JP2005348649A - 排稈カッターの排稈切替装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】排稈案内杆の係合ピンを案内穴に係合させて移動することにより、この排稈案内杆を上下動及び旋回する形態では、排稈案内杆が収納姿勢にあるとき、機体の振動や、排稈抵抗等によって、誤って排稈姿勢に切替えられることが多く、的確で安定した排稈切替を維持できないことがあるため、これらの誤作動を防止しようとするものである。
【解決手段】上下動及び旋回して排稈チェン1に沿う排稈姿勢Aとこの下方に退避する収納姿勢Bとに切替可能の排稈案内杆2の切替作用係合ピン3を、機体に固定された固定ブラケット4の案内穴5と、操作回動可能の回動アーム6のアーム穴7とにわたって係合案内させて切替操作する排稈カッターにおいて、このアーム穴7には、該収納姿勢B側への操作でこの回動アーム6の方向Cに対して鋭角Dに傾斜のピン作用縁8を形成したことを特徴とする排稈切替装置の構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】上下動及び旋回して排稈チェン1に沿う排稈姿勢Aとこの下方に退避する収納姿勢Bとに切替可能の排稈案内杆2の切替作用係合ピン3を、機体に固定された固定ブラケット4の案内穴5と、操作回動可能の回動アーム6のアーム穴7とにわたって係合案内させて切替操作する排稈カッターにおいて、このアーム穴7には、該収納姿勢B側への操作でこの回動アーム6の方向Cに対して鋭角Dに傾斜のピン作用縁8を形成したことを特徴とする排稈切替装置の構成とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、コンバインの排稈カッターにおいて、脱穀済排稈を排稈カッター側とドロッパー側とに切替えて供給する排稈切替装置に関し、この切替操作を円滑に、安定して行わせようとするものである。
排稈チェンに沿って設けられる排稈案内杆を、この排稈姿勢と収納姿勢とに切替操作するために、この排稈案内杆に設ける係合ピンを、機体側に固定した固定ブラケットの案内穴に係合案内させて切替える技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
実開平5−37034号公報(第1頁、図1)。
排稈案内杆の係合ピンを案内穴に係合させて移動することにより、この排稈案内杆を上下動及び旋回する形態では、操作抵抗、及び抵抗変動が大きく、円滑で的確な切替操作を行い難いものである。この発明は、このような係合ピンの操作力を小さくして操作し易くすると共に、切替操作後の切替位置の維持を安定させるものである。特に、排稈案内杆が収納姿勢にあるとき、機体の振動や、排稈抵抗等によって、誤って排稈姿勢に切替えられることが多く、的確で安定した排稈切替を維持できないことがあるため、これらの誤作動を防止しようとするものである。
請求項1に記載の発明は、上下動及び旋回して排稈チェン1に沿う排稈姿勢Aとこの下方に退避する収納姿勢Bとに切替可能の排稈案内杆2の切替操作用係合ピン3を、機体に固定された固定ブラケット4の案内穴5と、操作回動可能の回動アーム6のアーム穴7とにわたって係合案内させて切替操作する排稈カッターにおいて、このアーム穴7には、該収納姿勢B側への操作でこの回動アーム6の方向Cに対して鋭角Dに傾斜のピン作用縁8を形成したことを特徴とする排稈切替装置の構成とする。回動アーム6を下方へ回動することによって、このアーム穴7のピン作用縁8が係合ピン3を上側から係合して、案内穴5に案内させて下動し、排稈案内杆2を排稈チェン1から下方へ離間させながら稈身に沿う横方向に旋回させて、排稈姿勢Aから収納姿勢Bに切替える。この収納姿勢Bにおいては、排稈チェン1で搬送された排稈をカッター側へ供給させて短く切断させることができる。又、この回動アーム6を上方へ回動することによって、該ピン作用縁8による係合ピン3の係止が解除されて、排稈案内杆2が該収納姿勢Bから排稈チェン1に沿う排稈姿勢Aに上昇復帰する。