JP2005333507A - バッファ回路およびレシーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 3値3差動論理信号が伝送される伝送路に共通して現れるコモンモード電圧の影響を除去する。
【解決手段】 3値3差動論理信号をなす3本の信号が3差動バッファに入力される。3差動バッファは、トランジスタQ611〜Q613のエミッタが共通の電流源I610に接続されると共に、夫々のコレクタが抵抗R10〜R12を介して夫々Vccに接続され、Q611〜Q613のコレクタと、抵抗R10〜R12の接続点から夫々出力信号が取り出される。3差動バッファは、3個のトランジスタのエミッタが共通の電流源に接続されるため、夫々のコレクタに接続された抵抗R10〜R12の電圧降下の和が一定値となり、3値3差動論理信号の3本の信号に共通して現れるコモンモード電圧がキャンセルされる。3差動バッファの出力の夫々の電圧の大小が3組の差動増幅回路で比較され、比較結果として3組の2値論理信号が得られる。
【選択図】 図2
【解決手段】 3値3差動論理信号をなす3本の信号が3差動バッファに入力される。3差動バッファは、トランジスタQ611〜Q613のエミッタが共通の電流源I610に接続されると共に、夫々のコレクタが抵抗R10〜R12を介して夫々Vccに接続され、Q611〜Q613のコレクタと、抵抗R10〜R12の接続点から夫々出力信号が取り出される。3差動バッファは、3個のトランジスタのエミッタが共通の電流源に接続されるため、夫々のコレクタに接続された抵抗R10〜R12の電圧降下の和が一定値となり、3値3差動論理信号の3本の信号に共通して現れるコモンモード電圧がキャンセルされる。3差動バッファの出力の夫々の電圧の大小が3組の差動増幅回路で比較され、比較結果として3組の2値論理信号が得られる。
【選択図】 図2
Description
この発明は、伝送されたシリアルディジタルデータを受信する際に用いて好適なバッファ回路およびレシーバ装置に関する。
一般に、コンピュータ装置と周辺機器との間のデータ伝送やマルチプロセッサ間のデータ伝送、ディジタルビデオ信号の伝送などには、伝送路の数を少なくするために、ディジタルデータをシリアルデータに変換して伝送するシリアル伝送が広く採用されている。このシリアル伝送方式を伝送系に採用する場合、伝送路を介して伝送される、"0"および"1"の情報ビットで表されるディジタルデータを受信側で正しく再生するためには、送信側での情報ビットの送り出しタイミングを示すクロックが必要とされる。
シリアル伝送によってデータおよびクロックを伝送する場合、データとクロックとを別々に伝送する方式と、データとクロックとを時間的に合成して伝送する方式とが考えられる。データとクロックとを別々に伝送する方法では、少なくとも4本の伝送路が必要となる。一方、データとクロックとを合成して伝送する方式では、伝送路は、2乃至3本で済み、データとクロックとを別々に伝送する方式に比べ、有利である。
また、2本の伝送路を用いてデータとクロックとを時間的に合成して伝送する方式(以下、2線式と呼ぶ)としては、マンチェスタ符号化と呼ばれる符号化方式により、クロックをデータと共に符号化して、共通の伝送路を介して伝送する方式が既に実用化されている。この従来の2線式では、クロック再生のためにPLL(Phase Locked Loop)を必要とし、復調手段のハードウェアが複雑になる。また、より高速な通信速度が要求されるような場合、PLLがクロック周波数に追従できずにクロックを再生できなくなるという欠点があった。
3本の伝送路を用いる方式(以下、3線式と呼ぶ)では、データおよびクロックを、1乃至2個の"0"および1乃至2個の"1"からなる3ビットの信号で表現する。3線式では、3本の伝送路に伝送されるこれらの3本の信号の状態遷移によって、データおよびクロックを検出する。復調側では、PLLを用いる必要がないので、上述の2線式と比べ、より高速な通信を行うことが可能である。
一方、3線式では、伝送路の信号がバランスしていないので、信号の変化点でEMI(Electro-Magnetic Interference)などの問題を引き起こす可能性が高い。例えば、3本の伝送路による3ビットの信号が"100"から"011"に変化するときに、EMIなどの問題が発生し易い。これを回避するためには、3本の伝送路に伝送される信号の電圧の合計が、信号が変化する前後で一定値になるように、符号化を行えばよい。これには、信号の状態が"0"および"1"の2状態では対応できないため、3種類の電圧を用意する。以下、このような信号を、3値3差動論理信号と呼ぶ。
