JP2005335899A - 媒体判別装置、及び、媒体判別方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 給紙トレーにセットされた媒体が、ユーザーによってユーザーインタフェース上で選択された媒体と同じであるか否かを判別することができるようにする。
【解決手段】 積層された状態の複数の媒体を保持可能な媒体保持部と、媒体保持部に積層された状態の前記媒体に光を照射して、前記媒体からの反射光を受光する第1のセンサと、積層された状態の複数の前記媒体から1枚の前記媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された1枚の前記媒体に紫外光を照射して、前記媒体からの光を受光する第2のセンサと、を有することを特徴とする。
【選択図】 図13

Description

本発明は、媒体判別装置、及び、媒体判別方法に関する。
媒体の種類を判別する媒体判別装置において、給紙中の媒体に対して光を照射し、媒体からの透過光、もしくは、媒体からの反射光を検出することによって、媒体の種類を判別する媒体判別装置がある。
特開2002−167082号公報
このように給紙中の媒体からの透過光、もしくは、反射光を検出することによって、媒体の種類を判別する媒体判別装置においては、媒体判別装置によって判別された媒体が、ユーザーによってユーザーインタフェース上で選択され、給紙トレーにセットされた媒体と異なる場合には、一旦給紙した媒体を戻さなければならないという虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みたものであって、給紙トレーにセットされた媒体が、ユーザーによってユーザーインタフェース上で選択された媒体と同じであるか否かを判別することができるようにすることである。
前記目的を達成するための主たる発明は、積層された状態の複数の媒体を保持可能な媒体保持部と、媒体保持部に積層された状態の前記媒体に光を照射して、前記媒体からの反射光を受光する第1のセンサと、積層された状態の複数の前記媒体から1枚の前記媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された1枚の前記媒体に紫外光を照射して、前記媒体からの光を受光する第2のセンサと、を有することを特徴とする媒体判別装置である。
本発明の他の特徴は、本明細書および添付図面の記載により明らかにする。
本明細書および添付図面の記載により少なくとも以下の事項が明らかとなる。
積層された状態の複数の媒体を保持可能な媒体保持部と、媒体保持部に積層された状態の前記媒体に光を照射して、前記媒体からの反射光を受光する第1のセンサと、積層された状態の複数の前記媒体から1枚の前記媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された1枚の前記媒体に紫外光を照射して、前記媒体からの光を受光する第2のセンサと、を有することを特徴とする媒体判別装置。
このような媒体判別装置にあっては、給紙トレーにセットされた媒体が、ユーザーによってユーザーインタフェース上で選択された媒体と同じであるか否かを判別することができるようになる。
また、前記第2のセンサは、蛍光剤を含む前記媒体に前記紫外光が照射されたときに、前記蛍光剤から発せられる光、及び、前記媒体を透過した透過光を受光することが好ましい。
このような媒体判別装置にあっては、前記第2のセンサは、蛍光剤を含む前記媒体に前記紫外光が照射されたときに、前記蛍光剤から発せられる光、及び、前記媒体を透過した透過光を受光することができる。
また、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサの検出結果に基づいて前記媒体の種類を判別する制御部であって、前記搬送部による前記媒体の搬送前に、前記第1のセンサに基づいて前記媒体の種類を判別する制御部を更に有することが好ましい。
このような媒体判別装置にあっては、前記搬送部による前記媒体の搬送前に、前記第1のセンサに基づいて前記媒体の種類を判別することができる。
また、前記制御部は、前記媒体の種類を指定する指定信号を受信し、前記第1のセンサに基づいて、前記媒体保持部に積層された状態の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行うことが好ましい。
このような媒体判別装置にあっては、前記媒体保持部に積層された状態の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行うことができる。
また、前記制御部は、前記媒体の種類を指定する指定信号を受信し、前記第2のセンサに基づいて、搬送された1枚の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行うことが好ましい。
このような媒体判別装置にあっては、搬送された1枚の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行うことができる。
また、前記制御部は、前記警告を行わない場合、前記媒体を搬送して前記第2のセンサにより前記媒体を検出し、前記第1のセンサ、及び、前記第2のセンサの検出結果に基づいて前記媒体の種類を特定することが好ましい。
このような媒体判別装置にあっては、前記第1のセンサ、及び、前記第2のセンサの検出結果に基づいて前記媒体の種類を特定することができる。
また、積層された状態の複数の媒体を保持可能な媒体保持部と、媒体保持部に積層された状態の前記媒体に光を照射して、前記媒体からの反射光を受光する第1のセンサと、積層された状態の複数の前記媒体から1枚の前記媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された1枚の前記媒体に紫外光を照射して、前記媒体からの光を受光する第2のセンサと、を有し、前記第2のセンサは、蛍光剤を含む前記媒体に前記紫外光が照射されたときに、前記蛍光剤から発せられる光、及び、前記媒体を透過した透過光を受光し、前記第1のセンサ、及び、前記第2のセンサの検出結果に基づいて前記媒体の種類を判別する制御部であって、前記搬送部による前記媒体の搬送前に、前記第1のセンサに基づいて前記媒体の種類を判別する制御部を更に有し、前記制御部は、前記媒体の種類を指定する指定信号を受信し、前記第1のセンサに基づいて、前記媒体保持部に積層された状態の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行い、前記第2のセンサに基づいて、搬送された1枚の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行うことを特徴とする媒体判別装置も実現可能である。
このようにすれば、既述の総ての効果を奏するため、本発明の目的が最も有効に達成される。
また、積層された状態の媒体に光を照射して、前記媒体からの反射光を受光し、積層された状態の複数の前記媒体から1枚の前記媒体を搬送し、搬送された1枚の前記媒体に紫外光を照射して、前記媒体からの光を受光することによって、前記媒体の種類を判別することを特徴とする媒体判別方法も実現可能である。
