JP2005336998A - 水中穿刺杆装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
軽易な労力で簡単かつ短時間に係船指標としての穿刺杆の水底への打ち込み、抜き出しができる水中穿刺杆装置を提供する。
【解決手段】
水底308の泥層に下端を穿刺埋没させ上端側を水面上に突出させて立設される杆本体12を含む水中穿刺杆装置であり、杆本体12の下端部に設けられ水面突出部12aからの長手軸周り方向回転入力により刺進する刺進体14と、杆本体の水面突出部12aに設けられ入力手段46による回転入力を受けて杆本体を長手軸周り方向回転させる回転入力受部16と、を含む。杆本体は、複数の杆本体を長手方向に脱着可能に接続して構成される。水面上からの回転入力により杆本体の下端部の刺進体が回転しながら円滑に刺進し、立設作業を簡易に短時間に終了させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、漁船や小型船舶の係船位置指標や支持用、あるいは、海苔網支持用として水底に立設し上端を水面から突設させて設置させる水中穿刺杆装置に関する。
漁船や遊漁船、その他の小型船舶は重機で陸揚して保管することなく、護岸のアンカーからロープを張って船尾の沖側に投錨した捨てアンカーと連係し、水面に浮遊させた状態で船を係船させて頻繁な使用等のために待機させる場合が多い。例えば図7は、従来のそのような水面浮遊式の係船を海辺の船溜まり部分に行う状態を示す図であり、岸壁301の水際寄りに設けられたアンカーブロック302に固定させたアンカーリング303と、係船すべき船BTの船尾沖合い側に投錨した錨304とにロープ305を張設し、これに船BTを係止させている。そして、この場合、隣接する船の舷側どうしの衝突防止や係船支持を兼ねた係船位置を示す目印のために上端を水面から突設させた長竹306を水底に刺しこんで立設させたものを指標とする場合が多い。この場合、船の舷側に立設させた長竹306にもやい綱307を周回させて掛けまわして船の位置決めが行われる。図8は、長竹306を水底308に刺しこんで立設させた状態を明示する側面図であり、図に示すように長竹306は例えば直径が25cm〜30cm程度、長さ3m〜10m程度の孟宗竹が使用され、この孟宗竹には比較的に短い間隔で多くの節部309が形成されている。
上記の従来の長竹306を用いて船の係船位置決め指標等とする場合、以下のような問題があった。(1)長竹306は下端部を斜めに切り落として先鋭化して例えば全長10m程度の長さに設定し、これを護岸から例えば10数メートル程度離れた水底308に突き刺すが、この際、例えば2艘の船が設置予定位置の水上で舷側を対向させるように近接して位置させ、この状態で長竹306を縦方向に配置させ、両側から人が支えながら上端部を下方に押さえ込む作業を行う。しかしながら、この方法では、竹の上端を手で把持して強引に下方に引下げながら下端側を水底に突き刺す作業が、大きな労力を要する上に、押し下げ方向に極めて僅かずつしか進まず、作業時間がかかっていた。したがって、これらの作業を例えば10艘ぶん行うについては20回ぶんの作業となり、労力、時間が大きな負担となっていた。(2)水底部分への打ち込み立設後、時間経過により風や波の影響などで横方向に揺さぶられて下端部が水底から抜け出し、該長竹が水面に漂流するうちに、船舶に衝突しこれを大きく損傷させて大きな物的損害を生じさせ、さらには遭難により人身事故を生じさせるおそれがあった。(3)また、沿岸の海浜などに漂着して浜辺を汚す原因となり、環境の保全、美化の点で好ましくなかった。(4)腐食により短いサイクルで新しい長竹との交換作業が必要となり、労力、時間、材料コストなどを要すると共に、作業を外部委託する場合には作業コストを要するものとなっていた。(5)特に、交換作業時に元の立設されている長竹を水底から引き抜く作業を伴うが、これが打ち込み立設時以上に大きな労力を要するものとなっていた。(6)長竹の表面にフジツボやカキ殻が付着し、さらにこれらが節部309表面に付着して大きな塊を形成し、このために、図8の状態で潮の干満移動時にもやい綱307がその部分に引っ掛かってしまい、係船中の船がいずれかに傾動状態で水に浸かって転覆する事故があった。