JP2005334557A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005334557A
JP2005334557A JP2004161020A JP2004161020A JP2005334557A JP 2005334557 A JP2005334557 A JP 2005334557A JP 2004161020 A JP2004161020 A JP 2004161020A JP 2004161020 A JP2004161020 A JP 2004161020A JP 2005334557 A JP2005334557 A JP 2005334557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
pan
steam
lid
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004161020A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Hirata
由美子 平田
Saori Kako
さおり 加古
Nobuko Ichiki
暢子 市来
Masaaki Shibata
雅章 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004161020A priority Critical patent/JP2005334557A/ja
Publication of JP2005334557A publication Critical patent/JP2005334557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

【課題】炊飯性能を向上させるために、水の沸点以上の蒸気を利用する炊飯器において、水の沸点以上の温度の過熱蒸気を米の性質に応じた温度に調整して鍋内に投入し、炊飯物の種類に拘わらず糊化の過不足なく澱粉が充分に糊化した食味のよいご飯を炊飯する。
【解決手段】鍋2を鍋加熱手段4により加熱するとともに鍋2の温度を鍋温度検知手段5により検知し、鍋2の上面開口部を蓋3により覆い、蓋3から鍋2内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段25により蓋3の少なくとも一部を加熱し、蓋3の加熱した箇所により、鍋2内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段9より発生した蒸気を加熱し、100℃以上の過熱蒸気を生成して鍋2内に投入する。米の性質を入力する米質入力手段17に入力された米の性質に応じて、蓋加熱手段25により加熱する蒸気の温度を可変するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、炊飯性能を向上させるために、水の沸点以上の蒸気を利用する炊飯器に関するものである。
一般的な家庭用の炊飯器においては、鍋内の米と水を加熱するためには鍋底部に配置した鍋加熱手段が主であり、蓋内の加熱手段は鍋内の米、水の上方の空間を介するため、結果的に、補助的な加熱となる。よって、鍋内上層の米は加熱量が不足し、鍋内の米、水を均一な加熱をすることができなかった。
さらに、本来、炊飯においては、水がほぼなくなり米の流動性がなくなる、炊飯の最終工程である、蒸らし工程で、それまでの加熱を継続し、米澱粉の糊化を完成させることが、美味なるご飯を炊くために必須であるが、この工程で、加熱を継続すると鍋底付近の米飯が焦げてしまうため加熱を弱めることが多かった。
加熱を弱めることに伴う糊化不足を防止し、炊飯性能を向上させるための手段としては、蓋体に高熱源である誘導加熱コイルを設けて鍋開口部の上方から米を加熱するようなものがあった(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図8は、特許文献1の構成を示すものであり、以下、その構成について説明する。
図8に示すように、本体ケース101は、下面に支持脚102を有する底板103を固着している。保護枠104は耐熱性を有するプラスチックスによって構成し、上部周縁部に設けたつば部105を本体ケース101の上面に固着している。底面加熱用誘導コイル106は保護枠104の下底部に装着し、側面加熱用誘導コイル107は保護枠104の下方側部に設置しており、保護枠104に収容された磁性金属層を有する鍋108を底面加熱用誘導コイル106と側面加熱用誘導コイル107とによって加熱し、鍋108内の米と水との内容物を加熱調理するよう構成している。
