JP2005347036A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジョイントコネクタ内に収容するジョイントバスバーの形状を改良してジョイントコネクタの小型化を図る。
【解決手段】 ハウジングの両側に設けたコネクタ嵌合部の境界位置に複数の第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントバスバーの連結部を配置し、各連結部の長さ方向の両端から屈折させた端部を前記長さ方向と直交方向に延在させたタブをコネクタ嵌合部に突出させ、前記第一、第二組のジョイントバスバーの連結部はコネクタ嵌合部の同一段の端子孔のピッチと同一ピッチをあけて並列配置していると共に、コネクタ嵌合部の上下段の端子孔の寸法分だけ第一組と第二組のジョイントバスバーとを前記並列方向と直交方向にズラせて配置し、これらズラせた第一ジョイントバスバーと第二ジョイントバスバーの連結部は前記タブの長さ方向にズラせ、これらズラせた連結部の間に絶縁板を介在させている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジョイントコネクタに関し、詳しくは、1つのジョイントコネクタで3個以上のコネクタをジョイントするものである。
従来、複数のコネクタをジョイントするためにジョイントコネクタを用いており、図9に示すように、ジョイントコネクタ1のケース内に収容したバスバー2に設けたタブ2aをケースに設けた複数のコネクタ嵌合部1a内に突出させ、該コネクタ嵌合部1aにコネクタ3A、3Bを収容してコネクタ3A、3B内の端子(図示せず)と前記バスバー2のタブ2aとを接続してコネクタ3Aと3Bをジョイントしている。
このように、コネクタ3A、3Bを1対1でジョイントする場合、ジョイントコネクタ1は非常に簡単な構造とすることができる。
しかし、このジョイントコネクタ1を用いて、例えば、3つのコネクタ3A、3B、3Cをジョイントする場合、図10に示すように、2つのコネクタ3A,3Bを前記のように1つのジョイントコネクタ1Aでジョイントすると共に、電線4の両端末にコネクタ3Bと3Cを接続した状態でコネクタ3Cを他のジョイントコネクタ1Bのコネクタ嵌合部1aに収容し、ジョイントコネクタ1B内のジョイントバスバー2’と接続することにより3つのジョイントコネクタ3A、3B、3Cをジョイントしている。このように、前記のジョイントコネクタ1を用いて3つ以上のコネクタ3をジョイントするには、複数のジョイントコネクタ1が必要となり部品点数が増加する問題がある。
そこで、特開平7−135717号(特許文献1)において、本出願人は図11に示す分岐接続箱5を提供している。該分岐接続箱5は、ケース外面に複数のコネクタ嵌合部6を設けたアッパーケース7とロアケース8からなるケース内に複数のジョイントバスバー9が並列配置され、該ジョイントバスバー9の長さ方向に間隔をあけて突設したタブ9aが前記コネクタ嵌合部6内に突出させ、該コネクタ嵌合部6にコネクタ(図示せず)を収容すると、複数のコネクタがジョイントされる構成としている。
前記特許文献1の分岐接続箱5では、1つの分岐接続箱5で3つ以上のコネクタをジョイントすることができるが、図12に示すように、ジョイントバスバー9の長さ方向の1列に1つのジョイント回路しか形成することができないため、ジョイントバスバー9の並列方向(図12中、左右方向)に大型化してしまう問題がある。
この問題を解決するため、本出願人は、特開2000−331761号(特許文献2)において、図13に示すジョイントバスバー100を備えたジョイントコネクタを提供している。該ジョイントバスバー100は、上下方向に延在する連結部101の上下両端から連結部101に直交するタブ102を両側に突設し、これら両側に突設するタブ102の中央に隙間103を設けている。ジョイントコネクタ内で同一列に配置するジョイントバスバー100Aと100Bは、互いの連結部101を他方のジョイントバスバー100の隙間103に通して配置することにより、図14に示すように、1列に2つの短絡パターンを形成することができ、ジョイントコネクタを小型化することができる。
しかしながら、前記ジョイントバスバー100であると、一方のジョイントバスバーの連結部101を他方のジョイントバスバー100に設けた隙間103を通して、ジョイントバスバー100Aと100Bとを空気絶縁しているため、ジョイントバスバー100Aと100Bとの間に十分に間隔を設けなければ、変形等によりジョイントバスバー100Aと100Bが接触して絶縁不良を起こすおそれがある。
また、タブ102を連結する連結部101が全て対向する位置に配置されているため、隣り合う列のジョイントバスバー100Aと100Bの連結部101も互いに対向位置に配置される。よって、隣り合う列のジョイントバスバー100Aと100Bの間には、隔壁を設けるか十分な隙間を設けて空気絶縁する必要があり、図14に示すように、隣り合う列のジョイントバスバー100Aと100Bの間隔Sが大きくなり、ジョイントコネクタを十分に小型化できない問題がある。
