JP2005334473A - 医療システム - Google Patents

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孝治 中本
Toshio Nakamura
俊夫 中村
Yorio Matsui
頼夫 松井
Nobuyuki Matsuura
伸之 松浦
Akira Suzuki
明 鈴木
Takatoshi Yoshida
尊俊 吉田
Masayuki Hashimoto
雅行 橋本
Naoki Yasui
直樹 安井
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Abstract

【課題】 医療器具に設けられたバルーンを膨張・収縮するバルーン制御装置の制御情報を観察モニターに表示することにより、バルーンの状態を術者が正確に把握でき、操作が容易で、観察・処置時間を短縮でき、術者の疲労及び患者の負担を軽減できる医療システムを提供することにある。
【解決手段】 バルーン12を有すると共に、体腔内に挿入される医療器具としての内視鏡1と、前記バルーン12に送気するためのバルーン制御装置23とから構成される医療システムにおいて、前記バルーン制御装置23の制御情報を観察モニター28に表示するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、経口的または経肛門的に体腔内に挿入して体腔内を観察する医療システムに関する。
医療用内視鏡を体腔内の深部消化管腔、例えば小腸へ挿入する場合の手技として、経口的に挿入する場合と経肛門的に挿入する場合とがある。いずれにしても、腸管は複雑に屈曲をしているために、体腔外で内視鏡の挿入部を押し進めても、挿入部の先端部に力が伝わり難く、深部へ挿入することは困難である。
そこで、内視鏡の挿入部を複雑に屈曲した腸管にスムーズに挿入できるように、内視鏡の先端部に内視鏡用バルーンを設けると共に、内視鏡挿入部に外挿したオーバーチューブ(スライディグチューブ)の先端部にオーバーチューブ用バルーンを設けたダブルバルーン式内視鏡システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
これは、内視鏡挿入部を深部に挿入する際のガイドとしての役目を果たすオーバーチューブを腸管の深部まで挿入した後、オーバーチューブ用バルーンを膨らましてオーバーチューブ用バルーンを腸管に固定し、この状態で、オーバーチューブを後退させることにより、腸管の撓みをとって内視鏡挿入部をより深部に挿入するようになっている。
また、オーバーチューブ用バルーンを膨らましてオーバーチューブを腸管に固定する際に、腸管等に負担を掛けないように、バルーンの材質をラテックスのように軟質のものにしたもの、またバルーンの内圧を測定して圧力を制御できるようにしたものも知られている(例えば、特許文献2,3参照。)。
さらに、内視鏡の挿入部を複雑に屈曲した腸管に挿入する過程で、腸管の屈曲に応じて挿入部の湾曲部を湾曲させて先端構成部を腸管の深部に向ける操作を行うが、挿入部の先端構成部が腸管のどの位置にあるか、また挿入部の挿入形状がどのような形態か、検出できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献4,5,6参照)。
これは、内視鏡の挿入部の長手方向に亘って複数個のソースコイルを配置するとともに、体外に前記ソースコイルの位置を磁気的に検知するセンスコイルを有したコイルユニットを備え、コイルユニットによって検出した情報(形状画像)をモニターに表示するようにしたものである。
特開平11−290263号公報 特開2001−340462号公報 特開2002−301019号公報 特開2000−79088号公報 特開2000−93386号公報 特開2001−46319号公報
特許文献1〜3は、いずれも内視鏡の挿入部の先端部に内視鏡用バルーンが固定され、内視鏡の挿入部に外挿されるオーバーチューブ(スライディングチューブ)の先端部にオーバーチューブ用バルーンが固定された構造である。そして、ポンプ装置によって各バルーンに選択的に送気したり、吸引することにより、膨張・収縮することができるが、術者が体腔内のバルーンの膨張・収縮状態を把握することは困難であり、ポンプ装置の操作が難しく、観察・処置に時間がかかり、医師及び患者の負担が大きいという問題がある。
