JP2005349709A - 記録装置および記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 記録ヘッドのエネルギー発生素子25は、駆動手段240によって駆動され、駆動手段240は、制御手段200によって制御される。制御手段200は、記録ヘッドに形成された複数種のノズル、例えばEC1,OC1のうち、最大吐出量の少ないノズルOC1から吐出される液滴によって記録媒体上に形成されるべき少なくとも一つのドット形成予定位置に、最大吐出量の小さいノズルOC1および前記最大吐出量の大きいノズルEC1から吐出される液滴を着弾させるよう駆動手段240を制御する。
【選択図】 図17
Description
(保守吐出0.1秒×13回分)/(0.52秒×52走査分)=0.048≒5%
となる。
(保守吐出時間0.1秒×27回分)/(0.52秒×52走査分)=0.1=10%
となり、3plの場合と比べて約2倍の時間を吐出動作に要求されることとなる。
次に、図面を参照して本発明のインクジェット記録装置に係る第1の実施形態をより詳細に説明する。
ここで、本実施形態に使用する記録ヘッドカートリッジについて図2ないし図10を用いて説明する。
記録ヘッドH1001に搭載されている記録ヘッドは、電気信号に応じてインクに対して膜沸騰を生じさせるための熱エネルギーを生成する電気熱変換体を用いたバブルジェット(登録商標)方式の記録ヘッドであり、電気熱変換体とノズルとが対向するように配置された、いわゆるサイドシュータ型の記録ヘッドである。
第1のプレートH1200は、例えば、厚さ0.5〜10mmのアルミナ(Al2O3)材料で形成されている。但し、第1のプレートH1200の素材は、アルミナに限られることなく、記録素子基板H1100,H1101の材料の線膨張率と同等の線膨張率を有し、かつ、記録素子基板H1100,H1101の材料の熱伝導率と同等もしくは同等以上の熱伝導率を有する他の材料で作られてもよい。そこで、第1のプレートH1200の素材は、例えば、シリコン(Si)、窒化アルミニウム(AlN)、ジルコニア、窒化珪素(Si3N4)、炭化珪素(SiC)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)のうちいずれであってもよい。第1のプレートH1200には、インク供給口H1201として、第1の記録素子基板H1100にブラックのインクを供給するためのものと第2の記録素子基板H1101にシアン、マゼンタ、イエローのインクを供給するためのものとが形成されている。また、第1の記録素子基板H100の両側部には、インク供給ユニットH1003との接続用のビス止め部H1206が形成されている。
図4に示すように、インク供給部材H1500は、インクタンクH1900から記録素子ユニットH1002にインクを導くためのインク供給ユニットH1003の一構成部品である。インク供給部材H1500は、例えば、樹脂成形により形成されている。その樹脂材料には、形状的剛性を向上させるためにガラスフィラーを5〜40%混入したものを使用することが望ましい。
次に、記録ヘッドユニットH1002とインク供給ユニットH1003との結合について説明する。
次に、本発明の第1の実施形態における第2の記録素子基板H1101におけるノズルの配列を説明する。
図11は、上記インクジェット記録装置における制御系の概略構成を示すブロック図である。同図において、コントローラ200は主制御部であり、例えばマイクロ・コンピュータ形態のCPU201、プログラムや所要のテーブルその他の固定データを格納したROM203、画像データを展開する領域や作業用の領域等を設けたRAM205などを有する。ホスト装置210は、画像データの供給源であり、記録すべき画像データの作成、処理等を行うコンピュータ、あるいは画像読み取り用のリーダ部等によって構成される。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態においても、インクジェット記録装置、記録ヘッドカートリッジおよび制御系の概略構成は上記実施形態と同一であるため、それらに関する説明の詳細は省略する。
2 キャリッジ
8 記録媒体
9 搬送ローラ
25 吐出ヒータ
34 LFモータ
200 コントローラ
201 CPU
203 ROM
205 RAM
210 ホスト装置
212 インターフェース(I/F)
240 ヘッドドライバ
H1001 記録ヘッド
H1002 記録素子ユニット
H1003 インク供給ユニット
H1100 第1の記録素子基板
H1101 第2の記録素子基板
H1102 インク供給口
H1103 電気熱変換素子
H1107 ノズル
H1108 ノズル群
H1110 Si基板
H1200 第1のプレ−ト
H1201 インク供給口
H1900,H3900 インクタンク
H1901 ブラックインクタンク
H1902 シアンインクタンク
