JP2005341905A - 壁面緑化部材および壁面緑化方法 - Google Patents

壁面緑化部材および壁面緑化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、水平な植生基盤で、土壌の保全が容易な壁面緑化用部材の提案にある。
【解決手段】本発明は、壁面緑化部材を壁面あるいは支柱に取り付けて壁面を直線状に緑化するものである。壁面と壁面緑化部材との間に土壌を充填し、植物の根が成長する空間を広げることができるよう土壌と接する側面に透孔を設け土壌を一体化させたものである。傾斜面でも対応可能なように側面が傾斜できるようにすると共に、底面および側面の長さを変更し充填可能な土壌の量を調節可能とした。底面に刃物が入るスリットを設け、過剰に成長した根を切れるようにした。さらに側面に網を設け、植物に風が直接当たらないようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁面を緑化する壁面緑化部材および壁面緑化の技術に属する。
壁面を緑化した壁面緑化物は、フェンスに絡ませたつた類、図24に示したように、特許公開2002-327440、特許公開2002-330631に開示されたように植物を根付かせた人工の緑化盤を壁に垂直に懸架したもの、垂直に懸架した繊維マットに植物を育成させあるいは植物の茎や枝を格子に結束したもの、あるいは棚に並べた植木箱等がある。あるいは多孔質の壁にこけ、シダ類を育成したものが知られている。
これら壁面緑化物は、特に垂直に懸架した繊維マットや多孔質の壁では、植生が生育するに充分な土壌が供給できないため、また土壌の保全が困難なため利用できる植物が制限される等の問題点がある。
特許公開2002-327440 特許公開2002-330631
本発明は、水平な植生基盤で、土壌の保全が容易な壁面緑化部材およびそれを用いた壁面緑化方法の提案にある。
本第1の発明は、底面とその両側に設けられた側面からなる略U字状断面を有する単位部材であって、土壌を背景とする壁面もしくは支柱に対する取り付け部が設けられ、壁面もしくは支柱と接する側の側面には1ないし複数の透孔が設けられ、当該透孔は前記土壌と連通し、壁面もしくは支柱と対向する側の側面は外側に向かって傾斜し、両側面と底部で構成される空間に植物を育成するための土壌を充填可能とされた壁面緑化部材である。植物の根が成長する範囲を拡大するため、壁面緑化部材の背後に土壌がある場合あるいは土壌を充填し、壁面緑化部材中の土壌が前記土壌と一体化できるよう前記土壌と接する側の側面に透孔を設けている。
本第2の発明は、上記の壁面緑化部材において、底面および両側面に亘って1ないし複数のスリットが設けられた壁面緑化部材である。植物の成長に伴い植物の成長を阻害するまでにその根が植生土壌中に充満した際、その根を切るための刃物を挿入するためのスリットを設けている。
本第3の発明は、壁面に対する取り付け部と、取り付け部と一体化された底部および/もしくは側面からなり、壁面と底部および/もしくは側面とで構成される空間に植物を育成するための土壌を充填可能とされた壁面緑化部材である。
本第4の発明は、上記1ないし3記載の壁面緑化部材において、いずれかの側面に取り外し自在で開孔部を有する袋部を設けた壁面緑化部材である。熱気による乾燥、温度の上昇を緩和するため、袋部に水あるいは水分を保持する粒体を充填し、含有される水分の気化熱を利用するものである。
本第5の発明は、上記1ないし上記4記載の壁面緑化部材において、いずれかの側面に取り外し自在でかつ底部に透孔を有する樋を設けた壁面緑化部材である。水遣りのため樋を設けた。
本第6の発明は、底面とその両側に設けられた側面からなる略U字状断面を有する単位部材であって、壁面もしくは支柱への取り付け部を有し、いずれかの側面の傾斜を変化させる機能を設けた壁面緑化部材である。側面の傾斜を変化させることで、斜面に対しても植生土壌を水平に保つことができる。
本第7の発明は、上記1ないし5記載の壁面緑化部材において、壁面もしくは支柱と対向する側の側面の上端部に当該側面と異なる板状部材を前記側面となす角度を変更可能に設けた壁面緑化部材である。板状部材を設けることで装飾と防音効果を高めている。
本第8の発明は、上記1ないし5記載の壁面緑化部材において、壁面もしくは支柱と対向する側の側面の上端部に網状部材を前記側面となす角度を変更可能に設けた壁面緑化部材である。風による植物の倒伏を防ぐため網状部材を設けている。
