JP2005347097A - キーボード装置またはそれを用いた加熱調理器 - Google Patents

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JP2005347097A JP2004165272A JP2004165272A JP2005347097A JP 2005347097 A JP2005347097 A JP 2005347097A JP 2004165272 A JP2004165272 A JP 2004165272A JP 2004165272 A JP2004165272 A JP 2004165272A JP 2005347097 A JP2005347097 A JP 2005347097A
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Seiji Sakata
誠司 坂田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】使用者が確実にスイッチを押したことを体感的に認識できるように、良好なクリックアクションを得ることのできるキーボード表示装置を提供すること。
【解決手段】メンブレンスイッチ1の上に貼着された第1のエンボスシート6と、その上に貼着された第2のエンボスシート7とを有し、第2のエンボスシート7には、スイッチ素子5に対向する位置にエンボス加工により形成された複数の第2の押下部8を有し、第1のエンボスシート6には、スイッチ素子5と第2の押下部8の間に、第2の押下部8より小さくエンボス加工された第1の押下部9を設けることで、使用者が押下部を押す際に得られるクリック感は、第2の押下部のエンボス面積には左右されずに、主に第1の押下部にて得られ、第2の押下部の面積にかかわらず、第1の押下部の大きさを同じにすることで各押下部においてほぼ同じクリック感を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者が確実にスイッチを押したことを体感的に認識できるように、良好なクリックアクションを得ることのできるキーボード表示装置またはそれを用いた加熱調理器に関するものである。
従来、この種のキーボード装置は、メンブレンスイッチの1つのスイッチ素子に対して、エンボスシートの1つの押下部を対向する位置に配置してクリックアクションを得ている(例えば、特許文献1参照)。
図2は、特許文献1に記載された従来のキーボード装置を示すものである。図2に示すように、複数のスイッチ素子5を備えたメンブレンスイッチ1と、メンブレンスイッチ1の上に貼着されたエンボスシート2を有し、エンボスシート2には、スイッチ素子3に対向する位置にエンボス加工により形成された複数の押下部4を有しており、使用者は、エンボス加工により形成された押下部4を介してスイッチ素子5を押すため、エンボス加工の深さに応じてキーストロークを得てかつ押下部の変形時に感じるクリック感を得ることができる構成となっている。
特開2000−339079号公報
しかしながら、前記従来の構成では、押下部となるエンボス加工部分のエンボス径やエンボス面積が大きくなるほど、小さな力でエンボス部分の押下部が変形しスイッチ素子をONさせてしまい、使用者が感じるクリック感が弱くなってしまう。また、面積が大きくなりエンボスシートの深さが十分深くない時には、使用環境や経時変化等によりエンボスシートの押下部がスイッチ素子側に落ち込むように変形した場合にかってにスイッチ素子をONさせてしまう恐れもある。また、複数の押下部のうち、使用頻度の高い押下部については、他の押下部より大きくするなどの配慮を行った場合、押下部によりクリック感にばらつきが生じてしまう。これらの課題に対して、例えばエンボスシートの厚みを厚くすることで、クリック感向上や変形防止を行うこともできるが、エンボスシートの厚みが厚くなることで、エンボス加工端面にかかる応力が大きくなるなどの理由により、エンボスシートが破れてしまうなどの弊害が生じてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が確実にスイッチを押したことを体感的に認識できるように、良好なクリックアクションを得ることのできるキーボード表示装置またはそれを用いた加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のキーボード装置は、複数のスイッチ素子を備えたメンブレンスイッチと、メンブレンスイッチの上に貼着された第1のエンボスシートと、第1のエンボスシートの上に貼着された第2のエンボスシートとを有し、第2のエンボスシートには、スイッチ素子に対向する位置にエンボス加工により形成された複数の第2の押下部を有し、第1のエンボスシートには、スイッチ素子と第2の押下部の間に、第2の押下部より小さくエンボス加工された第1の押下部を有することを特徴としたものである。
これによって、使用者が押下部を押す際に得られるクリック感は、第2の押下部のエンボス面積には左右されずに、主に第1の押下部にて得られることになる。また、第2の押下部の面積にかかわらず、第1の押下部の大きさを同じにすることで各押下部においてほぼ同じクリック感を得ることができるとともに、使用環境や経時変化等により第2の押下部が変形した場合でも、第2の押下部とスイッチ素子との間にある第1の押下部がカバーの役目を果たし、かってにスイッチ素子がONすることを防ぐことにつながる。したがって、使用者の操作性向上に対してより大きな押下部を形成しても、クリック感を損なうことなく良好なクリックアクションを得ることができる。
本発明のキーボード装置は、スイッチ素子と第2の押下部の間に、第2の押下部より小さくエンボス加工された第1の押下部を有することを特徴としたものである。
これによって、使用者が押下部を押す際に得られるクリック感は、第2の押下部のエンボス面積には左右されずに、主に第1の押下部にて得られることになる。また、第2の押下部の面積にかかわらず、第1の押下部の大きさを同じにすることで各押下部においてほぼ同じクリック感を得ることができるとともに、使用環境や経時変化等により第2の押下部が変形した場合でも、第2の押下部とスイッチ素子との間にある第1の押下部がカバーの役目を果たし、かってにスイッチ素子がONすることを防ぐことにつながる。したがって、使用者の操作性向上に対してより大きな押下部を形成しても、クリック感を損なうことなく良好なクリックアクションを得ることができる。
