JP2005340128A - 車両用防水スイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】 防水通気膜に対する塵や油脂分の付着や水の留まりを防止することができ、通気性を良好に維持することができる車両用防水スイッチを提供する。
【解決手段】 スイッチケース10の一側に設けられた防水カバー体50の操作部51を押圧することで、スイッチケース10の収納室内に配設された作動体30を作動して固定接点17に対し可動接点20を接触させる車両用防水スイッチであって、スイッチケース10の縦壁部には、収納室を外部に連通する通気孔18が形成され、通気孔18を通気可能に塞ぐ防水通気膜60がスイッチケース10の縦壁部の外面より奥まった部分に貼り付けられている。
【選択図】 図3
【解決手段】 スイッチケース10の一側に設けられた防水カバー体50の操作部51を押圧することで、スイッチケース10の収納室内に配設された作動体30を作動して固定接点17に対し可動接点20を接触させる車両用防水スイッチであって、スイッチケース10の縦壁部には、収納室を外部に連通する通気孔18が形成され、通気孔18を通気可能に塞ぐ防水通気膜60がスイッチケース10の縦壁部の外面より奥まった部分に貼り付けられている。
【選択図】 図3
Description
この発明は車両用防水スイッチに関する。
従来、水が掛かる可能性がある車両の部分に設置される車両用防水スイッチにおいては、スイッチケースの一側に設けられた防水カバー体の操作部を押圧操作することで、スイッチケースの収納室内に配設された作動体を作動し、これによって固定接点に対し可動接点を接触させるように構成したものがある。
また、この種の車両用防水スイッチにおいては、スイッチケースの収納室が気密に保持されると、防水カバー体の操作部を押圧操作することがし難くなる場合がある。
このため、スイッチケースの一部に対し、通気孔が貫設されるとともに、スイッチケースの表面に、前記した通気孔を通気可能に塞ぐ防水・防塵性及び通気性を有する防水通気膜が貼り付けられた構造の車両用防水スイッチが開発されている。
また、車両用防水スイッチにおいて、スイッチを覆うカバーが硬質樹脂製のベース部と弾性樹脂製の防水キャップ部を一体成形したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−40768号公報
また、この種の車両用防水スイッチにおいては、スイッチケースの収納室が気密に保持されると、防水カバー体の操作部を押圧操作することがし難くなる場合がある。
このため、スイッチケースの一部に対し、通気孔が貫設されるとともに、スイッチケースの表面に、前記した通気孔を通気可能に塞ぐ防水・防塵性及び通気性を有する防水通気膜が貼り付けられた構造の車両用防水スイッチが開発されている。
また、車両用防水スイッチにおいて、スイッチを覆うカバーが硬質樹脂製のベース部と弾性樹脂製の防水キャップ部を一体成形したものがある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記した車両用防水スイッチを車両の所定位置に装着する際、スイッチケースの表面(外面)に貼り付けられた防水通気膜に対し、作業者の手が触れること等によって塵や油脂分が付着する場合がある。
また、車両に装着された車両用防水スイッチが車両に装着された状態において、その車両用防水スイッチの表面(外面)に貼り付けられた防水通気膜に対し水が留まる場合がある。
前記したように、防水通気膜に塵や油脂分が付着したり、あるいは水が留まると通気性が阻害されるという不具合が発生する場合がある。
また、車両に装着された車両用防水スイッチが車両に装着された状態において、その車両用防水スイッチの表面(外面)に貼り付けられた防水通気膜に対し水が留まる場合がある。
前記したように、防水通気膜に塵や油脂分が付着したり、あるいは水が留まると通気性が阻害されるという不具合が発生する場合がある。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、防水通気膜に対する塵や油脂分の付着や水の留まりを防止することができ、通気性を良好に維持することができる車両用防水スイッチを提供することである。
前記目的を達成するために、この発明の請求項1に係る車両用防水スイッチは、スイッチケースの一側に設けられた防水カバー体の操作部を押圧することで、前記スイッチケースの収納室内に配設された作動体を作動して固定接点に対し可動接点を接触させる車両用防水スイッチであって、
前記スイッチケースの縦壁部には、前記収納室を外部に連通する通気孔が形成され、
前記通気孔を通気可能に塞ぐ防水通気膜が前記スイッチケースの縦壁部の外面より奥まった部分に貼り付けられていることを特徴とする。
前記スイッチケースの縦壁部には、前記収納室を外部に連通する通気孔が形成され、