本第9の発明は、底面とその両側に設けられた側面からなる略U字状断面を有する単位部材であって、壁面もしくは支柱との取り付け部を有し、底面または/および壁面もしくは支柱と対向する側の側面がスライド可能とされた壁面緑化部材である。底面、側面をスライド可能としたため壁面緑化部材の土壌充填量を変化させることができる。
本第10の発明は、上記1ないし9記載の壁面緑化部材を緑化用壁面に沿って接続した接続物とし、当該接続物を1ないし複数段設けかつ接続物の両端を連結もしくは塞ぎ、土壌を充填した壁面緑化方法である。
本発明は、壁面緑化部材を直線状に並べて植生部を形成しているため、下記特徴がある。
植物の根が横に広がり、生育がよくなる。
側面に透孔を設けたため、土壁部と植生部を直結することができるため、土壁部も植物の根の成長場所となる。
単位部材のため一部植生の取替えが容易である。
植物育成部中の土壌が平行となるため土壌の保全が容易となる。
土壁部は防音壁として使用可能である。
本発明は、両側面の傾斜を可能とする機能を設けたため傾斜のある法面においても植生用土壌が水平に保たれる。
壁面緑化部材の底面の幅または/および側面の高さを可変にしたため植物培養土を入れる容積が調節可能となり、育成する植物の選択の幅と景観を改善するための選択の幅が広がる。
以下本発明を図により詳細に説明する。
図1は、本第1の発明である壁面緑化部材の概念図である。
本壁面緑化部材は背後に土壌を有する場所あるいは土壌を充填した背後が得られる場所に特に好適に適用できるものである。
図1aは、本壁面緑化部材の概念図であり、図1bは、本壁面緑化部材を支柱の両側および頂部に設けた状態を示す概念図である。
図1aに示すように、本壁面緑化部材は、底面と両側に設けられた側面からなる略U字状断面を有している。壁面もしくは支柱に接する側面には1ないし複数の透孔が設けられるとともに、壁面もしくは支柱に対する取り付け部としてボルト孔が設けられている。壁面もしくは支柱に対向する側の側面は外側に向かって広がるように傾斜している。この傾斜は本壁面緑化部材を層状に上下に配置した場合、植生部の植物が斜め前方に開放部に向かって伸びるのにも都合のよい形状でもある。本形状を採用すれば、壁面緑化部材は互に入れ子状に積み重ねることができる。側面の高さは本壁面緑化部材をH鋼のような支柱の両側に対向するように固定し、両本壁面緑化部材間にも植生用の土壌を充填するような使用形態を取る場合は、支柱に接する側面の高さは他方の側面より高くし当該側面でもって前記土壌を密封することが好ましい。両側面の高さの差は植生部で育てる植物の種類によって適宜変更できる。
図1aでは支柱に接する側面にビス孔が設けられているが、ビス孔に限らず壁面あるいは支柱に対して懸架する懸架装置であってもよい。懸架する場合であれば支柱に渡した梁に掛けられるよう側部上端を袋状に折り曲げることでもよい。
図1bに示すように、壁面もしくは支柱に面した側面に設けられた透孔は壁面緑化部材に充填される培養土と支柱の幅すなわち両壁面緑化部材間に充填された土壌とを連通させ植物の根の生育範囲を広げる役目を果たしている。
図1b1〜図1b3に示す状態で使用すれば、塀状の片側、両側および塀の頂点が緑化されることとなり、道路の分離帯あるいは防音壁として使用され、景観向上の効果が期待される。
図2は本第2の発明である壁面緑化部材の概念図である。
図に示すように、壁面緑化部材の底面および両側面に亘って1ないし複数のスリットが設けられている。これらのスリットは水抜きおよび根きり用のものである。すなわち、壁面緑化部材内部に充填された土壌中の過剰の水分を排出するための水抜き用と、植物の根が緑化部材中に充満した時、植物の生育を助けるためと水捌けを改良するために一部の根を切断するために、刃物を挿入するためのものである。
図3は本第3の発明である壁面緑化部材の概念図である。
図に示すように、本壁面緑化部材は上記第1の発明において壁面に接する側の側面を壁面に対する取り付け部としたものであり、背後に土壌のない壁面例えば建物の壁面、防波堤、防潮提などに直接取り付けるためのものである。図4は壁面緑化部材の壁と対向する側の側面から植物をさらの育成させ、壁面全面を緑化するためのものである。図4aは側面にさらに袋状に土壌を充填可能とするための側板を設けたものであり、図4bは側面に透孔を設けそこから下向きに例えばしだ植物を生育させるものである。図4cは壁と対向する側の側面の一部が内側に傾斜し、その傾斜面に植物が延出する孔部を設けたものである。