この排稈姿勢Aにおいては、排稈チェン1の終端部に搬送された排稈は、この排稈チェン1の下側に沿う排稈案内杆2との間に挟持搬送されて、カッターの上側を通って後方のドロッパー側へ搬送されて集束排出される。このような排稈案内杆2の収納姿勢Bへの切替作動時には、ピン作用縁8の鋭角D傾斜によって、回動アーム6の回動力により係合ピン3をこの回動アーム6の長さ方向への作動分力が大きくなり、排稈案内杆2の収納姿勢Bへの下動旋回を行い易くする。又、この排稈案内杆2の収納姿勢Bでの係合ピン3は、このピン作用縁8に作用しても上昇旋回が行われ難い状態となる。
請求項2に記載の発明は、前記アーム穴7には、該排稈姿勢A側への操作でこの回動アーム6の方向Cに対して鋭角Dに傾斜のピン作用縁9か、又は、この回動アーム6の方向Cに略沿うピン作用縁10を形成したことを特徴とするものである。アーム穴7にピン作用縁9を形成する形態では、回動アーム6を上動回動して排稈案内杆2を収納姿勢Bから排稈姿勢Aへ切替えるときも、前記収納姿勢Bへ切替える場合と同様にして、このピン作用縁9で係合ピン3が押されたり、係止されて、排稈案内杆2の排稈姿勢Aへの切替、及び操作を行わせ、又、この排稈姿勢A位置を維持させる。
又、アーム穴7にピン作用縁10を形成する形態では、回動アーム6の回動操作方向に抗するように復帰用スプリング等を設ける形態として、このスプリング力による排稈案内杆2の排稈姿勢Aへの復帰作用時は、係合ピン3がアーム方向Cに沿って形成のピン作用縁10によって押されるため、これらの間の摺動摩擦抵抗を小さくして、排稈案内杆2の昇降旋回を行わせる。
又、アーム穴7にピン作用縁10を形成する形態では、回動アーム6の回動操作方向に抗するように復帰用スプリング等を設ける形態として、このスプリング力による排稈案内杆2の排稈姿勢Aへの復帰作用時は、係合ピン3がアーム方向Cに沿って形成のピン作用縁10によって押されるため、これらの間の摺動摩擦抵抗を小さくして、排稈案内杆2の昇降旋回を行わせる。
請求項1に記載の発明は、排稈案内杆2の係合ピン3を上下動、及び旋回させるピン作用縁8が鋭角Dに形成されるため、排稈案内杆2の排稈姿勢A、又は収納姿勢Bへの切替作動を的確、円滑に行わせることができ、又、この切替位置の維持を安定させることができる。
請求項2に記載の発明は、排稈案内杆2を収納姿勢Bと排稈姿勢Aとに切替える回動アーム6のアーム穴7には、この排稈案内杆2を排稈姿勢Aから収納姿勢Bへ切替えるためのピン作用縁8を形成すると共に、この収納姿勢Bから排稈姿勢Aへ復帰させるためのピン作用縁9,10を形成するものであるから、これら各姿勢A,Bへの切替を的確、円滑に行わせることができ、各姿勢A,B位置維持を安定させることができる。
請求項2に記載の発明は、排稈案内杆2を収納姿勢Bと排稈姿勢Aとに切替える回動アーム6のアーム穴7には、この排稈案内杆2を排稈姿勢Aから収納姿勢Bへ切替えるためのピン作用縁8を形成すると共に、この収納姿勢Bから排稈姿勢Aへ復帰させるためのピン作用縁9,10を形成するものであるから、これら各姿勢A,Bへの切替を的確、円滑に行わせることができ、各姿勢A,B位置維持を安定させることができる。
図1〜図4に基づいて、コンバインは、クローラ走行装置を有した車体上に刈取装置や、脱穀装置12、グレンタンク13、及び運転席14等を搭載し、この運転席14の後側のエンジン15の駆動によって走行しながら、前方の刈取装置で刈取られる穀稈を刈取搬送装置16で脱穀装置12へ供給して脱穀させる構成としている。脱穀装置12は、脱穀室17の外側搬送口18に沿って、穀稈の株元部を該刈取搬送装置16から受継して後方へ搬送しながら脱穀させる脱穀チェン19を設けている。この脱穀室17で脱穀された排稈を搬送する排稈装置20が、この脱穀室17後側の排稈室22上部に設けられる。この脱穀室12の横側で運転席14の後方には、脱穀粒を収容するグレンタンク13が配置される。21はこの排穀オーガである。
