JP2005333498A - 赤外線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 他システムとの間で混信や相互変調積等の通信妨害を生じることなく、当該他システムと同じ場所で同時に使用可能な赤外線通信装置を提供する。
【解決手段】 赤外線会議システム10は、センタ装置12と、複数台の送受光装置14,14,…と、複数台の端末装置18,18,…とを、備えており、最大で4台の端末装置18,18,…によって同時に発言することができる。つまり、4つのチャンネルが用意されている。なお、それぞれの端末装置18にいずれのチャンネルを割り当てるかは、センタ装置12によって自動的に制御される。ここで、いずれかのチャンネルの周波数帯域が、他システムとしての赤外線マイクロホンシステム30で使用されている周波数帯域との間で、通信妨害を生じる関係にあるとする。このような場合は、そのチャンネルを割当対象から外すことができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、赤外線通信装置に関し、特に例えば、用意されている複数のチャンネルのいずれかを相手方装置に割り当てる割当手段を備え、この割当手段によって割り当てられたチャンネルに基づいて変換された赤外線信号を当該相手方装置との間で送受信する赤外線通信装置に関する。
この種の赤外線通信装置として、従来、例えば非特許文献1に開示された赤外線会議システム(型式;ATCS−50)に適用されたものがある。この赤外線会議システムは、主装置としてのマスタコントロールユニット(型式;ATCS−C50)と、このマスタコントロールユニットと共に赤外線通信装置を構成する中継装置としての多チャンネル受発光ユニット(型式;ATCS−A50)と、端末装置としての複数台の会議マイクユニット(型式;ATCS−M50)とを、備えている。このうち、マスタコントロールユニットは、例えば会議室の隅に設置され、多チャンネル受発光ユニットは、例えば同会議室の天井に取り付けられる。そして、各会議マイクユニットは、同会議室の適宜箇所に配置される。
かかる構成において、いずれかの会議マイクユニットによって発言が成されると、その発言内容(音声)が、マスタコントロールユニット側および発言元を含む全ての会議マイクユニット側で再生(モニタ)される。これを実現するために、マスタコントロールユニットとそれぞれの会議マイクユニットとの間で、当該発言内容を含むFM(Frequency Modulation)信号が、多チャンネル受発光ユニットを介して送受信される。具体的には、マスタコントロールユニットと多チャンネル受発光ユニットとの間では、同軸ケーブルを介して、つまり有線で、当該FM信号が送受信される。そして、多チャンネル受発光ユニットとそれぞれの会議マイクユニットとの間では、当該FM信号は赤外線を通信媒体として、つまり赤外線信号に変換(輝度変調)されて、送受信される。なお、この非特許文献1に開示された赤外線会議システムにおいては、4つの通信チャンネルが用意されている。即ち、最大で4台の会議マイクユニットを用いて同時に発言を行うことができる。いずれの会議マイクユニットがいずれのチャンネルを使用するのかは、各会議マイクユニットによる個別の発言要求に応答して、マスタコントロールユニットによって自動的に割り当てられる。
また、赤外線を媒体とする通信装置として、例えば非特許文献2に開示されたワイヤレスマイクシステムもある。このワイヤレスマイクシステムは、送信機としての例えばハンド型の光ワイヤレスマイクロホン(型式;WM−PH711〜PH714)と、中継装置としての受光センサ(型式;WT−PS31〜PS32)と、受信機としての光ワイヤレスチューナ(型式;WT−PH31〜PH32)とを、備えている。なお、受光センサは、例えば会議室の天井に取り付けられ、光ワイヤレスチューナは、例えば同会議室の隅に設置される。
この構成によれば、光ワイヤレスマイクロホンに入力された音声は、音声信号に変換される。そして、この音声信号に基づいてFM信号が生成され、さらに、このFM信号は、赤外線信号に変換されて、当該光ワイヤレスマイクロホン6から発射される。発射された赤外線信号は、受光センサに入射され、ここで電気信号、つまりFM信号に変換される。そして、このFM信号は、同軸ケーブルを介してワイヤレスチューナに入力され、ここで復調処理を施される。これによって、音声信号が再現され、再現された音声信号は、アンプまたはミキサを経てスピーカに入力され、当該スピーカから音声となって出力される。
株式会社オーディオテクニカ製IRカンファレンス・システム"ATCS−50"製品説明書、[online]、[平成16年5月20日検索]、インターネット<URL;http://www.audio-technica.co.jp/proaudio/infrared/atcs-50/ATCS-50.html> 日本ビクター株式会社製"光ワイヤレスマイクシステムWT−PH31シリーズ"カタログ、[online]、[平成16年5月20日検索]、インターネット<URL;http://www.jvc-victor.co.jp/pdf/pro/catalog/wt-ph31.pdf>
しかし、上述の非特許文献1に開示された赤外線会議システムと、非特許文献2に開示されたワイヤレスマイクシステムとが、例えば同じ場所(会議室)で同時に使用された場合、双方の間で混信や相互変調積等の通信妨害が生じる恐れがある。特に、赤外線会議システムにおいては、上述の如く各会議マイクユニットの使用チャンネルがマスタコントロールユニットによって自動的に割り当てられるため、換言すればいずれの会議マイクユニットによっていずれのチャンネルが使用されるのかが不定であるため、当該赤外線会議システム全体として、ワイヤレスマイクシステムとの間で通信妨害を生じることになる。つまり、上述の非特許文献1に開示された赤外線会議システムと、非特許文献2に開示されたワイヤレスマイクシステムとを、同じ場所で同時に使用することができない、という問題がある。
そこで、この発明は、赤外線を通信媒体とする他システムと同じ場所で同時に使用することができる赤外線通信装置を提供することを、目的とする。
かかる目的を達成するために、この発明は、用意されている複数のチャンネルのいずれかを相手方装置に割り当てる割当手段を備え、この割当手段によって割り当てられたチャンネルに従う周波数信号に基づいて生成された赤外線信号を当該相手方装置との間で送受信する赤外線通信装置において、各チャンネルのそれぞれについて個別に割当禁止を設定する設定手段をさらに備える。そして、割当手段が、設定手段によって設定された割当禁止チャンネルを除いて割り当てを行うことを特徴とするものである。
即ち、この発明では、相手方装置との間で赤外線信号を送受信するためのチャンネルが、複数用意されている。ここで、設定手段によって、或るチャンネルについて割当禁止が設定されるとする。すると、割当手段は、この設定手段によって設定された割当禁止チャンネルを除く範囲内で、相手方装置に対してチャンネルの割り当てを行う。つまり、割当禁止チャンネルが割り当てられることはない。従って、例えば他システムとの間で混信や相互変調積等の通信妨害を生じる恐れのあるチャンネルを割当禁止チャンネルとして設定することで、当該通信妨害の発生を防止することができる。
なお、各チャンネルに対応して設けられ、受信した赤外線信号から対応するチャンネルに従う周波数信号を再現する複数の受信手段と、これら複数の受信手段のそれぞれを手動により無効化する無効化手段と、をさらに備えてもよい。即ち、上述の如く割当禁止チャンネルについては割り当てられないため、受信手段を備えている場合には、当該割当禁止チャンネルに対応する受信手段を手動の無効化手段により無効化するのが、望ましい。
この場合、無効化手段は、受信手段の出力を遮断することにより無効化を行うものであってもよい。
また、赤外線信号に各チャンネルに従う周波数信号が含まれているか否かを判定する判定手段を、設けてもよい。この場合、無効化手段は、当該判定手段による判定結果に基づいて、各受信手段のそれぞれを無効化するものとしてもよい。具体的には、周波数信号が含まれていないチャンネルに対応する受信手段を、無効化するようにしてもよい。
そして、この場合、周波数信号は、所定の識別信号を含み、判定手段は、当該識別信号の有無に基づいて判定を行うものであってもよい。
さらに、識別信号は、所定の周波数帯域の信号であるのが、望ましい。このようにすれば、周波数信号から識別番号を抽出し易くなり、ひいては当該識別番号の有無を判定するのが容易になるからである。
そしてさらに、各受信手段のうちの少なくとも1以上のものは、相手方装置とは別の赤外線送信装置、つまり他システムの赤外線送信装置に対応する周波数信号を再現可能なものであってもよい。即ち、或るチャンネルの周波数帯域が、例えば他システムにおいて使用されている周波数帯域と全く同じである場合、そのチャンネルについて割当禁止を設定すれば、当該割当禁止チャンネルを他システム用の受信チャンネルとして利用することができる。換言すれば、他システムの赤外線送信装置を、相手方装置として故意に用いる(組み込む)ことができる。
なお、無効化手段は、割当禁止チャンネルに対応する受信手段を無効化するものであってもよい。つまり、設定手段による設定内容に従って、無効化を行ってもよい。
この発明によれば、他システムとの間で通信妨害を生じる恐れのあるチャンネルを割当禁止チャンネルとして設定することで、当該通信妨害の発生を防止することができる。つまり、当該通信妨害を生じることなく、他システムと同じ場所で同時に使用することができる。
この発明の第1実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。
この第1実施形態は、図1に示すような赤外線会議システム10にこの発明を適用したものであり、当該赤外線会議システム10は、主装置としての1台のセンタ装置12と、このセンタ装置1と共に赤外線通信装置を構成する中継装置としての複数台の送受光装置14,14,…と、それぞれマイクロホン16を備えた相手方装置としての複数台の端末装置18,18,…とを、具備する。このうち、センタ装置12は、例えば会議室の隅に設置され、各送受光装置14,14,…は、同会議室の天井または壁面に取り付けられる。これらセンタ装置12と各送受光装置14,14,…とは、同軸ケーブル20によって互いに接続されている。なお、図1においては、説明の便宜上、センタ装置12と各送受光装置14,14,…とが1本の同軸ケーブル20によって接続されているが、実際には、これらは互いに別個の同軸ケーブル20によって、或いは図示しない混合分配器をも介して、接続されている。そして、各端末装置18,18,…は、同会議室の適宜箇所、例えば各発言者用のテーブル上に、配置される。これらの端末装置18,18,…には、個別の識別番号が付与されている。また、後述するが、同会議室では、他システムとしての赤外線マイクロホンシステム30も、同時に使用されることがある。
ここで、赤外線会議システム10の全体の動作について簡単に説明する。例えば、今、或る端末装置18によって発言要求が成されたとする。この発言要求は、端末装置18に設けられた図示しない操作パネル上の発言要求スイッチの操作によって行われる。すると、当該端末装置18内において、発言要求が成されたことを表す上り制御データが生成される。この上り制御データには、当該発言要求の発生元を表す識別番号も組み込まれる。そして、この上り制御データは、上りFM信号に変換(周波数変調)され、さらに、この上りFM信号は、波長が870[nm]の赤外線信号に変換(輝度変調)されて、当該端末装置18から発射される。なお、この赤外線信号を発射させるために、端末装置18は、図示しない送光手段、例えば赤外線発光ダイオード(LED)を備えている。
端末装置18から発射された上りの赤外線信号は、適宜の場所、例えば当該端末装置18の近傍にある送受光装置14に入射される。送受光装置14は、入射された赤外線信号を電気信号に変換するための図示しない受光手段、例えばフォトダイオード(PD)を備えている。このフォトダイオードによって変換された電気信号、つまり上りFM信号は、同軸ケーブル20を介して、或いはこれに加えて上述の混合分配器を介して、センタ装置12に送られる。
センタ装置12は、送受光装置14から送られてきた上りFM信号を受信し、受信した上りFM信号を中間周波信号に変換し、さらにこの中間周波信号に復調処理を施す。これによって、上り制御データが再現される。さらに、センタ装置12は、再現された上り制御データを解析して、このたび発言要求が成されたこと、およびその要求元である端末装置18を認識する。そして、その端末装置18に対して発言を許可する旨の下り制御データを生成し、さらに、この下り制御データを上りFM信号とは異なる基準周波数(周波数帯域)の下りFM信号に変換する。この下りFM信号は、同軸ケーブル20を介して、或いはこれに加えて上述の混合分配器を介して、全ての送受光装置14,14,…に送られる。
各送受光装置14,14,…のそれぞれは、図示しない送光手段、例えば赤外線発光ダイオードを備えており、センタ装置12から送られてくる下りFM信号に従って当該赤外線発光ダイオードを発光させる。これによって、波長が870[nm]の赤外線信号が、各送受光装置14,14,…(赤外線発光ダイオード)から発射される。
各送受光装置14,14,…から発射された下りの赤外線信号は、適宜、各端末装置18,18,…に入射される。それぞれの端末装置18は、入射された赤外線信号を電気信号に変換するための図示しない受光手段、例えばフォトダイオードを備えている。このフォトダイオードによって変換された電気信号、つまり下りFM信号は、中間周波信号に変換され、さらに、この中間周波信号は、復調処理を施される。これによって、下り制御データが再現される。端末装置18は、再現された下り制御データが自身宛に送られてきたものであるか否か、例えば当該下り制御データに自身の識別番号が組み込まれているか否かを、判断する。ここで、自身宛に送られてきた下り制御データを受信した端末装置18のみが、発言を許可され、つまり発言可能となる。
かかる端末装置18によって発言が成されると、つまり当該端末装置18のマイクロホン16に音声が入力されると、この音声は音声信号に変換され、さらにこの音声信号に基づいて改めて上りFM信号が生成される。なお、この上りFM信号の基準周波数は、下り制御データによって指定され、言わば割り当てられる。そして、生成された上りFM信号は、上述したのと同様に、赤外線信号に変換されて、当該端末装置18から発射される。
端末装置18から発射された上りの赤外線信号は、上述の如く当該端末装置18の近傍にある送受光装置14に入射される。この送受光装置14に入射された赤外線信号は、上述のフォトダイオード(厳密には同調回路を含む)によって上りFM信号に変換され、変換された上りFM信号は、センタ装置12に送られる。
センタ装置12は、送受光装置14から送られてきた上りFM信号を受信し、受信した上りFM信号を中間周波信号に変換し、さらにこの中間周波信号に復調処理を施して、音声信号を再現する。再現された音声信号は、センタ装置12の図示しない外部出力端子に接続された図示しない外部スピーカに入力される。これによって、発言元の音声が当該外部スピーカから再生される。さらに、センタ装置12は、再現された音声信号に基づいて、改めて下りFM信号を生成する。この下りFM信号は、上述と同様に、各送受光装置14,14,…に送られる。
各送受光装置14,14,…のそれぞれは、センタ装置12から送られてきた下りFM信号に従って、上述の赤外線発光ダイオードを発光させる。これによって、各送受光装置14,14,…(赤外線発光ダイオード)から赤外線信号が発射され、この下りの赤外線信号は、各端末装置18,18,…に入射される。
それぞれの端末装置18に入射された赤外線信号は、上述のフォトダイオード(厳密には同調回路を含む)によって下りFM信号に変換される。この下りFM信号は、中間周波信号に変換された後、さらに復調処理を施される。これによって、音声信号が再現され、再現された音声信号は、上述の操作パネルに設けられた図示しないモニタ用スピーカに入力される。この結果、全ての端末装置14,14,…において、発言元の音声が再生され、言わばモニタされる。
なお、この実施形態においては、最大で4台の端末装置18,18,…によって同時に発言可能とされている。つまり、各端末装置18,18,…から送受光装置14,14,…を経てセンタ装置12に至る言わば上りチャンネルとして、4つのチャンネルが用意されている。具体的には、図2に示すように、当該上りチャンネルとして、CH1,CH2,CH3およびCH4という4つのチャンネルが用意されており、それぞれの基準周波数(搬送波の周波数)は、7.35[MHz],8.10[MHz],8.55[MHz]および9.15[MHz]とされている。各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のいずれをどの端末装置18に割り当てるのかは、個別の端末装置18による発言要求に応答して、センタ装置12によって自動的に制御される。
また、上述の上り制御データは、上りの音声信号と混合された状態で、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4を介して伝送される。特に、発言要求を含む上り制御データは、特定のチャンネル、例えばCH1を介して伝送される。このとき、上り制御データは、周波数が24[kHz]の副搬送波信号(サブキャリア)によって音声信号に重畳される。この上り制御データの変調方式としては、例えばFSK(Frequency Shift Keying)方式が採用される。
一方、センタ装置12から送受光装置14,14,…を経て各端末装置18,18,…に至る言わば下りチャンネルとしては、2つのチャンネルが用意されている。具体的には、図2に示すように、基準周波数が1.95[MHz]であるチャンネルCH1と、基準周波数が2.25[MHz]であるチャンネルCH2とが、用意されている。このうちチャンネルCH1は、主音声用のチャンネルであり、チャンネルCH2は、副音声用のチャンネルである。通常は、主音声チャンネルCH1が優先的に使用され、この主音声チャンネルCH1によって上述したモニタ用の音声信号が伝送される。これに対して、副音声チャンネルCH2は、例えば同時通訳音を伝送させるときに使用される。この同時通訳音は、例えばセンタ装置12の図示しない外部入力端子に接続された図示しない外部マイクロホンから入力される。なお、それぞれの端末装置18の上述した操作パネルには、主音声チャンネルCH1および副音声チャンネルCH2のいずれか一方を任意に選択するための図示しないチャンネル選択スイッチが設けられており、このチャンネル選択スイッチによって選択されたチャンネルCH1またはCH2の音声(モニタ用の音声または同時通訳音)のみが、当該端末装置18側で再生される。
また、下りチャンネルCH1およびCH2のそれぞれは、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4と同様に、下り制御データを伝送させるための言わば制御用チャンネルとして兼用される。即ち、下り制御データもまた、周波数が24[kHz]の副搬送波信号(サブキャリア)によってFSK処理を施された後、下りの音声信号に重畳される。そして、この下りの音声信号に重畳された状態で、各下りチャンネルCH1およびCH2を介して各端末装置14,14,…へと伝送される。
さて、上述したように、赤外線会議システム10が設置されている会議室において、他システムとしての赤外線マイクロホンシステム30が同時に使用されることがある。この赤外線マイクロホンシステム30は、例えばプレゼンテーションを行う場合に使用される。なお、この赤外線マイクロホンシステム30は、基本的には、上述の非特許文献2に開示されたワイヤレスマイクシステムと同様のものであり、具体的には、送信機としてのハンド型の赤外線マイクロホン32と、当該非特許文献2における受光センサおよび光ワイヤレスチューナを組み合わせたのと略等価な受信装置34とを、備えている。従って、この赤外線マイクロホンシステム30の動作についての説明は、省略する。
ここで、赤外線マイクロホンシステム30で使用されているFM信号の周波数帯域が、赤外線会議システム10の例えば上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のいずれかの周波数帯域との間で、混信または相互変調積を生じる関係にあるとする。この場合、これら両者間で通信妨害が生じることになり、いずれをも同時に使用することができなくなる。そこで、この第1実施形態の赤外線会議システム10、具体的にはセンタ装置12は、上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のうち、赤外線マイクロホンシステム30との間で通信妨害が生じる恐れのあるチャンネルの割り当てを禁止することによって、当該赤外線マイクロホンシステム30との同時(並行)使用を可能とする、チャンネル制限機能を備えている。また、このチャンネル制限機能によって割り当てを禁止された上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4については、センタ装置12側では言わば雑音しか受信されないので、かかる割当禁止チャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4の音声出力を手動により禁止する、音声出力禁止機能も、当該センタ装置12に設けられている。これを実現するために、センタ装置12は、次のように構成されている。
即ち、赤外線会議システム10は、図3に示すように、同軸ケーブル20が接続される入出力端子12aを備えている。つまり、この入出力端子12aを介して、各送受光装置14,14,…から上りFM信号が入力されると共に、当該各送受光装置14,14,…に対して下りFM信号が送られる。なお、各送受光装置14,14,…は、センタ装置20から同軸ケーブル20を介して供給される直流電力を電源として駆動する。このため、入出力端子12aには、交流カット用のローパスフィルタ(LPF)100を介して、電源回路102から当該直流電力が印加(重畳)される。
まず、各送受光装置14,14,…から入出力端子12aに入力された上りFM信号は、直流カット用のコンデンサ104を介して、ハイパスフィルタ(HPF)106およびローパスフィルタ108に入力される。ここで、ハイパスフィルタ106のカットオフ周波数は、下りチャンネルCH1およびCH2の上限周波数(2.25[MHz]に所定の帯域幅を加味した周波数)よりも高く、かつ上りチャンネルCH1〜CH4の下限周波数(7.35[MHz]に所定の帯域幅を加味した周波数)よりも低い値とされており、例えば5.16[MHz]とされている。一方、ローパスフィルタ108のカットオフ周波数は、当該ハイパスフィルタ106のカットオフ周波数よりも低く、かつ下りチャンネルCH1およびCH2の下限周波数よりも高い値とされており、例えば2.70[MHz]とされている。従って、直流カット用のコンデンサ104を介してハイパスフィルタ106に入力された上りFM信号は、当該ハイパスフィルタ106を通過して、分配回路110に入力される。ローパスフィルタ108に入力された上りFM信号は、当該ローパスフィルタ108を通過することはない。
ハイパスフィルタ106を通過して分配回路110に入力された上りFM信号は、ここで4つに分配され、それぞれの上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4毎に設けられた受信手段としての4つの受信回路112,112,…に入力される。各受信回路112,112,…は、入力された上りFM信号を、例えば周波数が10.7[MHz]の中間周波信号に変換し、さらにこの中間周波信号に復調処理を施す。これによって、上り制御データが重畳された音声信号が再現される。そして、これら上り制御データおよび音声信号は互いに分離され、このうち上り制御データは、制御回路114に入力され、音声信号は、AF(Audio frequency)増幅回路116に入力される。AF増幅回路116は、入力された音声信号を増幅し、増幅後の音声信号は、上述の外部出力端子を介して外部スピーカに入力される。これによって、当該外部スピーカから、発言を許可された端末装置14,14,…側の音声が出力される。
制御回路114は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を有しており、各受信回路112,112,…から入力された上り制御データを解析する。そして、制御回路114は、この上り制御データが例えば発言要求を表すものである場合、上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のうち現在使用されていない(割り当てられていない)いわゆる空きチャンネルがあるか否かを検索し、空きチャンネルがある場合には、それを用いて発言を許可する旨の下り制御データを生成する。一方、空きチャンネルがない場合には、発言を許可しない旨の下り制御データを生成する。なお、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のそれぞれが使用されているか否かの判断は、制御回路114内のメモリ118に記憶されているチャンネル割当テーブルに基づいて行われる。
ただし、制御回路114には、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4に対応する手動の4つのチャンネル割当禁止スイッチ120,120,…が接続されており、制御回路114は、このチャンネル割当禁止スイッチ120,120,…によって割当禁止を設定されている上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4については、割り当ての対象から除外する。例えば、上りチャンネルCH1に対応するチャンネル割当禁止スイッチ120によって割当禁止を設定されている場合には、当該上りチャンネルCH1を除いた上りチャンネルCH2,CH3およびCH4の中から、空きチャンネルが検索される。従って、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のうち、上述の赤外線マイクロホンシステム30との間で通信妨害を生じる恐れのあるチャンネルについて、当該チャンネル割当禁止スイッチ120により割当禁止を設定すれば、かかる割当禁止チャンネルが割り当てられるのを制限することができる。よって、赤外線マイクロホンシステム30との間で通信妨害が発生するのを防止できる。つまり、チャンネル制限機能が実現される。なお、チャンネル割当禁止スイッチ120,120,…は、例えばディップスイッチによって構成されている。
また、各受信回路112,112,…から制御回路114に入力された上り制御データが、例えば現在発言を許可されているいずれかの端末装置14から当該発言を終了する旨を通知してきたものである場合、制御回路114は、その端末装置14に割り当てられている上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4の割り当てを解除する。そして、この割り当てを解除した上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4を、空きチャンネルに加える。そして、新たにいずれかの端末装置14によって発言要求が成されたとき、上述した要領でその端末装置14に空きチャンネルのいずれかを割り当てる。
さらに、制御回路114には、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4に対応する手動の4つの音声出力禁止スイッチ122,122,…が接続されている。この音声出力禁止スイッチ122,122,…は、対応するチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4の受信回路112,112,…の出力を個別に無効化するためのものである。即ち、いずれかの音声出力禁止スイッチ122によって音声出力禁止を設定されると、制御回路114は、その音声出力禁止スイッチ122に対応する上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4の受信回路112を無効化し、詳しくは当該受信回路112の出力を遮断する。従って、例えばチャンネル割当禁止スイッチ120によって上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のいずれかが割当禁止を設定されている場合には、その割当禁止チャンネルに対応する受信回路112を音声出力禁止スイッチ122の操作によって無効化すればよい。このようにすれば、割当禁止チャンネルの受信回路112によって受信された雑音が出力されるのを、防止することができる。つまり、音声出力禁止機能が実現される。なお、音声出力禁止スイッチ122,122,…もまた、例えばディップスイッチによって構成されている。
また、制御回路114には、例えば液晶パネル構成のディスプレイ124が接続されている。そして、制御回路114は、このディスプレイ124に、各チャンネル割当禁止スイッチ120,120,…および各音声出力禁止スイッチ122,122,…の状態を表示する。従って、このディスプレイ124の表示から、上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のそれぞれが割当禁止とされているか否か、および当該上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のそれぞれの音声出力が禁止されているか否かを、把握することができる。
