JP2005350193A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005350193A
JP2005350193A JP2004171481A JP2004171481A JP2005350193A JP 2005350193 A JP2005350193 A JP 2005350193A JP 2004171481 A JP2004171481 A JP 2004171481A JP 2004171481 A JP2004171481 A JP 2004171481A JP 2005350193 A JP2005350193 A JP 2005350193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
brightness
unit
lightness
detection unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004171481A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nagafusa
佳之 長房
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2004171481A priority Critical patent/JP2005350193A/ja
Publication of JP2005350193A publication Critical patent/JP2005350193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】 用紙残量の多寡に関わらず用紙の残量を検知することができると共に耐久性を向上することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 用紙の束を載置するための用紙載置板41と、用紙載置板41に載置された用紙の束における上面をピックアップローラ6に圧接させるべく用紙載置板41を昇降させるスプリングと、明度が一方向に沿って徐々に変化するように形成されたスライド板42と、スライド板42を用紙載置板41の位置に応じて移動させるアーム45と、透明部材11及び開口部48を介してスライド板42と対向配置され、スライド板42から開口部48及び透明部材11を介して明度値を取得する明度検出部9と、明度検出部9により検出された明度値に基づき給紙カセット4に収納されている用紙の量を検知する用紙残量検知部を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像を形成するための用紙の残量を検知することができる画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンター、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置において、画像形成用の用紙を収納する給紙カセットに収納されている用紙の残量を検知することができる画像形成装置が知られている。例えば、反射式の光センサを備えて給紙カセット内に収納された用紙からの反射光の有無によって、用紙の有無を検出するものが知られている。また、給紙カセット内に積層された用紙の高さに応じて可変抵抗器を回転させ、その可変抵抗器の抵抗値を検出することにより用紙の残量を検知するものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。あるいは、給紙カセット内に積層された用紙を上方に付勢する押し上げ板の底面に給紙カセットの下部から光を照射してその反射光量を検出することにより、用紙残量が少なくなると給紙カセットの下部から押し上げ板の底面までの距離が増大して反射光量が減少することに基づいて用紙の残量を検知するものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。さらに、給紙カセットに収納された用紙束に光を透過させ、その透過した光の光量に基づいて用紙の残量を検知するものが知られている(例えば、特許文献4参照。)。
特開平8−119490号公報 特開2000−136054号公報 実開平5−54456号公報 特開2003−72984号公報
ところで、上述のような画像形成装置においては、例えば、反射光の有無によって用紙の有無を検出するものでは、用紙の有無しか検出できないため例え用紙が残り1枚であってもユーザに対して用紙の残量を報知することができないという不都合があった。また、特許文献1又は2に記載の画像形成装置においては、用紙を給紙カセットに補給したり用紙を使用したりする都度、可変抵抗器内の摺動部が摺動するため摺動部の摩耗により可変抵抗器が劣化し、耐久性が低下するという不都合があった。そして、特許文献3に記載の画像形成装置においては、用紙の残量によって押し上げ板の角度が変化するため光の反射角度が変化して反射光量を検知する光検出部における受光量が変化してしまう。従って、光検出部において検知される反射光量は、給紙カセットの下部から押上板の底面までの距離と、押し上げ板の角度との2つのパラメータに依存するため用紙の残量変化に対して光量が直線的に変化せず、さらに用紙の残量が減少して押し上げ板の角度が増大すると、光検知部における反射光の検知が困難になるという不都合があった。さらに、特許文献4に記載の画像形成装置においては、給紙カセットに収納された用紙束の厚さが増大すると光が透過しなくなるため、用紙の残量が増大するとその透過した光の光量に基づいて用紙の残量を検知することが困難になるという不都合があった。
本発明は、このような問題に鑑みて為された発明であり、用紙残量の多寡に関わらず用紙の残量を検知することができると共に耐久性を向上することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、画像を形成するための用紙を収納する収納部と、画像を前記用紙に形成する像形成部と、前記収納部に収納された用紙の束から1枚ずつ用紙を繰り出して前記像形成部へ給送する給送部とを備えた画像形成装置であって、前記収納部は、前記用紙の束を載置するための載置部と、前記載置部に載置された用紙の束における上面を前記給送部における用紙の繰り出し位置にさせるべく前記載置部を昇降させる昇降機構と、明度が一方向に沿って徐々に変化するように形成された明度表示部材と、前記明度表示部材から明度を表す明度値を取得する明度検出部と、前記明度表示部材を前記載置部の昇降位置に応じて前記一方向に沿って移動させることにより前記明度検出部に対する前記明度表示部材の相対的位置を変化させる移動機構と、前記明度検出部により検出された明度値に基づき前記収納部に収納されている用紙の量を検知する用紙残量検知部とを備えたことを特徴としている。
