JP2005348022A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子カメラにおいて、ミラーと撮像ユニットとの間に配置されていたメカシャッタを廃止する。
【解決手段】 撮影レンズ107を透過した光束を受光して電荷蓄積動作を行う蓄積型の撮像素子2を含む撮像ユニットUNと、撮影レンズ107と撮像ユニットUNとの間に配置され、撮影光路中に挿入されて光束をファインダに導く非撮影状態と、撮影光路から退避する撮影状態とに切換可能なミラーユニット101とを有し、撮像素子2への光束が、非撮影状態にあるミラーユニット101によって遮断されるよう構成する。このようにミラーユニットに遮光機能を持たせることで、メカシャッタを廃止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電荷蓄積型の撮像素子を持ち、撮像素子を遮光した状態で蓄積電荷を読み出す電子カメラに関する。
電子カメラは、撮影レンズの透過光束をCCD等の電荷蓄積型の撮像素子で受光し、撮像素子の蓄積電荷を画像信号として読み出す。電荷の読み出しは、スミア防止などの観点から撮像素子への光を遮断した状態で行う必要があり、一眼レフタイプの電子カメラでは、フォーカルプレーンシャッタを撮像素子の遮光部材として利用するのが通例である。フォーカルプレーンシャッタは、ミラーと撮像ユニット(撮像素子や光学フィルタを含む)の間に配置され、シャッタ羽根の開閉により露光時間(シャッタ秒時)を制御し、また露光後は電荷読み出しのために撮像素子を遮光する。一方、特許文献1に記載のカメラは、シャッタ秒時をいわゆる電子シャッタで制御する構成であり、露光時間制御用のメカニカルシャッタは不要であるから、シャッタ羽根を1組しか持たない簡易的なメカニカルシャッタ(フォーカルプレーンシャッタ)を撮像素子の遮光に用いている。
特開平11−122542号公報
特許文献1の方式では、フォーカルプレーンシャッタが撮像素子の遮光のみを目的としてるため、シャッタの構成が簡素化でき、かつ高精度なシャッタ制御が不要になるといった利点があるものの、メカシャッタそのものの廃止には至らず、このため撮像ユニットの配置の自由度は低い。またシャッタの駆動機構やチャージ機構も必要であり、部品点数の大幅な低減にはつながらない。
本発明に係る電子カメラは、撮影レンズを透過した光束を受光して電荷蓄積動作を行う蓄積型の撮像素子を含む撮像ユニットと、撮影レンズと撮像ユニットの間に配置され、撮影光路中に挿入されて光束をファインダに導く非撮影状態と、撮影光路から退避する撮影状態とに切換可能なミラーユニットとを有し、撮像素子への光束が、非撮影状態にあるミラーユニットによって遮断されるよう構成する。
特に請求項2,3の発明では、ミラーユニットが、上記非撮影状態を実現する非撮影位置と、撮影状態を実現する撮影位置との間でメカ的に駆動され、非撮影位置にあるときに撮像素子を遮光するよう構成したものである。
請求項3の発明は、撮像素子に光束を導くための開口を有する部材を有し、ミラーユニットは、撮影位置にあるときに開口を開放し、非撮影位置にあるときに開口を閉塞する。
請求項4,5の発明では、ミラーユニットがカメラ本体に移動不能に固定され、ミラー部を構成する物質の状態変化によって非撮影状態と撮影状態とをとり得る。
請求項5の発明は、ミラー部を構成する上記物質を液晶とするとともに、液晶への通電/通電解除によって非撮影状態と撮影状態とに切換える液晶駆動装置を設けたものである。
本発明によれば、光束をファインダに導くためのミラーに撮像素子の遮光機能を持たせたので、ミラーと撮像ユニットとの間に設けられていたメカニカルなシャッタを廃止でき、撮像ユニットの配置の自由度を高めることが可能となる。
図1〜図4により本発明の一実施の形態を説明する。
図1,図2は本発明に係る電子カメラの概略側面断面図であり、CBはカメラボディ、LBは撮影レンズ鏡筒(交換レンズ)、108はボディ内のミラーボックス、111はレンズマウントを示す。ミラーボックス108内に配置されたミラー101は、撮影光路内に挿入される非撮影位置(図1)と、撮影光路から退避する撮影位置(図2)との間で不図示の軸回りに回動可能に支持される。ミラー101が撮影位置に達すると、ミラー検知スイッチ110がメカ的に操作されるようになっている。