そして、従来このような問題に対し、軽易な労力で短時間に係船指標を立設でき、腐食しにくく交換が不要で、しかもメンテナンス時にその抜き出し作業を簡単に行なえる係船指標について提案したものはなく、その出現が待望されていた。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その1つの目的は、軽易な労力で簡単かつ短時間に係船指標としての穿刺杆の水底への打ち込み、抜き出しができる水中穿刺杆装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、水底への打ち込み立設状態を確実に保持し、繰り返し揺動されても抜け出しにくい水中穿刺杆装置を提供することである。さらに、本発明の他の目的は、腐食しにくくメンテナンスが不要であり、さらに、杆本体表面への異物の付着を防止して係船時にその船の横転浸漬や、転覆事故等を生じさせることのない水中穿刺杆装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、水底308の泥層に下端を穿刺埋没させ上端側を水面上に突出させて立設される杆本体を有する水中穿刺杆装置であり、杆本体12の下端部に設けられ水面突出部12aからの長手軸400周り方向回転入力により刺進する刺進体14と、杆本体12の水面突出部12aに設けられ入力手段(46)による回転入力を受けて杆本体を長手軸周り方向回転させる回転入力受部16と、を含むことを特徴とする水中穿刺杆装置10から構成される。杆本体は水中に立てて上下方向に細長い杆部材であり、1個のみで構成してもよく2本以上の複数個を縦続方向に連結接続させて構成しても良い。円、角形、その他の任意の断面の筒形状であるとよい。刺進退4は、立体円錐形、その円錐面に種々のあるいは複数の突起を形成したもの、あるいはその他の任意の先端先鋭化した形状のものがよい。より好ましくは、スパイラル状に旋回する刃体を有する構造のものであると回転入力による刺進退を軽い操作で円滑に行わせる点で有利である。杆本体は棒状の中実体でもよいが、中空として重心位置の設定や浮力を持たせうるような構成とすると有利である。素材は、竹製、耐食金属(合金)などでもよいが、好ましくは、耐食性を有する合成樹脂の成型体であるのがよい。
その際、杆本体12は、複数の杆部材(121、122、...)を長手方向に脱着可能に接続して構成するとよい。脱着接続部分は、雌雄嵌合、抱き合わせ接合等任意の構成が考えられるが、連結接続時に杆本外の外形あるいは外径が上下ほぼ全長に渡って一定のものであるのが良い。すなわち、杆本体12は、任意の断面形状を上下方向について一定に維持するように形成された直杆体からなるようにするとよい。
また、杆本体12は重心が下端側に位置するとともに、全体としては水面上に浮力支持されるように形成されるとよい。その際、杆本体12は密閉状の中空筒状体からなり、該中空筒状体の下部側に高比重体24を収容し、上部側には低比重体26を収容するか或いは空の状態で形成してもよい。また、刺進体が設置される杆本体の下端部分付近に外付けに錘を連結させるようにしてもよい。浮力調整としては、杆本体自体に浮力体を外付けで連結させて行ってもよい。
また、刺進体14は、螺子軸構造22からなるようにするとよく、回転入力による杆本体の下端側の刺進退動作を軽い操作で円滑に行わせることができる。
また、その際、回転入力受部16は入力手段としての入力具(46)に脱着自在に係合するように設けられた構成とするとよい。入力手段自体は船舶用バッテリー等電力で駆動されるモータの回転入力を利用して動力で回転入力する構造の外部動力装置を用いてもよいが、手動入力とするのが簡易な開始、終了等できる点で有利である。入力具に対して回転入力受部を脱着自在に係合させる具体的な構成は任意に設定してよい。
また、杆部材どうしの接続部18は、それぞれの杆部材(121,122)どうしの嵌合状態でこれをロックし、さらに、その嵌合部分が水中から密閉(38)されていることとするとよい。
また、その際、水位の変動に対応して杆本体12の外面へのフジツボ等の付着を防止する付着防止機構48を有すると、船舶の転覆事故等を未然に回避しうる点で有利である。