このようにして実現された媒体判別方法は、従来方法よりも優れた方法となる。
===印刷装置の概要===
本発明にかかる媒体判別装置を用いることができる印刷装置の一実施形態として、プリンタ1と、コンピュータ1100とを備えた印刷システムを例にとり、その概要について説明する。
図1は、印刷システム1000の外観構成を示した説明図である。この印刷システム1000は、プリンタ1と、コンピュータ1100とを備えている。コンピュータ1100は、表示装置1200と、入力装置1300と、記録再生装置1400とを有している。プリンタ1は、紙や布、フィルム等の媒体に画像を印刷する印刷装置である。コンピュータ1100は、プリンタ1と電気的に接続されており、プリンタ1に画像を印刷させるため、印刷させる画像に応じた印刷データをプリンタ1に出力する。表示装置1200は、ディスプレイを有し、アプリケーションプログラムやプリンタドライバ等のユーザーインタフェースを表示する。入力装置1300は、例えばキーボード1300Aやマウス1300Bであり、表示装置1200に表示されたユーザーインタフェースに沿って、アプリケーションプログラムの操作やプリンタドライバの設定等に用いられる。記録再生装置1400は、例えばフレキシブルディスクドライブ装置1400AやCD−ROMドライブ装置1400Bが用いられる。
コンピュータ1100には、プリンタドライバがインストールされている。プリンタドライバは、表示装置1200にユーザーインタフェースを表示させる機能を実現させるほか、アプリケーションプログラムから出力された画像データを印刷データに変換する機能を実現させるためのプログラムである。このプリンタドライバは、フレキシブルディスクFDやCD−ROMなどの記録媒体(コンピュータ読み取り可能な記録媒体)に記録されている。または、このプリンタドライバは、インターネットを介してコンピュータ1100にダウンロードすることも可能である。なお、このプログラムは、各種の機能を実現するためのコードから構成されている。
===プリンタドライバ===
<プリンタドライバについて>
図2は、プリンタドライバのユーザーインタフェースの説明図である。このプリンタドライバのユーザーインタフェースは、ビデオドライバを介して、表示装置に表示される。ユーザーは、入力装置1300を用いて、プリンタドライバの各種の設定を行うことができる。
ユーザーは、この画面上から、印刷方式を選択することができる。例えば、ユーザーは、印刷方式として、高速印刷方式又はファイン印刷方式を選択することができる。そして、プリンタドライバは、選択された印刷方式に応じた形式になるように、画像データを印刷データに変換する。
また、ユーザーは、この画面上から、印刷の解像度(印刷するときのドットの間隔)を選択することができる。例えば、ユーザーは、この画面上から、印刷の解像度として180dpiや360dpiを選択することができる。そして、プリンタドライバは、選択された解像度に応じて解像度変換処理を行い、画像データを印刷データに変換する。
また、ユーザーは、この画面上から、印刷に用いられる媒体の種類を選択することができる。例えば、ユーザーは、普通紙(蛍光増白剤あり)や光沢紙(蛍光増白剤なし)等の7種類の媒体を選択することができる。
媒体の種類が異なれば、インクの滲み方や乾き方も異なるため、印刷に適したインク量も異なる。そのため、プリンタドライバは、選択された媒体の種類に応じて、画像データを印刷データに変換する。
このように、プリンタドライバは、ユーザーインタフェースを介して設定された条件にしたがって、画像データを印刷データに変換する。なお、ユーザーは、この画面上から、プリンタドライバの各種の設定を行うことができるほか、カートリッジ内のインクの残量を知ること等もできる。
そして、プリンタドライバは、作成した印刷データを印刷装置に出力する。その際、プリンタドライバは、ユーザーが選択した媒体の種類を示す媒体指定信号も、一緒に印刷装置に出力する。これにより、印刷装置は、プリンタドライバから受信した媒体指定信号に基づいて、ユーザーが選択した媒体の種類を認識することができる。
===印刷装置の構成===
<印刷装置の構成について>
次に、印刷装置の構成について図3、及び、図4を参照して説明する。図3は、プリンタの全体構成のブロック図である。図4は、プリンタの全体構成の横断面図である。
以下、本実施形態のプリンタの基本的な構成について説明する。本実施形態のプリンタ1は、図3に示すように、搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40、センサ群50、およびコントローラ60を有する。外部装置であるコンピュータ1100から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ60によって各ユニット(搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40)を制御する。コントローラ60は、コンピュータ1100から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、媒体に画像を形成する。プリンタ1内の状況はセンサ群50によって監視されており、センサ群50は、検出結果をコントローラ60に出力する。センサから検出結果を受けたコントローラは、その検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、媒体(例えば、紙など)を印刷可能な位置に送り込み、印刷時に所定の方向(以下、搬送方向という)に所定の搬送量で媒体を搬送させるためのものである。すなわち、搬送ユニット20は、媒体を搬送する搬送部である。搬送ユニット20は、図4に示すように、給紙ローラ21と、搬送モータ(PFモータとも言う)と、搬送ローラ23と、プラテン24と、排紙ローラ25とを有する。ただし、搬送ユニット20が搬送部として機能するためには、必ずしもこれらの構成要素を全て必要とするわけではない。給紙ローラ21は、媒体保持部としての給紙トレーにセットされた媒体をプリンタ1内に自動的に給紙するためのローラである。給紙トレーには紙が積層された状態でセットされている。給紙ローラ21は積層された紙の1番上に位置する紙を給紙する。給紙ローラ21は、D形の断面形状をしており、円周部分の長さは搬送ローラ23までの搬送距離よりも長く設定されているので、この円周部分を用いて媒体を搬送ローラ23まで搬送できる。搬送モータは、媒体を搬送方向に搬送するためのモータであり、DCモータにより構成される。搬送ローラ23は、給紙ローラ21によって給紙された媒体を印刷可能な領域まで搬送するローラであり、搬送モータによって駆動される。プラテン24は、印刷中の媒体を支持する。排紙ローラ25は、印刷が終了した媒体をプリンタ1の外部に排出するローラである。この排紙ローラ25は、搬送ローラ23と同期して回転する。
キャリッジユニット30は、ヘッドを所定の方向(以下、キャリッジ移動方向という)に移動させるためのものである。キャリッジユニット30は、キャリッジ31と、キャリッジモータ(CRモータとも言う)とを有する。キャリッジ31は、往復移動可能である。(これにより、ヘッドがキャリッジ移動方向に沿って移動する。)また、キャリッジ31は、インクを収容するインクカートリッジを着脱可能に保持している。キャリッジモータは、キャリッジ31をキャリッジ移動方向に移動させるためのモータであり、DCモータにより構成される。
