JP2017134905A - 音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、前述の段差はスイッチの体積が極めて小さいため、押圧の手応えも限られ、感覚フィードバック効果に事実上限界があった。また、感覚フィードバックには部材を増設させる必要があり、そうすると、スイッチの体積が大幅に増加してしまい、スイッチの配置にとって不利であった。そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に到った。
本発明の好ましい実施形態に係る音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造1を図1から図5に示す。
本発明のスイッチ構造1は、ベース2と、下押しモジュール3と、端子ユニット4と、干渉用弾性板5と、ハウジング6とを備える。ベース2内には外に開放される収納空間20が形成される。好ましい本実施形態において、ベース2はガラス繊維の成分を有し、且つベース2の底部は回路基板(図示せず)に接続し、スイッチ構造1の電気信号が前記回路基板により応用される製品に伝送される。端子ユニット4は収納空間20に内設されると共に内壁部22に近接され、端子ユニット4は1対の端子41及び端子42を含み、そのピンはベース2の底部25の外に穿通され、前記回路基板に電気的に接続し、前記1対の端子41及び端子42の端子板43の固定に用いられる。
第一壁体31及び第二壁体32は収納空間20内に位置し、且つ第一壁体31は本体30の一側から内に凹むように成形されると共にベース2と相互に対向する内壁部21に第一空間201が間隔をあけて形成される。第二壁体32は本体30の他側から内に凹むように成形されると共にベース2と相互に対向する他の内壁部22に第二空間202が間隔をあけて形成される。導通素子34は金属材質で製造され、第二壁体32に固設されると共に第二空間202内に位置する(図5参照)。
本体30の外周面には外に向けて突出する位置限定凸部331が更に形成され、ベース2の収納空間20の内周面に密接して、本体30のベース2内での横方向の定位を制限する。このほか、本体30の内部には、本体30の底部及び上部に穿通される中空部301を有する。ベース2の底部25には中空部301に対応する位置決め台座23が凸設され、本体30は中空部301を経て位置決め台座23に沿って外に滑動する。
具体的には、支持アーム51は上端部511及び下端部512を更に含み、下端部512の一端はベース2に固定されると共に第一壁体31の方向に向けて傾斜し、上端部511は下端部512の他端から延伸すると共にベース2の第一壁体31に対向する内壁部21に向けて傾斜し、上端部511、下端部512及びベース2の内壁部21がバッファ空間203を共に形成する。換言すれば、上端部511及び下端部512が弓字型に近似する形状を共に構成し、支持アーム51の上下の二端は本体30が押されていない場合、内壁部21に当接する。
上端部511の長さは下端部512の長さより長く、且つ上端部511の縦方向の断面の長さは干渉アーム53の縦方向の断面の長さより長く、干渉用弾性板5の変形及び跳ね返りに利する(詳細は後述する)。このほか、干渉アーム53の末端は更に分割されると共に2つの当接部531が延伸して形成され、圧力を受けて、干渉用弾性板5を連動させて変移させるために用いられる(詳細は後述する)。
使用時には、前記下押しモジュール3の本体30が押され、弾性部材35が圧力を受けて変形し、本体30がベース2の底部25に向けて変移し、第一壁体31が当接部531に接触する(図6参照)。
持続的に押されると、第一壁体31が当接部531に当接し、干渉アーム53及び支持アーム51が変形し、且つ第一壁体31に向けて変移され(図7参照)、更に感覚フィードバックを使用者に与える。また、導通素子34は第二壁体32の移動に従って端子ユニット4の前記1対の端子41及び端子42に接触し、スイッチ構造1が導通される(図7及び図8参照)。
第一壁体31が持続的に変移すると、当接部531が第一壁体31の外表面に当接し(図8参照)、その後、干渉用弾性板5の変形により、当接部531が第一壁体31に当接すると共に上に向けて移動し、支持アーム51の他端が自動的に第一壁体31とは反対の方向に向けて跳ね返ると共にベース2の内壁部21に衝突して音を発生させ(図9参照)、使用者更にスイッチが導通されたことを確実に知らせる。
前記バッファ空間203により支持アーム51の前記端及び内壁部21が局部的な衝突を形成させる際に、衝突音が増強される。下押しモジュール3に対する押圧が一旦解除されると、弾性部材35の受力が消失して原状が回復され、且つ本体30が上に向けて押圧される前の位置まで移動する。同時に、干渉用弾性板5も図5に示す位置まで回復する。
2 ベース
20 収納空間
201 第一空間
202 第二空間
203 バッファ空間
21、22 内壁部
211 穿通溝
23 位置決め台座
24 嵌合部
25 底部
3 下押しモジュール
30 本体
301 中空部
31 第一壁体
32 第二壁体
33 下押し部
331 位置限定凸部
34 導通素子
35 弾性部材
36 蓋部
4 端子ユニット
41、42 端子
43 端子板
5 干渉用弾性板
51 支持アーム
511 上端部
512 下端部
52 曲げ部
53 干渉アーム
531 当接部
6 ハウジング
60 穴
61、62 固定板
