JP2005344788A - 電動式ブレーキ用転動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 封入グリースの潤滑性能及び耐熱性を高め、耐久性に優れる電動式ブレーキ装置用転動装置を提供する、
【解決手段】 40℃における基油動粘度が10〜400mm2/sであるパーフルオロポリエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とするフッ素系グリースと、フッ素系グリース以外の非フッ素系グリースとを、重量比で、「フッ素系グリース:非フッ素系グリース=100〜20:0〜80」で混合した混合グリースが封入された電動式ブレーキ用転動装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスクブレーキのブレーキパッド駆動またはドラムブレーキのブレーキシュー駆動のための電動アクチュエータを備えた電動式ブレーキ装置に組み込まれる転動装置に間する。
車両等に用いられるブレーキ装置はディスクブレーキとドラムブレーキとに大別されるが、ディスクブレーキにおけるブレーキパッドの駆動及びドラムブレーキにおけるブレーキシューの駆動は、従来の油圧方式に代わり、電動アクチュエータを備えた電動式ブレーキ装置が使用されてきている。これらの電動式ブレーキ装置では、摩擦面を有し車軸とともに回転する回転体と、この回転体の摩擦面に押し付けられる摩擦材を備え、回転体の回転を制御する回動部材と、ブレーキペダル等の操作部材に対する操作に基づいて電力によって駆動力を回動部材に伝達する伝達部材とから構成される(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
具体的には、電動式ディスクブレーキ装置では、パッド(摩擦材)を貼り付けたブレーキパッド(回動部材)をディスクロータ(回転体)に押圧する力伝達部材として、電動モータの回転軸の回転運動を直線運動に変化するボールねじ機構が利用されている。このボールねじ機構は、電動モータの出力をロスすることなく高効率で伝達増幅でき、大きな制動力が得られるもので、小出力の電動モータでの駆動が可能で、電動アクチュエータ全体の小型化を図れるという利点を有する。
特開平8−284980号公報 特開平11−99934号公報
ところで、ディスクブレーキ装置ではブレーキパッドとディスクロータとの隙間、ドラムブレーキ装置ではブレーキシューとドラムとの隙間は、何れも極く僅かな量に設定されている。このことから、ボールねじ機構においても、電動モータの回転軸に連結されるねじ軸と、このねじ軸と螺合するナットとの相対位置が極く僅かに設定される。一方でボールねじ機構では、アクチュエータそのものを可能な限り小型化する必要上、特殊なボースねじ諸元が要求されることが多い。その一つに、電動モータを小型化してモータ出力を小さく抑える反面、大きな制動力を引き出すために、小リード(小ピッチ)のボールねじ機構の採用がある。
しかし、小リードのボールねじ機構では、ボール直径が小さくなり、大きな面圧が発生する。更には、ボール循環路により多数のボールを挿入充填しなければなず、ブレーキ動作の際にボールの移動量が少なくなり、ボールのねじ軸及びナットとの接触箇所の変更が少なく、潤滑のために封入されているグリースが効率よく攪拌されずに特定のボールに偏摩耗が生じやすくなり、剥離寿命が短くなるおそれがある。また、ブレーキパッドは300℃以上の高温になる場合もあることから、その近傍に配置されるボールねじ等の転動装置も200℃近い高温になり、グリースが劣化しやすい状況にある。
近年では、省エネと環境への配慮から、車両、特に自動車等では、これまでの石油を燃料とする内燃機関から、内燃機関と電動モータとを搭載し、運転条件に応じてこれらを適宜切り替えて稼動させる方式(ハイブリッド車)、あるいは電動モータのみで駆動する方式(EV車)へと移行する傾向にあるが、電動モータの電力消費をより少なくするために、電動式ブレーキ装置の電動モータを小型化・低出力化への要求は益々高まっており、上記の問題を解決する重要性も高まっている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、封入グリースの潤滑性能及び耐熱性を高め、耐久性に優れる電動式ブレーキ装置用転動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ディスクブレーキのブレーキパッド駆動またはドラムブレーキのブレーキシュー駆動のための電動アクチュエータを備えた電動式ブレーキ装置に組み込まれる転動装置であって、40℃における基油動粘度が10〜400mm2/sであるパーフルオロポリエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とするフッ素系グリースと、フッ素系グリース以外の非フッ素系グリースとを、重量比で、「フッ素系グリース:非フッ素系グリース=100〜20:0〜80」で混合した混合グリースが封入されていることを特徴とする電動式ブレーキ用転動装置を提供する。