特開平7−135717号公報 特開2000−331761号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、ジョイントコネクタ内に収容するジョイントバスバーの形状を改良してジョイントコネクタの小型化を図ることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、ハウジングの一側に少なくとも1個のコネクタ嵌合部と、他側に少なくとも2個のコネクタ嵌合部を設け、前記両側のコネクタ嵌合部の境界位置に第一組と第二組の複数のジョイントバスバーの連結部を配置し、各連結部の長さ方向の両端から屈折させた端部を前記長さ方向と直交方向に延在させてタブを形成し、これらタブを前記コネクタ嵌合部に突出させ、
前記第一組、第二組の複数のジョイントバスバーの連結部は前記コネクタ嵌合部の底面に穿設している同一段の端子孔のピッチと同一ピッチをあけて並列配置し、かつ、第一組と第二組のジョイントバスバーとは前記コネクタ嵌合部の上下段の端子孔の寸法分だけ前記並列方向と直交方向にズラせて配置すると共に、タブの突出方向にもズラせて配置し、これらズラせた第一組と第二組のジョイントバスバーの連結部の間に絶縁板を介在させていることを特徴とするジョイントコネクタを提供している。
前記構成によれば、ジョイントコネクタのケース内に第一組の複数のジョイントバスバー、第二組の複数のジョイントバスバーはそれぞれ並列配置すると共に、第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントバスバーとを前記並列方向と直交方向にずらせて、コネクタ嵌合部の上下段の端子孔に第一組のジョイントバスバーのタブと第二組のジョイントバスバーのタブを突出させているため、1つのコネクタ嵌合部の上下段で2つの短絡パターンを形成することができ、ジョイントコネクタを小型化することができる。
また、第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントバスバーのズラした連結部の間に絶縁板を介在させているため、第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントとの間に大きな間隔を設けなくても確実に絶縁することができ、ジョイントコネクタを小型化することができる。
前記タブの長さ方向にズレて配置した第一組のジョイントバスバーの連結部と第二組のジョイントバスバーの連結部とは前記絶縁板を介在させて同一平面上に配置し、第一組のジョイントバスバーの連結部の長さ方向の両端と第二組のジョイントバスバーの連結部の長さ方向の両端とを反対方向に屈折させ、これら屈折させた端部を前記連結部の長さ方向と直交方向に延在させてタブを設けている。
前記構成によれば、第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントバスバーの連結部をタブの長さ方向にズレた位置に設けているため、互いの連結部を同一平面上に配置することができる。これにより、従来例の図14で示したように、ジョイントバスバーの間に設けていた間隔Sがなくなるため、第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントバスバーを密集配置してジョイントコネクタを小型化することができる。また、同一平面上に配置した連結部間に絶縁板を配置しているため、第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントバスバーの連結部同士が接触することもない。
具体的には、前記第一組と第二組のジョイントバスバーは、それぞれ前記連結部と、該連結部の両端から同一方向に屈折させた根元屈折部と、前記一方の根元屈折部の先端から両側に延在させた一対のタブと、前記他方の根元屈折部の先端からいずれか一方に延在させたタブとを備え、
前記ハウジングの一側に設けた第一コネクタ嵌合部と他側に設けた第二コネクタ嵌合部とに前記ジョイントバスバーの一方に形成した一対のタブを突出させると共に、前記第二コネクタ嵌合部と並設した第三コネクタ嵌合部に前記ジョイントバスバーの他方に形成したタブを突出させ、第一コネクタ嵌合部に接続される1つの回路を第二、第三コネクタ嵌合部に接続される2つの回路に分岐接続している。
前記構成とすることで、1つのジョイントコネクタで3個のコネクタをジョイントすることができ、かつ、前記のようにジョイントコネクタを小型化することができる。
また、前記第一組と第二組のジョイントバスバーは、それぞれ前記連結部と、該連結部の両端から同一方向に屈折させた根元屈折部と、前記一方の根元屈折部の先端から両側に延在させた一対のタブと、前記他方の根元屈折部の先端から両側に延在させた一対のタブとを備え、