こうして3値3差動論理信号に変換されて伝送された信号を受信する場合、受信側では、受信された3値3差動論理信号から、元の3組の2値論理信号を復元する必要がある。特許文献1には、受信した3値3差動論理信号を元の3組の2値論理信号に変換して出力するレシーバ装置が記載されている。
特許第3360861号
図4は、特許文献1によるレシーバ装置70の構成を示し、このレシーバ装置70による入力と出力の真理値表を図5に示す。このレシーバ装置70は、3値3差動論理信号が伝送される3本の伝送路にそれぞれ接続された3個の入力端子70r、70sおよび70tを有し、3本の伝送路のインピーダンス整合をとるために、各入力端子70r、70sおよび70t間に3角接続された3個の終端抵抗72rs、72stおよび72trと、終端抵抗72rs、72stおよび72trの各端子電圧を入力とする3個の電圧比較器71u、71vおよび71wを備える。電圧比較器71u、71vおよび71wは、例えば差動増幅回路を用いて、正負の入力端にそれぞれ入力された信号の電圧を比較する。
そして、レシーバ装置70は、図5の真理値表の伝送路入力が入力端子70r、70sおよび70tに入力されると、出力端子Ou、OvおよびOwに、レシーバ出力のような出力が現れる。レシーバ出力は、1乃至2個の"0"および1乃至2個の"1"からなる3ビットの信号である。
この従来技術によるレシーバ装置では、3本の3値3差動論理信号による入力信号を、2本ずつ、直接的に電圧比較器に入力していた。例えば、入力端70rおよび70sに入力された信号は、電圧比較器71uの第1および第2の入力端にそれぞれ入力される。他の入力端についても、同様である。従来技術によるレシーバ装置70は、このような構成となっているため、外部からの電磁誘導ノイズなどに起因して3本の伝送路に共通して現れるコモンモード電圧が、電圧比較器71u、71vおよび71w内部の差動増幅回路にそのまま入力されしまうという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、伝送路に共通して現れるコモンモード電圧の影響を受けないようなバッファ回路およびレシーバ装置を提供することにある。
この発明は、上述した課題を解決するために、3差動信号が入力されるバッファ回路において、第1、第2および第3の端子を有する3極能動素子である第1、第2および第3の能動素子を備え、第1、第2および第3の能動素子の第1の端子が共通の電流源に接続され、第1、第2および第3の能動素子それぞれの第2の端子が、第1、第2および第3の抵抗をそれぞれ介して電圧源に接続され、第1、第2および第3の能動素子のそれぞれの第3の端子に、3差動信号をなす第1、第2および第3の信号がそれぞれ入力され、第1の能動素子の第2の端子と第1の抵抗との接続点から第1の出力信号が取り出され、第2の能動素子の第2の端子と第2の抵抗との接続点から第2の出力信号が取り出され、第3の能動素子の第2の端子と第3の抵抗との接続点から第3の出力信号が取り出されるようにしたことを特徴とするバッファ回路である。
また、この発明は、伝送路を介して伝送された3値3差動論理信号を受信して3組の2値論理信号に変換して出力するレシーバ装置において、第1、第2および第3の能動素子は、第1、第2および第3の端子を有する3極能動素子であって、第1、第2および第3の能動素子の第1の端子が共通の電流源に接続され、第1、第2および第3の能動素子それぞれの第2の端子が、第1、第2および第3の抵抗をそれぞれ介して電圧源に接続され、第1、第2および第3の能動素子のそれぞれの第3の端子に、3差動信号をなす第1、第2および第3の信号がそれぞれ入力され、第1の能動素子の第2の端子と第1の抵抗との接続点から第1の出力信号が取り出され、第2の能動素子の第2の端子と第2の抵抗との接続点から第2の出力信号が取り出され、第3の能動素子の第2の端子と第3の抵抗との接続点から第3の出力信号が取り出されるようにしたバッファ回路と、第1および第2の出力信号の電圧の大小を比較する第1の差動増幅回路と、第2および第3の出力信号の電圧の大小を比較する第2の差動増幅回路と、第3および第1の出力信号の電圧の大小を比較する第3の差動増幅回路とを有し、第1、第2および第3の差動増幅回路による比較の結果得られる6本の信号を3組の2値論理信号として出力するようにしたことを特徴とするレシーバ装置である。
