JP2005333820A - 乗用型田植機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乗用型田植機において、機体の出力軸から伝動ケースの入力軸に動力が伝達される場合、動力のトルク変動を抑えて動力の伝動効率を良いものする。
【解決手段】 植付機構を支持した伝動ケース11を苗植付装置に備え、伝動ケース11の下部にフロートを備えて、フロートの後部の横軸芯周りにフロートを上下に揺動自在に支持し、伝動ケース11が前上がり姿勢となるように構成する。機体の後部に備えられた出力軸43を後方に突出させ、伝動ケース11の前部に備えられた入力軸12を前方に突出させて、機体の出力軸43と伝動ケース11の入力軸12とに亘って、自在継手14を介して伝動軸13を接続する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、上下に昇降駆動自在なリンク機構を機体の後部に備え、リンク機構に苗植付装置を備えた乗用型田植機に関する。
前述のような乗用型田植機では、例えば特許文献1に開示されているように、苗植付装置に伝動ケース(特許文献1の図1及び図2の29,30)を備え、伝動ケースの後部に植付機構(特許文献1の図1及び図2の31)を回転自在に支持して、伝動ケースの下部にフロート(特許文献1の図1の27)を備えたものがある。
この場合、フロートの後部の横軸芯周りに、フロートが上下に揺動自在に支持されている。機体の後部に備えられた出力軸(特許文献1の図1及び図2の60)が後方に突出して、伝動ケースの前部に備えられた入力軸(特許文献1の図2の37)が前方に突出しており、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とに亘って、自在継手(特許文献1の図2の64,65)を介して、伝動軸(特許文献1の図1及び図2の61,63)が接続されている。
これにより、動力が機体の出力軸及び伝動軸を介して伝動ケースの入力軸に伝達されるのであり、伝動ケースの入力軸の動力により植付機構が回転駆動されて、苗の植え付けが行われ、機体の進行に伴ってフロートが田面に接地追従するように上下に揺動する(植付作業状態)。
特開2000−342026号公報(図1及び図2)
前述のような自在継手は一般に折れ曲がりの角度が小さい程、伝達される動力のトルク変動が小さく、動力の伝動効率が良いものとなる。
この場合、乗用型田植機では例えば特許文献の図1に示すように、フロートが田面に接地した植付作業状態において、機体の出力軸が上側に位置し、伝動ケースの入力軸が下側に位置しており、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とに亘って接続される伝動軸が斜め下方に向いている。これにより、機体の出力軸から伝動ケースの入力軸に動力が伝達される場合、動力のトルク変動を抑えて動力の伝動効率を良いものすると言う面で改善の余地がある。
本発明は、上下に昇降駆動自在なリンク機構を機体の後部に備え、リンク機構に苗植付装置を備えた乗用型田植機において、機体の出力軸から伝動ケースの入力軸に動力が伝達される場合、動力のトルク変動を抑えて動力の伝動効率を良いものすることを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、上下に昇降駆動自在なリンク機構を機体の後部に備え、リンク機構に苗植付装置を備えた乗用型田植機において、次のように構成することにある。
後部に植付機構を回転自在に支持した伝動ケースを苗植付装置に備え、伝動ケースの下部にフロートを備えて、フロートの後部の横軸芯周りにフロートを上下に揺動自在に支持し、伝動ケースが前上がり姿勢となるように構成する。機体の後部に備えられた出力軸を後方に突出させ、伝動ケースの前部に備えられた入力軸を前方に突出させて、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とに亘って、自在継手を介して伝動軸を接続する。
(作用)
本発明の第1特徴によると、伝動ケースが前上がり姿勢となるように構成されているので、伝動ケースの前部に備えられた入力軸の位置が比較的高い位置となっている。これにより、フロートが田面に接地した植付作業状態において、機体の出力軸が上側に位置し、伝動ケースの入力軸が下側に位置した場合、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸との高さの差を、特許文献1よりも小さなものにすることができる。
従って、本発明の第1特徴によると、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とに亘って自在継手を介して伝動軸を接続した場合、自在継手の折れ曲がりの角度を特許文献1よりも小さなものにすることができる。
