JP2005344520A - 燃料カットバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】自動二輪車が所定角度以上傾斜した場合に、燃料の供給を確実に遮断することを可能にする燃料カットバルブを提供する。
【解決手段】燃料タンク42からインジェクタ36に至る燃料供給系に一方向に傾斜する第1燃料カットバルブ102と他方向に傾斜する第2燃料カットバルブ104を設け、前記第1燃料カットバルブ102と第2燃料カットバルブ104とは互いに連通している。一方向に自動二輪車10が傾斜すると、チェックボール132が錐面144に至り、弁座130に着座する。同様に、他方向に自動二輪車10が傾斜すると、チェックボール126が錐面144に至り、弁座124に着座する。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動二輪車において、燃料噴射を行う燃料供給装置に用いられる燃料カットバルブに関し、一層詳細には、燃料カットバルブにおけるバルブシート部の形状に関する。
従来、車両、例えば、燃料噴射を行う燃料供給装置を備えた自動二輪車が所定角度以上に傾斜した場合に、燃料の供給を遮断すべく、燃料系に燃料供給遮断機構が採用されている。具体的には、燃料ポンプユニットの内部に逆止弁(チェックバルブ)を設け、前記のように自動二輪車が所定角度以上に傾斜した場合に、前記逆止弁を構成するボールが転動して燃料用通路を閉塞し、燃料の供給を遮断するものである。
上記の技術に関連して、発明「燃料ポンプ装置」(特公昭64−7233号公報、特許文献1)には、逆止弁やリリーフバルブを構成する弁の中心軸と、加圧流体、例えば、燃料が通過する通路の中心軸とが同一方向を指向している構造の燃料ポンプ装置が開示されている。
特公昭64−7233号公報
前記特許文献1に記載の技術では、洩れ防止弁や逆止弁の弁本体が着座するシート部を有し、燃料が供給されると、弁本体がボール形状であり、且つ燃料によって膨潤するゴム材等の部材で形成されている場合には、シート部に弁本体が着座する際に、ボールのスムーズな挙動が得られない可能性がある。
一方、その解決策として、ボール形状の弁本体の膨潤を予め見込んだ上でシート部の中心軸をオフセットしておくことも考えられる。しかしながら、前記弁本体が膨潤する前に前記シートに着座すると、該弁本体を変位させる燃料圧が十分ではない場合には、同様にボールのスムーズな挙動が得られない可能性がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、ボール形状の弁本体を用いる燃料カットバルブにおいて、車両の所定角度以上の傾斜の際に、該弁本体がより確実に着座部に着座して燃料供給用通路を封止し、それによって燃料の供給を遮断することが可能な燃料カットバルブを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る燃料カットバルブは、自動二輪車において燃料噴射を行う燃料供給装置に用いられる燃料カットバルブであって、第1チェックボールを収容した第1待機管を有する第1の燃料カットバルブと、第2チェックボールを収容した第2待機管を有する第2の燃料カットバルブとを含み、前記第1待機管は連通路を介して前記第2待機管に連通し、前記第1待機管には円錐形状の第1弁座部が形成され、前記第2待機管には円錐形状の第2弁座部が形成され、前記自動二輪車が第1の位置にあるときは、前記第1と第2のチェックボールはいずれも前記第1弁座部と第2弁座部から離間した開弁状態であり、前記自動二輪車が傾斜して第2の位置にあるときは、前記第1待機管が前記第2の位置方向に傾斜することにより前記第1待機管内の前記第1弁体が前記第1弁座部の錐面を転動して該第1弁座部に着座して閉弁状態となり、また、第2の位置と反対側に傾斜して第3の位置にあるときは、前記第2待機管が前記第3の位置方向に傾斜することにより前記第2待機管内の前記第2弁体が前記第2弁座部の錐面を転動して第2弁座部に着座して閉弁状態となることを特徴とする。
本発明によれば、自動二輪車が第2の方向またはそれとは反対側の第3の方向に傾斜したときに、第1待機管又は第2待機管内のいずれかのチェックボールを確実に弁座部に着座して燃料供給通路を閉塞し、これによって、燃料の供給をカットすることができる。