さらに、杆本体12は、合成樹脂を成形して構成することにより、軽量で、表面の平滑な構成として、係船補助支持の実効性、耐久性保持を実現する。また、杆部材は、外筒60と、外筒60の中空内部に二重管状に配置された内筒62と、内筒62を外筒60の中空内部の所要の位置に保持させ、かつ、外筒の外内部との水密を保ちながら他の杆部材と連結させる連結アダプタ64a、64bと、を含む水密二重筒構造66からなる構成としてもよい。
本発明の水中穿刺杆装置は、水底の泥層に下端を穿刺埋没させ上端側を水面上に突出させて立設される杆本体を有する水中穿刺杆装置であり、杆本体の下端部に設けられ水面突出部からの長手軸周り方向回転入力により刺進する刺進体と、杆本体の水面突出部に設けられ入力手段による回転入力を受けて杆本体を長手軸周り方向回転させる回転入力受部と、を含む構成とすることにより、水面上からの回転入力により軽易な労力で、円滑に、しかも短時間に刺進体を水底の泥層に刺進させ杆本体を立設させることができる。また、杆本体の必要に応じた交換作業においても回転入力具等で軸周り逆方向に回転させることにより、簡単に該杆本体を抜脱させることができる。
また、杆本体は、複数の杆部材を長手方向に脱着可能に接続する構成とすることにより、係船位置や杆本体の立て込み位置の水深に対応して、長短いずれにもその最適な長さを設定できる上に、杆本体の刺進退操作も円滑に行えるようにし得る。
また、杆本体は、任意の断面形状を上下方向について一定に維持するように形成された直杆体からなる構成とすることにより、もやい綱を掛け回して係船する場合にフジツボ付着等によりもやい綱が杆本体に引っ掛かって船体を転覆させるようなことがなく、係船補助支持を継続して行なえる。
また、杆本体は重心が下端側に位置するとともに、全体としては水面上に浮力支持されるように形成された構成とすることにより、水底に立て込み作業する際には、簡単に水中に鉛直状態に降下させて穿刺作業を行なえるばかりでなく、作業中の取り落としや、立て直し時等に把持状態から離れても水面で直ちに回収することができ、作業性を良好に保持しうる。
また、杆本体は密閉状の中空筒状体からなり、該中空筒状体の下部側に高比重体を収容し、上部側には低比重体を収容するか或いは空の状態で形成されているから、杆本体は海中でその下端を下方に向けつつ全体としては水面上に浮力支持される状態を確実に実現でき、上述した作業性の良好化を図れる。また、簡単な構造となっているので杆本体を低コストで製作可能となる。
また、刺進体は、螺子軸構造からなる構成とすることにより、水面上からの回転入力により、効果的に刺進体を螺進退させることができ、杆本体の立て込み、脱去作業を極めて少ない労力で、しかも短時間に終了させることができる。
また、回転入力受部は入力手段としての入力具に脱着自在に係合するように設けられた構成とすることにより、杆本体の立て込み使用時は単に直杆状の杆本体の水面突出部分が水面上に突設した構成となり、必要に応じて入力手段を用いて軽易な労力で、短時間に杆本体の穿刺埋没、脱去作業を行なえる。
また、杆部材どうしの接続部は、それぞれの杆部材どうしの嵌合状態でこれをロックし、さらに、その嵌合部分が水中から密閉された構成とすることにより、脱着接続部での複数個の杆の脱着接続構成としながら、水中に没する場合の多いそれらの部分を密閉して防錆や防食を施した耐久性のある構造とし得る。
また、水位の変動に対応して杆本体の外面へのフジツボ等の付着を防止する付着防止機構を有する構成とすることにより、杆本体表面に異物を付着を有効に防止してもやい綱等による係船補助支持を有効に実現し得る。
さらに、杆本体は、合成樹脂を成形して構成されたことにより、滑面状の杆本体表面としてもやい綱等の杆本体に沿った上下動時に引っ掛かる部分が全くなく、その係船補助支持機能を有効に継続することが可能である。