この発明によれば、給送部により収納部に収納された用紙の束から用紙が繰り出されると、昇降機構により載置部に載置された用紙の束における上面を給送部における用紙の繰り出し位置にさせるべく載置部が昇降されるので、載置部に載置された用紙の量に応じて載置部の位置が変化する。そして、載置部の位置が変化すると、移動機構によって、明度が一方向に沿って徐々に変化するように形成された明度表示部材が載置部の位置に応じて移動され、明度表示部材と明度検出部との対向位置が変化するので、明度検出部により取得される明度値は、載置部の位置に応じて変化する。さらに、用紙残量検知部によって、明度検出部により検出された明度値に基づき収納部に収納されている用紙の量が検知される。
また、上述の画像形成装置において、前記像形成部によって前記収納部に収納された用紙に画像が形成された枚数を計数する計数部と、前記明度検出部により取得された明度値を記憶するための明度記憶部とをさらに備え、前記用紙残量検知部は、前記明度検出部により取得された明度値を第1の明度値として前記明度記憶部に記憶させ、その後、前記像形成部によって前記用紙に画像が形成されたとき、前記第1の明度値が前記明度記憶部に記憶された後に前記計数部により計数された計数値と、前記用紙に画像が形成されたときに前記明度検出部により検出された第2の明度値と、前記明度記憶部に記憶されている第1の明度値とに基づいて、前記収納部に収納されている用紙の枚数を算出するものであることを特徴としている。
この発明によれば、計数部により、用紙残量検知部によって、明度検出部により取得された明度値が第1の明度値として明度記憶部に記憶され、その後、像形成部によって用紙に画像が形成されたとき、第1の明度値が明度記憶部に記憶された後において計数部により計数された計数値と、用紙に画像が形成されたときにおいて明度検出部により検出された第2の明度値と、明度記憶部に記憶されている第1の明度値とに基づいて、収納部に収納されている用紙の枚数を算出することができる。
そして、上述の画像形成装置において、前記収納部は、前記用紙の束を収納するための箱状の部材であって、平行移動可能に構成された給紙カセットを備え、前記移動機構は、前記載置部の上下動に連動して揺動変位するアームを備え、前記明度表示部材は、前記アームの揺動に応じて前記給紙カセットの底板に沿って前記一方向にスライド変位することを特徴としている。
この発明によれば、アームが載置部の上下動に連動して揺動変位し、明度表示部材がアームの揺動に応じて給紙カセットの底板に沿って一方向にスライド変位するので、載置部の位置に応じて明度表示部材の位置を移動させることができる。
さらに、上述の画像形成装置において、前記収納部は、前記用紙の束を収納するための箱状の部材であって、平行移動可能に構成された給紙カセットを備え、前記明度表示部材と前記明度検出部とは、前記給紙カセットの底板に設けられた開口部を介して対向配置され、前記開口部と前記明度検出部との間には、透明部材が介設され、前記給紙カセットの底板における、前記給紙カセットが平行移動した場合に前記透明部材と対向する位置の経路上に、前記透明部材を清掃するための清掃部材が設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、明度表示部材と明度検出部とは、給紙カセットの底板に設けられた開口部を介して対向配置されるので、明度検出部を給紙カセットの外に設けることが可能となる。また、開口部と明度検出部との間には、透明部材が介設されるので、明度検出部が汚れることが抑制される。そして、給紙カセットの底板における、給紙カセットが平行移動した場合に透明部材と対向する位置の経路上に、透明部材を清掃するための清掃部材が設けられているので、ユーザが給紙カセットを平行移動させた場合に透明部材が清掃される。
また、上述の画像形成装置において、前記明度検出部の周囲温度を検出するための温度検出部と、前記明度検出部の温度特性を示す温度特性データを予め記憶する温度特性記憶部とをさらに備え、前記用紙残量検知部は、前記温度検出部により検出された周囲温度と前記温度特性記憶部に記憶されている温度特性データとに基づいて前記明度検出部により取得された明度値を補正し、その補正後の明度値に基づき前記収納部に収納されている用紙の量を検知することを特徴としている。
この発明によれば、用紙残量検知部によって、温度検出部により検出された周囲温度と温度特性記憶部に記憶されている温度特性データとに基づいて明度検出部により取得された明度値が補正され、その補正後の明度値に基づき収納部に収納されている用紙の量が検知されるので、明度検出部の温度特性を補正することができ、用紙の量の検知精度を向上させることができる。
そして、上述の画像形成装置において、前記明度表示部材は、前記明度がその位置に比例して変化するように形成されたものであることを特徴としている。この発明によれば、載置部の位置に応じて明度表示部材の位置が移動されると明度検出部により検出される明度値がその位置に比例して変化するので、明度検出部により検出された明度値に基づき収納部に収納されている用紙の量を算出することが容易となる。
このような構成の画像形成装置は、載置部の位置が用紙の量に応じて変化し、載置部の位置に応じて明度検出部により取得される明度値が変化し、その検出された明度値に基づき収納部に収納されている用紙の量が検知されるので、可変抵抗器を用いることなく用紙の残量を検知することができ、用紙の残量に関わらず用紙の残量を検知することができると共に耐久性を向上することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタ装置1の内部構成を概略的に示す断面図である。プリンタ装置1は、パーソナルコンピュータ2と、例えばLAN(Local Area Network)3を介して通信可能に接続されている。また、プリンタ装置1は、画像形成用の用紙を収納する給紙カセット4と、給紙カセット4から用紙を1枚ずつ繰り出して搬送ローラ7へ搬送する給送部に相当するピックアップローラ6と、ピックアップローラ6から搬送されてきた用紙を像形成部5へ搬送する搬送ローラ7と、搬送ローラ7から搬送されてきた用紙に画像を形成する像形成部5と、像形成部5により画像が形成された用紙をプリンタ装置1の上部に設けられた排出トレイTへ搬送する搬送ローラ8と、後述するスライド板42の下面に貼付されたグレースケールチャート421の明度を検出する明度検出部9とを備える。この場合、給紙カセット4と明度検出部9とが収納部に相当している。
