JP2005348118A - 音質調整回路 - Google Patents

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【課題】 ディジタル信号処理によりバスやトレブルをブーストしても、ディジタル音声信号の最大レベルがディジタル・フルスケールを超えて音が割れてしまうことを防止した音質調整回路を提供する。
【解決手段】 この音質調整回路は、入力されるディジタル信号によって表される音声信号のレベルを調整する第1のレベル調整手段と、該音声信号に含まれている少なくとも1つの周波数帯域成分を抽出するフィルタ手段と、少なくとも1つの周波数帯域成分のレベルを調整する第2のレベル調整手段と、第1のレベル調整手段の出力信号と第2のレベル調整手段の出力信号とを加算する加算手段とを含むディジタル信号処理部10と、加算手段から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器20と、D/A変換器から出力されるアナログ信号のレベルを調整するアナログレベル調整部30とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する際に、低域を強調する等の音質調整を行うことのできる音質調整回路に関する。
一般に、音声信号を出力するオーディオアンプ等の音声回路には、音源やスピーカの音質を調整するためのトーンコントロール機能や、小音量時における人間の聴感特性を補正するためのラウドネス機能が設けられている。このような音質調整機能をアナログ回路で実現するためには、増幅回路等の主要な部分を内蔵した半導体集積回路に、フィルタ特性における時定数を決定するためのコンデンサや抵抗等の回路素子を外付けする必要があり、回路規模が大きくなってしまうという問題があった。
そこで、近年においては、ディジタルアンプ等において、上記のような音質調整機能が、ディジタル信号処理により実現されている。特に、携帯電話機においては、メモリカード等の外部記憶媒体を差し込むことにより音楽を再生できる機種が開発されているが、その場合にも、上記のような音質調整機能が用いられる。
しかしながら、例えば、音源がディジタル・フルスケールに近いレベルで録音されている場合に、ディジタル信号処理により低域(バス)をブーストすると、最大レベルがディジタル・フルスケールを超えてしまい、音が割れてしまうという問題があった。
関連する技術として、下記の特許文献1には、比較的能力の低いDSPでも、音質調整及び聴感特性補正を行うことのできる音質調整装置が開示されている。この音質調整装置は、制御部からの音響特性制御信号に基づいて音響信号にディジタル演算処理を施し、その音響特性を調整するディジタル演算処理部を備えており、制御部に、イコライザ設定部からの音質設定値と、音量調整操作部からの音量設定値とから、音響特性制御信号を算出してDSPに出力する音響特性演算部を装備している。
また、下記の特許文献2には、ノイズを発生することなく、音量の大きさにかかわらず予め設定された音質の聴感を保つことができる音質補正装置が開示されている。この音質補正装置は、予め設定された音質特性のディジタルオーディオ信号を音量レベル設定信号に応じて音質補正する装置であって、前記音量レベル設定信号及び前記設定された音質特性に応じて乗算係数を送出する制御手段と、前記乗算係数に基づいて前記ディジタルオーディオ信号に遅延処理及び演算処理を施すことにより、前記ディジタルオーディオ信号の音量レベルの調整を行うDSP回路とを有している。
さらに、下記の特許文献3には、ディジタルシグナルプロセッサを用いて構成される音質制御回路において、簡単な構成で、聴感上、違和感のない特性が得られるようにすることが開示されている。この音質補正装置は、1次のディジタルフィルタと2次のディジタルフィルタとを備え、これらの1次及び2次のディジタルフィルタが、直列に接続されて配置される。即ち、ディジタルシグナルプロセッサ内部のフィルタを組み合わせて、従来の音質制御回路で実現していたバス・トレブル機能が実現される。
しかしながら、これらの特許文献には、ディジタル信号処理により低域(バス)や高域(トレブル)をブーストした場合に、最大レベルがディジタル・フルスケールを超えてしまうという問題を解決することに関しては、何ら開示されていない。
特開2003−168940号公報(第1頁、図1) 実開平6−19394号公報(第1頁、図1) 特開2002−185278号公報(第1頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明の目的は、ディジタル信号処理により低域や高域をブーストしても、ディジタル音声信号の最大レベルがディジタル・フルスケールを超えて音が割れてしまうことを防止した音質調整回路を提供することである。
