JP2005343544A - キャップ付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不溶性の粉体を含む内溶液が収容されている場合でも、安定した状態で多量に発生するガスを排除できるキャップ付き容器を提供する。
【解決手段】 ガスを発生する内容物を収容する容器本体11と、容器本体11の口首部12に装着されるキャップ13とを含み、キャップ13の天面部15の下面から下方に突出して容器本体11の口首部12の先端部内周面16と密着するインナーリング14を備えたキャップ付き容器10であって、天面部15のインナーリング14よりも内側部分とインナーリング14とを連結して設けられた引込みリブ17を有しており、容器本体11の内圧によって天面部15が膨出した際に、引込みリブ17を介してインナーリング14を内側に引き込むことにより、インナーリング14の密着状態を解除して圧力を開放する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガスを発生する内容物を収容するキャップ付き容器及びキャップ付き容器製品に関する。
例えば化粧品、薬品、塗料、食品等を収容する容器は、首部にキャップを装着して内容物を内部に封入した際に、内容物から発生するガスによって容器が膨張し、容器を変形させたりする場合がある。発生したガスの圧力による容器の変形を防止するためには、キャップ等にガス抜き機構を設けて発生したガスを排除することが必要であるが、ガスを通過させるだけでなく、内部の圧力が所定の圧力以下のときは内容物の流出を防止できるような機構のものでなければ、流通時や容器を転倒させた際などに、内容物が漏れ出てしまう場合がある。
このため、内容物の流出を防止しつつ発生するガスを排除できるようにしたキャップ付き容器が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の容器は、キャップの上部中央にガス通過孔を設けると共に、パッキン状のガス抜き機構を、容器本体の口首部の上端開口を覆って内側に挟み込みつつキャップを首部に装着してなるものである。そして、ガス抜き機構は、環状のスペーサを挟んで積層された、上面側の通気性シートと、下面側の弾性フィルムによる弁体とを備え、通気性シートを介してガスを排除でき、弁体によって内容物の流出を阻止するものである。
また、キャップが装着される容器の内圧が所定値を超えた時にキャップの天板部が上方に膨出変形するのを利用して、かかる膨出変形時にライナーの一部を容器の開口端面から離間させることにより、容器の内圧が過度に高まった際に圧力を開放できるようにしたキャップ付き容器も開発されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、図5(a),(b)に示すように、キャップ50の天面部51の下面から下方に突出して、容器の口首部52の先端部内周面と密着するインナーリング53を備えたキャップ付き容器において、容器の内圧が上昇していない通常時では、インナーリング53の外側シール面が口首部52の先端部内周面に密着して液シールがなされている状態から(図5(a)参照)、内圧が上昇して容器の口首部52が外側に膨らみ、それにつれてキャップ50が変形することで、液シールが外れて容器の内部に発生したガス等を排出できるようにした(図5(b)参照)キャップ付き容器も知られている。
特開平5−270559号公報 特開2001−80659号公報
引用文献2や図5(a),(b)に示すキャップ付き容器によれば、引用文献1のキャップ付き容器と比較して、比較的短時間に多量のガスを発生する内溶液を収容した場合でも、発生するガスを効果的に排除することが可能になるが、さらに安定した状態で多量のガスをスムーズに排除できるキャップ付き容器の開発が要望されている。特に、容器の内部に不溶性の粉体を含む内溶液が収容されている場合又は不溶性の粉体を混合して収容されている場合には、ガスや内溶液と共に不溶性の粉体が排出されることになるため、これらの粉体によって排気路に目詰まりが生じないようにしながら確実且つ安定した状態で発生したガスを排除できるようにすることが好ましい。
本発明は、さらに安定した状態で多量に発生するガスをスムーズに排除できると共に、容器の内部に不溶性の粉体を含む内溶液が収容されている場合でも、排気路の目詰まりを回避しつつ確実且つ安定した状態で発生したガスを排除することのできるキャップ付き容器及びキャップ付き容器製品を提供することを目的とする。