像形成部5はパーソナルコンピュータ2からLAN3を介して送信されてきた画像データに基づきレーザー光を出力して感光媒体である感光ドラム51を露光するレーザスキャナユニット52と、感光ドラム51上にトナー像を形成する現像器53と、感光ドラム51上のトナー像を用紙に転写する転写ローラ54と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる定着器55とを備える。
給紙カセット4は、図中A方向に平行にスライド移動可能に構成されており、給紙カセット4とその下部空間との間には、仕切り板10が設けられている。また、給紙カセット4は、用紙の束を載置するための載置部に相当する用紙載置板41と、明度表示部材に相当する板状のスライド板42とを備えている。そして、給紙カセット4を図中A方向に平行にスライド移動させると、給紙カセット4の上方から用紙載置板41上へ、用紙を載置して用紙補給を行うことができるようにされている。以降、給紙カセット4を図中A方向にスライド移動させて用紙補給できる状態をオープン状態と称し、給紙カセット4が図1に示すようにプリンタ装置1の筐体内に収納された状態をクローズ状態と称する。
図2は、給紙カセット4及びその周辺部の構成を説明するための模式図であり、図3は、図2に示す給紙カセット4及びその周辺部をX方向から見た模式図である。図2に示す給紙カセット4は、画像形成用の用紙の束を収納するための箱状の部材であって、給紙カセット4の底板43には、用紙載置板41の一端部を、給紙カセット4のスライド方向におけるはぼ中央部に上方向へ回動可能に固定する軸部44が設けられている。
用紙載置板41の先端部と底板43との間には、昇降機構に相当するスプリング50が介設されており、スプリング50の弾性力によって、用紙載置板41の先端部が上方向に付勢され、用紙載置板41上に載置された用紙の束における上面が用紙の繰り出し位置に設けられたピックアップローラ6に圧接されるようにされている。これにより、用紙載置板41上に載置された用紙の束における最上面の位置はピックアップローラ6により受け止められるので、変化することなく一定に保たれる。
また、用紙載置板41の先端部には、用紙載置板41の上下動に連動して揺動変位するアーム45の一端がヒンジ46によって取り付けられ、アーム45の他端がヒンジ47によってスライド板42に取り付けられている。そして、スライド板42は、移動機構に相当するアーム45の揺動に応じて底板43に沿って一方向にスライド変位するようにされているので、スライド板42は用紙載置板41の上下動に連動して一方向にスライド変位する。
また、スライド板42の下面には、明度がスライド板42のスライド方向に沿ってその位置に比例して直線的に徐々に変化するようにされたグレースケールチャート421が貼付されている。図4は、スライド板42の下面に貼付されたグレースケールチャート421の一例を示す図である。図4(a)は、明度がスライド板42のスライド方向に沿ってその位置に比例して直線的に徐々に変化するようにされたグレースケールチャート421の例であり、図4(b)は、明度がスライド板42のスライド方向に沿って段階的に徐々に変化するようにされたグレースケールチャート421の例である。
図2に戻って、底板43におけるスライド板42がスライドする経路上には、開口部48が形成されている。そして、仕切り板10における開口部48と対向する位置に透明部材11が取り付けられており、開口部48と透明部材11とを介して仕切り板10と対向する位置に明度検出部9が固接され、スライド板42の下面に貼付されたグレースケールチャート421における開口部48の位置の明度が、明度検出部9によって検出されるようになっている。
そして、図2に示すように、給紙カセット4に用紙が収納されていない状態では、スライド板42は図中左寄りの位置にされており、スライド板42の下面に貼付されたグレースケールチャート421は、最も明度の高い部分が開口部48の位置に対向されるべく構成されている。これにより、明度検出部9によって、用紙が収納されていない空状態において最も高い明度が検出されるようになっている。
図5は、給紙カセット4に用紙が満杯にされたときの用紙載置板41、アーム45、及びスライド板42の状態を示す説明図である。図5に示すように、給紙カセット4に用紙が満杯にされると、用紙束の最上面がピックアップローラ6に圧接されると共に用紙載置板41が下方に押し下げられ、アーム45が横倒されてスライド板42が右方向にスライド変位される。このとき、スライド板42の下面に貼付されたグレースケールチャート421は、最も明度の低い部分が開口部48の位置に対向されるべく構成されている。これにより、明度検出部9によって、用紙が満杯状態で収納されている状態において最も低い明度が検出されるようになっている。
そして、グレースケールチャート421が貼付されているスライド板42は、上述のように用紙載置板41の上下動に連動してスライド変位するので、用紙載置板41に載置された用紙の量に応じてスライド板42がスライド変位されると共にグレースケールチャート421における開口部48の対向位置での明度が変化する結果、明度検出部9によって用紙の量に応じた明度が検出される。また、スライド板42は、給紙カセット4の用紙が満杯の状態から空の状態になるまで用紙載置板41の上下動に連動してスライド変位するので、明度検出部9によって用紙の残量に関わらず用紙の量に応じた明度が検出される。
また、底板43の下面における、給紙カセット4が図中A方向に平行にスライド移動した場合に透明部材11と対向する位置の経路上に、透明部材11を清掃するための清掃部材に相当する汚れ除去ブラシ49が取り付けられている。これにより、例えばユーザが給紙カセット4に用紙を補充するために給紙カセット4をスライドさせて引き出すと、透明部材11の上面が汚れ除去ブラシ49によって清掃されるので、ユーザが意図的に透明部材11を清掃することなく透明部材11の表面が清掃され、例えば紙埃やトナー等により透明部材11が汚れて明度検出部9による明度の検出精度が低下することが抑制される。
