JP2005346672A - メモリ制御方法、メモリ制御システム、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

メモリ制御方法、メモリ制御システム、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 メモリ制御システムにおけるプロセッサの有するローカルSRAM等の記憶装置の削減と低消費電力化を図ることが可能なメモリ制御方法、メモリ制御システム、プログラム及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】 低消費電力モードであることを検知する低消費電力モード検出部100と、メインプロセッサ1402とサブプロセッサ1408との間で通信を行うための通信制御部101とを具備し、メインプロセッサ1402は、低消費電力モード検出部100が低消費電力モードであることを検知した場合、通信制御部101を通してサブプロセッサ1408に低消費電力モード時の処理要求を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、低消費電力モード時のメモリ制御方法、メモリ制御システム、プログラム及び記憶媒体に関する。
一般に、複数のプロセッサにより構成されるシステムLSI(large scale integrated circuit:大規模集積回路)には、それぞれのプロセッサが共通してアクセスすることが可能である外部メモリと、それぞれのプロセッサが独立して持つローカルSRAM(static random access memory:スタティックランダムアクセスメモリ)とが必要である(例えば、特許文献1参照)。
外部メモリは、大容量であるがアクセス速度が遅いため、それぞれのプロセッサは、一時的な記憶場所としてローカルSRAMを使用し、主として各プロセッサが必要とする共通データへのアクセス、または、プロセッサ相互間のデータ転送を行う目的で外部メモリを使用する。
ローカルSRAMは、オンチップ構成であるため高速アクセスが可能であるが、その反面、プロセッサの処理内容の複雑化や、プロセッサ数の増加等に伴い、チップ全体のオンチップのSRAMサイズは巨大化する傾向にあった。
図14は、一般的なマルチプロセッサのメモリ制御システムの構成を示すブロック図あり、同図において、1400はメモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載のシステムLSI)で、1つのメインプロセッサ部1401と、複数のサブプロセッサ部1407と、1つの外部メモリ制御部1414とから成る。
メインプロセッサ部1401は、メインプロセッサ1402、メモリ制御部1403、ローカルSRAM1404、バスブリッジ1405を有し、これらは、プロセッサバス1406に接続されている。サブプロセッサ部1407は、サブプロセッサ1408、メモリ制御部1409、ローカルSRAM1410、バスブリッジ1411を有し、これらは、プロセッサバス1412に接続されている。バスブリッジ1405,1411は、システムバス1413に接続されている。外部メモリ制御部1414は、システムバス1413に接続されている。また、外部メモリ制御部1414は、外部メモリ(DRAM:dynamic random access memory:ダイナミックランダムアクセスメモリ)1415に接続されている。
各プロセッサ1402,1408は、メモリ制御部1403,1409を通じてローカルSRAM1404,1410にアクセスを行う。また、外部メモリ1415に対してアクセスを行う場合、一旦バスブリッジ1405,1411によりシステムバス1413を経由して外部メモリ制御部1414に対してアクセスを行い、外部メモリ制御部1414が外部メモリ1415に対してアクセスを行うことで実施される。
従って、各プロセッサ1402,1408は、各プロセッサ1402,1408が所有するローカルSRAM1404,1410に対しては、高速にアクセスを行うことが可能であるが、外部メモリ1415に対しては、アクセス動作を共通化する分だけアクセス速度の低下を生じることになる。
換言すれば、従来のシステムLSI1400では、アクセスの高速化を実現するために、各プロセッサ1402,1408は、各プロセッサ1402,1408が所有するローカルSRAM1404,1410に対してのみアクセスを行うことが可能であり、メインプロセッサ1402からローカルSRAM1404に対して及びサブプロセッサ14408からローカルSRAM1404に対しては、直接アクセスを行うことはできなかった。
一方、最近では、ローカルSRAMに対して直接アクセスを行うことが可能なインタフェースを有するプロセッサが市場に出てきており、例えば、英国ARM社のプロセッサであるARM946E−S等は、同社が提唱するTCM(Tightly-Coupled SRAM)に対して直接アクセスを行うことが可能なインタフェースを有する。
また、システムバスに対しても、英国ARM社が提唱するAMBAバスに直接接続することが可能なインタフェースを有する。
図15は、英国ARM社が提唱するAMBAバスに直接接続することが可能なインタフェースを有するメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、図14と同一部分には同一符号が付してある。
図15において図14と異なる点は、図14の構成からメモリ制御部1403及びバスブリッジ1405を削除したことである。
図15において、1400aはメモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載のシステムLSI)、1401aはメインプロセッサ部である。
図15に示すメモリ制御システム1400aにおいても、図14に示すメモリ制御システム1400と同様に、メインプロセッサ1402からローカルSRAM1410及びサブプロセッサ1408からローカルSRAM1404に対して直接アクセスを行うことはできなかった。
また、図16は、LCD(liquid crystal display:液晶表示装置)コントローラを搭載した一般的なメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において図14と同一部分には同一符号が付してある。
図16において図14と異なる点は、図14の構成に、LCDコントローラ1601及びVRAM(video random access memory:ビデオランダムアクセスメモリ)1602を付加したことである。
図16において、各プロセッサ1402,1408の動作は、図14の各プロセッサ1402,1408と同様である。
図16におけるLCDコントローラ1601の動作であるが、通常、LCD表示用データは巨大なため、DRAM等の外部メモリ1415に格納される。これと同時に、LCD表示用データのアクセス・レイテンシーは、LCDへの画像表示速度に大きく依存するため、LCDコントローラ1601は、VRAM1602と呼ばれるローカルSRAMを有することが多い。
このため、LCDコントローラ1601は、通常内部のDMA(direct memory access:ダイレクトメモリアクセス)コントローラによりLCD表示用データの一部を外部メモリ1415から読み出して、一旦VRAM1602上に格納し、続いてLCDコントローラ1601がLCD表示用データをVRAM1602から読み出してLCDへ転送することで、アクセス・レイテンシーの高速化及び平均化を図っている。