また、特許文献4〜6は、内視鏡の挿入部の先端構成部が腸管のどの位置にあるか、また挿入部の挿入形状を検出できるようにしたものであるが、前述と同様に、術者が体腔内のバルーンの膨張・収縮状態を把握することはできず、ポンプ装置の操作が難しく、観察・処置に時間がかかり、医師及び患者の負担が大きいという問題がある。
バルーンの膨張・収縮状態を視覚的に把握できる手段として、X線透視下による検査も考えられるが、バルーンがX線不透視の材料ではないために、描出は困難である。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、医療器具に設けられたバルーンを膨張・収縮するバルーン制御装置の制御情報を観察モニターに表示することにより、バルーンの状態を術者が正確に把握でき、操作が容易で、観察・処置時間を短縮でき、術者の疲労及び患者の負担を軽減できる医療システムを提供することにある。
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、バルーンを有すると共に、体腔内に挿入される医療器具と、前記バルーンに送気するためのバルーン制御装置とから構成される医療システムにおいて、前記バルーン制御装置の制御情報を観察モニターに表示するようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1の前記医療器具は、内視鏡であることを特徴とする。
請求項3は、請求項1の前記医療器具は、内視鏡の挿入部に外挿されるオーバーチューブであることを特徴とする。
請求項4は、請求項1の前記医療器具は、内視鏡の処置用チャンネルに挿入される医療器具であることを特徴とする。
請求項5は、請求項1の前記観察モニターは、内視鏡画像を表示する内視鏡画像モニターであることを特徴とする。
請求項6は、請求項1の前記バルーン制御装置の制御情報は、バルーン膨張・収縮状態、バルーン圧力値の何れかもしくは両方であることを特徴とする。
請求項7は、請求項1において、体腔内に挿入される医療器具に設けられ磁界を発生する発信コイルと、前記医療器具の外部に設けられ前記発信コイルからの磁界を受信する受信コイルと、前記発信コイルと受信コイルとの間で磁気信号を送受信することにより、前記発信コイルと受信コイルとの相対的な位置関係を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づき体腔内の前記医療器具の形状画像を描出する形状画像描出手段とを更に備え、前記観察モニターに前記医療器具の形状画像を表示することを特徴とする。
請求項8は、請求項7の前記演算手段に、体腔内に挿入される医療器具のバルーンに送気するバルーン制御装置の制御情報を入力し、前記観察モニターに前記医療器具の形状画像と共に、バルーンの膨張・収縮状態を関連付けて表示することを特徴とする。
前記構成によれば、医療器具を体腔内に挿入する過程において、医療器具の観察画像が観察モニターに表示されると共に、医療器具の形状画像が表示される。術者は、観察モニターを観ながら医療器具を操作するが、観察モニターには、例えば、内視鏡用バルーン、オーバーチューブ用バルーンの膨張・収縮状態、バルーン圧力値等が同時に文字表示されるため、バルーン制御装置の操作が容易にしかも適確に行える。
この発明によれば、体腔内に挿入された医療器具に設けられたバルーンの状態を術者が正確に把握でき、操作が容易で、観察・処置時間を短縮でき、術者の疲労及び患者の負担を軽減できるという効果がある。
以下、この発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は第1の実施形態であり、図1は医療システムの全体構成図、図2はダブルバルーン式内視鏡の先端部の縦断側面図、図3は観察モニターの正面図である。
図1及び図2は、医療器具としての小腸用の内視鏡1を示し、この内視鏡1は細長い軟性の挿入部2を有しており、挿入部2の遠位端(先端側)には湾曲部3を介して先端構成部4が設けられている。挿入部2の近位端(基端側)にはグリップ部5を有する操作部6が設けられており、この操作部6には遠位端にコネクタ7を有するユニバーサルコード8が接続されている。
挿入部2には処置用チャンネル、先端構成部4には照明光学系、固体撮像素子等の観察光学系、処置用チャンネルと連通する鉗子口、体腔内に空気および観察レンズに水を供給するノズル(いずれも図示しない)が設けられ、処置用チャンネルは、操作部6の処置具挿入口9と連通している。操作部6には湾曲部3を湾曲操作するアングル操作ノブ10が設けられ、アングルワイヤ(図示しない)を押し引きすることにより、湾曲部3を湾曲できるようになっている。
