JP2005335712A - ワイヤレス段ボールケース - Google Patents

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Abstract

【課題】
底部の係止強度を向上させるとともに、生育の度合いによって大きさの異なる青果物を複数個入れても蓋部が外方へ拡がるように工夫し、青果物の大きさに応じて蓋部を多段に係止可能にする段ボールケースを提供することを目的とする。
【解決手段】
蓋部10は蓋面片11、12、13および14が連設し、周壁部30は周壁面31、32、33および34が連設し、底部40は底面片41、42、43および44が連設し、かつ、前記蓋部10、前記周壁部30および前記底部40が上下に連設した1枚の段ボール100から、ほぼ直方体状に折り上げられる段ボールケース200において、前記底面片42に嵌合凹部46を備えるとともに、前記底面片44に嵌合凸部47を備えることにより、前記底面片42を前記底面片44に係止させ、次いで、前記底面片41および43を前記底面片42および44に係止させてあることを特徴とする段ボールケース。
【選択図】
図3

Description

本発明は、一枚の段ボールからほぼ直方体状に折り上げたワイヤレスの段ボールケースに関する。詳しくは、蓋部は、閉じ易く、一旦物を中に入れた後は、蓋が簡単に外れることが無く、また、青果物の生育度に応じて一つの箱に一杯収めることができるように、蓋を外方へ拡開可能に工夫したものであり、一方、底部については、型崩れや中に入れた物の重量によって底が抜けたりする等の不具合を確実に無くすことができるようなワイヤレスの段ボールケースに関する。
段ボールを折り上げる際、梱包後の姿勢を保持するにあたり、留め金具のワイヤを使用することが多い。一方、ワイヤを使用せず梱包の姿勢を保持する段ボールケースについては次のような例がある。
本件出願人は、ワイヤレス段ボールケースについて、先に、発明を提案している(特許文献1)。
特願2002−345439号
上記特許文献1には、以下に説明するような提案をしている。即ち、ワイヤレス段ボールケースは、1枚の段ボールから箱状に折り上げたものであって、それぞれ複数の片が折り曲げられた蓋部および底部と、そして、これらと一体連接した周壁とからなる。蓋部は蓋面片が一体連接し、蓋部を形成している。そして、嵌合片を嵌合用切欠に嵌め込み、舌片により嵌合片を押し上げることにより蓋部を閉じる。一方、底部は底面片が一体連接し、相互に係止させて底部を形成する。そして、係止孔に嵌合片を係止させて底部を閉じるように構成されている。
しかしながら、上記の特許文献1の提案では、次のような問題を抱えていた。
即ち、問題点の第一は、底部の嵌合片同士の係止強度が十分でないため、重い青果物を入れると係止部が外れて底抜けすることがあった。また、中の物の重量によっては、段ボールケースが捩れて変形し、遂には箱崩れてしまうことがあった。
第二に、個々に生育度が異なり、大きさがまちまちな青果物を複数個段ボールケースに入れる場合、蓋片同士の係止が十分でなくあるいは係止できないことがあり、中に入れる物の大きさに応じて段ボールケースの容量を変えることができるという融通性に欠けていた。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みて、底部の係止強度を向上させるとともに、生育の度合いによって大きさの異なる青果物を複数個入れても蓋部が外方へ拡がるように工夫し、青果物の大きさに応じて蓋部を多段に係止可能にする段ボールケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、蓋部10は蓋面片11、12、13および14が連設し、周壁部30は周壁面31、32、33および34が連設し、底部40は底面片41、42、43および44が連設し、かつ、前記蓋部10、前記周壁部30および前記底部40が上下に連設した1枚の段ボール100から、ほぼ直方体状に折り上げられる段ボールケース200において、前記底面片42に嵌合凹部46を備えるとともに、前記底面片44に嵌合凸部47を備えることにより、前記底面片42を前記底面片44に係止させ、次いで、前記底面片41および43を前記底面片42および44に係止させてあることを特徴とする段ボールケースである。
