JP2005344693A - ジェネレータブラケット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 請求項1に係る発明は、エンジンのシリンダブロックにジェネレータを取り付ける鋳造製のジェネレータブラケットであって、当該ジェネレータ近傍のシリンダブロックに取り付くウォータポンプに接続されるウォータダクトを一体に設けたことを特徴とする。そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のジェネレータブラケットに於て、ウォータダクトにフランジ部を形成し、当該フランジ部を介してウォータダクトをウォータポンプに接続することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
また、同時にクランクプーリ5は、ジェネレータ1近傍のシリンダブロックに装着されたウォータポンプ9をベルト7を介して駆動する。
そして、ジェネレータブラケット3の上部には、ボルト挿通孔21がエンジンの前後方向に貫通するジェネレータ支持部23が設けられており、ボルト挿通孔21が開口するジェネレータ支持部23の両端部がジェネレータ1の取付座25となっている。
しかし、図3の従来構造に於ては、既述したようにジェネレータ1及びジェネレータブラケット3とシリンダブロックとの僅かな隙間にウォータダクト35を配設しているのが実情で、斯様に大型化,大径化するこれら部品のレイアウトスペースの確保や工場での組付作業が難しく、これらの解決策が望まれていた。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のジェネレータブラケットに於て、ウォータダクトにフランジ部を形成し、当該フランジ部を介してウォータダクトをウォータポンプに接続することを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明によれば、フランジ部を介してウォータダクトをウォータポンプに接続できるため、従来の如きラバーホースや緊締バンドが不要となって部品点数が削減でき、コストの低減を図ることが可能となる。
図1及び図2は請求項1及び請求項2に係る発明の一実施形態を示し、図に於て、51は図3のジェネレータ1に比し大容量化,大型化されたジェネレータで、当該ジェネレータ51は、本実施形態に係る鋳造製のジェネレータブラケット53によって図示しないエンジンのシリンダブロックに固定されており、ジェネレータ51は、クランクプーリ5からベルト7を介して駆動されるようになっている。
而して、図2に示すようにジェネレータブラケット53は、複数の厚肉なエンジン取付用ボス57,59,61,63が設けられ、ジェネレータブラケット53は、各エンジン取付用ボス57,59,61,63の挿通孔に挿通したボルト65によってシリンダブロックに固定されており、本実施形態では、長さを同じくする1種類のボルト65で済むように、各エンジン取付用ボス57,59,61,63の肉厚(高さ)が調整されている。
一方、図1に示すようにジェネレータ51の側部には、上記ボルト挿通孔67に対応してボルト挿通孔が開口する一対の取付片73,75が突設されており、図3の従来例と同様、両取付片73,75で取付座71を挟持するように取付片73,75のボルト挿通孔と上記ボルト挿通孔67とを同軸上に合わせ、ボルト31をこれらのボルト挿通孔67に挿通してこれにナット33を螺合することで、ジェネレータ51がブラケット53に固定されている。
ウォータダクト77は、ジェネレータ51とウォータポンプ55の大容量化に伴い、図3のウォータダクト35に比し冷却水流路79が大径化して形成され、外径自体も大径化している。そして、ジェネレータブラケット53をシリンダブロックに固定することで、ウォータダクト77がシリンダブロックに沿って上下方向に配設されると共に、ウォータダクト77は、ジェネレータブラケット53へのジェネレータ51の取付けに何ら支障を来すことがないようになっている。
一方、前記ウォータポンプ55には、上記フランジ部81と接続可能なフランジ部(図示せず)が接続端に形成された筒状の冷却水導入部83が一体に鋳造されており、当該フランジ部と上記フランジ部81をガスケットを用いてボルト締めすることで、ウォータダクト77がウォータポンプ55に接続されるようになっている。
そして、ウォータダクト77のフランジ部81と、ウォータポンプ55の冷却水導入部83のフランジ部をガスケットを用いてフランジ結合することでウォータダクト77がウォータポンプ55に接続できるため、図3の如きラバーホース43と緊締バンド45が不要となって部品点数が削減でき、コストの低減を図ることが可能となった。
7 ベルト
51 ジェネレータ
53 ジェネレータブラケット
55 ウォータポンプ
69 ジェネレータ支持部
71 取付座
73,75 取付片
77 ウォータダクト
81 フランジ部
83 冷却水導入部
85 ジェネレータプーリ
87 張力調整プーリ
Claims (2)
- エンジンのシリンダブロックにジェネレータを取り付ける鋳造製のジェネレータブラケットであって、当該ジェネレータ近傍のシリンダブロックに取り付くウォータポンプに接続されるウォータダクトを一体に設けたことを特徴とするジェネレータブラケット。
- ウォータダクトにフランジ部を形成し、当該フランジ部を介してウォータダクトをウォータポンプに接続することを特徴とする請求項1に記載のジェネレータブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004169055A JP2005344693A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | ジェネレータブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004169055A JP2005344693A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | ジェネレータブラケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005344693A true JP2005344693A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35497292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004169055A Pending JP2005344693A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | ジェネレータブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005344693A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106382157A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-02-08 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种新型的水泵支架结构 |
CN106438007A (zh) * | 2016-10-13 | 2017-02-22 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 非道路柴油机的水泵垫板 |
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2004
- 2004-06-07 JP JP2004169055A patent/JP2005344693A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106382157A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-02-08 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种新型的水泵支架结构 |
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Effective date: 20091208 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |