JP2002135156A - デジタルワイヤレスマイクシステム - Google Patents

デジタルワイヤレスマイクシステム

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JP2002135156A
JP2002135156A JP2000320247A JP2000320247A JP2002135156A JP 2002135156 A JP2002135156 A JP 2002135156A JP 2000320247 A JP2000320247 A JP 2000320247A JP 2000320247 A JP2000320247 A JP 2000320247A JP 2002135156 A JP2002135156 A JP 2002135156A
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JP2000320247A
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Shohei Taniguchi
尚平 谷口
Kazuya Toki
和哉 鴇
Morihiro Otsuki
守弘 大槻
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルワイヤレスシステムの送信機の動作
設定などを受信機側で行い、また、システムを一元的に
管理し、さらにはデジタル信号で情報を記録、伝達す
る。 【解決手段】 音声情報送信機1と音声情報受信機2の
間で双方向伝送を行い、音声情報受信機から音声情報送
信機の各種設定を行う。また、デジタルミキサ50やパ
ソコン53から音声情報受信機を経由して音声情報送信
機の各種設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報送信機と
音声情報受信機を有するデジタルワイヤレスマイクシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例としては、例えば特開平
10−150692号公報に示されているものがある。
図4(a)、(b)は従来のデジタルワイヤレスマイク
システムを示し、この装置は単一方向の伝送を行う音声
情報送信機101と音声情報受信機102により構成さ
れている。音声情報送信機101は不図示の電池で動作
し、また、不図示の音響−電気変換器(マイクロホン)
及び増幅器と、A−D変換器103と、圧縮符号化器1
04と、符号変換・インターリーブ・誤り訂正回路10
5と、変調・増幅回路106と送信アンテナ107によ
り構成されている。また、受信機102は受信アンテナ
108と、高周波増幅・周波数変換器109と、中間周
波増幅器110と、復調器111と、符号変換・デイン
ターリーブ・誤り訂正回路112と圧縮信号復号器11
3により構成されている。
【0003】次に上記従来例の動作を説明する。音声情
報送信機101では、人間の声などの音響信号が不図示
のマイクロホンにより電気信号(アナログ音声信号)に
変換され、次いでこの音声信号が増幅される。次いでこ
のアナログ音声信号がA−D変換器103によりPCM
デジタル信号に変換され、次いでこのPCMデジタル信
号が圧縮符号化器104によりレートの低いビット列に
変換される。次いでこのデータが符号変換・インターリ
ーブ・誤り訂正回路105により伝送路誤りに対して耐
性を持つ符号列に変換され、次いでこの符号列が変調・
増幅回路106により空中線電力に変換されて送信アン
テナ107を介して電波として送信される。
【0004】この送信機101が送信された電波が音声
情報受信機102の受信アンテナ108により受信され
て電気信号に変換され、次いでこの電気信号が高周波増
幅・周波数変換器109により増幅されて中間周波数に
変換される。次いでこの中間周波数の信号が中間周波増
幅器110により増幅され、次いで復調器111により
復調される。次いでこの信号が符号変換・デインターリ
ーブ・誤り訂正回路112により伝送路誤り訂正され、
次いでこの信号が圧縮信号復号器113によりPCMデ
ジタル信号に復元される。このPCMデジタル信号は調
整室のミキサなどに出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデジタルワイヤレスマイクシステムでは、音声情報
を単一方向に伝送するのみであるので、受信機102側
が調整室のミキサなどで管理されているにもかかわら
ず、送信機101の動作状態の変更を送信機101側で
行わなければならず不便であるという問題点がある。さ
らに、話者がイベントなどで送信機101を使用中に聴
衆に気付かれずに送信機101を操作して動作状態の変
更を行うことは不可能である。
【0006】また、複数の送信機101を同一空間で使
用するシステムの場合、手動で周波数管理を行わなけれ
ばならず、このためシステム全体の管理が非常に難し
い、管理者が異なるシステム間や異なる無線システム間
などで発生する干渉を回避できないなどの問題がある。
【0007】さらに、イベントの管理者は、イベントの
記録を手書きで保存する場合には手書きで行い、音声で
保存する場合には受信機102を外部機器のアナログ又
はデジタル録音機に接続して行う必要があるので、外部
機器との接続などのシステム構築、操作、管理などを必
要としたり、メディアに情報を伝達する必要などの煩わ
しさがあるという問題がある。
【0008】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、送信
機の動作設定などを受信機側で行うことができ、また、
システムを一元的に管理することができ、さらにはデジ
タル信号で情報を記録、伝達することができるデジタル
ワイヤレスマイクシステムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、音声情報送信機が音声情報受信機に音声情
報を送信するとともに、前記音声情報受信機が前記音声
情報送信機の制御情報を送信して前記音声情報送信機が
前記制御情報に基づいて動作を設定するように構成した