ヘッドユニット40は、媒体にインクを吐出するためのものである。ヘッドユニット40は、ヘッド41を有する。ヘッド41は、インク吐出部としてノズルを複数有し、各ノズルから断続的にインクを吐出する。このヘッド41は、キャリッジ31に設けられている。そのため、キャリッジ31がキャリッジ移動方向に移動すると、ヘッド41もキャリッジ移動方向に移動する。そして、ヘッド41がキャリッジ移動方向に移動中にインクを断続的に吐出することによって、キャリッジ移動方向に沿ったドットライン(ラスタライン)が媒体に形成される。
センサ群50には、リニア式エンコーダ、第1のセンサ51(図4参照)、第2のセンサ54(図4参照)、ロータリー式エンコーダ57(図4参照)、紙検出センサ58(図4参照)等が含まれる。
リニア式エンコーダは、キャリッジ31のキャリッジ移動方向の位置を検出するためのものである。ロータリー式エンコーダ57は、搬送ローラ23の回転量を検出するためのものである。紙検出センサ58は、印刷される媒体の先端の位置を検出するためのものである。この紙検出センサ58は、給紙ローラ21が搬送ローラ23に向かって媒体を給紙する途中で、媒体の先端の位置を検出できる位置に設けられている。なお、紙検出センサ58は、機械的な機構によって媒体の先端を検出するメカニカルセンサである。詳しく言うと、紙検出センサ58は紙搬送方向に回転可能なレバーを有し、このレバーは媒体の搬送経路内に突出するように配置されている。そのため、媒体の先端がレバーに接触し、レバーが回転させられるので、紙検出センサ58は、このレバーの動きを検出することによって、媒体の先端の位置を検出する。第1のセンサ51は、発光素子52、及び、受光素子53を有する。第2のセンサ54は、発光素子55、及び、受光素子56を有する。第1のセンサ51、及び、第2のセンサ54については、後に図5、及び、図6を参照して詳しく説明する。
コントローラ60は、プリンタ1の制御を行うための制御ユニット(制御手段)である。コントローラ60は、インターフェース部61と、CPU62と、メモリ63と、ユニット制御回路64とを有する。インターフェース部61は、外部装置であるコンピュータ1100とプリンタ1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU62は、プリンタ1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM等の記憶手段を有する。CPU62は、メモリ63に格納されているプログラムにしたがって、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
また、コントローラ60は、第1のセンサ51、及び、第2のセンサ54の検出結果に基づいて媒体の種類を判別する。そして、コントローラ60は、媒体の搬送前に、第1のセンサ51の検出結果に基づいて媒体の種類を判別する。
===媒体判別装置===
<媒体判別装置について>
次に、媒体判別装置について、図5、及び、図6を参照して説明する。図5は、媒体判別装置を構成する第1のセンサ51について説明するための説明図である。図6は、媒体判別装置を構成する第2のセンサ54について説明するための説明図である。
まず、図5を参照して、第1のセンサ51の発光素子52、及び、受光素子53について説明する。発光素子52、及び、受光素子53は、図4においては、給紙ローラ21の媒体搬送方向手前に設けられている。よって、発光素子52からは、給紙ローラ21によって搬送される前の積層された状態の媒体に向けて光(例えば、赤外線等)が照射される。そして、受光素子53は、積層された状態の1番上に位置する媒体からの反射光を受光する。コントローラ60は、受光素子53が受光した反射光の出力に基づいて、媒体の光沢度を判別することができる。
次に、図6を参照して、第2のセンサ54の発光素子55、及び、受光素子56について説明する。発光素子55、及び、受光素子56は、図4においては、紙検出センサ58とロータリー式エンコーダ57との間に設けられている。したがって、発光素子55からは、給紙中の媒体(1枚に分離された状態の媒体)に対して光が照射される。
発光素子55は、例えば、ピーク発光波長が370nmである紫外線LEDである。受光素子56は、例えば、シリコンフォトトランジスタである。
媒体に入射した光は、媒体中に含まれる蛍光増白剤を励起させる。蛍光増白剤は、自然光や蛍光灯等に含まれる紫外線を吸収して青色の可視光を放射することにより、媒体の黄色がかった状態に青みを付けて白色度を増すためのものである。媒体に蛍光増白剤が含まれていると、媒体の黄色がかった状態が、黄色の補色である青みが付けられることによって、無彩色である白さが強調される。蛍光増白剤は、例えば、紫外線を最大吸収波長375nmで吸収して、可視光を最大放射波長435nmで放射する物質である。
発光素子55から照射された光によって励起された蛍光増白剤が発する光は、受光素子56によって検出される。また、給紙中の媒体が薄い場合には、媒体を透過した光も受光素子56によって検出される。
ここで、発光素子55、及び、受光素子56が、図4に示されるように紙検出センサ58とロータリー式エンコーダ57との間に設けられている理由について、図7A、及び、図7Bを参照して説明する。なお、図中において、○は、蛍光増白剤が励起されていることを表す。また、×は、蛍光増白剤が励起されていないことを表す。また、○、及び、×の表す意味は、後に説明する図においても同じ意味を表す。
第2のセンサ54の発光素子55及び受光素子56が、仮に、第1のセンサ51と同様に、給紙ローラ21の媒体搬送方向手前に設けられていたとする。この場合、第2のセンサ54の発光素子55は、積層された状態の媒体に紫外光を照射することになる。例えば、図7Aに示されるように、1番上に蛍光増白剤を含まない薄い媒体が積層し、その下部に蛍光増白剤を含む媒体が積層している場合に、入射角の小さい光が照射されると、光は下部に位置している媒体にまで到達する。そして、下部に位置している媒体に含まれる蛍光増白剤が励起され、蛍光増白剤から光が発せられる。この結果、受光素子は、蛍光増白剤から発せられる光を検出する。この場合、1番上に位置する媒体に、蛍光増白剤が含まれているものと誤判定されてしまう虞がある。
また、図7Bに示されるように、1番上に蛍光増白剤を含む薄い媒体が位置し、その下部に蛍光増白剤を含む媒体が位置している場合に、入射角が小さい光が照射されると、光は下部に位置している媒体にまで到達する。そして、下部に位置している媒体に含まれる蛍光増白剤が励起され、蛍光増白剤から光が発せられる。そして、受光素子は、1番上に位置する媒体に含まれる蛍光増白剤から発せられる光とともに、下部に位置する媒体に含まれる蛍光増白剤から発せられる光を検出する。この場合、1番上に位置する媒体に含まれる蛍光増白剤の量が本来よりも多いと誤判定されてしまう。
