JP2005351198A - 二次空気供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内燃機関の二次空気供給装置においてエアポンプ下流の弁が閉じなくなった場合に排気ガスが逆流しないようにすること。
【解決手段】 エアポンプ(20)をOFFにし、制御弁(21)に閉指令が出されているときに圧力センサ(31)の検出した信号が脈動している場合は排気ガスが制御弁と逆止弁(22)がともに開故障(閉じない)であり、これはエアポンプにOFF指令、制御弁に閉指令が送られる二次空気供給停止時に排気ガスが逆流し得る状態である。その場合には制御弁に連続開閉指令(例えば、2秒ON+2秒OFFを3回)を送る。それでも排気ガスが逆流し得る状態が続いた場合は排気ガスの圧力がエアポンプの吐出圧よりも低くなるように電子スロットル弁(3a)を制御してエンジン(1)の負荷を低下させる。エアポンプが故障の場合はアイドルまたはアイドル近傍の極低負荷まで負荷を低下させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排気管に二次空気を供給する二次空気供給装置に関する。
内燃機関、特に車両用の内燃機関において排気ガスの浄化のためにエアポンプと制御弁を備える二次空気供給管によって排気管に二次空気を供給する二次空気供給装置が公知である。二次空気の供給は排気エミッションに影響を与えるために最適な二次空気を精度よく供給することが必要である。しかし、二次空気供給装置が故障すると最適な二次空気を精度よく供給することができなくなる。
そこで、特許文献1の装置では圧力センサをエアポンプと制御弁の間に配置し、排気脈動による変化を用いてエアポンプ、および、制御弁の故障が検出できるようにされている。ところが、上記特許文献1の装置では故障の検出はできるが、それに対する処置が示されていない。
したがって、制御弁が開故障(完全に閉じない)した場合についても、それに対する処置は示されておらず、エアポンプOFF、制御弁閉とされる二次空気供給停止時に排気ガスが制御弁より上流側まで逆流し、その結果、制御弁より上流側の二次空気供給管に樹脂系の部品が使用されている場合にはこれらが腐食され、また、エアポンプまで逆流した場合には、その構成部品が腐食されるおそれがある。
特開2003−83048号公報
本発明は、上記問題に鑑み、内燃機関の排気管にエアポンプにより二次空気供給管を介して二次空気を供給する二次空気供給装置においてエアポンプの下流に配置される弁が閉じなくなった場合に排気ガスが逆流しないようにすることを目的とする。
請求項1の発明によれば、内燃機関の排気管にエアポンプにより二次空気供給管を介して二次空気を供給する二次空気供給装置であって、
二次空気供給管のエアポンプの下流に配設され、制御弁開閉指令手段からの開指令信号と閉指令信号により、二次空気供給管の空気流路の開、閉をおこなう制御弁と、あるいは、さらに、制御弁の下流に設けられ排気管からエアポンプへの排気ガスの流れを阻止するための人為的制御不能な逆止弁、を有するものにおいて、
制御弁に閉指令信号を与えるにも係らず制御弁が閉じない開故障状態であるか、否か、を判定する制御弁開故障状態判定手段と、を具備し、
制御弁開故障状態判定手段により制御弁が開故障状態であると判定された場合には、エアポンプを作動させた状態で、制御弁開閉指令手段が、連続する開指令信号と閉指令信号を、少なくとも1回、制御弁に送る、連続開閉指令を実行する、二次空気供給装置が提供される。
このように構成される二次空気供給装置では、制御弁が開故障状態であると判定された場合には、エアポンプを作動させた状態で、制御弁開閉指令手段が、連続する開指令信号と閉指令信号を、少なくとも1回、制御弁に送られる。その結果、制御弁に異物が挟まって制御弁が開故障状態となっていた場合に、異物が外れて開故障状態が解除されることが期待できる。
請求項2の発明の二次空気供給装置では、請求項1の発明において、制御弁開閉指令手段が連続開閉指令を実行した後に、制御弁開故障状態判定手段により制御弁が開故障状態であるか、否か、が再判定される。
このように構成される二次空気供給装置では、連続開閉指令の実行により制御弁の開故障状態が解除されたかどうかを確認することができる。