上述したように、請求項1に記載の発明は、第1、第2および第3の端子を有する3極能動素子である第1、第2および第3の能動素子を備え、第1、第2および第3の能動素子の第1の端子が共通の電流源に接続され、第1、第2および第3の能動素子それぞれの第2の端子が、第1、第2および第3の抵抗をそれぞれ介して電圧源に接続され、第1、第2および第3の能動素子のそれぞれの第3の端子に、3差動信号をなす第1、第2および第3の信号がそれぞれ入力され、第1の能動素子の第2の端子と第1の抵抗との接続点から第1の出力信号が取り出され、第2の能動素子の第2の端子と第2の抵抗との接続点から第2の出力信号が取り出され、第3の能動素子の第2の端子と第3の抵抗との接続点から第3の出力信号が取り出されるようにしているため、第1、第2および第3の能動素子の第2の端子の電圧降下の合計が一定値となり、第1、第2および第3の能動素子の第3の端子にそれぞれ入力される3差動信号をなす第1、第2および第3の信号に共通して現れるコモンモード電圧を除去することができる。
また、請求項4に記載の発明は、第1、第2および第3の端子を有する3極能動素子である第1、第2および第3の能動素子を備え、第1、第2および第3の能動素子の第1の端子が共通の電流源に接続され、第1、第2および第3の能動素子それぞれの第2の端子が、第1、第2および第3の抵抗をそれぞれ介して電圧源に接続され、第1、第2および第3の能動素子のそれぞれの第3の端子に、3差動信号をなす第1、第2および第3の信号がそれぞれ入力され、第1の能動素子の第2の端子と第1の抵抗との接続点から第1の出力信号が取り出され、第2の能動素子の第2の端子と第2の抵抗との接続点から第2の出力信号が取り出され、第3の能動素子の第2の端子と第3の抵抗との接続点から第3の出力信号が取り出されるようにしたバッファ回路を用いているため、第1、第2および第3の能動素子の第2の端子の電圧降下の合計が一定値となり、第1、第2および第3の能動素子の第3の端子にそれぞれ入力される3差動信号をなす第1、第2および第3の信号に共通して現れるコモンモード電圧を除去した3差動信号を、第1、第2および第3の差動増幅回路に入力し、それぞれの電圧の大小を比較できる。
この発明は、伝送路から入力される3差動信号が3差動バッファを介して第1、第2および第3の差動増幅回路に供給される。そのため、3差動信号を伝送する3本の伝送路に共通して現れるコモンモード電圧が3差動バッファで除去され、後段の第1、第2および第3の差動増幅回路に伝わらず、ノイズマージンが向上するという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明を適用可能な一例のシステム構成を示す。送信装置1に対して、例えばデータ幅が1ビットのシリアルディジタル信号3が入力される。このシリアルディジタル信号3は、送信装置1内のエンコーダ10で3組の2値論理信号に変換される。このとき、エンコーダ10は、3組の2値論理信号からなる3ビットの信号が1乃至2個の"0"および1乃至2個の"1"からなるようにし、3ビットが同時に同値にならないように変換を行う。
エンコーダ10の出力は、ドライバ11に供給される。ドライバ11は、供給された3組の2値論理信号を、3値3差動論理信号に変換する。この3値3差動論理信号は、背景技術で既に説明したような、低レベル、中位レベルおよび高レベルの3種類の電圧を、3本の伝送路において必ず一つずつ用い、入力信号の状態の遷移の度に3個のうち2個を入れ替えるようにされた信号である。
ドライバ11から出力された3値3差動論理信号は、3本の伝送路からなる伝送路4を介して受信装置2に対して伝送される。受信装置2は、伝送された信号を受信し、この発明に係わるレシーバ20に供給する。レシーバ20は、受信された信号から伝送路4に対して変動的に付加されるコモンモード電圧を除去する。そして、ドライバ11と逆の動作を行い、受信された3値3差動論理信号からクロックを抽出すると共に、この3値3差動論理信号を3組の2値論理信号に変換して出力する。レシーバ20の出力は、デコーダ21に供給される。デコーダ21では、供給された3組の2値論理信号を例えば元のデータ幅が1ビットのシリアルディジタル信号5に復号して、出力する。
図2は、この発明の実施の一形態によるレシーバ20の一例の構成を示す回路図である。このレシーバ20は、例えば、集積回路中に構成されて用いられる。伝送路4を介して受信された3値3差動論理信号の3本の信号は、入力端N601、N602およびN603にそれぞれ入力され、トランジスタQ611、Q612およびQ613のベースにそれぞれ供給される。
