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高融点金属粉末材料の製造方法
本発明は、特に半導体LSIの製造において使用されるTa、Ru等高融点金属粉末材料の製造方法に関する。
従来、半導体LSI配線材料としてAlやAl合金が使われてきたが、近年LSIの高集積化、微細化、及び動作の高速化に伴って、より耐エレクトロマイグレーション(EM)性や耐ストレスマイグレーション(SM)性が高く、しかも電気抵抗が低いCuの使用が検討されている。ところがCuは、層間絶縁膜のSiOにもSi基板にも容易に拡散するため、Cu配線を拡散バリア層で取り囲む必要がある。Cuのバリア材質としては、Taスパッタリングターゲットを用いてアルゴンと窒素雰囲気中において反応性スパッタによって形成するTaN膜、或いはTa−X合金ターゲットを用いて反応性スパッタによって形成するTa−X−N膜が良好とされている。そのため、半導体LSIのバリアメタル用途のTa、Ta−X合金系スパッタリングターゲットが開発されている。
またこれとは別に、半導体メモリのDRAM、FeRAMでは、従来PtターゲットのスパッタによるPt膜がキャパシタ電極として使用されていた。しかし、さらなる大容量化にともなって、RuターゲットのスパッタによるRu膜をキャパシタ電極として使用することが検討されている。
上記の高融点金属あるいはその合金(Ta、Ta合金、Ru等)ターゲットを製造するには、溶解―塑性加工法、粉末焼結方法が選択できるが、粉末焼結法が最も適している。その理由を以下に述べる。
まずTaについては、熱間塑性加工は可能であるものの、結晶粒を均一化・微細化することが非常に難しい。本発明者の調査した結果によると、ターゲットの粗大化結晶粒はスパッタ中のパーティクル発生の重要な原因の一つである。最近、Ta−N膜のバリア性を向上するために、Ta−Nに第三の合金元素を添加することが提案されている。その合金元素としてはSi、Bが挙げられ、Ta−X(X:合金元素Si、Bなど)ターゲットの反応性スパッタによって形成したTa−X−N膜がアモルファスになり、バリア性が向上するとされている。しかし、Ta−X合金ターゲットの場合、凝固偏析や金属間化合物の生成のため、塑性加工ができないという問題がある。
一方、Ruについて見ると、塑性加工性を備えないので塑性加工による製造はできない。従って、ターゲットのニアネットシェープ製造における歩留まり向上のメリットをも合わせて、Ta、Ta−X合金及びRu高融点金属ターゲットの製造方法として、粉末焼結プロセスの優越性が明らかであると言える。
ところで、半導体LSIの高集積化・デバイスの微細化に伴って、薄膜材料中における不純物の低減に対する要求は非常に厳しいものとなっており、特にデバイスの性能に悪影響が重大とされている遷移金属(Fe、Ni、Cr等)及びアルカリ金属(Na、K等)についてはppbオーダー、放射性元素(Th、U等)についてはpptオーダーまで低減することが要求されている。また、それ以外の低融点金属不純物についても含有量を低減させることが要求されており、結果として純度を99.999%以上に向上させることが必要とされている。さらに、バリア膜の熱安定性、DRAMキャパシタ電極膜の界面電気特性などを向上する目的から、酸素化含有量についてもこれを100ppm以下にすることが求められている。
ところが、従来工業的に提供できるTa粉末は、低純度のTa原料をEB溶解した後にインゴット粉砕プロセスにより得られるものであり、その純度は最高でも4Nレベルでしかない。一方、Ruの工業的製造方法は例えば以下の方法が採用されている。粗Ruに苛性カリ及び硝酸カリを加え、Ruを可溶性ルテニウム酸化カリにする。この塩を水で抽出し、塩素ガスを吹き込み加熱してRuOとして、これをメチルアルコール含有希塩酸に捕集する。この液を蒸発乾燥し、酸素雰囲気中で焙焼してRuOとし、最後に水素中の加熱還元により金属Ruが得られる。この方法で製造される市販のRu粉末は、低融点金属不純物、アルカリ金属、Clなどのハロゲン元素の残留があり、キャパシタ電極用膜に要求される純度を満足することができなかった。また、この方法で製造された粉末は珊瑚状多孔質凝集体であって、焼結の場合の充填密度が非常に低かった。
Ta及びRuターゲットの高純度化のために、前記原料をEB溶解による精製する方法、より具体的には、TaをEB溶解して得られたインゴットの塑性加工を行う方法、及びRuをEB溶解して得られたインゴットを鋳造状態でターゲットにする方法が提案されている。例えば特許文献1においては、ヨウ化分解法で精製したTaを真空EB溶解し、インゴットの塑性加工による方法が開示されている。また特開平6−264232号においては、TaのEB溶解後に塑性加工及び熱処理を行う方法が開示されている。さらに特許文献2においては、Ru原料をEB溶解して得られたインゴットを機械加工し、鋳造状態で使用する方法が開示されている。