また、給紙カセット4の用紙の繰り出し位置には、ピックアップローラ6と隣接して用紙搬送方向下流側に、ピックアップローラ6によって繰り出された用紙を搬送ローラ7へ搬送するフィードローラ12と、フィードローラ12との間で用紙をニップすると共にフィードローラ12とは異なる回転速度で回転することにより用紙の重送を防止するフリクションローラ13とが設けられている。これにより、ピックアップローラ6が回転することにより用紙載置板41上に載置された用紙の束から繰り出された用紙が、フィードローラ12とフリクションローラ13とによって、1枚に分離されるようにされている。そして、ピックアップローラ6、搬送ローラ7,8、フィードローラ12、及びフリクションローラ13から用紙搬送機構14が構成されている。
図6は、図1に示すプリンタ装置1の電気的な概略構成の一例を説明するためのブロック図である。プリンタ装置1は、図6に示すように、例えばいわゆるシングルチップマイクロコントローラを用いて構成されたCPU(Central Processing Unit)20と、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)を用いて構成された明度記憶部及び温度特性記憶部に相当する不揮発性メモリ15と、例えば液晶表示器を用いて構成された表示装置16と、ユーザからの操作入力を受け付けるためのキースイッチ17とを備える。
CPU20は、装置全体の動作を制御するもので、例えばプリンタ装置1の画像形成動作を制御するためのプログラムや給紙カセット4に収納されている用紙の量を算出するプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)21と、一時的にデータを保管するRAM(Random Access Memory)22と、ADコンバータ23と、DAコンバータ24と、画像形成を行った用紙の枚数を計数する計数部に相当するカウンタ25とを備える。
そして、CPU20は、画像形成動作を制御するためのプログラムを実行することによって、パーソナルコンピュータ2からLAN3及び通信I/F部18を介して送信されてきた画像データに基づいて、用紙搬送機構14及び像形成部5の動作を制御し、給紙カセット4に収納されている用紙に画像を形成させたり、給紙カセット4に収納されている用紙の量を算出するプログラムを実行することにより用紙残量検知部として機能したりする。
また、図6に示す明度検出部9は、発光素子であるLED(Light Emitting Diode)91と、LED91から照射された光を透明部材11及び開口部48を介してグレースケールチャート421へ照射する光照射用レンズ92と、グレースケールチャート421からの反射光を受光してフォトダイオード94へ照射する受光レンズ93と、受光レンズにより照射された光量に応じた電圧を出力するフォトダイオード94と、フォトダイオード94からの電圧を増幅してグレースケールチャート421からの反射光量を示す反射光量電圧VDENとしてADコンバータ23へ出力するアンプ95とを備える。この場合、反射光量電圧VDENがグレースケールチャート421の明度を表す明度値に相当する。
CPU20には抵抗R1を介してトランジスタTr1のベースが接続され、CPU20は、トランジスタTr1をオン、オフさせることができるようにされている。DAコンバータ24は、LED91、電流制限用の抵抗R2、及びトランジスタTr1を介してグラウンドに接続されている。
また、電源とグラウンドとの間に、温度検出部に相当するサーミスタTh1と抵抗R3との直列回路が接続され、サーミスタTh1と抵抗R3との接続点が、ADコンバータ23に接続されている。サーミスタTh1は明度検出部9と近接して配設され、明度検出部9の周囲温度に応じた電圧がサーミスタTh1からADコンバータ23へ出力される。そして、ADコンバータ23によって明度検出部9の周囲温度が取得される。
次に、上述のように構成されたプリンタ装置1における初期設定時の動作について説明する。まず、明度検出部9における、LED91は発光光量にばらつきがありフォトダイオード94は受光感度のばらつきがある。また、LED91及びフォトダイオード94は、ともに周囲温度に対してそれぞれ発光光量及び受光感度が変化する温度特性を有する。そのため、グレースケールチャート421の明度を表す反射光量電圧VDENは、LED91及びフォトダイオード94の特性ばらつきや周囲温度の影響により誤差が生じる。そこで、LED91の発光光量及びフォトダイオード94の受光感度におけるばらつきを補正するためのセンサ補正値ηや温度係数δtを例えばプリンタ装置1の製造工程や出荷時等において不揮発性メモリ15に記憶させておく。
具体的には、例えば、LED91を発光させるための基準電圧を示すLED発光基準電圧VLED_REF、用紙が満杯状態における反射光量電圧VDENすなわち用紙の満杯状態に対応するグレースケールチャート421の明度を表す満杯時明度値VA、及びLED91の温度係数δtが予め不揮発性メモリ15に記憶されている。図7は、LED91の温度特性の一例を示すグラフである。図7に示すグラフ101は、LED91の周囲温度Taが20℃上昇すると、LED91の発光光量が0.9倍になる負の温度特性を示している。この場合、周囲温度Taが1℃上昇するとLED91の発光光量は0.995倍、すなわち温度係数δt=0.995となる。
また、例えば、CPU20はセンサ補正値η等を不揮発性メモリ15に記憶させるための設定モードを備え、作業者からの設定モードへの移行を指示する操作入力がキースイッチ17によって受け付けられると、設定モードへ移行する。そして、設定モードにおいて、作業者が用紙の満杯状態に対応するグレースケールチャート421と同じ明度を有する基準白色板を明度検出部9に対向させ、作業者からのセンサ補正値ηの設定を指示する操作入力がキースイッチ17によって受け付けられると、CPU20によってLED発光基準電圧データVLED_REFがDAコンバータ24に設定されトランジスタTr1がオンされる。
そうすると、LED91が点灯してLED発光基準電圧VLED_REFに応じた光量で基準白色板が照射され、その反射光がフォトダイオード94で検出されアンプ95で増幅されることによって、用紙が満杯状態における実際の反射光量電圧VDENがADコンバータ23により取得される。そして、ADコンバータ23により取得された反射光量電圧VDENが、RAM22に記憶される。また、この時サーミスタTh1によって検出されたセンサ周囲温度初期値Tinitが、不揮発性メモリ15に記憶される。
さらに、CPU20によって、RAM22に記憶されている反射光量電圧VDENと予め不揮発性メモリ15に記憶されている満杯時明度値VAとに基づいて下記の式(1)によりセンサ補正値ηが算出され、不揮発性メモリ15に記憶される。