本発明の第1特徴によると、伝動ケースの下部にフロートを備えて、フロートの後部の横軸芯周りにフロートを上下に揺動自在に支持しており、伝動ケースが前上がり姿勢となるように構成されている。これにより、本発明の第1特徴によると、伝動ケースの前部とフロートの前部との間隔を比較的大きなものに設定することができるので、フロートの上下揺動の範囲を比較的大きなものに設定することができる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、上下に昇降駆動自在なリンク機構を機体の後部に備え、リンク機構に苗植付装置を備えた乗用型田植機において、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とに亘って自在継手を介して伝動軸を接続した場合、自在継手の折れ曲がりの角度を小さなものにすることができて、機体の出力軸から伝動ケースの入力軸に伝達される動力のトルク変動を抑えて、動力の伝動効率を良いものすることができた。
本発明の第1特徴によると、フロートの上下揺動の範囲を比較的大きなものに設定することができ、機体の進行に伴うフロートの田面への接地追従性能を向上させることができるようになって、フロートによる田面の整地性能及び苗植付装置の安定性を向上させることができた。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の乗用型田植機において次のように構成することにある。
機体の出力軸を後下がり姿勢となるように構成し、伝動ケースの入力軸を前上がり姿勢となるように構成する。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
フロートが田面に接地した植付作業状態において、機体の出力軸が上側に位置し、伝動ケースの入力軸が下側に位置した場合、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とに亘って接続される伝動軸は斜め下方に向く状態となる。
この場合、本発明の第2特徴のように、機体の出力軸を後下がり姿勢となるように構成することにより、機体の出力軸と伝動軸とを接続する自在継手の折れ曲がりの角度を、さらに小さなものにすることができる。伝動ケースの入力軸を前上がり姿勢となるように構成すると、伝動ケースの入力軸と伝動軸とを接続する自在継手の折れ曲がりの角度を、さらに小さなものにすることができる。
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、機体の出力軸と伝動軸とを接続する自在継手の折れ曲がりの角度、及び伝動ケースの入力軸と伝動軸とを接続する自在継手の折れ曲がりの角度を小さなものにすることができて、機体の出力軸から伝動ケースの入力軸に伝達される動力のトルク変動を抑えて、動力の伝動効率を良いものすることができた。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第2特徴の乗用型田植機において次のように構成することにある。
苗植付装置が平行に昇降駆動されるようにリンク機構を構成し、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とが互いに平行になるように構成する。
(作用)
本発明の第3特徴によると、本発明の第2特徴と同様に前項[I][II]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
本発明の第3特徴によると、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とが互いに平行になるように構成しているので、例えば機体の出力軸と伝動軸とを接続する自在継手において、動力のトルク変動が発生しても、伝動ケースの入力軸と伝動軸とを接続する自在継手において、同じ大きさの逆位相の動力のトルク変動が発生するようになり、動力のトルク変動が相殺されるような状態を得ることができる。
本発明の第3特徴によると、苗植付装置が平行に昇降駆動されるようにリンク機構を構成しているので、苗植付装置の位置を上下に変更しても、機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とが互いに平行になる状態は変化しない。これにより、本発明の第3特徴によると、苗植付装置の位置を上下に変更しても、動力のトルク変動が相殺されるような状態を得ることができる。
(発明の効果)
本発明の第3特徴によると、本発明の第2特徴と同様に前項[I][II]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第3特徴によると、動力のトルク変動が相殺されるような状態を得ることができる点、及び苗植付装置の位置を上下に変更しても動力のトルク変動が相殺されるような状態を得ることができる点により、機体の出力軸から伝動ケースの入力軸に伝達される動力のトルク変動を抑えて、動力の伝動効率を良いものすることができた。
[1]
図1及び図2に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2により機体が支持され、機体にステップ40及び運転席44が支持されて、機体の後部にリンク機構3及びリンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられており、リンク機構3に3条植型式の苗植付装置5が支持されて、3条植型式の乗用型田植機が構成されている。図3に示すように、リンク機構3は2本の上リンク3a及び2本の下リンク3bを備えて、側面視で平行四連リンクに構成されており、油圧シリンダ4によりリンク機構3が昇降駆動される場合、苗植付装置5が平行に昇降駆動される。