これらの文献に開示された方法を用いれば、高純度を実現する可能性があるが、前述のように、インゴットの塑性加工の段階においてミクロ組織の粗大や不均一を招く恐れがある。また、鋳造状態の材料ではポアや鋳造欠陥の大量存在を無視できない。しかも溶解法ではニアネットシェープ成形を行うことが不可能であり、貴金属の歩留まりが低い。すなわち上記文献における溶解法の提案は、粉末焼結法では、高純度及び低酸素が実現できなかったための、やむをえない選択であるといえる。
高融点金属(より具体的には鉄よりも高融点の金属材料)は一般的に焼結が難しく、焼結体を高密度化するためには、加圧焼結が有効な方法の一つである。加圧焼結においては、原料粉末の充填状態が重要な因子となるため、カプセルに粉末を充填して焼結を行う。熱間静水圧プレス(HIP)を用いた加圧焼結においても、充填密度を向上させることにより、焼結体の高密度化が促進され、焼結中の異常変形や焼結割れが減少して歩留まりが向上する。すなわち、加圧焼結を行う際には原料粉末を高密度で充填すること、及び均一に充填することが重要な意味を持つ。このような高密度で均一な充填を実現するためには、原料粉末の球状化処理が有効であることが広く知られている。しかしながらTa粉砕粉やRu珊瑚状粉では充填したときの密度が低く、従ってこれらの粉末形状の最適化(球状化)もターゲットの焼結技術における重要な課題となっている。
高融点金属粉末の球状化を実現する方法としては、特許文献3においてPREP処理、すなわち熱プラズマを回転電極に接触させて電極材料を溶融飛散させることにより、Taの球状粉末を得る方法が開示されている。しかしこの方法では、熱プラズマは加熱溶融による球状化のみを目的として与えられており、粉末の高純度精錬効果は期待できない。
特開平3−197940号公報 特開平11−61392号公報 特開平3−173704号公報
以上述べてきたように、本発明の課題は、高純度で成形性に優れた高融点金属粉末を製造すること、特には鉄よりも高融点であるTa、Ru等からなる球状金属粉末の製造方法を確立することである。
本発明者は上記の課題を解決するために鋭意研究を行い、その結果、原料粉末を用いた熱プラズマ処理を適用することにより、高融点金属粉末を球状化するとともに高純度化及び低酸素化することができることを見出した。
すなわち本発明の高融点金属粉末材料の製造方法は、高融点金属材料を主体とする純度99.9%以下の粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより精錬及び球状化することを特徴とする。
また本発明の高融点金属粉末材料の製造方法は、高融点金属材料を主体とする純度99.9%以下の粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより純度99.99%以上に精錬すると共に球状化することを特徴とする。
また本発明の高融点金属粉末材料の製造方法は、高融点金属材料を主体とする純度が99.9%以下であってかつ酸素含有量が100ppmを超える粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより酸素含有量100ppm以下に精錬すると共に球状化することを特徴とする。
また本発明の高融点金属粉末材料の製造方法は、高融点金属材料を主体とする純度99.9%以下の粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより純度99.99%以上かつ酸素含有量100ppm以下に精錬すると共に球状化することを特徴とする。
また本発明の高融点金属粉末材料の製造方法は、高融点金属材料を主体とする純度99.9%以下の粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより純度99.999%以上かつ酸素含有量100ppm以下に精錬すると共に球状化することを特徴とする。
本発明の高融点金属粉末材料の製造方法は、前記高融点金属材料がTaであることを特徴とする。
また本発明の高融点金属粉末材料の製造方法は、前記高融点金属材料がRuであることを特徴とする。
上述のように本発明の最大の特徴は、鉄よりも高融点である金属材料、特にTaやRuを主体とする粉末を熱プラズマに導入し、これにより化学組成が高純度かつ低酸素で、粉末形状が球状あるいは近似球状である高融点金属粉末材料を得る点にある。熱プラズマの中でも特に高周波(RF)熱プラズマ熱源とすれば、熱プラズマの範囲が広がり、処理中における粉末の他の物質との接触を抑制でき、高純度化を行ううえで最適である。