前記ハウジングの一側に設けた第一コネクタ嵌合部と他側に設けた第二コネクタ嵌合部とに前記ジョイントバスバーの一方に形成した一対のタブを突出させると共に、前記第一コネクタ嵌合部と並設した第四コネクタ嵌合部および前記第二コネクタ嵌合部と並設した第三コネクタ嵌合部に前記ジョイントバスバーの他方に形成した一対のタブを突出させ、第一コネクタ嵌合部に接続される1つの回路を第二、第三、第四コネクタ嵌合部に接続される3つの回路に分岐接続する構成としてもよい。
前記構成によれば、1つのコネクタで4個のコネクタをジョイントすることができ、また、第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントバスバーを同一形状とすることによりジョイントコネクタ内のジョイントバスバーを1種類にすることができ、バスバーの種類を減らしてコストを低減することができる。
前述したように、本発明によれば、ジョイントコネクタのケース内に第一組、第二組のそれぞれ複数のジョイントバスバーを並列配置すると共に、第一ジョイントバスバーと第二ジョイントバスバーとを前記並列方向と直交方向にズラせて、コネクタ嵌合部の上下段の端子孔に第一組のジョイントバスバーのタブと第二組のジョイントバスバーのタブをそれぞれ突出させているため、1列に2つの短絡パターンを形成することができ、1列に1つの短絡パターンを形成するものに比べてジョイントコネクタを小型化することができる。
また、第一組のジョイントバスバーと第二組のジョイントバスバーの連結部をタブの長さ方向にズラせると共に、これらズラした連結部の間に絶縁板を介在させているため、第一組と第二組のジョイントバスバーとの間に大きな間隔を設けなくても確実に絶縁することができ、ジョイントコネクタを小型化することができる。
また、第一組と第二組のジョイントバスバーの連結部をタブの長さ方向にズレた位置に設けているため、互いの連結部を絶縁板を介して同一平面上に配置することができる。よって、ジョイントバスバーの連結部との間に間隔を設けなくてよいため、第一組と、第二組のジョイントバスバーをさらに密集配置してジョイントコネクタを小型化することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は、本発明の第一実施形態を示し、ジョイントコネクタ10は、アッパーケース11とロアケース20とからなるケース内に2種類の第一組と第二組のジョイントバスバー、即ち、複数の第一ジョイントバスバー31と複数の第二ジョイントバスバー32とを収容している。これら第一、第二のジョイントバスバー31、32に突設したタブをアッパーケース11とロアケース20に設けたコネクタ嵌合部内に突出させている。
ジョイントコネクタ10のアッパーケース11は、図3(C)に示すように、電源出力側となる2つの第二コネクタ嵌合部12と第三コネクタ嵌合部13を設けており、これら第二、第三コネクタ嵌合部12、13の底壁14に2段に並列配置した端子孔15を穿設している。また、図1に示すように、底壁14のジョイントバスバー挿入側には所要箇所にリブ16を突設して、該リブ16と底壁14と後述する絶縁板40とで囲まれた第一ジョイントバスバー収容部17を設けている。
一方、ロアケース20は、図3(A)に示すように、アッパーケース11の第二コネクタ嵌合部12に対向する位置に、該第二コネクタ嵌合部12とは反対方向に突出する電源入力側となる第一コネクタ嵌合部21を設けている。該第一コネクタ嵌合部21の底壁22にも、2段に並列配置した端子孔23を穿設している。
前記アッパーケース11とロアケース20からなるケース内には、ケース内をアッパーケース11側とロアケース20側に仕切る絶縁板40を収容している。該絶縁板40には、図1に示すように、仕切板部41のロアケース20側にリブ42を突設し、該リブ42と仕切板部41と底壁22とで囲まれた第二ジョイントバスバー収容部43を設けている。よって、絶縁板40によって仕切られたケース内のアッパーケース11側に第一ジョイントバスバー31の連結部31aが配置される一方、ロアケース20側に第二ジョイントバスバー32の連結部32aが配置されている。
また、絶縁板40には第一ジョイントバスバー31のタブをロアケース20側に貫通させる貫通孔44と第二ジョイントバスバー32のタブをアッパーケース12側に貫通させる貫通孔45を所要箇所に穿設している。
前記絶縁板40によって仕切られたケース内のアッパーケース11側に配置される第一ジョイントバスバー31は、図4に示すように、上下方向に延在する連結部31aと、該連結部31aの上下両端から一方側(図中の前方側)に90度屈折させた根元屈折部31eと、該根元屈折部31eの先端から左右方向に延在するタブ31b、31c、31dとを備えている。上端側の根元屈折部31eには左右両側にタブ31b、31dを突設する一方、下端側には右側にのみタブ31cを突設している。右側に突設したタブ31b、31cはアッパーケース12の第二、第三コネクタ嵌合部12、13内に突出される一方、左側に突設したタブ31dは、ロアケース20の第一コネクタ嵌合部21内に突出される。