具体的には、メインプロセッサ1402によりLCDコントローラ1601に対して画像表示指示が行われた場合、LCDコントローラ1601は、外部メモリ制御部1414を経由して外部メモリ1415からLCD表示用データの一部を読み出して、一旦VRAM1602上に格納する。この外部メモリ1415に対するアクセスは、VRAM1602上に書き込み領域がある限り連続して行われる。VRAM1602上に規定値以上のデータが書き込まれると、続いてLCDコントローラ1601は、LCD表示用データをVRAM1602から読み出してLCDへ転送する。一旦、VRAM1602からLCDへ転送されたLCD表示用データは無効化され、次に、外部メモリ1415から読み出されたデータによって上書きされる。ここで、外部メモリ1415へのアクセスは、図14と同様にシステムバス1413をメインプロセッサ1402やサブプロセッサ1408と共有化しているため、十分なアクセス速度を得ることができないが、実際には、LCDへの画像表示時に、水平/垂直描画毎に常に一定期間のブランク領域を有するため、VRAM1602により、これらを緩和することが可能である。
以上により、LCD表示用データのアクセスは、高速化及び平均化が行われているが、外部メモリ1415へのアクセスは必須なものであった。
一方、近年のマルチメディア機器や携帯端末等の低消費電力化に伴い、メモリ制御システム(システムLSI)の低消費電力化が必須となっており、メモリ制御システムとして低消費電力モードを有するものが増加している。
低消費電力モードの動作としては様々な内容が挙げられるが、一般的に、外部メモリに対するアクセスの停止や、各プロセッサ等の主要制御部へのクロック供給の停止が有効であることが知られている。
外部メモリに対するアクセスを停止した場合、例えば、外部DRAMをセルフリフレッシュモードで動作させ、外部メモリに対するアクセスを停止することで、メモリ制御システム全体として多大な電力消費の低下を図ることが可能であるが、各プロセッサは、低消費電力モード時の処理をローカルSRAMのみで行う必要があるため、必然的にその処理を考慮した容量のローカルSRAMを事前に検討しておく必要があった。
特開2000−155751号公報
しかしながら、上記従来の技術では、プロセッサの処理内容の複雑化やワンチップに搭載するプロセッサの数の増加等に伴い、チップ全体のオンチップSRAMのサイズは巨大化する傾向にあった。
また、低消費電力モード時に外部メモリへのアクセスを停止した場合、低消費電力モード時の処理をローカルSRAMのみで行う必要があるため、ローカルSRAMのサイズを更に増加する必要があった。
即ち、従来のメモリ制御システムにおいては、低消費電力モードでは、外部メモリに対するアクセスを停止しているため、この低消費電力モードにおいて多大なワークエリアを必要する処理が発生した場合、一旦低消費電力モードを抜けて通常モードに移行し、外部メモリに対するアクセスを可能とした後に、この処理を実施するか、或いは予め想定されるだけのローカルSRAMを搭載しておく必要があった。
そこで、本発明は、メモリ制御システムにおけるプロセッサの有するローカルSRAM等の記憶装置の削減と低消費電力化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のメモリ制御方法は、少なくともメインプロセッサと、サブプロセッサと、前記メインプロセッサと前記サブプロセッサとの間で通信を行うための通信制御部とを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムにより制御するメモリ制御方法であって、低消費電力モードであることを検知する検知工程と、前記検知工程により低消費電力モードであることを検知した場合に、前記メインプロセッサが前記通信制御部を通して前記サブプロセッサに低消費電力モード時の処理要求を行う要求工程とを具備することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のメモリ制御方法は、少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムにより制御するメモリ制御方法であって、低消費電力モードであることを検知する検知工程と、前記検知工程により低消費電力モードであることを検知した場合前記メインプロセッサの記憶装置を前記サブプロセッサの記憶装置に切り替える切り替え工程と、前記サブプロセッサからメインプロセッサの記憶装置へアクセスすることを可能とするアクセス制御工程とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のメモリ制御方法は、少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムにより制御するメモリ制御方法であって、低消費電力モードであることを検知する検知工程と、前記検知工程により低消費電力モードであることを検知した場合前記サブプロセッサの記憶装置を前記メインプロセッサの記憶装置に切り替える切り替え工程と、前記メインプロセッサから前記サブプロセッサの記憶装置へアクセスすることを可能とするアクセス制御工程とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のメモリ制御システムは、少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムであって、低消費電力モードであることを検知する検知手段と、前記メインプロセッサと前記サブプロセッサとの間で通信を行うための通信制御手段とを具備し、前記メインプロセッサは、前記検知手段が低消費電力モードであることを検知した場合、前記通信制御手段を通して前記サブプロセッサに低消費電力モード時の処理要求を行うことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のメモリ制御システムは、少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムであって、低消費電力モードであることを検知する検知手段と、前記メインプロセッサと前記サブプロセッサとの間で通信を行うための通信制御手段と、前記検知手段により低消費電力モードであることを検知した場合前記メインプロセッサの記憶装置を前記サブプロセッサの記憶装置に切り替える切り替え手段と、前記サブプロセッサからメインプロセッサの記憶装置へアクセスすることを可能とするアクセス制御手段と
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するために、本発明のメモリ制御システムは、少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムであって、低消費電力モードであることを検知する検知手段と、前記メインプロセッサと前記サブプロセッサとの間で通信を行うための通信制御手段と、前記検知手段により低消費電力モードであることを検知した場合前記サブプロセッサの記憶装置を前記メインプロセッサの記憶装置に切り替える切り替え手段と、前記メインプロセッサから前記サブプロセッサの記憶装置へアクセスすることを可能とするアクセス制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、プロセッサの有するローカルSRAM等の記憶装置の削減と低消費電力化を図ることが可能となる。
以下、本発明のメモリ制御方法、メモリ制御システム、プログラム及び記憶媒体の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図3に基き説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、上述した従来例の図14と同一部分には、同一符号が付してある。
図1において1400cは、本実施の形態に係るメモリ制御システムであり、図14に示すメモリ制御システム1400との相違点は、図14の構成に、低消費電力モード検出部(検知手段)100と通信制御部(通信制御手段)101とを付加したことである。
低消費電力モード検出部100は、低消費電力モードを検出するものである。また、通信制御部101は、メインプロセッサ1402とサブプロセッサ1408との間で通信を行うためのものである。また、通信制御部101は、メインプロセッサ部1401cに設けられて、プロセッサバス1406に接続されている。更に、通信制御部101は、サブプロセッサ部1407のプロセッサバス1412に接続されている。