本発明によれば、潤滑性能及び耐熱性に優れる特定のグリースを封入することにより、耐久性に優れた電動式ブレーキ用転動装置が提供される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明において、電動式ブレーキ用転動装置自体に制限は無く、例えば図1に断面図で示す自動車に装備される電動式ディスクブレーキ装置を例示することができる。図中、1はキャリパハウジングであって、この内部にインナパッド2とアウタパッド3が収容されている。これらインナパッド2とアウタパッド3は、図示しない車輪とともに回転するディスクロータ4に対向して設けられている。車両内方側に適宜な手段で保持される上記インナパッド2が位置し、キャリパハウジング1内面側に上記アウタパッド3が取着固定される。
キャリパハウジング1に隣接して電動アクチュエータ5が配置される。この電動アクチュエータ5は、電動モータ6と、この電動モータ6によって駆動されるボールねじ機構7とから構成される。電装モータ6は、キャリパハウジング1に対し図示しないキャリパハウジング移動機構を介して連結されるモータカバー8を備えていて、このモータカバー8内周面に固定子9が嵌着固定される。固定子9の両端面と所定間隔を存するモータカバー8内周部に軸受10,10が設けられ、これら軸受10によってボールねじ機構7を構成するナット11が回転自在に支持される。
ナット11の所定間隔を存した周面一部は平坦状に削成され、いわゆるコマと呼ばれる循環部材12が取付けられる。この循環部材12において、コマに代ってチューブが用いられる場合もある。ナット11の平坦部には、ナット内周面に設けられるねじ溝に連通する一対の透孔が設けられ、これら透孔は循環部材12に設けられるボール案内溝13の両端に連通する。ナット11のねじ溝内に、外周面にねじ溝が形成されるねじ軸14が挿入され、これらナット11とねじ軸14はボール15を介して組合わされる。ボール15は、循環部材12のボール案内溝13からナット11に設けられる一対の透孔を介して、透孔と対向するねじ溝内に充填される。従って、ナット11とねじ軸14が所定回転数以上の回転をなし相対変位すれば、一方の透孔から出たボール15はナット11とねじ軸14のねじ溝に沿って転動し、他方の透孔から出て循環部材12のボール案内溝13に導かれ、さらに一方の透孔に戻るようボール循環路に沿って循環移動することとなる。
ナット11の外周面には、電動モータ6を構成する回転子16が嵌着されていて、互いに一体的に固定される。回転子16は、モータカバー8の内周面に嵌着される固定子9と対向する位置にあり、互いの周面が狭小の間隙を存して取付けられる。
ねじ軸14の一側端面には弾性部材20が取付けられ、この弾性部材20はインナパッド2と接触状態にある。弾性部材20は、合成ゴム材等のある程度の剛性を備えるとともに、所定のばね定数の弾性を備えていて、所定量以上の圧縮力を受ければ、一旦は収縮変形するが、そのあと弾性反発力が作用して、もとの状態に変形復帰しようとする。ねじ軸14の他側端面には枢支用孔17が設けられていて、この枢支用孔17にモータカバー8の閉塞面に取付けられる枢支ピン18が挿入される。従って、ナット11とねじ軸14は、一対の軸受け10と枢支ピン18によって回転自在に支持される。
このようにして構成される電動式ブレーキ装置では、ブレーキ作動が行われない状態では電動モータ6が不作動であり、ねじ軸14の位置が変わらず、インナパッド2及びアウタパッド3とディスクロータ4とに間隙が形成され、ディスクロータ4は拘束されず車輪とともに自由に回転する。一方、ブレーキ動作時は、電動モータ6に通電されて所定の電圧が印加されることにより、固定子9が励磁されて回転子16が回転駆動される。そして、回転子16と一体のナット12が回転され、ナット12の回転力はボール15を介してねじ軸14に伝達され、ねじ軸14は軸線方向(ここでは図中左方向)に変位し、その一方で、モータカバー8からキャリパハウジング移動機構を介してキャリパハウジング1が図中右方向に変位され、アウタパッド3がディスクロータ4に圧接する。