請求項2の発明は、請求項1の発明の上記特徴に加えて、前記底面片42および44に舌片45を備え、前記底面片41および43は、それぞれ折り目Hを介して底面片41aおよび43aを備え、前記舌片45を折り目Kの位置から段ボールケース200の内方へ折り曲げた跡に係止孔49と曲線切れ目Yが形成され、
前記底面片41aおよび前記底面片43aを前記折り目Hの位置から山形状に折りながら、前記曲線切れ目Yに沿って嵌入させ、かつ、前記底面片41aおよび43aを前記係止孔49に係止させてあることを特徴とする段ボールケースである。
請求項3の発明は、請求項1の発明の上記特徴に加えて、前記蓋面片13は折り目Lを介して蓋面片13bを備え、前記蓋面片13bの端部に、折り目Mを介して係止片20が連設し、前記係止片20に係止溝21を備え、前記周壁面32には、覆い37の上部に角部38を備え、前記係止片20を前記段ボールケース200の内方へ嵌入させ、かつ、前記係止溝21を前記角部38に係止させてあることを特徴とする段ボールケースである。
請求項4の発明は、請求項2の発明の上記特徴に加えて、前記舌片45には、切れ目Zの線上に前記折り目Kを備え、前記舌片45は、前記折り目Kの位置から段ボールケース200の内方へ折れる構成とし、かつ、この折り目Kは、切れ目Zと折り目Kとを合わせた長さの半分もしくは適宜の長さとすることを特徴とする段ボールケースである。
請求項5の発明は、請求項3の発明の上記特徴に加えて、前記係止片20に前記係止溝21を一個または複数個備えることを特徴とする段ボールケースである。
ここで、本明細書でいう「ワイヤレス段ボールケース」とは、折り目を介して連設した、蓋部、周壁部および底部からなるほぼ矩形状をした段ボール100から、折り目に沿って折り上げ、蓋部、周壁部および底部を係止するようにしたほぼ直方体状の段ボールケースであって、段ボールを折り上げる際に、その姿勢を保持するにあたり、止め金具のワイヤを使用しないものである。
本発明にかかわるワイヤレス段ボールケースによれば、蓋部は、閉じ易く、一旦物を中に入れた後は、蓋が簡単に外れるようなことが無く、また、青果物の生育度に応じて一つの箱に一杯詰めることができる。一方、底部については、従来対比係止強度を二割以上アップしたので、型崩れや中に入れた物が重みで底が抜けたりする等の不具合を確実に無くすことができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
先ず、本発明の実施例1ついて、図1〜図5を参照しながら説明する。図1は、本実施例の段ボールケース200の展開図で、段ボール100である。図2は、同上、底部を閉じる途中で二つの底面片を係止した状態の斜視図である。図3は、同上、底部を閉じる途中で、三つの底面片を係止した状態の斜視図である。図4は、同上、底部を閉じた状態の斜視図である。図5は、同上、蓋部を閉じる途中の状態の斜視図である。
ほぼ矩形状をした段ボール100には、所定の箇所に複数の折り目を設けてあるので、それらの設け方について以下に説明する。図1に示すように、段ボール100は、左右方向の折り目に沿って、上下方向に蓋部10、周壁部30および底部40に三分割される。段ボール100の上下および左右の方向については、上記の通りとし、他の実施例についても同様である。図中の点線は折り目を示し、他の実施例についても同様である。上下方向に蓋部、周壁部および底部に三分割されるように、上から折り目Aを左右方向に備え、これに平行に折り目B、そして、これらに平行に蓋部10に二箇所の折り目Gおよび底部40に二箇所の折り目Hを備える。そして、二段目の周壁部30には上記した折り目に対し直角方向に左から折り目C、折り目D、折り目Eおよび折り目Fをそれぞれ平行に備える。一段目の蓋部10は切れ目を介して左右に蓋面片11、12、13および14に分割され、蓋面片12は折り目Gを介して上下に蓋面片12a、12bに分割され、同様に蓋面片14は折り目Gを介して上下に蓋面片14a、14bに分割される。蓋面片11および13には左右に舌片15を備え、舌片15は折り目Jの位置から、連続する切れ目S、T、UおよびVに沿ってケースの内方へ折れ曲がる。