う場合と比較して電流消費を抑制し、装置のバッテリー駆動時間を長くすることができる。
特開平4−370778号公報 第2頁〜第3頁 図1 特開平10−38993号公報 第2頁〜第3頁 図1
しかしながら、ビル内等の屋内や地下などにSPS受信装置がある場合、SPS信号が遮断されるため測位を試みても測位を行うことはできないことがあった。上記従来のSPS受信装置は、このようなSPS信号を受信できない環境にあっても一律に測位を試みるため、不要に電力を消費してしまうことがあった。
そこで本発明は上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、SPS信号を受信不可能もしくは困難な環境下で実行される測位時に、電流消費量を低減させることで、長時間動作が可能なSPS受信装置およびその省電力制御方法を提供することを目的とする。
本発明のSPS受信装置は、SPS信号を受信し測位を行うSPS受信装置であって、前記SPS信号の受信状況に関する受信状況情報を生成する受信処理部と、前記受信処理部により生成された受信状況情報に基づいて、前記受信処理部を省電力で動作させるか否かを判定する省電力制御判定部と、前記省電力制御判定部により省電力で動作させると判定された場合、前記SPS信号に基づく当該SPS受信装置の測位時に、前記受信処理部の動作電流を低減させる動作制御部と、を備える。
上記構成によれば、SPS信号の受信が不可能もしくは困難な環境下での測位時に、不要な電流消費を低減して装置の駆動時間を長くすることができる。
また、本発明のSPS受信装置は、前記省電力制御判定部が、前記SPS信号が受信された衛星の数が所定値未満である場合、前記受信処理部を省電力で動作させると判定する。
上記構成によれば、SPS受信装置がSPS信号の受信が不可能もしくは困難な環境下にあることを適切に判定し、受信処理部を省電力モードで動作させるため、不要な電流消費を低減させて装置の駆動時間を長くすることができる。
また、本発明のSPS受信装置は、前記省電力制御判定部が、前記SPS信号の品質が所定基準を満たす衛星の数が所定値未満である場合、前記受信処理部を省電力で動作させると判定する。
上記構成によれば、SPS受信装置がSPS信号の受信が不可能もしくは困難な環境下にあることを適切に判定し、受信処理部を省電力モードで動作させるため、不要な電流消費を低減して装置の駆動時間を長くすることができる。
また、本発明のSPS受信装置は、前記受信処理部が、前記SPS信号を復調する復調部を複数備え、前記動作制御部が、前記省電力制御判定部により前記受信処理部を省電力で動作させると判定された場合、動作させる前記復調部の数を低減させる。
上記構成によれば、例えばSPS信号の受信が不可能もしくは困難であった衛星に対応する復調部を停止することにより、更に効率的で電流消費を抑制した測位を実行することができる。
また、本発明のSPS受信装置は、当該SPS受信装置の測位を間欠的に行う。
上記構成によれば、消費電力の抑制が可能な間欠測位において、更に効率的に不要な電流消費を低減し、装置の駆動時間を長くすることができる。
また、本発明の省電力制御方法は、SPS信号を受信するステップと、前記SPS信号の受信状況に関する受信状況情報を生成するステップと、生成された前記受信状況情報に基づいて、前記受信状況情報を生成する受信処理部を省電力で動作させるか否かを判定するステップと、前記受信処理部を省電力で動作させると判定された場合、前記SPS信号に基づくSPS受信装置の測位時に、前記受信処理部の動作電流を低減させるステップと、を有する。
上記方法によれば、SPS信号の受信が不可能もしくは困難な環境下での測位時に、不要な電流消費を低減して装置の駆動時間を長くすることができる。
本発明によれば、SPS信号を受信不可能もしくは困難な環境下で実行される測位時に、電流消費量を低減させることで、長時間動作が可能である。
本発明の実施形態におけるSPS受信装置の概略構成の一例を示すブロック図 本発明の実施形態における省電力制御判定部の判定動作手順の一例を示すフローチャートである。 測位時におけるSPS受信部の電流消費の違いの一例を説明するための模式図 従来のSPS受信装置の概略構成を示すブロック図
以下、本発明の実施形態におけるSPS受信装置について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるSPS受信装置の概略構成の一例を示すブロック図である。SPS受信装置10は、SPSアンテナ部1、SPS受信部2、制御部3、タイマ部4、を有して構成される。SPSアンテナ部1は、SPS衛星(以下、単に衛星ともいう)から送信されるSPS信号を受信する。