温度センサ109は保護枠104の底面の中心に設けた貫通孔に装着している。蓋体110はつまみ111を有し、保護枠104の上端部のつば部105上に着脱自在に載置しており、耐熱性を有するプラスチックスによって構成した内カバー112を断熱材113を介して固着している。内蓋114は内カバー112にピン120によって着脱自在に装着し、その周縁部を鍋108のつば部に載置し、鍋108を覆蓋するものである。本体側上部誘導コイル115は保護枠104のつば部105の内面に設置し、本体ケース101内の電源部(図示しない)に接続している。
蓋体側誘導コイル116は、蓋体110内の本体側誘導コイル115に対向する部分に装着しており、本体側上部誘導コイル115によって励磁され、この蓋体側誘導コイル116に励起された電流が誘導コイル119に流れ、誘導コイル119の磁束により磁性金属板で形成された加熱板117を誘導加熱し、鍋108内の上部よりの炊飯加熱または保温加熱ができるよう構成している。
特許文献2についても、その基本構成は特許文献1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
特許第2988050号公報 特開平6−62956号公報
しかしながら、上記の従来の構成の炊飯器では、鍋内上層の米が直接、誘導加熱コイルの熱放射により加熱されることになるため、蒸らし工程においては、ご飯の水分が蒸発して乾燥するという現象が生じている。したがって、鍋内の米飯全体が十分な炊飯性能を確保できる温度まで鍋上方から誘導加熱コイルで加熱すると、鍋上層では乾燥して逆に食味が落ちてしまうため、結局、十分な加熱が行えず、鍋内全体にわたっては食味は完全なものではなかった。
さらに、炊飯量が多いほど、加熱量を多くしなければならないにも拘わらず、炊飯量が多くなるほど、上層の米は誘導加熱コイルに接近するので乾燥しやすくなるため、加熱を弱めなければならないという矛盾を生じていた。
この第1の課題は、鍋を鍋加熱手段により加熱し、鍋の温度を鍋温度検知手段により検知し、鍋の上面開口部を蓋により覆い、蒸気発生手段により鍋内に供給する蒸気を発生させ、この蒸気発生手段が発生する蒸気を蒸気加熱手段により水の沸点以上の温度に加熱することにより解決することができる。
すなわち、大気圧下の水の沸点(100℃)以上の温度に上昇した蒸気(過熱蒸気)を鍋開口部上方から米に供給することにより、まず、蒸気が供給されるがゆえにご飯の乾燥を伴うことがなく、しかも、100℃以下の蒸気供給では米粒表面に水が付着するに留まるが、100℃以上の蒸気であるので、米の糊化を進行させるのに必要なエネルギーをもち、糊化を促進し、炊飯性能を向上させることができる。
しかしながら、上記の構成にした場合、新たに第2の課題が生じる。炊飯物である米のとう精度合いや米質によって、米に含まれる澱粉の糊化のしやすさに差が見られるために、常に安定して最適な状態に糊化したご飯を得ることが困難であり、米によっては食味向上が充分ではない場合があるという問題である。すなわち、糊化の進行が不充分な場合には甘味、粘り、香りなどご飯のおいしさに重要な役割を果たす要素が充分に生成されないという不具合があり、一方、糊化のしやすい米の場合には糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつくなどの不具合があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、米の性質に応じて、軟化しにくく粘りの出にくい米や古米に対しては高温の過熱蒸気を投入して糊化の促進を図る一方、軟化しやすく粘りの出やすい米に対しては100℃以上の比較的低温の過熱蒸気を投入して糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくし、さまざまな米において安定して過熱蒸気の効果による炊飯性能を向上することを第1の目的としている。
また、炊飯メニューに応じて、糊化しにくい炊飯物に対しては高温の過熱蒸気を投入して糊化の促進を図る一方、糊化しやすい炊飯物に対しては100℃以上の比較的低温の過熱蒸気を投入して糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくすし、各炊飯メニューにおいて安定して過熱蒸気の効果による炊飯性能を向上することを第2の目的としている。
本発明は上記第1の目的を達成するために、鍋を鍋加熱手段により加熱するとともに鍋の温度を鍋温度検知手段により検知し、鍋の上面開口部を蓋により覆い、蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段により蓋の少なくとも一部を加熱し、蓋の加熱した箇所により、鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し、100℃以上の過熱蒸気を生成して鍋内に投入するよう構成し、米の性質を入力する米質入力手段に入力された米の性質に応じて、蓋加熱手段により加熱する蒸気の温度を可変するようにしたものである。