杆部材は、外筒と、外筒の中空内部に二重管状に配置された内筒と、内筒を外筒の中空内部の所要の位置に保持させ、かつ、外筒の外内部との水密を保ちながら他の杆部材と連結させる連結アダプタと、を含む水密二重筒構造からなる構成であるから、高い強度を保持でき、杆本体を水底に立設した状態で、例えば定常的な波による揺動を受け、或いは強風等で激しい波による揺動を受けた場合でも、杆本体の亀裂や破損が発生しにくく長期間継続して使用できる。また、杆本体の内側は水密二重筒状の中空状態なので浮力を受けやすく、杆本体の全体としては水面上に浮力支持される状態を実現しつつ強度向上も図れるという効果がある。さらに、連結アダプタが外筒の外内部との水密手段及び他の杆部材との連結手段を兼ね備えているので水中穿刺杆装置の低コスト製作を実効化し得る。
以下、添付図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明の水中穿刺杆装置は、海や湖、池等の水底の泥層に杆本体の下端を突き刺して種々の用途に利用する杆装置であり、例えば沿岸海域の護岸付近の係船支持を兼ねた係船指標、養殖海苔網支持杆、その他任意の用途に適用される。実施形態では、例えば係船指標等として用いる場合の例を示している。図1ないし図5は、係船指標等に適用する場合の本発明の一つの実施の形態を示しており、図1において、本実施形態の水中穿刺杆装置10は、杆本体12と、杆本体の下端部分に設けられた刺進体14と、杆本体の水面突出部12aに設けられた回転入力受部16と、を備えている。
図1において、水中穿刺杆装置の杆本体12は、長手方向に2つに分割された杆部材としての第1杆121と、第2杆122とからなり、これらの第1、第2杆は脱着接続部18を介して着脱可能に連結接続され、1本の長い杆体を構成する。本実施形態において、杆本体は中空円筒形状の例えば比較的に短いサイズのものを例示しており、例えば、第1杆121、第2杆122がそれぞれ2m長、刺進体14が0.5mで全長4.5m程度の長さに設定されている。本実施形態において、第1杆121の下端側が水底308の泥層に穿刺埋設される部分であり、第2杆122の上端側がその状態で水面から突出される水面突出部12aを形成する。
本実施形態において、杆本体は、合成樹脂を成形して構成されており、詳細には、本実施形態では、例えばFRP(fiber-reinforced plastics)繊維強化プラスチックなどが用いられて第1、第2杆は中空筒体を構成するように接合されている。杆本体全体は、水上からの操作により水底に穿刺されるから、できるだけ軽量であるのが好ましく、しかも浮力により水面に浮遊し得るものであるのが作業性を良好にする。第1杆121の下端部は、杆本体の立設位置付近に停止させた船の乗員による水面突出部への操作により水底の泥層に穿刺埋没されるものであり、水面突出部12aに対する軽易な労力作業により水底を刺進可能な構造を有する。水面突出部側の操作は、杆本体の長手軸周り方向への回転入力であり、回転入力を受けてスムーズに泥層内を刺進するものが良い。やじり状に長い円錐形状体としてもよいが、本実施形態では、より好ましい形態として、スパイラル刃20を有するスパイラルドリル体等の螺子軸構造22で構成されている。したがって、螺進及び螺退出移動が極めて円滑であり、よって杆本体の水底からの刺し込み、抜き出し操作を簡単に行なえる。具体的には、この刺進体は合成樹脂による筒体の成形あるいは接合時にステンレス製等のスパイラルドリル体の基部を埋め込みして一体接合している。
図2において、杆本体12の中空内部は、下部側と上部側の2室に壁により仕切られて分割されており、下部室121Aには高比重体24が収容されるとともに、上部室121Bには低(軽)比重体26がそれぞれ密閉状に収容されている。高比重体としては、例えば固化セメント、砂、石、金属、その他のウエイト物体等が充填されるとともに、低比重体としては、例えば水面を浮遊し得る浮力体を選択するとよい。低比重体を収容するかわりに上部側に収容物も充填物もない空の状態で形成してもよい。本実施形態では、例えば、この低比重体として発泡スチロール材を充填している。したがって、第1杆121の縦方向での重心は下端側に位置し、その穿刺操作を行ないやすくすると共に、水中では上部室内の低比重体に対する浮力を介して浮きやすくなっている。そして、第2杆122と連結接続することにより、さらに浮力を受けて杆本体全体としては、水面に浮上するように構成されている。したがって、穿刺打ち込み作業や、杆の抜脱作業時に各杆を取り落としたり、いったん放す必要がある場合でも浮上するから、見つけて直ちに回収でき、それらの作業を円滑に遂行し得る。