本発明は、ガスを発生する内容物を収容する容器本体と、該容器本体の口首部に装着されるキャップとを含み、該キャップの天面部の下面から下方に突出して前記容器本体の口首部の先端部内周面と密着するインナーリングを備えたキャップ付き容器であって、前記天面部の前記インナーリングよりも内側部分と前記インナーリングとを連結して設けられた引込みリブを有しており、前記容器本体の内圧によって前記天面部が膨出した際に、前記引込みリブを介して前記インナーリングを内側に引き込むことにより、前記インナーリングの密着状態を解除して圧力を開放するキャップ付き容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、上記キャップ付き容器にガスを発生する内容物を収容したキャップ付き容器製品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のキャップ付き容器及びキャップ付き容器製品によれば、さらに安定した状態で多量に発生するガスをスムーズに排除できると共に、容器の内部に不溶性の粉体を含む内溶液が収容されている場合でも、排気路の目詰まりを回避しつつ確実且つ安定した状態で発生したガスを排除することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るキャップ付き容器10は、図1に示すように、例えば円筒ボトル形状の容器本体11と、この容器本体11の口首部12に螺合装着されるキャップ13とからなり、内部に、ガスを発生する内容物として、例えば第1剤と第2剤と粉末補助剤とを混合してなる、毛髪化粧料である発泡状態の染毛剤が、混合液として収容されている。染毛剤は、例えば過酸化水素を含む酸性の第2剤が収容された容器本体11からキャップ13を取り外し、別の容器に収容されたアルカリ剤である第1剤を投入して混合し、さらに反応を促進させる粉末補助剤を混合することにより形成される3剤式のものである。またこの染毛剤は、粉末補助剤が混合されることにより、不溶性粉体を含んでいる。このような染毛剤は、容器本体11に第1剤や粉末補助剤を投入し、キャップ13を締め直して第2剤と混合した後、キャップ13のノズル部20の先端を開放して速やかに使用されることが望ましいが、例えばキャップ13が装着されたまま長時間が経過した場合であっても、染毛剤から発生した多量のガスによる過度の圧力によって、容器本体11が膨張したり、変形したりするのを効果的に回避できる容器として、本実施形態のキャップ付き容器10が採用されたものである。
そして、本実施形態のキャップ付き容器10は、ガスを発生する内容物として、例えば第1剤と第2剤と粉末補助剤との混合液である染毛剤を収容する容器本体11と、この容器本体11の口首部12に装着されるキャップ13とを含み、キャップ13の天面部15の下面から下方に突出して容器本体11の口首部12の先端部内周面16と密着するインナーリング14を備えた容器であって、図2(a),(b)及び図3にも示すように、天面部15のインナーリング14よりも内側の中央寄りの部分とインナーリング14とを連結して設けられた引込みリブ17を有し、容器本体11の内圧によって天面部15が膨出した際に、引込みリブ17を介してインナーリング14が内側に引き込まれることにより、インナーリング14の口首部12の先端部内周面16への密着状態が解除されて圧力が開放される構成になっている。
また、本実施形態では、天面部15の内側のインナーリング14より周縁に寄った部分で当該インナーリング14を挟んだ引込みリブ17の取付け位置とは反対側の部分に、上方に切り欠かれた排出路用切欠き18が設けられている。
さらに、本実施形態では、天面部15における引込みリブ17の周囲の部分が薄肉部19となっている。
本実施形態のキャップ付き容器10を構成する容器本体11は、例えば高密度ポリエチレンや低密度ポリエチレンからなる直径が例えば30〜60mmの円筒ないしは楕円ボトル形状のプラスチック容器であって、例えば100〜200mlの容量を有している。また、容器本体11は、例えば0.3〜0.5MPa(3〜5kgf/cm2)の内圧強度を備えると共に、これの上端部分に、外周面に雄ネジ突条が形成された口首部12が上方に突出して設けられており、この口首部12を覆うようにして、キャップ13が螺合装着されることになる(図1参照)。
さらに、本実施形態によれば、容器本体11の胴部21を覆って、内圧による胴部21の変形に追随するラベルとして例えばストレッチラベル22が装着されている。ストレッチラベル22は、例えば厚さが40〜80μmの低密度ポリエチレンからなり、筒状に連続したラベルとして、胴部21に密着して取り付けられる。またストレッチラベル22は、低密度ポリエチレンの薄膜からなるので、例えば肉厚100〜500μmの高密度ポリエチレンや低密度ポリエチレンからなる容器本体11と比較して延伸率が高くなっており、胴部21の変形にスムーズに追随することが可能になる。これによって、ガスの発生により容器本体11の内圧が上昇し、胴部21に亀裂等が生じて液洩れが発生しても、液洩れした混合液を胴部21の外周面とストレッチラベル22との間の隙間から逃がすことによって、生じた亀裂等から混合液が噴出するのを効果的に回避することが可能になる。