611 貫通孔
63 係合部
7 発光ユニット
70 載置部
71 発光ダイオード
Claims (10)
- 内部には外に開放される収納空間が形成されるベースと、
前記ベースの収納空間に内設される端子ユニットと、
本体と、一端が前記本体に当接し、他端が前記ベースに当接する少なくとも1つの弾性部材と、導通素子とで構成され、前記本体は前記ベースの収納空間に可動に連結されると共に第一壁体と、第二壁体と、下押し部とを具備し、一部分が前記収納空間に露出し、前記第一壁体及び第二壁体は前記ベースの収納空間内に位置し、且つ前記第一壁体及び前記ベースが互いに対向する内壁部に第一空間が間隔をあけて形成され、前記第二壁体及び前記ベースが互いに対向する他の内壁部に第二空間が間隔をあけて形成され、前記導通素子は前記第二壁体に固設されると共に前記第二空間内に位置する下押しモジュールと、
支持アーム及び前記支持アームから延伸する干渉アームからなり、前記支持アームの一端は前記ベースに固定されると共に前記第一空間内に位置し、前記干渉アームは前記ベースの底部に向けて傾斜し、且つ前記干渉アームの前記支持アームから離れる一端には当接部を有し、前記本体の下押し部が押されると、前記第一壁体が前記ベースの底部に向けて変移すると共に前記当接部に当接し、前記干渉アーム及び支持アームが変形すると共に前記第一壁体に向けて変移し、前記第一壁体が持続的に変移すると、前記当接部が前記第一壁体の外表面に当接し、前記支持アームの他端が前記第一壁体とは反対の方向に跳ね返り、且つ前記ベースの内壁部に衝突して音を発生させる少なくとも1つの干渉用弾性板とを備えることを特徴とする、
音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。 - 前記干渉用弾性板の支持アームは、前記干渉アームの前記当接部に対する一端に一体成形され、前記干渉アームが前記ベースの底部に向けて傾斜し、前記当接部は前記干渉アームに一体で湾曲されると共に前記第一壁体の下方に延伸する曲げ部を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
- 前記干渉用弾性板の支持アームは上端部及び下端部を更に備え、前記下端部の一端は前記ベースに固定されると共に前記第一壁体の方向に向けて傾斜し、前記上端部は前記下端部の他端から延伸すると共に前記ベースの前記第一壁体に対向する壁部に向けて傾斜し、前記上端部、下端部及び前記ベースの内壁部がバッファ空間を共に形成し、前記支持アームが前記ベースの内壁部に衝突して発生させる音が増加することを特徴とする、請求項1に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
- 前記支持アームの上端部の長さは前記下端部の長さより長く、且つ前記上端部は縦方向の断面の長さが前記干渉アームの縦方向の断面の長さより長いことを特徴とする、請求項3に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
- 穴及び少なくとも1対の固定板を含むハウジングを更に備え、前記1対の固定板には少なくとも1つの係合部がそれぞれ設けられ、前記ベースが前記係合部に対応する箇所には嵌合部が設けられ、前記係合部に嵌合され、前記1対の固定板に設けられる少なくとも1つの貫通孔は、前記ベースの第一空間に対応して連通し、前記支持アームが前記ベースの内壁部に衝突する際に発生する音を外に向けて伝達させることを特徴とする、請求項1に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
- 前記ベースの前記第一壁体に対向する内壁部には穿通溝が設けられて、前記ベースを穿通し、前記第一壁体の内壁部に対向すると共に前記ハウジングの貫通孔に連通することを特徴とする、請求項5に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
- 前記本体の外周面には外に向けて突出する位置限定凸部が更に形成され、前記本体が変移していない場合、前記ハウジングの穴の底部に当接することを特徴とする、請求項5に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
- 前記第一壁体が前記干渉アームの当接部に当接すると、前記導通素子は前記第二壁体の移動に従って前記端子ユニットに接触し、前記スイッチ構造が導通されることを特徴とする、請求項1に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
- 前記本体の内部は中空部を有し、前記本体の底部に少なくとも穿通され、前記ベースの底部には前記中空部に対応する位置決め台座が凸設され、前記中空部は前記位置決め台座に沿って外に滑動し、且つ前記干渉用弾性板の当接部は前記本体が押されていない場合、前記位置決め台座の一側面に当接することを特徴とする、請求項1に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
- 前記位置決め台座に設置され、発光に用いられると共に発光された光は前記中空部を透光する発光ユニットを更に備えることを特徴とする、請求項9に記載の音の発生及び下押しの手応えを有するスイッチ構造。
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