請求項3の発明の二次空気供給装置では、請求項2の発明において、制御弁開閉指令手段が連続開閉指令を実行した後の、制御弁開故障状態判定手段による制御弁の開故障状態の再判定により、制御弁が開故障状態であると判定された場合に、排気ガスの圧力がエアポンプの吐出圧力よりも低くなるように内燃機関の負荷が調整される。
このように構成される二次空気供給装置では、連続開閉指令を実行しても制御弁の開故障状態が解除されない場合に、排気ガスの圧力がエアポンプの吐出圧力よりも低くされてエアポンプに排気ガスが逆流することが防止される。
請求項4の発明の二次空気供給装置では、請求項1の発明において、エアポンプが故障して作動しないか、否か、を判定するエアポンプ故障判定手段を具備し、制御弁開故障状態判定手段により制御弁が開故障状態であると判定され、さらに、エアポンプ故障判定手段によってエアポンプが故障していると判定された場合には、内燃機関の負荷をアイドル、または、アイドル近傍の極低負荷になるように調整される。
このように構成される二次空気供給装置では、制御弁が開故障しており、さらに、エアポンプが故障している場合には、内燃機関の負荷がアイドル、または、アイドル近傍の極低負荷に低下せしめられて、排気ガスのエアポンプまで逆流することが防止される。
請求項5の発明の二次空気供給装置では、請求項1の発明において、内燃機関が空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御装置を有しており、
内燃機関の前記負荷の調整を実行する間は、空燃比フィードバック制御装置による空燃比のフィードバック制御を停止する、ようにされている。
請求項6の発明の二次空気供給装置では、請求項1の発明において、制御弁開閉指令手段が、複数回の連続開閉指令を実行する、ようにされている。
このように構成される二次空気供給装置では、複数回の連続開閉指令が実行されるので、制御弁に異物が挟まっていた場合には、これが外れる可能性が高くなる。
各請求項に記載の発明によれば、開故障状態と判定された場合に、エアポンプを作動させた状態で制御弁に連続する開指令信号と閉指令信号が送られる。その結果、異物が外れて開故障状態が解除され、制御弁の上流へ排気ガスが逆流してエアポンプ等の制御弁の上流側にある二次空気供給装置の構成部品の腐食が防止されることが期待できる。
特に請求項2の発明のようにすれば、エアポンプを作動させた状態で制御弁に連続する開指令信号と閉指令信号を送ったことで開故障状態が解除されたかどうかを確認することができる。
特に請求項3の発明のようにすれば、エアポンプを作動させた状態で制御弁に連続する開指令信号と閉指令信号を送って開故障状態が解除されない場合には、排気ガスの圧力がエアポンプの吐出圧力よりも低くなるように内燃機関の負荷が調整されるので、制御弁の上流へ排気ガスが逆流し、エアポンプ等の制御弁の上流側にある二次空気供給装置の構成部品の腐食が防止されることが期待できる。
特に請求項4の発明のようにすれば、制御弁が開故障で、かつ、エアポンプが故障している場合に、排気ガスの圧力がエアポンプの吐出圧力よりも低くなるように内燃機関の負荷がアイドルまたはアイドル近傍の極低負荷に調整されるので、制御弁の上流へ排気ガスが逆流し、エアポンプ等の制御弁の上流側にある二次空気供給装置の構成部品の腐食が防止される。
特に請求項6の発明のようにすれば、複数回の連続開閉指令が実行されるので、制御弁に異物が挟まっていた場合に、異物が外れる可能性が高い。
以下、添付の図面を参照して本発明の各実施の形態を説明する。
初めに、図1を参照して、各実施の形態に共通のハード構成について説明する。1は車両用の機関を示し、機関1は2つのバンクを有するV型機関である。機関1には吸気管3が取付けられ、吸気管3の入口にはエアクリーナ2が配設され、エアクリーナ2の下流側には電子スロットル弁3aが配設されている。
アクセルペダルセンサ32の検出したアクセルペダル踏込み量がECU(電子制御ユニット)30に送られ、ECU30から電子スロットル弁3aにアクセルペダル踏込み量に基いた弁開度信号が電子スロットル弁3aに送られる。しかし、ECU30はアクセルペダル踏込み量と関係なく電子スロットル弁3aの弁開度を制御することもできる。
機関1の左バンク、右バンクの各気筒のそれぞれが排気マニホールド4を介して排気管7に接続されている。また、排気管7には三元触媒を用いた触媒コンバータ5が介装され、排気中のHC、CO、NOxの浄化をおこなっている。そのために排気ガス中の空燃比を検出する空燃比センサ6が触媒コンバータ5の上流側の排気管7に取付けられ空燃比センサ6の出力に基いて空燃比のフィードバック制御をおこなっている。