図1及び図2に示すように、苗植付装置5は、回転駆動される3つの植付アーム21(植付機構に相当)、所定のストロークで往復横送り駆動される苗のせ台22、苗のせ台22に載置された苗を下方に送る縦送り機構23、及びフロート24等を備えて構成されている。ステップ40における運転席44の右及び左横側部に、合成樹脂製の予備苗のせ台49が備えられ、ステップ40における運転席44の後側部に、金属製の予備苗のせ台57が備えられている。
図1,3,12,13に示すように、ミッションケース58に後輪支持ケース59が一体的に構成されて機体の後部に配置されており、後輪支持ケース59に対してミッションケース58が斜め上方前方に位置している。後輪支持ケース59の右及び左側部に軸支持部59aが備えられており、後輪支持ケース59の右及び左の軸支持部59aに右及び左の後輪支持軸60が回転自在に支持されている。右及び左の後輪支持軸60が横外方に延出されて、右及び左の後輪支持軸60に右及び左の後輪2が支持されており、後輪支持ケース59の右及び左の軸支持部59aの内部において、右及び左の後輪支持軸60に大径の減速ギヤ(図示せず)が固定されている。
図1に示すように、右及び左の前輪1を左右に操向自在に支持する前輪支持ケース61が備えられており、前輪支持ケース61とミッションケース58とに亘って支持フレーム62が連結されている。支持フレーム62は丸パイプ状に構成されて機体の左右中央に位置しており、支持フレーム62の内部に伝動軸(図示せず)が備えられている。運転席44の下方にエンジン63及びミッションケース58が配置されており、エンジン63のクランクケースが前側で、エンジン63のシリンダが後側に位置するように、エンジン63が後方に傾斜して配置されている。この場合、図2及び図12に示すように、右及び左の前輪1の間隔と、右及び左の後輪2の間隔とが略同じものに設定されている。
以上の構造により、図1及び図12に示すように、エンジン63の動力が伝動ベルト64を介してミッションケース58に伝達され変速操作されて、右及び左の後輪2に伝達される。ミッションケース58から伝動軸13を介して苗植付装置5に動力が伝達されるのであり、動力が支持フレーム62の伝動軸を介して前輪支持ケース61に伝達され、右及び左の前輪1に伝達される。
[2]
次に、苗植付装置5の支持構造について説明する。
図4及び図6に示すように、板金材を折り曲げて構成された支持リンク6がリンク機構3の上及び下リンク3a,3bの後部に取り付けられており、支持リンク6の下部にボス部材7が固定されて、ボス部材7に苗植付装置5が支持されている。角パイプで構成された支持フレーム8が苗植付装置5の左右方向に配置され、支持フレーム8に支持軸9が前向きに固定されて、支持軸9がボス部材7に回転自在に支持されており、これによって苗植付装置5がボス部材7の前後軸芯P1周りにローリング自在に支持されている。平面視において苗植付装置5の前後軸芯P1が苗植付装置5の左右中央A1に一致しており、平面視において苗植付装置5の前後軸芯P1、苗植付装置5の左右中央A1及び機体の左右中央が一致している。
図4及び図6に示すように、支持軸9の右及び左側において、支持フレーム8に右及び左のアーム10が固定されて前方に延出されており、右及び左のアーム10に硬質ゴム製の規制部材10aが固定されている。リンク機構3の下リンク3bに受け部材3cが固定されて、リンク機構3の受け部材3cが右及び左のアーム10の規制部材10aの前部の上方に位置している。支持リンク6とリンク機構3の下リンク3bとを接続する連結軸3dが、苗植付装置5の左右方向に延出されており、リンク機構3の連結軸3dが右及び左のアーム10の規制部材10aの後部の上方に位置している。
図4及び図6に示すように、苗植付装置5を下降駆動している状態で、リンク機構3の受け部材3c及び連結軸3dが右及び左のアーム10の規制部材10aから上方に離れており、苗植付装置5が前後軸芯P1周りにローリングするのであり、右及び左のアーム10の規制部材10aがリンク機構3の連結軸3dに接当することにより、苗植付装置5のローリング限界が決められる。苗植付装置5を上限位置に上昇駆動すると、リンク機構3の受け部材3cが右及び左のアーム10の規制部材10aに接当する状態となって、苗植付装置5が前後軸芯P1周りにローリングしないように固定される。
図3,4,6に示すように、鋳物製で左右2分割構造の伝動ケース11が、支持フレーム8の左端部に連結されて後方に延出されている(苗植付装置5の左右中央A1から左側に偏位して伝動ケース11が配置される状態)。図1,4,5に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2が接地した状態において、接地面に対し伝動ケース11が前上がり姿勢となるように構成されている(接地面から伝動ケース11の後部までの高さよりも、接地面から伝動ケース11の前部までの高さが高い状態)。