また、熱プラズマガス中に水素を導入すれば、水素のイオン、励起状態原子などの活性種の発生により、不純物の蒸発と酸素に対する還元効果を著しく向上することができる。
以上のように本発明によれば、水素を導入した熱プラズマ処理によってTa、Ru等高融点金属粉末材料の高純度化・低酸素化・球状化を同時に実現できる。また、得られた粉末の加圧焼結によって、焼結密度が高く組織が微細かつ均一なであり、高純度かつ酸素含有量が低いTa、Ruターゲットを実現し、最適なスパッタリング薄膜を得る。
本発明の実施形態について説明する。
図1に示す装置を参考にして、上記粉末処理用熱プラズマ装置を用いて粉末の熱プラズマ処理を行う手順について説明する。
1.原料粉末110を電磁振動粉末供給装置(以下単に粉末供給装置と記述する)101に装入し、コイル103、水冷管104を含んで構成される熱プラズマトーチ、チャンバー106などの熱プラズマ発生システムを10-3Paまで真空排気する。
2.熱プラズマ着火し、プラズマガス120を所定流量導入した後、入力パワーを所定数値にして、プラズマ高温帯105を安定に確立する。
3.原料粉末110を粉末供給装置101からArキャリアガスの輸送により、ノズル101を経て5,000〜10,000℃のプラズマ高温帯105へと導入する。このとき原料粉末110は溶融されて、金属液相の表面張力の働きにより球状となる。
4.原料粉末110を次々にプラズマ高温帯105へと導入して粉末処理を行う。
5.処理完了後、プラズマガス120と電源とを停止し、粉末回収缶108から処理後の粉末を回収する。回収は保護ガスと大気中の両方可能である。
プラズマ高温帯105において、原料粉末110が溶融され、金属液相の表面張力の働きにより球状となることにより、処理後の粉末形状は球状となる。
また、原料粉末110中に含有されている酸化物や低融点不純物は、高温での蒸気圧がTaやRuに比較して高いため、プラズマ高温帯105において蒸発する。これにより原料粉末110は高純度化されるとともに酸素濃度が低下する。しかし、ここで用いるプラズマガスはほぼ大気圧であり、単純な熱プラズマ処理だけでは不純物の蒸発効果が大きくない。このような場合、水素を導入すれば、水素イオン、励起原子などの還元反応により酸素濃度を一層低下することが可能となる。本発明においても、水素ガスを導入することは、不純物の蒸発効果を著しく向上することができる。
上記により得られた高融点金属粉末材料を用いてホットプレス又はHIP焼結を行う。特にHIP焼結においては、Mo箔を敷いた炭素鋼製のカプセル内に粉末を充填し、脱気、真空封止したうえでHIP焼結を行う。これらの粉末は1100℃以上、かつ50MPa以上で加圧焼結を行うことが望ましい。次に、上記粉末焼結体を機械加工や平面研磨して、パッキングプレートにボンディングしてターゲットを完成する。
従来の粉末においては、粉末の充填密度が低いために焼結変形が大きく、ターゲットサイズを確保のために余分な厚さや直径を取る必要があった。また、異常変形や焼結割れに起因して歩留まりが低かった。これに対して、上記のように熱プラズマを用いて得られる球状粉末を使用することにより、充填密度を向上させ、例えばΦ350〜400×10tのターゲットを作製する場合において、従来比で粉末使用量を10〜30%低減することが可能であることが明らかとなった。
本発明の実施例について以下に説明する。図1において示した構造の装置を用いて実際にTa粉末の処理を行った。処理に使用したTa原料粉末及び熱プラズマ処理条件を表1に示す。さらに、熱プラズマ処理前後の粉末の形状変化について、一例として試料3の電子顕微鏡による観察写真を図2に示す。図2(a)は原料粉末(熱プラズマ処理前)の、図2(b)は試料3(熱プラズマ処理後)の写真である。
次に熱プラズマ処理後の粉末をHIP缶へと充填し、そのときの充填密度を計測した。その結果を表1に併記する。さらに球状粉を使って1350℃―155MPa―1HrのHIP焼結条件で、Φ350×10t(mm)のTaターゲットを作製し、その焼結密度を計測して表1に併記した。
さらに、Ta焼結体についてGD−MS(グロー・ディスチャージ―マス・スペクトロメータ)による不純物分析を行った。その結果を表2に示す。なお、熱プラズマ処理による粉末焼結体の密度への影響、及び化学成分への影響を明らかにするために、熱プラズマ処理を行わない原料粉末についても上記と同様の計測を行い、結果を併せて表1及び表2に示す。
上記の検討結果を見ると、まず熱プラズマ処理を行った試料1〜3いずれにおいてもHIP缶への充填密度は60%以上、焼結密度はほぼ100%であって、比較例である原料粉末に比較して大幅に上昇していることが表1より明らかである。これは、図2により明らかなように、熱プラズマ処理により粉末形状が球状化されたことに起因する。