SPS受信部2は、受信した信号をダウンコンバート(降圧)後に復調し、SPS信号に基づいてSPS受信装置の測位を行うためのSPS測位演算を行うためのSPS衛星取得情報を生成する。SPS衛星取得情報は、具体的には、測位の際にSPS信号の取得が可能であった衛星の数(以下、受信SPS衛星数ともいう)、衛星とSPS受信装置の間の擬似距離を示す位相情報、衛星周波数情報、SPS信号の品質(以下、SPS信号品質ともいう)に係る情報などを含む。なお、SPS信号品質としては、例えば信号レベルやSNR(Signal Noise Ratio)が考えられる。SPS衛星取得情報はSPS信号の受信状況に関する受信状況情報の一例であり、SPS受信部2は受信処理部の一例である。
制御部3は、SPS受信部2から出力されたSPS衛星取得情報に基づいてSPS測位演算を行うとともに、SPS受信部2の動作に係る設定を行う。タイマ部4は、時刻周期をもつタイマであり、測位を間欠的に行うためのトリガとなる。制御設定部33は、このタイマ情報に基づいてSPS受信部2のON/OFFを設定する。なお、SPS受信装置の測位を間欠的に行うことは一例であり、間欠的でなくてもよい。
SPS受信部2は、ダウンコンバート部21、復調部22、衛星取得情報生成部23、受信制御部24、を有する。ダウンコンバート部21は、SPS信号をダウンコンバートする。復調部22は、ダウンコンバートされた信号を復調する。復調部22は、存在する衛星の数に対応してn個(22〜22)設けられている。衛星取得情報生成部23は、n個の復調部22の出力からの信号に基づいて、各々のSPS衛星取得情報を生成し、出力する。受信制御部24は、制御部3からの制御信号を受けて、復調部22や衛星取得情報生成部23など、SPS受信部2の受信動作を制御する。
また、制御部3は、測位演算部31、省電力制御判定部32、制御設定部33、を有する。測位演算部31は、SPS衛星取得情報からSPS測位演算を行い、SPS受信装置の位置情報を生成する。
省電力制御判定部32は、SPS受信部2を省電力で動作させるか否かを所定の判定基準に基づいて判定する。省電力制御判定部32は、後述する判定方法でSPS受信装置の位置を判定し、受信不可能もしくは困難な位置にあると判定した場合には、省電力制御信号を出力してSPS受信部2を省電力モードで動作させる。SPS受信装置が受信可能な位置にあるか否かは、例えば、上述のSPS衛星取得情報のうち、受信SPS衛星数やSPS信号品質が所定レベル以上であった衛星の数などに基づいて判定することができる。具体的な判定方法については後述する。これにより、SPS受信装置10がSPS信号を受信不可能もしくは困難な環境下にある場合、SPS受信部2を省電力で動作させ、電流消費量を抑制することができる。
制御設定部33は、省電力制御判定部32がSPS受信部2を省電力で動作させると判定した場合に、間欠的に実行する測位の少なくとも一部において、SPS受信部2の動作電流を低減させる設定を行う。制御設定部33は、測位演算部31が出力するSPS測位演算の経過状態および省電力制御判定部32が出力する省電力制御信号に基づいてSPS受信部2の制御設定を行い、制御信号を出力する。従って、制御設定部33により省電力で動作するよう設定された場合、SPS受信部2は所定値よりも電流が小さい低電流で動作する。
なお、本実施形態では、特に明示しない限り、SPS信号の受信が不可能であるとは、SPS信号の受信が困難であることを含む。
次に、上記構成のSPS受信装置の具体的な動作について説明する。
はじめに、SPS受信装置では、間欠的な測位において、SPSアンテナ部1により受信されたSPS信号が、SPS受信部2のダウンコンバート部21によりIF(Intermediate Frequency)信号に周波数変換される。IF信号に変換されたSPS信号は、n個の復調部22によって元の信号がデコードされる。SPS信号はCDMA(Code Division Multiple Access)方式を用いて送信されているため、復調部22は、各衛星からの信号の有するCDMAコードにより逆拡散することで信号をデコードできる。また、復調部22が逆拡散を行う際のCDMAコードの位相条件の情報に基づいて、衛星取得情報生成部23は、衛星とSPS受信装置間の伝搬遅延に基づく擬似距離も導出する。
複数の復調部(22〜22)は、複数の衛星からのSPS信号を同時に受信するとともに、同一衛星のSPS信号についても複数の復調部22を設け、逆拡散時の位相や周波数をシフトしたものを並列に設けて位相/周波数での相関が高い条件を見出して逆拡散(コリレート)を行う。
次に、衛星取得情報生成部23は、n個の復調部22が逆拡散した信号をデコードして得られるデータ(GPS信号の場合、アルマナック、エフェメリス、時刻情報等)や逆拡散時の位相/周波数条件から得られる各衛星とSPS受信装置との間の擬似距離の検出結果を、SPS衛星取得情報として制御部3へ出力する。