本発明では、上記のボールねじ機構7の潤滑のために、下記に示すフッ素系グリースと、フッ素系グリース以外の非グリースとの混合ヴリースを封入する、
先ず、フッ素系グリースについて説明すると、基油はパーフルオロポリエーテルであり、その種類は制限されないが、下記一般式(I)または(II)で表されるもの好ましい。
Figure 2005344788
尚、式中m、nは整数であり、また(I)式においてm/n>40である。
これらパーフルオロポリエーテルはそれぞれ単独でも、混合して用いることもできる。また、40℃における基油動粘度が10〜400mm2/s、好ましくは15〜300mm2/s、より好ましくは25〜250mm2/s、更に好ましくは40〜150mm2/sとなるように調整する。このような動粘度とすることにより、低温流動性を改善し、かつ高温での焼付きを防ぐことができる。
また、増ちょう剤にはポリテトラフルオロエチレンを用いる。このポリテトラフルオロエチレンは一般的なフッ素系グリースに使用されるもので構わず、形状にも制限がなく、球形や多面体(立方体や直方形)の他、極端には針状でもよい。ポリテトラフルオロエチレンの配合量は、グリースとしたときの混和ちょう度でNLGIに規定された等級でNo.1〜No.3、好ましくはNo.2となる量とする。
次に、非フッ素系グリースについて説明するが、基本的には制限がない。即ち、使用される基油には制限が無く、通常潤滑油の基油として使用されている油は全て使用可能である。好ましくは、低温流動性不足による低温起動時の異音発生や、高温での油膜不足による焼付きを避けるために、40℃における基油動粘度が10〜400mm2/sであることが好ましく、より好ましく20〜250mm2/s、更に好ましくは30〜150mm2/sである基油を用いる。
具体的には、鉱油系潤滑油、合成油系潤滑油、天然油潤滑油が挙げられる。鉱油系潤滑油としては、パラフィン系鉱油、ナフテン系鉱油が挙げられ、特に減圧蒸留、油剤脱れき、溶剤抽出、水素化分解、溶剤脱ろう、硫酸洗浄、白土精製、水素化精製等を適宜組み合わせて精製したものが好ましい。合成油系潤滑油としては、炭化水素系油、芳香族系油、エステル系油、エーテル系油が挙げられる。炭化水素系油としては、ノルマルパラフィン、イソパラフィン、ポリブテン、ポリイソブチレン、1−デセンpリゴマー、1−デセンとエチレンオリゴマー等のポリα−オレフィンまたはこれらの水素化物が挙げられる。芳香族系油としては、モノアルキルベンゼンやジアルキルベンゼン等のアルキルベンゼン、モノアルキルナフタレンやジアルキルナフタレン等のアルキルナフタレン等が挙げられる。エステル系油としては、ジブチルセバケート、ジ−2−エチルヘキシルセバケート、ジオクチルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジトリデシルアジペート、ジトリデシルグルタレート、メチル・アセチルシノレート等のジエステル油、トリオクチルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、テトラオクチルピロメリテート等の芳香族エステル油、トリメチロールプロパンカプリレート、トリメチロールプロパンペラルゴネート、ペンタエリスリトール−2−エチルヘキサノエート、ペンタエリスリトールベラルゴネート等のポリオールエステル油、多価アルコールと二塩基酸・一塩基酸の混合脂肪酸とのオリゴエステルであるコンプレックスエステル油等が挙げられる。エーテル系油としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールモノエーテル、ポリプロピレングリコールモノエーテル等のポリグリコール、モノアルキルトリフェニルエーテル、アルキルジフェニルエーテル、ジアルキルジフェニルエーテル、ペンタフェニルエーテル、テトラフェニルエーテル、モノアルキルテトラフェニルエーテル、ジアルキルテトラフェニルエーテル等のフェニルエーテル油等が挙げられる。その他の合成油系潤滑油も使用可能であり、例えばトルクレジルフォスフェート、シリコーン油等が挙げられる。天然油系潤滑油としては、牛脂、豚脂、大豆油、菜種油、米ぬか油、ヤシ油、パーム油、パーム核油等の油脂系油またはこれらの水素化物が挙げられる。これらの基油はそれぞれ単独でも、2種以上を混合して使用することもでき、上記の好ましい動粘度に調整される。
また、これら基油の中でも、エステル系油、エーテル系油、ポリα―オレフィンが好ましい。より好ましくは、ポリオールエステル油、芳香族エステル油である。エステル油は極性が大きく、フッ素系グリースの基油との相性が良く、また耐熱性等にも優れる。