そして、センタ装置12は、各下りチャンネルCH1およびCH2用の2つの送信回路126および126を備えている。このうち主音声チャンネルとしての下りチャンネルCH1用の送信回路126には、AF増幅回路128を介して、上述のAF増幅回路128による増幅後の音声信号(発言音)が入力される。そして、副音声チャンネルとしての下りチャンネルCH2用の増幅回路126には、別のAF増幅回路130を介して、上述した外部入力端子から音声信号(同時通訳音)が入力される。また、両送信回路126および126には、制御回路116から制御データも入力される。
各送信回路126および126のそれぞれは、入力された制御データにFSK処理を施し、このFSK処理後の言わばサブキャリア信号を、増幅回路128または130から入力された音声信号に重畳させる。さらに、このサブキャリア信号が重畳された音声信号、言わば混合信号に周波数変調(FM)処理を施す。これによって、各下りチャンネルCH1およびCH2の下りFM信号が生成され、生成された各下りFM信号は、混合信号132に入力され、ここで混合される。そして、混合された下りFM信号は、ローパスフィルタ108およびコンデンサ104を介して、入出力端子12aから各送受光装置14,14,…へと送られる。なお、ローパスフィルタ108を通過した下りFM信号は、上述のハイパスフィルタ106にも入力されるが、上述したようにこのハイパスフィルタ106のカットオフ周波数は、下りチャンネルCH1およびCH2の上限周波数よりも高い値とされている。従って、当該ハイパスフィルタ106に入力された下りFM信号が、これを通過(言わば逆流)することはない。
図4を参照して、それぞれの受信回路112についてもう少し詳しく説明する。この図4に示すように、受信回路112は、分配回路110によって分配された上りFM信号が入力されるRF(Radio Frequency)増幅回路200を有している。このRF増幅回路200に入力された上りFM信号は、ここで増幅された後、周波数変換回路202に入力される。
周波数変換回路202には、局部発振回路204からそれぞれの上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4に応じた周波数の高周波信号も、入力されている。そして、周波数変換回路202は、RF増幅回路200から入力された上りFM信号を、局部発振回路204から入力された高周波信号と混合して、周波数が10.7[MHz]の中間周波信号に変換する。変換された中間周波信号は、IF(Intermediate Frequency)増幅回路206によって増幅された後、復調回路208に入力される。
復調回路208は、入力された中間周波信号に復調処理を施して、上述の混合信号(サブキャリア信号が重畳された上り音声信号)を生成する。そして、この混合信号は、分離手段としての分離回路210に入力され、ここで上り音声信号とサブキャリア信号とに分離される。このうち、上り音声信号は、音声出力スイッチ回路212に入力される。この音声出力スイッチ回路212は、制御回路114による制御、換言すれば対応する音声出力禁止スイッチ122の操作に従って、分離回路210の出力を上述のAF増幅回路116に通過(ON)させ、または遮断(OFF)する。従って、この音声出力スイッチ回路212がONされているときは、分離回路210によって分離された上り音声信号が、当該音声出力スイッチ回路212を介してAF増幅回路116に入力され、ひいては外部スピーカに入力される。一方、音声出力スイッチ回路212がOFFされているときは、分離回路210の出力は無効化され、つまり受信回路112自体が無効化される。
また、分離回路210によって分離されたサブキャリア信号は、データ復調回路214に入力され、ここで復調処理を施される。これによって、上り制御データが再現され、再現された上り制御データは、制御回路114に入力される。
さらに、図5を参照して、それぞれの送信回路126について詳しく説明する。この図5に示すように、送信回路126は、AF増幅回路128または130から下りの音声信号が入力される混合手段としての重畳回路300に入力される。また、送信回路126は、制御回路114から下り制御データが入力されるデータ変調回路302をも有している。このデータ変調回路302には、副局部発振回路304から周波数が24[kHz]の副搬送波信号も入力されており、当該データ変調回路302は、この副搬送波信号を用いて下り制御データにFSK処理を施す。これによって、サブキャリア信号が生成され、生成されたサブキャリア信号は、重畳回路300に入力される。
重畳回路300は、データ変調回路302から入力されたサブキャリア信号を、AF増幅回路128または130から入力された下り音声信号に重畳する。そして、このサブキャリア信号が重畳された下り音声信号、つまり上述の混合信号は、さらに変調回路306に入力される。この変調回路306には、主局部発振回路308からそれぞれの下りチャンネルCH1およびCH2に応じた周波数の搬送波信号も入力されており、当該変調回路306は、この搬送波信号を混合信号によって周波数変調する。これによって、下りFM信号が生成され、生成された下りFM信号は、RF増幅回路310によって増幅された後、上述の混合回路132に入力される。
次に、図6を参照して、送受光装置14の詳細を説明する。即ち、この図6に示すように、送受光装置14は、同軸ケーブル20が接続される端子14aを備えており、この端子14aを介して、センタ装置12から下りFM信号および直流電力が入力されると共に、当該センタ装置12に向けて上りFM信号が送り出される。
このうち、端子14aを介して入力された直流電力は、交流カット用のローパスフィルタ400を介して電源回路402に入力される。電源回路402は、入力された直流電力を基に、当該送受光装置14内の各回路を駆動させるための複数種類(電圧値)の直流電源電圧Vccを生成する。
そして、端子14aを介して入力された下りFM信号は、直流カット用のコンデンサ404を介してローパスフィルタ406およびハイパスフィルタ408に入力される。ここで、ローパスフィルタ406のカットオフ周波数は、下りチャンネルCH1およびCH2の上限周波数よりも高く、かつ上りチャンネルCH1〜CH4の下限周波数よりも低い値とされており、例えば2.70[MHz]とされている。これに対して、ハイパスフィルタ408のカットオフ周波数は、ローパスフィルタ406のカットオフ周波数よりも高く、かつ上りチャンネルCH1〜CH4の下限周波数よりも低い値とされており、例えば5.16[MHz]とされている。従って、ローパスフィルタ406に入力された下りFM信号は、当該ローパスフィルタ406を通過して、RF増幅回路410に入力される。一方、ハイパスフィルタ408に入力された下りFM信号は、当該ハイパスフィルタ408を通過することはない。
RF増幅回路410に入力された下りFM信号は、ここで増幅された後、送光回路412に入力される。送光回路412は、上述した赤外線発光ダイオードを有しており、RF増幅回路410から入力された下りFM信号に従って当該赤外線発光ダイオードを発光させる。つまり、輝度変調する。これによって、波長が870[nm]の赤外線が、当該送光回路412(赤外線発光ダイオード)から発射される。
