JP2005347531A - ウェーハ清浄化装置及びウェーハの清浄化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェーハ外周領域に付着した物質を除去する際に、ウェーハ外周領域を越えてデバイスが形成された領域にまで物質を除去する手段を作用させてしまうことを防止する。
【解決手段】ウェーハWを吸引保持し回転可能なチャックテーブル30と、チャックテーブル30に保持されたウェーハWの外周領域101を研磨する研磨手段423と、チャックテーブル30に保持され研磨手段423によって研磨されたウェーハWの外周領域101を鏡面仕上げするポリッシング手段433と、チャックテーブル30に保持されたウェーハWを撮像してデバイス形成領域102を認識し、清浄化すべき外周領域101を検出するアライメント手段5とを備え、アライメント手段5によってデバイス領域102を検出してから外周領域101の清浄化を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェーハの外周領域を清浄化するウェーハ清浄化装置に関するものである。
集積回路が形成された半導体ウェーハは、ダイシング等により個々のデバイスに分割されるものであり、このような半導体ウェーハは、シリコンウェーハ等の表面に絶縁膜や配線層を形成していくことにより製造される。その過程においては、シラン、アルミ、銅、リン、マンガン、白金等の種々の物質が複雑に積層されていくため、これら各物質を積層させる工程においては、所望の物質のみが積層されるよう、その他の物質が混入しないような環境を維持する必要がある。
ところが、各積層工程においては、ウェーハ中央部のデバイスが形成された領域にはマスキングが施されて不純物が混入しないような処理がなされるものの、ウェーハ外周領域には、特段の処理が施されないため、ウェーハ外周領域には各積層工程において付着した物質が残存し、その付着した物質が後続する工程における環境を汚染するという問題がある。
そこで、次の物質を積層させる工程に移る前に、汚染の原因となる物質をウェーハ外周領域から除去して清浄化することも行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−110593号公報
しかしながら、ウェーハ外周領域に付着した物質を除去する際に、ウェーハ外周領域を越えてデバイスが形成された領域にまで物質を除去する手段を作用させてしまうことがあり、この場合はデバイスの品質を低下させることになる。そこで、本発明が解決しようとする課題は、ウェーハの外周領域に付着した物質のみを除去し、デバイスが形成された領域には悪影響を及ぼさないようにすることである。
本発明は、ウェーハの外周領域を清浄化するウェーハ清浄化装置であって、ウェーハを吸引保持し回転可能なチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウェーハの外周領域を研磨する研磨手段と、チャックテーブルに保持され研磨手段によって研磨されたウェーハの外周領域を鏡面仕上げするポリッシング手段と、チャックテーブルに保持されたウェーハを撮像してデバイス形成領域を認識し、清浄化すべき外周領域を検出するアライメント手段とを少なくとも備えることを特徴とする。
研磨手段は、ウェーハの外周領域に作用して研磨を行う外周研磨部とウェーハの外周に形成されたノッチを研磨するノッチ研磨部とから構成される研磨砥石と、研磨砥石を回転させる砥石駆動部とから構成され、ポリッシング手段は、外周領域に作用してポリッシングを行う外周ポリッシング部とノッチをポリッシングするノッチポリッシング部とから構成されるポリッシングパッドと、ポリッシングパッドを回転させるパッド駆動部とから構成されることが好ましい。
また本発明は、上記ウェーハ清浄化装置を用いてデバイス形成領域と外周領域とから構成されるウェーハの外周領域を清浄化する方法であって、デバイス形成領域をアライメント手段によって検出し、デバイス形成領域の位置情報に基づき、外周領域のみに研磨手段またはポリッシング手段を作用させることを特徴とする。
ウェーハの外周領域にノッチが形成されている場合は、ノッチをアライメント手段によって検出し、ノッチの位置情報に基づき、ノッチにノッチ研磨部またはノッチポリッシング部を作用させることができる。