(請求項1)。上記構成により、音声情報受信機からの
遠隔制御で音声情報受信機の動作を設定することができ
る。
【0010】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の電源のオン、オフ設定制御情報を送
信し、前記音声情報送信機が前記電源のオン、オフ設定
制御情報に基づいて電源をオン又はオフするように構成
した(請求項2)。上記構成により、音声情報送信機の
無駄な電池消費を音声情報受信機からの遠隔制御で低減
することができる。
【0011】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の待機状態の設定制御情報を送信し、
前記音声情報送信機が前記設定制御情報に基づいて待機
状態に移行するように構成した(請求項3)。上記構成
により、音声情報送信機の無駄な電池消費を音声情報受
信機からの遠隔制御で低減することができる。
【0012】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機のモード切替スイッチの機能の有効、
無効設定制御情報を送信し、前記音声情報送信機が前記
有効、無効設定制御情報に基づいてモード切替スイッチ
を機能の有効又は無効に設定するように構成した(請求
項4)。上記構成により、音声情報送信機のモード切替
スイッチの誤操作を音声情報受信機からの遠隔制御で防
止することができる。
【0013】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の表示部のオン、オフの設定制御情報
を送信し、前記音声情報送信機が前記表示部のオン、オ
フの設定制御情報に基づいて表示部をオン又はオフする
ように構成した(請求項5)。上記構成により、用途に
応じて必要のない音声情報送信機の表示を音声情報受信
機からの遠隔制御でオフにすることができ、ひいては音
声情報送信機の無駄な電池消費を低減することができ
る。
【0014】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の音声情報の送信許可、禁止の設定制
御情報を送信し、前記音声情報送信機が前記送信許可、
禁止の設定制御情報に基づいて音声情報の送信許可又は
禁止を行うように構成した(請求項6)。上記構成によ
り、同一空間で利用可能なチャネル数より多い音声情報
送信機を音声情報受信機からの遠隔制御で使用可能にす
ることができる。
【0015】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の送信機ID又は回線接続の再要求制
御情報を送信し、前記音声情報送信機が前記再要求制御
情報に基づいて送信機IDの送信又は回線接続を行うよ
うに構成した(請求項7)。上記構成により、音声情報
受信機からの遠隔制御で他のシステムの音声情報送信機
を再設定して使用することができ、また、システム制御
から外れて使用不能であった音声情報送信機を初期化な
どして使用可能にすることができる。
【0016】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の音声情報の送信チャネルの設定制御
情報を送信し、前記音声情報送信機が前記送信チャネル
の設定制御情報に基づいて送信チャネルを設定するよう
に構成した(請求項8)。上記構成により、音声情報受
信機からの遠隔制御で妨害波のある送信チャネルを回避
することができる。
【0017】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の送信電力制御のオン、オフ制御情報
を送信し、前記音声情報送信機が前記送信電力制御のオ
ン、オフ制御情報に基づいて送信電力制御をオン又はオ
フするように構成した(請求項9)。上記構成により、
複数の音声情報送信機と音声情報受信機の距離が常に最
大到達距離であってチャネル数に比較的空きがある場合
などに、音声情報受信機からの遠隔制御で常に最大送信
電力で音声情報を送信して通信品質を確保することがで
き、また、不要な音声情報送信機の消費電力を低減する
ことができる。
【0018】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の送信電力制御の制御目標電力値、最
大制御幅及び制御電力更新時間の少なくとも1つの設定
制御情報を送信し、前記音声情報送信機が前記設定制御
情報に基づいて前記送信電力制御を行うように構成した
(請求項10)。上記構成により、音声情報受信機から
の遠隔制御で使用環境、チャネル数、用途などに応じて
最適なシステムで運用することができる。
【0019】本発明はまた、前記送信電力制御がオフの
場合に、前記音声情報受信機から前記音声情報送信機の
送信電力設定制御情報を送信し、前記音声情報送信機が
前記送信電力設定制御情報に基づいて送信電力を設定す
るように構成した(請求項11)。上記構成により、ア
ンテナ間通信距離が短いシステムであっても、音声情報
受信機からの遠隔制御で通信品質を確保することがで
き、また、音声情報送信機の消費電力を低減することが
できる。
【0020】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の伝送ビットレートの設定制御情報を
送信し、前記音声情報送信機が前記伝送ビットレートの
設定制御情報に基づいて伝送ビットレートを設定するよ
うに構成した(請求項12)。上記構成により、運用す
るシステムの用途に応じて、音声情報受信機からの遠隔
制御で音質、使用チャネル数を選択することができる。
【0021】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の減電圧検出機能の検出レベル設定制
御情報を送信し、前記音声情報送信機が前記検出レベル
設定制御情報に基づいて減電圧検出機能の検出レベルを
設定するように構成した(請求項13)。上記構成によ
り、充電池や乾電池など複数の出力電圧値の異なる電池
を個々の音声情報送信機に使用した場合に、音声情報受
信機からの遠隔制御で個々の音声情報送信機の最適な警
告電圧値、システム終了電圧値を設定することができ
る。