制御部3の測位演算部31は、SPS衛星取得情報に基づいて、SPS測位演算を行う。SPS測位演算の演算結果としての測位位置情報は、測位演算部31から外部へ出力され、測位位置情報の報知や画像の表示などに供される。また、測位演算部31は、演算結果の出力と同時に、受信SPS衛星数やSPS信号品質に係る情報を省電力制御判定部32へ出力する。省電力制御判定部32は、受信SPS衛星数やSPS信号品質を判定基準と比較し、SPS受信部2を省電力で動作させるか否かを判定する。
ここで、省電力制御判定部32の判定動作について具体的に説明する。
図2は、省電力制御判定部32が行う判定動作手順の一例を示すフローチャートである。
図2(a)は、受信SPS衛星数に基づいて省電力制御判定を行う場合のフローチャートである。はじめに、省電力制御判定部32は、測位演算部31を介して取得したSPS衛星取得情報のうち、受信SPS衛星数に係る情報を参照し、測位開始後所定期間(例えば数秒間)の受信SPS衛星数が所定数未満であるか否かを判定する(ステップS101)。所定数未満である場合、省電力制御判定部32は、SPS受信部2の動作が省電力になるように制御設定部33へ省電力制御信号を出力する(ステップS102)。一方、所定数以上である場合、省電力制御判定部32は、SPS受信部2の動作を通常のままとする(ステップS103)。つまり、省電力とならないようにする。以上の手順では、受信SPS衛星数が所定数より少ない場合、SPS受信装置がビル内や地下など(SPS信号を受信不可能な環境)にあると判断し、SPS受信部2の動作を省電力モードに設定(つまりSPS受信部2の動作電流を低減させるよう設定)する。
図2(b)は、SPS信号品質に基づいて省電力制御判定を行う場合のフローチャートである。はじめに、省電力制御判定部32は、測位演算部31を介して取得した衛星取得情報のうち、SPS信号品質に係る情報を参照し、所定基準以上(例えば所定の信号レベル以上)であるSPS信号品質の衛星の数が所定数未満であるか否かを判定する(ステップS201)。所定数未満である場合、省電力制御判定部32は、SPS受信部2の動作が省電力になるように制御設定部33へ省電力制御信号を出力する(ステップS202)。一方、所定数以上である場合、省電力制御判定部32は、SPS受信部2の動作を通常のままとする(ステップS203)。つまり、省電力とならないようにする。以上の手順では、所定基準以上であるSOS信号品質の衛星の数が少ない場合、SPS受信装置がビル内や地下など(SPS信号を受信不可能な環境)にあると判断し、SPS受信部2の動作を省電力モードに設定する。
次に、SPS受信装置の具体的な動作についての説明に戻る。
制御設定部33は、測位演算部31の測位演算の経過状況に応じて、また、SPS受信装置の測位動作の開始、終了の設定やSPS信号を受信する衛星の設定情報に基づいて、SPS受信部2を制御する制御信号を出力する。
一方、SPS受信部2の受信制御部24は、制御部3の制御設定部33からの制御信号を受けて、各々の復調部22が動作するパラメータ(周波数、位相、PRN(pseudo-random number 疑似ランダム信号をデコードするための符号)コード)を設定し、復調部22を動作させる。また、受信制御部24は、制御設定部33からの制御信号に基づいて、ダウンコンバート部21、復調部22、衛星取得情報生成部23などを制御し、SPS受信部2のON/OFFの制御を行う。
タイマ部4がカウントするタイマ周期で制御設定部33がSPS受信部2のON/OFFの制御を行う場合には、上述した一連の測位は間欠的に実行される。より詳細には、タイマ部4のタイマをトリガ情報として、制御部3は、測位演算部31による測位が完了するまで、又は一定時間が経過するまで、SPS受信部2をONにする。そして、その後測位演算部31による測位が完了したときにはSPS受信部2をOFFにする、というON/OFFの制御を繰り返す。
図3は、本実施形態のSPS受信装置と従来のSPS受信装置との、測位時のSPS受信部2の電流消費の違いを説明するための模式図である。図3では、従来のSPS受信装置(a)と本実施形態のSPS受信装置(b)について、測位の際の時間経過に対する消費電流の変化を示している。
測位は所定期間Tint毎に間欠的に実行されており、測位開始後タイムアウト時間(To)まで測位動作を行い、タイムアウト前に測位が完了した場合には、Toを待たずに測位動作が完了する。図の例では、(a)、(b)いずれも最初の2回(左側からの2つの斜線部分)は測位可能な環境下での動作、次の2回(右側2つの斜線部分)はSPS信号が受信できず、測位不可能な環境下での動作を表している。最初の2回(図3左側の2回)では、(a)、(b)ともにToを待たずに測位動作を完了している。一方、測位不可能な環境下である図3右側の2回では、従来のSPS受信装置(a)は、測位可能な環境下の場合と同様の電流消費をToまで継続するのに対し、本実施形態のSPS受信装置(b)は、所定期間(例えばタイムアウトToよりも短い数秒間)においては従来と同様の電流消費であるが、当該所定期間経過時点、即ち、測位不可能と判断された時点で省電力モードへ移行して電流消費量が低減されている。従って、Toまでの残り時間の電流消費量を削減できる。