図17、図18に上記壁面緑化部材を用いた壁面緑化の概念をしめす。図17はH鋼などの支柱を壁面に取り付け、支柱に渡した板に本壁面緑化部材を懸架させた例で支柱の幅に相当する部分に土壌を充填したものである。図18は支柱の両側に渡した板に本壁面緑化部材を懸架させ、図17と同様に支柱間の幅に相当する部分に土壌を充填したものである。
図5は本第4の発明である壁面緑化部材の概念図である。
図に示すように、壁面緑化部材の壁面と対向する側の側面に、取り付け取り外し自在の袋部を設け、中に雨水がたまるようになっている。炎天下含有する水分を揮発させることによって気化熱を奪いヒートアイランド現象の緩和を目的とするものである。取り付け取り外しは側面に引っ掛けるよう袋部の一端を外側に曲げておくことでよい。図では本袋部は壁面に対向する側の側面に設けられるように示しているが、壁面に接する側の側面に設けてもよい。
好ましくは当該袋内に細孔を有することで保水性のあるパーライト、シラスバルーン、パーキュムライト、軽石などを充填しておくのがよい。
図6は本第5の発明である壁面緑化部材の概念図である。
図に示すように、壁面緑化部材の壁面もしくは支柱に接する側の側面に取り付け取り外し自在でかつ底部に透孔を有する給水用の樋を設けたものである。
植物に対する水遣りの際、樋に水を流しあるいは給水管を走らせるものである。
袋部、給水用樋の取り付け取り外しは例えばネジ止めなど既存の継ぎ手類を設けることでもよい。給水用の樋は壁面もしくは支柱に対向する側面に設けても何らさしつかえはない。
図7〜図9は本第6の発明である壁面緑化部材の概念図である。
図7、図8は壁面もしくは支柱に接する側面の傾斜を変える壁面緑化部材の例であり、図9は壁面もしくは支柱と対向する側の側面の傾斜を変える壁面緑化部材の例を示す。
図7に示すように、壁面緑化部材に壁面に接する側の側面の傾斜を変化させる機能を設けたものである。そのため底部と側面とが分離され互に蝶番、角度を設けて三角に折った板を必要な数を用意し介在させ互にビス止め、ラチェット機構あるいは可撓性の板材を使用するなどして側面の傾斜を変化させる。図7aはラチェット機構にて側面の角度を変化させる例であるが、必要に応じて側面同士を繋ぐ弧状のオスメスの梁を設けることができることを示した例である。オスメスの梁間の固定は所定の間隔に設けたビス孔にピンを通すことで可能である。図7bは角度を変えた板材を介在させて側面の角度を変える例を示している。
図8は壁面もしくは支柱に接する側の側面をゴムなどの可撓性部材とし底板との角度が変更可能とされている。他の側面とのU字状状態を保つため可撓性部材と他の側面との間を薄い金属製の板などで連結した壁面緑化部材の例である。
壁面との連結はボルトなどおよび金属製の板と他の側面との連結はビスによるなど既存の方法を用いることができる。
図9に示す壁面緑化部材は、壁面と対向する側の側面の傾斜を変化させるものである。壁面に対する取り付け部を有する第1の円柱部があり、第1の円柱部に沿って回転可能な第1の覆い部が設けられている。第1の覆い部には壁面と対向する側の側面が連結されている。
取り付け部は壁面に固定できるものであれば特に制限はなく、例えば図に示すように円柱部に設けたボルト孔付き板でよい。
第1の円柱部は円柱であっても円筒であってもよく、またその外形形状は第1の覆い部が円柱部に沿って移動できればよいので楕円であっても他の形状であっても覆い部と対応した形状で移動可能であれば何らさしつかえがない。
第1の円柱部と第1の覆い部との固定部は例えば、ビスにて行う。第1の円柱部には縦方向に複数のビス孔を設け、第1の覆い部と第1の円柱部に対する相対位置が変えられるようになっている。ビスに限らずラチェット機構を用いてもよい。
第1の覆い部に連結された壁面に対向する側面は、第1の覆い部が第1の円柱部に沿ってその位置を変えるにつれて壁面と成す角度が調節され、ビスなどによる固定部材で固定する。側面と壁面との間に植生土が充填されることで植生基盤となる。
本壁面緑化部材の材質によっては、単に適切な壁面との角度が得られるよう互いの位置を決め、木ネジで固定してもよい。
図9に示した形状に限らず、底面を有するもの、壁面に接する側面を有する形状の壁面緑化部材に適用することができる。
