JP2005339264A - ペン入力装置およびその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】PDAなど、ペンによるタッチ操作に応じて種々の情報処理動作を行うようにしたペン入力装置で、ペンの様々な使われ方に応じて装置を最適制御する。
【解決手段】ペン14のペン収納部14Aに対する収納状態とペン立て部14Bに対する収納状態とを、その各々の収納センサ14a1,14b1および収納状態センサ14a2,14b2により検出すると共に、この各センサ14a1,14a2,14b1,14b2によるペン14の収納/取り出しに伴う各検出状態を条件として、電源のON/OFFや各種アプリケーションの起動をも含む各種の装置動作を対応付けて動作登録テーブルとして登録し、装置本体に対するペン14の様々な状態を検出して、これに対応する装置動作を前記動作登録テーブルから検索することで、ペン14の状態に最適な装置動作を実行できるので、電源制御だけでなく、ユーザがこれから必要とする動作を効率よく実行させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PDA(personal digital assistant)など、ペンによるタッチ操作に応じて種々の情報処理動作を行うようにしたペン入力装置およびその制御プログラムに関する。
例えばPDAなどの携帯端末装置では、従来からペンタッチによる入力操作に従い種々の動作を実行するようにしたペン入力装置が実用されている。
このようなペン入力装置では、その入力操作用のペンは例えば装置本体の表面に窪みや穴などで設けられたペン収納部に収納されて保持され、入力操作などの必要に応じて取り出されて使用される。
このため、ペンをペン収納部に収納した状態では、これを検出して装置の電源をOFFにし、ペンを取り出した状態では、これを検出して装置の電源をONにすることで、消費電力の無駄を軽減したペン入力装置が考えられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
また、最近では、前記ペンの取り出し、ペンの収納に応じた電源のON/OFF制御だけでなく、収納されているペンの回転状態によって電源制御のパターンを選択的に設定することで、ペンを収納していても電源ONのままに維持することもできるようにしたペン入力装置も考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平05−303452号公報 特開平06−161618号公報 特開平11−066011号公報
しかしながら、前記従来のペン入力装置にあっては、ペンの収納、取り出し、そして収納時の回転状態に応じて、何れも何らかの電源制御を行うものであるが、このペンの状態に応じた電源制御だけでは、ペンの様々な使われ方に応じて装置を最適制御することはできない。
本発明は、前記のような課題に鑑みなされたもので、ペンの様々な使われ方に応じて装置を最適制御することが可能になるペン入力装置及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1(請求項11)に記載のペン入力装置(ペン入力制御プログラム)では、ペン収納部に収納されたペンの複数の収納状態を検出する収納状態検出手段と、前記ペンのペン収納部に対する複数の収納状態の各々に対応付けて実行すべき動作内容を記憶する動作内容記憶手段とを備え、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が変化した場合に、当該収納状態検出手段によるペンの収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする。
これによれば、ペン収納部に対するペンの収納状態の変化に応じて最適な装置動作が実行されることになる。
本発明の請求項2に記載のペン入力装置では、前記請求項1に記載のペン入力装置にあって、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部からの取り出しに伴い変化した場合に、前記収納状態検出手段によるペンの取り出し直前の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする。
これによれば、ペン収納部からのペンの取り出しに伴うその取り出し直前のペン収納状態に応じて最適な装置動作が実行されることになる。
本発明の請求項3に記載のペン入力装置では、前記請求項1に記載のペン入力装置であって、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部に対する収納に伴い変化した場合に、前記収納状態検出手段によるペンの収納後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする。
これによれば、ペン収納部に対するペンの収納に伴うその収納直後のペン収納状態に応じて最適な装置動作が実行されることになる。
本発明の請求項4に記載のペン入力装置では、前記請求項1に記載のペン入力装置にあって、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部内における動きに伴い変化した場合に、前記収納状態検出手段によるペンの動きの前後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする。