これにより、米の性質に応じて、軟化しにくく粘りの出にくい米や古米に対しては高温の過熱蒸気を投入して糊化の促進を図る一方、軟化しやすく粘りの出やすい米に対しては100℃以上の比較的低温の過熱蒸気を投入して糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくすことができ、さまざまな米において安定して過熱蒸気の効果による炊飯性能を向上することができる。
また、上記第2の目的を達成するために、鍋を鍋加熱手段により加熱するとともに鍋の温度を鍋温度検知手段により検知し、鍋の上面開口部を蓋により覆い、蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段により蓋の少なくとも一部を加熱し、蓋の加熱した箇所により、鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し、100℃以上の過熱蒸気を生成して鍋内に投入するよう構成し、炊飯メニューを選択するメニュー選択手段により選択された炊飯メニューに応じて、蓋加熱手段により加熱する蒸気の温度を可変するようにしたものである。
これにより、炊飯メニューに応じて、糊化しにくい炊飯物に対しては高温の過熱蒸気を投入して糊化の促進を図る一方、糊化しやすい炊飯物に対しては100℃以上の比較的低温の過熱蒸気を投入して糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくすことができ、各炊飯メニューにおいて安定して過熱蒸気の効果による炊飯性能を向上することができる。
本発明の炊飯器は、水の沸点以上の温度の過熱蒸気を米の性質に応じた温度に調整して鍋内に投入することにより、ご飯の焦げや鍋上層のご飯の乾燥を防ぎながら鍋内のご飯に必要十分量の熱を与え、炊飯物の種類に拘わらず糊化の過不足なく澱粉が充分に糊化した食味の非常によいご飯を炊くことができる。
第1の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、米の性質を入力する米質入力手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記米質入力手段に入力された米の性質に応じて、前記蓋加熱手段により加熱する蒸気の温度を可変するようにしたものである。ここで、米の性質とは、米の成分のうちアミロース含量やタンパク含量と相関のある炊飯時の軟化しやすさ、粘りの出やすさを指し、また、収穫後の経過期間により新米(主に収穫後2〜3ヶ月以内の米)、古米(新米収穫以後に前年産の米を指していう)と呼称される米の鮮度のことを指す。例えばアミロース含量の高い米とは、澱粉の化学構造のうち直鎖状のものが多く枝分かれしたものが少ない米であり、硬くパサパサして粘りがでにくいのが特徴である。これにより、加熱温度によって糊化の最終到達レベルが異なるという炊飯科学理論にもとづき、米の性質に応じて、軟化しにくく粘りの出にくい米や古米に対しては高温の過熱蒸気を投入して糊化の促進を図る一方、軟化しやすく粘りの出やすい米や新米に対しては、100℃以上の比較的低温の過熱蒸気を投入して糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくすことができるので、さまざまな米において安定して過熱蒸気の効果による炊飯性能を向上することができる。
さらに、ユーザーが自らのご飯の好みや前回の炊飯の炊きあがり結果を鑑みて、炊飯する米の性質に応じた過熱蒸気の温度および過熱蒸気投入量を任意に選択でき、より良い炊飯結果を得ることができる。
第2の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、米の性質を入力する米質入力手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記米質入力手段に入力された米の性質に応じて、前記鍋内に投入する蒸気の量を変えるようにしたものであり、過熱蒸気による熱供給を過不足なく調節し、糊化の最も最適な時点で炊飯を完了させることができる。
第3の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、米の性質を入力する米質入力手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記米質入力手段に入力された米の性質に応じて、前記鍋内への蒸気投入開始時点を可変するようにしたものであり、米によって澱粉組織の水分吸収状態などが異なるために、炊飯の最終段階である蒸らし工程開始時点で米粒に付着した残存遊離水が多く水っぽい状態になりやすい場合にも、炊飯の進行状態(米の糊化の進行および残存遊離水の吸水状態)に対して一定の最適なタイミングで過熱蒸気投入を開始できるので、米の性質に拘わらず安定して炊飯性能を向上することができる。
第4の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、炊飯メニューを選択するメニュー選択手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記メニュー選択手段により選択された炊飯メニューに応じて、前記蓋加熱手段により加熱する蒸気の温度を可変するようにしたものである。ここで、炊飯メニューとは、玄米、分づき米、無洗米などのとう精レベルや加工処理によって区別される各種の米に対して、それぞれ設定された炊飯の加熱プログラムを指す。これにより、加熱温度によって糊化の最終到達レベルが異なることを利用して、「玄米」などのような糊化のしにくい炊飯物に対しては高温の過熱蒸気を投入して糊化の促進を図る一方、「無洗米」などの糊化しやすい炊飯物に対しては100℃以上の比較的低温の過熱蒸気を投入して糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくすことができるので、各炊飯メニューにおいて安定して過熱蒸気の効果による炊飯性能を向上することができる。
第5の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、炊飯メニューを選択するメニュー選択手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記メニュー選択手段により選択された炊飯メニューに応じて、前記鍋内に投入する蒸気の量を変えるようにしたものであり、過熱蒸気による熱供給を過不足なく調節し、糊化の最も最適な時点で炊飯を完了させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に示すように、炊飯器本体1は、鍋2を着脱自在に内装し、鍋2の上面を覆う蓋3を開閉自在に設置している。また、炊飯器本体1の内部に、鍋2を加熱する鍋加熱手段4と鍋2の温度を検知する鍋温度検知手段5を配置している。
また、炊飯器本体1は水タンク7を内装しており、この水タンク7は水タンク加熱手段8を有し、水タンク7と水タンク加熱手段8により蒸気発生手段9を構成している。蓋3の内面の鍋2の上面開口部に対向する位置に内蓋10を配設し、この内蓋10に蒸気孔11である開口部を設け、蒸気発生手段9と蒸気孔11とを蒸気管12により接続している。
蓋加熱手段25は、主に蒸らし工程にて蓋3からの加熱をおこなうもので、蒸気発生手段9より蒸気を発生させない場合は、蒸気を発生させる場合より弱い火力で内蓋10を加熱して鍋2内のご飯を加熱し、蒸気発生手段9より蒸気を発生させる場合は、内蓋10の蒸気孔11部分を含む一部を加熱することで、鍋2内のご飯を加熱するとともに、内蓋10の蒸気孔11部分を含む一部を100℃以上の高温に加熱し、内蓋10の100℃以上の高温部により蒸気発生手段9により発生した蒸気を熱交換により加熱し、蒸気を水の沸点以上の温度に上昇させて鍋2内に投入するよう構成している。
蒸気温度制御手段23は、浸水、炊き上げ、蒸らしの各工程に対して必要とされる温度の過熱蒸気を生成するために蓋加熱手段25を制御するもので、内蓋10の近傍に配設している。
制御手段15は、鍋温度検知手段5の出力を基に、マイクロコンピュータに記憶された炊飯のシーケンスに基づいて、鍋加熱手段4、水タンク加熱手段8、蓋加熱手段25を制御する。さらに、蓋3には、炊飯メニューを選択するメニュー選択手段16、米の性質を入力する米質入力手段17を含む操作手段20を配置している。
ここで、米質入力手段17は、新米期終了後から古米になるまでの期間の米(以下、白米という)や、新米期の米または低アミロース含量および低タンパク含量の米などの糊化しやすい米(以下、新米という)や、古米または高アミロース含量および高タンパク含量の米などの糊化しにくい米(以下、古米という)など、米の性質を入力し、制御手段15は、米質入力手段17に入力された米の性質に応じて、蓋加熱手段25により加熱する蒸気の温度を可変するようにしている。
また、米質入力手段17に入力された米の性質に応じて、蒸気投入時間を変えることにより、鍋2内に投入する蒸気の量を変えるようにしている。
また、米質入力手段17により、新米期の米または低アミロース含量および低タンパク含量の米を入力した場合は、鍋2内への蒸気投入開始時点を可変するようにしている。
上記構成において図2〜図4を参照しながら動作を説明する。図2〜図4はいずれも炊飯時の鍋温度検知手段5の検知温度と時間と加熱出力の関係を示すタイムチャートである。
まず、米質入力手段17により、白米を入力した場合の動作を図2を参照しながら説明する。ここで、白米は、新米期(主に収穫後2〜3ヶ月以内)終了後から古米(新米収穫以後に前年産の米を指していう)になるまでの期間の米を主として対象にしている。
鍋2に白米と水を入れた状態で、鍋2を炊飯器本体1に載置し、炊飯器本体1に設けた水タンク7内に所定量の水を入れ、炊飯メニュー選択手段16によって炊飯コースを選択し炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、炊飯工程が実施される。
炊飯工程は浸漬、炊き上げ、蒸らしの各工程に大分されており、図2に示すような加熱パターンに従い、鍋2内の米と水の状態が適正値として設定された温度や時間で制御される。浸漬工程終了後に炊き上げ工程を開始し、鍋温度検知手段5の出力を検出しながら鍋加熱手段4を駆動し、強火で鍋2内を沸騰に至らしめ、炊飯開始から鍋2内が沸騰に到達するまでの間に、水タンク加熱手段8を駆動させることで水タンク7内の水が熱せられ、蒸気を生成する。
引きつづき鍋2内の沸騰を維持させる間に、米が吸水しながら米飯へ変化する糊化現象が進行し、炊飯時に鍋2内に入れた水を米に吸水、蒸発して概ねなくなった状態になると蒸らし工程に進む。また、鍋2内が沸騰すると、蓋加熱手段25により内蓋10を加熱して温度を徐々に上昇させて蒸らし工程における蒸気加熱に備える。鍋2内が沸騰状態を維持している間は、水タンク加熱手段8を断続的に駆動して、水タンク7の水温が下がらないよう備えておく。
蒸らし工程においては、澱粉の糊化を完成させ、米粒表面の余分な水分を除去することが重要であるが、すでに水分が減少して対流が停止しているため、鍋加熱手段4による加熱では鍋2の底部のご飯は焦げやすく、焦げを避けようとすると充分な熱量を与えられないので、水タンク加熱手段8と蓋加熱手段25を駆動して100℃以上の温度の過熱蒸気を生成し、蒸らし工程開始後、鍋2内の温度が完全に低下する前に、蒸気孔11より蒸気を鍋2内に流入させ、蒸気投入時間T22の間、蒸気投入をつづける。
すなわち、内蓋10の温度d’2を至適温度(130℃)に上げておき、その後に100℃の蒸気を流入させる。すると、蒸気が鍋2内に流入する直前に高温の内蓋10に接触し、熱交換により蒸気の温度が約130℃の過熱蒸気を生成し、これを蒸気投入時間T22の間、鍋2内に過熱蒸気を投入する。
これにより、約130℃の蒸気であるので、米の糊化を進行させるのに必要なエネルギーをもち、ご飯を焦がすことなく糊化を促進し、さらに余分な水分を蒸発させ炊飯性能を向上することができる。この際、糊化が過不足なく行なわれ、甘味と粘りが十分に引き出すことができる。なお、加熱不足で糊化が不十分な場合には、甘味の生成、粘りの生成が不十分であり、ご飯のおいしさに重要な役割を果たす要素が充分に生成されないので食味の向上が図れないことは周知の現象であるが、過加熱の場合にも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつくという不具合がある。
つぎに、米質入力手段17により、新米を入力した場合の動作を図3を参照しながら説明する。ここで、新米は、新米期(主に収穫後2〜3ヶ月以内)の米、低アミロース含量および低タンパク含量の米など糊化しやすい性質の米を対象にしている。
炊飯の動作については、上記図2に示す白米と同様に進むが、蒸気投入時間T23を白米よりも短く、内蓋温度d’3を少し低く(120℃)している。
糊化しやすい性質の米の場合は、浸漬工程と炊き上げ工程を白米と同様にした上で糊化を最適にするため、内蓋温度d’3を新米期の米などに適していて加熱の過不足のない120℃近傍に制御し、蒸気投入時間T23の間、鍋2内に過熱蒸気を投入することにより、糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくすことができ、炊飯性能を向上することができる。
また、このような米は、澱粉組織の水分吸収が起こりやすく、ご飯はやわらかめに炊けやすいため、水っぽい炊きあがりになりやすいので、蒸気投入までの時間T1を上記白米の場合よりも長くし、米粒表面の水が米に十分吸収されるタイミングで加熱蒸気を投入する。
つぎに、米質入力手段17により、古米を入力した場合の動作を図4を参照しながら説明する。ここで、古米は、古米(新米収穫以後に前年産の米を指していう)、高アミロース含量および高タンパク含量の米など糊化しにくい性質の米を対象にしている。