一方、絶縁板40によって仕切られたケース内のロアケース20側に配置される第二ジョイントバスバー32は、図4に示すように、上下方向に延在する連結部32aの上下両端を第一ジョイントバスバー31とは他方側(図中の後方側)に90度屈折させて根元屈折部32eを設け、該根元屈折部32eから左右方向に延在するタブ32b、32c、32dを設けている。第一ジョイントバスバー31と同様に、根元屈折部32eから右側に突設したタブ32b、32cは、アッパーケース12の第二、第三コネクタ嵌合部12、13内に突出される一方、左側に突設したタブ32dは、ロアケース20の第一コネクタ嵌合部21内に突出される。
前記第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32は、その連結部31a、32aを左右方向の中心位置に設けず、第一ジョイントバスバー31は右側、第二ジョイントバスバー32は左側にズラして設け、第一ジョイントバスバー31の連結部31aと第二ジョイントバスバー32の連結部32aとを位相させている。このズラした第一ジョイントバスバー31の連結部31aと第二ジョイントバスバー32の連結部32aとの間に図1に示すように絶縁板40を介在させている。
第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32は、図2に示すように、同一段の端子孔15のピッチと同一ピッチをあけて並列配置していると共に、上下段の端子孔15の寸法分だけ第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32とを上下方向にズラして配置している。よって、第一ジョイントバスバー31のタブを第一〜第三コネクタ嵌合部の下段の端子孔15に貫通させる一方、第二ジョイントバスバー32のタブを第一〜第三コネクタ嵌合部の上段の端子孔15に貫通させている。
詳細には、図2に示すように、タブの折り曲げ方向を向かい合わせて配置している第一ジョイントバスバー31Aと第二ジョイントバスバー32Aは、上下に対向する端子孔15にタブを貫通させており、図4(A)に示すように、タブに対して連結部を前後反対方向に配置、即ち、第一ジョイントバスバー31Aの連結部31aはタブの後方側、第二ジョイントバスバー32Aの連結部32aはタブの前方側に配置している。
一方、タブの折り曲げ方向を互いに外向きとして配置している前記第一ジョイントバスバー31Aと第二ジョイントバスバー32Bは、図2及び図4(B)に示すように、連結部31aと32aを同一平面上に配置している。
このように、第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32の連結部31aと32aを左右方向に位相させて設けると共に、第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32を上下方向にずらして配置して、第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32とを密集配置できるようにしている。よって、本実施形態では、図5に示すように、従来例に示したような隣り合う列のジョイントバスバー間に設けていた間隔S(図14参照)を設けていないため、ジョイントコネクタ10を第一、第二ジョイントバスバー31、32の並列方向にさらに小型化できる。
次に、ジョイントコネクタ10の組立方法について説明する。
先ず、図6に示すように、アッパーケース11の端子孔15に第一ジョイントバスバー31のタブ31b、31cを貫通させて第二、第三コネクタ嵌合部12、13内に突出させ、第一ジョイントバスバー31の連結部31aを底壁14に設けた第一ジョイントバスバー収容部17に収容する。
次いで、アッパーケース11内に絶縁板40を収容する。このとき、第一ジョイントバスバー31のタブ31dを絶縁板40の貫通孔44に貫通させている。
次いで、第二ジョイントバスバー32のタブ32b、32cを絶縁板40の貫通孔45及びアッパーケース11の端子孔15に貫通させて第二、第三コネクタ嵌合部12、13内に突出させ、第二ジョイントバスバー32の連結部32aを絶縁板40の第二ジョイントバスバー収容部43内に収容する。
最後に、第一、第二ジョイントバスバー31、32のタブ31d、32dをロアケース20の端子孔23に貫通させながら、ロアケース20をアッパーケース11の開口面側に組み付けてロック結合し、第一、第二ジョイントバスバー31、32のタブ31d、32dを第一コネクタ嵌合部21内に突出させる。