これによれば、ペン収納部内でのペンの動きに伴うその動きの前後のペン収納状態に応じて最適な装置動作が実行されることになる。
本発明の請求項5に記載のペン入力装置では、前記請求項1に記載のペン入力装置にあって、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部からの取り出しに伴い変化した場合には、前記収納状態検出手段によるペンの取り出し直前の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索してその動作を実行し、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部に対する収納に伴い変化した場合には、前記収納状態検出手段によるペンの収納後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索してその動作を実行することを特徴とする。
これによれば、ペン収納部からのペンの取り出しに伴うその取り出し直前のペン収納状態や同ペン収納部に対するペンの収納に伴うその収納直後のペン収納状態に応じてそれぞれ最適な装置動作が実行されることになる。
本発明の請求項6に記載のペン入力装置では、前記請求項1に記載のペン入力装置にあって、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部からの取り出しに伴い変化した場合には、前記収納状態検出手段によるペンの取り出し直前の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索してその動作を実行し、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部に対する収納に伴い変化した場合には、前記収納状態検出手段によるペンの収納後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索してその動作を実行し、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部内における動きに伴い変化した場合に、前記収納状態検出手段によるペンの動きの前後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする。
これによれば、ペン収納部からのペンの取り出しに伴うその取り出し直前のペン収納状態や同ペン収納部に対するペンの収納に伴うその収納直後のペン収納状態、さらには同ペン収納部内でのペンの動きに伴うその動きの前後のペン収納状態に応じて、それぞれ最適な装置動作が実行されることになる。
本発明の請求項7に記載のペン入力装置では、前記請求項1乃至請求項6に記載のペン入力装置にあって、前記動作内容記憶手段は、前記ペンのペン収納部に対する収納状態と本装置が実行すべき動作内容とを任意に入力させる入力手段を有し、この入力手段により入力された前記ペンのペン収納部に対する収納状態と実行すべき動作内容とを対応付けた複数の組み合わせを記憶することを特徴とする。
これによれば、ペンのペン収納部に対する収納状態と本装置が実行すべき動作内容とをユーザが任意に指定入力して記憶させることができることになる。
本発明の請求項8(請求項12)に記載のペン入力装置(ペン入力制御プログラム)では、ペン収納部に収納されたペンの複数の収納状態を検出する収納状態検出手段と、本装置の動作変化の状態と前記ペンのペン収納部に対する複数の収納状態との組み合わせの各々に対応付けて実行すべき動作内容を記憶する動作内容記憶手段とを備え、本装置の動作が変化した場合に、この動作変化の状態と前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態との組み合わせに対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする。
これによれば、本装置の動作変化の状態とペン収納部に対するペンの収納状態との組み合わせに応じて最適な装置動作が実行されることになる。
本発明の請求項9に記載のペン入力装置では、前記請求項8に記載のペン入力装置にあって、前記動作内容記憶手段は、本装置の動作変化の状態と前記ペンのペン収納部に対する収納状態と本装置が実行すべき動作内容とを任意に入力させる入力手段を有し、この入力手段により入力された本装置の動作変化の状態と前記ペンのペン収納部に対する収納状態と実行すべき動作内容とを対応付けた複数の組み合わせを記憶することを特徴とする。
これによれば、本装置の動作変化の状態とペンのペン収納部に対する収納状態と本装置が実行すべき動作内容とをユーザが任意に指定入力して記憶させることができることになる。
本発明の請求項10に記載のペン入力装置では、前記請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載のペン入力装置にあって、前記ペン収納部は、装置本体に対しペンを寝かせた状態にして収納する第1のペン収納部と、ペンを立たせた状態にして収納する第2のペン収納部とを有することを特徴とする。