本発明に係るウェーハ清浄化装置では、チャックテーブルに保持されたウェーハを撮像してデバイス形成領域を認識し、清浄化すべき外周領域を検出するアライメント手段を備えたため、外周領域のみに研磨手段またはポリッシング手段を作用させることができるため、デバイス領域を傷付けることなく効率良く外周領域に付着した物質を除去して鏡面仕上げすることができ、ウェーハを構成するデバイスの品質の低下を防止することができる。
また、研磨手段が、ウェーハの外周領域に作用して研磨を行う外周研磨部とウェーハの外周領域に形成されたノッチを研磨するノッチ研磨部とから構成される研磨砥石と、研磨砥石を回転させる砥石駆動部とから構成され、ポリッシング手段が、外周領域に作用してポリッシングを行う外周ポリッシング部とノッチをポリッシングするノッチポリッシング部とから構成されるポリッシングパッドと、ポリッシングパッドを回転させるパッド駆動部とから構成される場合は、ノッチが形成されているウェーハについて、ノッチも含めて外周領域の研磨及びポリッシングを行い、付着した物質を除去すると共に鏡面仕上げすることができる。
本発明に係るウェーハの清浄化方法では、デバイス形成領域をアライメント手段によって検出し、デバイス形成領域の位置情報に基づき、外周領域のみに研磨手段またはポリッシング手段を作用させることができるため、デバイス領域には研磨手段またはポリッシング手段を作用させずに外周領域のみを研磨またはポリッシングすることができる。
また、ウェーハの外周領域にノッチが形成されている場合は、ノッチをアライメント手段によって検出し、ノッチの位置情報に基づきノッチにノッチ研磨部またはノッチポリッシング部を作用させることにより、ノッチも含めて研磨またはポリッシングすることができる。
図1のウェーハ清浄化装置1は、基台2の上を保持手段3がY軸方向に移動可能であると共に、加工手段4が基台2の上をX軸方向に移動可能な構成となっており、更に、加工の対象となるウェーハを撮像してデバイスが形成されている領域を認識する機能を有するアライメント手段5を備えている。
保持手段3は、ウェーハ10を吸引保持するチャックテーブル30と、チャックテーブル30を回転させるテーブル駆動部31とから構成される。
加工手段4は、X軸方向に移動可能な基部40と、基部40に対して昇降可能な昇降部41と、昇降部41に支持された研磨手段42及びポリッシング手段43とから構成される。
研磨手段42は、チャックテーブル30に保持されたウェーハ10の外周領域101を研磨するものであり、昇降部41に配設された砥石駆動部420と、砥石駆動部420に駆動されて回動するベルト421と、ベルト421が巻かれた回転軸422と、回転軸422に固定された研磨砥石423とから構成される。研磨砥石423は、円柱状に形成された外周研磨部423aと、外周研磨部423aから外周側に突出したノッチ研磨部423bとから構成される。
ポリッシング手段43は、チャックテーブル30に保持され研磨手段42によって外周領域101が研磨されたウェーハ10の外周領域101を鏡面仕上げするもので、昇降部41に配設されたパッド駆動部430と、パッド駆動部430に駆動されて回動するベルト431と、ベルト431が巻かれた回転軸432と、回転軸432に固定されたポリッシングパッド433とから構成される。ポリッシングパッド433は、円柱状に形成された外周ポリッシング部433aと、外周ポリッシング部433aから外周側に突出したノッチポリッシング部433bとから構成される。
アライメント手段5は、少なくともY軸方向に移動可能であり、チャックテーブル30に保持されたウェーハ10を撮像する撮像部50と、撮像部50によって取得した画像を処理する処理部51とから構成される。処理部51は制御部6に接続されており、制御部6は、処理部51からの情報に基づいて、保持手段3の移動、チャックテーブル30の回転及び加工手段4の移動を制御することができる。保持手段3、加工手段4、アライメント手段5の位置は、X軸、Y軸、Z軸による3次元の空間における座標によって制御部6が認識することができる。
加工手段4の近傍には研磨液供給手段7とCMP液供給手段8とが配設されており、ウェーハの加工部位に対しては、研磨液供給手段7から研磨液が供給され、CMP液供給手段8からCMP液がそれぞれ供給される。