しかも、前記弁座部の円錐形状の頂点が、前記チェックボールが転がる前記第1待機管及び前記第2待機管の軸芯に対して偏心していることにより、チェックボールの着座効果を確保し、そのシール性を向上させることができる。
さらに、前記各弁座部の円錐形状の頂角が略100°とし、各チェックボールの着座面を各待機管の軸線に対して略40°傾斜させて、前記各弁座部の円錐形状の頂点を偏心させることにより、より一層シール性を向上させることができる。
本発明に係る燃料カットバルブによれば、車両が所定角度以上に傾斜した場合に、何らの動力源を使用することなくより確実に燃料の供給をカットできるという効果を達成することができる。しかも、円錐形状の弁座に対してチェックボールを確実に着座させることができるので、バルブとしてのシール性能、すなわち、燃料供給に対する遮断効果を一層向上させることができる。
以下、本発明に係る燃料カットバルブについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図1〜図8を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は本発明に係る燃料カットバルブの一実施形態のものを組み込む自動二輪車の燃料供給系統の配置構造を示し、図2は本実施形態の燃料ポンプユニットの車体前後方向に沿った断面図であり、さらに、図3は図2の燃料ポンプユニットの断面に直交する線に沿う断面図であり、また、図4は燃料カットバルブを組み込む燃料ポンプユニットの分解斜視図である。
本実施の形態に係る自動二輪車10の車体フレーム12は、ヘッドパイプ14と、該ヘッドパイプ14から車体後方側下方に延在するやや歪曲したメインフレーム16と、該メインフレーム16に結合された一対のサイドアーム18とを有する。前記メインフレーム16の下部に第1ブラケット22と、第2ブラケット24とが固着され、これらの第1ブラケット22、第2ブラケット24はパワーユニット26を保持する。車体前方にエアクリーナ28が設けられ、このエアクリーナ28を通して吸気されたエアーは吸気管30を通り、エンジン32に送られた後、排気管34を通って図示しないマフラから排気される。
前記吸気管30の途中にはインジェクタ36が設けられ、前記インジェクタ36には燃料ポンプユニット38が接続されている。そして、車体後方に備えられた燃料補給口40を有する燃料タンク42から燃料が燃料フィード配管44を通して前記燃料ポンプユニット38に流入し、さらに前記インジェクタ36に供給され、また、燃料は、該燃料ポンプユニット38から燃料リターン配管46を通して該燃料タンク42へ戻される。
図2及び図4に示すとおり、燃料ポンプユニット38は、モータハウジング48と、インペラ50を収容する一対のインペラハウジング52a、52bと、バルブボディ54と、フィルタ部56とが連結して構成されており、それぞれの連結部分は、液密に保つためにシーリング部材、好ましくはOリング58等によってシールされている。
前記モータハウジング48には、ステ−タコイル60、マグネットロータ62、ドライバ回路64が組み込まれ、前記マグネットロータ62の回転軸66には前記インペラ50が組み込まれている。前記ドライバ回路64は、放熱フィン68を備えたドライバーカバー70で覆われている。
前記フィルタ部56には、前記燃料フィード配管44と連結されて燃料タンク42から燃料を受け入れる燃料入口72と、前記燃料リターン配管46と連結されて前記燃料タンク42へベーパー及び過剰燃料を戻す燃料戻し口74とが形成され、その内部にはフィルタ本体76を収容するためにフィルタ室78が形成されている。
前記バルブボディ54には、図3に示すように、残圧保持用チェックバルブ82、第1燃料カットバルブ102及び第2燃料カットバルブ104が設けられている。
ここで、前記インジェクタ36までの燃料の流路について図5を参照して説明する。図示しないポンプモータにより前記インペラ50が回転されて、前記燃料タンク42から燃料が導出され、燃料ポンプユニット38の燃料入口72からその内部に流入する。供給された前記燃料は、フィルタ部56内のフィルタ本体76でろ過されて、バルブボディ54の燃料供給孔92を通って、圧送路入口94から圧送路96に導入され、ここで昇圧された後、圧送路出口98から導出される。前記導出された燃料は、燃料入口孔100から第1燃料カットバルブ102内に流入する。
