JP2005343090A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷データを印刷する際に用紙不足により印刷データのすべてを印刷できなくなる事態を回避することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ホスト装置2より印刷データを受信すると、印刷データを解析し、時刻指定されていた場合は、当該印刷データの印刷に必要な用紙数Nを用紙計数部13で計算する。そして残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し、N>Mならば、用紙の不足をホスト装置2に通知するようにした(S1〜S6)。
【選択図】 図2
【解決手段】 ホスト装置2より印刷データを受信すると、印刷データを解析し、時刻指定されていた場合は、当該印刷データの印刷に必要な用紙数Nを用紙計数部13で計算する。そして残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し、N>Mならば、用紙の不足をホスト装置2に通知するようにした(S1〜S6)。
【選択図】 図2
Description
本発明は、プリンタ、コピー、ファックスなどの印刷時刻指定ができる画像形成装置に関する。
ホスト装置と画像形成装置がネットワーク接続され、ホスト装置で作成された印刷データを画像形成装置で解読し、ビットマップ展開して用紙に出力(画像形成)する画像形成システムが広く普及している。このような画像形成システムにおいて、印刷データの画像形成時刻を指定できる画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2000−263904公報
特開2001−180082公報
しかしながら、上記従来技術の画像形成装置では、印刷時刻が指定された印刷データの印刷を行うときに、用紙枚数が不足していて印刷データのすべてを印刷することができないことがある。
本発明は、印刷時刻が指定された印刷データを受信した段階で、印刷データのすべてを印刷するのに必要な給紙トレイの残枚数が不足している場合には、ユーザーに用紙補給を促し、用紙不足により印刷データのすべてを印刷できなくなる事態を回避することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、印刷時刻が指定された印刷データを受信した段階で、印刷データのすべてを印刷するのに必要な給紙トレイの残枚数が不足している場合には、ユーザーに用紙補給を促し、用紙不足により印刷データのすべてを印刷できなくなる事態を回避することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、印刷時刻を指定できる画像形成装置において、ホスト装置から受信した印刷データの印刷に必要な用紙数を計数する用紙計数手段と、給紙トレイの残枚数を検知する残枚数検知手段と、印刷時刻が指定された印刷データを受信した際に、印刷データの印刷に必要な用紙数が足りない場合に給紙トレイの残枚数の不足を前記ホスト装置に通知する通知手段とを備えていることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、印刷時刻が指定された印刷データを記憶する印刷データ記憶手段を備え、前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数が前記給紙トレイの残枚数よりも大きい場合は、前記通知手段により、前記給紙トレイの残枚数の不足を前記ホスト装置に通知することを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、前記印刷データを受信した際に、受信した印刷データの印刷に必要な用紙数と前記データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が前記給紙トレイの残枚数よりも大きい場合は、前記通知手段により、前記給紙トレイの残枚数の不足を前記ホスト装置に通知することを特徴とする。
また請求項4記載の発明は、印刷時刻を指定できる画像形成装置において、ホスト装置から受信した印刷データの印刷に必要な用紙数及び記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数を計数する用紙計数手段と、給紙トレイの残枚数を検知する残枚数検知手段と、印刷時刻を指定された印刷データを記憶する印刷データ記憶手段と、前記ホスト装置から印刷データを受信した際に、受信した印刷データの印刷に必要な用紙数と前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が給紙トレイの残枚数よりも大きい場合に、受信した印刷データの印刷を停止するようにする制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
また請求項5は、前記給紙トレイの残枚数の不足を通知する通知手段をさらに備え、前記給紙トレイの残枚数の不足により受信した印刷データの印刷を停止する場合に、前記給紙トレイの残枚数の不足を前記通知手段により前記ホスト装置に通知することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記制御手段は、前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が、前記給紙トレイの残枚数よりも小さい場合に、前記ホスト装置から受信した印刷データのうち、まだ印刷されていない残りの印刷データにおける最初の1ページ分の印刷を行うように制御することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記給紙トレイの残枚数の不足により印刷できない場合に、前記給紙トレイの残枚数の不足を、前記通知手段により前記ホスト装置に通知することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、印刷時刻が指定された印刷データを記憶する印刷データ記憶手段を備え、前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数が前記給紙トレイの残枚数よりも大きい場合は、前記通知手段により、前記給紙トレイの残枚数の不足を前記ホスト装置に通知することを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、前記印刷データを受信した際に、受信した印刷データの印刷に必要な用紙数と前記データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が前記給紙トレイの残枚数よりも大きい場合は、前記通知手段により、前記給紙トレイの残枚数の不足を前記ホスト装置に通知することを特徴とする。
また請求項4記載の発明は、印刷時刻を指定できる画像形成装置において、ホスト装置から受信した印刷データの印刷に必要な用紙数及び記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数を計数する用紙計数手段と、給紙トレイの残枚数を検知する残枚数検知手段と、印刷時刻を指定された印刷データを記憶する印刷データ記憶手段と、前記ホスト装置から印刷データを受信した際に、受信した印刷データの印刷に必要な用紙数と前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が給紙トレイの残枚数よりも大きい場合に、受信した印刷データの印刷を停止するようにする制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
また請求項5は、前記給紙トレイの残枚数の不足を通知する通知手段をさらに備え、前記給紙トレイの残枚数の不足により受信した印刷データの印刷を停止する場合に、前記給紙トレイの残枚数の不足を前記通知手段により前記ホスト装置に通知することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記制御手段は、前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が、前記給紙トレイの残枚数よりも小さい場合に、前記ホスト装置から受信した印刷データのうち、まだ印刷されていない残りの印刷データにおける最初の1ページ分の印刷を行うように制御することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記給紙トレイの残枚数の不足により印刷できない場合に、前記給紙トレイの残枚数の不足を、前記通知手段により前記ホスト装置に通知することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、印刷時刻が指定された印刷データを受信した段階で、印刷データの全てを印刷するのに必要な給紙トレイの残枚数が不足している場合に、ユーザーに用紙補給を促し、いざ印刷データを印刷する際に用紙不足により印刷データの全てが印刷できなくなる事態を回避することができるようになる。
請求項2記載の発明によれば、印刷時刻が指定されていない印刷データを印刷する際にも、時刻指定された印刷データの印刷に必要な用紙数が不足している場合に、ユーザーに用紙補給を促し、いざ印刷データを印刷する際に用紙不足により印刷データの全てが印刷できなくなる事態を回避することができるようになる。
請求項3記載の発明によれば、ユーザーに用紙補給を促し、受信した印刷データの全ての印刷と記憶されている印刷データの全ての印刷において、用紙が不足する事態を回避することができるようになる。
請求項4記載の発明によれば、用紙不足になることなく、記憶されている印刷データを全て印刷することができるようになる。
請求項5記載の発明によれば、ユーザーに用紙補給を促し、印刷データの印刷を行うことができるようになる。
請求項6記載の発明によれば、用紙を補給しなくても、記憶さている印刷データの印刷に必要な用紙が確保されている限り印刷を行うことができるようになる。
請求項7記載の発明によれば、ユーザーに用紙補給を促し、受信した印刷データの全てを印刷することができるようになる。
請求項2記載の発明によれば、印刷時刻が指定されていない印刷データを印刷する際にも、時刻指定された印刷データの印刷に必要な用紙数が不足している場合に、ユーザーに用紙補給を促し、いざ印刷データを印刷する際に用紙不足により印刷データの全てが印刷できなくなる事態を回避することができるようになる。
請求項3記載の発明によれば、ユーザーに用紙補給を促し、受信した印刷データの全ての印刷と記憶されている印刷データの全ての印刷において、用紙が不足する事態を回避することができるようになる。
請求項4記載の発明によれば、用紙不足になることなく、記憶されている印刷データを全て印刷することができるようになる。
請求項5記載の発明によれば、ユーザーに用紙補給を促し、印刷データの印刷を行うことができるようになる。
請求項6記載の発明によれば、用紙を補給しなくても、記憶さている印刷データの印刷に必要な用紙が確保されている限り印刷を行うことができるようになる。
請求項7記載の発明によれば、ユーザーに用紙補給を促し、受信した印刷データの全てを印刷することができるようになる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。
本実施の形態に係る画像形成装置1は、上位装置であるホスト装置2とネットワーク接続され、画像形成システムを構成し、ホスト装置2で作成された印刷データを出力(画像形成)するようになっている。