η=VDEN÷VA ・・・ (1)
次に、CPU20によって、LED発光基準電圧VLED_REF及びセンサ補正値ηに基づいて下記の式(2)によりLED発光制御電圧VLEDが算出される。
LED=VLED_REF×η ・・・ (2)
そして、作業者が給紙カセット4に用紙がない状態であるエンプティ状態に対応するグレースケールチャート421と同じ明度を有する基準黒色板を明度検出部9に対向させ、作業者からのエンプティ状態に対応するグレースケールチャート421の明度を表すエンプティ時明度値VBの設定を指示する操作入力がキースイッチ17によって受け付けられると、CPU20によってLED発光制御電圧VLEDがDAコンバータ24に設定されトランジスタTr1がオンされ、LED91が点灯してLED発光制御電圧VLEDに応じた光量で基準黒色板が照射され、その反射光がフォトダイオード94で検出されアンプ95で増幅されることによって、エンプティ状態における反射光量電圧VDENがエンプティ時明度値VBとしてADコンバータ23により取得される。
そして、ADコンバータ23により取得されたエンプティ時明度値VBが、不揮発性メモリ15に記憶され、設定モードを終了する。これにより、不揮発性メモリ15によって、満杯時明度値VA、エンプティ時明度値VB、センサ周囲温度初期値Tinit、及びセンサ補正値ηが記憶される。
次に、上述のように構成されたプリンタ装置1における通常処理時の動作について説明する。図8は、プリンタ装置1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、CPU20によって、不揮発性メモリ15に記憶されているLED発光基準電圧VLED_REFとセンサ補正値ηとから、式(2)に基づいてLED発光制御電圧VLEDが算出される(ステップS101)。
次に、CPU20によって、LED発光制御電圧VLEDがDAコンバータ24に設定されると共にトランジスタTr1がオンされ、LED91が点灯してLED発光制御電圧VLEDに応じた光量で、LED91から光照射用レンズ92、透明部材11、及び開口部48を介してスライド板42の下面に貼付されたグレースケールチャート421に光が照射される(ステップS102)。
このとき、開口部48の対向位置において、グレースケールチャート421の明度は給紙カセット4内に収納されている用紙の量に応じた明度となっているので、用紙の量に応じた量の光がグレースケールチャート421で反射し、開口部48、透明部材11、及び受光レンズ93を介してその反射光がフォトダイオード94により受光され、フォトダイオード94からその受光量に応じた電圧がアンプ95により増幅されて反射光量電圧VDENとしてADコンバータ23へ出力され、ADコンバータ23により取得された反射光量電圧VDENが、RAM22によって記憶される(ステップS103)。
次に、CPU20によって、トランジスタTr1がオフされてLED91が消灯する(ステップS104)。そして、CPU20によって、予め不揮発性メモリ15に記憶されている満杯時明度値VA及びエンプティ時明度値VBと、RAM22に記憶されている反射光量電圧VDENとから、下記の式(3)に基づいて給紙カセット4内の用紙残量Xが算出される(ステップS105)。
X={(VDEN−VB)/(VA−VB)}×100[%] ・・・ (3)
これにより、給紙カセット4内の用紙残量Xを、給紙カセット4における満杯状態の用紙量に対する比率(%)として算出することができる。
そして、キースイッチ17によって、ユーザからの用紙残量の通知を要求する用紙残量通知要求が受け付けられると(ステップS106でYES)、CPU20によって、上記式(3)に基づき算出された用紙残量Xが、例えば数値によるパーセント表示や用紙残量Xを棒グラフ状にしたレベルメータ等により表示装置16に表示される(ステップS107)。
以上、ステップS101〜S107の処理により、給紙カセット4内の用紙残量を検知してユーザに報知することができる。また、上述のように、明度検出部9によって用紙の残量に関わらず用紙の量に応じた明度が検出されるので、用紙の残量に関わらず用紙の残量を検知することができる。さらに、可変抵抗器を用いずに用紙の残量を検出することができるので、耐久性を向上することができる。また、設定モードにおいて明度検出部9によって、基準白色板から取得された明度値から算出されたセンサ補正値ηと、基準黒色板から得られたエンプティ時明度値VBとに基づいて明度検出部9の特性ばらつきが補正されるので、用紙残量Xの検知精度を向上させることができる。
なお、ステップS101において、明度検出部9の温度特性を補正してLED発光制御電圧VLEDを算出するようにしても良い。具体的には、サーミスタTh1によって検出された周囲温度Taと、予め不揮発性メモリ15に記憶されているセンサ周囲温度初期値Tinit及び温度係数δtとから、下記の式(4)に基づいて温度補正値ηtを算出する。
ηt=1+δt×(Tinit−Ta)・・・(4)
そして、下記の式(5)に基づいてLED発光制御電圧VLEDを算出する。
LED=VLED_REF×η×ηt ・・・(5)
これにより、明度検出部9の温度特性を補正することができるので、用紙残量の検知精度を向上させることができる。
また、用紙残量Xをパーセント表示する例を示したが、例えば標準的な厚さの用紙を用いて給紙カセット4を満杯にした場合の用紙枚数がS枚であった場合、S枚にX%を乗じた枚数を、用紙残枚数としてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係るプリンタ装置1について説明する。第2の実施の形態に係るプリンタ装置1は、用紙残量として用紙の枚数を検知することができるもので、第1の実施形態に係るプリンタ装置1と第2の実施形態に係るプリンタ装置1とでは、図8に示すプリンタ装置1の動作が異なる。その他の構成は図1に示すプリンタ装置1と同様であるのでその説明を省略し、以下、本実施の形態に係るプリンタ装置1の動作を説明する。
図9は、本実施の形態に係るプリンタ装置1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、CPU20によって、例えばプリンタ装置1の電源投入直後において、CPU20によって、カウンタ25の計数値mが不揮発性メモリ15に記憶され、カウンタ25の計数値がmであるときにおけるグレースケールチャート421の明度値を示す反射光量電圧VDENが、図8に示すフローチャートのステップS101〜S103と同様にして取得され、第1明度値Vmとして不揮発性メモリ15に記憶される(ステップS201)。