図3及び図5に示すように、ミッションケース58の後部の上部に出力軸43が後方に突出するように備えられており、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2が接地した状態において、接地面に対し出力軸43が後下がり姿勢となるように構成されている。図4,5,6,9に示すように、伝動ケース11の前部における右側部(苗植付装置5の左右中央A1側の部分)に、入力軸12が前方に突出するように備えられており、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2が接地した状態において、接地面に対し入力軸12が前上がり姿勢となるように構成されている。出力軸43に伝動軸13が自在継手14を介して接続されており、入力軸12に伝動軸13が自在継手14を介して接続されている。
図5に示すように、伝動ケース11と入力軸12とが互いに平行になるように構成されており、出力軸43と入力軸12(伝動ケース11)とが互いに平行になるように構成されている。これにより、前項[1]に記載のように、リンク機構3が側面視で平行四連リンクに構成されていることによって、リンク機構3により苗植付装置5の位置が上下に変更されても、出力軸43と入力軸12(伝動ケース11)とが互いに平行になる状態は変化しない。
[3]
次に、植付アーム21の回転駆動構造について説明する。
図6及び図9に示すように、伝動ケース11の前部の内部に出力軸15が苗植付装置5の左右方向に備えられて、伝動軸15に固定されたベベルギヤ15aが、入力軸12に固定されたベベルギヤ12aに咬合している。伝動ケース11の後部に駆動軸16が苗植付装置5の左右方向に備えられており、駆動軸16に固定されたスプロケット16aと、伝動軸15に固定されたスプロケット15bとに亘って、伝動チェーン17が巻回されている。
図4及び図6に示すように、駆動軸16が伝動ケース11の後部から右及び左の横側方に突出しており、駆動軸16の右及び左の端部に駆動アーム18が固定され、駆動アーム18に植付アーム21が回転自在に支持されている。板材をコ字状に折り曲げて構成された支持部材45が伝動ケース11の後部に固定され、支持部材45の後部に右及び左のアーム19が前後に揺動自在に支持されており、伝動ケース11の右及び左の植付アーム21に、右及び左のアーム19が回転自在に接続されている。これにより、伝動ケース11の右の植付アーム21が、苗植付装置5の左右中央A1に位置している(図6参照)。
図6に示すように、板金製(板金材)の角パイプにより支持フレーム20が構成されており、支持フレーム20が支持フレーム8の右側部に連結されて後方に延出されている(苗植付装置5の左右中央A1に対し伝動ケース11とは反対側の右側に偏位して支持フレーム20が配置される状態)。この場合、平面視において、苗植付装置5の左右中央A1から伝動ケース11までの距離と、苗植付装置5の左右中央A1から支持フレーム20までの距離とが略同じものとなっている。
図6に示すように、板金製(板金材)の丸パイプにより支持フレーム25が構成されており、支持フレーム25が支持フレーム20の後端に苗植付装置5の左右方向に固定されている。伝動軸26が支持フレーム25に回転自在に支持されて伝動ケース11の右の植付アーム21に向けて延出されており、伝動軸26の左の端部に駆動アーム18が固定されている。伝動軸26の右の端部に駆動アーム18が固定され、駆動アーム18に植付アーム21が回転自在に支持されている。板材をL字状に折り曲げて構成された支持部材27が支持フレーム25の後部に固定され、支持部材27の後部にアーム19が前後に揺動自在に支持されており、支持フレーム20の植付アーム21にアーム19が回転自在に接続されている。
図6及び図10に示すように、伝動ケース11の右の植付アーム21の右側部に穴部21aが形成されており、伝動ケース11の右の植付アーム21と支持フレーム20の植付アーム21とは同じものである。伝動ケース11の右の植付アーム21の穴部21aに雌ネジが形成されており、側面視で三角形状の基板41aを備えた支持軸41が用意されている。これにより、伝動ケース11の右の植付アーム21の穴部21aに、支持軸41の基板41aがボルト42により連結されており、伝動軸26の左の駆動アーム18が支持軸41に回転自在に接続されている。
以上の構造により、図5及び図6に示すように、出力軸43の動力が伝動軸13、自在継手14、入力軸12、伝動軸15及び伝動チェーン17を介して駆動軸16に伝達されて、伝動ケース11の右及び左の植付アーム21が回転駆動されるのであり、伝動ケース11の右の植付アーム21を介して伝動軸26に動力が伝達されて、支持フレーム20の植付アーム21が回転駆動される。これにより、伝動ケース11の右及び左の植付アーム21、支持フレーム20の植付アーム21が、苗のせ台22の下部(後述する支持レール46の苗取り出し口46a)から苗を取り出して田面に植え付ける。
[4]
次に、苗のせ台22の往復横送り駆動の構造について説明する。
図3,6,7に示すように、伝動ケース11の前部の左側部に、平板状の支持部材28が固定されて上方に延出されており、丸パイプ状の支持部材29が支持部材28に固定されて上方に延出されている。支持フレーム8の右の端部に平板状の支持部材31が固定されて上方に延出されており、丸パイプ状の支持部材30が支持部材31に固定されて上方に延出されている。図7及び図8に示すように、右及び左の支持部材28,31に合成樹脂製のブッシュ32が取り付けられて、右及び左のブッシュ32に横送り軸33の右及び左側部が回転自在に支持されている。