本実施の形態の画像形成装置1は、インタフェース部11、印刷データ記憶部12、用紙計数部(用紙計数手段)13、メモリ14、ROM15、CPU16、残枚数検知センサ(残枚数検知手段)17、画像形成部18、表示部19を備える。インタフェース部11はホスト装置2との間で通信を行うために設けられ、例えば、CPU16の制御により画像形成装置1からホスト装置2に対して情報を通知する通知手段としても機能するようにされる。印刷データ記憶部12は印刷データを記憶する。用紙計数部13は印刷データの印刷に必要な用紙枚数を計算するようにされる。メモリ14は各種データを一時的に記憶するために設けられる。ROM15にはプログラムなどが記憶されており、CPU(制御手段)16は、装置全体の制御を司る。残枚数検知センサ17は画像形成部18の給紙トレイに残っている用紙枚数を検出するようにされる。表示部19は、CPU16の制御により所要の表示を行うようにされる。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。
本実施の形態に係る画像形成装置1は、上位装置であるホスト装置2とネットワーク接続され、画像形成システムを構成し、ホスト装置2で作成された印刷データを出力(画像形成)するようになっている。
本実施の形態の画像形成装置1は、インタフェース部11、印刷データ記憶部12、用紙計数部(用紙計数手段)13、メモリ14、ROM15、CPU16、残枚数検知センサ(残枚数検知手段)17、画像形成部18、表示部19を備える。インタフェース部11はホスト装置2との間で通信を行うために設けられ、例えば、CPU16の制御により画像形成装置1からホスト装置2に対して情報を通知する通知手段としても機能するようにされる。印刷データ記憶部12は印刷データを記憶する。用紙計数部13は印刷データの印刷に必要な用紙枚数を計算するようにされる。メモリ14は各種データを一時的に記憶するために設けられる。ROM15にはプログラムなどが記憶されており、CPU(制御手段)16は、装置全体の制御を司る。残枚数検知センサ17は画像形成部18の給紙トレイに残っている用紙枚数を検出するようにされる。表示部19は、CPU16の制御により所要の表示を行うようにされる。
以下、本発明の実施の形態に係る画像形成装置が実行する処理動作について説明する。なお、以下に説明する処理動作はCPU16がROM15に記憶されているプログラムを実行することによりが実現される。
図2は本実施の形態の画像形成装置における第1の処理例を示すフローチャートである。
ホスト装置2より印刷データを受信すると(S1)、印刷データを解析し、時刻指定されていた場合は(S2でY)、当該印刷データの印刷に必要な用紙数Nを用紙計数部13で計算する(S3)。残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し(S4)、N>Mならば(S5でY)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S6)、処理を終える。一方、N>Mでない場合(S5でN)、用紙の不足をホストに通知することなく処理を終えることになる。
図3は本実施の形態の画像形成装置における第2の処理例を示すフローチャートである。
時刻指定された印刷データが印刷データ記憶部12に記憶されているか調べ(S11)、記憶されていた場合は、用紙計数部13で当該印刷データの印刷に必要な用紙数Nを計算する(S12)。残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し(S13)、N>Mならば(S14でY)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S15)、ステップS11に戻る。またN>Mでない場合(S14でN)、用紙の不足をホストに通知することなくステップS11に戻る。
図2は本実施の形態の画像形成装置における第1の処理例を示すフローチャートである。
ホスト装置2より印刷データを受信すると(S1)、印刷データを解析し、時刻指定されていた場合は(S2でY)、当該印刷データの印刷に必要な用紙数Nを用紙計数部13で計算する(S3)。残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し(S4)、N>Mならば(S5でY)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S6)、処理を終える。一方、N>Mでない場合(S5でN)、用紙の不足をホストに通知することなく処理を終えることになる。
図3は本実施の形態の画像形成装置における第2の処理例を示すフローチャートである。
時刻指定された印刷データが印刷データ記憶部12に記憶されているか調べ(S11)、記憶されていた場合は、用紙計数部13で当該印刷データの印刷に必要な用紙数Nを計算する(S12)。残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し(S13)、N>Mならば(S14でY)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S15)、ステップS11に戻る。またN>Mでない場合(S14でN)、用紙の不足をホストに通知することなくステップS11に戻る。
図4は本実施の形態の画像形成装置における第3の処理例を示すフローチャートである。ホスト装置2より印刷データを受信すると(S21)、印刷データを解析し、当該印刷データの印刷に必要な用紙数N1を用紙計数部13で計算する(S22)。また、用紙計数部13で印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数N2を計算する(S23)。残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し(S24)、N1+N2>Mならば(S25でY)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S26)、処理を終える。一方、N1+N2>Mでない場合(S25でN)、用紙の不足をホストに通知することなく処理を終える。このようにすれば、受信した印刷データのすべての印刷と記憶されている印刷データのすべての印刷において用紙が不足する事態を回避することが可能となる。