前記排稈装置20は、脱穀チェン19で搬送される脱穀排稈の株元側部を挟持搬送する排稈チェン1と、これに平行状で穂先側部を係合搬送するラグ25を有したベルト26とからなり、前記脱穀チェン19の後端部から穂先側後方へ向けて斜め方向へ張設されて、排稈をコンバインの刈取走行跡の穂先部寄り位置へ排出させる形態としている。この排稈チェン1の下側に沿って挟持案内杆27が設けられ、脱穀済排稈を排稈室22の後端部に搬送案内させる。この排稈チェン1の終端部は、この排稈室22から後方へ張出す形態に設けられ、この後方張出部の下側に沿って排稈案内杆2が設けられて、該挟持案内杆27との間に挟持搬送される排稈チェン1による排稈を受継して、後方へ搬送する構成としている。
前記排稈室22の後端面に排稈カッター30が取付けられる。この排稈カッター30の後面にドロッパー31が取付けられる。排稈カッター30は横長の箱形カッタケース32内に、前後一対のカッタ軸33,34を平行に軸装し、各カッタ軸33,34には軸方向に一定間隔にカッタディスク35,36を配置する。これらカッタディスク35,36の対向部間の上側供給口37に沿って排稈を供給することによって、この供給排稈を下方へ掻込みながら短く切断する構成としている。このカッタケース32の上側には、切替板38の切替軸39周りの上下回動によって開閉されるカッタ口40が形成されて、この切替板38を後側上方の排稈経路部を遮る状態に回動することによって、排稈を下方の供給口37へ案内することができる。又、カッタケース32の下端口周部には拡散カバー42,43が設けられて、該カッタディスク35,36間で切断された切断排稈を下方の圃場面に拡散排出する構成としている。ドロッパー31は、ドロッパ軸44の周りにスプリング45の支持力に抗して下動転倒可能に設けられ、排稈チェン1の後端から排出落下される未切断の排稈を収集して、一定重量毎にスプリング45に抗して転倒しながら、収集毎に落下排出するものである。前記排稈室22の下側には、吸引排塵装置を有した排塵室48が設けられ、この排塵口49を拡散カバー42の前側に開口させている。
前記排稈案内杆2は、案内杆基部51を下方垂直形態に屈曲して、この案内杆基部51を前記排塵室48の後側壁部、又はカッタケース32の前側壁部等に設けられる支持ケース52に上下動、及び旋回可能にして支持させる。排稈チェン1の回転によって搬送される排稈をカッタ口40へ供給するときは、この排稈案内杆2を下動旋回させてカッタケース32の前側に形成の横方向の収納室50に沿う収納姿勢Bに切替えると共に、前記切替板38を上方へ回動させて、排稈チェン2の搬送経路を遮断して、排稈を供給口37側へ切替案内するように構成する。又、排稈を後側のドロッパー31側へ搬送して集束排稈するときは、該排稈案内杆2を上動旋回させて排稈チェン1の下側に沿うように排稈姿勢Aに切替えると共に、切替板38を下動させて供給口37を覆うように切替える。このような排稈案内杆2及び切替板38の切替操作は、前記運転席14横側の操作台53に設けられる切替レバー54によってワイヤー55,56の同期連動によって行う構成としている。
前記支持ケース52内には、該排稈案内杆2の基部51を上下動及び回動可能に支持するボス57を、固定ブラケット4で取付ける。このボス57、及び固定ブラケット4には、案内杆基部51に突出の係合ピン3を嵌合して摺動案内する案内穴5を形成する。又、この係合ピン3を嵌合案内するアーム穴7を形成した回動アーム6が、アーム軸58の周りに上下方向に回動自在に設けられる。この回動アーム6は、支持ケース52との間をスプリング59で弾発して、常時上方へ回動付勢している。又、前記切替レバー54に連結のワイヤー55はこの回動アーム6の下端部に連結して、該スプリング59に抗して下方回動操作することができ、このワイヤー55の引きを緩めることによって、スプリング59による弾発力で上方へ復帰回動する構成としている。