前記通気孔を通気可能に塞ぐ防水通気膜が前記スイッチケースの縦壁部の外面より奥まった部分に貼り付けられていることを特徴とする。
前記構成において、スイッチケースの縦壁部に通気孔が形成されるとともに、その通気孔を通気可能に塞ぐ防水通気膜が、スイッチケースの縦壁部の外面より奥まった部分に貼り付けられることで、車両用防水スイッチの運搬や組み付けの際、作業者の手などが防水通気膜に触れ難くなる。これによって防水通気膜に塵や油脂分が付着することを防止することができる。
また、スイッチケースの縦壁部の外面より奥まった部分に防水通気膜が貼り付けられることで、その防水通気膜に水なども掛かり難く、仮に、水が掛かったとしても、その水は防水通気膜の下方に流れ落ちるため、水の留まりを防止することができる。
また、スイッチケースの縦壁部の外面より奥まった部分に防水通気膜が貼り付けられることで、その防水通気膜に水なども掛かり難く、仮に、水が掛かったとしても、その水は防水通気膜の下方に流れ落ちるため、水の留まりを防止することができる。
請求項2に係る車両用防水スイッチは、請求項1に記載の車両用防水スイッチであって、
前記スイッチケースは、第1ケース体と、同第1ケース体の外側に嵌込まれて結合される第2ケース体を備え、
前記第1ケース体の縦壁部には、収納室を外部に連通する通気孔が形成され、
前記第1ケース体の縦壁部の外面には、前記通気孔を通気可能に塞ぐ防水通気膜が貼り付けられる一方、
前記第2ケース体の縦壁部には、前記通気孔に対応する前記防水通気膜の通気領域を塞ぐことがないように同防水通気膜の外側に配置される保護カバー部が形成されていることを特徴とする。
したがって、第2ケース体の縦壁部の保護カバー部によって防水通気膜を保護することができ、塵や油脂分の付着防止や水の留まり防止に効果が大きい。
前記スイッチケースは、第1ケース体と、同第1ケース体の外側に嵌込まれて結合される第2ケース体を備え、
前記第1ケース体の縦壁部には、収納室を外部に連通する通気孔が形成され、
前記第1ケース体の縦壁部の外面には、前記通気孔を通気可能に塞ぐ防水通気膜が貼り付けられる一方、
前記第2ケース体の縦壁部には、前記通気孔に対応する前記防水通気膜の通気領域を塞ぐことがないように同防水通気膜の外側に配置される保護カバー部が形成されていることを特徴とする。
したがって、第2ケース体の縦壁部の保護カバー部によって防水通気膜を保護することができ、塵や油脂分の付着防止や水の留まり防止に効果が大きい。
請求項3に係る車両用防水スイッチは、請求項2に記載の車両用防水スイッチであって、
保護カバー部は、防水通気膜の外側面に接近して設けられていることを特徴とする。
したがって、防水通気膜の外側面に接近して設けられた保護カバー部によって防水通気膜の不測の剥がれを防止することができる。
保護カバー部は、防水通気膜の外側面に接近して設けられていることを特徴とする。
したがって、防水通気膜の外側面に接近して設けられた保護カバー部によって防水通気膜の不測の剥がれを防止することができる。
請求項4に係る車両用防水スイッチは、請求項2又は3に記載の車両用防水スイッチであって、
第1ケース体の縦壁部には、少なくとも第2ケース体の保護カバー部の先端面に向けて張り出す水除け用張出部が形成されていることを特徴とする。
したがって、第1ケース体の縦壁部と保護カバー部との間の隙間に水や塵などが浸入することを防止することができる。
第1ケース体の縦壁部には、少なくとも第2ケース体の保護カバー部の先端面に向けて張り出す水除け用張出部が形成されていることを特徴とする。
したがって、第1ケース体の縦壁部と保護カバー部との間の隙間に水や塵などが浸入することを防止することができる。
この発明に係る車両用防水スイッチによると、防水通気膜に対する塵や油脂分の付着や水の留まりを防止することができ、通気性を良好に維持することができる。この結果、スイッチ操作を長期間にわたって良好に行うことができる。
次に、この発明を実施するための最良の形態を実施例にしたがって説明する。
図1はこの発明の実施例1に係る車両用防水スイッチの構成部品を分離して示す斜視図である。図2は車両用防水スイッチの縦断面図である。図3はスイッチケースの第1ケース体の縦壁部に防水通気膜が貼り付けられた状態を拡大して示す縦断面図である。
図1と図2に示すように、車両用防水スイッチは、その本体部をなすスイッチケース10において、車両の所定位置、例えば、車両のバックドア1のドアガーニッシュ2の所定位置に装着される。そして、車両用防水スイッチが作動(ON)されることで、バックドア1が開放されるようになっている。
すなわち、図2に示すように、車両用防水スイッチは、そのスイッチケース10の収納室内に対し、固定接点17、可動接点20及び作動体30が配置され、スイッチケース10の一側に設けられた防水カバー体50の操作部51を押圧することで、作動体30を作動して固定接点17に対し可動接点20を接触させるように構成されている。