増ちょう剤は、ゲル構造を形成し、上記基油をゲル構造中に保持する能力があれば、特に制約はないが、耐熱性を考慮すると、Li、Na、Ba、Ca等から選択される複合金属石けん、またはこれらの混合物が好ましい。また、ジウレア化合物、トリウレア化合物、テトラウレア化合物、ポリウレア化合物またはこれらの混合物等のウレア化合物も好ましい。これらの中でも、より耐熱性に優れるウレア化合物が好ましく、特にジウレア化合物が好ましい。これら増ちょう剤の配合量は、グリースとしたときの混和ちょう度でNLGIに規定された等級でNo.1〜No.3、好ましくはNo.2となる量とする。
上記のフッ素系グリースと非フッ素系グリースは、重量比で、フッ素系グリース:非フッ素系グリース=100〜20:0〜80、好ましくは100〜40:0〜60となるように混合され、混合グリースとして電動式ブレーキ装置に封入される。上記の配合比を外れると、十分な潤滑性及び耐熱性が発現しない。尚、グリース封入量には制限がなく、適宜設定される。
混合グリースには、必要に応じて、従来よりグリースに添加される各種添加剤を添加してもよく、添加量も本発明の効果を損なわない範囲であれば制限されない。
(試験グリースの調製)
表1に示すように、40℃における動粘度の異なるパーフルオロポリエーテル(PFPE)とポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粉末とを混合し、三段ロールミルにより混練してフッ素系グリースを調製した。また、表1に示すように、所定量の半量のエステル油にジイソシアネートを混合した液に、所定量の半量の同一のエステル油にアミンを混合した液とを混合し、攪拌加熱して反応させて得られた半固体状物に、予め同一のエステル油に溶解したアミン系酸化防止剤を加えて更に十分に攪拌混合して非フッ素系グリースを調製した。
Figure 2005344788
(フッ素系グリースの基油動粘度の検証)
基油動粘度の異なるフッ素系グリース(PFPE)用い、下記に示す耐久寿命試験を行った。結果を図2に示す。
(フッ素系グリースと非フッ素系グリースとの配合比の検証)
上記で調製したフッ素系グリースの中で、基油動粘度が160mm2/s(40℃)のPFPEを用いたフッ素系グリースと、非フッ素系グリースとを表2に示す配合比にて混合して混合グリース(混合後の混和ちょう度はNo.1〜3)とし、下記に示す耐久寿命試験を行った。結果を図3に示す。
Figure 2005344788
(耐久寿命試験)
NSK製ボールねじ耐久試験機を用い、下記条件にて行った。
・ボールねじ:NSKボールねじ「SFD3206・6」(ホール径3.969mm)
・試験荷重:アキシアル荷重=17600N
・ストローク:0.5mm
・試験温度:200℃
そして、初期トルクの2倍に上昇したときに試験を終了し、それまでの時間を耐久寿命とした。尚、図2及び図3に示す結果は、非フッ素系グリース単独使用したグリースでの値に対する相対値で示してある。
図2に示すように、動粘度が10〜400mm2/s(40℃)のパーフルオロポリエーテルを用いることにより、優れた耐久性が得られ、40〜150mm2/s(40℃)のパーフルオロポリエーテルが最適であることがわかる。また、図3に示すように、フッ素系グリースと非フッ素系グリースとの配合比は、フッ素系グリースを20%以上にすることで優れた耐久性が得られることがわかる。
本発明の電動式ディスクブレーキ装置の一例を示す断面図である。 実施例で得られた、フッ素系グリースの基油動粘度と耐久寿命比との関係を示すグラフである。 実施例で得られた、フッ素系グリースと非フッ素系グリースとの配合比と耐久寿命比との関係を示すグラフである。
符号の説明
5 電動アクチュエータ
6 電動モータ
7 ボールねじ機構
10 転がり軸受
11 ナット
14 ねじ軸
15 ボール

Claims (1)

  1. ディスクブレーキのブレーキパッド駆動またはドラムブレーキのブレーキシュー駆動のための電動アクチュエータを備えた電動式ブレーキ装置に組み込まれる転動装置であって、40℃における基油動粘度が10〜400mm2/sであるパーフルオロポリエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とするフッ素系グリースと、フッ素系グリース以外の非フッ素系グリースとを、重量比で、「フッ素系グリース:非フッ素系グリース=100〜20:0〜80」で混合した混合グリースが封入されていることを特徴とする電動式ブレーキ用転動装置。
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