第2杆122は、第1杆121と同様のFRP合成樹脂中空成型体からなり、その内部には発泡スチロール材等の低比重体26が収容されている。第1、第2杆121,122は、脱着接続部18において直状に連結接続された状態で、直径を上下方向に同じくする1つの直杆体となるように構成され、しかも合成樹脂の成形体により表面は滑面状に形成されている。すなわち、任意の断面形状を上下方向について一定に維持するように形成されている。したがって、この杆本体にもやい綱307を掛け回して係船させた場合でも長竹の節等により引っ掛かって船舶の転覆事故等を発生させることなく、波や潮の上下動時に円滑に安定して追随して係船補助を維持させ得る。
脱着接続部18は、複数の杆本体を長手方向に脱着可能に接続する脱着接続手段であり、実施形態において、図2,3に示すように、第1杆側と第2杆側との雌雄嵌合でしかも共回りしないような嵌合構造でさらに、その状態をロックする機構により実現している。具体的には、第1杆121の上端側には第1杆121の杆本体の端面から長手方向に四角柱体からなる角形突部28を突設するとともに、第2杆122の杆本体の下端面にはその軸方向に向けて該角形突部28を嵌合状に受け容れる角形受部30が凹設されている。角形突部28には図4のように側方に貫通するボルト孔32が穿孔されている。そして、角形受部30の角形穴30Aに連通するロック孔34が第2杆122の側面部分から貫通穿孔されている。このロック孔34は、嵌合された角形突部28のボルト孔32に直状に連通するように位置決めされている。そして、第1杆121の角形突部28を第2杆122の角形受部30の角形穴30A内に突入嵌合させ、その状態でボルト36をロック孔34から差し込んで螺着させることにより、それらの雌雄嵌合状態をロックし、杆本体全体の直状杆構造を維持させる。さらに、この実施形態において、ボルト36の螺着後に、そのロック孔34を密閉するゴムキャップ等からなる栓体38が押し詰められ、その嵌合部分が水中から遮断されて予め適宜の油分等を充填することにより錆等を生じさせないようにしている。ここに、脱着接続部18は、角形突部28と、角形受部30と、ボルト36とを含む。脱着接続部を介して杆全体の長さを自在に設定可能であり、したがって、係船位置での常時の水深に対応して所望の長さの杆本体を選択できる。
本実施形態では、2本の杆体を縦続接続して1本の杆本体としており、上部側の第2杆122の上端側に回転入力受部16が設けられている。回転入力受部16は、杆本体12の水面突出部12aに設けられるものであり、この回転入力受部16は、例えば常時水面から空中に突出して配置される。回転入力受部16は、入力手段による回転入力を受けて杆本体12を長手軸400周り方向に回転させる入力手段の回転入力受手段であり、特に入力手段による入力部と回転入力受部とは脱着自在に構成されている。本実施形態において、手動回転入力により下端側の刺進体14を穿刺させる構造であり、第2杆122の上端側端部平面から軸方向に突出する脱着接続部と同様の角形突部40が突設されている。そして、例えば、図5に示すような角形突部40に挿嵌される孔を有する円盤状の軸承部42と該軸承部を中央にして両側に延びるハンドル44を含む回転入力具46により、手動回転入力により簡単に刺進体を介して杆本体全体を水底部に穿刺埋設、あるいは抜取操作し得る。なお、回転入力は必ずしも人力手作業によらしめる必要はなく、船舶動力や燃料発電機等から得られる電力を介して駆動する軸回転入力装置を用い、これに対して脱着接続するようにしてもよい。