これによれば、装置本体に対し、ペンを寝かせた状態にして収納する第1のペン収納部とペンを立たせた状態にして収納する第2のペン収納部との各ペン収納部におけるペンの収納状態の変化に応じて最適な装置動作が実行されることになる。
本発明の請求項1(請求項11)に記載のペン入力装置(ペン入力制御プログラム)によれば、ペン収納部に対するペンの収納状態の変化に応じて最適な装置動作を実行することができる。
本発明の請求項2に記載のペン入力装置によれば、前記請求項1に記載のペン入力装置にあって、ペン収納部からのペンの取り出しに伴うその取り出し直前のペン収納状態に応じて最適な装置動作を実行することができる。
本発明の請求項3に記載のペン入力装置によれば、前記請求項1に記載のペン入力装置であって、ペン収納部に対するペンの収納に伴うその収納直後のペン収納状態に応じて最適な装置動作を実行することができる。
本発明の請求項4に記載のペン入力装置によれば、前記請求項1に記載のペン入力装置にあって、ペン収納部内でのペンの動きに伴うその動きの前後のペン収納状態に応じて最適な装置動作を実行することができる。
本発明の請求項5に記載のペン入力装置によれば、前記請求項1に記載のペン入力装置にあって、ペン収納部からのペンの取り出しに伴うその取り出し直前のペン収納状態や同ペン収納部に対するペンの収納に伴うその収納直後のペン収納状態に応じてそれぞれ最適な装置動作を実行することができる。
本発明の請求項6に記載のペン入力装置によれば、前記請求項1に記載のペン入力装置にあって、ペン収納部からのペンの取り出しに伴うその取り出し直前のペン収納状態や同ペン収納部に対するペンの収納に伴うその収納直後のペン収納状態、さらには同ペン収納部内でのペンの動きに伴うその動きの前後のペン収納状態に応じて、それぞれ最適な装置動作を実行することができる。
本発明の請求項7に記載のペン入力装置によれば、前記請求項1乃至請求項6に記載のペン入力装置にあって、ペンのペン収納部に対する収納状態と本装置が実行すべき動作内容とをユーザが任意に指定入力して記憶させることができる。
本発明の請求項8(請求項12)に記載のペン入力装置(ペン入力制御プログラム)によれば、本装置の動作変化の状態とペン収納部に対するペンの収納状態との組み合わせに応じて最適な装置動作を実行することができる。
本発明の請求項9に記載のペン入力装置によれば、前記請求項8に記載のペン入力装置にあって、本装置の動作変化の状態とペンのペン収納部に対する収納状態と本装置が実行すべき動作内容とをユーザが任意に指定入力して記憶させることができる。
本発明の請求項10に記載のペン入力装置によれば、前記請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載のペン入力装置にあって、装置本体に対し、ペンを寝かせた状態にして収納する第1のペン収納部とペンを立たせた状態にして収納する第2のペン収納部との各ペン収納部におけるペンの収納状態の変化に応じて最適な装置動作を実行することができる。
よって、ペンの様々な使われ方に応じて装置を最適制御することが可能になるペン入力装置及びその制御プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るペン入力装置を搭載した携帯端末装置10の外観構成を示す図であり、同図(A)はその正面を手前から見た斜視図、同図(B)はその右側面の部分断面図である。
この携帯端末装置10は、本体10Aの正面の略全域が表示画面となる表示部15が備えられ、この表示部15の画面上には、ペンタッチ操作による入力位置を検出するための透明のタッチパネル15aが重ねて設けられる。
そして、表示部15が備えられた装置正面の右端には、タッチ入力用のペン14の形状に対応して窪ませたペン収納部14Aが設けられ、またこのペン収納部14Aの手前側には、ペン14を立てた状態にして収納するためのペン立て部14Bが設けられる。
前記ペン収納部14A及びペン立て部14Bには、そのそれぞれにペン14が収納されたことを検出して収納検出信号を出力する収納センサ14a1および14b1が設けられると共に、当該ペン収納部14A及びペン立て部14Bに収納されたペン14の状態、とりわけペン14の収納された状態での回転方向の向きを検出して回転方向検出信号を出力する収納状態センサ14a2および14b2が設けられる。
図2は、前記携帯端末装置10のペン収納部14Aおよびペン立て部14Bに設けられた収納状態センサ14a2および14b2によるペン14の回転方向検出原理を示す図である。
すなわち、前記各収納状態センサ14a2および14b2では、ペン14の収納部壁面に沿った周方向に等間隔で何れも円周中心に向けて埋設された複数の磁力検出コイルL1,L2,L3,…により、ペン14の内部に半径方向へ向けて内蔵された反応コイルLからの反応電磁力を検出することでペン14がどのような回転方向にあって収納されているかを検出するもので、ここで、ペン14の基準の向きは、反応コイルLによって反応電磁力が発生する方向Xとされる。
図3は、前記携帯端末装置10におけるペン14の基準の向きXおよびその8等分の回転検出方向に対応させたペン表面の設定状態表記マークM1,M2,…を示す図であり、同図(A)は設定状態表記マークMnの表記例を示す図、同図(B)は8等分の回転検出方向を示す図である。
