JP2005338525A - 電子写真印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
用紙サイズ又は用紙連量切り替え前後の印刷モードがFace Down印刷時に用紙ジャムを発生しない信頼性の高い電子写真印刷装置を提供する。
【解決手段】
用紙サイズ又は用紙連量切り替え時にシート給送装置409から給紙する用紙間隔を所定期間空け、用紙搬送路を切り替えるゲート部材411近傍で用紙サイズ又は用紙連量が異なる用紙がすれ違うのを防ぐことにより、用紙サイズ切り替え前後又は用紙連量切り替え前後の用紙の衝突を防ぎ、用紙ジャムを発生させない。
【選択図】図1
用紙サイズ又は用紙連量切り替え前後の印刷モードがFace Down印刷時に用紙ジャムを発生しない信頼性の高い電子写真印刷装置を提供する。
【解決手段】
用紙サイズ又は用紙連量切り替え時にシート給送装置409から給紙する用紙間隔を所定期間空け、用紙搬送路を切り替えるゲート部材411近傍で用紙サイズ又は用紙連量が異なる用紙がすれ違うのを防ぐことにより、用紙サイズ切り替え前後又は用紙連量切り替え前後の用紙の衝突を防ぎ、用紙ジャムを発生させない。
【選択図】図1
Description
本発明は電子写真印刷装置に係り、さらに詳しくは同装置の用紙搬送制御に関するものである。
図3は電子写真装置の一例を示す全体構成図であり、例としてレーザビームプリンタをあげている。以下、図3を用いて従来技術について説明する。
図3において409はシート給送装置であり、図の紙面に対し手前垂直方向へ引出し可能な構成となっている。シート給送装置409が所定の装着位置に押し込まれてプリンタ401本体に装填されると、図示しないセンサが各シート給送装置409の装填を検出し、図示しない昇降テーブル駆動用ギアと係合し、昇降テーブルに積載された用紙の最上面(昇降テーブル上に用紙が存在しない場合は昇降テーブル上面)が、給紙ローラ410に当接するまで昇降テーブルの上昇動作が行われる。403は感光ドラムを示し、図示しないコントローラからの信号に基づいて回転を始める。感光ドラム403が回転を開始すると、図示しないコロナ帯電器によって感光ドラム403表面が均一に帯電される。
次に帯電した感光ドラム403に、図示しない上位システムより送信される画像データに基づいたレーザ光が走査光学部402より照射され、画像信号に対応した静電潜像を形成する。静電潜像は図示しない現像装置の位置に到達するとトナーによって現像され、感光ドラム403上にトナー像として可視化される。こうして公知の電子写真プロセスにより形成されたトナー像は転写剥離装置405によりシート供給装置409から送り出されてきた用紙に転写される。
用紙上に転写されたトナーは定着装置404により、用紙上に定着される。ゲート部材411は用紙の搬送路を切り替え、定着装置404から搬送されてきた用紙をそのまま図3左方向の排出部へ搬送するか、ゲート部材411から下流の方向へ搬送するかを選択的に切り替える。ゲート部材411により図の左方向へ搬送された用紙は図示しない後段の後処理機へ排出される。ゲート部材411から下流の方向へ搬送された用紙は反転ゲート412近傍のローラより一旦下方へ引き込まれ、その後両面搬送路413へと搬送される。
ゲート部材414は、搬送路408から搬送されてきた用紙を印刷搬送路407へ送るか、両面搬送路413から搬送されてきた用紙を印刷搬送路407へ送るかを切り替える。両面搬送路413から搬送されてきた用紙はゲート部材414により再度印刷搬送路407へ搬送される。用紙は反転ゲート412により印刷されていない面が上面となっているので、前述のプロセスにより未印刷面にも印刷が行われる。こうして両面印刷された用紙はゲート部材411により図の左方向へ搬送され、図示しない後段の後処理機へ排出される。
上述した片面印刷や両面印刷には、それぞれ用紙の第二印刷面が上面に後処理機へ排出されるFace Up印刷と第二印刷面が下面に後処理機へ排出されるFace Down印刷がある。片面印刷のFace Down印刷は、印刷面が下面になるように後処理機へ排出させるため、定着装置404から搬送されてきた用紙をゲート部材411により下流方向へ搬送路を切り替え、反転ゲート412近傍のローラより一旦下方へ引き込んだ後、図示しない後段の後処理機へ排出する。同じ様に、両面印刷のFace Down印刷でも、第二印刷面が印刷されて定着装置から搬送されてきた用紙をゲート部材411により下流方向へ搬送路を切り替え、反転ゲート412近傍のローラより一旦下方へ引き込んだ後、図示しない後段の後処理機へ排出する。また、片面印刷のFace Up印刷の場合は定着装置404から搬送されてきた用紙をそのまま図の左方向の排出部へ搬送し図示しない後処理装置へ搬送される。両面印刷のFace Up印刷の場合も片面印刷のFace Up印刷と同様である。
図3に於いて、3つのシート給送装置409内にはそれぞれ用紙連量の違った用紙やサイズの異なる用紙が装填されているとする。例として、ひとつのシート給送装置409内にはA4サイズ厚紙用紙、別のシート給送装置409内にはA4サイズの薄紙用紙、さらに別のシート給送装置409内にはA3サイズの厚紙用紙が装填されている。A4サイズ厚紙が装填されているシート給送装置409からFace Down印刷後、引き続きA4サイズの薄紙用紙が装填されたシート給送装置409からFace Down印刷へと切り替えられた場合、つまり、厚紙用紙から薄紙印刷への切り替わりで、その切り替わり前後の用紙が双方共に定着装置404からゲート部材411により下流方向へ搬送路を切り替える印刷が続いたFace Down印刷の場合、これら切り替え前の最後の厚紙用紙が図示しない後段の後処理機へ搬出される際に、用紙の腰折れによりゲート部材411付近の搬送路を塞いでしまったり、次の薄紙用紙と接触してしまったりすることで、薄紙用紙がゲート部材411により下流方向へ用紙が搬送されずにジャムエラーになってしまうことがあった。また、同様の現象は用紙サイズが異なる場合にも発生し得る。
上記課題は、用紙サイズ又は用紙連量切り替え時に用紙間隔を空けることにより解決される。
本発明によれば、用紙サイズ又は用紙連量切り替え時に用紙間隔を空けることにより、用紙ジャムを発生しない信頼性の高い用紙搬送制御を備えた電子写真印刷装置を提供できる。
本発明における実施例を以下図1、図2を用いて説明する。
プリンタには、一般的に操作パネルを有しており、この操作パネルはオペレータが電子写真装置へ様々な設定行う入力部とプリンタの状態をオペレータに知らせる表示部を具備している。この機能を利用して用紙サイズや用紙の連量を設定する画面を表示させ、オペレータが使用する用紙の種類に合わせた任意の値を入力できるようにしている。これは、複数のシート給送装置それぞれの用紙サイズ、用紙連量の値を入力できるようにしている。
プリンタには、一般的に操作パネルを有しており、この操作パネルはオペレータが電子写真装置へ様々な設定行う入力部とプリンタの状態をオペレータに知らせる表示部を具備している。この機能を利用して用紙サイズや用紙の連量を設定する画面を表示させ、オペレータが使用する用紙の種類に合わせた任意の値を入力できるようにしている。これは、複数のシート給送装置それぞれの用紙サイズ、用紙連量の値を入力できるようにしている。
図1は本発明に係る用紙搬送制御のフローチャートの一例である。図1に示すように、印刷が開始され用紙が給紙された後、次の印刷データが無ければそこで印刷は終了となる。次の印刷データがあれば、用紙連量が変更になったかどうかを101で判断し、また、用紙サイズが変更になったかどうかを102で判断する。どちらかが変更になっていれば、用紙サイズ又は用紙連量切り替え時前の印刷モードがFace Down印刷であったかどうかを105で判断する。そこで前の印刷モードがFace Down印刷であれば、用紙サイズ又は用紙連量切り替え時の次の印刷モードがFace Down印刷であるかどうかを106で判断し、そこで次の印刷モードがFace Down印刷であれば用紙間隔選択処理103に移行する。上記条件に反している場合は、用紙間隔空き無し104を実行する。
次に、用紙間隔選択処理103について、図2を用いて説明する。図2は本発明に係る用紙搬送制御の用紙間隔選択処理を示すフローチャートの一例である。用紙間隔選択処理では、用紙サイズ又は用紙連量切り替え時前が両面印刷であるかどうかを201で判断し、そこで両面印刷であれば、用紙サイズまたは用紙連量が切り替わる前の用紙がショートサイズであるかを203で判断する。ここで、用紙サイズを判断する一例として、レターサイズ以下の用紙をショート用紙とし、それ以上の用紙をロングサイズとする。そこで判断した結果がショート用紙であれば例えば5枚分、ショート用紙でなければ例えば6枚分の時間を空ける処理を実行して印刷開始処理に戻り、次の用紙を給紙する。201で両面印刷でないと判断した場合は用紙サイズ又は用紙連量切り替え時前の印刷用紙がショート用紙であるかを204で判断する。判断した結果、ショート用紙であれば例えば1枚分の時間を空ける処理を実行し、ショート用紙でなければ例えば2枚分の時間を空ける処理を実行して印刷開始処理に戻り、次の用紙を給紙する。