ここで、曲線切れ目Uは円弧状を示し、舌片15の輪郭は図のようにほぼ直角三角形をかたどる。この直角三角形は直角を挟む直線状の二辺および凹状曲線の斜辺から構成され、折り目Jを直角を挟む一辺に備える。そして、舌片15が切れ目に沿ってケースの内方へ折れ曲がった跡の先端部には係止孔16が形成される。また、蓋面片12および14の上端部にはそれぞれ左右二箇所の係止孔17を備える。二段目の周壁部30については、折り目を介して左右に周壁面31、32、33および34に分割される。右端は糊代片35である。周壁面31および33には指孔36を備える。三段目の底部40は切れ目を介して左右に底面片41、42、43および44に分割され、底面片41は折り目Hを介して上下に底面片41a、41bに分割され、同様に底面片43は折り目Hを介して上下に底面片43a、43bに分割される。底面片42および44には左右に舌片45を備え、舌片45は折り目Kの位置から、連続する切れ目W、X、YおよびZに沿ってケースの内方へ折れ曲がる。ここで、舌片45を構成する切れ目Zは、周壁面32、34の底辺の折り目Bに平行とするが、舌片45が底面片41a、41bによって折り目Kを支点としてケースの内方へ押され、上下に揺動する機能を備えれば良い。従って、切れ目Zは、必ずしも平行では無く、折り目Bに対し30度前後傾斜するものでも良い。また、折り目Kはこの切れ目Zの線上に備え、かつ、この折り目Kの長さは、切れ目Zと折り目Kとを合わせた長さの半分もしくは適宜の8割程度の長さまで可能である。他の実施例についても同様である。また、曲線切れ目Yは円弧状を示し、舌片45の輪郭は図のようにほぼ直角三角形をかたどる。この直角三角形は直角を挟む直線状の二辺および凹状曲線の斜辺から構成され、折り目Kを直角を挟む一辺に備える。そして、舌片45が切れ目に沿ってケースの内方へ折れ曲がった跡の先端部には係止孔49が形成される。また、底面片42に嵌合凹部46を、底面片44には嵌合凸部47を備える。底面片41および43の上端部にはそれぞれ左右二箇所の係止孔48を備える。底部40については、他の実施例についても同様な構成である。
上部10の蓋面片11および13にほぼ直角三角形状の舌片15を備え、これに切れ目Uが円弧状に形成され、この切れ目に沿って蓋面片を嵌入、係止する構成が本実施例の特徴である。同様に、底部40の底面片42および44にほぼ直角三角形状の舌片45を備え、これに曲線切れ目Yが円弧状に形成され、この切れ目に沿って底面片を嵌入、係止する構成が底部に関し、本発明の全ての実施例についての特徴である。
段ボール100は以上の構成であり、以下に折り上げる手順について説明する。
先ず、周壁部30から折り上げる。折り目C〜Fの位置から、周壁面31〜34を四角に囲うように折り曲げ、最後に糊代片35を周壁面31の内側先端部に糊付けすることにより周壁部30の折り上げが完了する。
次に、底部40を上にして折り上げる。底面片44を折り目Bの位置から内方へ90度以上折り曲げ、次に、対向側から底面片42を折り目Bの位置から内方へ90度以上折り曲げながら嵌合凹部46を上から嵌合凸部47に係止する。図2に示すように、底部40の中央部が傾斜して凹んだ状態になる。次いで、底面片41は折り目Hの位置から山形状に折れながら、先方の底面片41aの両端部を両側の曲線切れ目Yに沿ってケースの内方へ嵌入する。この時、底面片41aは舌片45の上をケースの内方へ滑りながら嵌入し、遂には、係止孔48が係止孔49にぶつかり係止する。このようにして底面片41を閉じた状態を図3に示す。同様に、対向側の底面片43を係止して底部40を閉じた状態を図4に示す。底部40の中央部が傾斜して凹んだ状態にある。段ボールケース200の底面片42と44方向を前後方向とし、底面片41と43を左右方向とすると、底部40の前後方向で底面片42を44に係止し、その上からさらに左右方向で底面片41を底面片42および44に、底面片43を底面片42および44に係止する。