以上の課題を解決するため、本発明に係る音質調整回路は、入力されるディジタル信号によって表される音声信号のレベルを、第1の制御信号に従って、ディジタル信号処理により調整する第1のレベル調整手段と、該音声信号に含まれている少なくとも1つの周波数帯域成分を、ディジタル信号処理により抽出するフィルタ手段と、フィルタ手段によって抽出された少なくとも1つの周波数帯域成分のレベルを、第2の制御信号に従って、ディジタル信号処理により調整する第2のレベル調整手段と、第1のレベル調整手段から出力されるディジタル信号によって表される音声信号と、第2のレベル調整手段から出力されるディジタル信号によって表される少なくとも1つの周波数帯域成分とを、ディジタル信号処理により加算する加算手段と、加算手段から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、D/A変換手段から出力されるアナログ信号のレベルを、第3の制御信号に従って、アナログ信号処理により調整する第3のレベル調整手段とを具備する。
本発明によれば、入力されるディジタル信号によって表される音声信号において低域や高域をブーストする際に、音声信号のレベルをディジタル信号処理によって調整しておき、D/A変換後に、アナログ信号処理によって元に戻すことにより、ディジタル音声信号の最大レベルがディジタル・フルスケールを超えて音が割れてしまうことを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る音質調整回路の構成を示すブロック図である。この音質調整回路は、メモリカードや光ディスク等から読み出されたデータを処理するDSP(ディジタル信号プロセッサ)等から音声信号を表すディジタル信号が供給されるディジタル信号処理部10と、ディジタル信号処理部10から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器20と、D/A変換器20から出力されるアナログ信号のレベルを調整して出力するアナログレベル調整部30と、ディジタル信号処理部10及びアナログレベル調整部30を制御する制御部40とを有している。
ここで、ディジタル信号処理部10と、D/A変換器20と、アナログレベル調整部30とは、1つの半導体集積回路(IC)1に内蔵することが可能である。また、制御部40は、中央演算装置(CPU)とソフトウェア(制御プログラム)とによって実現することができるが、ディジタル回路やアナログ回路によって実現しても良い。
ディジタル信号処理部10は、制御部40から供給される制御信号S1〜S4に従って、ディジタル信号によって表される音声信号に対して音質調整を施す機能を有している。このような音質調整機能としては、音声信号に含まれている低域成分を上昇させるバスブースト機能、音声信号に含まれている高域成分を上昇させるトレブルブースト機能、又は、音源やスピーカの音質を調整するためのトーンコントロール機能等が該当する。以下においては、例として、バスブースト機能について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る音質調整回路の動作を説明するための周波数特性図である。なお、図2においては、ディジタル・フルスケールのレベルを0dBとしている。音源がディジタル・フルスケールに近いレベルで録音されている場合に、図2の(a)に示すように低域をブーストして所望の特性を得ようとすると、従来のディジタル信号処理においては、最大レベルがディジタル・フルスケールを超えてしまい、音が割れてしまうという問題があった。
そこで、本実施形態においては、低域のレベルをNdB上昇させる替わりに、図2の(b)に示すように、中高域のレベルをNdB低下させておき、D/A変換した後で、図2の(c)に示すように、全体のレベルをNdB上昇させるようにしている。これを波形で説明すると、図3に示すようになる。
図3は、本発明の一実施形態に係る音質調整回路の動作を説明するための波形図である。なお、図3においては、ディジタル・フルスケールの振幅をFS及び−FSで表している。図3の(a)において、破線で示すように低域がディジタル・フルスケールに近いレベルで録音されている場合に、実線で示すように低域をブーストすると、従来のディジタル信号処理においては、最大レベルがディジタル・フルスケールの振幅FS及び−FSを超えてしまう。なお、音源に低域成分と共に高域成分も含まれている場合には、これらの合成波形がディジタル・フルスケールの振幅FS及び−FSを超えた場合に、音が割れてしまう。