すなわち、この携帯端末装置10では、ペン収納部14Aやペン立て部14Bに収納されたペン14の回転方向を検出し、この回転方向に応じて例えば8通りの装置の状態を設定可能なもので、例えばペン14の設定状態表記マークM1「アプリA」を上にした状態で当該ペン14をペン収納部14Aから取り出すと、装置内蔵のCPU11(図4参照)はアプリケーションAを起動し、また、ペン14の設定状態表記マークM2「スタンバイ」を上にした状態で当該ペン14をペン収納部14Aに収納すると、装置10はスタンバイ状態となり、また、ペン14の設定状態表記マークM3「電源OFF」を上にした状態で当該ペン14をペン収納部14Aに収納すると、装置10は電源OFFの状態となる。
図4は、前記携帯端末装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この携帯端末装置10の電子回路は、制御部(CPU)11、記憶装置12、RAM13、ペン収納部14Aの収納センサ14a1および収納状態センサ14a2、ペン立て部14Bの収納センサ14b1および収納状態センサ14b2、表示部15、タッチパネル15a、入力部16、記憶媒体読み取り部18、伝送制御部19より構成され、バス17を介して相互に接続されている。
制御部(CPU)11は、入力部12およびタッチパネル15aからの入力信号に応じて、記憶装置12に予め記憶されている制御プログラム、あるいはROM−CARDなどの外部記憶媒体18aからカードスロットなどの記憶媒体読み取り部18を介して記憶装置12に読み込まれた携帯端末制御プログラム、あるいは外部のコンピュータ端末(プログラムサーバ21)の記憶装置22から通信ネットワーク20を経由し伝送制御部19を介して記憶装置12に読み込まれた携帯端末制御プログラムを起動させ、RAM13をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。
記憶装置12は、半導体メモリのROMやハードディスク装置HDD等で構成し、本携帯端末装置10の電源投入直後に制御部(CPU)11により読み出される前述の制御プログラムを予め格納している。
なお、この携帯端末制御プログラムには、この携帯端末装置10の各種の搭載機能であるスケジュール管理プログラムやアドレス管理プログラム、文書作成プログラムや通信プログラムなどの他に、ペン14によるタッチパネル15a上でのタッチ操作に応じたデータ入力処理や前記ペン収納部14Aおよびペン立て部14Bにおける各センサ14a1,14a2,14b1,14b2からの検出信号に応じた装置動作の状態設定処理などを行うためのペン入力制御プログラムなどが含まれる。
RAM13は、前述の制御プログラムを実行する際に制御部(CPU)11が使用するワークメモリである。
表示部15は、前記各種のプログラム動作に応じて取得されたデータを表示するための液晶などのディスプレイ装置である。
入力部16は、電源のON/OFFや装置10の初期化(リセット)などを行うための、例えば電源スイッチやリセットスイッチなどの入力装置である。
RAM13には、前記各種のプログラム制御による装置動作に応じた作業用メモリが用意されるが、本実施形態の携帯端末装置10では特に、前記ペン入力制御プログラムに従いペン14のペン収納部14Aやペン立て部14Bでの様々な収納状態に応じて装置動作を設定するための動作登録テーブル13an(図5、図6参照)が用意される。
図5は、前記携帯端末装置10のRAM13に登録されて記憶されるペン14の収納/取り出し状態に応じた動作登録テーブル(1)13a1,(2)13a2を示す図である。
図6は、前記携帯端末装置10のRAM13に登録されて記憶されるペン14の収納/取り出し状態に応じた動作登録テーブル(3)13a3,(4)13a4を示す図である。
この動作登録テーブル(n)13anは、ペン収納部14Aおよびペン立て部14Bにおけるペン14の状態変化と装置動作の内容を対応付けて登録したもの[(1)13a1〜(3)13a3]、あるいは装置状態の変化時におけるペン14の収納状態と次の装置動作の内容を対応付けて登録したもの[(4)13a4]であり、例えば図5(A)に示すように、動作登録テーブル(1)13a1では、ペン14をペン収納部14Aにその回転方向“1”〜“4”の間にして収納した際の装置動作が「電源OFF(シャットダウン)」に設定され、ペン14をペン収納部14Aにその回転方向“5”〜“8”の間にして収納した際の装置動作が「電源OFF(ハイバネーション)」に設定され、ペン14をペン立て部14Bからその回転方向“2”の状態で取り出した際の装置動作が「太字書き(赤)」に設定される。
また、例えば図5(B)に示すように、動作登録テーブル(2)13a2では、ペン14をペン収納部14Aにおいて回転方向“1”→“2”へ回転した際の装置動作の内容やペン14をペン立て部14Bにおいて回転方向“3”→“5”へ回転した際の装置動作の内容が設定される。
また、例えば図6(A)に示すように、動作登録テーブル(3)13a3では、ペン14をペン収納部14Aから取り出した際の装置動作が「電源ON&データ受信(例えばシンクロPCから)」に設定され、ペン14をペン収納部14Aに収納した際の装置動作が「データ転送(例えばシンクロPCへ)&電源OFF」に設定される。
