JP2005349550A - 研削材 - Google Patents

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Yuichi Ichiguchi
裕一 市口
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ICHIGUCHI KK
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Abstract

【課題】熟練を要せずパイプの切断端面のバリ取りを安全確実に、かつ、手早く実施することのできる研削材を提供する。
【解決手段】回転軸の先端部分に多数のサンドペーパー11を、接着性樹脂組成物17を介して外形形状が筒状になるよう、放射状に植え付けてなる研削材10において、上記接着性樹脂組成物17の外周より外側の、上記研削材10の端面に同心円状の環状凹溝21を形成してなる構成としたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は回転軸の先端部分に多数のサンドペーパーを、接着性樹脂組成物を介して外形形状が筒状になるよう、放射状に植え付けてなる研削材に関する。
回転軸の先端部分に接着性樹脂を介して多数のサンドペーパーを、外形形状が筒状になるよう放射状に植え付けた研削材はすでに市販され、この研削材を用いて小物、あるいは狭矮な部分の表面研削・研磨に用いられて来た。
一方、配管工事において、パイプカッターで切断されたパイプの端面には、切断したときの切断滓、いわゆる「バリ」が残っており、このままで次の工程に進むと、作業者が切創事故を起こす恐れがあるだけではなく、配管の接続に不具合が生ずる恐れもある。また、パイプが電線管として使用される場合、電界集中や絶縁体の損傷の原因になって好ましくない。
上記のような理由から、ハンドリューターにテーパーコーン形の砥石を取付け、これによって切断端面のバリを取り除くか、笹葉形のスクレイパで削り取るなどしていたが、上記のような従来の作業方法では作業性が悪く、テーパーコーン型の砥石で研削するときは砥石がパイプの内孔に食い込んで振り回される恐れがあり、笹葉形のスクレイパで削り取るには相当の熟練が必要である。
上記状況に鑑みこの発明は、パイプの切断端面のバリ取りに適した研削材で、その使用に際しては、熟練を要せず、危険性が無く、しかもパイプの切断端面の内周・外周が同時に研削でき、パイプの切断端面の研削に用いないときは、一般的な表面研削用として使用できる研削材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明は、回転軸の先端部分に多数のサンドペーパーを、接着性樹脂組成物を介して外形形状が筒状になるよう、放射状に植え付けてなる研削材において、上記研削材の端面に同心円状の環状凹溝を形成してなるもので(請求項1)、上記環状凹溝は、上記接着性樹脂組成物の外周より外側に形成され(請求項2)てなる。
上記の如く構成するこの発明によれば、研削材の端面に形成された環状凹溝に、パイプカッター等により切断されたパイプの端を押し当てることにより、パイプの内外周面が一度に研削される。
また、接着性樹脂組成物を介して植え付けられたサンドペーパーには、放射状の多数の隙間があって、研削された研磨滓が遠心力により積極的に排出され、また、放熱効果もあって研削効率も高くなる。
また、サンドペーパーを放射状に植え付けてあるもので、しなやかで順応性のあるものであるから、テーパーコーン形の砥石のようにパイプに食い込んで振り回されるような危険性もなく安全である。
さらに、当初に設けた環状凹溝は、使用するに従い摩滅していくので研削能率は当初と変わりなく、また、外周部は折れていくので食い込み現象は発生しない。
(実施例1)
つぎにこの発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。サンドペーパー11を求軸的に、かつ放射状に配置すると、サンドペーパー11には厚みがあるので、求軸側は隣合わさるサンドペーパー11が互いに密接して、中心に円筒孔12が形成される。
このように中心に円筒孔12を形成したサンドペーパー集合体13は、その中心軸を求めるため図示しない治具に嵌められ、その治具の中心孔に雌ねじ14を設けたプラスチック製の芯材15を挿通し、この芯材15と上記円筒孔12との間に接着性樹脂組成物17を注入し、サンドペーパー11の中心重なり合った部分にも浸透させて固着している。
上記芯材15の端にはフランジ16が設けられ、上記雌ねじ14に回転軸18の雄ねじ19がナット20を介在して螺合され、前記ナット20を上記フランジ16に対して締め付けて回転軸18と芯材15とを強固に一体にしている。
上記回転軸18の雄ねじ19を除く部分は六角形をしており、その回転軸18は図示しないハンドグラインダーやハンドリューターのチャックに掴持されるようになっている。
上記サンドペーパー集合体13の端面には環状凹溝21が設けられ、この環状凹溝21は、例えば、図示しない筒状体の先端にダイヤモンド粒体を接着性樹脂と共に固着した工具を押し当てて形成する。この環状凹溝21の径は、研削しようとするパイプPに合わせ、深さは、研削しようとするパイプPの端が、環状凹溝21に嵌り安定する程度でよく、それ以上深くする必要はない。
上記の如く形成された研削材10は、それを図示しないハンドグラインダーのチャックに取付け、その環状凹溝21を、バリ取りをしようとするパイプPの端面に押し当てることにより、パイプ端面の内外周面のバリ取りがイッキに行なわれる。
(実施例2)
なお、サンドペーパー集合体13の外周に樹脂シート22を巻き付けてサンドペーパー端縁を固定してもよい。このようにすることにより、サンドペーパー集合体の「腰」が強くなって、パイプPの端面を強力に研削できるようになる。
上記樹脂シート22の巻き付けは、例えば粘着性の塩化ビニルテープをサンドペーパー集合体13の外周に巻き付けてもよく、内面に接着層を設けた熱収縮性チューブを被せ、周囲から均一に加熱できる手段で加熱して、該熱収縮性チューブを収縮させて密着させてもよく、さらに、幅の広いゴムバンドを巻きつけてもよい。
上記のように構成する実施例2は、研削時にかかる負荷によりサンドペーパーが撓むのを防ぎ、サンドペーパー集合体の「腰」が強くなって、パイプPの端面を強力に研削するのに適する。
以上説明したようにこの発明によれば、簡単な構造の研削材で、安全確実にパイプ端面のバリ取りが容易にできるようになり、研削滓の排出が確実であるから研削効果の低下もなく、適度に摩耗して新しい砥粒面が更新されるので切れ味が低下することもない。
また、実施例1では、パイプ端面のバリ取り以外に、通常の研磨材として外面研削にも活用できる。
実施例1に係る発明の斜視図 同パイプ端面研削状態の断面図 実施例2に係る発明の斜視図
符号の説明
10 研削材
11 サンドペーパー
12 円筒孔
13 サンドペーパー集合体
14 雌ねじ
15 芯材
16 フランジ
17 接着性樹脂組成物
18 回転軸
19 雄ねじ
20 ナット
21 環状凹溝
22 樹脂シート
P パイプ

Claims (2)

  1. 回転軸の先端部分に多数のサンドペーパーを、接着性樹脂組成物を介して外形形状が筒状になるよう、放射状に植え付けてなる研削材において、上記研削材の端面に同心円状の環状凹溝を形成してなることを特徴とする研削材。
  2. 上記環状凹溝は、上記接着性樹脂組成物の外周より外側に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の研削材。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62106755U (ja) * 1985-12-25 1987-07-08
JPS6423358U (ja) * 1987-07-29 1989-02-07
JP2000271802A (ja) * 1999-03-24 2000-10-03 Light Seiki Kk 単管パイプの切断部分のバリ取り用回転刃

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