そこで、本実施形態においては、低域のレベルを上昇させる替わりに、図3の(b)に示すように、中高域のレベルを低下させておき、D/A変換した後で、図3の(c)に示すように、全体のレベルを上昇させるようにしている。これにより、ディジタルステージにおいて、音声信号のレベルがディジタル・フルスケールを超えることがなく、使用者にとっては、中高域の音量はそのままで低域のみが上昇したように聞こえる。
上記のような動作を行うために、図1に示す制御部40は、低域成分の相対的なレベル(周波数特性)を上昇させると共に、これによる周波数特性の変化量に対応して、音声信号全体のレベルを低下させるためにディジタル信号処理部10を制御し、これと連動して、D/A変換後のアナログ音声信号のレベルを上昇させるためにアナログレベル調節部30を制御する。
次に、図1に示す音質調整回路において用いられるディジタル信号処理部10の構成について説明する。ここでは、ディジタル信号処理部がバスブースト機能とトレブルブースト機能との両方を有する場合について説明する。
図4は、ディジタル信号処理部の第1の構成例を示すブロック図である。図4に示すディジタル信号処理部10は、入力されるディジタル信号によって表される音声信号のレベルを調整するレベル調整部11と、レベル調整部11から出力されるディジタル信号によって表される音声信号に含まれている低域成分を抽出するフィルタ部(ローパスフィルタ:LPF)12と、該音声信号に含まれている高域成分を抽出するフィルタ部(ハイパスフィルタ:HPF)13と、LPF12によって抽出された低域成分のレベルを調整するレベル調整部14と、HPF13によって抽出された高域成分のレベルを調整するレベル調整部15と、レベル調整部11から出力されるディジタル信号によって表される全帯域の音声信号と、レベル調整部14から出力されるディジタル信号によって表される低域成分と、レベル調整部15から出力されるディジタル信号によって表される高域成分とを加算する加算部16とを含んでいる。
LPF12は、図2に示すカットオフ周波数f1を有しており、カットオフ周波数f1は、例えば、100〜200Hzに設定される。なお、図2に示す周波数f2は、低域の上昇量によって決定される。また、HPF13のカットオフ周波数は、例えば、8k〜10kHzに設定される。
本実施形態において、バスブースト機能とトレブルブースト機能との内の一方を実現する場合には、LPF12及びレベル調整部14と、HPF13及びレベル調整部15との内の一方を備えるようにすれば良い。また、トーンコントロール機能を実現する場合には、複数の帯域の音声信号をそれぞれ通過させる複数のバンドパスフィルタ(BPF)と、それらに対応する複数のレベル調整部を備えるようにすれば良い。
レベル調整部11は、制御信号S1に従って音声信号全体のレベルを調整するために用いられ、レベル調整部14は、制御信号S2に従って低域成分のレベルを調整するために用いられ、レベル調整部15は、制御信号S3に従って高域成分のレベルを調整するために用いられる。また、LPF12又はHPF13から出力される成分に掛け合わされる係数の符号を変えて、レベル調整部11から出力される全帯域の音声信号に対して逆相の成分を加算することにより、これらの成分のレベルを低下させるようにしても良い。このような動作によって、ローカットフィルタ機能、ハイカットフィルタ機能、トーンコントロール機能(ロールオフ特性)が実現される。
図1に示す制御部40は、低域成分又は高域成分の相対的なレベルを調節するために制御信号S2又はS3を生成すると共に、加算部16における加算による音声信号の周波数特性の変化量に対応して、ディジタルステージにおける音声信号のレベルを調節するために制御信号S1を生成し、アナログステージにおける音声信号のレベルを調節するために制御信号Siを生成する。
例えば、制御部40は、図2に示すように、低域成分の相対的なレベルがNdB上昇する場合には、ディジタルステージにおける音声信号のレベルをNdB低減させ、アナログステージにおける音声信号のレベルをNdB上昇させるように、制御信号S1及びSiを生成する。一方、制御部40は、低域成分又は高域成分の相対的なレベルが上昇しない場合には、音声信号のレベルを変化させなくて良い。
図5は、ディジタル信号処理部の第2の構成例を示すブロック図である。この例においては、図4に示す第1の構成例に対して、レベル調整手段11から出力されるディジタル信号によって表される音声信号のレベルを調整し、その結果得られたディジタル信号を加算部16に出力するレベル調整手段17が追加されている。