さらに、例えば図6(B)に示すように、動作登録テーブル(4)13a4では、装置10における1つの処理動作が終了した際にペン14が検出されないときの装置動作が「実行結果表示」に設定され、また、1つの処理動作が終了した際にペン14がペン収納部14Aに回転方向“1”として収納されているときの装置動作が「ブザー鳴動」に設定され、また、外部からの着信動作があった際にペン14がペン立て部14Bに回転方向“5”として収納されているときの装置動作が「データ受信開始」などとして設定される。
次に、前記構成のペン入力装置を搭載した携帯端末装置10の動作について説明する。
図7は、前記携帯端末装置10のペン入力制御プログラムにより実行される動作登録テーブル(n)13anの登録処理を示すフローチャートである。
例えば図5(A)(B)、図6(A)で示した動作登録テーブル(1)13a1〜(3)13a3を作成登録する場合には、まず、表示画面上に選択的に表示されるペン14の検出条件として、状態変化の内容(収納または取り出し)、収納部位(ペン収納部またはペン立て部)、収納向き(“1”〜“8”)を選択入力して指定する(ステップS1)。
そして、この指定したペン14の検出条件に対応付けるべき装置動作の内容を、選択的に表示される動作内容の中から選択入力して指定する(ステップS2)。
すると、前記ステップS1にて入力指定されたペン14の検出条件と前記ステップS2にて入力指定された装置動作の内容とが対応付けられて、RAM13内の動作登録テーブル(n)13anに記憶されて登録される(ステップS3)。
この後、前記同様のペン14の検出条件の指定処理、及び装置動作の内容の指定処理を繰り返し行うことで、前記動作登録テーブル(1)13a1〜(3)13a3が作成登録される(ステップS4→S1〜S4)。
なお、動作登録テーブル(4)13a4についても、前記図7における登録処理と略同様の手順を経て、装置動作の変化状態とペン14の収納状態とを組み合わせた検出条件の指定処理、及び装置動作の内容の指定処理を繰り返し行うことで作成登録される。
図8は、前記前記携帯端末装置10のペン入力制御プログラムにより実行されるペン14の検出対応処理を示すフローチャートである。
このペン14の検出対応処理は、ペン14の収納/取り出し/収納中の回転がペン収納部14Aおよびペン立て部14Bにおける収納センサ14a1,14b1や収納状態センサ14a2,14b2によって検出されることで割り込み起動されるもので(ステップT0)、まず、収納センサ14a1,14b1や収納状態センサ14a2,14b2からの割り込みにより得られたペン14の状態変化の内容(収納または取り出し)、検出部位(ペン収納部またはペン立て部)、収納向き(“1”〜“8”)が取得される(ステップT1)。
すると、このステップT1において取得されたペン14の状態変化の内容(収納または取り出し)、検出部位(ペン収納部またはペン立て部)、収納向き(“1”〜“8”)に対応する当該ペン14の検出条件が、RAM13内に記憶された動作登録テーブル13anより検索され(ステップT2)、対応条件の有無が判断される(ステップT3)。
そして、同RAM13内に記憶された動作登録テーブル13anからペン14の状態変化の内容、検出部位、収納向きに対応する検出条件が検索されて有ると判断された場合には(ステップT3)、当該ペン14の検出条件に対応付けられて動作登録テーブル13anから検索された装置動作の内容が取得され(ステップT4)、この取得された動作の制御が実行される(ステップT5)。
例えば、RAM13内に図5(A)で示した動作登録テーブル(1)13a1が登録されている場合に、ペン収納部14Aからのペン14の取り出しがその収納センサ14a1により検出されると共に、当該取り出し直前のペン14の回転方向が“1”であることが収納状態センサ14a2により検出されると、装置電源がONされる。
続いて、ペン収納部14Aに対するペン14の収納がその収納センサ14a1により検出されると共に、当該収納されたペン14の回転方向が“5”〜“8”であることが収納状態センサ14a2により検出されると、電源OFFのハイバネーション状態にセットされる。
続いて、ペン収納部14Aからのペン14の取り出しがその収納センサ14a1により検出されると共に、当該取り出し直前のペン14の回転方向が“2”であることが収納状態センサ14a2により検出されると、記憶装置12に記憶されているアプリケーションプログラムA(例えば文書作成処理)が起動される。
この後、ペン立て部14Bからのペン14の取り出しがその収納センサ14b1により検出されると共に、当該取り出し直前のペン14の回転方向が“1”であることが収納状態センサ14b2により検出されると、ペン14による手書き入力処理伴うペン入力軌跡の幅および表示色が細書きの黒色に設定される。
そして、ペン収納部14Aに対するペン14の収納がその収納センサ14a1により検出されると共に、当該収納されたペン14の回転方向が“1”〜“4”であることが収納状態センサ14a2により検出されると、電源OFF(シャットダウン)の状態にセットされる。