次に、給紙カセット4がオープン状態となったことが図略の検出スイッチにより検出されると(ステップS202でYES)、ユーザが給紙カセット4に新たに用紙を補給する場合があるので、改めて計数値mと第1明度値Vmとを不揮発性メモリ15に記憶させるべくステップS203へ移行する一方、給紙カセット4がオープン状態となったことが検出されなければ、画像形成動作を行うべくステップS204へ移行する。
次に、ステップS203において、給紙カセット4がクローズ状態となったことが図略の検出スイッチにより検出されると、CPU20によって、ステップS201と同様にして計数値mと第1明度値Vmとが不揮発性メモリ15に記憶される(ステップS203)。
次に、例えばパーソナルコンピュータ2からLAN3と通信I/F部18とを介してCPU20へ、画像形成の対象となる画像データが送信されると、CPU20からの制御信号に応じてピックアップローラ6により給紙カセット4から用紙が繰り出され、その用紙がフィードローラ12、フリクションローラ13、及び搬送ローラ7によって像形成部5へ搬送され、像形成部5によって画像が形成された用紙が搬送ローラ8によって排出トレイTに排出される(ステップS204)。
このとき、カウンタ25によって画像形成された用紙の枚数が計数される。また、給紙カセット4から用紙が繰り出されることにより用紙載置板41が上昇するので、スライド板42は用紙載置板41の上昇に連動してスライド変位する結果、グレースケールチャート421における開口部48と対向する位置の明度が上昇する。この場合、スライド板42のスライド変位により上昇した明度の増分は、カウンタ25により計数された用紙枚数の増分と対応している。
次に、CPU20によって、カウンタ25の計数値nが不揮発性メモリ15に記憶され、カウンタ25の計数値がnであるときにおけるグレースケールチャート421の明度値を示す反射光量電圧VDENが、図8に示すフローチャートのステップS101〜S103と同様にして取得され、第2明度値Vnとして不揮発性メモリ15に記憶される(ステップS205)。
次に、CPU20によって、不揮発性メモリ15に記憶されている計数値mと、第1明度値Vmと、計数値nと、第2明度値Vnと、エンプティ時明度値VBとから下記の式(6)に基づいて、給紙カセット4に収納されている用紙の残枚数Zが算出される(ステップS206)。
Z=(Vn−VB)×(n−m)/(Vn−Vm)・・・(6)
ただし、ADコンバータ23の分解能が例えばLビットであれば、
(Vn−Vm)>1/(2L−1)
以上、ステップS201〜S206の処理により、給紙カセット4に収納されている用紙の残枚数Zを算出することができる。
図10は、式(6)による残枚数Zの算出を説明するための説明図である。図10において横軸は給紙カセット4内の用紙枚数、縦軸は明度検出部9により検出される反射光量、すなわちADコンバータ23により取得される明度値である。図10において明度値は00h(hは16進数を示す)〜FFhまでとされており、ADコンバータ23の分解能が8ビットである場合を示している。図10において、グレースケールチャート421は、図4(a)に示すように明度がスライド板42のスライド方向に沿ってその位置に比例して直線的に徐々に変化するようにされたものが用いられているので、用紙残量と明度値との関係を示すグラフ102も直線的になる。そうすると、式(6)における(n−m)/(Vn−Vm)は、グラフ102の傾きを示すので、第2明度値Vnに対応する残枚数Zは、(Vn−VB)×(n−m)/(Vn−Vm)として得られる。
なお、グレースケールチャート421として図4(b)に示すように明度がスライド板42のスライド方向に沿って段階的に徐々に変化するようにされたものを用いた場合には、グラフ102も階段状となるので、階段部分の補正を行って残枚数Zを算出する。
これにより、カウンタ25により計数された用紙枚数がm枚からn枚に増加した場合における明度検出部9により検出された明度値の増分に基づいて明度値を用紙の残枚数Zに換算することができるので、給紙カセット4に収納されている用紙の厚さに関わらず残枚数Zを算出でき、残枚数Zを算出する精度を向上させることができる。
次に、例えばパーソナルコンピュータ2からLAN3と通信I/F部18とを介してCPU20へ画像形成を要求する印字要求が有った場合、CPU20によってその印字要求枚数Yと残枚数Zとが比較され(ステップS207)、印字要求枚数Yが残枚数Zを超えていれば(ステップS207でYES)、CPU20から通信I/F部18とLAN3とを介してパーソナルコンピュータ2へ用紙の残り枚数が不足している旨の用紙補給警告が送信されると共に、表示装置16に用紙補給警告が表示される(ステップS208)。
これにより、用紙の不足をユーザに報知することができ、特にユーザがプリンタ装置1に大量に画像形成を行わせようとする場合に画像形成の実行を開始する前に用紙の不足を検出してユーザに警告を行うことができるので、画像形成中に用紙無しの状態が発生して作業の中断を招くことが抑制され、ユーザの作業性を向上させることができる。
一方、印字要求枚数Yが残枚数Zを超えていなければ(ステップS207でNO)、画像形成動作を実行すると共に印字した枚数を残枚数Zから減算し(ステップS209)、再びステップS207へ移行する。これにより、ステップS206において用紙の残枚数Zを算出した後は、印字枚数を残枚数Zから減算することにより新たな残枚数Zが得られるので、残枚数Zの算出処理を簡素化することができる。
なお、スライド板42及びグレースケールチャート421が給紙カセット4の底部に設けられている例を示したが、例えばスライド板42及びグレースケールチャート421を給紙カセット4の側面部に設けて給紙カセット4の側面側から明度検出部9によりグレースケールチャート421の明度値が取得される構成としても良い。
また、プリンタ装置1は、給紙カセット4を一つ備えた例を示したが、給紙カセット4を複数備えても良い。この場合、カウンタ25による画像形成枚数の計数を、給紙カセット4毎に行うことにより、給紙カセット毎の残枚数を算出することができる。