前記構成によれば、ジョイントコネクタ10のケース内に複数の第一、第二ジョイントバスバー31、32を並列配置すると共に、第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32とを前記並列方向と直交方向にズラせて、第一〜第三コネクタ嵌合部21、12、13の下段の端子孔23、15に第一ジョイントバスバー31のタブ31d、31b、31cを貫通させると共に、第二ジョイントバスバー32のタブ32d、32b、32cを上段の端子孔23、15に貫通させてコネクタ嵌合部内に突出させているため、第一、第二ジョイントバスバー31、32により1列に2つの短絡パターンを形成することができ、1列に1つの短絡パターンを形成するものに比べてジョイントコネクタ10を小型化することができる。
また、第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32の連結部31a、32aをタブの長さ方向にズラせると共に、これらズラした連結部31a、32aの間に絶縁板40を介在させているため、第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32との間に大きな間隔を設けなくても確実に絶縁することができ、ジョイントコネクタ10をさらに小型化することができる。
さらに、第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32の連結部31a、32aをタブの長さ方向にズレた位置に設けているため、互いの連結部31a、32aを同一平面上に配置することができ、隣り合う列に配置する第一ジョイントバスバー31の連結部31aと第二ジョイントバスバー32の連結部32aとの間に前記並列方向の間隔を設けなくてよいため、第一ジョイントバスバー31と第二ジョイントバスバー32をさらに密集配置してジョイントコネクタ10を小型化することができる。
図7及び図8は、本発明の第二実施形態を示し、本実施形態では、ロアケース20’の第一コネクタ嵌合部21’にもう1つの第四コネクタ嵌合部24’を並設している。該第四コネクタ嵌合部24’はアッパーケース11’の第三コネクタ嵌合部13’に対向する位置に設けている。
なお、本実施形態では、第一コネクタ嵌合部21’に電源側と接続されたコネクタが嵌合される一方、第二〜第四コネクタ嵌合部12’、13’、24’には負荷側と接続されたコネクタが嵌合される。
また、第一、第二ジョイントバスバー31’、32’には、連結部31a’、32a’の下端側の根元屈折部31e’、32e’から左側にもタブ31f’、32f’を突出させて設けている。即ち、第一、第二ジョイントバスバー31’、32’の連結部31a’、32a’の上下両端の根元屈折部31e’、32e’から左右両側に計4つのタブをそれぞれ設け、第一ジョイントバスバー31’と第二ジョイントバスバー32’とを同一形状としている。
前記構成によれば、ジョイントコネクタ10’を小型としたまま、コネクタ嵌合部を4つ設け、第一コネクタ嵌合部21’に接続される1つの回路を第二、第三、第四コネクタ嵌合部12’、13’、24’に接続される3つの回路に分岐接続することができる。
また、連結部31a’、32a’から突出するタブの数を左右で同一とすることにより、第一ジョイントバスバー31’と第二ジョイントバスバー32’とを同一形状とすることができ、ジョイントバスバーの種類を減らしてコストを低減することができる。
ジョイントコネクタに設けるコネクタ嵌合部の数およびジョイントバスバーに設けるタブは前記実施形態に示すように、3つもしくは4つに限らず、5つ以上設けてもよい。
また、本実施形態では、1つの入力側コネクタと3つの出力側コネクタをジョイントコネクタのコネクタ嵌合部に接続しているが、それぞれ2つの入力側コネクタと出力側コネクタをコネクタ嵌合部に接続する構成としてもよい。
なお、他の構成及び作用効果は第一実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第一実施形態のジョイントコネクタの断面図である。 ジョイントコネクタの右側面図である。 ジョイントコネクタを示し(A)は左側面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 第一実施形態のジョイントバスバーを示し、(A)はタブの折り曲げ方向を向かい合わせて配置するジョイントバスバーの斜視図、(B)はタブの折り曲げ方向を互いに外向きとして配置するジョイントバスバーの斜視図である。 ジョイントコネクタの短絡パターンを示す模式図である。 ジョイントコネクタの分解正面図である。 本発明の第二実施形態のジョイントコネクタの断面図である。 第二実施形態のジョイントバスバーを示し、(A)はタブの折り曲げ方向を向かい合わせて配置するジョイントバスバーの斜視図、(B)はタブの折り曲げ方向を互いに外向きとして配置するジョイントバスバーの斜視図である。 従来例のジョイントコネクタを用いてコネクタをジョイントしている状態を示す図面である。 従来例の問題点を示す図面である。 他の従来例を示す図面である。 図11に示す従来例の短絡パターンを示す模式図である。 他の従来例を示す図面である。 図13に示す従来例の短絡パターンを示す模式図である。