容器本体11と共に本実施形態のキャップ付き容器10を構成するキャップ13は、図2(a),(b)及び図3に示すように、例えば射出成形によるプラスチック成形品であって、中央部分から上方に立設する略円錐形状のノズル部20を備える天面部15と、この天面部15の外周縁部からスカート状に連続して下方に延設する外周壁23とからなる。外周壁23の内周面には雌ネジ突条が形成されており、これを容器本体11の口首部12の雄ネジ突条に螺合することにより、キャップ13は、混合液である染毛剤を容器本体11の内部に強固に封入した状態で、口首部12の上端開口を覆って着脱可能に装着される。
キャップ13の天面部15は、円環帯板形状の外周部分15aと、この外周部分15aの中央寄り即ち内側の端部から上方に向けて斜めに連続する円弧断面形状部分15bと、円弧断面形状部分15bの上端部から連続する円環帯板形状の中央上段部分15cとからなり、中央上段部分15cの中央部分から立ち上がるノズル部20が天面部15と一体に設けられている。
また、外周部分15aと円弧断面形状部分15bとの接合部における天面部15の下面から下方に突出して、インナーリング14が周方向に円環状に連続して設けられている。
そして、インナーリングの周方向4箇所に、各々3体の引込みリブ17が周方向に所定の間隔をおいて配置されている。各引込みリブ17は、例えば0.5〜2.0mmの幅の略扇形状の板状リブである。各引込みリブ17は、その一辺が、インナーリング14よりも内側部分の天面部15である円弧断面形状部分15bの基端部分に、他の一辺が、インナーリング14の内側の面に各々一体として接合して、これらの部分を連結するように跨って設けられている。各引込みリブ17は、後述するように、ガスの発生により容器本体11の内圧が上昇し、この上昇した内圧によって天面部15の特に円弧断面形状部分15bが外側Xに膨出した際に、この膨出に伴ってインナーリング14を内側Yに引き込むように作用する。
さらに、本実施形態では、インナーリング14の外側の外周壁23との間に挟まれる部分の外周部分15aには、これの下面を上方に切り欠くことにより、排出路用切欠き18が設けられている。この排出路用切欠き18は3体の引込みリブ17の付近4箇所に分かれていて、天面部15は周方向に排出路用切欠き18の存在する排出用(変形)領域24と排出路用切欠き18の存在しない固定(非変形)領域25とが交互に各々4箇所存在することになる。排出路用切欠き18が設けられていることにより、排出用領域24におけるインナーリング14と外周壁23との間に挟まれる外周部分15aの厚さは、固定領域25におけるインナーリング14と外周壁23との間に挟まれる外周部分15a(図2(a)及び図3において破線で表示)の厚さよりも薄くなる。
これによって、容器本体11の口首部12にキャップ13を螺合装着して、口首部12の先端面が固定領域25におけるインナーリング14と外周壁23との間に挟まれる天面部15の下面に当接密着しても、排出用領域24においては、口首部12の先端面と天面部15の下面との間には相当の間隔が保持されることになる。これらの排出用領域24の排出路用切欠き18が設けられた部分は、引込みリブ17の取付け位置とはインナーリング14を挟んで反対側に位置することから、後述するように、天面部15の膨出に伴ってインナーリング14を内側Yに引き込み、口首部12の先端部内周面16へのインナーリング14の密着状態を解除した際に、口首部12の先端面の上方を介した排気路Zを確保することが可能になる。
また、本実施形態によれば、引込みリブ17が設けられた天面部15の排出用領域24において、引込みリブ17の周囲の部分である円弧断面形状部分15bが、固定領域25における円弧断面形状部分15b(図2(a)及び図3において破線で表示)よりも厚さの薄い、薄肉部19(図2(b)において斜線部分で表示)となっている。天面部15における引込みリブ17の周囲の部分が薄肉部19となっていることにより、当該薄肉部19が、内圧の上昇時に外側Xへ膨出しやすくなっているので、さらに確実且つスムーズにインナーリング14を内側Yに引き込ませるようにすることが可能になる。また、円弧断面形状部分15b全体を薄肉部としたのではなく、特に引込みリブ17の周囲の限られた部分である排出用領域24のみを部分的に薄肉部19としたことで、内圧の上昇による変形がこの限られた部分に集中し、この作用は一層顕著なものとなる。
さらに、本実施形態において、インナーリング14の外側面に、図4に示すように、容器本体11の口首部12の先端部内周面16と密着して線シールされるシール凸条26を、周方向に延設して設けておくこともできる。インナーリング14の外側面にシール凸条26を設けておくことにより、容器本体11の内圧が上昇した際に、インナーリング14の内側Yへの引き込みよって、排気路Zをよりスムーズに形成することが可能になる。シール凸条26は、インナーリング14の全周に亘って連続して設ける必要は必ずしもなく、部分的に設けることもできる。例えばインナーリング14を挟んだ引込みリブ17の取付け位置とは反対側の部分に、一段低くなったインナー凹部を設けると共に、該インナー凹部を横断するように、当該インナー凹部のみにシール凸条26を延設することもできる。