また、画像形成装置の一例としてプリンタ装置を説明したが、複写機、ファクシミリ装置、複合機等、他の画像形成装置であってもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタ装置の内部構成を概略的に示す断面図である。 図1に示す給紙カセット及びその周辺部の構成を説明するための模式図である。 図2に示す給紙カセット及びその周辺部をX方向から見た模式図である。 (a)は明度がその位置に比例して直線的に徐々に変化するようにされたグレースケールチャートの例を示す図であり、(b)は、明度が段階的に徐々に変化するようにされたグレースケールチャートの例である。 図2に示す給紙カセットに用紙が満杯にされたときの用紙載置板、アーム、及びスライド板の状態を示す説明図である。 図1に示すプリンタ装置の電気的な概略構成の一例を説明するためのブロック図である。 図6に示すLEDの温度特性の一例を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係るプリンタ装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るプリンタ装置の動作の一例を示すフローチャートである。 残枚数の算出を説明するための説明図である。
符号の説明
1 プリンタ装置
2 パーソナルコンピュータ
4 給紙カセット
5 像形成部
6 ピックアップローラ
9 明度検出部
10 仕切り板
11 透明部材
14 用紙搬送機構
15 不揮発性メモリ
25 カウンタ
41 用紙載置板
42 スライド板
43 底板
45 アーム
46,47 ヒンジ
48 開口部
49 除去ブラシ
50 スプリング
421 グレースケールチャート
Th1 サーミスタ

Claims (6)

  1. 画像を形成するための用紙を収納する収納部と、画像を前記用紙に形成する像形成部と、前記収納部に収納された用紙の束から1枚ずつ用紙を繰り出して前記像形成部へ給送する給送部とを備えた画像形成装置であって、
    前記収納部は、
    前記用紙の束を載置するための載置部と、
    前記載置部に載置された用紙の束における上面を前記給送部における用紙の繰り出し位置にさせるべく前記載置部を昇降させる昇降機構と、
    明度が一方向に沿って徐々に変化するように形成された明度表示部材と、
    前記明度表示部材から明度を表す明度値を取得する明度検出部と、
    前記明度表示部材を前記載置部の昇降位置に応じて前記一方向に沿って移動させることにより前記明度検出部に対する前記明度表示部材の相対的位置を変化させる移動機構と、
    前記明度検出部により検出された明度値に基づき前記収納部に収納されている用紙の量を検知する用紙残量検知部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像形成部によって前記収納部に収納された用紙に画像が形成された枚数を計数する計数部と、前記明度検出部により取得された明度値を記憶するための明度記憶部とをさらに備え、
    前記用紙残量検知部は、前記明度検出部により取得された明度値を第1の明度値として前記明度記憶部に記憶させ、その後、前記像形成部によって前記用紙に画像が形成されたとき、前記第1の明度値が前記明度記憶部に記憶された後に前記計数部により計数された計数値と、前記用紙に画像が形成されたときに前記明度検出部により検出された第2の明度値と、前記明度記憶部に記憶されている第1の明度値とに基づいて、前記収納部に収納されている用紙の枚数を算出するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記収納部は、前記用紙の束を収納するための箱状の部材であって、平行移動可能に構成された給紙カセットを備え、
    前記移動機構は、前記載置部の上下動に連動して揺動変位するアームを備え、
    前記明度表示部材は、前記アームの揺動に応じて前記給紙カセットの底板に沿って前記一方向にスライド変位することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記収納部は、前記用紙の束を収納するための箱状の部材であって、平行移動可能に構成された給紙カセットを備え、
    前記明度表示部材と前記明度検出部とは、前記給紙カセットの底板に設けられた開口部を介して対向配置され、
    前記開口部と前記明度検出部との間には、透明部材が介設され、
    前記給紙カセットの底板における、前記給紙カセットが平行移動した場合に前記透明部材と対向する位置の経路上に、前記透明部材を清掃するための清掃部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記明度検出部の周囲温度を検出するための温度検出部と、前記明度検出部の温度特性を示す温度特性データを予め記憶する温度特性記憶部とをさらに備え、
    前記用紙残量検知部は、前記温度検出部により検出された周囲温度と前記温度特性記憶部に記憶されている温度特性データとに基づいて前記明度検出部により取得された明度値を補正し、その補正後の明度値に基づき前記収納部に収納されている用紙の量を検知することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記明度表示部材は、前記明度がその位置に比例して変化するように形成されたものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2004171481A 2004-06-09 2004-06-09 画像形成装置 Pending JP2005350193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004171481A JP2005350193A (ja) 2004-06-09 2004-06-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004171481A JP2005350193A (ja) 2004-06-09 2004-06-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005350193A true JP2005350193A (ja) 2005-12-22

Family

ID=35584980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004171481A Pending JP2005350193A (ja) 2004-06-09 2004-06-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005350193A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150192886A1 (en) * 2014-01-07 2015-07-09 Konica Minolta, Inc. Damage amount determination device, image forming device, computer-readable recording medium storing damage amount determination program, and damage amount determination method