次に、図1に示すウェーハ10の外周領域101の研磨及びポリッシングを行う場合について説明する。ウェーハ10の表面10aの中央部には複数のデバイス103からなるデバイス形成領域102があり、外周領域101はデバイス形成領域102の外周側に形成されている。外周領域101には結晶方位を示すマークであるノッチ104が形成されている。このウェーハ10はチャックテーブル30に保持される。そして、アライメント手段5をウェーハ10の直上に位置付けウェーハ10の表面10aを撮像部50によって撮像し、処理部51において、図2に示すウェーハ10の外縁の位置情報であるX座標の値X1を取得した画像から求めて制御部6に記憶させると共に、デバイス形成領域102の外縁、即ちデバイス形成領域102と外周領域101との境界の位置情報であるX座標の値X2を求めて制御部6に記憶させる。
図1を参照して説明を続けると、加工手段4においては、制御部6による制御の下で昇降部41を昇降させることにより、例えば外周研磨部423aの下端がウェーハ10の表面10aより少し高い位置に位置付けられるようにする。なお、チャックテーブル30の表面のZ座標は予め制御部6が認識しており、そのZ座標の値にウェーハWの厚みを加えた値がウェーハ10の表面10aのZ座標として制御部6に記憶されている。
次に、チャックテーブル30を、例えば0.5rpm〜2.0rpm程のゆっくりとした回転速度で回転させると共に、砥石駆動部420によって研磨砥石423を例えば3000rpm〜5000rpm程で回転させ、加工手段4をウェーハ10に近づく方向(+X方向)に移動させ、更に研磨砥石423を下降させることにより、図3に示すように、ウェーハ10の表面10aの外周領域101に回転する研磨砥石423の外周研磨部423aを接触させる。
ここで、加工手段4を+X方向に移動させた際は、研磨砥石423を構成する外周研磨部423aの下端が外周領域101の上に位置するようにさせ、デバイス形成領域102の上までは移動させないようにする。そのための処理には、制御部6に記憶させておいたデバイス形成領域102の外縁のX座標の値X2(図2参照)を用い、外周研磨部423aの下端がX2まで移動しないように制御部6において制御する。図2に示したような座標系においては、外周研磨部423aの下端のX座標X3がX2より小さい値となるようにする。このような制御をすることにより、デバイス形成領域102が研磨されてデバイスの品質が低下するのを防止することができる。
上記のようにして制御部6によって加工手段4をX軸に移動させると共に昇降部41によって研磨砥石423をZ軸方向に移動させて、図3に示すように、外周研磨部423aと外周領域101とが接触した状態となると、加工手段4を−X方向に移動させると共に研磨砥石423を−Z方向に移動させることにより、外周研磨部423aを、その回転中心が弧を描くようにして外周領域101の表面10a及び側面10bに作用させて研磨を行う。また、側面10bの中央まで研磨がされた後は、加工手段4を+X方向に移動させると共に研磨砥石423を−Z方向に移動させることにより、その回転中心が弧を描くようにして側面10b及び裏面10cを研磨する。外周研磨部423aをこのような軌道で繰り返し往復移動させると、外周領域101の側面に倣って研磨が行われ、付着していた物質は研磨によって除去される。
次に、加工手段4をウェーハ10から離れる方向(―X方向)に移動させて外周研磨部423aをウェーハ10から離した状態とし、チャックテーブル30をゆっくりと回転させながら、アライメント手段5の撮像部50によってウェーハ10の外周領域101のうち加工手段4に最も近い側を撮像して処理部51において逐次画像を取得する、そして、取得した画像から処理部51がノッチ104を検出した瞬間に、その旨を制御部6に通知し、制御部6がテーブル駆動部31を制御してチャックテーブル30の回転を止め、ノッチ104を加工手段4に最も近い位置に位置付ける。また、保持手段3をY軸方向に移動させることにより、図4に示すように、ノッチ104と研磨砥石423のノッチ研磨部423bとがX軸方向に一直線上になるように位置付ける。そして、このときのノッチ104の鋭角に形成された端部104aの位置情報であるX座標X4を制御部6に記憶させておく。
加工手段4においては、昇降部41を昇降させることにより、例えばノッチ研磨部423bの下端がウェーハ10の表面10aより少し高い位置に位置付けられるようにする。そして、砥石駆動部420によって研磨砥石423を例えば3000rpm〜5000rpm程で回転させ、加工手段4がウェーハ10に近づく方向に移動し、更に研磨砥石423を下降させることにより、図5に示すように、ウェーハ10の表面10aの外周領域101に回転する研磨砥石423のノッチ研磨部423bを接触させる。なお、ここでの加工手段4の制御の仕方は外周研磨部423aによる研磨の場合と同様である。