そして、上述の構成を備える本実施形態のキャップ付き容器10によれば、容器本体11に第2剤が収容されて製品化された状態や、或いは容器本体11の内部で第1剤と第2剤と粉末補助剤とが混合されて染毛剤からガスが発生した後、容器本体11の内圧が予め設定された例えば0.1MPa(1kgf/cm2)の内圧に未だ至っていない状態においては、図1に示すように、インナーリング14は、その外側シール面を口首部12の先端部内周面16に強固に密着させている。この密着により、第2剤や染毛剤を外部に漏出させないようにこれらを容器本体11の内部に強固に封入する液シールがなされる。
また、本実施形態のキャップ付き容器10によれば、内部に収容した混合液である染毛剤から発生するガスによって容器本体11の内圧が上昇すると、特に引込みリブ17が設けられた薄肉部19において天面部15が外側Xに膨出し、引込みリブ17の作用によってインナーリング14が内側Yに引き込まれ、インナーリングの密着状態が解除されて排気路Zが形成されることにより、圧力がスムーズ且つ効果的に開放されることになる。ここで、本実施形態によれば、内圧の上昇量に応じて天面部15の膨出量も増大し、内圧の大きさに対応する相当の大きさの排気路Zが形成されるので、さらに安定した状態で多量に発生するガスをスムーズに排除できると共に、染毛剤に不溶性粉体が含まれていても、排気路Zの目詰まりを回避しつつ確実且つ安定した状態で発生したガスを排除することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されことなく種々の変更が可能である。例えば、インナーリングを挟んだ引込みリブの取付け位置とは反対側の天面部に排出路用切欠きを設ける必要は必ずしもなく、天面部における引込みリブの周囲の部分を薄肉部とする必要は必ずしもない。また、キャップは、天面部からノズル部が立設するものである必要は必ずしもなく、例えば天面部が平坦なキャップであっても良い。さらに、本発明のキャップ付き容器は、3剤式の染毛剤以外のその他の毛髪化粧料を収容して製品化することができる他、毛髪化粧料以外のガスを発生する内容物を収容する容器として用いることもできる。
本発明の一実施形態に係るキャップ付き容器の部分破断側面図である。 (a)は本発明の一実施形態に係るキャップ付き容器に装着されるキャップの断面図、(b)は(a)のキャップを下方から視た底面図である。 天面部が膨出してインナーリングを内側に引き込むことにより排気路を形成する状況を説明する部分断面図である。 インナーリングの外側面に設けられたシール凸条を説明する部分断面図である。 (a)は、従来のキャップ付き容器における排気路を閉塞した状態を説明する部分断面図、(b)は、同排気路を開放した状態を説明する部分断面図である。
符号の説明
10 キャップ付き容器
11 容器本体
12 容器本体の口首部
13 キャップ
14 インナーリング
15 キャップの天面部
15a 天面部の外周部分
15b 天面部の円弧断面形状部分
15c 天面部の中央上段部分
16 口首部の先端部内周面
17 引込みリブ
18 排出路用切欠き
19 薄肉部
20 ノズル部
23 外周壁
24 排出用領域
25 固定領域
26 シール凸条

Claims (6)

  1. ガスを発生する内容物を収容する容器本体と、該容器本体の口首部に装着されるキャップとを含み、該キャップの天面部の下面から下方に突出して前記容器本体の口首部の先端部内周面と密着するインナーリングを備えたキャップ付き容器であって、
    前記天面部の前記インナーリングよりも内側部分と前記インナーリングとを連結して設けられた引込みリブを有し、前記容器本体の内圧によって前記天面部が膨出した際に、前記引込みリブを介して前記インナーリングを内側に引き込むことにより、前記インナーリングの密着状態を解除して圧力を開放するキャップ付き容器。
  2. 前記インナーリングより外側の前記天面部には、当該インナーリングを挟んだ前記引込みリブの取付け位置とは反対側の部分に、上方に切り欠かれた排出路用切欠きが設けられている請求項1記載のキャップ付き容器。
  3. 前記天面部における前記引込みリブの周囲の部分が薄肉部となっている請求項1又は2に記載のキャップ付き容器。
  4. 前記インナーリングの外側面には、前記容器本体の口首部の先端部内周面と密着して線シールされるシール凸条が周方向に延設して設けられている請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ付き容器。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のキャップ付き容器にガスを発生する内容物を収容したキャップ付き容器製品。
  6. 前記ガスを発生する内容物は毛髪化粧料である請求項5記載のキャップ付き容器製品。
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