炊飯の動作については、上記図2に示す白米と同様に進むが、蒸気投入時間T24を白米よりも長く、内蓋温度d’4を高く(150℃)している。
糊化しにくい性質の米の場合は、浸漬工程と炊き上げ工程を白米と同様にした上で糊化を最適にするため、内蓋温度d’4を古米などに適していて加熱の過不足のない150℃近傍に制御し、蒸気投入時間T24の間、鍋2内に過熱蒸気を投入することにより、高温の過熱蒸気を投入して糊化を促進することができて、炊飯性能を向上することができる。
以上のように、本実施の形態においては、米質入力手段17に入力された米の性質に応じて、蓋加熱手段25により加熱する蒸気の温度を可変するようにしたので、軟化しにくく粘りの出にくい米や古米に対しては高温の過熱蒸気を投入して糊化の促進を図る一方、軟化しやすく粘りの出やすい米や新米に対しては、100℃以上の比較的低温の過熱蒸気を投入して糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくすことができるので、さまざまな米において安定して過熱蒸気の効果による炊飯性能を向上することができる。
また、米質入力手段17に入力された米の性質に応じて、鍋2内に投入する蒸気の量を変えるようにしたので、過熱蒸気による熱供給を過不足なく調節し、糊化の最も最適な時点で炊飯を完了させることができる。
また、米質入力手段17に入力された米の性質に応じて、鍋2内への蒸気投入開始時点を可変するようにしたので、炊飯の最終段階である蒸らし工程開始時点で米粒に付着した残存遊離水が多く水っぽい状態になりやすい場合にも、炊飯の進行状態に対して一定の最適なタイミングで過熱蒸気投入を開始できるので、米の性質に拘わらず安定して炊飯性能を向上することができる。
(実施の形態2)
図1に示すメニュー選択手段16は、玄米、分づき米、無洗米などのとう精レベルや加工処理によって区別される各種の米に対して、それぞれ設定された炊飯の加熱プログラムを選択し、制御手段15は、メニュー選択手段16により選択された炊飯メニューに応じて、蓋加熱手段25により加熱する蒸気の温度を可変するようにしている。
また、メニュー選択手段16により選択された炊飯メニューに応じて、蒸気投入時間を変えることにより、鍋2内に投入する蒸気の量を変えるようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
上記構成においてメニュー選択手段16により玄米を選択した場合の動作を図5を参照しながら説明する。ここで、玄米は、硬い殻に覆われているため米粒内に水と熱が入り込みにくいので糊化しにくい。炊飯の動作については、上記実施の形態1の白米と基本的には同様に進むが、蒸気投入時間T25を白米よりも長く、内蓋温度d’5を高く(150℃)している。
玄米の場合は、浸漬工程と炊き上げ工程を玄米に合わせた上で糊化を最適にするため、内蓋温度d’5を玄米に適していて加熱の過不足のない150℃近傍に制御し、蒸気投入時間T25の間、鍋2内に過熱蒸気を投入することにより、ご飯を焦がすことなく糊化を促進し、さらに余分な水分を蒸発させ炊飯性能を向上することができる。
つぎに、メニュー選択手段16により分づき米を選択した場合の動作を図6を参照しながら説明する。ここで、分づき米は、玄米の殻を部分的に削り取った米を対象にしている。すなわち、白米より糊化しにくく玄米より糊化しやすい性質の米を対象にしている。炊飯の動作については、白米と同様に進むが、蒸気投入時間T26を白米よりも長く、内蓋温度d’6を高く(140℃)している。
分づき米の場合は、浸漬工程と炊き上げ工程を白米と同様にした上で糊化を最適にするため、内蓋温度d’6を一般的な米の分づき米に適していて加熱の過不足のない140℃近傍に制御し、蒸気投入時間T26の間、鍋2内に過熱蒸気を投入することにより、ご飯を焦がすことなく糊化を促進し、さらに余分な水分を蒸発させ炊飯性能を向上することができる。
つぎに、メニュー選択手段16により無洗米を選択した場合の動作を図7を参照しながら説明する。ここで、無洗米は、糠を除去してあり洗わずに炊くことのできる米を対象にしている。無洗米は、白米より炊飯時の澱粉の溶出が多く水分を吸収しにくい性質がある。炊飯の動作については、白米と同様に進むが、蒸気投入時間T27を白米とほぼ同じで、内蓋温度d’7を少し低く(125℃)している。
無洗米の場合は、浸漬工程と炊き上げ工程を白米と同様にした上で糊化を最適にするため、内蓋温度d’7を一般的な米の無洗米に適していて加熱の過不足のない125℃近傍に制御し、蒸気投入時間T27の間、鍋2内に過熱蒸気を投入することにより、ご飯を焦がすことなく糊化を促進し、さらに余分な水分を蒸発させ炊飯性能を向上することができる。