前記挿入部2には、該挿入部2に外挿される医療器具としての内視鏡用オーバーチューブ11が挿入軸方向に進退自在に設けられている。挿入部2の先端構成部4には膨張・収縮自在な内視鏡用バルーン12が装着され、内視鏡用オーバーチューブ11の遠位端(先端側)には膨張・収縮自在なオーバーチューブ用バルーン13が装着されている。
さらに、内視鏡1の挿入部2の内部には、その挿入軸方向に亘って第1の送気管路15が内挿され、この第1の送気管路15の遠位端は先端構成部4の径方向に貫通する開口部16を介して内視鏡用バルーン12の内腔に連通している。また、第1の送気管路15の近位端は操作部6を介してユニバーサルコード8のコネクタ7まで延長している。
内視鏡用オーバーチューブ11のオーバーチューブ用バルーン13は両端部が縛り糸17a,17bによって内視鏡用オーバーチューブ11に固定されている。内視鏡用オーバーチューブ11の外周面の一部にはオーバーチューブ用バルーン13へ送気する第2の送気管路19が添設されている。この第2の送気管路19は内視鏡用オーバーチューブ11の近位端に設けられた把持部20まで延長している。
コネクタ7には第1の送気管路15と連通する送気接続口21が設けられている。この送気接続口21は第1の接続チューブ22を介してバルーン制御装置23に接続されている。また、内視鏡用オーバーチューブ11の把持部20には第2の送気管路19と連通する送気接続口24が設けられている。この送気接続口24は第2の接続チューブ25を介してバルーン制御装置23に接続されている。バルーン制御装置23にはフットスイッチ26が接続され、バルーン制御装置23を制御して内視鏡用バルーン12及びオーバーチューブ用バルーン13を膨張・収縮操作できるようになっている。
また、コネクタ7は、ビデオプロセッサ27を介して観察モニター28に接続されている。観察モニター28には内視鏡1の観察画像を表示する第1のエリア29aとバルーン制御装置23の制御情報を表示する第2のエリア29bが設けられている。この第2のエリア29bには、被検者の個人情報、内視鏡用バルーン12とオーバーチューブ用バルーン13の膨張・収縮状態、バルーン圧力値等が文字表示され、術者は内視鏡1の観察画像とともに内視鏡用バルーン12とオーバーチューブ用バルーン13の膨張・収縮状態、バルーン圧力値等が把握できるようになっている。
次に、前述のように構成された医療システムの作用について説明する。
ダブルバルーン式内視鏡1を経口的に小腸に挿入して腸管の内壁を観察する場合、まず、内視鏡1の挿入部2にオーバーチューブ11を外挿し、フットスイッチ26の操作によってバルーン制御装置23を制御し、内視鏡用バルーン12及びオーバーチューブ用バルーン13のエアを抜いて収縮状態とする。
次に、内視鏡1の挿入部2を患者aの口bから挿入し、操作部6のアングル操作ノブ10を操作して湾曲部3を湾曲操作しながら、挿入部2を食道、胃を経て小腸に挿入する。そして、内視鏡1の挿入部2の先端構成部4が例えば十二指腸を通過したところで、フットスイッチ26を操作してバルーン制御装置23を制御する。
そして、バルーン制御装置23から第1の接続チューブ22、第1の送気管路15を介して開口部16から内視鏡用バルーン12にエアを供給して内視鏡用バルーン12を膨張させると、内視鏡用バルーン12が小腸の内壁に圧接し、内視鏡1の先端構成部4が小腸に固定される。この状態で、オーバーチューブ11の把持部20を把持してオーバーチューブ11を挿入部2に沿って前進させると、オーバーチューブ11の遠位端が内視鏡用バルーン12の後端部まで導かれる。
次に、再びフットスイッチ26を操作してバルーン制御装置23から第2の接続チューブ25に送気すると、第2の送気管路19を介してオーバーチューブ用バルーン13にエアが供給される。従って、オーバーチューブ用バルーン13が膨張して小腸の内壁に圧接し、オーバーチューブ11の遠位端が固定される。この状態で、オーバーチューブ11の把持部20を把持し、内視鏡1の挿入部2と一体にしてオーバーチューブ11を手元側に後退させると、その引張り力によってオーバーチューブ11と共に挿入部2の曲率半径が大きく、略直線状態になるため、小腸の余分な撓みを取って小腸を短縮することができる。