これに対し、本実施の形態においては、第2のセンサ54の発光素子55及び受光素子56は、図4に示されるように紙検出センサ58とロータリー式エンコーダ57との間に設けられている。よって、発光素子55からは、給紙中の媒体(1枚に分離された状態の媒体)に対して光が照射される。このように、1枚に分離された状態の媒体に光を照射しているので、前述のような下部の媒体の影響を受けることはない。したがって、受光素子56は、受光した光量に基づいて、給紙中の媒体に含まれる蛍光増白剤の量を正確に判定することができる。
<媒体の種類と受光素子56の出力との関係について>
ここで、図8A、図8B、図8C、及び、図8Dを参照して、媒体の種類と第2のセンサ54の受光素子56の出力との関係について説明する。なお、本実施の形態においては、発光素子により媒体に対してほぼ垂直に照射された光が媒体を透過しない場合に、厚い媒体と呼ぶことにする。そして、発光素子により媒体に対してほぼ垂直に照射された光が媒体を透過する場合に、薄い媒体と呼ぶことにする。
図8Aは、蛍光増白剤を含む薄い媒体に光が照射された場合の受光素子56の出力について説明するための説明図である。図8Aに示されるように、蛍光増白剤を含む薄い媒体に光が照射された場合には、受光素子56は、励起された蛍光増白剤が発する光と媒体を透過した透過光とを受光するので、比較的大きい光量を受光する。
図8Bは、蛍光増白剤を含まない薄い媒体に光が照射された場合の受光素子56の出力について説明するための説明図である。図8Bに示されるように、蛍光増白剤を含まない薄い媒体に光が照射された場合には、受光素子56は、媒体を透過した透過光のみを受光する。
図8Cは、蛍光増白剤を含む厚い媒体に光が照射された場合の受光素子56の出力について説明するための説明図である。図8Cに示されるように、蛍光増白剤を含む厚い媒体に光が照射された場合には、受光素子56は、励起された蛍光増白剤が発する光のみを受光する。このときの受光素子56が受光する光量は、波長が異なるが、前述の図8Bの場合と同程度の光量である。
図8Dは、蛍光増白剤を含まない厚い媒体に光が照射された場合の受光素子56の出力について説明するための説明図である。図8Dに示されるように、蛍光増白剤を含まない厚い媒体に光が照射された場合には、照射された光は、媒体を透過しない。したがって、受光素子56は、受光しない。
<媒体の種類と、受光素子53、及び、受光素子56の出力との関係について>
次に、図9を参照して、媒体の種類と、受光素子53、及び、受光素子56の出力との関係について説明する。なお、図9を説明するにあたって、図10、及び、図11を参照する。図10は、媒体の種類と受光素子53の出力との関係を表す実験データである。図11は、媒体の種類と受光素子56の出力との関係を表す実験データである。
媒体が普通紙(蛍光増白剤あり)である場合には、第1のセンサ51の受光素子53の出力は、図10に示される実験データによれば、約580mVとなる。また、第2のセンサ54の受光素子56は、図8Aに示されるように、励起された蛍光増白剤が発する光と媒体を透過した透過光とを受光する。このため、受光素子56の出力は、比較的大きくなり、図11に示される実験データによれば、約2000mVとなる。
媒体が普通紙(蛍光増白剤なし)である場合には、第1のセンサ51の受光素子53の出力は、図10に示される実験データによれば、約770mVとなる。また、第2のセンサ54の受光素子56は、図8Bに示されるように、媒体を透過した透過光のみを受光する。そして、受光素子56の出力は、図11に示される実験データによれば、約530mVとなる。
媒体がコート紙薄紙(蛍光増白剤あり)である場合には、第1のセンサ51の受光素子53の出力は、図10に示される実験データによれば、約400mVとなる。また、第2のセンサ54の受光素子56は、図8Aに示されるように、励起された蛍光増白剤が発する光と媒体を透過した透過光とを受光する。このため、受光素子56の出力は、比較的大きくなり、図11に示される実験データにより、約2000mVとなる。
媒体がコート紙厚紙(蛍光増白剤あり)である場合には、第1のセンサ51の受光素子53の出力は、図10に示される実験データによれば、約450mVとなる。また、第2のセンサ54の受光素子56は、図8Cに示されるように、励起された蛍光増白剤が発する光のみを受光する。そして、受光素子56の出力は、図11に示される実験データによれば、約640mVとなる。
媒体が光沢紙(蛍光増白剤なし)である場合には、第1のセンサ51の受光素子53の出力は、図10に示される実験データにより、約1300mVとなる。また、第2のセンサ54の受光素子56は、図8Dに示されるように、受光しない。このため、受光素子56の出力は、比較的小さくなり、図11に示される実験データにより、約50mVとなる。
媒体が光沢紙(蛍光増白剤あり)である場合には、第1のセンサ51の受光素子53の出力は、図10に示される実験データによれば、約1500mVとなる。また、第2のセンサ54の受光素子56は、図8Cに示されるように、励起された蛍光増白剤が発する光のみを受光する。そして、受光素子56の出力は、図11に示される実験データによれば、約650mVとなる。
媒体がOHPである場合には、受光素子53の出力は、図10に示される実験データによれば、約2500mVとなる。また、受光素子56は、図8Bに示されるように、媒体を透過した透過光のみを受光する。OHPシートは透明なので、紙の場合と比較して透過光の光量が大きくなり、図8Aの場合よりも、受光素子56の受光する光量が大きくなる。そのため、受光素子56の出力は、比較的大きくなり、図9に示される実験データにより、約2600mVとなる。
以上の媒体の種類と、第1のセンサ51の受光素子53、及び、第2のセンサ54の受光素子56の出力との関係をまとめると図9に示されるようになる。図9に示されるように、受光素子53の出力、及び、受光素子56の出力に基づいて、媒体の種類は一意的に決まることとなる。
<媒体判別処理について>
次に、図12乃至図16を参照して、媒体判別処理について説明する。図12は、ユーザーによって媒体の種類が選択されることを説明するための説明図である。
ステップS101において、ユーザーは、マウス1300Bを操作して、図2に示されるユーザーインタフェース上から、印刷しようとする媒体を選択する。なお、ユーザーは、予め印刷装置の給紙トレーに媒体をセットし、この媒体と同じ種類と思われるものをユーザーインタフェース上で選択する。プリンタドライバは、選択された媒体の種類に応じた媒体指定信号を、印刷装置に送信する。印刷装置は、プリンタドライバから媒体指定信号を受信し、この媒体指定信号に基づいて、ユーザーに選択された媒体の種類を認識する。
ステップS102において、コントローラ60は、ユーザーによって普通紙が選択されたか否かを判断する。ここでの普通紙には、蛍光増白剤を含むものと、蛍光増白剤を含まないものの両方が含まれるものとする。この判断は、プリンタドライバから受信する媒体指定信号に基づいて、行われる。ステップS102において、コントローラ60が、ユーザーによって普通紙が選択されたと判断した場合、処理は、図13に示される普通紙用判別フローに進む。ステップS102において、コントローラ60が、ユーザーによって普通紙以外が選択されたと判断した場合、処理は、ステップS103に進む。