図1において、鏡筒LB内のレンズ107を通過した撮影光束は、非撮影位置にあるミラー101で上方に反射され、ペンタプリズム105および光透過部材102を透過して接眼レンズ106にて観察される。光透過部材102の一部はハーフミラー部とされ、その部分で反射された光は焦点検出モジュール103に入射し、焦点検出に寄与する。そして、その焦点検出結果に基づいてAF制御が行われる。なお、100は撮影光束の光軸を示す。
撮影が指示されると、ミラー101が図2の撮影位置まで跳ね上げられ、光束100はミラーボックス108内を通過して撮像ユニットUNに導かれる。撮像ユニットUNは、CCD等の電荷蓄積型撮像素子2、その前面に配置されて空間周波数特性を制御する光学ローパスフィルタ1、撮像基板5などを含み、これらが固定部材4を介して一体にカメラ本体104に固定されて成る。撮影光束100は、ローパスフィルタ1を透過した後に撮像素子2の受光面に入射する。不図示の制御回路は、上記ミラー検知スイッチ110によりミラー101が撮影位置に至ったこと、つまり撮像素子2が撮影光束100を受光する状態になったことを検知すると、撮像素子2の電荷蓄積動作を開始する。蓄積電荷は、ミラー101が非撮影位置に復帰した後に不図示の回路によって画像信号として読み出され、その画像信号に種々の処理を施すことで画像データが生成される。生成された画像データは、不図示のメモリカードなどに記録される。背景技術でも述べたように、撮像素子2の蓄積電荷を読み出す際には撮像素子2を遮光する必要がある。
ところで、本カメラのシャッタはいわゆる電子シャッタであり、撮像素子2の蓄積時間がシャッタ秒時に相当する。つまり蓄積時間を制御することによって露光時間を決める方式であり、露光時間制御用のメカニカルなシャッタは存在しない。また本実施形態では、撮像素子2の遮光のみを図った簡易的なフォーカルプレーンシャッタ(特許文献1参照)も存在しない。
このようにメカニカルなシャッタを完全に廃止できたのは、電荷読み出し時における撮像素子2の遮光をミラー101で行うようにしたからである。ミラー101は従来のようなハーフミラーではなく、光を全く透過しない全反射ミラーとされる。ここで、多くの従来カメラがハーフミラーを用いているのは、ミラーの透過光束をサブミラーで下方に反射し、その反射光をカメラ底部の焦点検出モジュールに導く必要があるからである。本実施形態では、上述したように焦点検出モジュール103がカメラ底部ではなくファインダ内に設けられるため、光を下方に反射するサブミラーは不要であり、またミラー101を全反射ミラー、換言すれば遮光性を持ったミラーとすることができる。
図3,図4から分かるように、ミラー101はミラーボックス108に形成された開口108aの近傍に設けられ、開口108aよりもやや大きな面積を持つ。ミラー101が撮影位置にあるときには、開口108aは開放され、撮影光束100は開口108aを通って撮像ユニットUNに導かれる。開口108aの周縁にはモルトプレン109が全周に渡って貼着され、撮影後にミラー101が非撮影位置に復帰すると、ミラー101の周辺部がモルトプレン109に全周に渡って当接し、開口108aを閉塞する。したがって撮像素子2は完全に遮光され、電荷の読み出しを問題なく行える。モルトプレン109は、遮光性向上の他、ミラー101のショック吸収の役割をも果たす。
このように本実施形態では、ミラー101に遮光機能を持たせることで、撮像ユニットとミラーとの間に設けられていたフォーカルプレーンシャッタを廃止でき、これにより撮像ユニットUNの厚さや配置の自由度が高まる。
特にフォーカルプレーンシャッタでは、閉動作停止時のショックでシャッタ羽根が光軸方向に撓むため、従来は撓んだ羽根が光学ローパスフィルタ1と接触しないように、光学ローパスフィルタ1の前面とシャッタとの間にそれなりの距離をおく必要があった。このため、あまり厚いローパスフィルタ1を配置することはできず、必然的にローパスフィルタ1の前面と撮像面との距離が短くなってしまっていた。この距離が短いと、ローパスフィルタ1の前面にゴミが付着した場合に、そのゴミがかなり目立つ状態で画像に写り込んでしまうという問題がある。
本実施形態では、上記のようなフォーカルプレーンシャッタがないため、シャッタ羽根の衝突などを考慮することなくローパスフィルタ1を厚くでき、ローパスフィルタ1の前面と撮像面との距離を従来よりも長くとれる。よってフィルタ前面のゴミが画像に写り込んでもその像を大きくぼかすことができ、写真上で目立たなくすることが可能となる。また薄いローパスフィルタは、例えばリチウムナイオベートなどの高価な材料で形成する必要があり、厚くてもよい場合には水晶などの比較的廉価な材料を使用可能であることから、従来と比べてコストダウンも図れる。さらにフォーカルプレーンシャッタの廃止に伴ってその駆動機構やチャージ機構も廃止できるため、更なる部品点数の低減およびコストダウンが図れるとともに、チャージによる負荷が発生せず、耐久性の向上も図れる。