そして、制御部6によって加工手段4をX軸方向に移動させると共に昇降部41によって研磨砥石423をZ軸方向に移動させることにより、図6に示すように、回転するノッチ研磨部423bとノッチ104とが接触した状態を維持しながらノッチ研磨部423bを円弧状に繰り返し往復移動させると、ノッチ104が研磨され、付着していた物質が除去される。
上記のようにして、ノッチ104を含めて外周領域101が研磨された後は、加工手段4を−X方向に移動させてウェーハ10から離した後に、昇降部41を下降させて、例えば外周ポリッシング部433aの下端がウェーハ10の表面10aより少し高い位置に位置付けられるようにする。
そして、チャックテーブル30を、例えば0.5rpm〜2.0rpm程のゆっくりとした回転速度で回転させると共に、パッド駆動部430によってポリッシングパッド433を例えば3000rpm〜5000rpm程で回転させ、加工手段4がウェーハ10に近づく方向に移動し、更にポリッシングパッド433を下降させることにより、図7に示すように、ウェーハ10の表面10aの外周領域101に回転するポリッシングパッド433の外周ポリッシング部433aを接触させる。
ここで、加工手段4を+X方向に移動させた際は、外周ポリッシング部433aの下端が外周領域101の上に位置するようにさせ、デバイス形成領域102の上までは移動させないようにする。そのために、制御部6に記憶させておいたデバイス形成領域102の外縁のX座標の値X2を用い、図8に示すように、外周ポリッシング部433aの下端X6がX2まで移動しないように制御部6において制御する。このような制御をすることにより、デバイス形成領域102がポリッシングされてデバイスの品質が低下するのを防止することができる。
そして、制御部6によって加工手段4をX軸方向に移動させると共に昇降部41によってポリッシングパッド433をZ軸方向に移動させることにより、図7に示すように、外周ポリッシング部433aと外周領域101とが接触した状態を維持しながら、外周ポリッシング部433aを外周領域101の表面10a、側面10b、裏面10cに沿って移動させ、表面10a、側面10b、裏面10cをそれぞれポリッシングする。例えば外周ポリッシング部433aの回転中心が円弧を描くように繰り返し往復移動させると、外周領域101が鏡面仕上げされる。
次に、加工手段4をウェーハ10から離れる方向に移動させて外周ポリッシング部433aをウェーハ10から離した状態とし、チャックテーブル30をゆっくりと回転させながら、アライメント手段5によってノッチ104を検出し、その検出の瞬間に、制御部6がテーブル駆動部31を制御してチャックテーブル30の回転を止め、図9に示すように、ノッチ104を加工手段4に最も近い位置に固定する。また、保持手段3をY軸方向に移動させることにより、図9に示すように、ノッチ104とポリッシングパッド433のノッチポリッシング部433bとがX軸方向に一直線上になるように位置付ける。
一方、加工手段4においては、昇降部41を昇降させることにより、例えばノッチポリッシング部433bの下端がウェーハ10の表面10aより少し高い位置に位置付けられるようにする。そして、パッド駆動部430によってポリッシングパッド433を例えば3000rpm〜5000rpm程で回転させ、加工手段4がウェーハ10に近づく方向に移動し、更にポリッシングパッド433を下降させることにより、図10に示すように、ウェーハ10の表面10aの外周領域101に回転するポリッシングパッド433のノッチポリッシング部433bを接触させる。
そして、制御部6によって加工手段4をX軸方向に移動させると共に昇降部41によってポリッシングパッド433をZ軸方向に移動させることにより、図10に示したように、回転するノッチポリッシング部433bとノッチ104とが接触した状態を維持しながらノッチポリッシング部433bを円弧状に繰り返し往復移動させると、ノッチ104がポリッシングされ、ノッチ104が鏡面仕上げされる。