ステップS103において、コントローラ60は、ユーザーによってコート紙が選択されたか否かを判断する。ここでのコート紙には、薄いコート紙と、厚いコート紙の両方が含まれるものとする。ステップS103において、コントローラ60が、ユーザーによってコート紙が選択されたと判断した場合、処理は、図14に示されるコート紙用判別フローに進む。ステップS103において、コントローラ60が、ユーザーによってコート紙以外が選択されたと判断した場合、処理は、ステップS104に進む。
ステップS104において、コントローラ60は、ユーザーによって光沢紙が選択されたか否かを判断する。ここでの光沢紙には、蛍光増白剤を含むものと、蛍光増白剤を含まないものの両方が含まれるものとする。ステップS104において、コントローラ60が、ユーザーによって光沢紙が選択されたと判断した場合、処理は、図15に示される光沢紙用判別フローに進む。ステップS104において、コントローラ60が、ユーザーによって光沢紙以外が選択されたと判断した場合、処理は、図16に示されるOHP用判別フローに進む。
<<普通紙用判別フローについて>>
次に、図13を参照して普通紙用判別フローについて説明する。ステップS201において、コントローラ60は、第1のセンサ51の発光素子52から、給紙トレーに積層された状態の媒体に赤外線を照射する。このとき照射された赤外線は媒体の表面で反射し、この反射光を受光素子53が受光する。
ステップS202において、コントローラ60は、受光素子53の出力が500mV以上1000mV以下であるか否かを判断する。コントローラ60が、受光素子53の出力が500mV以上1000mV以下であると判断した場合、処理は、ステップS203に進む。なお、受光素子53の出力が500mV以上1000mV以下である場合、図10に示される実験データから分かるように、積層された状態の1番上に位置する媒体は、普通紙(蛍光増白剤あり)、もしくは、普通紙(蛍光増白剤なし)のいずれかである。
ステップS203において、コントローラ60は、給紙ローラ21を回転させ、媒体を給紙する。このとき、積層された状態の媒体のうちの1番上に位置する媒体が、給紙ローラ21によって、他の媒体から分離される。
ステップS204において、コントローラ60は、給紙され1枚に分離された媒体(ここでは、普通紙(蛍光増白剤あり)、もしくは、普通紙(蛍光増白剤なし)のいずれか)に発光素子55から紫外線を照射する。
ステップS205において、コントローラ60は、受光素子56の出力が1500mV以上であるか否かを判断する。コントローラ60が、受光素子56の出力が1500mV以上であると判断した場合、処理は、ステップS206に進む。なお、受光素子56の出力が1500mV以上である場合、図11に示される実験データから分かるように、給紙され1枚に分離された媒体は、普通紙(蛍光増白剤あり)である。
ステップS206において、コントローラ60は、ステップS101においてユーザーによってユーザーインタフェース上から選択された媒体が普通紙(蛍光増白剤あり)であるか否かを判断する。コントローラ60は、ユーザーに選択された媒体が普通紙(蛍光増白剤あり)であると判断した場合(すなわち、ユーザーがユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、媒体判別処理によって判別された媒体の種類とが一致する場合)、処理は、通常の印刷処理へ進む。一方、コントローラ60が、ユーザーに選択された媒体が普通紙(蛍光増白剤あり)ではないと判断した場合(すなわち、ユーザーがユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、媒体判別処理によって判別された媒体の種類とが一致しない場合)、処理は、ステップS207に進む。
ステップS207において、コントローラ60は、表示装置1200に、「選択された媒体と、給紙トレーにセットされた媒体は異なります」等の警告画面を表示させる。
ステップS205において、コントローラ60が、受光素子56の出力が1500mVよりも小さいと判断した場合、処理は、ステップS208に進む。なお、受光素子56の出力が1500mVよりも小さい場合、図11に示される実験データから分かるように、給紙され1枚に分離された媒体は、普通紙(蛍光増白剤なし)である。
ステップS208において、コントローラ60は、ステップS101においてユーザーによってユーザーインタフェース上から選択された媒体が普通紙(蛍光増白剤なし)であるか否かを判断する。コントローラ60が、ユーザーに選択された媒体が普通紙(蛍光増白剤なし)であると判断した場合(すなわち、ユーザーがユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、媒体判別処理によって判別された媒体の種類とが一致する場合)、処理は、通常の印刷処理へ進む。一方、コントローラ60が、ユーザーに選択された媒体が普通紙(蛍光増白剤なし)ではないと判断した場合(すなわち、ユーザーがユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、媒体判別処理によって判別された媒体の種類とが一致しない場合)、処理は、ステップS207に進む。
ステップS202において、コントローラ60が、受光素子53の出力が500mV以上1000mV以下ではないと判断した場合、処理は、ステップS209に進む。受光素子53の出力が500mV以上1000mV以下ではない場合、図10に示される実験データから分かるように、積層された状態の1番上に位置する媒体は、普通紙(蛍光増白剤あり)、及び、普通紙(蛍光増白剤なし)のどちらでもない。つまり、この場合、第2のセンサ54の検出結果を得るまでもなく、ユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、第1のセンサ51によって判別された媒体の種類とが一致しないことが分かる。
ステップS209において、コントローラ60は、表示装置1200に、「選択された媒体と、給紙トレーにセットされた媒体は異なります」等の警告画面を表示させる。
このように、本実施の形態においては、コントローラ60は、受光素子53の検出結果に基づいて、次に給紙される媒体がユーザーの選択した媒体と異なる場合には、ユーザーに警告を行うことができる。よって、ユーザーは、選択した媒体の種類と次に給紙される媒体の種類とが異なる場合、媒体が給紙される前にそのことを知ることができる。したがって、ユーザーは、給紙された媒体をわざわざ取り出す必要はなく、給紙トレーにセットされた媒体を目的の媒体と取り替えるだけでよい。
<<コート紙用判別フローについて>>
次に、図14を参照してコート紙用判別フローについて説明する。コート紙用判別フローのステップS301、ステップS303、ステップS304、ステップS307、及び、ステップS309の各処理は、普通紙用判別フローのステップS201、ステップS203、ステップS204、ステップS207、及び、ステップS209の各処理とほぼ同じであり、繰り返しになるので説明は省略する。