また、測位の際にSPS信号の受信が不可能と判断された場合、制御設定部33は、SPS受信部2を省電力モードに設定する際、SPS受信部2内の複数の復調部221のうち、動作させる復調部22の数(動作チャネル数)を減じるように設定してもよい。例えば、SPS信号の受信が不可能であった衛星に対応する復調部22を停止し、受信が可能であった衛星に対応する復調部22のみを動作させ、SPS受信部2で動作する復調部22の数を減らす設定が可能である。これにより、更に効率的で電流消費を抑制した測位を実行することができる。
尚、本実施形態では、受信SPS衛星数や所定基準以上のSPS信号品質の衛星の数を、SPS受信部2を省電力で動作させるか否かの判定パラメータとして用いたが、これに限定されるものではなく、SPS受信装置がSPS信号を受信できない環境にあることを判定できるパラメータであって、SPS信号から取得可能なものであればどのようなものを用いてもかまわない。また、それらのパラメータを組み合わせて判定を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、受信SPS衛星数や所定基準以上のSPS信号品質の衛星の数が所定数未満の場合に、SPS受信部2を一律の省電力モードで動作させるという判定例について説明したが、これに限定されるものではなく、上記衛星の数に応じて段階的に電流量を低減させ、多段階の省電力モードで動作させてもよい。
以上のように、本実施形態におけるSPS受信装置によれば、SPS信号を受信できない環境において実行される測位時に、不要な電流消費を抑え、装置のバッテリー駆動時間を長くすることができる。
本発明は、SPS信号を受信できない環境において実行される測位時に、電流消費量を低減させることで、長時間動作が可能なSPS受信装置等に有用である。
1 SPSアンテナ部
2 SPS受信部
3 制御部
4 タイマ部
21 ダウンコンバート部
22〜22 復調部
23 衛星取得情報生成部
24 受信制御部
31 測位演算部
32 省電力制御判定部
33 制御設定部

Claims (6)

  1. SPS信号を受信し測位を行うSPS受信装置であって、
    前記SPS信号の受信状況に関する受信状況情報を生成する受信処理部と、
    前記受信処理部により生成された受信状況情報に基づいて、前記受信処理部を省電力で動作させるか否かを判定する省電力制御判定部と、
    前記省電力制御判定部により省電力で動作させると判定された場合、前記SPS信号に基づく当該SPS受信装置の測位時に、前記受信処理部の動作電流を低減させる動作制御部と、
    を備えるSPS受信装置。
  2. 請求項1に記載のSPS受信装置であって、
    前記省電力制御判定部は、前記SPS信号が受信された衛星の数が所定値未満である場合、前記受信処理部を省電力で動作させると判定するSPS受信装置。
  3. 請求項1に記載のSPS受信装置であって、
    前記省電力制御判定部は、前記SPS信号の品質が所定基準を満たす衛星の数が所定値未満である場合、前記受信処理部を省電力で動作させると判定するSPS受信装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のSPS受信装置であって、
    前記受信処理部は、前記SPS信号を復調する復調部を複数備え、
    前記動作制御部は、前記省電力制御判定部により前記受信処理部を省電力で動作させると判定された場合、動作させる前記復調部の数を低減させるSPS受信装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のSPS受信装置であって、
    当該SPS受信装置の測位を間欠的に行うSPS受信装置。
  6. SPS信号を受信するステップと、
    前記SPS信号の受信状況に関する受信状況情報を生成するステップと、
    生成された前記受信状況情報に基づいて、前記受信状況情報を生成する受信処理部を省電力で動作させるか否かを判定するステップと、
    前記受信処理部を省電力で動作させると判定された場合、前記SPS信号に基づくSPS受信装置の測位時に、前記受信処理部の動作電流を低減させるステップと、
    を有する省電力制御方法。
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