図5は本実施の形態の画像形成装置における第4の処理例を示すフローチャートである。ホスト装置2より印刷データを受信すると(S31)、時刻指定された印刷データが印刷データ記憶部12に記憶されているか調べ(S32)、記憶されていなければ(S32でN)、受信した印刷データを印刷して(S33)、処理を終える。一方、印刷データが印刷データ記憶部12に記憶されていた場合(S32でY)、受信した印刷データを解析し、当該印刷データの印刷に必要な用紙数N1を用紙計数部13で計算する(S34)。
次いで、用紙計数部13で印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数N2を計算し(S35)、残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得する(S36)。そして、N1+N2>Mでなければ(S37でN)、受信した印刷データを印刷して(S33)、処理を終える。これに対して、N1+N2>Mの場合(S37でY)、受信した印刷データを破棄して(S38)、処理を終えることになる。
このようにすれば、記憶されている印刷データが用紙不足になることなくすべて印刷できるようになる。
図5は本実施の形態の画像形成装置における第4の処理例を示すフローチャートである。ホスト装置2より印刷データを受信すると(S31)、時刻指定された印刷データが印刷データ記憶部12に記憶されているか調べ(S32)、記憶されていなければ(S32でN)、受信した印刷データを印刷して(S33)、処理を終える。一方、印刷データが印刷データ記憶部12に記憶されていた場合(S32でY)、受信した印刷データを解析し、当該印刷データの印刷に必要な用紙数N1を用紙計数部13で計算する(S34)。
次いで、用紙計数部13で印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数N2を計算し(S35)、残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得する(S36)。そして、N1+N2>Mでなければ(S37でN)、受信した印刷データを印刷して(S33)、処理を終える。これに対して、N1+N2>Mの場合(S37でY)、受信した印刷データを破棄して(S38)、処理を終えることになる。
このようにすれば、記憶されている印刷データが用紙不足になることなくすべて印刷できるようになる。
図6は本実施の形態の画像形成装置における第5の処理例を示すフローチャートである。ホスト装置2より印刷データを受信すると(S41)、時刻指定された印刷データが印刷データ記憶部12に記憶されているか調べ(S42)、記憶されていなければ(S42でN)、受信した印刷データを印刷して(S43)、処理を終える。一方、印刷データが印刷データ記憶部12に記憶されていた場合(S42でY)、受信した印刷データを解析し、当該印刷データの印刷に必要な用紙数N1を用紙計数部13で計算する(S44)。
次いで、用紙計数部13で印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数N2を計算し(S45)、残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得する(S46)。そして、N1+N2>Mでなければ(S47でN)、受信した印刷データを印刷して(S43)、処理を終える。これに対して、N1+N2>Mの場合(S47でY)、受信した印刷データを破棄し(S48)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S49)、処理を終える。
次いで、用紙計数部13で印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数N2を計算し(S45)、残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得する(S46)。そして、N1+N2>Mでなければ(S47でN)、受信した印刷データを印刷して(S43)、処理を終える。これに対して、N1+N2>Mの場合(S47でY)、受信した印刷データを破棄し(S48)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S49)、処理を終える。
図7は本実施の形態の画像形成装置における第6の処理例を示すフローチャートである。ホスト装置2より印刷データを受信すると(S51)、用紙計数部13で印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数Nを計算する(S52)。次に、残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し(S53)、N<Mならば(S54でY)、まだ印刷していない印刷データの最初の1ページ分を印刷し(S55)、まだ印刷していない印刷データがある場合(S56でY)、ステップS52の解析処理に戻る。一方、N<Mでない場合(S54でN)、まだ印刷していない残りの印刷データを破棄して(S57)、処理を終えるようにする。このようにすれば、用紙を補給しなくても、記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数が確保されている限り印刷ができるようになる。