この場合、図7に示すように、平面視において、苗植付装置5の左右中央A1から左の支持部材28,29までの距離よりも、苗植付装置5の左右中央A1から右の支持部材30,31までの距離が長いものとなっている(苗植付装置5の左右中央A1に対し伝動ケース11と同じ側に位置する左の支持部材28,29よりも、苗植付装置5の左右中央A1に対し伝動ケース11の反対側に位置する右の支持部材30,31が、苗植付装置5の左右中央A1から横外側の遠い位置に配置される状態)。右及び左の支持部材28,29,30,31(右及び左のブッシュ32)に横送り軸33の右及び左側部が回転自在に支持されることにより、苗植付装置5の左右中央A1の右及び左側に亘って横送り軸33が回転自在に支持される状態となっている。
図6,7,8,9に示すように、伝動軸15の左の端部にスプロケット15cが固定され、横送り軸33における左の支持部材28の横外側の部分にスプロケット33bが固定されており、伝動軸15のスプロケット15cと横送り軸33のスプロケット33bとに亘って伝動チェーン37が巻回されている(伝動ケース11の前部における苗植付装置5の横外側の部分に、伝動チェーン37が備えられた状態)。伝動軸15のスプロケット15c、横送り軸33のスプロケット33b及び伝動チェーン37を覆うカバー38が備えられて、カバー38が左の支持部材28に固定されている。
図7及び図8に示すように、横送り軸33の外周部に螺旋溝33aが形成されて、円筒状の送り部材34が横送り軸33に回転自在に外嵌されており、送り部材34に支持された送り部材35の先端が、横送り軸33の螺旋溝33aに挿入されている。苗のせ台22と送り部材34とが接続されており、伸縮自在なゴム製のカバー39が送り部材34と右及び左のブッシュ32とに亘って接続されて、カバー39により横送り軸33が覆われている。
図3,4,6に示すように、伝動ケース11及び支持フレーム20に支持レール46が支持されて、苗のせ台22の下部が支持レール46に横移動自在に支持されている。図3,4,11に示すように、苗植付装置5の左右方向に沿って支持レール36が苗のせ台22の上部に固定されており、右及び左の支持部材29,30の上部に、支持レール36が横移動自在に支持されている。これにより、図7及び図8に示すように、横送り軸33が回転駆動されると、横送り軸33の螺旋溝33aに沿って送り部材34,35が、所定のストロークで往復横送り駆動されて、苗のせ台22が所定のストロークで往復横送り駆動される。
図6及び図7に示すように、平面視において、伝動ケース11の左の植付アーム21と支持フレーム20の植付アーム21との間に、伝動ケース11、支持フレーム8,20、横送り軸33、伝動チェーン37及びカバー38等が配置されており、前項[3]に記載のように、苗植付装置5の左右中央A1から伝動ケース11までの距離と、苗植付装置5の左右中央A1から支持フレーム20までの距離とが略同じものとなっている。平面視において、伝動ケース11の右及び左の植付アーム21の間に、伝動ケース11、入力軸12、伝動チェーン37及びカバー38等が配置されている。
[5]
次に、苗のせ台22に備えられた縦送り機構23の構造について説明する。
図2及び図11に示すように、苗のせ台22は3つの苗のせ面22aが備えられて、3つの苗のせ面22aの各々に縦送り機構23が備えられている。図11に示すように、苗のせ台22の略全幅に亘る支持軸47が苗のせ台22の中間部に支持され、支持軸47に回転自在に支持された従動ローラー53が、苗のせ面22aに形成された開口22bに配置されている。
図11に示すように、苗のせ台22の略全幅に亘る断面六角状の駆動軸48が苗のせ台22の下部に配置されて、苗のせ台22の裏面に固定された右及び左のブラケット50に駆動軸48が回転自在に支持されている。駆動軸48に駆動ローラー51が固定され、駆動ローラー51が苗のせ面22aの開口22cに配置されており、表面に多数の突起を備えた縦送りベルト52が駆動及び従動ローラー51,53に亘って巻回されている。図3,4,11に示すように、駆動軸48の右及び左の端部にワンウェイクラッチ54が外嵌されて、ワンウェイクラッチ54に入力アーム54aが備えられており、入力アーム54aが所定位置に戻るように付勢するバネ55が備えられている。図3,7,8に示すように、横送り軸33における右及び左の支持部材28,31の横外側の部分に、縦送りアーム56が固定されている。
以上の構造により、図7及び図11に示すように、横送り軸33の右及び左の縦送りアーム56の右及び左の横外側に、右及び左のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが位置しており、横送り軸33の右及び左の縦送りアーム56は横送り軸33と一緒に回転駆動されている。これにより、前項[4]に記載のように、苗のせ台22が右に横送り駆動されると、右のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが、横送り軸33の右の縦送りアーム56から右の横外側に離れていくのであり、左のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが、横送り軸33の左の縦送りアーム56の左の横外側から横送り軸33の左の縦送りアーム56に接近していく。