送受光装置14はまた、受光回路414を備えている。受光回路414は、上述したフォトダイオードを有しており、各端末装置18,18,…から送られてくる上りの赤外線信号を当該フォトダイオードによって電気信号に変換すると共に、この電気信号に同調処理を施して上りFM信号を再現する。再現された上りFM信号は、RF増幅回路416によって増幅された後、ハイパスフィルタ408およびコンデンサ404を介して端子14aへと送られ、当該端子14aからセンタ装置12へと送り出される。
なお、ハイパスフィルタ408から出力された上りFM信号は、ローパスフィルタ406にも入力されるが、上述したように、このローパスフィルタ406のカットオフ周波数は、上りチャンネルCH1〜CH4の下限周波数よりも低い値とされている。従って、このローパスフィルタ406に入力された上りFM信号が、当該ローパスフィルタ406を通過して、言わば下り用のRF増幅回路410に入力されることはない。これらローパスフィルタ406およびハイパスフィルタ408は、いずれも高次(多段)のフィルタであり、かかる高次フィルタを設けることで、下りFM信号と上りFM信号とを明確に分配することができ、例えば200[dB]という高いC/N(Carrier/Noise)比を得ることができる。
さらに、図7を参照して、それぞれの端末装置18の詳細を説明する。この図7に示すように、端末装置18は、下りの赤外線信号を受光する受光回路500を備えている。この受光回路500は、受光した赤外線信号を電気信号に変換するための上述したフォトダイオードを有しており、このフォトダイオードによって変換された電気信号に対し、さらに同調処理を施すことによって、下りFM信号を再現する。再現された下りFM信号は、RF増幅回路502によって増幅された後、周波数変換回路504に入力される。
周波数変換回路504には、局部発振回路506から高周波信号も入力される。この高周波信号の周波数は、上述したチャンネル選択スイッチによって各下りチャンネルCH1およびCH2のいずれを選択するのかによって異なり、具体的には、後述する制御回路508によって制御される。そして、周波数変換回路504は、RF増幅回路502から入力された下りFM信号を、局部発振回路506から入力された高周波信号と混合して、周波数が10.7[MHz]の中間周波信号に変換する。変換された中間周波信号は、IF増幅回路510によって増幅された後、復調回路512に入力される。
復調回路512は、入力された中間周波信号に復調処理を施して、上述の混合信号(サブキャリア信号が重畳された下り音声信号)を再現する。そして、この混合信号は、分離手段としての分離回路514に入力され、ここで下り音声信号とサブキャリア信号とに分離される。このうち、下り音声信号は、AF増幅回路516を経て、上述のモニタ用スピーカに入力される。これによって、当該モニタ用スピーカからチャンネルCH1またはCH2の音声が出力される。一方、サブキャリア信号は、データ復調回路518に入力され、ここで復調処理を施される。これによって、下り制御データが再現され、再現された下り制御データは、制御回路508に入力される。
制御回路508は、CPUを有しており、データ復調回路518から入力された下り制御データを解析する。ここで、例えば、この下り制御データが自身宛ての(自身の識別番号を含む)ものであり、かつ発言を許可するの旨を表すものであるとき、制御回路508は、マイクロホン16の出力を有効化する。具体的には、当該マイクロホン16から出力される音声信号を増幅するための増幅回路520を有効化する。また、制御データには、上りチャンネルCH1〜CH4の割当情報も含まれており、制御回路180は、この割当情報に従って上り用の局部発振回路522を制御する。つまり、いずれかの上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4を設定する。これによって、局部発振回路522は、設定された上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4に応じた周波数の搬送波信号を生成し、この搬送波信号は、変調回路524に入力される。
変調回路524にはまた、上述のAF増幅回路520によって増幅された音声信号も、後述する重畳回路526を介して入力される。そして、変調回路524は、局部発振回路522から入力された搬送波信号を、AF増幅回路520から重畳回路526経由で入力された上り音声信号によって周波数変調する。これによって、上りFM信号が生成され、生成された上りFM信号は、RF増幅回路528によって増幅された後、送光回路530に入力される。送光回路530は、発光手段としての上述した赤外線発光ダイオードを有しており、RF増幅回路528から入力された上りFM信号に従って当該赤外線発光ダイオードを発光させる。これによって、赤外線発光ダイオードから、波長が870[nm]の赤外線信号が発射される。
さらに、制御回路508には、上述した操作パネルが接続されている。この操作パネルには、発言の終了を通知するための図示しない発言終了スイッチも設けられており、この発言終了スイッチが操作されると、制御回路508は、その旨をセンタ装置12に通知するための上り制御データを生成する。この上り制御データは、データ変調回路532に入力され、ここで、副局部発振回路534から入力される周波数が24[kHz]の副搬送波信号に基づいてFSK処理を施される。これによって、サブキャリア信号が生成され、生成されたサブキャリア信号は、重畳回路526に入力される。
重畳回路526は、データ変調回路532から入力されたサブキャリア信号を、AF増幅回路520から入力された音声信号に重畳して、混合信号を生成する。そして、この混合信号は、変調回路524に入力され、これ以降、上述した要領で処理される。
なお、操作パネルに設けられた上述の発言要求スイッチが操作されたときは、制御回路508は、その旨を表す制御データを生成する。そして、この制御データを、上りチャンネルCH1で送信するよう、局部発振回路522を制御する。この場合、サブキャリア信号のみを含み、音声信号を含まない混合信号が、変調回路524に入力され、これ以降は、上述の要領で処理される。
ところで、上述したチャンネル制限機能および音声出力禁止機能を実現するために、センタ装置12側の制御回路114(CPU)は、メモリ118に記憶されている制御プログラムに従って、図8のフローチャートで示されるチャンネル割当制御タスクを実行する。
即ち、センタ装置12の図示しない電源スイッチがONされると、制御回路114は、ステップS1に進み、各割当禁止スイッチ120,120,…の状態を確認する。そして、ステップS3に進み、当該各割当禁止スイッチ120,120,…の状態に応じて、上述したチャンネル割当テーブルを作成する。つまり、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のいずれが割当可能であり、いずれが割当禁止とされているのかを、当該チャンネル割当テーブルに書き込む。
さらに、制御回路114は、ステップS5において、各音声出力禁止スイッチ122,122,…の状態を確認する。そして、ステップS7において、当該音声出力禁止スイッチ122,122,…の状態に応じて、各受信回路112,112,…を制御し、詳しくは各音声出力スイッチ回路212,212,…のON/OFFを制御する。そして、制御回路114は、ステップS9において、各割当禁止スイッチ120,120,…および各音声出力禁止スイッチ122,122,…の状態を、ディスプレイ124に表示した後、ステップS11に進む。