以下、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400cの動作について説明する。
まず、通常動作時には、低消費電力モード検出部100は、通常動作であることを通知している。この状態で各プロセッサ1402,1408は、外部メモリ1415に対してアクセスを行うことが可能であり、当然ながら、各プロセッサ1402,1408が所有するローカルSRAM1404,1410に対してもアクセスを行うことが可能である。
具体的には、メインプロセッサ1402がローカルSRAM1404に対してアクセスを行う場合、メインプロセッサ1402は、プロセッサバス1406を経由してメモリ制御部1403に対してアクセスを行い、このメモリ制御部1403がローカルSRAM1404に対してアクセスを行うことで実施される。同様にサブプロセッサ1408も、プロセッサバス1412を経由してメモリ制御部1409に対してアクセスを行い、このメモリ制御部1409がローカルSRAM1410に対してアクセスを行うことで実施される。
外部メモリ1415へのアクセスに対しては、それぞれのバスブリッジ1405,1411によりプロセッサバス1406,1412からシステムバス1413を経由して外部メモリ制御部1414に対してアクセスを行い、この外部メモリ制御部1414が外部メモリ1415に対してアクセスを行うことで実施される。
次に、低消費電力モード時には、低消費電力モード検出部100は、低消費電力モードであることをメインプロセッサ1402に通知する。これにより、メインプロセッサ1402は、低消費電力モードに移行する。通常、低消費電力モードへ移行する条件としては、予め規定された時間内に何等処理が発生していない場合に移行することが多く、このためサブプロセッサ1408は、停止或いは処理待ち状態となっている。
従って、メインプロセッサ1402は、低消費電力モードに移行する際、サブプロセッサ1408が停止或いは処理待ち状態であることを確認し、各I/Oデバイスの設定やタイマ割り込み等の低消費電力モード移行シーケンスを実施した後に、低消費電力モードへ移行する。
この様子を図2に示す。
図2は、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400cの通常動作モードにおける処理動作の流れを示すフローチャートである。
図2において、メインプロセッサ1402は、通常動作モードにおいては、ステップS200〜ステップS203を実施した後、ステップS204へ移行する。
即ち、メインプロセッサ1402は、ステップS200において、処理待ち状態(ステップS200a)、コマンド発行(ステップS200b)及び結果待ち状態(ステップS200c)をループ状に実施する。そして、メインプロセッサ1402は、ステップS201で規定時間内にイベントが無い場合は、ステップS203でサブプロセッサ1408の状態(停止或いは処理待ち状態)を確認し、次のステップS203でメインプロセッサ1402は、各I/Oデバイスの設定やタイマ割り込み等の低消費電力モード移行シーケンスを実施する。その後、メインプロセッサ1402は、ステップS204で低消費電力モードへ移行する。
一方、サブプロセッサ1408は、通常動作モードにおいては、ステップS205において、処理待ち状態(ステップS205a)、処理実行(ステップS205b)及び処理終了(ステップS205c)をループ状に実施する。
即ち、メインプロセッサ1402側のステップS200bにおいてコマンドが発行されると、メインプロセッサ1402から、ステップS205aにおいて処理待ち状態にあるサブプロセッサ1408に対して処理要求が行われる。メインプロセッサ1402からの処理要求を受け取ったサブプロセッサ1408は、その受け取った処理要求に対応する処理を実行し、その結果応答を、ステップS200cにおいて結果待ち状態にあるメインプロセッサ1402に送るものである。
一方、低消費電力モードでは、外部メモリ1415をセルフリフレッシュモードで動作させ、各プロセッサ1402,1408が外部メモリ1415へのアクセスを停止することで、メモリ制御システム1400c全体としての電力消費の低下を図ることが可能となる。
但し、各プロセッサ1402,1408は、外部メモリ1415に対するアクセスを停止しているが、各プロセッサ1402,1408が所有するローカルSRAM,1410に対してアクセスを行うことは可能である。
この状態では、通常メインプロセッサ1402は処理待ち状態となっており、外部要因やタイマによる割り込みが発生した場合に起動し、予め決められた低消費電力モード時の処理を行う。
また、メインプロセッサ1402は、通信制御部101を経由して低消費電力モード時の処理をサブプロセッサ1408に代行させることが可能である。
具体的には、メインプロセッサ1402がサブプロセッサ1408に対して処理を要求するコマンドを通信制御部101へ書き込む。通信制御部101は、割り込み等の手段によりメインプロセッサ1402から処理要求が届いたことをサブプロセッサ1408に通知する。サブプロセッサ1408は、通信制御部101からの通知を受けた後に、メインプロセッサ1402からのコマンドを通信制御部101から読み込む。サブプロセッサ1408は、読み込んだコマンド内容に従い、ローカルSRAM1410を使用して、要求された処理を実施する。
この様子を図3に示す。
図3は、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400cの低消費電力モードにおける処理動作の流れを示すフローチャートである。
図3において、メインプロセッサ1402は、低消費電力モードにおいては、ステップS300において、処理待ち状態(ステップS300a)、コマンド発行(ステップS300b)及び結果待ち状態(ステップS300c)をループ状に実施する。
一方、サブプロセッサ1408は、低消費電力モードにおいては、ステップS301において、処理待ち状態(ステップS301a)、処理実行(ステップS301b)及び処理終了(ステップS301c)をループ状に実施する。
即ち、外部要因や割り込み等による処理要求が、ステップS300aにおいて処理待ち状態(スリープ状態)にあるメインプロセッサ1402に送られる。また、メインプロセッサ1402からステップS300bにおいてコマンドが発行されると、メインプロセッサ1402から、ステップS301aにおいて処理待ち状態にあるサブプロセッサ1408に対して処理要求が行われる。メインプロセッサ1402からの処理要求を受け取ったサブプロセッサ1408は、その受け取った処理要求に対応する処理をステップS301において実行する。そして、その処理が終了すると、サブプロセッサ1408は、ステップS301cでその結果応答を、ステップS300cにおいて結果待ち状態にあるメインプロセッサ1402に送るものである。
この場合、メインプロセッサ1402は、サブプロセッサ1408に対して処理の開始通知と結果の受け取りのみを行えば良く、サブプロセッサ1408がメインプロセッサ1402に対して小規模の場合、より電力消費の低下を図ることが可能となる。
以上のように本実施の形態に係るメモリ制御システム1400cによれば、低消費電力モード検出部100により低消費電力モードであることを検知して、メインプロセッサ1402がサブプロセッサ1408と通信を行い、互いのローカルSRAM1404,1410を共有することで、外部メモリ1415に対するアクセスを行うことなく、低消費電力モードにおいても、より複雑な処理を実施することが可能となる。
また、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400cによれば、メインプロセッサ1402とサブプロセッサ1408のローカルSRAM1404,1410の共有化によるメモリ制御システム1400c全体のローカルSRAMの削減を図ることができる。