次に、内視鏡用バルーン12のエアを抜いて収縮した状態とし、内視鏡1の挿入部2を小腸の深部に向って押し進めると、挿入部2はオーバーチューブ11に案内されながら小腸の深部に向って挿入される。
このような内視鏡1の挿入部2を小腸に挿入する過程において、内視鏡1の観察画像は観察モニター28の第1のエリア29aに表示される。(図3において、INFは膨張(inflated)状態を、DEFは収縮(deflated)状態をそれぞれ示す。)また、フットスイッチ26によって操作されるバルーン制御装置23の制御情報は、文字情報として第2のエリア29bに表示される。術者は、観察モニター28を観ながら内視鏡1の操作部6及びオーバーチューブ11の把持部20を操作するが、観察モニター28には内視鏡用バルーン12とオーバーチューブ用バルーン13の膨張・収縮状態、バルーン圧力値等が同時に文字表示されるため、フットスイッチ26の操作が容易にしかも適確に行え、内視鏡1の挿入部2を短時間で小腸の目的部位に挿入することができる。
本実施形態においては、バルーン制御装置をフットスイッチによって操作するように構成しているが、音声認識によるハンドフリー操作も可能である。
なお、ダブルバルーン式内視鏡を経口的に小腸に挿入する手技を示したが、ダブルバルーン式内視鏡を経肛門的に大腸を経て小腸に挿入する場合においても基本的に同じである。
図4〜図6は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図4は医療システムの全体構成図、図5はダブルバルーン式内視鏡の先端部の縦断側面図、図6は制御ブロック図である。図4に示すように、内視鏡1の挿入部2に外挿されたオーバーチューブ11の把持部20にはオーバーチューブ11の内腔に連通する送液接続口31が設けられ、この送液接続口31は送液チューブ32を介して潤滑剤送液ユニット33に接続されている。
図5に示すように、内視鏡1の挿入部2の内部には挿入部2の挿入軸方向に亘って被検出コイルとして複数個の第1のコイル14が間隔を存して配置され、その最先端の第1のコイル14は先端構成部4に近接する湾曲部3に配置されている。そして、第1のコイル14はリード線14aを介してユニバーサルコード8のコネクタ7に接続されている。
内視鏡用オーバーチューブ11に対してオーバーチューブ用バルーン13を固定する縛り糸17a,17bのうち先端側の縛り糸17aの外側には被検出コイルとして単一の第2のコイル18が固定されている。第2のコイル18はリード線(図示しない)を介して内視鏡用オーバーチューブ11の近位端に設けられた把持部20に接続されている。
ユニバーサルコード8のコネクタ7には第1のコイル14と電気的に接続された接続端子34が設けられている。この接続端子34は第1の接続コード35を介して制御ユニット36に接続されている。また、内視鏡用オーバーチューブ11の把持部20には第2のコイル18と電気的に接続された接続端子37が設けられている。この接続端子37は第2の接続コード38を介して制御ユニット36に接続されている。制御ユニット36は複数の検出コイル(図示しない)を内蔵した受信コイルユニット39及び形状表示モニター40が接続されている。
第2の実施形態によれば、内視鏡1の挿入部2を小腸に挿入する過程において、制御ユニット36から挿入部2に内蔵された複数個の第1のコイル14及びオーバーチューブ11に設けられた第2のコイル18に同時にないしは順次交流信号を印加してそのコイルの周囲に磁界を発生する。同時に、制御ユニット36から体腔外に配置された受信コイルユニット39の検知コイルによって第1及び第2のコイル14,18の磁界を検出し、その検出された磁界検出電流のデジタル値を用いて第1及び第2のコイル14,18の位置を算出する。
図6に示すように、制御ユニット36は、第1のコイル14の第1コイルデータ、第2のコイル18の第2コイルデータ、および受信コイル39の第3コイルデータに、バルーン制御装置23のバルーン制御データを合成し、演算手段によって演算することにより画像処理する。すなわち、受信コイルユニット39の検出信号は制御ユニット36に内蔵された演算手段によって第1及び第2のコイル14,18と受信コイルユニット39の検出コイルとの相対的な位置関係を演算し、この演算結果に基づいて体腔内に挿入された内視鏡1の挿入部2及びオーバーチューブ11の形状画像を表示するとともに、バルーン制御装置23のバルーン制御データを関連付けることにより、内視鏡用バルーン12及びオーバーチューブ用バルーン13の膨張・収縮状態を視覚的に形状表示モニター40に表示することができる。