最後に、蓋部10を折り上げる。先ず、蓋面片13を折り目Aの位置から内方へ90度以上折り曲げ、次に、対向側から底面片11を折り目Aの位置から内方へ90度以上折り曲げる。次いで、蓋面片14は折り目Gの位置から山形状に折れながら、先方の蓋面片14aの両端部が両側の曲線切れ目Uに沿ってケースの内方へ嵌入する。この時、蓋面片14aは舌片15の上をケースの内方へ滑りながら嵌入し、遂には、係止孔17が係止孔16にぶつかり係止する。このようにして蓋面片14を閉じた状態を図5に示す。同様に、対向側の蓋面片12を係止する。段ボールケース200の蓋面片12と14方向を前後方向とし、底面片11と13を左右方向とすると、蓋部10の前後方向で蓋面片12および14を蓋面片11および13に係止する。なお、段ボールケース200の方向については、他に、蓋部10と底部40との方向を上下方向とし、他の実施例についても同様である。
以上のようにして段ボール100から段ボールケース200へと折り上げられ、次に図3および図4を参照しながら作用について説明する。
段ボールケース200の底部40の前後方向で底面片42を44に係止し、さらに、これらの上から底面片41と43を係止する。この底面片41と43を係止する過程で、舌片45の作用を説明する。図3に示すほぼ直角三角形の舌片45は底面片41と43によって左右上方から内方へ押し曲げられる。この時、舌片45は折り目Kの位置からケースの内方へ曲がり、この跡には、底面片42および44に曲線切れ目Yが形成される。この曲線切れ目Yは円弧状に形成され、一方、舌片45は折り目Kの位置からケースの内方へ押し曲げられるので、曲線切れ目Yと舌片45との間に隙間が形成される。このため、底面片41および43は曲線切れ目Yおよび舌片45の隙間に沿って嵌入し易くなり、折り目Hの位置から山形状に折れながら、ケースの内方へ滑りながら嵌入し係止する。底面片41は係止された後、舌片45によってケースの内方から押圧されるので一旦係止すると外れ難い。対向側の底面片43の係止についても同様である。一方、底面片41の両端部41c、41d(図2、3に示す)は、周壁片32、34からケースの内方へ不勢されながら嵌入する。底部が閉じた後は、底面片41の両端部41c、41dの先方が周壁面から不勢された状態にあるので、段ボールケースへ横からの荷重に対し、段ボールケース200の捩れを防止する効果がある。対向の底面片43についても同様である。実際に使用する段ボールケースを逆さに底部40を下にした状態では、段ボールケースの中に入れた青果物の重みによって、内方から段ボールケースの前後方向の底面片42と底面片44との係合が深くなり、遂には嵌合凹部46の両側の角部46a、46b(図1に示す)が嵌合凸部47の角部47a、47b(図1に示す)に係止する。中に入れる青果物が重いほど四つの底面片の係止度合いが強くなり、従来対比2割以上の係止強度が得られる。以上、底面片の係止作用については、他の実施例についても同様である。
次に、蓋面片の係止について説明する。図5に蓋面片14を係止した状態を示す。蓋面片11および13に曲線切れ目Uが円弧状に形成されているので、蓋面片14は、折り目Gの位置から山形状に折れて、曲線切れ目Uおよび舌片15によって形成される隙間に沿って、滑りながら嵌入し遂には係止孔16に係止孔17が係止する。もう一方の蓋面片12の係止についても同様である。この場合、大根等個々に大きさが異なる青果物を入れても前後の蓋面片が上下に滑りながら拡開できる構造なので、青果物の大きさに応じて蓋を係止することができる。
次に、本発明の実施例2ついて、図6〜図10を参照しながら説明する。図6は、本実施例の段ボールケース200の展開図で、段ボール100である。図7は、同上、蓋部を閉じる途中の状態の斜視図である。図8は、同上、係止片を係止する前の状態の斜視図である。図9は、同上、係止片を係止する途中の拡大斜視図である。図10は、同上、係止片を係止した後の状態の斜視図である。
本実施例の実施例1との主たる相違点は、蓋面片の折り上げ方法および蓋面片の係止手段が異なるところにある。