従って、図7及び図11に示すように、苗のせ台22が往復横送り駆動の右のストロークエンドに達すると、左のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが横送り軸33の左の縦送りアーム56の位置に達して、横送り軸33の左の縦送りアーム56により左のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが所定位置から上方に駆動されて、左のワンウェイクラッチ54により駆動軸48及び縦送りベルト52が回転駆動され(苗のせ面22aの各々の縦送り機構23が駆動され)、苗のせ台22に載置された苗が下方(支持レール46)に送られる。
図7及び図11に示すように、苗のせ台22が左に横送り駆動されると、左のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが、横送り軸33の左の縦送りアーム56から左の横外側に離れていくのであり、右のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが、横送り軸33の右の縦送りアーム56の右の横外側から横送り軸33の右の縦送りアーム56に接近していく。これにより、苗のせ台22が往復横送り駆動の左のストロークエンドに達すると、右のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが横送り軸33の右の縦送りアーム56の位置に達して、横送り軸33の右の縦送りアーム56により右のワンウェイクラッチ54の入力アーム54aが所定位置から上方に駆動されて、右のワンウェイクラッチ54により駆動軸48及び縦送りベルト52が回転駆動され(苗のせ面22aの各々の縦送り機構23が駆動され)、苗のせ台22に載置された苗が下方(支持レール46)に送られる。
[6]
次に、フロート24の構造について説明する。
図12及び図13に示すように、右及び左の後輪2の間隔よりも少し広い横幅を備えてフロート24が構成されている。図14及び図15(イ)に示すように、フロート24の後部左右の2箇所に支持ブラケット65が固定されて、フロート24の前部左右中央の少し右横側の1箇所に支持ブラケット66が固定されており、支持ブラケット65に3個の連結孔65a(丸孔)が形成されている。
図14及び図15(イ)に示すように、伝動ケース11の後部下部に支持ブラケット(図示せず)が備えられて、支持フレーム20の後部下部に支持ブラケット20aが固定されており、着脱自在な連結ピン67により、支持ブラケット65(所望の連結孔65a)が、伝動ケース11の支持ブラケット及び支持フレーム20の支持ブラケット20aに取り付けられている。これにより、連結ピン67周りに、フロート24の前部が上下に揺動自在に支持されている。この場合、前項[2]の記載、図1,4,5に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2が接地した状態において、接地面に対し伝動ケース11が前上がり姿勢となるように構成されていることにより(接地面から伝動ケース11の後部までの高さよりも、接地面から伝動ケース11の前部までの高さが高い状態となっていることにより)、フロート24の前部の上下揺動の範囲が比較的大きなものに設定されている。
図12及び図13に示すように、フロート24の底部は高さの異なる2種類の底部で構成されており、中央の第1底部24a、右及び左の第2底部24b、右及び左の第3底部24c、右及び左の第4底部24dによって構成されている。フロート24の第1底部24a、右及び左の第3底部24cが同じ高さとなっており、フロート24の前端から後端に亘っている。フロート24の右及び左の第2底部24b、右及び左の第4底部24dが同じ高さとなっており、フロート24の前端から後端に亘っている。フロート24の第1底部24a、右及び左の第3底部24cよりも、フロート24の右及び左の第2底部24b、右及び左の第4底部24dが高くなっている(浅くなっている)。
図12に示すように、フロート24の第1底部24aは苗植付装置5の左右中央A1に位置して前側が先細り状に形成されており、フロート24の右及び左の第2底部24bは前側が先広がり状に形成されている。フロート24の右及び左の第3底部24cは前側が先細り状に形成されており、フロート24の右及び左の第4底部24dは前側が苗植付装置5の左右中央A1側に広がるように形成されている。
図12及び図13に示すように、右の前輪1及び後輪2の後方に、フロート24の右の第4底部24dが位置しており(右の前輪1及び後輪2の通過跡をフロート24の右の第4底部24dが通過して整地する状態)、左の前輪1及び後輪2の後方に、フロート24の左の第4底部24dが位置している(左の前輪1及び後輪2の通過跡をフロート24の左の第4底部24dが通過して整地する状態)。