図5に示すディジタル信号処理部10においては、レベル調整手段17によって、全帯域の音声信号に低域成分又は高域成分を加算する際の割合を調整することができる。この例においては、図1に示す制御部40が、低域成分又は高域成分の相対的なレベルを調節するために制御信号S2〜S4を生成すると共に、加算器16における加算による低域成分又は高域成分の相対的なレベル上昇量に対応して、ディジタルステージにおける音声信号のレベルを低下させ、アナログステージにおける音声信号のレベルを上昇させるように、制御信号S1及びSiを生成する。
図6は、ディジタル信号処理部の第3の構成例を示すブロック図である。この例においては、図5に示す第2の構成例に対して、レベル調整部11が省略されており、入力されるディジタル信号が、レベル調整部17と、LPF12と、HPF13とに、直接入力される。
図6に示すディジタル信号処理部10においては、レベル調整部14、15、17を用いて、全帯域の音声信号に低域成分又は高域成分を加算する際の割合を調整すると共に、加算器16における加算による低域成分又は高域成分の相対的なレベル上昇量に対応して、ディジタルステージにおける音声信号のレベルを全体的に低下させることができる。
即ち、図1に示す制御部40が、全帯域の音声信号に対する低域成分又は高域成分の相対的なレベルを調節すると共に、加算部16における加算による低域成分又は高域成分の相対的なレベル上昇量に対応して、ディジタルステージにおける音声信号のレベルを低下させ、アナログステージにおける音声信号のレベルを上昇させるように、制御信号S2〜4及びSiを生成する。
次に、図1に示す音質調整回路において用いられるアナログレベル調整部30の構成について説明する。
図7は、アナログレベル調整部の構成例を示す回路図である。アナログレベル調整部30は、オペアンプ等の増幅回路31と、帰還抵抗Rと、複数の信号入力用抵抗R1、R2・・・と、アナログスイッチ等のスイッチ回路SW1、SW2・・・とを含んでいる。増幅回路31は、図1に示すD/A変換器20から出力されるアナログ信号を増幅する。スイッチ回路SW1、SW2・・・は、複数のビットを有する制御信号Siに従って、帰還抵抗Rと信号入力用抵抗R1、R2・・・との接続状態を切り換えることにより、増幅回路31のゲインを調整する。
図1に示す制御部40から供給される制御信号Siの各ビットに従って、スイッチ回路SW1、SW2・・・の内の少なくとも1つがオンする。例えば、スイッチ回路SW1がオンすると、アナログレベル調整部30の入力端子は、信号入力用抵抗R1を介して、増幅回路31の反転入力端子に接続される。増幅回路31の非反転入力端子は、接地電位に接続されており、増幅回路31の出力端子は、帰還抵抗Rを介して、増幅回路31の反転入力端子に接続されている。このようにして帰還ループが形成されることにより、増幅回路31のゲインVOUT/VINは、次式で求められる。
OUT/VIN = −R/R
この式において、抵抗Rとして、信号入力用抵抗R1、R2・・・の内の少なくとも1つが選択されることにより、アナログレベル調整部30において音声信号のレベルが決定される。本実施形態によれば、低域又は高域をブーストする際に、ディジタルステージにおいて低下したゲインをアナログレベル調整部30において補完することにより、ブーストされない帯域のレベルを一定に保ちながら、低域成分又は高域成分のレベルを上昇させることができる。
本発明は、ディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する際に音質調整を行う音質調整回路を内蔵したディジタルアンプや携帯電話機等において、利用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る音質調整回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る音質調整回路の動作を説明するための周波数特性図である。 本発明の一実施形態に係る音質調整回路の動作を説明するための波形図である。 図1に示す音質調整回路におけるディジタル信号処理部の第1の構成例を示すブロック図である。 図1に示す音質調整回路におけるディジタル信号処理部の第2の構成例を示すブロック図である。 図1に示す音質調整回路におけるディジタル信号処理部の第3の構成例を示すブロック図である。 図1に示す音質調整回路におけるアナログレベル調整部の構成例を示す回路図である。
符号の説明
10 ディジタル信号処理部
11、14、15、17 レベル調整部