図6に示すように、ほぼ矩形状をした段ボール100は、左右方向の複数の折り目を介して、上下方向に蓋部10、周壁部30および底部40に三分割されることは実施例1と同様である。上下方向に蓋部、周壁部および底部が三分割されるように、上から折り目Aを左右方向に備え、これに平行に折り目B、そして、これらに平行に底部40に二箇所の折り目Hを備える。そして、二段目の周壁部30には上記した折り目に対し直角方向に左から折り目C、折り目D、折り目Eおよび折り目Fをそれぞれ平行に備える。一段目の蓋部10は切れ目を介して左右に蓋面片11、12、13および14に分割される。蓋面片13は斜め折り目Lを介して蓋面片13a、13bに分割される。そして、蓋面片13bの左端部には折り目Mを介して係止片20が連設し、この係止片20は係止片20a、20bからなる。なお、蓋面片11、12および14は蓋部を閉じる際に折り上げ易いように片角あるいは両角を落とした形状である。二段目の周壁部30については、折り目を介して左右に周壁面31、32、33および34に分割される。右端は糊代片35である。周壁面31および33には指孔36を備える。周壁面32には、右上に折り目Nを介して覆い37を備える。そして、この覆い37の上方で、折り目Aの近傍に角部38を備える。この角部38は覆い37を折り曲げた跡の切込み穴上辺に位置する。三段目の底部40は折り目H、舌片45等実施例1と全く同様である。
蓋部10の蓋面片の折り込みを容易にするために蓋面片に角落ちを施すとともに、蓋面片を二段階に係止する構成が本実施例の特徴である。
段ボール100は以上の構成であり、以下に実施例1とは異なる蓋面部10を折り上げ、閉じる手順について説明する。
実施例1と同様、周壁部30から折り上げ、次に、底部40を折り上げた後、蓋面部10を折り込む。先ず、蓋面片13を折り目Aの位置から内方へ90度折り曲げる。次に、蓋面片の角を直前に折り曲げた蓋面片の角に被せるように、時計廻りに蓋面片14、蓋面片11および蓋面片12を順次折り曲げる。ここで、蓋面片に施した角落ちによって蓋面片の折り上げが容易になる。最後に、蓋面片12を折り曲げる際に、図7に示すように、蓋面片13の折り目L(図6に示す)の位置から蓋面片13bを外方へ折り曲げることによって蓋面片12を内方へ折り曲げ易くする。そして、図8に示すように、蓋面片13bを折り目Lの位置から蓋面片12の角を被うように折り戻す。次に、蓋面片を周壁に係止する。即ち、図9に示すように、係止片20を折り目Mの位置から周壁面の方へ曲げ、さらに周壁面32に備える覆い37上部の切込み穴からケースの内方へ折り曲げる。次いで、係止片20を外側から被うように覆い37を被せる。この状態を図10に示す。
以上のようにして段ボール100から段ボールケース200へと折り上げられ、次に作用について説明する。
蓋面片の係止について説明する。図10は蓋面片を閉じ、蓋面片が周壁面に係止した状態を示す。その前の段階の図8、9に示すように、係止片20の側端部には、外方から係止溝21a、21bを備えるので、二段の係止が可能である。本実施例では、係止溝21を二箇所備えることで説明したが、一箇所でもよく、あるいは必要に応じて多数の係止溝を備え、多段の係止手段を構成することは十分可能である。一方、蓋面片32に備える覆い37の上方で、折り目Aの近傍に角部38を備える。この角部38は覆い37を折り曲げた跡の切り抜き穴上辺に備える(図6、8に示す)。図8、9の状態から、第一の係止溝21aを角部38に嵌合させることにより、蓋面片13bと周壁面32が係止し、この場合、蓋面片13はケースの外方へ膨らんで閉じる。第二の係止溝21bを角部38に嵌合させる場合は、蓋面片13は小さく閉じる。このように、第一、第二の係止溝を使い分けることによって、大根等個々に生育の大きさが異なる青果物を複数個入れても蓋をケースの外へ拡開させて係止できる構成なので、青果物の大きさに応じて蓋部を二段階に係止することができる。
次に、本発明の実施例3ついて、図11〜図13を参照しながら説明する。図11は、本実施例の段ボールケース200の展開図で、段ボール100である。図12は、同上、蓋部を閉じる途中の状態の斜視図である。図13は、同上、蓋部を閉じる途中の拡大斜視図である。
本実施例の実施例1との主たる相違点は、蓋面片の折り込み方法および蓋面片の係止手段が異なるところにある。