JP2016222447A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置
US9802778B2 (en) 2015-06-26 2017-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for forming image on sheet
CN114485492A (zh) * 2022-03-04 2022-05-13 江苏省电子信息产品质量监督检验研究院(江苏省信息安全测评中心) 一种智能化的计算机屏幕平整度检测系统

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150192886A1 (en) * 2014-01-07 2015-07-09 Konica Minolta, Inc. Damage amount determination device, image forming device, computer-readable recording medium storing damage amount determination program, and damage amount determination method
US9568876B2 (en) * 2014-01-07 2017-02-14 Konica Minolta, Inc. Damage amount determination device, image forming device, computer-readable recording medium storing damage amount determination program, and damage amount determination method
JP2016222447A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置
US9802778B2 (en) 2015-06-26 2017-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for forming image on sheet
CN114485492A (zh) * 2022-03-04 2022-05-13 江苏省电子信息产品质量监督检验研究院(江苏省信息安全测评中心) 一种智能化的计算机屏幕平整度检测系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8540236B2 (en) Paper feeding device and image forming apparatus
CN109891327B (zh) 图像形成设备和用于图像形成的方法
US20090254306A1 (en) Apparatus and method for measuring recording medium thickness, apparatus and method for detecting multi-feed of recording medium and apparatus and method for forming image
JP5049617B2 (ja) 紙種検知装置、これを用いた画像形成装置
JP2019112180A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2012226154A (ja) 画像形成装置
JP6135164B2 (ja) 画像形成装置
US20150115523A1 (en) Sheet stacking device, sheet conveying device, and image forming apparatus
JP5298475B2 (ja) 画像形成装置
JP6455157B2 (ja) 画像形成装置
US9506747B2 (en) Inspection method for sheet detection device, sheet detection device, and inspection apparatus
JP2005350193A (ja) 画像形成装置
JP2011006236A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2008009175A (ja) 画像形成装置
JP5074802B2 (ja) 画像形成装置、製品寿命維持方法
JP2009107776A (ja) シート供給装置及び画像形成装置
JP5453217B2 (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2007126226A (ja) 積載枚数検知装置、積載枚数検知方法、シート供給装置及び画像形成装置
US8582159B2 (en) Control device for controlling light source element and image forming apparatus with control device built therein
JP2004319657A (ja) 画像形成装置
JP2011026124A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP3548551B2 (ja) 画像形成装置
US10108007B2 (en) Laser scanning device, image forming apparatus and reflection surface identification method for identifying reflection surface of rotary polygon mirror
JP2010235242A (ja) 用紙供給装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2005053633A (ja) 画像形成装置