前記ボス57の一部は開口されて、このボス57に支持される案内杆基部51の係合ピン3を挿通させる。この係合ピン3の先端部は、このボス57の外側に位置する固定ブラケット4に形成される案内穴5に嵌合案内させる。この案内穴5は、案内杆基部51に沿う上下方向の上部穴60と、この上部穴60の下端に連絡して該回動アーム6のアーム軸58寄りに向けて傾斜する下部穴61とを形成されて、この係合ピン3を昇降案内することによって、排稈案内杆2を昇降すると共に、この下部穴61部では案内杆基部51の周りに旋回案内する構成としている。前記回動アーム6の先端部には、略デルタ状形態のアーム穴7を形成して、前記案内穴5を通した係合ピン3の先端部側を嵌合させる。このアーム穴7のデルタ形態の底辺部は、略アーム軸58に対するこの回動アーム6の突出するアーム方向Cに沿うピン作用縁10を形成して、係合ピン3を上側に摺接させて上方へ押上げることができる。又、このアーム穴7の傾斜辺部は、このアーム方向Cに対して適宜の鋭角Dに傾斜するピン作用縁8を形成して、係合ピン3を下側に摺接させて下方へ押下げることができる。
前記切替レバー54と連結のワイヤー56は、切替板38の切替軸39のアーム63に連結されて、このワイヤー56をスプリング64に抗して引くことによって、切替板38を上方へ回動することができ、ワイヤー56の引きを緩めるとスプリング64の弾発力で切替板38を下方へ復帰回動することができる。
前記切替レバー54と連結のワイヤー56は、切替板38の切替軸39のアーム63に連結されて、このワイヤー56をスプリング64に抗して引くことによって、切替板38を上方へ回動することができ、ワイヤー56の引きを緩めるとスプリング64の弾発力で切替板38を下方へ復帰回動することができる。
前記コンバイン作業で脱穀済排稈の切断処理、又はドロッパー処理を行うには、切替レバー54を前側のカッタ位置Eに操作すると、ワイヤー55を介して回動アーム6が下方へ回動される(図1−イ)。この回動によって案内穴7の係合ピン3は、ピン作用縁8に係合されて下動される。この係合ピン3が固定ブラケット4の案内穴5を下方へ案内されるに伴って、この下部穴61では下動と共に案内杆基部51の周りに回動される。これによって上部の排稈案内杆2は同様に下動、及び旋回されて、上側の排稈チェン1に沿う排稈姿勢A位置から下動旋回して収納室50内に嵌合し、収納姿勢B位置に切替えられる。これと同時にワイヤー56が引かれるため、切替板38が上方へ回動されて、カッターの供給口37上を開いて、排稈を切断処理する態勢となる。このようなピン作用縁8による係合ピン3の押下げ、乃至引き下げ作動においては、鋭角Dの傾斜ピン作用縁8によって行われるため、押下げ操作分力を大きくして、回動アーム6の操作力を軽減することができ、排稈案内杆2の下降と旋回とを円滑に行わせることができる。又、排稈案内杆2が振動等によって上動しようとするときは、このピン作用縁8で係合ピン3を受けるため、回動アーム6が上方回動されようとする作用力は小さくなって、上方回動され難くなる。このため収納姿勢Bの排稈案内杆2位置を安定して維持できる。
又、前記切替レバー54を後側のドロッパ位置Fに操作すると、ワイヤー55の引きが戻されて、回動アーム6がスプリング59力で上動されて、排稈案内杆2が旋回されながら上動されて、収納室50から脱出されて排稈チェン1に沿う排稈姿勢Aに切替えられる。これと同時にワイヤー56の緩みによって切替弁39が供給口37を閉鎖する状態に切替えられて、排稈を排稈案内杆2と排稈チェン1との間に挟持搬送してドロッパー31上へ排出収集させる。このような排稈案内杆2の切替えは、ピン作用縁10が係合ピン3をスプリング59力によって(図1−ロ)押上げることによって行われる。このピン作用縁10は、この回動アーム6の方向Cに沿って形成されるため、係合ピン3の押上作用力は有効であり、又、この係合ピン3のピン作用縁10方向の移動抵抗を小さくして、この係合ピン3の押上げと旋回を円滑に行わせることができる。