更に、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400cによれば、メインプロセッサ1402とサブプロセッサ1408等の必要最小構成要素のみで動作することによる低消費電力化を図ることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図4及び図5に基づき説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、上述した第1の実施の形態における図1と同一部分には、同一符号が付してある。
図4において1400dは、本実施の形態に係るメモリ制御システムであり、図1に示すメモリ制御システム1400cとの相違点は、図1の構成に、外部I/Oデバイス400とI/O制御部401とを付加したことである。
外部デバイス400は、一般的なストレージデバイスや通信用デバイスを指し、例えば、イーサネット(登録商標)通信用デバイスやUSB通信用デバイスがこれに相当する。また、I/O制御部401は、外部I/Oデバイス400と通信を行うためのものである。
以下、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400dの動作について説明する。
本実施の形態に係るメモリ制御システム1400dの通常時の動作は、上述した第1の実施の形態と同様であり、また、低消費電力モード時の動作も、各プロセッサ1402,1408が低消費電力モードへ移行するまでは、上述した第1の実施の形態と同様である。
次に、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400dにおいて、低消費電力モードへ移行した後に、外部デバイス400から多大なワークエリアを必要とする処理が発生した場合の動作について説明する。
外部デバイス400である、例えば、イーサネット(登録商標)通信用デバイスやUSB通信用デバイスから通信要求が発生し、I/O制御部401を通してメインプロセッサ1402に通信処理要求が通知された場合、メインプロセッサ1402は、その処理内容に応じて、次の動作を行う。
発生した処理がメインプロセッサ1402の所有するローカルSRAM1404内で処理することが可能であれば、メインプロセッサ1402は、そのままローカルSRAM1404を使用して、その処理を実施する。
一方、発生した処理が予めメインプロセッサ1402の所有するローカルSRAM1404より大きなワークエリアを必要とすることが明らかな場合或いはローカルSRAM1404を使用して処理を行っている際中にワークエリアが不足した場合、メインプロセッサ1402は、サブプロセッサ1408のローカルSRAM1410を使用するために、サブプロセッサ1408に対して処理要求を行う。
具体的には、メインプロセッサ1402がサブプロセッサ1408に対してデータ転送のためのコマンドを通信制御部101へ書き込む。通信制御部101は、割り込み等の手段によりメインプロセッサ1402から処理要求が届いたことをサブプロセッサ1408に通知する。サブプロセッサ1408は、通信制御部101からの通知を受けた後に、メインプロセッサ1402からのコマンドを通信制御部101から読み込む。サブプロセッサ1408は、この読み込んだコマンドがデータ転送要求であることを理解して、その処理が可能であれば、その内容を、上述した手順とは逆の手順によりメインプロセッサ1402に通知する。
このように、データ通信のためコマンドによるハンドシェークを実施した後、メインプロセッサ1402は、サブプロセッサ1408に対してデータ転送を行い、サブプロセッサ1408は、このデータをローカルSRAM1410へ格納する。
同様に、メインプロセッサ1402がローカルSRAM1410からデータを読み出す場合も、メインプロセッサ1402は、データ通信のため通信制御部101を経由してコマンドのハンドシェークを実施し、サブプロセッサ1408がローカルSRAM1410から読み出したデータを受け取る。
この様子を図5に示す。
図5は、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400dにおける処理動作の流れを示すフローチャートである。
図5において、メインプロセッサ1402は、ステップS500でデータ転送要求を行うために、データ転送のためのコマンドを発行して通信制御部101へ送る。
通信制御部101は、ステップS507で割り込み等の手段によりメインプロセッサ1402からコマンドが届いたことを、ステップS513で処理待ち状態にあるサブプロセッサ1408に通知する。
サブプロセッサ1408は、ステップS514で通信制御部101を通してメインプロセッサ1402からのコマンドを読み込む。次に、サブプロセッサ1408は、ステップS515で、前記ステップS514において読み込んだコマンドに応答し、そのコマンド応答を通信制御部101へ送る。
通信制御部101は、ステップS508で割り込み等の手段によりサブプロセッサ1408からコマンド応答が届いたことをメインプロセッサ1402に通知する。
メインプロセッサ1402は、ステップS501でコマンドを発行し、次のステップS502で、通信制御部101から結果を読み込む。次に、メインプロセッサ1402は、ステップS503で通信制御部101にデータを転送する。
通信制御部101は、ステップS509で割り込み等の手段によりメインプロセッサ1402からデータ転送のコマンドが届いたことを、ステップS516で処理待ち状態にあるサブプロセッサ1408に通知する。
サブプロセッサ1408は、ステップS517で通信制御部101からデータを読み込む。
通信制御部101は、ステップS510で割り込み等の手段によりデータ読み込みが完了したことを、ステップS504で結果待ち状態にあるメインプロセッサ1402に通知する。
メインプロセッサ1402は、ステップS505で通信制御部101にデータを転送する。
通信制御部101は、ステップS511で割り込み等の手段によりコマンドが届いたことを、ステップS518において処理待ち状態にあるサブプロセッサ1408に通知する。
サブプロセッサ1408は、ステップS519で通信制御部101からデータを読み込む。
通信制御部101は、ステップS512で割り込み等の手段によりデータ読み込みが完了したことを、ステップS506で結果待ち状態にあるメインプロセッサ1402に通知する。
以上の構成は、外部I/Oデバイス400からパケットデータが通信される場合等、パケットデータの格納のみが必要な場合、データ通信のため、通信制御部101を経由してコマンドのみのハンドシェークを実施し、実際のデータは、直接サブプロセッサ1408がI/O制御部401からデータを受け取っても良い。
以上のように本実施の形態に係るメモリ制御システム1400dによれば、メインプロセッサ1402とサブプロセッサ1408とが、通信制御部101を経由して互いに通信制御を行うことにより、従来では、多大なワークエリアを必要とするため、低消費電力モードでは処理することができなかった複雑な処理も実施することが可能である。
即ち、メインプロセッサ1402は、外部メモリ1415に対してアクセスを行う代わりに、サブプロセッサ1408に対してデータを送信することで、このサブプロセッサ1408のローカルSRAM1410を恰もメインプロセッサ1402のワークエリアとしてアクセスすることが可能となり、多大なワークエリアを必要する処理を実施することが可能となる。
また、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400dによれば、メインプロセッサ1402とサブプロセッサ1408の互いのローカルSRAM1404,1410を共有化することで、メモリ制御システム1400d全体のローカルSRAMの削減を図ることが可能である。