H1903 マゼンタインクタンク
H1904 イエロ−インクタンク
H1907 インク供給口
Claims (10)
- 最大吐出量が異なる複数種のノズルと前記各ノズルから液滴を吐出するための吐出エネルギーを発生させるエネルギー発生手段とを有する記録ヘッドを用い、前記エネルギー発生手段を駆動することによって前記ノズルから記録媒体に向けて液滴を吐出させて記録を行うようにした記録装置であって、
前記エネルギー発生手段を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記複数種のノズルのうち、最大吐出量の少ないノズルから吐出される液滴によって記録媒体上に形成されるべき少なくとも一つのドット形成予定位置に、前記最大吐出量の小さいノズルおよび前記最大吐出量の大きいノズルから吐出される液滴を着弾させるよう前記駆動手段を制御することを特徴とする記録装置。 - 前記制御手段は、前記エネルギー発生手段の駆動状況および/または前記記録ヘッド周辺の環境条件などの駆動条件に応じて、前記最大吐出量の少ないノズルから吐出される液滴および前記最大吐出量の大きなノズルから吐出される液滴を、前記最大吐出量の少ないノズルから吐出される液滴によって形成されるベき少なくとも一つのドット形成予定位置に着弾させるよう前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記エネルギー発生手段の駆動状況は、前記最大吐出量の少ないノズルにおける前回の液滴吐出動作から現在の液滴吐出動作に至る駆動停止時間であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記記録ヘッド周辺の環境条件は、記録ヘッド周辺の環境温度と環境湿度の少なくとも一方であることを特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記最大吐出量の小さいノズルにおける前記駆動停止時間が一定時間以上経過した後に、前記最大吐出量の小さいノズルから吐出される液滴によって形成されるべきドット形成予定位置の中の最初のドット形成予定位置を含む所定数のドット形成予定位置に対し、前記最大吐出量の小さいノズルおよび前記最大吐出量の大きいノズルによって吐出されるべき液滴を着弾させるよう前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記最大吐出量の小さいノズルから吐出された液滴によって記録媒体上に形成されるべきドットの形成予定位置に対し、前記最大吐出量の大きいノズルから吐出される液滴によって形成されるドット数は、前記エネルギー発生手段の駆動状況および/または前記記録ヘッド周辺の環境条件に応じて変化させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の記録装置。
- 前記記録ヘッドは、複数のノズルにより構成されるノズル列を相対向して配置してなるノズル群を少なくとも一つ有すると共に、同一のノズル群に属する一対のノズル列のうち、一方のノズル列における各ノズルから吐出される液滴の最大吐出量と、他方のノズル列におけるノズルから吐出される液滴の最大吐出量とが互いに異なることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の記録装置。
- 前記記録媒体は、搬送手段によって記録ヘッドの各ノズル列の配列方向に搬送され、
前記記録ヘッドは、前記搬送手段による記録媒体の搬送方向と交差する主走査方向に沿って往復動を行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の記録装置。 - 前記記録ヘッドは、前記主走査方向に沿って配置された複数個の前記ノズル群を有し、前記各ノズル群の一方のノズル列におけるノズルが、他方のノズル列における各ノズルの配列位置の間に位置するよう配置されると共に、前記複数個のノズル群のうち、少なくとも2組のノズル群が同一色の液滴を吐出すると共に前記主走査方向において対称に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
- 最大吐出量が異なる複数種のノズルと前記各ノズルからインクを吐出させる吐出エネルギーを発生させるエネルギー発生手段とを有する記録ヘッドを用い、前記エネルギー発生手段を駆動することによって前記ノズルから記録媒体に向けて液滴を吐出して記録するようにした記録方法であって、
前記複数種のノズルのうち、最大吐出量の少ないノズルから吐出される液滴によって記録媒体上に形成されるべきドット形成予定位置の一部に、前記最大吐出量の小さいノズルおよび前記最大吐出量の大きいノズルから吐出された液滴を着弾させるよう前記エネルギー発生手段の駆動を制御することを特徴とする記録方法。
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