図1と図2に示すように、車両用防水スイッチは、その本体部をなすスイッチケース10において、車両の所定位置、例えば、車両のバックドア1のドアガーニッシュ2の所定位置に装着される。そして、車両用防水スイッチが作動(ON)されることで、バックドア1が開放されるようになっている。
すなわち、図2に示すように、車両用防水スイッチは、そのスイッチケース10の収納室内に対し、固定接点17、可動接点20及び作動体30が配置され、スイッチケース10の一側に設けられた防水カバー体50の操作部51を押圧することで、作動体30を作動して固定接点17に対し可動接点20を接触させるように構成されている。
この実施例1において、図1と図2に示すように、スイッチケース10は、合成樹脂製の第1ケース体11と、同第1ケース体11の外側に嵌込まれて結合される合成樹脂製の第2ケース体40を備えて構成されている。
第1ケース体11は、蓋板部12とその蓋板部12の周縁部に沿って環状をなして下向きに突設された縦壁部13とを備え、その縦壁部13の相対する壁部13aの外側面の所定位置には、第2ケース体40に対応する係止片14が突設されている。
また、第1ケース体11の蓋板部12の内面側には、固定接点17がインサート成形によって一体状に固定されている。
また、第1ケース体11の縦壁部13の内面には、固定接点17に対し可動接点20をその弾性力に抗して接触させる作動体30を上下方向にスライド案内するための案内部16が形成されている。
第1ケース体11は、蓋板部12とその蓋板部12の周縁部に沿って環状をなして下向きに突設された縦壁部13とを備え、その縦壁部13の相対する壁部13aの外側面の所定位置には、第2ケース体40に対応する係止片14が突設されている。
また、第1ケース体11の蓋板部12の内面側には、固定接点17がインサート成形によって一体状に固定されている。
また、第1ケース体11の縦壁部13の内面には、固定接点17に対し可動接点20をその弾性力に抗して接触させる作動体30を上下方向にスライド案内するための案内部16が形成されている。
なお、作動体30は、その主体部30aが硬質の合成樹脂材により形成され、その主体部30a外側面には第1ケース体11の案内部16に沿ってスライド可能に係合するスライド部31が一体に形成されている。また、主体部30aの中心部には、エラストマ材よりなる芯軸部33が一体に形成されている。そして、芯軸部33の上部の押圧部34が主体部30aの上端面より所定長さだけ突出するとともに、その押圧部34の先端面が弾性変形可能な金属製の可動接点20に臨んでいる(図2参照)。
一方、第2ケース体40は、蓋板部41とその蓋板部41の周縁部に沿って環状をなして上向きに突設された縦壁部43とを備え、その縦壁部43の相対する壁部43aの外側面の所定位置には、第1ケース体11の係止片14に対応する係止孔44が形成されている。そして、第1ケース体11の縦壁部13の外側に対し第2ケース体40の縦壁部43が嵌込まれることで、係止片14と係止孔44とが係合し、これによって第1ケース体11と第2ケース体40とが結合されてスイッチケース10が構成されるようになっている。
また、この実施例1において、第2ケース体40の蓋板部41の略中央部には、開口部42が形成され、その開口部42には、エラストマ材よりなる防水カバー体50が一体に形成されている。この防水カバー体50は、操作部51、スカート部53及びシール部55を一体に備えて形成されている。
すなわち、防水カバー体50の操作部51は、第2ケース体40の蓋板部41よりも所定量だけ外方(図2では下方)に突出されている。そして、操作部51の周縁部には、弾性変形が容易な薄肉部52によって連結されかつ第2ケース体40の蓋板部41の開口部42に密着して内部に突入されるスカート部53が一体に形成されている。さらに、スカート部53の周縁部には、第1ケース体11の縦壁部13の先端縁に弾性変形して密接するシール部55が弾性変形可能に延出されている。
すなわち、防水カバー体50の操作部51は、第2ケース体40の蓋板部41よりも所定量だけ外方(図2では下方)に突出されている。そして、操作部51の周縁部には、弾性変形が容易な薄肉部52によって連結されかつ第2ケース体40の蓋板部41の開口部42に密着して内部に突入されるスカート部53が一体に形成されている。さらに、スカート部53の周縁部には、第1ケース体11の縦壁部13の先端縁に弾性変形して密接するシール部55が弾性変形可能に延出されている。
さて、スイッチケース10の縦壁部には、収納室を外部に連通する通気孔18が形成され、スイッチケース10の縦壁部の外面より奥まった部分には、通気孔18を通気可能に塞ぐ防水通気膜60が貼り付けられている。
この実施例1において、第1ケース体11の縦壁部13には、収納室を外部に連通する通気孔18が形成されている。