更に、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400dによれば、メインプロセッサ1402とサブプロセッサ1408等の必要最小構成要素のみで動作することによる低消費電力化を図ることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について、図6及び図7に基づき説明する。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、上述した第1の実施の形態における図1と同一部分には、同一符号が付してある。
図6において1400eは、本実施の形態に係るメモリ制御システムであり、図1に示すメモリ制御システム1400cとの相違点は、図1の構成から通信制御部101を削除すると共に、図1の構成にメモリ切り替え部600を付加したこと及び通常動作時にメインプロセッサ1402がローカルSRAM1404を使用することである。
メモリ切り替え部600は、メインプロセッサ部1401cに設けられ、ローカルSRAM1404に対して通常動作時と低消費電力モード時とでメモリ制御部1403,1409を切り替えるものである。
以下、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400eの動作について説明する。
まず、通常動作時には、低消費電力モード検出部100は、通常動作であることを通知しており、メモリ切り替え部600は、メインプロセッサ1402側のメモリ制御部1403を選択している。そのため、各プロセッサ1402,1408は、各プロセッサ1402,1408が所有するローカルSRAM1404,1410に対してアクセスを行うことが可能である。
具体的には、メインプロセッサ1402がそのローカルSRAM1404に対してアクセスを行う場合、メインプロセッサ1402は、プロセッサバス1406を経由してメモリ制御部1403に対してアクセスを行い、このメモリ制御部1403がローカルSRAM1404に対してアクセスを行うことで実施される。
同様にサブプロセッサ1408も、プロセッサバス1412を経由してメモリ制御部1409に対してアクセスを行い、メモリ制御部1409がローカルSRAM1410に対してアクセスを行うことで実施される。外部メモリ1415へのアクセスに対しては、それぞれのバスブリッジ1405,1411によりプロセッサバス1406,1412からシステムバス1413を経由して外部メモリ制御部1414に対してアクセスを行い、この外部メモリ制御部1414が外部メモリ1415に対してアクセスを行うことで実施される。
次に、低消費電力モード時には、低消費電力モード検出部100は、低消費電力モードであることを通知しており、メモリ切り替え部600は、サブプロセッサ1408側のメモリ制御部1409を選択している。この時、メインプロセッサ111は、低消費電力モードのため外部メモリ1415に対するアクセスを中止している、またはメインプロセッサ111に対して外部からのクロックを停止して完全に動作を停止している状態で、ローカルSRAM1404に対してアクセスを行わないものとする。
サブプロセッサ1408は、通常動作時と同様にしてローカルSRAM1410に対してアクセスを行うことが可能である。また、サブプロセッサ1408は、メインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404に対してもプロセッサバス1412を経由してメモリ制御部1409に対してアクセスを行い、このメモリ制御部1409がメインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404に対してアクセスを行うことでアクセス可能となる。
即ち、低消費電力モード時には、サブプロセッサ1408は、メインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404とサブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410の両方に対してアクセスを行うことが可能であるため、通常動作時より大きい容量のローカルSRAMを有することになり、より複雑な処理内容を実施することが可能である。
また、低消費電力モードとして外部メモリ1415に対するアクセスを中止した場合でも、それによるSRAMの増加をメインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404により賄えるため、メモリ制御システム1400e全体としてのSRAMのサイズを削減することが可能である。
以上のように、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400eによれば、低消費電力モード検出部100により低消費電力モードであることを検出して、メインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404をサブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410として使用することが可能であるので、メインプロセッサ1402とサブプロセッサ1408のローカルSRAMの共有化によるメモリ制御システム1400e全体のSRAMの削減とサブプロセッサ1408のみによる最小構成要素のみの動作で低消費電力化を図ることができる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態を図7に基づき説明する。
図7は、本実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、図6と同一部分には同一符号が付してある。
図7において1400fは本実施の形態に係るメモリ制御システムであり、図6に示すメモリ制御システム1400eとの相違点は、メインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404に対して専用のメモリ制御部700をサブプロセッサ1408側のプロセッサバス1412上に付加したことである。
なお、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400fにおけるその他の構成、作用及び効果は、上述した第3の実施の形態と同一であるから、その説明は省略する。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について、図8に基づき説明する。
図8は、本発明の第5の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、上述した第1の実施の形態における図1と同一部分には、同一符号が付してある。
図8において1400gは、本実施の形態に係るメモリ制御システムであり、図1に示すメモリ制御システム1400cとの相違点は、図1の構成から通信制御部101を削除すると共に、メインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404をデュアルポートで構成したことである。
即ち、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400gにおいては、上述した第3及び第4の実施の形態のようなメモリ切り替え部600を設けないで、メインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404をデュアルポートで構成し、その一方のポートをメインプロセッサ1402側のメモリ制御部1403で制御し、他方のポートをサブプロセッサ1408側のメモリ制御部1409で制御するようにしたものである。
この場合、低消費電力モード検出部100からの検知信号を用いて、サブプロセッサ1408側のメモリ制御部1409からのアクセス信号をマスクしても良い。