図12及び図13に示すように、後輪支持ケース59の右の軸支持部59aの後方に、フロート24の右の第2底部24bが位置しており(後輪支持ケース59の右の軸支持部59aの通過跡をフロート24の右の第2底部24bが通過して整地する状態)、後輪支持ケース59の左の軸支持部59aの後方に、フロート24の左の第2底部24bが位置している(後輪支持ケース59の左の軸支持部59aの通過跡をフロート24の左の第2底部24bが通過して整地する状態)。
図12及び図13に示すように、伝動ケース11の右の植付アーム21が苗植付装置5の左右中央A1に位置しており、フロート24の第1底部24aの後方に位置している。伝動ケース11の左の植付アーム21及び支持フレーム20の植付アーム21が、フロート24の右及び左の第3底部24cの後方に位置している。これにより、図12及び図13に示すように、後輪支持ケース59の右及び左の軸支持部59aの間、後輪支持ケース59の左の軸支持部59aと左の後輪2との間に、伝動ケース11の右及び左の植付アーム21の植付位置(苗B)(植付条)が位置し、後輪支持ケース59の右の軸支持部59aと右の後輪2との間に、支持フレーム20の植付アーム21の植付位置(苗B)(植付条)が位置している。伝動ケース11の右及び左の植付アーム21の植付位置(苗B)(植付条)、支持フレーム20の植付アーム21の植付位置(苗B)(植付条)が、右及び左の前輪1の間、右及び左の後輪2の間に位置している。
図14に示すように、平面視において支持ブラケット66が支持軸9及び右のアーム10の右横側に配置されている。図15(イ)(ロ)に示すように、細長い板材を逆L字状に折り曲げて構成された案内部材68が、連結ピン71を介して前後に揺動自在に支持ブラケット66に支持されており、案内部材68が支持軸9及び右のアーム10の右横側に配置されている。
図15(イ)(ロ)に示すように、ワイヤ69のアウター69aの一方の端部が案内部材68の上部に固定されて、ワイヤ69のインナー69bの一方の端部に、コイル状のバネ70が取り付けられている。バネ70の下端にリング状の取付部70aが備えられ、案内部材68に長孔68aが形成されており、バネ70の上端部70bが案内部材68の長孔68aに挿入されている。右のアーム10に固定されたピン10bが案内部材68の長孔68aに挿入されており、バネ70の取付部70aが右のアーム10のピン10bに取り付けられている。
図6,14,16に示すように、伝動ケース11の前部における右側部(苗植付装置5の左右中央A1側の部分)に、入力軸12が前方に突出するように備えられており、入力軸12、伝動軸13及び自在継手14が、支持軸9及び左のアーム10の左横側に配置されている。伝動軸13の下方に対応するフロート24の前部の上部に凹部24eが形成されており、苗植付装置5を上限位置に上昇駆動しても、伝動軸13がフロート24の凹部24eに入り込む状態(対向する状態)となるのであり、苗植付装置5を上限位置に上昇駆動しても、フロート24が伝動軸13に干渉することはない。
[7]
次に、苗植付装置5の昇降制御について説明する。
ミッションケース58の前部に制御弁(図示せず)が備えられており、図15(イ)(ロ)に示すワイヤ69のインナー69bの他方の端部が制御弁に接続されている。図1及び図2に示すように、位置保持及び位置変更自在な感度調節レバー72が運転席44の右横側に備えられており、ワイヤ69のアウター69aの他方の端部が感度調節レバー72に接続されている。昇降レバー73が運転席44の右横側に備えられており、苗植付装置5に動力を伝動及び遮断自在自在な植付クラッチ(図示せず)及び制御弁を昇降レバー73によって操作する。
以上の構造によって、昇降レバー73を上昇位置に操作すると、植付クラッチが遮断側に操作された状態で、制御弁から油圧シリンダ4に作動油が供給されて油圧シリンダ4が収縮作動し、苗植付装置5が上昇駆動される。昇降レバー73を中立位置に操作すると、植付クラッチが遮断側に操作された状態で、制御弁が中立位置に操作されて油圧シリンダ4が停止し、苗植付装置5の昇降駆動が停止する。昇降レバー73を下降位置に操作すると、植付クラッチが遮断側に操作された状態で、油圧シリンダ4から作動油が排出されて油圧シリンダ4が伸長作動し、苗植付装置5が下降駆動される。
フロート24が田面に接地した状態で、昇降レバー73を植付位置に操作すると、植付クラッチが伝動側に操作されて、前項[3][4][5]に記載のように、苗のせ台22が往復横送り駆動されながら、伝動ケース11の右及び左の植付アーム21、支持フレーム20の植付アーム21が回転駆動されて、苗が田面に植え付けられる。これと同時に、苗の植付深さが設定値に維持されるように、苗植付装置5の昇降制御が以下のように行われる。
田面に接地追従するフロート24に対して苗植付装置5が上下動すると、図15(イ)(ロ)に示すように、連結ピン67周りにフロート24の前部が上下に揺動することになり、案内部材68によりワイヤ69のアウター69aの一方の端部が上下動操作され、ワイヤ69のインナー69bの一方の端部が押し引き操作された状態となって、ワイヤ69のインナー69bにより制御弁が操作される。これにより制御弁から油圧シリンダ4に作動油が供給及び排出されて、油圧シリンダ4が収縮及び伸長作動し、苗植付装置5が田面から設定高さに維持されるように(苗の植付深さが設定値に維持されるように)、苗植付装置5が自動的に昇降駆動される。