図8は本発明の画像形成装置における第7の処理例を示すフローチャートである。ホスト装置2より印刷データを受信すると(S61)、用紙計数部13で印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数Nを計算する(S62)。次に、残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し(S63)、N<Mならば(S64でY)、まだ印刷していない印刷データの最初の1ページ分を印刷し(S65)、まだ印刷していない印刷データがある場合(S66でY)、ステップS62の解析処理に戻る。一方、N<Mでない場合(S64でN)、まだ印刷していない残りの印刷データを破棄し(S67)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S68)、処理を終えるようにする。このようにすれば、受信した印刷データのすべてを印刷することができる。
図8は本発明の画像形成装置における第7の処理例を示すフローチャートである。ホスト装置2より印刷データを受信すると(S61)、用紙計数部13で印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数Nを計算する(S62)。次に、残枚数検知センサ17で給紙トレイの残枚数Mを取得し(S63)、N<Mならば(S64でY)、まだ印刷していない印刷データの最初の1ページ分を印刷し(S65)、まだ印刷していない印刷データがある場合(S66でY)、ステップS62の解析処理に戻る。一方、N<Mでない場合(S64でN)、まだ印刷していない残りの印刷データを破棄し(S67)、用紙の不足をホスト装置2に通知して(S68)、処理を終えるようにする。このようにすれば、受信した印刷データのすべてを印刷することができる。
1 画像形成装置、2 ホスト装置、11 インタフェース部、12 印刷データ記憶部、13 用紙計数部、14 メモリ、15 ROM、16 CPU(制御手段)、17 残枚数検知センサ、18 画像形成部、19 表示
Claims (7)
- 印刷時刻を指定できる画像形成装置において、ホスト装置から受信した印刷データの印刷に必要な用紙数を計数する用紙計数手段と、給紙トレイの残枚数を検知する残枚数検知手段と、印刷時刻が指定された印刷データを受信した際に、印刷データの印刷に必要な用紙数が足りない場合に給紙トレイの残枚数の不足を前記ホスト装置に通知する通知手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 印刷時刻が指定された印刷データを記憶する印刷データ記憶手段を備え、前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数が前記給紙トレイの残枚数よりも大きい場合は、前記通知手段により、前記給紙トレイの残枚数の不足を前記ホスト装置に通知することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記印刷データを受信した際に、受信した印刷データの印刷に必要な用紙数と前記データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が前記給紙トレイの残枚数よりも大きい場合は、前記通知手段により、前記給紙トレイの残枚数の不足を前記ホスト装置に通知することを特徴とする請求項2の画像形成装置。
- 印刷時刻を指定できる画像形成装置において、ホスト装置から受信した印刷データの印刷に必要な用紙数及び記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数を計数する用紙計数手段と、給紙トレイの残枚数を検知する残枚数検知手段と、印刷時刻を指定された印刷データを記憶する印刷データ記憶手段と、前記ホスト装置から印刷データを受信した際に、受信した印刷データの印刷に必要な用紙数と前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が給紙トレイの残枚数よりも大きい場合に、受信した印刷データの印刷を停止するようにする制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 前記給紙トレイの残枚数の不足を通知する通知手段をさらに備え、前記給紙トレイの残枚数の不足により受信した印刷データの印刷を停止する場合に、前記給紙トレイの残枚数の不足を、前記通知手段により前記ホスト装置に通知することを特徴とする請求項4の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記印刷データ記憶手段に記憶されている印刷データの印刷に必要な用紙数の合計が、前記給紙トレイの残枚数よりも小さい場合に、前記ホスト装置から受信した印刷データのうち、まだ印刷されていない残りの印刷データにおける最初の1ページ分の印刷を行うように制御することを特徴とする請求項4の画像形成装置。
- 前記給紙トレイの残枚数の不足により印刷できない場合に、前記給紙トレイの残枚数の不足を、前記通知手段により、前記ホスト装置に通知することを特徴とする請求項6の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008078947A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2010058427A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、消耗品受注装置、消耗品管理システム及び消耗品管理プログラム |
JP2020157493A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | ブラザー工業株式会社 | プリンタ |
-
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