なお、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400gにおけるその他の構成、作用及び効果は、上述した第3の実施の形態と同一であるから、その説明は省略する。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について、図9及び図10に基づき説明する。
図9は、本発明の第6の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、上述した第1の実施の形態における図1と同一部分には、同一符号が付してある。
図9において、1400hは本実施の形態に係るメモリ制御システムであり、図1に示すメモリ制御システム1400cとの相違点は、図1の構成から通信制御部101を削除すると共に、図1の構成にメモリ切り替え部900を付加したこと及び通常動作時にメインプロセッサ1402がローカルSRAM1404を使用することである。
メモリ切り替え部900は、サブプロセッサ部1407hに設けられ、ローカルSRAM1410に対して通常動作時と低消費電力モード時とでメモリ制御部1403,1409を切り替えるものである。
以下、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400hの動作について説明する。
まず、通常動作時には、低消費電力モード検出部100は、通常動作であることを通知しており、メモリ切り替え部900は、サブプロセッサ1408側のメモリ制御部1409を選択している。そのため、各プロセッサ1402,1408は、各プロセッサ1402,1408が所有するローカルSRAM1404,1410に対してアクセスを行うことが可能である。
具体的には、メインプロセッサ1402がローカルSRAM1404に対してアクセスを行う場合、メインプロセッサ1402は、プロセッサバス1406を経由してメモリ制御部1403に対してアクセスを行い、このメモリ制御部1403がローカルSRAM1404に対してアクセスを行うことで実施される。
同様に、サブプロセッサ1408も、プロセッサバス1412を経由してメモリ制御部1409に対してアクセスを行い、このメモリ制御部1409がローカルSRAM1410に対してアクセスを行うことで実施される。
外部メモリ1415へのアクセスに対しては、それぞれのバスブリッジ1405,1411によりプロセッサバス1406,1412からシステムバス1413を経由して外部メモリ制御部1414に対してアクセスを行い、この外部メモリ制御部1414が外部メモリ1415に対してアクセスを行うことで実施される。
次に、低消費電力モード時には、低消費電力モード検出部100は、低消費電力モードであることを通知しており、メモリ切り替え部900は、メインプロセッサ1402側のメモリ制御部1403を選択する。この時、サブプロセッサ1408は、低消費電力モードのため動作を中止している、または、サブプロセッサ1408に対して外部からのクロックを停止して完全に動作を停止している状態で、サブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410に対してアクセスを行わないものとする。
メインプロセッサ1402は、通常動作と同様にしてローカルSRAM1404に対してアクセスを行うことが可能である。また、メインプロセッサ1402は、サブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410に対してもプロセッサバス1406を経由してメモリ制御部1403に対してアクセスを行い、このメモリ制御部1403がサブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410に対してアクセスを行うことでアクセス可能となる。
即ち、低消費電力モード時には、メインプロセッサ1402は、メインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404とサブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410の両方に対してアクセスを行うことが可能であるため、通常動作時より大きい容量のローカルSRAMを有することになり、より複雑な処理内容を実施することが可能である。
また、低消費電力モードとして、外部メモリ1415へのアクセスを中止した場合でも、それにより必要となるSRAMの増加をサブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410により賄えるため、メモリ制御システム全体としてのSRAMのサイズを削減することが可能である。この時のメインプロセッサ1402及びサブプロセッサ1408がアクセス可能なメモリ領域の概念を図10に示す。
図10(a)は通常動作時を、図10(b)は低消費電力モード時をそれぞれ示している。
以上のように本実施の形態に係るメモリ制御システム1400hによれば、低消費電力モード検出部100により低消費電力モードであることを検知して、サブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410をメインプロセッサ1402側のローカルSRAM1404として使用可能とすることで、オンチップのローカルSRAMの共有化によるメモリ制御システム1400h全体のSRAMの削減と外部メモリ1415に対するアクセスの停止によるオンチップのみの最小構成要素の動作で低消費電力化を図ることが可能となる。
(第7の実施の形態)
次に、本発明の第7の実施の形態について、図11に基づき説明する。
図11は、本発明の第7の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、上述した第6の実施の形態における図9と同一部分には、同一符号が付してある。
図11において、1400iは本実施の形態に係るメモリ制御システムであり、図9に示すメモリ制御システム1400hとの相違点は、図9の構成に、サブプロセッサ1408のローカルSRAM1410に対して専用のメモリ制御部1100をメインプロセッサ1402側のプロセッサバス1406上に付加したことである。
なお、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400iにおけるその他の構成、作用及び効果は、上述した第6の実施の形態と同一であるから、その説明は省略する。
(第8の実施の形態)
次に、本発明の第8の実施の形態について、図12及び図13に基づき説明する。
図12は、本発明の第8の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図であり、同図において、上述した第6の実施の形態における図9と同一部分には、同一符号が付してある。
図12において、1400jは本実施の形態に係るメモリ制御システムであり、図9に示すメモリ制御システム1400hとの相違点は、図9の構成に、LCDコントローラ1200及びVRAM(video random access memory:ビデオランダムアクセスメモリ)1201を付加したことである。
以下、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400jの動作について説明する。
まず、通常動作時には,低消費電力モード検出部100は、通常動作であることを通知しており、メモリ切り替え部900は、サブプロセッサ1408側のメモリ制御部1409を選択している。そのため、各プロセッサ1402,1408は、各プロセッサ1402,1408が所有するローカルSRAM1404,1410に対してアクセスを行うことが可能である。
具体的には、メインプロセッサ1402がそのローカルSRAM1404に対してアクセスを行う場合、メインプロセッサ1402は、プロセッサバス1406を経由してメモリ制御部1403に対してアクセスを行い、このメモリ制御部1403がローカルSRAM1404に対してアクセスを行うことで実施される。