以上のようにしてウェーハ10の垂直方向の位置を調整することにより、高さを変えるだけで研磨とポリッシングを行うことができ、ノッチ104も含めてウェーハ10の外周領域101のみに付着した物質を効率良く除去できると共に、外周領域101を鏡面仕上げすることができる。そして、デバイス形成領域102に積層された物質を誤って除去してしまうことがないため、デバイスの品質を低下させることがない。また、ノッチ104が形成されたウェーハ10においては、ノッチ104も含めて研磨及びポリッシングを行うことにより、ノッチに付着した物質も確実に除去して鏡面仕上げすることができる。
なお、上記の例においては、保持手段3がY軸方向に移動し、研磨砥石423及びポリッシングパッド433がX軸方向及びZ軸方向に移動する構成したが、本発明はこの構成には限定されず、保持手段3及び研磨砥石423、ポリッシングパッド433が相対的にX軸方向、Y軸方向、Z軸方向に移動すればよい。また、本発明が適用されるウェーハは、ノッチが形成されたものには限定されない。
本発明のウェーハ清浄化装置の一例を示す斜視図である。 ウェーハ及び外周研磨部のX座標を示す説明図である。 ウェーハの外周領域を研磨する様子を示す正面図である。 ウェーハのノッチとノッチ研磨部の位置関係を示す説明図である。 ウェーハのノッチを研磨する様子を示す正面図である。 ウェーハのノッチを研磨する様子を示す平面図である。 ウェーハの外周領域をポリッシングする様子を示す正面図である。 ウェーハ及び外周ポリッシング部のX座標を示す説明図である。 ウェーハのノッチとノッチポリッシング部の位置関係を示す説明図である。 ウェーハのノッチを研磨する様子を示す正面図である。
符号の説明
1:ウェーハ清浄化装置
2:基台
3:保持手段
30:チャックテーブル 31:テーブル駆動部
4:加工手段
40:基部 41:昇降部
42:研磨手段
420:砥石駆動部 421:ベルト 422:回転軸
423:研磨砥石
423a:外周研磨部 423b:ノッチ研磨部
43:ポリッシング手段
430:パッド駆動部 431:ベルト 432:回転軸
433:ポリッシングパッド
433a:外周ポリッシング部 433b:ノッチポリッシング部
5:アライメント手段
50:撮像部 51:処理部
6:制御部
7:研磨液供給手段
8:CMP液供給手段
10:ウェーハ
10a:表面 10b:側面 10c:裏面
101:外周領域 102:デバイス形成領域 103:デバイス 104:ノッチ

Claims (4)

  1. ウェーハの外周領域を清浄化するウェーハ清浄化装置であって、
    ウェーハを吸引保持し回転可能なチャックテーブルと、
    該チャックテーブルに保持されたウェーハの外周領域を研磨する研磨手段と、
    該チャックテーブルに保持され該研磨手段によって研磨された外周領域を鏡面仕上げするポリッシング手段と、
    該チャックテーブルに保持されたウェーハを撮像してデバイス形成領域を認識し、清浄化すべき外周領域を検出するアライメント手段と
    を少なくとも備えたウェーハ清浄化装置。
  2. 前記研磨手段は、ウェーハの外周領域に作用して研磨を行う外周研磨部と該外周領域に形成されたノッチを研磨するノッチ研磨部とから構成される研磨砥石と、該研磨砥石を回転させる砥石駆動部とから構成され、
    前記ポリッシング手段は、該外周領域に作用してポリッシングを行う外周ポリッシング部と該ノッチをポリッシングするノッチポリッシング部とから構成されるポリッシングパッドと、該ポリッシングパッドを回転させるパッド駆動部とから構成される
    請求項1に記載のウェーハ清浄化装置。
  3. 請求項1または2に記載のウェーハ清浄化装置を用い、デバイス形成領域と外周領域とから構成されるウェーハの該外周領域を清浄化する方法であって、
    該デバイス形成領域をアライメント手段によって検出し、
    該デバイス形成領域の位置情報に基づき、該外周領域のみに研磨手段またはポリッシング手段を作用させるウェーハの清浄化方法。
  4. 前記ウェーハの外周領域にはノッチが形成されており、該ノッチを前記アライメント手段によって検出し、該ノッチの位置情報に基づき、該ノッチにノッチ研磨部またはノッチポリッシング部を作用させる
    請求項3に記載のウェーハの清浄化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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