ステップS11において、制御回路114は、いずれかの端末装置18によって発言要求が成されたか否か、具体的には当該発言要求を表す上り制御データを受信したか否かを、判断する。ここで、発言要求が成されると、制御回路114は、ステップS13に進み、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4のうち割当可能な範囲内で、空きチャンネルを検索する。そして、ステップS15において、空きチャンネルが存在するか否かを判断する。
ここで、空きチャンネルが存在する場合、制御回路114は、ステップS17に進み、発言要求元の端末装置18に当該空きチャンネルのいずれかを割り当てると共に、発言を許可する旨の下り制御データを生成する。そして、ステップS19に進み、上述のチャンネル割当テーブルの内容を更新し、つまり発言要求元の端末装置18に対し新たにチャンネルを割り当てたことを当該チャンネル割当テーブルに書き込む。そして、ステップS21に進み、生成した下り制御データを送信する。なお、ステップS15において空きチャンネルが存在しない場合は、ステップS23に進み、発言要求元の端末装置18に発言を許可しない旨の下り制御データを生成する。そして、この下り制御データを、ステップS21で送信する。
ステップS21で下り制御データを送信した後、制御回路114は、ステップS25に進み、現在発言を許可されているいずれかの端末装置14から発言を終了する旨の通知が送られてきたか否か、具体的には当該発言終了通知を表す上り制御データを受信したか否かを、判断する。ここで、発言終了通知を受信すると、制御回路114は、ステップS27に進み、チャンネル割当テーブルの内容を更新し、つまり発言終了通知元の端末装置18へのチャンネルの割り当てを解除したことを当該チャンネル割当テーブルに書き込む。そして、ステップS29に進み、電源スイッチがOFFされたか否かを判断する。
なお、上述のステップS11において、発言要求がない場合には、制御回路114は、ステップS13〜ステップS23をスキップして、直接、ステップS25に進む。また、このステップS25において、発言終了通知がない場合には、ステップS27をスキップして、直接、ステップS29に進む。そして、このステップS29において、電源スイッチがOFFされていない場合には、ステップS11に戻り、当該電源スイッチがOFFされた場合には、このステップ図8で示される一連のチャンネル割当制御タスクを終了する。
これに対して、端末装置18側の制御回路508(CPU)は、上述した発言要求スイッチが操作されると、自身に内蔵された図示しないメモリに記憶されている制御プログラムに従って、図9のフローチャートで示される発言タスクを実行する。
即ち、発言要求スイッチが操作されると、制御回路508は、ステップS51に進み、その旨を表す上り制御データを生成する。そして、ステップS53において、特定チャンネルとされた上りチャンネルCH1を設定した後、ステップS55において、当該上りチャンネルCH1を用いて上り制御データをセンタ装置12側へ送信する。
そして、制御回路508は、ステップS57に進み、発言要求に対する応答がセンタ装置12(制御回路114)側から成されたか否か、つまり当該応答を含む下り制御データを受信したか否かを、判断する。ここで、センタ装置12からの応答を確認すると、制御回路508は、ステップS59に進み、当該応答の内容を解析する。
そして、制御回路508は、ステップS61に進み、上述のステップS59での解析結果に基づいて、自身の発言が許可されたか否かを判断する。ここで、発言が許可された場合、制御回路508は、ステップS63に進み、センタ装置12から割り当てられた上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4を設定する。そして、ステップS65において、マイクロホン16を有効化する。これによって、発言が可能となる。
ステップS65の実行後、制御回路508は、ステップS67に進み、上述した発言終了スイッチが操作されたか否かを判断する。そして、発言終了スイッチが操作される、つまり発言終了が指示されると、ステップS69に進み、マイクロホン16を無効化する。さらに、ステップS71において、センタ装置12に発言終了を通知するための上り制御データを生成し、ステップS73において、当該上り制御データを送信する。そして、ステップS75において、割り当てられた上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4の設定を解除して、この図9で示される一連の発言タスクを終了する。なお、上述のステップS61において、発言を許可されなかった場合にも、制御回路508は、この一連の発言タスクを終了する。
以上の説明から判るように、この第1実施形態の赤外線会議システム10によれば、他システムとしての赤外線マイクロホンシステム30を同時に使用した場合に、当該赤外線マイクロホンシステム30との間で混信や相互変調積等の通信妨害が生じる恐れのあるときは、そのような上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4を、チャンネル割当禁止スイッチ120による手動操作によって割当対象から排除すればよい。このようにすれば、赤外線会議システム10側で割当禁止チャンネルが使用されることがなくなり、当該通信妨害の発生を防止できる。つまり、赤外線会議システム10と赤外線マイクロホンシステム30との両方を、同じ場所で同時に使用することができる。
また、音声出力禁止スイッチ122,122,…を操作することによって、不要な雑音が出力されるのを防止することができる。よって、当該雑音のない快適な赤外線通信を実現できる。
なお、この第1実施形態によれば、他システムである赤外線ワイヤレスシステム30の赤外線マイクロホン32を、赤外線会議システム10用の送信機として、積極的に利用することができる。
即ち、赤外線マイクロホン32(赤外線ワイヤレスシステム30)で使用されているFM信号の周波数帯域が、例えば赤外線会議システム10のいずれかの上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4の周波数帯域と同じであるとする。この場合、その周波数帯域の上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4を割当禁止チャンネルとして設定すると共に、当該割当禁止チャンネルの音声出力については禁止しない(音声出力禁止スイッチ122を操作しない)ようにする。すると、赤外線マイクロホン32のFM信号が、当該割当禁止チャンネルによって受信され、その音声が、他の上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4の音声と共に、モニタされる。つまり、図10に示すように、端末装置18,18,…と同じレベルで、赤外線マイクロホン32を、赤外線会議システム10用の送信機として組み込むことができる。これは、例えばプレゼンテーションを伴う会議を行う場合等に、極めて有効である。