さらに、本実施形態において、付着防止機構48が設けられている。付着防止機構48は、杆本体12の外面へのフジツボ等の異物の付着を防止する付着防止手段であり、本実施形態では、潮や波の動きに対応して変動する水位変動を利用してこの杆体の該表面への異物の付着防止機能を行なうようにしている。本実施形態において、付着防止機構48は、杆本体に貫挿されて該杆本体の長手方向に遊動自在に設けられた剥し具50と、剥し具50に連係されつつ水面に浮遊する浮き体52と、を含む。浮き体52は索54を介して剥し具50と接続されており、これによって、水位変動に対応して浮き体52を介して剥し具50を杆本体に沿って上下に追従移動させる。本実施形態において、剥し具50は、ある程度の隙間を開けてワイヤ56を介して杆本体に貫挿される耐食性の金属環からなり、特に実施形態では、上下に離隔して2個の金属環501,502をワイヤ56で接続して同期して杆本体に沿って移動し得るように構成している。これによって、低廉な材料コストにより効果的にフジツボやカキ殻等の異物の杆表面への付着を防止することができる。
次に、実施形態の水中穿刺杆装置10の作用について説明すると、係船位置の最深の水深位置に対応した長さの杆本体を設定し、複数の杆の縦続接続の場合には脱着接続部18により連結して全体が1本の直杆体となるように組み付けておく。そして、例えば作業用の船にこれらの杆装置を積み込んで係船位置に移動し、この杆本体の刺進体14側から先に水中に降下させる。水底に着底すると回転入力受部16の角形突部40に回転入力具46の軸承部42を嵌合させ、その状態で軸周り方向に水平回転させることにより、杆本体に固定された刺進体14が回転しながら簡単に水底の泥層内に穿刺され杆本体全体が立設支持される。この杆本体の穿刺位置と左右に対向する位置において、同様の操作で他の1本の杆本体12を穿刺立設することにより少ない労力で、短時間に作業を終了させることができる。この杆本体を抜脱する際には、水面突出部12aに形成された回転入力受部16に回転入力具46を嵌合させて逆回転させることで,極めて軽易に短時間で抜取作業を終了し得る。また、潮の干満あるいは波の動き等により水位が変動すると、これに対応して浮き体52を介して剥し具50が杆本体の長手方向に該杆本体に沿って上下動するから、常に杆本体の外表面をこする動作をおこなうこととなり、フジツボやカキ殻等が付着することができず、常に真円直状の杆本体を維持してもやい綱307による補助的な係止を実効的に行なわせることができる。
次に、本発明の水中穿刺杆装置の第2の実施形態について図9ないし図13に基づいて説明するが、第1実施形態と同一部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態における第1実施形態との相違点は、図13に示すように、第2杆122Aが複数の中空二重管123、124、・・・を連結して形成されている点である。本実施形態において、第2杆122Aを形成する一つの中空二重管、例えば、中空二重管123は、外筒60と、内筒62と、連結アダプタ64a、64bと、を含む。図10ないし図13に示すように、外筒60は、第1杆121と略同じ長さおよび外径で略5mm程度の肉厚を有する両端が開放した中空円筒体で形成されている。また、内筒62は、図10ないし図13において、外筒60の長さよりやや短い長さで外筒60の略半分程度の径と外筒60と略同じ肉厚で両端が開放した中空円筒体で形成されており、後述の連結アダプタ64a、64bでその両端を支持されて、外筒60の中空内部に二重管状に配置されている。本実施形態では、外筒60、内筒62は、例えばFRP樹脂製で形成されているが、複数の中空二重管あるいは杆部材を連結して杆本体を形成するので、できるだけ軽量な材料であれば他の合成樹脂製であってもよいし。また、杆本体が直杆状となれば、例えば断面六角形等の形状であってもよい。内筒の長さおよび径は、内筒の両端に連結アダプタをもうけることができて、外筒の内側に中空二重管状態を形成できる程度の寸法であればよい。