以上のように、本実施の形態においては、メニュー選択手段16により選択された炊飯メニューに応じて、蓋加熱手段25により加熱する蒸気の温度を可変するようにしたので、加熱温度によって糊化の最終到達レベルが異なることを利用して、「玄米」などのような糊化のしにくい炊飯物に対しては高温の過熱蒸気を投入して糊化の促進を図る一方、「白米」「無洗米」などの糊化しやすい炊飯物に対しては100℃以上の比較的低温の過熱蒸気を投入して糊化を促進しながらも糊化しすぎてご飯の粒表面がべたつく等の不具合をなくすことができるので、各炊飯メニューにおいて安定して過熱蒸気の効果による炊飯性能を向上することができる。
また、メニュー選択手段16により選択された炊飯メニューに応じて、鍋2内に投入する蒸気の量を変えるようにしたので、過熱蒸気による熱供給を過不足なく調節し、糊化の最も最適な時点で炊飯を完了させることができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、水の沸点以上の温度の過熱蒸気を米の性質に応じた温度に調整して鍋内に投入することにより、ご飯の焦げや鍋上層のご飯の乾燥を防ぎながら鍋内のご飯に必要十分量の熱を与え、炊飯物の種類に拘わらず糊化の過不足なく澱粉が充分に糊化した食味の非常によいご飯を炊くことができるので、炊飯性能を向上させるために、水の沸点以上の蒸気を利用する炊飯器として有用である。
本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図 同炊飯器の炊飯工程の温度と時間と加熱出力の関係を示す一例のタイムチャート 同炊飯器の炊飯工程の温度と時間と加熱出力の関係を示す他の例のタイムチャート 同炊飯器の炊飯工程の温度と時間と加熱出力の関係を示す他の例のタイムチャート 本発明の実施の形態2における炊飯器の炊飯工程の温度と時間と加熱出力の関係を示す一例のタイムチャート 同炊飯器の炊飯工程の温度と時間と加熱出力の関係を示す他の例のタイムチャート 同炊飯器の炊飯工程の温度と時間と加熱出力の関係を示す他の例のタイムチャート 従来の炊飯器の断面図
符号の説明
2 鍋
3 蓋
4 鍋加熱手段
5 鍋温度検知手段
9 蒸気発生手段
17 米質入力手段
25 蓋加熱手段

Claims (5)

  1. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、米の性質を入力する米質入力手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記米質入力手段に入力された米の性質に応じて、前記蓋加熱手段により加熱する蒸気の温度を可変するようにした炊飯器。
  2. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、米の性質を入力する米質入力手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記米質入力手段に入力された米の性質に応じて、前記鍋内に投入する蒸気の量を変えるようにした炊飯器。
  3. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、米の性質を入力する米質入力手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記米質入力手段に入力された米の性質に応じて、前記鍋内への蒸気投入開始時点を可変するようにした炊飯器。
  4. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、炊飯メニューを選択するメニュー選択手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記メニュー選択手段により選択された炊飯メニューに応じて、前記蓋加熱手段により加熱する蒸気の温度を可変するようにした炊飯器。
  5. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋と、前記鍋内に供給する蒸気を発生させる蒸気発生手段と、前記蓋から鍋内の炊飯物を加熱する蓋加熱手段と、炊飯メニューを選択するメニュー選択手段とを備え、前記蓋加熱手段により前記蓋の少なくとも一部を加熱し、前記蓋の加熱した箇所により前記蒸気発生手段より発生した蒸気を加熱し100℃以上の過熱蒸気を生成して前記鍋内に投入するよう構成し、前記メニュー選択手段により選択された炊飯メニューに応じて、前記鍋内に投入する蒸気の量を変えるようにした炊飯器。