第1燃料カットバルブ102及び第2燃料カットバルブ104の作用効果については、後に詳細に説明するが、自動二輪車10が所定角度内で起立した状態であれば、燃料は、第1燃料カットバルブ102から、連通路106を介して第2燃料カットバルブ104に圧送され、さらに残圧保持用チェックバルブ82を経て、前記インジェクタ36に供給される。
なお、燃料ポンプユニット38内の燃料通路の圧力が高くなると、圧送路96に連通する調圧通路108の圧力が高くなって、リリーフ式調圧バルブ80のリリーフ弁110が弁座から離間するので、過剰な燃料が燃料戻し通路112、通路114、116を経て燃料戻し口74から流出し、燃料リターン配管46を経て燃料タンク42に戻される。
ここで、第1燃料カットバルブ102及び第2燃料カットバルブ104について、説明する。第1燃料カットバルブ102は、自動二輪車10が正立状態では、左方上向きの姿勢をとる円筒状の第1待機管120を備え(図8A参照)、該第1待機管120には、燃料入口孔100が臨む。一方、第2燃料カットバルブ104は、自動二輪車10が正立状態では、前記第1待機管120とは反対に斜め右方上向きの姿勢をとる円筒状の第2待機管122を備える。第1待機管120の上端と第2待機管122の下端とは、図8Aから容易に諒解される通り、連通路106を介して連通している。
前記連通路106と連結する第1待機管120の上端には、弁座124が設けられており、しかも前記第1待機管120内には、該弁座124に着座して連通路106を閉塞するチェックボール126が該第1待機管120の内周壁面を転動自在に設けられている。第1待機管120の下端には、シーリングボルト128が螺入されている。
連通路106と連通する第2待機管122の上端には、前記第1待機管120と同様な弁座130が形成され、該第2待機管122の内周壁面を転動自在なチェックボール132が設けられている。前記第2待機管122の下端にはシーリングボルト134が螺入されている。
図6は、前記弁座130及び前記チェックボール132を含む第2待機管122の拡大斜視説明図であり、図7は、その一部拡大断面図である。なお、前記第1待機管120も同様の構造であるので、該第2待機管122を例にして説明し、第1待機管120についてはその説明を省略する。
図6及び図7は、第2待機管122が略水平状態になるまで自動二輪車10が右に傾斜した場合を示す。この場合、前記チェックボール132が前記弁座130に着座してシールすることになるが、本実施形態では、残圧保持用チェックバルブ82に連通する燃料通路136と、第2待機管122の一方の端面側に開口する連通路138が、該第2待機管122の軸芯から若干偏位して設けられている。さらに、図7に示すように、弁座130の頂点角度を約100°とし、弁体となるチェックボール132の着座面を第2待機管の軸線に対して約40°だけ傾斜させている。したがって、該チェックボールが転動する該第2待機管122内の内壁面より約10°傾斜した錐面144が構成されている。
すなわち、第2待機管122は円筒状であり、内部にはその直径よりも十分に小径なチェックボール132が収容されている。前記第2待機管122の頂部は、恰も斜めに切断された上に(図6の符号140参照)、その切断部に変形した円錐形状の着座部、すなわち、弁座130が形成され、該頂部を含んで前記連通路138が連通している。なお、図6において、参照符号142はチェックボール132が弁座130に着座した際に描くシールラインであり、また、参照符号144は弁座130を形成する前記第2待機管122の軸線に対して傾斜する錐面を示す。
本発明の実施の形態に係る燃料カットバルブを搭載した自動二輪車10の燃料供給系は、基本的には以上のように構成されており、次に、該燃料カットバルブの作用効果について説明する。