ただし、単に他システムとの間での通信妨害を回避するのであれば、例えば次のように構成してもよい。即ち、図3の構成から音声出力禁止スイッチ122,122,…を省く。そして、チャンネル割当禁止スイッチ120,120,…の操作に応じて、各受信回路112,112,…が個別に無効化されるようにする。つまり、チャンネル割当禁止スイッチ120の操作によって割当禁止とされた上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4に対応する受信回路112が、無効化されるようにする。このようにすれば、音声出力禁止スイッチ122,122,…を個別に手動操作する手間も省ける。
また、この第1実施形態では、赤外線会議システム10の上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4を個別に無効化するようにしたが、これに限らない。即ち、赤外線マイクロホンシステム30の周波数帯域が、下りチャンネルCH1およびCH2のいずれかと通信妨害を生じる関係にある場合には、当該下りチャンネルCH1およびCH2を個別に無効化するようにしてもよい。
さらに、センタ装置12と送受光装置14,14,…とを互いに別個の構成としたが、これに限らない。即ち、これら両者を1つの筺体に纏めた(合体させた)構成としてもよい。また、赤外線会議システム10を例に挙げて説明したが、これに限らない。即ち、複数の通信チャンネルを有する装置であれば、赤外線会議システム10以外の装置にも、この発明を適用することができる。
そして、上りの音声信号に上り制御データを重畳して送受信するようにしたが、これらを別個のチャンネルによって送受信するようにしてもよい。下り音声信号と下り制御データとについても、同様である。
次に、この発明の第2実施形態について、図11および図12を参照して説明する。
図11に示すように、この第2実施形態は、上述の図3に示したセンタ装置12の構成から、音声出力禁止スイッチ122,122,…を排除すると共に、制御回路114による各受信回路112,112,…の制御を排除したものである。そして、図12に示すように、それぞれの受信回路112毎に、トーン検出回路216を設けたものである。これ以外については、第1実施形態と同様であるので、これら同様部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
即ち、この第2実施形態では、音声出力禁止スイッチ122,122,…による手動操作に代えて、上りFM信号に含まれるサブキャリア信号をトーン信号として兼用するいわゆるトーンスケルチ方式によって、各受信回路112,112,…を個別に無効化する。このため、トーン検出回路216は、分離回路210による分離結果を監視して、周波数が24[kHz]のサブキャリア信号が存在するか否かを判断する。そして、当該サブキャリア信号が検出された場合には、上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4が割り当てられているものと見なして、音声出力スイッチ回路212をONする。一方、サブキャリア信号が検出されない場合には、上りチャンネルCH1,CH2,CH3またはCH4が割り当てられていないと見なして、音声出力スイッチ回路212をOFFする。
このように、第2実施形態では、トーンスケルチ方式によって各受信回路112,112,…を自動的に無効化するため、音声出力禁止スイッチ122,122,…を手動操作する手間が省ける。また、サブキャリア信号をトーン信号として兼用しているので、それぞれの端末装置18側で当該トーン信号を生成するための手段を特別に設ける必要もない。
なお、サブキャリア信号を単なるトーン信号として兼用するのではなく、例えば当該サブキャリア信号(上り制御データ)に含まれる識別番号を照会することによって、各上りチャンネルCH1,CH2,CH3およびCH4が割り当てられているか否かを判定するようにしてもよい。即ち、サブキャリア信号をデジタルコードとして兼用するいわゆるデジタルコードスケルチ方式を応用して、各各受信回路112,112,…を無効化してもよい。
この発明の第1実施形態の全体の概略構成を示す図である。 同第1実施形態において使用される通信チャンネルの一覧を示す図解図である。 同第1実施形態におけるセンタ装置の概略構成を示すブロック図である。 図3における受信回路の詳細を示すブロック図である。 図3における送信回路の詳細を示すブロック図である。 同第1実施形態における送受光装置の概略構成を示すブロック図である。 同第1実施形態における端末装置の概略構成を示すブロック図である。 同第1実施形態におけるセンタ装置側の制御回路が実行するチャンネル割当制御タスクのフローチャートである。 同第1実施形態における端末装置側の制御回路が実行する発言タスクのフローチャートである。 同第1実施形態の一応用例を示す図解図である。 この発明の第2実施形態におけるセンタ装置の概略構成を示すブロック図である。 図11における受信回路の詳細を示すブロック図である。
符号の説明
10 赤外線会議システム
12 センタ装置
14 送受光装置
18 端末装置
30 赤外線マイクロホンシステム
114 制御回路
120 チャンネル割当禁止スイッチ

Claims (8)

  1. 用意されている複数のチャンネルのいずれかを相手方装置に割り当てる割当手段を備え、該割当手段によって割り当てられたチャンネルに従う周波数信号に基づいて生成された赤外線信号を該相手方装置との間で送受信する赤外線通信装置において、
    上記複数のチャンネルのそれぞれについて個別に割当禁止を設定する設定手段をさらに備え、
    上記割当手段は上記設定手段によって設定された割当禁止チャンネルを除いて割り当てを行うことを特徴とする、赤外線通信装置。
  2. 上記複数のチャンネルに対応して設けられ受信した上記赤外線信号から対応する該チャンネルに従う上記周波数信号を再現する複数の受信手段と、
    上記複数の受信手段のそれぞれを手動により無効化する無効化手段と、
    をさらに備える、請求項1に記載の赤外線通信装置。
  3. 上記複数のチャンネルに対応して設けられ受信した上記赤外線信号から対応する該チャンネルに従う上記周波数信号を再現する複数の受信手段と、
    上記赤外線信号に上記複数のチャンネルのそれぞれに従う上記周波数信号が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段による判定結果に基づいて上記複数の受信手段のそれぞれを無効化する無効化手段と、
    をさらに備える、請求項1に記載の赤外線通信装置。
  4. 上記周波数信号は所定の識別信号を含み、
    上記判定手段は上記識別信号の有無に基づいて判定を行う、請求項3に記載の赤外線通信装置。
  5. 上記識別信号は所定の周波数帯域の信号である、請求項4に記載の赤外線通信装置。
  6. 少なくとも1以上の上記受信手段は上記相手方装置とは別の赤外線送信装置に対応する周波数信号を再現可能な、請求項2ないし5のいずれかに記載の赤外線通信装置。
  7. 上記複数のチャンネルに対応して設けられ受信した上記赤外線信号から対応する該チャンネルに従う上記周波数信号を再現する複数の受信手段と、
    上記割当禁止チャンネルに対応する上記受信手段を無効化する無効化手段と、
    をさらに備える、請求項1に記載の赤外線通信装置。
  8. 上記無効化手段は上記受信手段の出力を遮断することにより無効化を行う、請求項2ないし7のいずれかに記載の赤外線通信装置。
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