一方、例えばRAM13内に図6(B)で示した動作登録テーブル(4)13a4が登録されている場合に、例えばシンクロPCからのデータ受信処理など、ある1つの処理動作が終了した際に、ペン14がペン収納部14Aに収納されていることがその収納センサ14a1により検出されると共に、当該ペン14の回転方向が“2”であることが収納状態センサ14a2により検出されると、前記データ受信されたデータはRAM13に記憶され電源OFFにセットされる。
また、電送制御部19を介して外部の通信ネットワーク20から着信動作があった場合に、ペン14がペン収納部14Aに収納されていることがその収納センサ14a1により検出されると共に、当該ペン14の回転方向が“3”であることが収納状態センサ14a2により検出されると、着信相手に対して「ビジー応答」が行われる。
なお、図7における登録処理によって登録された設定内容の異なる各動作登録テーブル(1)13a1〜(4)13a4のうち何れのテーブルを用いるかは、ユーザにより必要に応じて適宜選択設定される。
したがって、前記構成の携帯端末装置10によるペン入力機能によれば、ペン14のペン収納部14Aに対する収納状態とペン立て部14Bに対する収納状態とを、そのそれぞれの収納センサ14a1,14b1および収納状態センサ14a2,14b2により検出すると共に、この各センサ14a1,14a2,14b1,14b2によるペン14の収納/取り出しに伴う各検出状態を条件として、電源のON/OFFや各種アプリケーションの起動をも含む各種の装置動作を対応付けて動作登録テーブル13anとして登録し、装置本体に対するペン14の様々な状態を検出して、これに対応する装置動作を前記動作登録テーブル13anから検索することで、ペン14の状態に最適な装置動作を実行できるので、電源制御だけでなく、ユーザがこれから必要とする動作を効率よく実行させることができる。
また、前記構成の携帯端末装置10によるペン入力機能によれば、装置における処理の終了時などの装置自体の状態変化時におけるペン14の収納状態を検出条件として、各種の装置動作を対応付けた動作登録テーブル(4)13a4も登録することができ、装置の状態変化に起因してユーザがこれから必要とする動作も効率よく実行させることができる。
さらに、前記構成の携帯端末装置10によるペン入力機能によれば、ペン14のペン収納部14Aおよびペン立て部14Bに対する収納状態は、当該ペン14の収納時における回転方向の向きと、取り出し直前の回転方向の向きとして検出され、そのそれぞれの検出状態に最適な装置動作を設定できるので、より細かく多様なペン14の検出状態を条件として最適且つ多様な装置動作を効率よく実行させることができる。
なお、前記実施形態では、ペン14の収納状態での回転方向を検出するのに、ペン14に内蔵された反応コイルLとペン収納部14Aやペン立て部14Bに埋設された複数の検出コイルL1,L2,…とによって電磁的に検出する構成としたが、例えば図9(A)に示すように、ペン14の検出すべき回転方向を90度ずつの4方向(1)〜(4)とし、図9(B)に示すように、当該ペン14の頭部を回転4方向でそれぞれ異なる形状m1〜m4として検出することで、収納時の回転方向がm1である場合には黒色の太線、m2である場合には黒色の細線、m3である場合には赤色の太線、m4である場合には赤色の細線などとして装置動作を設定する構成としてもよい。
この場合、ペン14の頭部に形成した4方向の異なる形状m1〜m4は、図10に示すように、例えばペン収納部14Aの側部に合わせて設けた赤外線の送受光部からなる形状センサ14msにより検出する構成としてもよい。
図9は、前記携帯端末装置10においてペン14の回転方向を4方向として検出し手書き入力の表示色および線幅の動作設定を行う場合のペン形状を示す図である。
図10は、前記図9における回転4方向を異なる形状にしたペン14の収納状態を検出するためのペン収納部14Aの構成を示す図である。
また、前記各実施形態では、ペン14の収納状態の種類は、当該ペン14の回転方向を検出することにより行う構成としたが、図11に示すように、ペン14をペン収納部14A内で長さ方向Yにスライド可能とし、このペン14の収納部14A内のスライド位置をその側部に沿って設けた複数のペン位置センサ14s1〜14s4により検出する構成としてもよい。
図11は、前記携帯端末装置10においてペン14の収納部14Aにおけるスライド位置を検出するためのペン位置センサ14s1〜14s4の配置構成を示す図である。
なお、前記各実施形態において記載した携帯端末装置10のペン入力機能による各処理の手法、すなわち、図7のフローチャートに示す動作登録テーブル(n)13anの登録処理、図8のフローチャートに示すペン14の検出対応処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体18aに格納して配布することができる。そして、ペン入力機能を備えた種々のコンピュータ端末は、この外部記録媒体18aに記憶されたプログラムを記憶媒体読取部18によって記憶装置12に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したペン14の状態検出による動作設定機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)20上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)20に接続されたコンピュータ端末(プログラムサーバ21)の記憶装置22から前記のプログラムデータを取り込み、前述したペン14の状態検出による動作設定機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の実施形態に係るペン入力装置を搭載した携帯端末装置10の外観構成を示す図であり、同図(A)はその正面を手前から見た斜視図、同図(B)はその右側面の部分断面図。 