次に、図5に基づいては、前記回動アーム6のアーム穴7をアーム方向Cに対し鋭角Dを有する平行状の長穴に形成したものである。そして、このアーム穴7の上側縁をピン作用縁8とし、下側縁をピン作用縁9として形成し、排稈案内杆2の係合ピン3は、回動アーム6の下方回動によって上側のピン作用縁8で押下げられ、回動アーム6の上方回動によって下側のピン作用縁9で押下げられる。
次に、図6に基づいて、前記案内穴5の形態を、上部穴60に対して下部穴61の傾斜方向を上側とは反対の側へ傾斜させて形成したものである。このため案内杆基部51における係合ピン3の突出方向、及び案内穴5、回動アーム6等は、上側とは前後反対側に位置する形態とすることができる。又、回動アーム6の案内穴7は先端側を開放した形態としている。
次に、図6に基づいて、前記案内穴5の形態を、上部穴60に対して下部穴61の傾斜方向を上側とは反対の側へ傾斜させて形成したものである。このため案内杆基部51における係合ピン3の突出方向、及び案内穴5、回動アーム6等は、上側とは前後反対側に位置する形態とすることができる。又、回動アーム6の案内穴7は先端側を開放した形態としている。
次に、図7、図8に基づいて、前記カッタケース32下側の拡散カバー42の内側に、拡散翼車66を設けて、この回転によって切断落下される切断わらを拡散放出する構成としている。この羽根軸67の軸受ベアリング68に対するわら屑や塵芥の侵入を防止するように構成するものである。拡散カバー42の側板69には軸受穴70を形成して、この軸受穴70の外側部に、ベアリング68を保持する軸受メタル71、及びこの軸受メタル71をボルト72締めで取付けた軸受プレート73を位置させて、ボルト74締めで取付ける。又、該軸受穴70の内側部の側板69に、該拡散翼車66の横端部の回転外周部上を覆う防塵板75を固定する。この防塵板75の下方側は開放77されている。拡散翼車66の羽根軸67周りは筒形態の翼筒部76が形成される。この翼筒部76の左右両端部と、前記ベアリング68をのぞませる軸受プレート73との間には、軸受穴70等の軸受間隙部が形成されるが、この拡散翼車66の横端部は防塵板75で覆われるため、この拡散翼車66によって拡散放出されるわら屑等が、この軸受間隙部へ侵入し難く、この軸受間隙部へ侵入するわら屑があったとしても下方へ落下して、ベアリング68への押込みを防止することができる。しかも、防塵板75を設ける形態であるから、構成が簡単である。
1 排稈チェン
2 排稈案内杆
3 係合ピン
4 固定ブラケット
5 案内穴
6 回動アーム
7 アーム穴
8 ピン作用縁
9 ピン作用縁
10 ピン作用縁
2 排稈案内杆
3 係合ピン
4 固定ブラケット
5 案内穴
6 回動アーム
7 アーム穴
8 ピン作用縁
9 ピン作用縁
10 ピン作用縁
Claims (2)
- 上下動及び旋回して排稈チェン(1)に沿う排稈姿勢(A)とこの下方に退避する収納姿勢Bとに切替可能の排稈案内杆(2)の切替操作用係合ピン(3)を、機体に固定された固定ブラケット(4)の案内穴(5)と、操作回動可能の回動アーム(6)のアーム穴(7)とにわたって係合案内させて切替操作する排稈カッターにおいて、このアーム穴(7)には、該収納姿勢(B)側への操作でこの回動アーム(6)の方向(C)に対して鋭角(D)に傾斜のピン作用縁(8)を形成したことを特徴とする排稈切替装置。
- 前記アーム穴(7)には、該排稈姿勢(A)側への操作でこの回動アーム(6)の方向(C)に対して鋭角(D)に傾斜のピン作用縁(9)か、又は、この回動アーム(6)の方向(C)に略沿うピン作用縁(10)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の排稈カッターの排稈切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004172203A JP2005348649A (ja) | 2004-06-10 | 2004-06-10 | 排稈カッターの排稈切替装置 |
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