12 フィルタ部(LPF)
13 フィルタ部(HPF)
16 加算部
20 D/A変換器
30 アナログレベル調整部
31 増幅回路
40 制御部
帰還抵抗
1、R2・・・ 信号入力用抵抗
SW1、SW2・・・ スイッチ回路

Claims (9)

  1. 入力されるディジタル信号によって表される音声信号のレベルを、第1の制御信号に従って、ディジタル信号処理により調整する第1のレベル調整手段と、
    該音声信号に含まれている少なくとも1つの周波数帯域成分を、ディジタル信号処理により抽出するフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段によって抽出された少なくとも1つの周波数帯域成分のレベルを、第2の制御信号に従って、ディジタル信号処理により調整する第2のレベル調整手段と、
    前記第1のレベル調整手段から出力されるディジタル信号によって表される音声信号と、前記第2のレベル調整手段から出力されるディジタル信号によって表される少なくとも1つの周波数帯域成分とを、ディジタル信号処理により加算する加算手段と、
    前記加算手段から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、
    前記D/A変換手段から出力されるアナログ信号のレベルを、第3の制御信号に従って、アナログ信号処理により調整する第3のレベル調整手段と、
    を具備する音質調整回路。
  2. 前記少なくとも1つの周波数帯域成分の相対的なレベルを調節するために少なくとも第2の制御信号を生成すると共に、前記加算手段における加算による音声信号の周波数特性の変化量に対応して第1及び第3の制御信号を生成する制御手段をさらに具備する請求項1記載の音質調整回路。
  3. 前記フィルタ手段が、前記第1のレベル調整手段から出力されるディジタル信号によって表される音声信号に含まれている少なくとも1つの周波数帯域成分を抽出する、請求項1又は2記載の音質調整回路。
  4. 前記制御手段が、前記加算手段における加算による前記少なくとも1つの周波数帯域成分の相対的なレベル上昇量に対応して、前記第1のレベル調整手段に音声信号のレベルを低下させ、前記第3のレベル調整手段にアナログ信号のレベルを上昇させるように、第1及び第3の制御信号を生成する、請求項3記載の音質調整回路。
  5. 前記第1のレベル調整手段が、入力されるディジタル信号によって表される音声信号のレベルを、第1の制御信号に従って、ディジタル信号処理により調整する第4のレベル調整手段と、前記第4のレベル調整手段から出力されるディジタル信号によって表される音声信号のレベルを、第4の制御信号に従って、ディジタル信号処理により調整する第5のレベル調整手段とを含み、
    前記フィルタ手段が、前記第4のレベル調整手段から出力されるディジタル信号によって表される音声信号に含まれている少なくとも1つの周波数帯域成分を抽出する、請求項1又は2記載の音質調整回路。
  6. 前記制御手段が、前記少なくとも1つの周波数帯域成分の相対的なレベルを調節するために第2及び第4の制御信号を生成すると共に、前記加算手段における加算による前記少なくとも1つの周波数帯域成分の相対的なレベル上昇量に対応して、前記第4のレベル調整手段に音声信号のレベルを低下させ、前記第3のレベル調整手段にアナログ信号のレベルを上昇させるように、第1及び第3の制御信号を生成する、請求項5記載の音質調整回路。
  7. 前記フィルタ手段が、前記第1のレベル調整手段に入力されるディジタル信号によって表される音声信号に含まれている少なくとも1つの周波数帯域成分を抽出する、請求項1又は2記載の音質調整回路。
  8. 前記制御手段が、前記加算手段における加算による前記少なくとも1つの周波数帯域成分の相対的なレベル上昇量に対応して、前記第1のレベル調整手段に音声信号のレベルを低下させ、前記第2のレベル調整手段に前記少なくとも1つの周波数帯域成分のレベルを低下させ、前記第3のレベル調整手段にアナログ信号のレベルを上昇させるように、第1〜第3の制御信号を生成する、請求項7記載の音質調整回路。
  9. 前記第3のレベル調整手段が、
    複数の抵抗が接続され、前記D/A変換手段から出力されるアナログ信号を増幅する増幅回路と、
    第3の制御信号に従って前記複数の抵抗の接続状態を切り換えることにより、前記増幅回路のゲインを調整するスイッチ回路と、
    を含む、請求項1〜8のいずれか1項記載の音質調整回路。
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