なお、以上はミラーそのもので撮像素子を遮光する例を示したが、ミラーを保持する保持枠で遮光を図ってもよい。つまりミラーボックスの開口を開放/閉塞可能な保持枠を設け、その保持面にミラーを載置固定するようにすればよく、この場合はミラー自体はハーフミラーであってもよい。特許請求の範囲でいうミラーユニットとは、この種のミラー保持枠をも含む概念である。
図5は他の実施形態を示し、図1と同様の構成要素には同一の符号を付してある。本実施形態のミラー201は、公知のミラー液晶パネルから構成される液晶ミラーであり、透明基板の周縁部がミラーボックス108の開口周縁部に固定されている。液晶駆動回路112を介して液晶部に通電すると、ミラー201は透過状態(撮影状態)となり、撮影光束はミラーを透過して撮像ユニットに導かれる。一方、非通電時にはミラー201は非透過状態(反射状態であり非撮影状態)を維持し、撮影光束はミラー201で反射され、ペンタプリズム105および接眼レンズ106を介して観察される。またこの非透過状態では、撮像素子2がミラー201によって遮光されるため、撮像素子2の電荷読み出しを問題なく行える。
本実施形態によれば、先の実施形態と同様にメカシャッタを廃止できるという効果が得られるのに加えて、ミラーをアップ・ダウンさせずに済むので、ローパスフィルタ1の表面に外部からのゴミが付着することがなく、ゴミによる画像の劣化を極力防止できる。なお、ミラー201の表面にゴミが付着するおそれはあるが、ミラー201はローパスフィルタ1と比べてマウント開口の近くに位置しているので、その清掃は容易である。
なお、図1の実施形態において、ミラーボックス108の開口108aに透明板を嵌め込み、非撮影位置にあるミラー101が透明板の前側において透明板と重なるよう構成してもよい。これによってもローパスフィルタ1へのゴミの付着を防止できる。
本発明の第1の実施形態における電子カメラの構造を側面から見た図であり、非撮影状態を示す。 図1と同様の図であり、撮影状態を示す。 ミラーの機能を説明する図であり、非撮影状態を示す。 図3と同様の図であり、撮影状態を示す。 第2の実施形態における電子カメラの構造を側面から見た図。
符号の説明
1 光学ローパスフィルタ
2 撮像素子
101,201 ミラー
103 焦点検出モジュール
105 ペンタプリズム
106 接眼レンズ
107 撮影レンズ
108 ミラーボックス
110 ミラー検知スイッチ
112
CB カメラボディ
LB レンズ鏡筒
UN 撮像ユニット

Claims (5)

  1. 撮影レンズを透過した光束を受光して電荷蓄積動作を行う蓄積型の撮像素子を含む撮像ユニットと、
    前記撮影レンズと前記撮像ユニットとの間に配置され、撮影光路中に挿入されて光束をファインダに導く非撮影状態と、前記撮影光路から退避する撮影状態とに切換可能なミラーユニットとを有し、
    前記撮像素子への光束が、前記非撮影状態にある前記ミラーユニットによって遮断されるよう構成したことを特徴とする電子カメラ。
  2. 前記ミラーユニットは、前記非撮影状態を実現する非撮影位置と、前記撮影状態を実現する撮影位置との間でメカ的に駆動され、前記非撮影位置にあるときに前記撮像素子を遮光するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 前記撮像素子に光束を導くための開口を有する部材を有し、前記ミラーユニットは、前記撮影位置にあるときに前記開口を開放し、前記非撮影位置にあるときに前記開口を閉塞することで前記撮像素子を遮光することを特徴とする請求項2に記載の電子カメラ。
  4. 前記ミラーユニットは、カメラ本体に移動不能に固定され、ミラー部を構成する物質の状態変化によって前記非撮影状態と前記撮影状態とをとり得ることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  5. 前記ミラー部を構成する前記物質は液晶であり、該液晶への通電/通電解除によって前記非撮影状態と前記撮影状態とに切換える液晶駆動装置を備えることを特徴とする請求項4に記載の電子カメラ。
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