また、オーバーチューブ11にはその内腔に連通する送液接続口31が設けられ、この送液接続口31は送液チューブ32を介して潤滑剤送液ユニット33に接続されている。従って、内視鏡1の挿入部2とオーバーチューブ11との間に潤滑剤を送液して両者の相対移動を円滑に行うことができる。
さらに、オーバーチューブ11の外表面に長さ方向に亘って目盛を付すことにより、体腔内への挿入長が一目瞭然となり、挿入性を向上できる。
図7及び図8は第3の実施形態を示し、第1,2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図7はダブルバルーン式内視鏡の斜視図、図8は観察モニターの正面図である。
図7に示すように、内視鏡1の処置具挿入口9に連通する処置用チャンネルに挿通されたプローブ41は透明な材料によって形成され、このプローブ41の遠位端には膨張・収縮自在で、透明な材料からなるプローブ用バルーン42が設けられている。
プローブ41及びプローブ用バルーン42を透明な材料によって形成することによって、図8の観察モニター28に示すように、内視鏡1によってプローブ41及びプローブ用バルーン42を透視して小腸等の管腔内を観察することができる。
なお、プローブ41に代ってガイドワイヤでも同様な効果が得られると共に、プローブ、ガイドワイヤに硬度可変機能を設けることにより、内視鏡1の挿入性を一層向上できる。良好な操作、観察することができるため、プローブ41を用いたダブルバルーン式内視鏡システム提供することが可能である。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
この発明の第1の実施形態を示す医療システムの全体構成図。 同実施形態の内視鏡の先端部の縦断側面図。 同実施形態を示し、観察モニターの正面図。 この発明の第2の実施形態を示す医療システムの全体構成図。 同実施形態の内視鏡の先端部の縦断側面図。 同実施形態の制御ブロック図。 この発明の第3の実施形態を示し、内視鏡の斜視図。 同実施形態を示し、観察モニターの正面図。
符号の説明
1…内視鏡、2…挿入部、3…湾曲部、4…先端構成部、11…オーバーチューブ、12…内視鏡用バルーン、13…オーバーチューブ用バルーン、23…バルーン制御装置、28…観察モニター

Claims (8)

  1. バルーンを有すると共に、体腔内に挿入される医療器具と、前記バルーンに送気するためのバルーン制御装置とから構成される医療システムにおいて、
    前記バルーン制御装置の制御情報を観察モニターに表示するようにしたことを特徴とする医療システム。
  2. 前記医療器具は、内視鏡であることを特徴とする請求項1記載の医療システム。
  3. 前記医療器具は、内視鏡の挿入部に外挿されるオーバーチューブであることを特徴とする請求項1記載の医療システム。
  4. 前記医療器具は、内視鏡の処置用チャンネルに挿入される医療器具であることを特徴とする請求項1記載の医療システム。
  5. 前記観察モニターは、内視鏡画像を表示する内視鏡画像モニターであることを特徴とする請求項1記載の医療システム。
  6. 前記バルーン制御装置の制御情報は、バルーン膨張・収縮状態、バルーン圧力値の何れかもしくは両方であることを特徴とする請求項1記載の医療システム。
  7. 請求項1において、体腔内に挿入される医療器具に設けられ磁界を発生する発信コイルと、前記医療器具の外部に設けられ前記発信コイルからの磁界を受信する受信コイルと、前記発信コイルと受信コイルとの間で磁気信号を送受信することにより、前記発信コイルと受信コイルとの相対的な位置関係を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づき体腔内の前記医療器具の形状画像を描出する形状画像描出手段とを更に備え、
    前記観察モニターに前記医療器具の形状画像を表示することを特徴とする医療システム。
  8. 前記演算手段に、体腔内に挿入される医療器具のバルーンに送気するバルーン制御装置の制御情報を入力し、前記観察モニターに前記医療器具の形状画像と共に、バルーンの膨張・収縮状態を関連付けて表示することを特徴とする請求項7記載の医療システム。
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