JP2004161020A 2004-05-31 2004-05-31 炊飯器 Pending JP2005334557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004161020A JP2005334557A (ja) 2004-05-31 2004-05-31 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004161020A JP2005334557A (ja) 2004-05-31 2004-05-31 炊飯器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005334557A true JP2005334557A (ja) 2005-12-08

Family

ID=35488731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004161020A Pending JP2005334557A (ja) 2004-05-31 2004-05-31 炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005334557A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005250A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Panasonic Corp 炊飯器
JP2012176193A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Panasonic Corp 炊飯器
JP2016168237A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 自動製パン器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005250A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Panasonic Corp 炊飯器
JP2012176193A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Panasonic Corp 炊飯器
CN102648819B (zh) * 2011-02-28 2016-03-16 松下电器产业株式会社 煮饭器
JP2016168237A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 自動製パン器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5887477B2 (ja) 炊飯器
JP2003144308A5 (ja)
JP2003144308A (ja) 炊飯器
JP2012187295A (ja) 炊飯器
JP2004248901A (ja) 炊飯器
JP3757954B2 (ja) 炊飯器
JP3757953B2 (ja) 炊飯器
JP2005334557A (ja) 炊飯器
JP3757951B2 (ja) 炊飯器
JP4039183B2 (ja) 炊飯器
JP2006230433A (ja) 炊飯器
JP3918792B2 (ja) 炊飯器
JP5187056B2 (ja) 炊飯器
JP5298788B2 (ja) 炊飯器
JP3757945B2 (ja) 炊飯器
JP2006314356A (ja) 蒸し調理機能付き炊飯器
JP2005312610A (ja) 炊飯器
JP5292933B2 (ja) 炊飯器
JP2008054719A (ja) 炊飯器
JP4036208B2 (ja) 炊飯器
JP3855959B2 (ja) 炊飯器
JP5304043B2 (ja) 炊飯器
JP3518539B2 (ja) 炊飯器
JP2005261704A (ja) 炊飯器
JP2004321378A (ja) 炊飯器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070514

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070613

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080730

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A02 Decision of refusal

Effective date: 20081216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02