トランジスタQ611、Q612およびQ613は、それぞれ第1、第2および第3の能動素子であり、例えばバイポーラトランジスタを用いることができる。トランジスタQ611、Q612およびQ613は、この例に限られず、例えばMOS(Metal-Oxide Semiconductor)トランジスタなど同様の動作が可能な他の能動素子を用いることもできる。この場合、各トランジスタのエミッタ、ベースおよびコレクタをMOSトランジスタのドレイン、ゲートおよびソースに置き換える。
トランジスタQ611、Q612およびQ613と、電流源I640、抵抗R10、R11およびR12とで、3差動バッファを構成している。すなわち、トランジスタQ611、Q612およびQ613のエミッタは、共通に電流源I640に接続され、トランジスタQ611、Q612およびQ613のコレクタは、それぞれ抵抗R10、R11およびR12を介して例えば電圧源Vccに接続される。抵抗R10、R11およびR12の抵抗値は、略同一とする。トランジスタQ611と抵抗R10との接続点から第1の出力が取り出され、トランジスタQ612と抵抗R11との接続点から第2の出力が取り出され、トランジスタQ613と抵抗R12との接続点から第3の出力が取り出される。
このように構成された3差動バッファは、3個のトランジスタQ611、Q612およびQ613のエミッタが共通の電流源に接続されているため、3個のトランジスタQ611、Q612およびQ613のコレクタ電流の合計も一定である。したがって、抵抗R10、R11およびR12の電圧降下の合計も一定となり、入力端N601、N602およびN603の合計電圧であるコモンモード電圧の変動がキャンセルされる。
なお、3差動バッファが正しく動作するためには、トランジスタQ611、Q612およびQ613のベースに供給される3本の信号は、電圧または電流の合計が一定値となる条件を満たす必要がある。このような信号を、3差動信号と呼ぶ。3値3差動論理信号は、この条件を満たしている。
トランジスタQ631およびQ632、トランジスタQ633およびQ634、ならびに、トランジスタQ635およびQ636は、それぞれの組で第1〜第3の差動増幅回路を構成する。すなわち、第1の差動増幅回路を構成するトランジスタQ631およびQ632は、エミッタが共通の電流源I631に接続され、それぞれのコレクタは、抵抗R631およびR632をそれぞれ介して例えば電圧源Vccに接続される。第2の差動増幅回路を構成するトランジスタQ633およびQ634は、エミッタが共通の電流源I633に接続され、それぞれのコレクタは、抵抗R633およびR634をそれぞれ介して例えば電圧源Vccに接続される。第3の差動増幅回路を構成するトランジスタQ635およびQ636は、エミッタが共通の電流源I635に接続され、それぞれのコレクタは、抵抗R635およびR636をそれぞれ介して例えば電圧源Vccに接続される。
3差動回路の3つの出力(トランジスタQ611、Q612およびQ613それぞれの出力)は、これら第1〜第3の差動増幅回路でそれぞれの電圧の大小が比較される。すなわち、トランジスタQ611の出力は、トランジスタQ631およびQ636のベースに供給される。トランジスタQ612の出力は、トランジスタQ632およびQ633のベースに供給される。トランジスタQ613の出力は、トランジスタQ634およびQ635のベースに供給される。
比較の結果得られる6本の出力信号は、3組の2値論理信号として、抵抗R691〜R696によりエミッタフォロワ接続された出力バッファ用のトランジスタQ651〜Q656にそれぞれ供給されてバッファリングされ、出力端子N691〜N696にそれぞれ導出される。
この図2の例では、トランジスタQ631〜Q636の出力は、トランジスタQ651〜Q656のベースにそれぞれ供給される。そして、トランジスタQ651の出力が出力端N691に、トランジスタQ653の出力が出力端N692に、トランジスタQ655の出力が出力端N693に、トランジスタQ652の出力が出力端N694に、トランジスタQ654の出力が出力端N695に、トランジスタQ656の出力が出力端N696に、それぞれ導出される。
このように、この実施の一形態では、伝送路から入力される3差動信号が3差動バッファを介して第1、第2および第3の差動増幅回路に供給される。そのため、3差動信号を伝送する3本の伝送路に共通して現れるコモンモード電圧が3差動バッファで除去され、後段の第1、第2および第3の差動増幅回路に伝わらず、ノイズマージンが向上する。