図11に示すように、ほぼ矩形状をした段ボール100は、左右方向の複数の折り目に沿って、上下方向に蓋部10、周壁部30および底部40に三分割されることは実施例1と同様である。上下方向に蓋部、周壁部および底部が三分割されるように、上から折り目Aを左右方向に備え、これに平行に折り目B、そして、これらに平行に底部40に二箇所の折り目Hを備える。そして、二段目の周壁部30には上記した折り目に対し直角方向に左から折り目C、折り目D、折り目Eおよび折り目Fをそれぞれ平行に備える。一段目の蓋部10は切れ目を介して左右に蓋面片11、12、13および14に分割される。そして、蓋面片11、13には、それぞれ、蓋片23と舌片24とがセットで左右に備えられる。蓋片23には折り目R、舌片24には折り目Qを備える。また、蓋面片12、14の左右上端部には、それぞれ、係止片18を備える。係止片18には折り目Pを備える。二段目の周壁部30および三段目の底部40は、実施例1と全く同様である。
上部10の蓋面片を係止する構成が本実施例の特徴である。
段ボール100は以上の構成であり、以下に実施例1とは異なる蓋面部を折り上げ、係止する手順について説明する。
実施例1と同様、周壁部30から折り上げ、次に、底部40を折り上げた後、蓋面部10を折り込む。先ず、左右の蓋面片11および対向する蓋面片13を折り目Aの位置から内方へ90度折り曲げる。次に、これらの蓋面片に被せるように、蓋面片12を折り曲げる。次に、図12に示すように、蓋面片12を蓋面片11および蓋面片13に係止する。同様に、蓋面片14を蓋面片11および蓋面片13に係止して、蓋面を閉じる。
以上のようにして段ボール100から段ボールケース200へと折り上げられ、次に作用について説明する。
蓋面片の係止について説明する。図13に係止部の拡大図を示す。先ず、蓋面片11に備える舌片24を折り目Qの位置から、蓋片23を折り目Rの位置からケースの内方へ折り曲げる。そして、蓋面片12に備える係止片18を折り目Pの位置から折り曲げ舌片24の上に嵌入し、次いで、蓋片23を係止片18の上から被せる。即ち、ケースの外方から内方へ蓋片23、係止片18、舌片24が重なる。この時、係止片18の角部25(図12に示す)が蓋片23を折り曲げた跡に形成される角部26(図12に示す)に係止する。このように、係止片18を蓋片23と舌片24によって上下から挟むので、蓋片23と舌片24の折り曲げによる復元力によって係止片18が外れ難いうえ、係止片18の角部25が角部26に係止されることによって、係止片18が蓋面片11に確実に止まる。蓋面片13についても同様である。また、蓋片23は、これらの係止孔を塞ぐ作用をするのでケースの中へ塵が侵入するのを防止する効果がある。
次に、本発明の実施例4ついて、図14を参照しながら説明する。図14は、本実施例の段ボールケース200の展開図で、段ボール100である。
本実施例の実施例1との主たる相違点は、底部の係止手段が異なるところにある。
図14に示すように、ほぼ矩形状をした段ボール100は、左右方向の折り目に沿って、上下方向に蓋部10、周壁部30および底部40に三分割されることは実施例1とほぼ同様である。ただ、底部40の係止手段が異なるので、このことについて説明する。底面片42の先端左部に嵌合凸部47とこの右に嵌合凹部46を備える。底面片44についても同様である。また、それぞれ嵌合凸部47と嵌合凹部46との境界の隅には角部50を備える。
このように底部40を係止する構成が本実施例の特徴である。
段ボール100は以上の構成であり、以下に、実施例1とは異なる部分の折り上げの手順および作用について説明する。
底面片44を折り目Bの位置から内方へ90度以上折り曲げ、次に、対向側から底面片42を折り目Bの位置から内方へ90度以上折り曲げる。次いで、底面片42の嵌合凹部46を底面片44の嵌合凸部47に係止する。このことが実施例1と異なる。次いで、底面片41および43を折り目Hの位置から折り曲げ先方の底面片41aの両端部を両側の舌片45の上から曲線切れ目Yに沿ってケースの内方へ嵌入する。このようにして、底部を係止し閉じる。
底部40が四枚の底面片における相互の係合によって凹みが形成される。段ボールケースの中の青果物の重みによって、内側から段ボールケースの前後方向の底面片42と底面片44との係止が深くなり、遂には嵌合凹部46と嵌合凸部47の角部50同士が相互に係止する。中の青果物が重いほど四つの底面片の係止が強くなり、従来対比2割強の係止強度が得られる。