二次空気供給管10がエアクリーナ2と排気マニホールド4を結んで配設されている。二次空気供給管10には上流側から電動式のエアポンプ20、制御弁21、逆止弁22が介装されている。エアポンプ20はエアクリーナ2から吸い込んだ二次空気を加圧する。制御弁21はECU30からの指令により二次空気供給管10の通路を開、閉する。
逆止弁22は排気マニホールド4から排気ガスが制御弁21、エアポンプ20の方へ逆流するのを防止するためのものであって例えばリード弁とされ、人為的制御不能に形成されている。エアポンプ20と制御弁21の間には圧力センサ31が取付けられている。圧力センサ31はエアポンプ20と制御弁21の間の圧力に応じた信号を発生する。
ECU30はマイクロコンピュータであって、図示しないが、ROM、RAM、CPU、入力インターフェイス、出力インターフェイスを共通のバスで接続して成る。
そして、ECU30には圧力センサ31の信号が入力される他、電子スロットル弁3a、空燃比センサ6、および、その他の図示しない、運転、および、排気ガス制御のための多くのセンサ類からの信号が入力される。またECU30からは電子スロットル弁3a,エアポンプ20、制御弁21へ制御信号が送られる他、その他の図示しない機器類へ信号が送られる。
そして、予めさだめた運転条件、例えば始動直後等、において、予め定めた順序で、エアポンプ20のON、OFF、制御弁21の開、閉をおこなって、排気ガス浄化に寄与するが、その内容は本発明のポイントとは関係がないので詳細な説明は省略する。
以下、上記のようにハード構成される本発明の実施の形態の制御について説明する。
初めにその考え方を説明すると、
(1)制御弁21が開故障状態であるか、否か、を判定する。
(2)制御弁21が開故障であって、エアポンプ20が正常である場合には、エアポンプ20をONにした状態で制御弁21に連続した開指令と閉指令を複数回送る。これにより制御弁21に挟まっているかもしれない異物の除去を試みる。
(3)再度、制御弁21が開故障状態であるか、否か、の判定をおこない、(2)により異物が除去されたか、否か、を確かめる。
(4)(3)で異物が除去されず制御弁21の開故障状態が解除されない場合は、排気ガスの圧力がエアポンプ20の圧力よりも低くなるよう機関1の負荷を調整して排気ガスがエアポンプへ逆流することを防止する。
(5)また、制御弁21が開故障状態で、エアポンプ20も故障している場合には、排気ガスがエアポンプ20へ逆流しないように機関1の負荷をアイドル、あるいはアイドル近傍の極低負荷に調整する。
なお、この実施の形態では機関1はV型であって、2つの排気系を有し、それに応じて2つの二次空気供給装置を有しているので、そのそれぞれについて同時に、または、時期をずらして実行される。
図2が上記の制御をおこなうフローチャートである。
ステップS1では排気ガスが制御弁21が開故障状態であるか、否か、の判定、をおこなう。この判定は、例えば、図3に示すように制御弁21に弁体21aが閉になった時に信号を発し得る弁ポジションセンサ21bを取付けておき、この信号が発せられたか、否か、によっておこなう。
ステップS1で肯定判定された場合はステップS2に進み、否定判定された場合はそのまま終了する。ステップS2ではエアポンプ20が正常か、否か、を判定する。これは、例えば、エアポンプ20にON指令を出した場合に圧力センサ31の検出している圧力が上昇するか、否か、によって判定することができる。
ステップS2で肯定判定された場合、すなわち、エアポンプ20が正常の場合にはステップS3に進み、ステップS2で否定判定された場合、すなわち、エアポンプ20が故障の(作動しない)場合にはステップS10に進む。
ステップS3に進んだ場合は、ステップS3でエアポンプ20をONにして、ステップS4で制御弁21に制御弁21を連続開閉せしめる連続開閉指令の信号を送る。具体的には、制御弁21を2秒ONにし、続いて、2秒OFFにする信号を、3回送る。このステップS4の制御弁21への連続開閉指令により、制御弁21に異物が挟まっていた場合に、これが外れることが期待できる。そして、ステップS5でエアポンプ20をOFFにする。このステップS3〜ステップS6で実行しているのは、異物が除去できるかどうかは不明であるが、異物除去操作である。