ステップS302において、コントローラ60は、受光素子53の出力が500mV以下であるか否かを判断する。コントローラ60が、受光素子53の出力が500mV以下であると判断した場合、処理は、ステップS303に進む。なお、受光素子53の出力が500mV以下である場合、図10に示される実験データから分かるように、積層された状態の1番上に位置する媒体は、コート紙(薄紙)、もしくは、コート紙(厚紙)のいずれかである。
ステップS305において、コントローラ60は、受光素子56の出力が1500mV以上であるか否かを判断する。コントローラ60が、受光素子56の出力が1500mV以上であると判断した場合、処理は、ステップS306に進む。受光素子56の出力が1500mV以上である場合、図11に示される実験データから分かるように、給紙され1枚に分離された媒体は、コート紙(薄紙)である。
ステップS306において、コントローラ60は、ユーザーによってユーザーインタフェース上から選択された媒体がコート紙(薄紙)であるか否かを判断する。コントローラ60が、ユーザーに選択された媒体がコート紙(薄紙)であると判断した場合、処理は、通常の印刷処理へ進む。一方、コントローラ60が、ユーザーによってユーザーインタフェース上から選択された媒体がコート紙(薄紙)ではないと判断した場合、処理は、ステップS307に進む。
ステップS305において、コントローラ60が、受光素子56の出力が1500mVよりも小さいと判断した場合、処理は、ステップS308に進む。受光素子56の出力が1500mVよりも小さい場合、図11に示される実験データから分かるように、給紙され1枚に分離された媒体は、コート紙(厚紙)である。
ステップS308において、コントローラ60は、ユーザーによってユーザーインタフェース上から選択された媒体がコート紙(厚紙)であるか否かを判断する。コントローラ60が、ユーザーに選択された媒体がコート紙(厚紙)であると判断した場合、処理は、通常の印刷処理へ進む。一方、コントローラ60が、ユーザーに選択された媒体がコート紙(厚紙)ではないと判断した場合、処理は、ステップS307に進む。
ステップS302において、コントローラ60が、受光素子53の出力が500mVよりも大きいと判断した場合、処理は、ステップS309に進む。受光素子53の出力が500mVよりも大きい場合、図10に示される実験データから分かるように、積層された状態の1番上に位置する媒体は、コート紙(薄紙)、及び、コート紙(厚紙)のどちらでもない。
<<光沢紙用判別フローについて>>
次に、図15を参照して光沢紙用判別フローについて説明する。光沢紙用判別フローのステップS401、ステップS403、ステップS404、ステップS407、及び、ステップS409の各処理は、普通紙用判別フローのステップS201、ステップS203、ステップS204、ステップS207、及び、ステップS209の各処理と同じであり、繰り返しになるので説明は省略する。
ステップS402において、コントローラ60は、受光素子53の出力が1000mV以上1500mV以下であるか否かを判断する。コントローラ60が、受光素子53の出力が1000mV以上1500mV以下であると判断した場合、処理は、ステップS403に進む。なお、受光素子53の出力が1000mV以上1500mV以下である場合、図10に示される実験データから分かるように、積層された状態の1番上に位置する媒体は、光沢紙(蛍光増白剤あり)、もしくは、光沢紙(蛍光増白剤なし)のいずれかである。
ステップS405において、コントローラ60は、受光素子56の出力が500mV以上であるか否かを判断する。コントローラ60が、受光素子56の出力が500mV以上であると判断した場合、処理は、ステップS406に進む。なお、受光素子56の出力が500mV以上である場合、図11に示される実験データから分かるように、給紙され1枚に分離された媒体は、光沢紙(蛍光増白剤あり)である。
ステップS406において、コントローラ60は、ユーザーによってユーザーインタフェース上から選択された媒体が光沢紙(蛍光増白剤あり)であるか否かを判断する。コントローラ60が、ユーザーに選択された媒体が光沢紙(蛍光増白剤あり)であると判断した場合、処理は、印刷処理へ進む。一方、コントローラ60が、ユーザーに選択された媒体が光沢紙(蛍光増白剤あり)ではないと判断した場合、処理は、ステップS407に進む。
ステップS405において、コントローラ60が、受光素子56の出力が500mVよりも小さいと判断した場合、処理は、ステップS408に進む。受光素子56の出力が500mVよりも小さい場合、図11に示される実験データから分かるように、給紙され1枚に分離された媒体は、光沢紙(蛍光増白剤なし)である。
ステップS408において、コントローラ60は、ユーザーによってユーザーインタフェース上から選択された媒体が光沢紙(蛍光増白剤なし)であるか否かを判断する。ステップS408において、コントローラ60が、ユーザーによってユーザーインタフェース上から選択された媒体が光沢紙(蛍光増白剤なし)であると判断した場合、処理は、通常の印刷処理へ進む。一方、コントローラ60が、ユーザーに媒体が光沢紙(蛍光増白剤なし)ではないと判断した場合、処理は、ステップS407に進む。
ステップS402において、コントローラ60が、受光素子53の出力が1000mV以上1500mV以下ではないと判断した場合、処理は、ステップS409に進む。受光素子53の出力が1000mV以上1500mV以下ではない場合、図10に示される実験データから分かるように、積層された状態の1番上に位置する媒体は、光沢紙(蛍光増白剤あり)、及び、光沢紙(蛍光増白剤なし)のどちらでもない。つまり、この場合、第2のセンサ54の検出結果を得るまでもなく、ユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、第1のセンサ51によって判別された媒体の種類とが一致しないことが分かる。
<<OHP用判別フローについて>>
次に、図16を参照してOHP用判別フローについて説明する。ステップS501において、コントローラ60は、給紙トレーに積層された状態でセットされた媒体に発光素子52から赤外線を照射する。
ステップS502において、コントローラ60は、受光素子53の出力が2000mV以上であるか否かを判断する。コントローラ60が、受光素子53の出力が2000mV以上であると判断した場合、処理は、ステップS503に進む。なお、受光素子53の出力が2000mV以上である場合、図10に示される実験データから分かるように、積層された状態の1番上に位置する媒体は、OHPである。
ステップS503において、コントローラ60は、給紙ローラ21を回転させ、積層された状態の1番上に位置する媒体を給紙する。
ステップS502において、コントローラ60が、受光素子53の出力が2000mVよりも小さいと判断した場合、処理は、ステップS504に進む。受光素子53の出力が2000mVよりも小さい場合、図10に示される実験データから分かるように、積層された状態の1番上に位置する媒体は、OHPではない。つまり、この場合、第2のセンサ54の検出結果を得るまでもなく、ユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、第1のセンサ51によって判別された媒体の種類とが一致しないことが分かる。