そして、第1ケース体11の縦壁部13の外面には、その通気孔18の外側開口部の回りに座部13bが凹設され、その座部13bには、通気孔18を通気可能に塞ぐ防水・防塵性及び通気性を有する防水通気膜60が両面接着テープ61によって貼り付けられている。なお、防水・防塵性及び通気性を有する防水通気膜60としては、例えば、日東電工株式会社製造の総称ミクロテックスと呼ばれている四ふっ化エチレン樹脂多孔質膜が知られている。
この実施例1において、第1ケース体11の縦壁部13には、収納室を外部に連通する通気孔18が形成されている。
そして、第1ケース体11の縦壁部13の外面には、その通気孔18の外側開口部の回りに座部13bが凹設され、その座部13bには、通気孔18を通気可能に塞ぐ防水・防塵性及び通気性を有する防水通気膜60が両面接着テープ61によって貼り付けられている。なお、防水・防塵性及び通気性を有する防水通気膜60としては、例えば、日東電工株式会社製造の総称ミクロテックスと呼ばれている四ふっ化エチレン樹脂多孔質膜が知られている。
一方、第2ケース体40の縦壁部43には、通気孔18に対応する防水通気膜60の通気領域60aを塞ぐことがないように開口孔46を有しかつ防水通気膜60の外側に配置される保護カバー部45が形成されている。しかも、図3に示すように、保護カバー部45は、防水通気膜60の外側面に接近して設けられ、これによって防水通気膜60の不測の剥がれを防止するようにいなっている。
また、図1と図3に示すように、保護カバー部45の開口孔46は、通気孔18に対向する部分から縦壁部43の下部にわたって長く形成され、これによって、防水通気膜60の通気領域60aに対応する部分に水が留まることがないようになっている。
また、図1と図3に示すように、保護カバー部45の開口孔46は、通気孔18に対向する部分から縦壁部43の下部にわたって長く形成され、これによって、防水通気膜60の通気領域60aに対応する部分に水が留まることがないようになっている。
また、第1ケース体11の縦壁部13の外側面には、少なくとも第2ケース体40の保護カバー部45の先端面に向けて張り出す水除け用張出部15が形成されている。
この実施例1において、第1ケース体11の縦壁部13の外側面の全周において、第2ケース体40の縦壁部43及び保護カバー部45の先端面に向けて張り出す水除け用張出部15が形成されている。そして、水除け用張出部15によって、第1ケース体11の縦壁部13と第2ケース体40の縦壁部43との間の隙間が覆われるようになっている。
この実施例1において、第1ケース体11の縦壁部13の外側面の全周において、第2ケース体40の縦壁部43及び保護カバー部45の先端面に向けて張り出す水除け用張出部15が形成されている。そして、水除け用張出部15によって、第1ケース体11の縦壁部13と第2ケース体40の縦壁部43との間の隙間が覆われるようになっている。
この実施例1に係る車両用防水スイッチは上述したように構成される。
したがって、スイッチケース10の一側、すなわち、第2ケース体40の蓋板部41に設けられた防水カバー体50の操作部51を押圧することで、作動体30が作動され、その作動体30の芯軸部33の押圧部34によって可動接点20が弾性変形されて固定接点17に接触される。これによってスイッチONの状態となり、例えば、バックドアが開放される。
したがって、スイッチケース10の一側、すなわち、第2ケース体40の蓋板部41に設けられた防水カバー体50の操作部51を押圧することで、作動体30が作動され、その作動体30の芯軸部33の押圧部34によって可動接点20が弾性変形されて固定接点17に接触される。これによってスイッチONの状態となり、例えば、バックドアが開放される。
さて、スイッチケース10の縦壁部、この実施例1では第1ケース体11の縦壁部13に、通気孔18が形成され、その通気孔18を通気可能に塞ぐ防水通気膜60が、スイッチケース10の縦壁部の外面より奥まった部分、この実施例1では第1ケース体11の縦壁部13の外面の座部13bに貼り付けられている。
一方、第2ケース体40の縦壁部43には、通気孔18に対応する防水通気膜60の通気領域60aを塞ぐことがないように同防水通気膜60の外側に位置して保護カバー部45が形成されている。
このため、車両用防水スイッチの運搬や組み付けの際、作業者の手などが防水通気膜60に触れ難くなる。これによって防水通気膜60に塵や油脂分が付着することを防止することができる。
また、防水通気膜60に水なども掛かり難く、仮に、水が掛かったとしても、その水は防水通気膜60の下方に流れ落ちる。このため、水の留まりを防止することができる。
一方、第2ケース体40の縦壁部43には、通気孔18に対応する防水通気膜60の通気領域60aを塞ぐことがないように同防水通気膜60の外側に位置して保護カバー部45が形成されている。
このため、車両用防水スイッチの運搬や組み付けの際、作業者の手などが防水通気膜60に触れ難くなる。これによって防水通気膜60に塵や油脂分が付着することを防止することができる。