ステップS6ではステップS1と同様にして、制御弁21が開故障であるか、否か、を判定する。すなわち、ステップS3〜ステップS5でおこなった異物除去操作が効果を奏したか、否か、を判定する。ステップS6で否定判定された場合は、異物除去操作が効果を奏した場合であるのでそのまま終了する。
一方、ステップS6で肯定判定された場合は、ステップS3〜ステップS5でおこなった異物除去操作が効果を奏さず制御弁21の開故障が持続していることを示している。
したがって、この場合は、対策を施さないと、逆止弁22が開故障していた場合には排気ガスがエアポンプ20へ逆流してしまう。
そこで、この場合は、ステップS7〜S9、S12、S13で制御弁21の開故障でもエアポンプ20に排気ガスが逆流しないようにする。
上述のようにステップS7に進んだということは制御弁21が開故障の場合であるが、ステップS2で肯定判定されておりエアポンプ20は正常である。そこで、エアポンプ20を作動させて、エアポンプ20が吐出する空気の圧力で排気ガスの逆流を阻止する。
そのために、まずステップS7でエアポンプ20をONにする。エアポンプ20をONにすると排気ガスの空燃比はリーンになり、空燃比センサ6からECU30にリーンを示す信号が送られると空燃比をリッチにすべく燃料が増量され排気ガスが悪化する。そこで、ステップS8で空燃比のフィードバック制御を停止して上記の排気ガスの悪化を防止する。
そしてステップS9に進み、エアポンプ20の吐出圧で阻止できる排気ガス圧力となる機関1の上限の負荷値(スロットル開度)を読み込む。なお、この負荷値は予めECU30に記憶しておく。
その後、ステップS12で現在の負荷値がステップS9で読み込んだ上限の負荷値より小さいか、否か、を判定する。ステップS12で肯定判定された場合はステップS13で電子スロットル弁3’の開度を上限値に制御してから終了し、否定判定された場合はそのまま終了する。
次に、ステップS2で否定判定されステップS10に進んだ場合について説明する。ステップS10に進むのは、制御弁21が開故障であって、かつ、エアポンプ20が故障、すなわち空気を加圧して吐出することができない場合である。この場合は、逆止弁22が開故障していると、エアポンプ20の吐出圧で排気ガスの逆流を阻止することはできない。そこで、この場合には、前述したように、エアポンプ20が作動していなくても排気ガスがエアポンプ20へ逆流しないように、機関1をアイドル、あるいはアイドル近傍の極低負荷にすることで対応する。
そこで、ステップS10で、ステップS9と同様に、空燃比のフィードバック制御を停止してステップS11に進み、ステップS11でエアポンプ20が故障していても排気ガスが逆流しない上限の負荷値(スロットル開度)を読み込む。なお、この負荷値も予めECU30に記憶しておくが、この負荷値はアイドル、または、アイドル近傍の極低い値である。
その後、ステップS9からステップS12へ進んだ場合と同様に、ステップS12で現在の負荷値がステップS11で読み込んだ上限の負荷値より小さいか、否か、を判定する。そして、ステップS12で肯定判定された場合はステップS13で電子スロットル弁3’の開度を上限値に制御してから終了し、否定判定された場合はそのまま終了する。
これにより、制御弁21、逆止弁22がともに開故障であっても、排気ガスの逆流の発生を防止することができる。
本発明の実施の形態は上記のように構成され作用し、逆止弁22が開故障しているか、否か、に係らずに制御弁21が開故障であるか、否か、を判定することができ、開故障と判定された場合には異物除去操作がおこなわれる。この異物除去操作はエアポンプ20を作動させながら制御弁21に連続する開指令、閉指令の信号を与えるものであるので効果を奏する可能性が高い。
そして、異物除去操作が効果を奏したか、否か、が判定され、効果を奏さない場合には機関1の負荷が調整されて排気ガスがエアポンプ20へ逆流することが防止される。
もし、逆止弁22を有していない場合には、図3に示したような弁開度センサ21bを使用しなくても、エアポンプ20をOFFにし、制御弁21に閉信号を送った時の圧力センサ31の検出した圧力から、制御弁21が開故障状態であるか、否か、を以下のようにして正確に判定することができる。