ステップS504において、コントローラ60は、表示装置1200に、「選択された媒体と、給紙トレーにセットされた媒体は異なります」等の警告画面を表示させる。
<まとめ>
第2のセンサ54は、第1のセンサ51とは異なり、紫外光を照射することにより、媒体を検出している。このため、仮に、紫外光を照射する第2のセンサ54を第1のセンサ51と同じ位置に設けると、積層された状態の媒体に紫外光を照射するため、正確に媒体を検出できないおそれがある(図7参照)。そこで、本実施形態では、給紙ローラ21によって媒体を1枚分離した後、第2のセンサ54の発光素子55が1枚の媒体に対して紫外光を照射するようにした。これにより、本実施形態によれば、第1のセンサ51及び第2のセンサ54の検出結果に基づいて、媒体の種類を7種類に細分化して判別することができる。
ところで、媒体の種類が異なれば、インクの滲み方や乾き方も異なるため、印刷に適したインク量も異なる。そのため、プリンタドライバは、ユーザーに選択された媒体の種類に応じて、印刷データを作成している。しかし、ユーザーインタフェース上で選択した媒体の種類と給紙トレーにセットした媒体とが異なる場合、印刷される媒体に合わないインク量が吐出されてしまい、媒体に印刷される画像の画質が悪くなる。そこで、本実施形態では、第1のセンサ51及び第2のセンサ54の検出結果に基づいて、媒体の種類を7種類に細分化して判別し、ユーザーインタフェース上でユーザーが選択した媒体の種類と判別結果とが一致しない場合、警告を行っている。これにより、ユーザーは、ユーザーインタフェース上で選択した媒体の種類と給紙トレーにセットした媒体とが異なることを認識できる。
但し、本実施形態では、第2のセンサ54は、給紙ローラ21によって媒体が1枚に分離された後、その媒体を検出している。そのため、2つのセンサの検出結果を取得するためには、媒体を一旦搬送する必要がある。しかし、第2のセンサ54の検出結果を得るまでもなく、ユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、第1のセンサ51によって判別された媒体の種類とが一致しないことが分かる場合がある。このような場合まで、第2のセンサ54の検出結果を取得するために一旦媒体を搬送したのでは、ユーザーに対して不便である。
そこで、本実施形態では、ユーザーインタフェース上から選択した媒体の種類と、第1のセンサ51によって判別された媒体の種類とが一致しないことが、第1のセンサ51の検出結果に基づいて、分かる場合、媒体を給紙する前に警告を行うこととした(S209、S309、S409)。これにより、ユーザーに対して、早く警告することができる。また、給紙前に警告を行っているので、この警告に従ってユーザーが媒体を取り替える際に、媒体の交換作業が容易になる。
===その他の実施の形態===
本発明にかかる媒体判別装置を用いることができる印刷装置の一実施形態として、プリンタを例にとって説明したが、上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更または改良され得るとともに、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
また、本実施形態において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部または全部をソフトウェアによって置き換えてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアによって置き換えてもよい。
本実施の形態の媒体判別処理においては、ユーザーは、図2に示されるユーザーインタフェース上において媒体を選択し、積層された状態の媒体を給紙トレーにセットした。そして、コントローラ60は、受光素子53の出力に基づいて媒体の種類が普通紙、コート紙、光沢紙、あるいは、OHPであるかを判断した。そして、コントローラ60は、受光素子56の出力に基づいて、蛍光増白剤の有無、又は媒体の厚さを判断した。しかしながら、薄い媒体か、厚い媒体かが予め分かっている場合には、コントローラ60は、受光素子56の出力に基づいてそれぞれの媒体が蛍光増白剤を含む媒体であるか、蛍光増白剤を含まない媒体であるかを判断すればよい。この場合、受光素子56は、媒体に含まれる蛍光増白剤から発せられる光を受光すればよいので、受光素子56は、図17に示されるように媒体Sに対して発光素子55と同じ側に設けることもできる。
また、本実施の形態においては、発光素子55からは、紫外線が照射された。しかしながら、発光素子55から紫外線を含む他の光線を照射させることとしてもよい。
前述の実施形態においては、コントローラ60は、第1のセンサ51及び第2のセンサ54に基づいて、警告を行っていた。しかし、第1のセンサ51及び第2のセンサ54の検出結果の利用方法は、これに限られるものではない。例えば、コントローラ60が、第1のセンサ51及び第2のセンサ54に基づいて媒体の種類を判別し、その判別結果をプリンタドライバに送信し、プリンタドライバが、受信した媒体の種類の判別結果に基づいて、画像データを印刷データに変換しても良い。この場合、印刷装置は、2つのセンサの検出結果を同時に取得するのではなく、1つずつ取得するので、第2のセンサ54の検出結果を取得してから媒体の種類を判別するまでの処理時間を早くすることができる。
また、本実施の形態においては、ユーザーは、ユーザーインタフェース上から7種類に細分類された媒体のいずれかを選択した。
しかしながら、印刷しようとする媒体が蛍光増白剤を含むか含まないか、薄いか厚いかを、ユーザーが判別できない場合がある。このような場合、ユーザーインタフェース上から4種類(普通紙、コート紙、光沢紙、及び、OHP)に大分類された媒体のいずれかをユーザーに選択させることも可能である。この場合、コントローラ60は、第1のセンサ51の検出結果に基づいて、選択された媒体が普通紙、コート紙、光沢紙、及び、OHPのいずれかであるかを判別する。選択された媒体と第1のセンサ51の検出結果に基づいて判別された媒体とが異なる場合、コントローラ60は、表示装置1200に警告画面を表示させる。選択された媒体と第1のセンサ51の検出結果に基づいて判別された媒体とが同じ場合、コントローラ60は、給紙ローラ21を回転させ媒体を搬送する。そして、コントローラ60は、第2のセンサ54により媒体を検出する。コントローラ60は、第1のセンサ51、及び、第2のセンサ54の検出結果に基づいて、搬送された媒体が7種類に細分類された媒体のいずれであるかを特定する。
このような実施の形態においては、コントローラ60は、搬送された媒体をその特性(媒体が蛍光増白剤を含むか含まないか、薄いか厚いか)に基づき、さらに細分類して特定している。そして、コントローラ60は、特定された媒体に最も適した印刷モードで媒体に印刷処理を実行する。このような実施の形態においては、ユーザーは、ユーザーインタフェース上から普通紙、コート紙、光沢紙、及び、OHPのいずれかを選択するだけでよい。