また表2の結果から、熱プラズマ処理を行うことにより、Taの純度が3Nレベルから4〜5Nレベルへと向上していることが明らかである。以上のことから、熱プラズマ処理を行ったTa粉末を用い、加圧成形により得られるTaターゲットは、反応性スパッタによるTaN膜の形成に最適であることが判明した。
化学沈殿分粉Ruについて、実施例1と同様の検討を行った。用いたRu原料粉末及びプラズマ処理条件と、HIP缶充填密度及び焼結密度の計測結果を表3に併せて示す。また、熱プラズマ処理前後の粉末の形状変化について、一例として試料6の電子顕微鏡による観察写真を図3に示す。図3(a)は原料粉末(熱プラズマ処理前)の、図3(b)は試料6(熱プラズマ処理後)の写真である。また、球状粉を使ってΦ400×10tのターゲット作製し、焼結後のRuターゲットの成分分析を行った結果を表4に示す。
上記の検討結果を見ると、まず熱プラズマ処理を行った試料4〜6いずれにおいてもHIP缶への充填密度は60%以上、焼結密度はほぼ100%であって、比較例である原料粉末に比較して大幅に上昇していることが表3より明らかである。これは、図3により明らかなように、熱プラズマ処理により粉末形状が球状化されたことに起因する。
また表4の結果から、熱プラズマ処理を行うことにより、Ruの純度が3Nレベルから4〜5Nレベルに向上していることが明らかである。以上のことから、熱プラズマ処理を行ったRu粉末を用い、加圧成形により得られるRuターゲットは、スパッタによるRu膜の形成に最適であることが判明した。
Figure 2005336617
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Figure 2005336617
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本発明において使用される熱プラズマ処理装置の構成概略図である。 熱プラズマ処理前後におけるTa粉末の形状変化を示すための電子顕微鏡による観察写真である。 熱プラズマ処理前後におけるRu粉末の形状変化を示すための電子顕微鏡による観察写真である。
符号の説明
101 粉末供給装置
102 ノズル
103 コイル
104 水冷管
105 プラズマ高温帯
106 チャンバー
107 真空システム
108 粉末回収缶
110 原料粉末
120 プラズマガス

Claims (7)

  1. 高融点金属材料を主体とする純度99.9%以下の粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより精錬及び球状化することを特徴とする高融点金属粉末材料の製造方法。
  2. 高融点金属材料を主体とする純度99.9%以下の粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより純度99.99%以上に精錬すると共に球状化することを特徴とする請求項1に記載の高融点金属粉末材料の製造方法。
  3. 高融点金属材料を主体とする純度が99.9%以下であってかつ酸素含有量が100ppmを超える粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより酸素含有量100ppm以下に精錬すると共に球状化することを特徴とする請求項1に記載の高融点金属粉末材料の製造方法。
  4. 高融点金属材料を主体とする純度99.9%以下の粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより純度99.99%以上かつ酸素含有量100ppm以下に精錬すると共に球状化することを特徴とする請求項1に記載の高融点金属粉末材料の製造方法。
  5. 高融点金属材料を主体とする純度99.9%以下の粉末材料を水素を導入した高周波熱プラズマに導入し、高周波熱プラズマ高温帯を通過させながら溶融することにより純度99.999%以上かつ酸素含有量100ppm以下に精錬すると共に球状化することを特徴とする請求項1に記載の高融点金属粉末材料の製造方法。
  6. 前記高融点金属材料がTaであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の高融点金属粉末材料の製造方法。
  7. 前記高融点金属材料がRuであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の高融点金属粉末材料の製造方法。
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