制御弁21が開故障状態であれば排気ガスの脈動が圧力センサ31の部分に伝わるので、圧力センサ31が脈動を検出すれば制御弁21は開故障であるということができる。一方、制御弁21が正常で閉信号によって閉じていれば脈動は伝わらないので、センサ31が脈動を検出しない場合は制御弁21は開故障状態ではなく正常であるということができる。
また、逆止弁22を有する場合に、このような方法で開故障状態と判定された場合は、逆止弁22と制御弁21の両方が開故障状態であることを意味するので、逆止弁22と制御弁21の両方が開故障状態であることは検出できるが、制御弁21のみが開故障状態である場合は検出できない。したがって、実害の発生が予想される逆止弁22と制御弁21の両方が開故障状態であることが判定できればよいのであれば、このような方法で開故障状態を判定してもよい。
本発明は、内燃機関の排気管にエアポンプにより二次空気供給管を介して二次空気を供給する二次空気供給装置に適用できる。
本発明の実施の形態のハード構成を示す図である。 本発明の実施の形態の制御のフローチャートである。 制御弁の開故障状態を判定するための弁開度センサを示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
3’ 電子スロットル弁
4 排気マニホールド
8 二次空気供給口
10 二次空気供給管
20 エアポンプ
21 制御弁
21b 弁開度センサ
22 逆止弁
30 ECU
31 圧力センサ
32 アクセル開度センサ

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気管にエアポンプにより二次空気供給管を介して二次空気を供給する二次空気供給装置であって、
    二次空気供給管のエアポンプの下流に配設され、制御弁開閉指令手段からの開指令信号と閉指令信号により、二次空気供給管の空気流路の開、閉をおこなう制御弁と、あるいは、さらに、制御弁の下流に設けられ排気管からエアポンプへの排気ガスの流れを阻止するための人為的制御不能な逆止弁と、を有するものにおいて、
    制御弁に閉指令信号を与えるにも係らず制御弁が閉じない開故障状態であるか、否か、を判定する制御弁開故障状態判定手段と、を具備し、
    制御弁開故障状態判定手段により制御弁が開故障状態であると判定された場合には、エアポンプを作動させた状態で、制御弁開閉指令手段が、連続する開指令信号と閉指令信号を、少なくとも1回、制御弁に送る、連続開閉指令を実行する、
    ことを特徴とする二次空気供給装置。
  2. 制御弁開閉指令手段が連続開閉指令を実行した後に、制御弁開故障状態判定手段により制御弁が開故障状態であるか、否か、を再判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の二次空気供給装置。
  3. 制御弁開閉指令手段が連続開閉指令を実行した後の、制御弁開故障状態判定手段による制御弁の前記開故障状態の再判定で、制御弁が開故障状態であると判定された場合に、排気ガスの圧力がエアポンプの吐出圧力よりも低くなるように内燃機関の負荷を調整する、ことを特徴とする請求項2に記載の二次空気供給装置。
  4. エアポンプが故障して作動しないか、否か、を判定するエアポンプ故障判定手段を具備し、
    制御弁開故障状態判定手段により制御弁が開故障状態であると判定され、さらに、エアポンプ故障判定手段によってエアポンプが故障していると判定された場合には、内燃機関の負荷をアイドル、または、アイドル近傍の極低負荷になるように調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の二次空気供給装置。
  5. 内燃機関が空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御装置を有しており、
    内燃機関の前記負荷の調整を実行する間は、空燃比フィードバック制御装置による空燃比のフィードバック制御を停止する、
    ことを特徴とする前記請求項3または4に記載の二次空気供給装置。
  6. 制御弁開閉指令手段が、前記連続開閉指令を複数回実行する、ことを特徴とする、ことを特徴とする請求項1に記載の二次空気供給装置。
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