このように側面が傾斜するように構成することで、垂直な壁面ばかりでなく、図19、図20に示すように、築山のように傾斜のある斜面あるいは法面であっても、垂直の壁面と同じように壁面の緑化が可能となる。また図21に示すように、垂直な壁面に対しても壁面に対する角度を変化させることで立体感に富んだ壁面緑化が可能となる。また、壁面が傾斜している場合にも植生部は水平に保たれ、土壌の保全が容易となる。
図10は、本第7の発明の壁面緑化部材の概念図である。
図に示すように、壁面に対向する側面の上端部に板状部材が前記側面とのなす角を変更可能に設けられている。角度の変更は、図に示すように壁面に対向する側面上端に第2の円柱部が設けられている。
本第2の円柱部には、第2の円柱部に沿って回転自在に設けた第2の覆い部が設けられている。第2の覆い部には板状部材が連結されている。また第2の覆い部と第2の板部は必ずしも連結する必要はなく一体化されていても何ら不都合はない。第2の板部の機能、材質に応じて適宜変えることができる。
板状部材は、防音用、景観向上のためのものであり、特に防音を目的とする場合には多孔性の部材であることが好ましい。
本第2の覆い部と第2の円柱部を固定する方法は本第6の発明である壁面緑化部材の場合と同じである。
板状部材は木材、発泡コンクリートあるいは発泡プラスチックなどが使用される。
図11は本第8の発明である壁面緑化部材を示す概念図である。
上記第7の発明にある第2の覆い部材に網状部を設けたものである。この網状部を設けることで壁面緑化のために育成された植物が強風によって倒伏することを防ぎ、より植物の生育に適した環境を整えるものである。
また、網状部と板状部材を同時に設けることも何ら問題はない。
図22に本第7および第8の発明である壁面緑化部材を用いた壁面緑化の概念を示す。
図12〜図16は本第9の発明である壁面緑化部材の概念図である。
図に示すように、本壁面緑化部材は、底面および側面がスライド可能とされている。図12に示すものは、底面がスライド可能とされ、底面の間に底面と連結する側面がスライドし、底面の幅が調節可能とされている。図12aは、底面の幅が狭い状体の場合、図12bは底面の幅を広げた状態を示している。また図13に示すものは側面がスライド可能とされその高さが調節可能とされている。
底面幅を変更可能とするため、図12では底部がメス、側面をオスとしてスライド可能となっているが、図14に示すように底部がオスで側面がメスであってもさしつかえがない。底部と側面とのスライド面を所定の幅で固定できるように必要に応じてボルト、ピン、ビス等で固定することができる。
図15は壁面だけでなく支柱に差し渡した平板あるいは支柱間に固定する壁面緑化部材である。壁面に相当する場所に側面を有しており底面がその幅を変更できるようになっていることは、図12、図14と同じである。本壁面緑化部材を図12、図13と同じように壁面に固定して利用することでも何ら支障がない。
図12から図15に示すものは底面の幅、側面の高さの一方を調節可能としているが、これら双方を調節可能とすることも可能である。
底面の幅を広げることで強度が問題となる場合には、図16に示すように、両側面間に差し渡す支柱を設け、底面のスライドに合わせてスライド可能とし、底面の幅に合わせて固定することで強度を高めることも可能である。
本壁面緑化部剤の使い方の一例を図23に示す。
図23aは、堤防などの垂直な壁面に適用した例である。下方上方に向かって幅が狭くなるように配列した状態を示している。図23bは塀のような目隠し、防音などを目的とする壁の両側に配列した状態を示している。
図23では本壁面緑化部材を上下方向に密着して配列しているが、間隔を空けて配列することでもよい。
上述したスリット、袋、樋、壁面の傾斜角度を変化させる機能あるいは底面側面のスライド機能は単独または組み合わせて壁面緑化部材に付加することができる。
本発明の壁面緑化部材の材質は、アルミニウム、ステンレススチールなどの金属、ポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチックあるいは木材などより、使用する環境での耐久性、強度など勘案して決めることができる。
