JP2004529039A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 容器の開口に用いる封止部材であって、該封止部材が前記開口を塞ぐ閉位置と開口から間隔を置いた開位置との間で動くようになされた容器の開口に用いる封止部材において、
   前記封止部材が、或る材料からモールド成形された概ね剛性の大きな第１部分を有する、前記容器に取着するための胴部を含み、また
   前記剛性の大きな第１部分上に、或る材料によりモールド成形され、かつ前記第１部分に接合された第２部分を含み、該第２部分が前記封止部材の外周縁部を形成している、容器の開口に用いる封止部材。
2. 使用者が封止部材を掴む際に、前記第２部分が、使用者の指の少なくとも１本が接触する外側領域をなしている請求項１に記載された容器の開口に用いる封止部材。
3. 前記封止部材が、前記容器から完全に取外すことができるように、前記容器に該封止部材を結合する部材から自由な別体構造体である請求項１または請求項１３に記載された容器の開口に用いる封止部材。
4. 前記剛性の大きな第１部分が外側と内側とを有し、
   前記第２部分が、また前記剛性の大きな第１部分を貫通し前記外側から前記内側へ延びる少なくとも１つの分岐部分と、内側部分とを含み、該内側部分が、前記分岐部分から前記内側に沿って延在し、前記封止部材が前記閉位置にある時に、前記内側部分が、前記開口の周囲で前記容器に密封係合するためのシールを形成する請求項１または請求項１３に記載された容器の開口に用いる封止部材。
5. 前記剛性の大きな第１部分が熱可塑性材料でモールド成形され、かつ
   前記第２部分がゴムを基材とした熱可塑性エラストマーでモールド成形されて成る請求項１または請求項１３に記載された容器の開口に用いる封止部材。
6. 前記剛性の大きな第１部分と前記第２部分とが同一材料でモールド成形されて成る請求項１に記載された容器の開口に用いる封止部材。
7. 前記第２部分が、前記剛性の大きな第１部分の色とは異なる色を有する請求項１または請求項１３に記載された容器の開口に用いる封止部材。
8. 前記剛性の大きな第１部分が、該第１部分の表面にモールド成形された表面輪郭を含む請求項１に記載された容器の開口に用いる封止部材。
9. 前記封止部材が、頂壁部分と、頂壁部分周部に垂下するスカート部分とを含む請求項１に記載された容器の開口に用いる封止部材。
10. 前記第２部分が、前記剛性の大きな第１部分の少なくとも前記スカート部分にモールド成形されて成る請求項９または請求項１３に記載された容器の開口に用いる封止部材。
11. 前記スカート部分が、前記容器に設けた雄ねじと螺合する対応雌ねじを有する請求項９または請求項１３に記載された容器の開口に用いる封止部材。
12. 前記第２部分が熱可塑性エラストマーで成形され、
    前記頂壁部分が内面を含み、該内面が、前記容器開口に面し、かつ前記スカート部分により取囲まれており、
    前記封止部材が、さらに、概ね環状の部材を含み、該部材が、前記剛性の大きな第１部分の内面に前記スカート部分に隣接して熱可塑性エラストマーにより第３部分として成形されることで、前記開口周囲の前記容器部分に密封係合するためのシールを形成する請求項９または請求項１３に記載された容器の開口に用いる封止部材。
13. 前記胴部が第１材料でモールド成形され、
    前記第２部分が、前記第１材料よりも軟質の第２材料でモールド成形され、
    前記胴部が、頂壁部分と、該頂壁部分の周縁から垂下するスカートとを有し、
    使用者が封止部材を掴む際に、使用者の指の少なくとも１本が接触する外側領域を、前記第２部分が形成しており、
    前記外側領域が、前記頂壁部分に隣接する前記胴部スカート部分周面に、少なくとも交互に幅狭部分と幅広部分とを含み、該幅広部分が、それぞれ前記頂壁部分から胴部スカート上を幅狭部分よりも下方位置まで延びて、前記第１材料の露出面領域とは別の指接触領域をなし、前記第１材料の前記露出面領域には、外方へ突出したリブが形成され、該リブが、容器に封止部材を取付ける自動蓋締め機と係合できるようになっている請求項１に記載された容器の開口に用いる封止部材。