本実施の形態では、自動二輪車10が右傾したり、左傾することによって所定角度以上傾斜する場合を想定し、その際に、第1燃料カットバルブ102と第2燃料カットバルブ104との組み合わせで燃料カットする。図8Aのように、自動二輪車10が正立状態(第1の位置)であれば、第1待機管120内のチェックボール126及び第2待機管122内のチェックボール132は、それぞれ待機管120、122の下端に位置し、すなわち、シーリングボルト128、134の先端突部に着座しており、弁座124、130には着座していない。換言すれば、開弁状態であり、従って、燃料は残圧保持用チェックバルブ82を通ってインジェクタ36に供給される。これに対して、自動二輪車10が右方(図8B)(第2の位置)又は左方(図8C)(第3の位置)へ所定角度以上傾斜した場合には、第2待機管122又は第1待機管120が略水平状態に至り、チェックボール132又はチェックボール126が、前記第2待機管122又は第1待機管120の内周壁面を慣性力あるいは燃料圧力により転動し、結局、弁座130又は弁座124に着座し、連通路138又は連通路106を閉塞し、閉弁状態となる。
これを詳細に説明すれば、自動二輪車10が所定の基準角度θ1ref以上右側へ傾斜すると、第2待機管122内に収容されているチェックボール132は前記第2待機管122の内周壁面を転動し、遂には該第2待機管122の弁座130に突き当たる。その際、前記弁座130の頂部に連なる前記内周壁面には錐面144が形成されている。この錐面は、前記第2待機管122の軸線に対して、40°偏位するように設定されている。すなわち、前記第2待機管122の内周面に対し、錐面144は10°傾斜して頂点に至る。従って、チェックボール132はこの錐面144に沿って移動し、該チェックボール132の球面の一部は、図6に示すように、真円状の線を描くシール部位142を形成する。この結果、安定したシール効果が得られる。なお、この間、第1待機管120では、チェックボール126がその重力によってシーリングボルト128側に安定した状態で位置決めされる。従って、燃料入口孔100から導出される燃料は連通路106を通って第2待機管122内に入るが、前記のように、チェックボール132が錐面144に着座してシール効果を発揮するために、該燃料がインジェクタ36側へと導出されることはない。
一方、自動二輪車10が所定の基準角度θ2ref以上左側へ傾斜すると、第1待機管120内に収容されているチェックボール126は前記第1待機管120の内周壁面を転動し、遂には、錐面に至る。その際、前記と同様に、チェックボール126の球面の一部は、真円状の線を描くようにシール部位を形成する。そして、この場合、燃料入口孔100から導出される燃料は、該第1待機管120内に入るが、前記チェックボール126が錐面に着座してシール効果を発揮するために、該燃料が第2待機管122に導出されることはなく、インジェクタ36側へと導出されることもない。
このため、本実施の形態に係る燃料カットバルブによれば、二輪車の車体が左右のいずれに大きく傾斜した場合でも、何らの動力源を使用することなく確実に燃料の供給をカットすることができる。
また、第1と第2の待機管120、122にそれぞれ連結される連通路106、138をチェックボール126、132の転がる待機管の内壁面端部の円錐状の弁座に偏心させて設けているので、待機管の中心軸と同心上に通路との連絡口を設けることに比して、傾斜時に安定してチェックボールを該弁座に着座させることができる。
さらに、チェックボールの材質としてゴム材が使用された場合、燃料によってチェックボールが約10%膨潤することも想定される。その場合に、弁座の円錐の頂点角を約100°として、待機管120、122の中心軸と同心上にある通路との連絡口をオフセットして対応する方法に比して、弁体となるチェックボールの着座面を待機管120、122の軸線に対して約40°傾斜させて、円錐状の弁座の円錐の頂点を偏心させているので、チェックボールが膨潤した場合を含めて、そのシール効果を高めることができる。結局、本実施の形態の如く同ボールが錐面144を移動すると、燃料の流量が少ない場合であっても着座が不安定となるようなことはなくシール性を向上させることができる。
なお、円錐状の弁座130の円錐の頂点角度を約100°とし、弁体となるチェックボール126、132の着座面を待機管120、122の軸線に対して約50°傾斜させた場合、チェックボール126、132の転がる待機管120、122の内壁面と連通路106、138との連結口の底面とはそれぞれ略直線状態となるが、この場合もチェックボールを確実に着座させることができ、シール性を向上させることができる。