同様にサブプロセッサ1408も、プロセッサバス1412を経由してメモリ制御部1409に対してアクセスを行い、メモリ制御部1409がローカルSRAM1410に対してアクセスを行うことで実施される。
外部メモリ1415へのアクセスに対しては、それぞれのバスブリッジ1405,1411によりプロセッサバス1406,1412からシステムバス1413を経由して外部メモリ制御部1414に対してアクセスを行い、この外部メモリ制御部1414が外部メモリ1415に対してアクセスを行うことで実施される。
また、LCDコントローラ1200は、LCD表示用データを外部メモリ1415及びVRAM1201から読み出すことが可能である。通常、LCD表示用データは巨大なため、DRAM等の外部メモリ1415に格納される。このため、本実施の形態に係るメモリ制御システム1400jにおいても、LCD表示用データは外部メモリ1415に格納されており、LCDコントローラ1200がシステムバス1413を経由して外部メモリ制御部1414に対してアクセスを行い、この外部メモリ制御部1414が外部メモリ1415に対してアクセスを行うことで、LCD表示用データを読み出すことが可能である。
この際、LCD表示用データのアクセス・レイテンシーの高速化及び平均化を図るため、LCDコントローラ1200は、その内部のDMAコントローラによりLCD表示用データの一部を外部メモリ1415から読み出して一旦VRAM1201へ格納することで、このVRAM1201をワークエリアとして使用することが可能である。
次に、低消費電力モード時には、低消費電力モード検出部100は、低消費電力モードであることを通知しており、メモリ切り替え部900は、LCDコントローラ1200を選択する。このため、LCDコントローラ1200は、サブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410に対してもアクセスを行うことが可能となる。
即ち、LCDコントローラ1200は、VRAM1201とサブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410の両方に対してアクセスを行うことが可能であるため、通常動作時より大きい容量のワークエリアを有することになり、より大きなVRAM領域を有することが可能である。この時、サブプロセッサ1408は、低消費電力モードのため動作を中止している、またはサブプロセッサ1408に対して外部からのクロックを停止して完全に動作を停止している状態でローカルSRAM1410に対してはアクセスを行わないものとする。また、低消費電力モード中のLCD表示用データ程度のサイズであれば、VRAM1201とサブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410により、以下の手順により外部メモリ1415に対するアクセスを停止することが可能である。
(1)消費電力モード検出部100が低消費電力モードであることを通知することで、サブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410は、LCDコントローラ1200のワークエリアとなる。
(2)メインプロセッサ1402は、VRAM1201とサブプロセッサ1408側のSRAM1410とを1つのワークエリアとして認識することで、事前に規定したメモリマップに従って、全てのLCD表示用データを外部メモリ1415から読み出しワークエリアへ保存する。
(3)外部メモリ1415をセルフリフレッシュへ移行させ、この外部メモリ1415へのアクセスを停止する。
(4)メインプロセッサ1402は、LCDコントローラ1200に対してLCDへの画像表示を指示する。この際、LCDコントローラ1200のDMA制御は停止させておき、常にVRAM1201とサブプロセッサ1408側のSRAM1410から成るワークエリアからLCD表示用データを読み込むものとする。
この時のメインプロセッサ1402、各サブプロセッサ1408及びLCDコントローラ1200がアクセス可能なメモリ領域の概念図を図13に示す。
図13(a)は通常動作時を、図13(b)は低消費電力モード時をそれぞれ示している。
以上のように本実施の形態に係るメモリ制御システム1400hによれば、低消費電力モード検出部100により低消費電力モードであることを検知して、サブプロセッサ1408側のローカルSRAM1410をLCDコントローラ1200のVRAM1201として使用可能とすることで、オンチップのローカルSRAMの共有化によるメモリ制御システム1400j全体のSRAMの削減と外部メモリ1415に対するアクセスの停止によるオンチップのみの最小構成要素の動作で低消費電力化を図ることが可能となる。
(その他の実施の形態)
以上が本発明の実施形態の説明であるが、本発明は、これら実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施形態の構成が持つ機能を達成できる構成であれば、どのようなものであっても適用可能である。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及びプログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るメモリ制御システムの動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るメモリ制御システムの動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るメモリ制御システムの動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係るメモリ制御システムにおけるメモリマップの概念図である。 本発明の第7の実施形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施形態に係るメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施形態に係るメモリ制御システムにおけるメモリマップの概念図である。 従来のメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 図14とは異なる従来のメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。 図14及び図15とは異なる従来のメモリ制御システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 低消費電力モード検出部(検知手段)
101 通信制御部
400 外部I/Oデバイス
401 I/O制御部
700 メモリ制御部
1100 メモリ制御部
1400c メモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載システムLSI)
1400d メモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載システムLSI)
1400e メモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載システムLSI)
1400f メモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載システムLSI)
1400g メモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載システムLSI)
1400h メモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載システムLSI)
1400i メモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載システムLSI)