符号の説明
10 ジョイントコネクタ
11 アッパーケース
12 第二コネクタ嵌合部
13 第三コネクタ嵌合部
17 第一ジョイントバスバー収容部
20 ロアケース
21 第一コネクタ嵌合部
24’ 第四コネクタ嵌合部
31 第一ジョイントバスバー
31a 連結部
31b、31c、31d、31f’ タブ
32 第二ジョイントバスバー
32a 連結部
32b、32c、32d、31f’ タブ
40 絶縁板

Claims (4)

  1. ハウジングの一側に少なくとも1個のコネクタ嵌合部と、他側に少なくとも2個のコネクタ嵌合部を設け、前記両側のコネクタ嵌合部の境界位置に第一組と第二組の複数のジョイントバスバーの連結部を配置し、各連結部の長さ方向の両端から屈折させた端部を前記長さ方向と直交方向に延在させてタブを形成し、これらタブを前記コネクタ嵌合部に突出させ、
    前記第一組、第二組の複数のジョイントバスバーの連結部は前記コネクタ嵌合部の底面に穿設している同一段の端子孔のピッチと同一ピッチをあけて並列配置し、かつ、第一組と第二組のジョイントバスバーとは前記コネクタ嵌合部の上下段の端子孔の寸法分だけ前記並列方向と直交方向にズラせて配置すると共に、タブの突出方向にもズラせて配置し、これらズラせた第一組と第二組のジョイントバスバーの連結部の間に絶縁板を介在させていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記タブの長さ方向にズレて配置した第一組のジョイントバスバーの連結部と第二組のジョイントバスバーの連結部とは前記絶縁板を介在させて同一平面上に配置し、第一組のジョイントバスバーの連結部の長さ方向の両端と第二組のジョイントバスバーの連結部の長さ方向の両端とを反対方向に屈折させ、これら屈折させた端部を前記連結部の長さ方向と直交方向に延在させてタブを設けている請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記第一組と第二組のジョイントバスバーは、それぞれ前記連結部と、該連結部の両端から同一方向に屈折させた根元屈折部と、前記一方の根元屈折部の先端から両側に延在させた一対のタブと、前記他方の根元屈折部の先端からいずれか一方に延在させたタブとを備え、
    前記ハウジングの一側に設けた第一コネクタ嵌合部と他側に設けた第二コネクタ嵌合部とに前記ジョイントバスバーの一方に形成した一対のタブを突出させると共に、前記第二コネクタ嵌合部と並設した第三コネクタ嵌合部に前記ジョイントバスバーの他方に形成したタブを突出させ、第一コネクタ嵌合部に接続される1つの回路を第二、第三コネクタ嵌合部に接続される2つの回路に分岐接続している請求項1または請求項2に記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記第一組と第二組のジョイントバスバーは、それぞれ前記連結部と、該連結部の両端から同一方向に屈折させた根元屈折部と、前記一方の根元屈折部の先端から両側に延在させた一対のタブと、前記他方の根元屈折部の先端から両側に延在させた一対のタブとを備え、
    前記ハウジングの一側に設けた第一コネクタ嵌合部と他側に設けた第二コネクタ嵌合部とに前記ジョイントバスバーの一方に形成した一対のタブを突出させると共に、前記第一コネクタ嵌合部と並設した第四コネクタ嵌合部および前記第二コネクタ嵌合部と並設した第三コネクタ嵌合部に前記ジョイントバスバーの他方に形成した一対のタブを突出させ、第一コネクタ嵌合部に接続される1つの回路を第二、第三、第四コネクタ嵌合部に接続される3つの回路に分岐接続している請求項1または請求項2に記載のジョイントコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010510129A (ja) * 2006-11-22 2010-04-02 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気的な機能エレメントを接続するための接続支持体
WO2022168574A1 (ja) * 2021-02-05 2022-08-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイントコネクタ

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JP2010510129A (ja) * 2006-11-22 2010-04-02 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気的な機能エレメントを接続するための接続支持体
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