本発明に係る燃料カットバルブは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る燃料カットバルブを搭載した自動二輪車の燃料供給系統の構造と配置を示す一部断面側面図である。 本実施の燃料ポンプユニットの断面に直行する線に沿う形態に係る燃料カットバルブを搭載した燃料ポンプユニットの断面図である。 図2の燃料ポンプユニットの断面に直交する線に沿う断面図である。 本実施の形態に係る燃料カットバルブを搭載した燃料ポンプユニットの分解斜視図である。 本実施の形態に係る燃料カットバルブを搭載した自動二輪車の燃料供給経路を示すライン説明図である。 本実施の形態に係る燃料カットバルブの弁座及びチェックボールと待機管の関係を示す拡大斜視図である。 本実施の形態に係る燃料カットバルブの弁座及びチェックボールと待機管の関係を示す一部省略断面図である。 燃料カットバルブの動作を簡略に示した説明図である。
符号の説明
10…自動二輪車 12…車体フレーム
14…ヘッドパイプ 16…メインフレーム
18…サイドアーム 22…第1ブラケット
24…第2ブラケット 26…パワーユニット
28…エアクリーナ 30…吸気管
32…エンジン 34…排気管
36…インジェクタ 38…燃料ポンプユニット
40…燃料補給口 42…燃料タンク
44…燃料フィード配管 46…燃料リターン配管
48…モータハウジング 50…インペラ
52a、52b…インペラルハウジング
54…バルブボディ 56…フィルタ部
58…Oリング 60…ステータコイル
62…マグネットロータ 64…ドライバ回路
66…回転軸 68…放熱フィン
70…ドライバーカバー 72…燃料入口
74…燃料戻し口 76…フィルタ本体
78…フィルタ室 80…リリーフ式調圧バルブ
82…残圧保持用チェックバルブ 92…燃料供給孔
94…圧送路入口 96…圧送路
98…圧送路出口 100…燃料入口孔
102…第1燃料カットバルブ 104…第2燃料カットバルブ
106、138…連通路 108…調圧通路
110…リリーフ弁 112…燃料戻し通路
114、116…通路 120…第1待機管
122…第2待機管 124、130…弁座
126、132…チェックボール 128、134…シーリングボルト
136…燃料通路

Claims (4)

  1. 自動二輪車において燃料噴射を行う燃料供給装置に用いられる燃料カットバルブであって、
    第1チェックボールを収容した第1待機管を有する第1の燃料カットバルブと、
    第2チェックボールを収容した第2待機管を有する第2の燃料カットバルブとを含み、
    前記第1待機管は連通路を介して前記第2待機管に連通し、前記第1待機管には円錐形状の第1弁座部が形成され、前記第2待機管には円錐形状の第2弁座部が形成され、
    前記自動二輪車が第1の位置にあるときは、前記第1と第2のチェックボールはいずれも前記第1弁座部と第2弁座部から離間した開弁状態であり、前記自動二輪車が傾斜して第2の位置にあるときは、前記第1待機管が前記第2の位置方向に傾斜することにより前記第1待機管内の前記第1弁体が前記第1弁座部の錐面を転動して該第1弁座部に着座して閉弁状態となり、また、第2の位置と反対側に傾斜して第3の位置にあるときは、前記第2待機管が前記第3の位置方向に傾斜することにより前記第2待機管内の前記第2弁体が前記第2弁座部の錐面を転動して第2弁座部に着座して閉弁状態となることを特徴とする燃料カットバルブ。
  2. 請求項1記載の燃料カットバルブにおいて、
    前記第1弁座部と第2弁座部の円錐形状の頂点が、前記第1チェックボールと第2チェックボールが転動する前記第1待機管及び前記第2待機管の軸芯に対して偏心していることを特徴とする燃料カットバルブ。
  3. 請求項2記載の燃料カットバルブにおいて、
    前記第1弁座部と第2弁座部の円錐形状の頂角が略100°であることを特徴とする燃料カットバルブ。
  4. 請求項3記載の燃料カットバルブにおいて、前記第1弁座部と第2弁座部の着座面を各待機管の軸線に対して略40°だけ傾斜させて、前記円錐形状の頂点を規定していることを特徴とする燃料カットバルブ。
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JP2016209562A (ja) * 2015-04-29 2016-12-15 キム ヨンスYong Soo, KIM 双方向着用可能なスリッパ

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