1400j メモリ制御システム(マルチプロセッサ搭載システムLSI)
1401 メインプロセッサ部
1401c メインプロセッサ部
1401e メインプロセッサ部
1401i メインプロセッサ部
1403 メモリ制御部
1404 ローカルSRAM(記憶装置)
1405 バスブリッジ
1406 プロセッサバス
1407 サブプロセッサ部
1408 サブプロセッサ
1409 メモリ制御部
1410 ローカルSRAM(記憶装置)
1411 バスブリッジ
1412 プロセッサバス
1413 システムバス
1414 外部メモリ制御部
1415 外部メモリ

Claims (22)

  1. 少なくともメインプロセッサと、サブプロセッサと、前記メインプロセッサと前記サブプロセッサとの間で通信を行うための通信制御部とを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムにより制御するメモリ制御方法であって、
    低消費電力モードであることを検知する検知工程と、
    前記検知工程により低消費電力モードであることを検知した場合に前記メインプロセッサが前記通信制御部を通して前記サブプロセッサに低消費電力モード時の処理要求を行う要求工程とを具備することを特徴とするメモリ制御方法。
  2. 前記通信制御部を通して前記サブプロセッサの記憶装置を恰も前記メインプロセッサの記憶装置として前記メインプロセッサからアクセスするアクセス工程を有することを特徴とする請求項1記載のメモリ制御方法。
  3. 前記通信制御部からの通知信号により前記低消費電力モード時に主要制御部へのクロック供給を停止して必要最小構成要素のみで動作する低消費電力動作工程を有することを特徴とする請求項1記載のメモリ制御方法。
  4. 前記主要制御部とは、前記プロセッサを含むことを特徴とする請求項3記載のメモリ制御方法。
  5. 前記記憶装置は、SRAM(static random access memory:スタティックランダムアクセスメモリ)であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のメモリ制御方法。
  6. 少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムにより制御するメモリ制御方法であって、
    低消費電力モードであることを検知する検知工程と、
    前記検知工程により低消費電力モードであることを検知した場合前記メインプロセッサの記憶装置を前記サブプロセッサの記憶装置に切り替える切り替え工程と、
    前記サブプロセッサからメインプロセッサの記憶装置へアクセスすることを可能とするアクセス制御工程と
    を有することを特徴とするメモリ制御方法。
  7. 前記メインプロセッサの記憶装置をデュアルポートRAM(random access memory:ランダムアクセスメモリ)で構成し、
    該デュアルポートRAMの一方のポートを前記メインプロセッサからアクセス可能とし且つ該デュアルポートRAMの他方のポートを前記サブプロセッサからアクセス可能とする第2のアクセス制御工程を有することを特徴とする請求項6記載のメモリ制御方法。
  8. 低消費電力モード時に外部メモリへのアクセスを停止し、前記サブプロセッサのみで動作することを特徴とする請求項6記載のメモリ制御方法。
  9. 低消費電力モード時に主要制御部へのクロック供給を停止し、前記サブプロセッサのみで動作することを特徴とする請求項6記載のメモリ制御方法。
  10. 前記主要制御部とは、前記プロセッサ及び外部メモリを含むことを特徴とする請求項9記載のメモリ制御方法。
  11. 前記記憶装置は、SRAM(static random access memory:スタティックランダムアクセスメモリ)であることを特徴とする請求項6乃至10の何れかに記載のメモリ制御方法。
  12. 少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムにより制御するメモリ制御方法であって、
    低消費電力モードであることを検知する検知工程と、
    前記検知工程により低消費電力モードであることを検知した場合前記サブプロセッサの記憶装置を前記メインプロセッサの記憶装置に切り替える切り替え工程と、
    前記メインプロセッサから前記サブプロセッサの記憶装置へアクセスすることを可能とするアクセス制御工程と
    を有することを特徴とするメモリ制御方法。
  13. 前記メインプロセッサの代わりにLCD((liquid crystal display:液晶表示装置)コントローラが前記サブプロセッサの記憶装置をVRAM(video random access memory:ビデオランダムアクセスメモリ)として使用することを特徴とする請求項12記載のメモリ制御方法。
  14. 低消費電力モード時に外部メモリへのアクセスを停止することを特徴とする請求項12記載のメモリ制御方法。
  15. 低消費電力モード時に主要制御部へのクロック供給を停止し、必要最小構成要素のみで動作することを特徴とする請求項12記載のメモリ制御方法。
  16. 前記主要制御部とは、前記プロセッサ及び外部メモリを含むことを特徴とする請求項15記載のメモリ制御方法。
  17. 前記記憶装置は、SRAM(static random access memory:スタティックランダムアクセスメモリ)であることを特徴とする請求項12乃至16の何れかに記載のメモリ制御方法。
  18. 少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムであって、
    低消費電力モードであることを検知する検知手段と、
    前記メインプロセッサと前記サブプロセッサとの間で通信を行うための通信制御手段とを具備し、
    前記メインプロセッサは、前記検知手段が低消費電力モードであることを検知した場合、前記通信制御手段を通して前記サブプロセッサに低消費電力モード時の処理要求を行うことを特徴とするメモリ制御システム。
  19. 少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムであって、
    低消費電力モードであることを検知する検知手段と、
    前記メインプロセッサと前記サブプロセッサとの間で通信を行うための通信制御手段と、
    前記検知手段により低消費電力モードであることを検知した場合前記メインプロセッサの記憶装置を前記サブプロセッサの記憶装置に切り替える切り替え手段と、
    前記サブプロセッサからメインプロセッサの記憶装置へアクセスすることを可能とするアクセス制御手段と
    を有することを特徴とするメモリ制御システム。
  20. 少なくともメインプロセッサとサブプロセッサとを備え、それぞれのプロセッサが独立した記憶装置を有するメモリ制御システムであって、
    低消費電力モードであることを検知する検知手段と、
    前記メインプロセッサと前記サブプロセッサとの間で通信を行うための通信制御手段と、
    前記検知手段により低消費電力モードであることを検知した場合前記サブプロセッサの記憶装置を前記メインプロセッサの記憶装置に切り替える切り替え手段と、
    前記メインプロセッサから前記サブプロセッサの記憶装置へアクセスすることを可能とするアクセス制御手段と
    を有することを特徴とするメモリ制御システム。
  21. 請求項1乃至17記載のメモリ制御方法を実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムコードを有することを特徴とするプログラム。
  22. 請求項21記載のプログラムを保持することを特徴とする記憶媒体。
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