印刷システムの外観構成を示した説明図である。 プリンタドライバのユーザーインタフェースの説明図である。 プリンタの全体構成のブロック図である。 プリンタの全体構成の横断面図である。 媒体判別装置を構成する第1のセンサ51について説明するための説明図である。 媒体判別装置を構成する第1のセンサ54について説明するための説明図である。 図7Aは、1番上に蛍光増白剤を含まない媒体が位置し、その下部に蛍光増白剤を含む媒体が位置している場合に、入射角が小さい光が照射された様子を説明する説明図である。図7Bは、1番上に蛍光増白剤を含む媒体が位置し、その下部に蛍光増白剤を含む媒体が位置している場合に、入射角が小さい光が照射された様子を説明する説明図である。 図8Aは、蛍光増白剤を含む薄い媒体に光が照射された場合の受光素子56の出力について説明するための説明図である。図8Bは、蛍光増白剤を含まない薄い媒体に光が照射された場合の受光素子56の出力について説明するための説明図である。図8Cは、蛍光増白剤を含む厚い媒体に光が照射された場合の受光素子56の出力について説明するための説明図である。図8Dは、蛍光増白剤を含まない厚い媒体に光が照射された場合の受光素子56の出力について説明するための説明図である。 媒体の種類と、受光素子53、及び、受光素子56の出力との関係について説明するための説明図である。 媒体の種類と受光素子53の出力との関係を表す実験データである。 媒体の種類と受光素子56の出力との関係を表す実験データである。 ユーザーによって媒体の種類が選択されることを説明するためのフローチャートである。 普通紙が判別されることを説明するためのフローチャートである。 コート紙が判別されることを説明するためのフローチャートである。 光沢紙が判別されることを説明するためのフローチャートである。 OHPが判別されることを説明するためのフローチャートである。 受光素子56が、媒体Sに対して発光素子55と同じ側に設けられていることを説明するための説明図である。
符号の説明
1 プリンタ、
20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、23 搬送ローラ、24 プラテン、
25 排紙ローラ、
30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
50 センサ群、51 第1のセンサ、52 発光素子、53 受光素子、
54 第2のセンサ、55 発光素子、56 受光素子、
57 ロータリー式エンコーダ、58 紙検出センサ、
60 コントローラ、61 インターフェース部、62 CPU、63 メモリ、
64 ユニット制御回路、
1000 印刷システム、1100 コンピュータ、1200 表示装置、
1300 入力装置、1300A キーボード、1300B マウス、
1400 記録再生装置、1400A フレキシブルディスクドライブ装置、
1400B CD−ROMドライブ装置、
S 媒体

Claims (8)

  1. 積層された状態の複数の媒体を保持可能な媒体保持部と、
    媒体保持部に積層された状態の前記媒体に光を照射して、前記媒体からの反射光を受光する第1のセンサと、
    積層された状態の複数の前記媒体から1枚の前記媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送された1枚の前記媒体に紫外光を照射して、前記媒体からの光を受光する第2のセンサと、を有する
    ことを特徴とする媒体判別装置。
  2. 請求項1に記載の媒体判別装置において、
    前記第2のセンサは、蛍光剤を含む前記媒体に前記紫外光が照射されたときに、前記蛍光剤から発せられる光、及び、前記媒体を透過した透過光を受光する
    ことを特徴とする媒体判別装置。
  3. 請求項1に記載の媒体判別装置において、
    前記第1のセンサ、及び、前記第2のセンサの検出結果に基づいて前記媒体の種類を判別する制御部であって、前記搬送部による前記媒体の搬送前に、前記第1のセンサに基づいて前記媒体の種類を判別する制御部を更に有する
    ことを特徴とする媒体判別装置。
  4. 請求項3に記載の媒体判別装置において、
    前記制御部は、
    前記媒体の種類を指定する指定信号を受信し、
    前記第1のセンサに基づいて、前記媒体保持部に積層された状態の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行う
    ことを特徴とする媒体判別装置。
  5. 請求項3、又は、請求項4に記載の媒体判別装置において、
    前記制御部は、
    前記媒体の種類を指定する指定信号を受信し、
    前記第2のセンサに基づいて、搬送された1枚の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行う
    ことを特徴とする媒体判別装置。
  6. 請求項4に記載の媒体判別装置において、
    前記制御部は、
    前記警告を行わない場合、前記媒体を搬送して前記第2のセンサにより前記媒体を検出し、
    前記第1のセンサ、及び、前記第2のセンサの検出結果に基づいて前記媒体の種類を特定する
    ことを特徴とする媒体判別装置。
  7. 積層された状態の複数の媒体を保持可能な媒体保持部と、
    媒体保持部に積層された状態の前記媒体に光を照射して、前記媒体からの反射光を受光する第1のセンサと、
    積層された状態の複数の前記媒体から1枚の前記媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送された1枚の前記媒体に紫外光を照射して、前記媒体からの光を受光する第2のセンサと、を有し、
    前記第2のセンサは、蛍光剤を含む前記媒体に前記紫外光が照射されたときに、前記蛍光剤から発せられる光、及び、前記媒体を透過した透過光を受光し、
    前記第1のセンサ、及び、前記第2のセンサの検出結果に基づいて前記媒体の種類を判別する制御部であって、前記搬送部による前記媒体の搬送前に、前記第1のセンサに基づいて前記媒体の種類を判別する制御部を更に有し、
    前記制御部は、
    前記媒体の種類を指定する指定信号を受信し、
    前記第1のセンサに基づいて、前記媒体保持部に積層された状態の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行い、
    前記第2のセンサに基づいて、搬送された1枚の前記媒体の種類が、前記指定信号の示す前記媒体の種類と異なると判別できる場合、警告を行う
    ことを特徴とする媒体判別装置。
  8. 積層された状態の媒体に光を照射して、前記媒体からの反射光を受光し、
    積層された状態の複数の前記媒体から1枚の前記媒体を搬送し、
    搬送された1枚の前記媒体に紫外光を照射して、前記媒体からの光を受光することによって、前記媒体の種類を判別する
    ことを特徴とする媒体判別方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015124046A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 キヤノン株式会社 画像形成装置

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