なお、本発明の使途は大根、白菜等の比較的重量のある青果物に好適である。
実施例1の段ボールケース200の展開図で、段ボール100である。 同上、底部を閉じる途中で二つの底面片を係止した状態の斜視図である。 同上、底部を閉じる途中で、三つの底面片を係止した状態の斜視図である。 同上、底部を閉じた状態の斜視図である。 同上、蓋部を閉じる途中の状態の斜視図である。 実施例2の段ボールケース200の展開図で、段ボール100である。 同上、蓋部を閉じる途中の状態の斜視図である。 同上、蓋部を閉じる途中の状態の斜視図である。 同上、蓋部を閉じる途中の拡大斜視図である。 同上、蓋部を閉じた状態の斜視図である。 実施例3の段ボールケース200の展開図で、段ボール100である。 同上、蓋部を閉じる途中の状態の斜視図である。 同上、蓋部を閉じる途中の拡大斜視図である。 実施例4の段ボールケース200の展開図で、段ボール100である。
符号の説明
100 段ボール
200 段ボールケース
10 蓋部
11、12、13、14 蓋面片
12a、12b 蓋面片
14a、14b 蓋面片
15 舌片
16 係止孔
17 係止孔
18 係止片
19 指孔
20 係止片
20a、20b 係止片
21 係止溝
21a 係止溝
21b 係止溝
23 蓋片
24 舌片
25 角部
26 角部
30 周壁部
31、32、33、34 周壁面
35 糊代片
36 指孔
37 覆い
38 角部
40 底部
41、42、43、44 底面片
41a、41b 底面片
41c、41d 端部
43a、43b 底面片
43c、43d 端部
45 舌片
46 嵌合凹部
46a、46b 角部
47 嵌合凸部
47a、47b 角部
48 係止孔
49 係止孔
50 角部
A〜R 折り目
L 斜め折り目
S、T、V、W、X、Z 切れ目
U 曲線切れ目
Y 曲線切れ目

Claims (5)

  1. 蓋部10は蓋面片11、12、13および14が連設し、
    周壁部30は周壁面31、32、33および34が連設し、
    底部40は底面片41、42、43および44が連設し、
    かつ、前記蓋部10、前記周壁部30および前記底部40が上下に連設した1枚の段ボール100から、ほぼ直方体状に折り上げられる段ボールケース200において、
    前記底面片42に嵌合凹部46を備えるとともに、前記底面片44に嵌合凸部47を備えることにより、
    前記底面片42を前記底面片44に係止させ、
    次いで、前記底面片41および43を前記底面片42および44に係止させてあることを特徴とする段ボールケース。
  2. 前記底面片42および44に舌片45を備え、
    前記底面片41および43は、それぞれ折り目Hを介して底面片41aおよび43aを備え、
    前記舌片45を折り目Kの位置から段ボールケース200の内方へ折り曲げた跡に係止孔49と曲線切れ目Yが形成され、
    前記底面片41aおよび前記底面片43aを前記折り目Hの位置から山形状に折りながら、前記曲線切れ目Yに沿って嵌入させ、
    かつ、前記底面片41aおよび43aを前記係止孔49に係止させてあることを特徴とする請求項1記載の段ボールケース。
  3. 前記蓋面片13は折り目Lを介して蓋面片13bを備え、
    前記蓋面片13bの端部に、折り目Mを介して係止片20が連設し、
    前記係止片20に係止溝21を備え、
    前記周壁面32には、覆い37の上部に角部38を備え、
    前記係止片20を前記段ボールケース200の内方へ嵌入させ、
    かつ、前記係止溝21を前記角部38に係止させてあることを特徴とする請求項1記載の段ボールケース。
  4. 前記舌片45には、切れ目Zの線上に前記折り目Kを備え、
    前記舌片45は、前記折り目Kの位置から段ボールケース200の内方へ折れる構成とし、かつ、この折り目Kは、切れ目Zと折り目Kとを合わせた長さの半分もしくは適宜の長さとすることを特徴とする請求項2記載の段ボールケース。
  5. 前記係止片20に前記係止溝21を一個または複数個備えることを特徴とする請求項3記載の段ボールケース。


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