本実施形態において、連結アダプタ64は、中空二重管123、124、・・・を、その外筒60の外内部との水密を保ちながら第1杆121あるいは他の中空二重管と脱着連結させる水密脱着連結手段である。図13に示すように、中空二重管123の上端に雄型連結アダプタ64aが設けられ、下端に雌型連結アダプタ64bが設けられている。本実施形態において、雄型連結アダプタ64aは、連結部72aと、水密保持部74と、内筒端保持部70とを含む。図10ないし図13に示すように、連結部72aは、外筒60の内径と略同じ外径および長さの円筒体の一端に、ボルト孔32を有する角形突部28を突設して設けて形成される。また、内筒端保持部70は、内筒62の端部を保持する部位であり、図12において、該円柱体の他端側に内筒62の外形と略同じ内径で所要の深さの円筒状の凹部を設けて形成されている。そして、水密保持部74は、図12において、該円柱体の外周側面の所要の位置に周回状の浅い溝(図示しない)を設け、その溝に水密手段としての例えば水密用リング部材68を設けて形成される。したがって、該水密用リング部材68が外筒60の内周面と接して外筒60の外内部との水密を保っている。一方、雌型連結アダプタ64bも、連結部72bと、水密保持部74と、内筒端保持部70とを含むが、雄型アダプタ64aとの相違点は連結部72bにあり、水密保持部74および内筒端保持部70は、雄型アダプタ64aと同じなのでその詳細な説明を省略する。図12、13に示すように、連結部72bは、外筒60の内径と略同じ外形と長さの円筒体の一端側に、該角形突部28を嵌合状に受け入れてロック孔34を有する角形受部30を凹設して形成される。そして、該円柱体の他端側に内筒端保持部70と、該円柱体の外周側面に水密保持部74と、を設けている。本実施形態において、連結アダプタ64は、円柱状FRP樹脂製で形成されるが、外筒・内筒の形状に応じた形状としてもよいし、連結強度を維持できれば他の合成樹脂製で形成してもよい。また、本実施形態において、第1杆の上部室121Bには例えば発泡スチロール材等の低比重体26を収納しているが、上部室を水密二重筒構造で形成してもよい。
したがって、雌雄連結アダプタ64a、64bの内筒端保持部70に内筒62の端部をそれぞれ差し込んで連結アダプタ64と内筒62を一体とし、水密保持用リング部材68を該アダプタ64a、64bに装着した状態で、外筒60の内側に挿入することで、水密二重筒構造66を有する中空二重管123を形成できる。本実施形態において、第2杆は三本の中空二重管123、124、・・・を連結して形成しているので、まず、中空二重管123の雄型連結アダプタ64aの角形突部28を他の中空二重管124の雌型連結アダプタ64bの角形受部30と嵌合させ、その状態でボルト36をロック孔34から差し込んで螺着し、それらの雌雄嵌合状態をロックすることで、二本の中空二重管123、124、を連結させる。次に、上端部に回転入力受部16を設けた他の中空二重管(図示しない)を、中空二重管124の上端に連結させて第2杆122Aを形成する。さらに、第2杆122Aの下端側に刺進体14を有する第1杆121を連結させて本実施形態の水中穿刺杆装置を形成する。この実施形態においても、ボルト36の螺着後に、そのロック孔34を密閉するゴムキャップ等からなる栓体38が押し詰められ、その嵌合部分が水中から遮断されて予め適宜の油分等を充填することにより錆等を生じさせないようにしている。以上のように、複数の中空二重管123、124、・・・を連結させて水深に応じた杆本体12の長さとした場合でも、杆本体12は二重筒構造からなるので高い強度と剛性を保持でき、穿刺作業時に上端の回転入力具46に回転力が働いても捻じれたりせず確実に刺進体14に伝達され、穿刺作業をやりやすい。また、杆本体12を水底に立設させた状態で、例えば定常的な波による揺動を受け、或いは強風等で激しい波による揺動を受けた場合でも、杆本体の亀裂や破損が発生しにくく長期間継続して使用できる。また、下端側の第1杆121には高比重体が収容され、第1杆より上側は中空二重筒状の中空状態なので浮力を受けやすく、杆本体12の全体としては、刺進体14を下に向けた状態で水面上に浮力支持される状態を実現しつつ強度向上も図れるという効果がある。さらに、連結アダプタ64が外筒60の外内部との水密手段及び他の杆部材若しくは中空二重管との連結手段を兼ね備えているので水中穿刺杆装置の低コスト製作を実効化し得る。
以上説明した本発明の水中穿刺杆装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。例えば、杆本体は1個のみでもよく、3本以上の複数本の連結接続構成としても良い。また、杆本体の素材も刺進体、回転入力受部を形成しうる限りは例えば竹製でもよい。