前記携帯端末装置10のペン収納部14Aおよびペン立て部14Bに設けられた収納状態センサ14a2および14b2によるペン14の回転方向検出原理を示す図。 前記携帯端末装置10におけるペン14の基準の向きXおよびその8等分の回転検出方向に対応させたペン表面の設定状態表記マークM1,M2,…を示す図であり、同図(A)は設定状態表記マークMnの表記例を示す図、同図(B)は8等分の回転検出方向を示す図。 前記携帯端末装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記携帯端末装置10のRAM13に登録されて記憶されるペン14の収納/取り出し状態に応じた動作登録テーブル(1)13a1,(2)13a2を示す図。 前記携帯端末装置10のRAM13に登録されて記憶されるペン14の収納/取り出し状態に応じた動作登録テーブル(3)13a3,(4)13a4を示す図。 前記携帯端末装置10のペン入力制御プログラムにより実行される動作登録テーブル(n)13anの登録処理を示すフローチャート。 前記前記携帯端末装置10のペン入力制御プログラムにより実行されるペン14の検出対応処理を示すフローチャート。 前記携帯端末装置10においてペン14の回転方向を4方向として検出し手書き入力の表示色および線幅の動作設定を行う場合のペン形状を示す図。 前記図9における回転4方向を異なる形状にしたペン14の収納状態を検出するためのペン収納部14Aの構成を示す図。 前記携帯端末装置10においてペン14の収納部14Aにおけるスライド位置を検出するためのペン位置センサ14s1〜14s4の配置構成を示す図。
符号の説明
10 …携帯端末装置
10A…装置本体
11 …CPU
12 …記憶装置
13 …RAM
13a1〜13a4…動作登録テーブル(1)〜(4)
14A…ペン収納部
14B…ペン立て部
14a1,14b1…収納センサ
14a2,14b2…収納状態センサ
14ms…形状センサ
14s1〜14s4…ペン位置センサ
15 …表示部
15a…タッチパネル
16 …入力部
17 …バス
18 …記憶媒体読み取り部
18a…外部記憶媒体
19 …電送制御部
20 …通信ネットワーク(インターネット)
21 …プログラムサーバ
22 …サーバ記憶装置
L1〜L3…検出コイル
L …反応コイル
M1〜M3…設定状態表記マーク

Claims (12)

  1. ペンによる入力位置を検出するペン入力用パネル部と、ペンを収納するペン収納部とが設けられたペン入力装置であって、
    前記ペン収納部に収納されたペンの複数の収納状態を検出する収納状態検出手段と、
    前記ペンのペン収納部に対する複数の収納状態の各々に対応付けて実行すべき動作内容を記憶する動作内容記憶手段と、
    前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が変化した場合に、当該収納状態検出手段によるペンの収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行する動作制御手段と、
    を備えたことを特徴とするペン入力装置。
  2. 前記動作制御手段は、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部からの取り出しに伴い変化した場合に、前記収納状態検出手段によるペンの取り出し直前の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。
  3. 前記動作制御手段は、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部に対する収納に伴い変化した場合に、前記収納状態検出手段によるペンの収納後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。
  4. 前記動作制御手段は、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部内における動きに伴い変化した場合に、前記収納状態検出手段によるペンの動きの前後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。
  5. 前記動作制御手段は、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部からの取り出しに伴い変化した場合には、前記収納状態検出手段によるペンの取り出し直前の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索してその動作を実行し、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部に対する収納に伴い変化した場合には、前記収納状態検出手段によるペンの収納後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索してその動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。