図15(イ)に示すように、連結ピン67を支持ブラケット65から取り外して、支持ブラケット65の異なる連結孔65aに取り付けることにより、苗植付装置5(伝動ケ−ス11及び支持フレーム20)に対するフロート24の後部の高さを変更する。この場合に、フロート24の姿勢が少し上向き又は少し下向きになるので、感度調節レバー72(図2参照)を操作して、ワイヤ69のアウター69aの他方の端部の位置を変更することにより、ワイヤ69のインナー69bの一方の端部の出る量を変更して、苗植付装置5(伝動ケ−ス11及び支持フレーム20)に対してフロート24が平行になるようにする。これによって、苗植付装置5(伝動ケ−ス11及び支持フレーム20)に対するフロート24の高さを変更することができるのであり、前述のように苗植付装置5が維持される田面からの設定高さを変更して、苗の植付深さを変更することができる。
前述のように苗植付装置5(伝動ケ−ス11及び支持フレーム20)に対してフロート24を平行にした状態において、感度調節レバー72(図2参照)を操作して、ワイヤ69のアウター69aの他方の端部の位置を変更し、ワイヤ69のインナー69bの一方の端部の出る量を変更して、フロート24の姿勢を少し上向き又は少し下向きに変更する。フロート24の姿勢が上向きになると、フロート24が田面に接地する面積が小さくなって、フロート24の前部の上下の揺動が鈍感なものとなり、前述の苗植付装置5の昇降制御が鈍感になる。逆にフロート24の姿勢が下向きになると、フロート24が田面に接地する面積が大きくなって、フロート24の前部の上下の揺動が敏感なものとなり、前述の苗植付装置5の昇降制御が敏感になる。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]において次のように構成してもよい。
図6,7,14において、伝動ケース11を支持軸9(苗植付装置5の左右中央A1)から右側に偏位して配置し、支持フレーム20を支持軸9(苗植付装置5の左右中央A1)から左側に偏位して配置する。フロート24の前部左右中央の少し左横側の1箇所に支持ブラケット66を固定し、平面視において支持ブラケット66を支持軸9及び左のアーム10の左横側に配置する。伝動ケース11の前部における左側部(苗植付装置5の左右中央A1側の部分)に、入力軸12を前方に突出するように備えて、入力軸12、伝動軸13及び自在継手14を支持軸9及び右のアーム10の右横側に配置する。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]において支持フレーム20を廃止し、支持フレーム20の位置に伝動ケース11(右及び左の植付アーム21を備えている)を配置して、複数の伝動ケース11を備えて苗植付装置5を構成してもよい。
この場合、苗植付装置5は3条植型式ではなく4条植以上の型式となるので、フロート24の右及び左横側に別のフロート(図示せず)を備えるように構成してもよい。又、植付アーム21に代えて、回転ケース(図示せず)に2組の植付アーム(図示せず)を備えて、回転ケースの回転に伴って2組の植付アームにより苗の植え付けを行うロータリ式の植付機構に構成してもよい。
乗用型田植機の全体側面図 乗用型田植機の全体平面図 リンク機構及び苗植付装置の付近の側面図 苗植付装置の側面図 リンク機構及び伝動ケースの付近の縦断側面図 苗植付装置の横断平面図 苗植付装置の横断平面図(横送り軸を含む) 横送り軸の付近の横断平面図 伝動ケースの前部の付近の横断平面図 伝動ケースの右の植付アームの横断平面図 苗のせ台及び縦送り機構の付近の正面図 右及び左の前輪、右及び左の後輪、後輪支持ケース、フロートの配置を示す平面図 右及び左の後輪、後輪支持ケース、フロートの配置を示す背面図 苗植付装置の横断平面図(フロートを含む) (イ)フロートの側面図、(ロ)フロートの前部のワイヤの付近の縦断正面図 フロート、伝動ケース及び伝動軸の付近の側面図
符号の説明
3 リンク機構
5 苗植付装置
11 伝動ケース
12 入力軸
14 自在継手
21 植付機構
24 フロート
43 出力軸

Claims (3)

  1. 上下に昇降駆動自在なリンク機構を機体の後部に備え、前記リンク機構に苗植付装置を備えた乗用型田植機であって、
    後部に植付機構を回転自在に支持した伝動ケースを苗植付装置に備え、前記伝動ケースの下部にフロートを備えて、前記フロートの後部の横軸芯周りにフロートを上下に揺動自在に支持し、前記伝動ケースが前上がり姿勢となるように構成すると共に、
    機体の後部に備えられた出力軸を後方に突出させ、前記伝動ケースの前部に備えられた入力軸を前方に突出させて、前記機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とに亘って、自在継手を介して伝動軸を接続してある乗用型田植機。
  2. 前記機体の出力軸を後下がり姿勢となるように構成し、前記伝動ケースの入力軸を前上がり姿勢となるように構成してある請求項1に記載の乗用型田植機。
  3. 前記苗植付装置が平行に昇降駆動されるようにリンク機構を構成し、前記機体の出力軸と伝動ケースの入力軸とが互いに平行になるように構成してある請求項2に記載の乗用型田植機。
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