図3は、実施の一形態によるレシーバ20の真理値表を示す。図3において、入力信号および3差動バッファの出力は、低レベルを「−」、中位レベルを「0」、高レベルを「+」として表記している。なお、中位レベルの「0」は、0Vを意味するものではない。入力端N601、N602およびN603から入力された3値3差動論理信号は、3差動バッファの出力で反転される。差動出力および出力端N691〜N696の出力は、同値である。例えば、出力端N691、N693およびN695から出力を取り出すことで、背景技術で示した図5と同一の入出力関係を得ることができる。
なお、3組の差動増幅回路を構成するトランジスタQ631〜Q636や出力バッファ用のトランジスタQ651〜Q656は、この例に限られず、例えばMOSトランジスタなど同様の動作が可能な他の能動素子を用いてもよい。
Q611〜Q613,Q631〜Q636,Q651〜Q656 トランジスタ
I610 電流源
R10〜R13,R631〜R636,R691〜R696 抵抗
I610 電流源
R10〜R13,R631〜R636,R691〜R696 抵抗
Claims (6)
- 3差動信号が入力されるバッファ回路において、
第1、第2および第3の端子を有する3極能動素子である第1、第2および第3の能動素子を備え、
上記第1、第2および第3の能動素子の第1の端子が共通の電流源に接続され、
上記第1、第2および第3の能動素子それぞれの第2の端子が、第1、第2および第3の抵抗をそれぞれ介して電圧源に接続され、
上記第1、第2および第3の能動素子のそれぞれの第3の端子に、3差動信号をなす第1、第2および第3の信号がそれぞれ入力され、
上記第1の能動素子の第2の端子と上記第1の抵抗との接続点から第1の出力信号が取り出され、上記第2の能動素子の第2の端子と上記第2の抵抗との接続点から第2の出力信号が取り出され、上記第3の能動素子の第2の端子と上記第3の抵抗との接続点から第3の出力信号が取り出されるようにしたことを特徴とするバッファ回路。 - 請求項1に記載のバッファ回路において、
上記第1、第2および第3の能動素子は、バイポーラトランジスタであって、上記第1の端子がエミッタ端子、上記第2の端子がコレクタ端子、上記第3の端子がベース端子であることを特徴とするバッファ回路。 - 請求項1に記載のバッファ回路において、
上記第1、第2および第3の能動素子は、MOSトランジスタであって、上記第1の端子がドレイン端子、上記第2の端子がソース端子、上記第3の端子がゲート端子であることを特徴とするバッファ回路。 - 伝送路を介して伝送された3値3差動論理信号を受信して3組の2値論理信号に変換して出力するレシーバ装置において、
第1、第2および第3の能動素子は、第1、第2および第3の端子を有する3極能動素子であって、
上記第1、第2および第3の能動素子の第1の端子が共通の電流源に接続され、
上記第1、第2および第3の能動素子それぞれの第2の端子が、第1、第2および第3の抵抗をそれぞれ介して電圧源に接続され、
上記第1、第2および第3の能動素子のそれぞれの第3の端子に、3差動信号をなす第1、第2および第3の信号がそれぞれ入力され、
上記第1の能動素子の第2の端子と上記第1の抵抗との接続点から第1の出力信号が取り出され、上記第2の能動素子の第2の端子と上記第2の抵抗との接続点から第2の出力信号が取り出され、上記第3の能動素子の第2の端子と上記第3の抵抗との接続点から第3の出力信号が取り出されるようにしたバッファ回路と、
上記第1および第2の出力信号の電圧の大小を比較する第1の差動増幅回路と、
上記第2および第3の出力信号の電圧の大小を比較する第2の差動増幅回路と、
上記第3および第1の出力信号の電圧の大小を比較する第3の差動増幅回路と
を有し、
上記第1、第2および第3の差動増幅回路による比較の結果得られる6本の信号を3組の2値論理信号として出力するようにしたことを特徴とするレシーバ装置。 - 請求項4に記載のレシーバ装置において、
上記第1、第2および第3の能動素子は、バイポーラトランジスタであって、上記第1の端子がエミッタ端子、上記第2の端子がコレクタ端子、上記第3の端子がベース端子であることを特徴とするレシーバ装置。 - 請求項4に記載のレシーバ装置において、
上記第1、第2および第3の能動素子は、MOSトランジスタであって、上記第1の端子がドレイン端子、上記第2の端子がソース端子、上記第3の端子がゲート端子であることを特徴とするレシーバ装置。
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