  6. 前記動作制御手段は、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部からの取り出しに伴い変化した場合には、前記収納状態検出手段によるペンの取り出し直前の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索してその動作を実行し、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部に対する収納に伴い変化した場合には、前記収納状態検出手段によるペンの収納後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索してその動作を実行し、前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が当該ペンのペン収納部内における動きに伴い変化した場合に、前記収納状態検出手段によるペンの動きの前後の収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。
  7. 前記動作内容記憶手段は、前記ペンのペン収納部に対する収納状態と本装置が実行すべき動作内容とを任意に入力させる入力手段を有し、この入力手段により入力された前記ペンのペン収納部に対する収納状態と実行すべき動作内容とを対応付けた複数の組み合わせを記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載のペン入力装置。
  8. ペンによる入力位置を検出するペン入力用パネル部と、ペンを収納するペン収納部とが設けられたペン入力装置であって、
    前記ペン収納部に収納されたペンの複数の収納状態を検出する収納状態検出手段と、
    本装置の動作変化の状態と前記ペンのペン収納部に対する複数の収納状態との組み合わせの各々に対応付けて実行すべき動作内容を記憶する動作内容記憶手段と、
    本装置の動作が変化した場合に、この動作変化の状態と前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態との組み合わせに対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行する動作制御手段と、
    を備えたことを特徴とするペン入力装置。
  9. 前記動作内容記憶手段は、本装置の動作変化の状態と前記ペンのペン収納部に対する収納状態と本装置が実行すべき動作内容とを任意に入力させる入力手段を有し、この入力手段により入力された本装置の動作変化の状態と前記ペンのペン収納部に対する収納状態と実行すべき動作内容とを対応付けた複数の組み合わせを記憶することを特徴とする請求項8に記載のペン入力装置。
  10. 前記ペン収納部は、装置本体に対しペンを寝かせた状態にして収納する第1のペン収納部と、ペンを立たせた状態にして収納する第2のペン収納部とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載のペン入力装置。
  11. ペンによる入力位置を検出するペン入力用パネル部と、ペンを収納するペン収納部とが設けられたペン入力装置のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記ペン収納部に収納されたペンの複数の収納状態を検出する収納状態検出手段、
    前記ペンのペン収納部に対する複数の収納状態の各々に対応付けて実行すべき動作内容を記憶する動作内容記憶手段、
    前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態が変化した場合に、当該収納状態検出手段によるペンの収納状態の検出結果に対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行する動作制御手段、
    として機能させるようにしたペン入力制御プログラム。
  12. ペンによる入力位置を検出するペン入力用パネル部と、ペンを収納するペン収納部とが設けられたペン入力装置のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記ペン収納部に収納されたペンの複数の収納状態を検出する収納状態検出手段、
    本装置の動作変化の状態と前記ペンのペン収納部に対する複数の収納状態との組み合わせの各々に対応付けて実行すべき動作内容を記憶する動作内容記憶手段、
    本装置の動作が変化した場合に、この動作変化の状態と前記収納状態検出手段により検出されるペンの収納状態との組み合わせに対応付けられて前記動作内容記憶手段により記憶されている実行すべき動作内容を検索しその動作を実行する動作制御手段、
    として機能させるようにしたペン入力制御プログラム。
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