第1の発明は、複数のスイッチ素子を備えたメンブレンスイッチと、メンブレンスイッチの上に貼着された第1のエンボスシートと、第1のエンボスシートの上に貼着された第2のエンボスシートとを有し、第2のエンボスシートには、スイッチ素子に対向する位置にエンボス加工により形成された複数の第2の押下部を有し、第1のエンボスシートには、スイッチ素子と第2の押下部の間に、第2の押下部より小さくエンボス加工された第1の押下部を有することを特徴としたものである。
これによって、使用者が押下部を押す際に得られるクリック感は、第2の押下部のエンボス面積には左右されずに、主に第1の押下部にて得られることになる。また、第2の押下部の面積にかかわらず、第1の押下部の大きさを同じにすることで各押下部においてほぼ同じクリック感を得ることができるとともに、使用環境や経時変化等により第2の押下部が変形した場合でも、第2の押下部とスイッチ素子との間にある第1の押下部がカバーの役目を果たし、かってにスイッチ素子がONすることを防ぐことにつながる。したがって、使用者の操作性向上に対してより大きな押下部を形成しても、クリック感を損なうことなく良好なクリックアクションを得ることができる。
第2の発明は、第1の発明のキーボード装置の第1の押下部のエンボス範囲に対し、複数の第2の押下部を配置した構成にすることで、第2の押下部がより大きくなっても、第1の発明と同様の効果を得ることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明のキーボード装置を加熱調理器に用いることにより、第1または第2の発明と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるキーボード装置の構成図を示すものである。
図1において、複数のスイッチ素子5を備えたメンブレンスイッチ1と、メンブレンスイッチ1の上に貼着された第1のエンボスシート6と、第1のエンボスシート6の上に貼着された第2のエンボスシート7とを有し、第2のエンボスシート7には、スイッチ素子5に対向する位置にエンボス加工により形成された複数の第2の押下部8を有し、第1のエンボスシート6には、スイッチ素子5と第2の押下部8の間に、第2の押下部8より小さくエンボス加工された第1の押下部9を設けている。
以上のように構成されたキーボード装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者がキーボード装置を操作するため、第2の押下部8を押す。そこで第2の押下部8の下に配置された第1の押下部9が押される。ここで、第1の押下部9は第2の押下部8より小さいエンボス加工が施されており、使用者が押す力にて第1の押下部9が変形し、所望のクリック感を得ながらスイッチ素子5をONさせることとなる。
これによって、使用者が押下部を押す際に得られるクリック感は、第2の押下部のエンボス面積には左右されずに、主に第1の押下部にて得られることになる。また、第2の押下部の面積にかかわらず、第1の押下部の大きさを同じにすることで各押下部においてほぼ同じクリック感を得ることができるとともに、使用環境や経時変化等により第2の押下部が変形した場合でも、第2の押下部とスイッチ素子との間にある第1の押下部がカバーの役目を果たし、かってにスイッチ素子がONすることを防ぐことにつながる。したがって、使用者の操作性向上に対してより大きな押下部を形成しても、クリック感を損なうことなく良好なクリックアクションを得ることができる。
以上のように、本実施形態においては、本発明のキーボード装置は、スイッチ素子と第2の押下部の間に、第2の押下部より小さくエンボス加工された第1の押下部を有することを特徴とすることにより、使用者が押下部を押す際に得られるクリック感は、第2の押下部のエンボス面積には左右されずに、主に第1の押下部にて得られることになる。また、第2の押下部の面積にかかわらず、第1の押下部の大きさを同じにすることで各押下部においてほぼ同じクリック感を得ることができるとともに、使用環境や経時変化等により第2の押下部が変形した場合でも、第2の押下部とスイッチ素子との間にある第1の押下部がカバーの役目を果たし、かってにスイッチ素子がONすることを防ぐことにつながる。したがって、使用者の操作性向上に対してより大きな押下部を形成しても、クリック感を損なうことなく良好なクリックアクションを得ることができる。
以上のように、本発明にかかるキーボード装置は、簡単な構成でより良好なクリックアクションを得ることが可能となるので、加熱調理器のみならずキーボード装置を使用する他分野への展開も図れる。
本発明の実施の形態1におけるキーボード装置の構成図 従来のキーボード装置の構成図
符号の説明
1 メンブレンスイッチ
5 スイッチ素子
6 第1のエンボスシート
7 第2のエンボスシート
8 第2の押下部
9 第1の押下部

Claims (3)

  1. 複数のスイッチ素子を備えたメンブレンスイッチと、メンブレンスイッチの上に貼着された第1のエンボスシートと、第1のエンボスシートの上に貼着された第2のエンボスシートとを有し、第2のエンボスシートには、スイッチ素子に対向する位置にエンボス加工により形成された複数の第2の押下部を有し、第1のエンボスシートには、スイッチ素子と第2の押下部の間に、第2の押下部より小さくエンボス加工された第1の押下部を有することを特徴としたキーボード装置。
  2. 第1の押下部のエンボス範囲に対し、複数の第2の押下部を配置した請求項1に記載のキーボード装置。
  3. 請求項1に記載のキーボード装置を用いた加熱調理器。
JP2004165272A 2004-06-03 2004-06-03 キーボード装置またはそれを用いた加熱調理器 Pending JP2005347097A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016075901A1 (ja) * 2014-11-14 2017-08-24 ソニー株式会社 入力装置、キーボードおよび電子機器

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