また、防水通気膜60に水なども掛かり難く、仮に、水が掛かったとしても、その水は防水通気膜60の下方に流れ落ちる。このため、水の留まりを防止することができる。
また、この実施例1において、防水通気膜60の外側面に接近して設けられた保護カバー部45によって防水通気膜60の不測の剥がれを防止することができる。
また、第1ケース体11の縦壁部13には、少なくとも第2ケース体40の保護カバー部45の先端面に向けて張り出す水除け用張出部15が形成されているため、第1ケース体11の縦壁部13と保護カバー部45との間の隙間に水や塵などが浸入することを防止することができる。
また、第1ケース体11の縦壁部13には、少なくとも第2ケース体40の保護カバー部45の先端面に向けて張り出す水除け用張出部15が形成されているため、第1ケース体11の縦壁部13と保護カバー部45との間の隙間に水や塵などが浸入することを防止することができる。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではない。
例えば、前記実施例1においては、第1ケース体11の縦壁部13の外側面に防水通気膜60が貼り付けられる場合を例示したが、縦壁部13の内側面に防水通気膜60を貼り付けてもこの発明を実施することができる。
例えば、前記実施例1においては、第1ケース体11の縦壁部13の外側面に防水通気膜60が貼り付けられる場合を例示したが、縦壁部13の内側面に防水通気膜60を貼り付けてもこの発明を実施することができる。
10 スイッチケース
11 第1ケース体
13 縦壁部
15 水除け用張出部
17 固定接点
18 通気孔
20 可動接点
30 作動体
40 第2ケース体
43 縦壁部
45 保護カバー部
50 防水カバー体
60 防水通気膜
61 両面接着テープ
11 第1ケース体
13 縦壁部
15 水除け用張出部
17 固定接点
18 通気孔
20 可動接点
30 作動体
40 第2ケース体
43 縦壁部
45 保護カバー部
50 防水カバー体
60 防水通気膜
61 両面接着テープ
Claims (4)
- スイッチケースの一側に設けられた防水カバー体の操作部を押圧することで、前記スイッチケースの収納室内に配設された作動体を作動して固接点に対し可動接点を接触させる車両用防水スイッチであって、
前記スイッチケースの縦壁部には、前記収納室を外部に連通する通気孔が形成され、
前記通気孔を通気可能に塞ぐ防水通気膜が前記スイッチケースの縦壁部の外面より奥まった部分に貼り付けられていることを特徴とする車両用防水スイッチ。 - 請求項1に記載の車両用防水スイッチであって、
前記スイッチケースは、第1ケース体と、同第1ケース体の外側に嵌込まれて結合される第2ケース体を備え、
前記第1ケース体の縦壁部には、収納室を外部に連通する通気孔が形成され、
前記第1ケース体の縦壁部の外面には、前記通気孔を通気可能に塞ぐ防水通気膜が貼り付けられる一方、
前記第2ケース体の縦壁部には、前記通気孔に対応する前記防水通気膜の通気領域を塞ぐことがないように同防水通気膜の外側に配置される保護カバー部が形成されていることを特徴とする車両用防水スイッチ。 - 請求項2に記載の車両用防水スイッチであって、
保護カバー部は、防水通気膜の外側面に接近して設けられていることを特徴とする車両用防水スイッチ。 - 請求項2又は3に記載の車両用防水スイッチであって、
第1ケース体の縦壁部には、少なくとも第2ケース体の保護カバー部の先端面に向けて張り出す水除け用張出部が形成されていることを特徴とする車両用防水スイッチ。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009238472A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Honda Motor Co Ltd | スイッチ装置 |
JP2011146197A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Omron Corp | トリガスイッチおよびこれを用いた電動工具 |
JP6130528B1 (ja) * | 2016-01-25 | 2017-05-17 | ▲チョ▼錦雄 | 音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造 |
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-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004161000A patent/JP2005340128A/ja active Pending
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