上述した制御により、用紙サイズ又は用紙連量が切り替えられた時に前印刷データがFace Down印刷モードで次印刷データもFace Down印刷モードである場合、前印刷データが片面印刷か両面印刷かと用紙サイズによりシート給送装置から用紙サイズ又は用紙連量が切り替えられた時の次の用紙を給紙する時間を所定時間空ける。ここで、所定時間とは連続で印刷されている時の時間を用紙空き無しと定義している。例として、シート給送部から850ms周期で用紙を給紙する印刷速度70枚/分のプリンタに於いては用紙給紙後、用紙空き2枚分=2.55秒経過後に次の用紙が給紙されることを意味する。用紙サイズ又は用紙連量が切り替えられた時に前印刷データがFace Down印刷モードで次印刷データもFace Down印刷モードでない場合は、用紙間隔を空けず次の用紙を給紙する。用紙間隔を空ける場合の用紙空き枚数は、用紙サイズ又は用紙連量切り替え前の最後の用紙が図示しない後段の後処理機へ搬出される際に、用紙の腰折れによりゲート部材付近の搬送路を塞いでしまったり、次の用紙と接触してしまったりすることを防ぐために、用紙サイズ又は用紙連量切り替え前の用紙が図示されない後段の後処理機へ完全に排出され、用紙サイズ又は用紙連量切り替え前後の用紙がゲート部材で接触することが無い用紙間隔を空ける。例えば、用紙サイズ又は用紙連量が切り替えられた時に前印刷データがFace Down印刷モードで次印刷データもFace Down印刷モードである時、この前印刷データが片面印刷でA4サイズ用紙の場合は次の給紙するための時間を用紙1枚分空け、前印刷データが片面印刷でA3サイズ用紙の場合は次の給紙するための時間を用紙2枚分空け、前印刷データが両面印刷でA4サイズ用紙の場合は次の給紙するための時間を用紙5枚分空け、前印刷データが両面印刷でA3サイズ用紙の場合は次の給紙するための時間を用紙6枚分空けることにより、用紙サイズ又は用紙連量切り替え前後の用紙がゲート部材で接触しジャムエラーとなることを防ぐことが出来る信頼性の高い用紙搬送制御を提供できる。
401はプリンタ、402は走査光学部、403は感光ドラム、404は定着装置、405は転写剥離装置、406はレジストローラ、407は印刷搬送路、408は搬送路、409はシート給送装置、410は給紙ローラ、411はゲート部材、412は反転ゲート、413は両面搬送路、414はゲート部材である。
Claims (3)
- 用紙反転機構と用紙を両面搬送路へ送るか用紙排出部へ送るかを切り替えるゲート部材とを具備した電子写真印刷装置に於いて、連続印刷中にシート給送装置を切り替えることで同一用紙サイズから異なる用紙サイズに切り替わる場合、用紙の搬送間隔を所定期間空けるようにしたことを特徴とする電子写真印刷装置。
- 前記用紙の搬送間隔は、用紙サイズまたは連量切り替え前の用紙サイズと片面印刷か両面印刷かの違いにより可変するようにしたことを特徴とする、請求項1記載の電子写真印刷装置。
- 前記用紙の搬送間隔は、シート給送装置を切り替えることで同一用紙連量から異なる用紙連量に切り替える場合に、所定期間空けるようにしたことを特徴とする、請求項1記載の電子写真印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158593A JP2005338525A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | 電子写真印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158593A JP2005338525A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | 電子写真印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005338525A true JP2005338525A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35492173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004158593A Pending JP2005338525A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | 電子写真印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005338525A (ja) |
-
2004
- 2004-05-28 JP JP2004158593A patent/JP2005338525A/ja active Pending
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