本第1の発明の壁面緑化部材を示す概念図である。 本第2の発明の壁面緑化部材を示す概念図である。 本第3の発明の壁面緑化部材を示す概念図である。 本第3の発明の壁面緑化部材を示す他の例を示す概念図である。 本第4の発明の壁面緑化部材を示す概念図である。 本第5の発明の壁面緑化部材を示す概念図である。 本第6の発明の壁面緑化部材の第1の例を示す概念図である。 本第6の発明の壁面緑化部材の第2の例を示す概念図である。 本第6の発明の壁面緑化部材の第3の例を示す概念図である。 本第7の発明の壁面緑化部材を示す概念図である。 本第8の発明の壁面緑化部材を示す概念図である。 本第9の発明の壁面緑化部材の第1の例を示す概念図である。 本第9の発明の壁面緑化部材の第2の例を示す概念図である。 本第9の発明の壁面緑化部材の第3の例を示す概念図である。 本第9の発明の壁面緑化部材の第4の例を示す概念図である。 本第9の発明の壁面緑化部材の第5の例を示す概念図である。 本第1の発明の壁面緑化部材を用いた壁面緑化の第1の例を示す概念図である。 本第1の発明の壁面緑化部材を用いた壁面緑化の第2の例を示す概念図である。 本第6の発明の壁面緑化部材を用いた壁面緑化の第1の例を示す概念図である。 本第6の発明の壁面緑化部材を用いた壁面緑化の第2の例を示す概念図である。 本第6の発明の壁面緑化部材を用いた壁面緑化の第3の例を示す概念図である。 本第7の発明の壁面緑化部材を用いた壁面緑化の例を示す概念図である。 本第9の発明の壁面緑化部材を用いた壁面緑化の例を示す概念図である。 従来の壁面緑化物を示す概念図である。
符号の説明
1 壁面緑化部材
2 壁もしくは支柱に接する側の側面
3 壁もしくは支柱に対向する側の側面
4 底面
6 壁もしくは支柱に接する側の側面に設けた透孔
7 スリット
8 壁面取り付け部
9 袋部
10 樋
11 ラチェット
12 三角に折った板
13 可撓部材
14 支持部材
15 第1の円柱部
16 第1の覆い部
17 ピン
18 ピン孔
19 第2の円柱部
20 第2の覆い部
21 板状部材
22 網状部材
23 支柱

Claims (10)

  1. 底面とその両側に設けられた側面からなる略U字状断面を有する単位部材であって、土壌を背景とする壁面もしくは支柱に対する取り付け部が設けられ、壁面もしくは支柱と接する側の側面には1ないし複数の透孔が設けられ、当該透孔は前記土壌と連通し、壁面もしくは支柱と対向する側の側面は外側に向かって傾斜し、両側面と底部で構成される空間に植物を育成するための土壌を充填可能とされたことを特徴とする壁面緑化部材。
  2. 請求項1記載の壁面緑化部材において、底面および両側面に亘って1ないし複数のスリットが設けられたことを特徴とする壁面緑化部材。
  3. 壁面に対する取り付け部と、取り付け部と一体化された底部および/もしくは側面からなり、壁面と底部および/もしくは側面とで構成される空間に植物を育成するための土壌を充填可能とされたことを特徴とする壁面緑化部材。
  4. 請求項1ないし請求項3記載の壁面緑化部材において、いずれかの側面に取り外し自在で開孔部を有する袋部を設けたことを特徴とする壁面緑化部材。
  5. 請求項1ないし請求項4記載の壁面緑化部材において、いずれかの側面に取り外し自在でかつ底部に透孔を有する樋を設けたことを特徴とする壁面緑化部材。
  6. 底面とその両側に設けられた側面からなる略U字状断面を有する単位部材であって、壁面もしくは支柱への取り付け部を有し、いずれかの側面の傾斜を変化させる機能を設けたことを特徴とする壁面緑化部材。
  7. 請求項1ないし請求項5記載の壁面緑化部材において、壁面もしくは支柱と対向する側の側面の上端部に当該側面と異なる板状部材を前記側面となす角度を変更可能に設けたことを特徴とする壁面緑化部材。
  8. 請求項1ないし請求項5記載の壁面緑化部材において、壁面もしくは支柱と対向する側の側面の上端部に網状部材を前記側面となす角度を変更可能に設けたことを特徴とする壁面緑化部材。
  9. 底面とその両側に設けられた側面からなる略U字状断面を有する単位部材であって、壁面もしくは支柱との取り付け部を有し、底面または/および壁面もしくは支柱と対向する側の側面がスライド可能とされたことを特徴とする壁面緑化部材。
  10. 請求項1ないし請求項9記載の壁面緑化部材を緑化用壁面に沿って接続した接続物とし、当該接続物を1ないし複数段設けかつ接続物の両端を連結もしくは塞ぎ、接続物に土壌を充填したことを特徴とする壁面緑化方法。
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