本発明の水中穿刺杆装置は、海の護岸周りや湖、池などでの係船支持兼指標用、海苔養殖網支持杆、諸種の水中実験設備での支持用、その他の水中穿刺杆体を必要とするすべての用途について好適に用いることができる。
本発明の第1実施形態に係る水中穿刺杆装置の分解斜視説明図である。 図1の装置の一部切欠斜視拡大斜視説明図である。 図1の装置の脱着接続部の拡大斜視説明図である。 図3の角形突部の部分を含む断面説明図である。 回転入力具の平面図である。 図1の装置の係船支持状態を示す縦断面説明図である。 護岸域での一般的な係船状態を示す説明図である。 従来の方法による係船支持状態を示す縦断面説明図である。 本発明の第2実施形態に係る水中穿刺杆装置の分解斜視説明図である。 中空二重管の平面図である。 中空二重管の左右側面図である。 図10の一部省略A−A断面図である。 本実施形態の水中穿刺杆装置の連結状態を説明する分解斜視説明図である。
符号の説明
10 水中穿刺杆装置
12 杆本体
12a 水面突出部
14 刺進体
16 回転入力受部
18 脱着接続部
22 螺子軸構造
28 角形突部
30 角形受部
34 ロック孔
38 栓体
46 回転入力具
48 付着防止機構
121 第1杆
122、122A 第2杆
308 水底
400 長手軸
123、124 中空二重管
60 外筒
62 内筒
64、64a,64b 連結アダプタ
66 水密二重筒構造

Claims (11)

  1. 水底の泥層に下端を穿刺埋没させ上端側を水面上に突出させて立設される杆本体を有する水中穿刺杆装置であり、
    杆本体の下端部に設けられ水面突出部からの長手軸周り方向回転入力により刺進する刺進体と、
    杆本体の水面突出部に設けられ入力手段による回転入力を受けて杆本体を長手軸周り方向回転させる回転入力受部と、を含むことを特徴とする水中穿刺杆装置。
  2. 杆本体は、複数の杆部材を長手方向に脱着可能に接続して構成されたことを特徴とする請求項1記載の水中穿刺杆装置。
  3. 杆本体は、任意の断面形状を上下方向について一定に維持するように形成された直杆体からなる請求項1又は2記載の水中穿刺杆装置。
  4. 杆本体は重心が下端側に位置するとともに、全体としては水面上に浮力支持されるように形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の水中穿刺杆装置。
  5. 杆本体は密閉状の中空筒状体からなり、該中空筒状体の下部側に高比重体を収容し、上部側には低比重体を収容するか或いは空の状態で形成されていることを特徴とする請求項4記載の水中穿刺杆装置。
  6. 刺進体は、螺子軸構造からなる請求項1ないし5のいずれかに記載の水中穿刺杆装置。
  7. 回転入力受部は入力手段としての入力具に脱着自在に係合するように設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の水中穿刺杆装置。
  8. 杆部材どうしの接続部は、それぞれの杆部材どうしの嵌合状態でこれをロックし、さらに、その嵌合部分が水中から密閉されていることを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の水中穿刺杆装置。
  9. 水位の変動に対応して杆本体の外面へのフジツボ等の付着を防止する付着防止機構を有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の水中穿刺杆装置。
  10. 杆本体は、合成樹脂を成形して構成されたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の水中穿刺杆装置。
  11. 杆部材は、
    外筒と、外筒の中空内部に二重管状に配置された内筒と、内筒を外筒の中空内部の所要の位置に保持させ、かつ、外筒の外内部との水密を保ちながら他の杆部材と連結させる連結アダプタと、を含む
    水密二重筒構造からなることを特徴とする請求項5ないし10のいずれかに記載の水中穿刺杆装置。
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