【0022】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機のマイクロホンの指向性設定制御情報
を送信し、前記音声情報送信機が前記指向性設定制御情
報に基づいてマイクロホンの指向性を設定するように構
成した(請求項14)。上記構成により、マイクロホン
と口の間の距離に応じて音声情報受信機からの遠隔制御
でマイクロホンの指向性を設定することにより、ハウリ
ング防止、周囲暗雑音低減などを図ることができる。
【0023】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機のノイズキャンセラのオン、オフ設定
制御情報を送信し、前記音声情報送信機が前記ノイズキ
ャンセラのオン、オフ設定制御情報に基づいてノイズキ
ャンセラのオン又はオフを設定するように構成した(請
求項15)。上記構成により、音声情報受信機からの遠
隔制御でノイズを低減することができる。
【0024】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機のアナログ音声処理回路のゲイン設
定、リミッタ設定及び周波数特性の少なくとも1つの設
定制御情報を送信し、前記音声情報送信機が前記設定制
御情報に基づいて設定を行うように構成した(請求項1
6)。上記構成により、音声情報受信機からの遠隔制御
でマイクを使用する人の音量や音色に応じて所望の音質
を得ることができる。
【0025】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機のサンプリング周波数及び量子化ビッ
ト数の少なくとも1つの設定制御情報を送信し、前記音
声情報送信機が前記設定制御情報に基づいて設定を行う
ように構成した(請求項17)。上記構成により、音声
情報受信機からの遠隔制御で音質重視か省電力、チャネ
ル数重視かなどの用途に応じて設定することができる。
【0026】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の圧縮率及び音響パラメータの少なく
とも1つの設定制御情報を送信し、前記音声情報送信機
が前記設定制御情報に基づいて設定を行うように構成し
た(請求項18)。上記構成により、音声情報受信機か
らの遠隔制御で用途に応じて音声圧縮処理を設定するこ
とができる。
【0027】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機の誤り訂正方式、符号化率及び訂正能
力の少なくとも1つの設定制御情報を送信し、前記音声
情報送信機が前記設定制御情報に基づいて設定を行うよ
うに構成した(請求項19)。上記構成により、音声情
報受信機からの遠隔制御で伝送品質とチャネル数を設定
することができる。
【0028】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機のフレーム構成及び同期ワード構成の
少なくとも1つの設定制御情報を送信し、前記音声情報
送信機が前記設定制御情報に基づいて設定を行うように
構成した(請求項20)。上記構成により、音声情報受
信機からの遠隔制御で所望の伝送状態やチャネル数を設
定することができる。
【0029】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機のデジタル変調方式及びフィルタ特性
の少なくとも1つの設定制御情報を送信し、前記音声情
報送信機が前記設定制御情報に基づいて設定を行うよう
に構成した(請求項21)。上記構成により、音声情報
受信機からの遠隔制御で所望の伝送状態やチャネル数を
設定することができる。
【0030】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機のアンテナの指向性の設定制御情報を
送信し、前記音声情報送信機が前記設定制御情報に基づ
いて設定を行うように構成した(請求項22)。上記構
成により、音声情報受信機からの遠隔制御で使用状況、
用途に合わせてアンテナの指向性を設定することができ
る。
【0031】本発明はまた、前記音声情報受信機から前
記音声情報送信機に対する前記複数の設定制御情報をグ
ループ化して、グループ毎に設定可、不可が設定可能で
あるように構成した(請求項23)。上記構成により、
音声情報受信機からの遠隔制御で使用状況、用途に合わ
せてシステムを階層的に管理することができる。
【0032】本発明はまた、前記音声情報受信機に接続
された調整卓から前記音声情報送信機に前記設定制御情
報を送信するように構成した(請求項24)。上記構成
により、音声情報受信機からのみならず調整卓からの遠
隔制御を行うことができる。
【0033】本発明はまた、前記音声情報受信機に接続
されたホストから前記音声情報送信機に前記設定制御情
報を送信するように構成した(請求項25)。上記構成
により、音声情報受信機からのみならずパーソナルコン
ピュータなどからGUI形式で遠隔制御を行うことがで
きる。
【0034】本発明はまた、前記ホストがタイマにより
自動的に前記設定制御情報を送信するように構成した
(請求項26)。上記構成により、マイクの使用状況が
決まっている場合に遠隔制御を自動的に行うことができ
る。
【0035】本発明はまた、前記ホストが前記音声情報
送信機の設定状況をモニタリングするように構成した
(請求項27)。上記構成により、グラフィカルな環境
でシステムの設定状況をモニタリングすることができ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係るデジタ
ルワイヤレスマイクシステムの一実施形態を示すブロッ
ク図であって、図1(a)は音声情報送信機1を、図1
(b)は音声情報受信機2を示す。
【0037】<音声情報送信機1の音声情報処理>ま
ず、音声情報の処理について説明する。図1(a)に示
す音声情報送信機(以下、単に送信機ともいう)1で
は、人間の声などの音響信号s1がマイクロホン3によ
り電気信号(アナログ音声信号)s2に変換され、次い
でこの音声信号s2がアナログ音声処理回路4によりレ
ベル調整などが行われる。次いでこのアナログ音声処理
回路4により処理されたアナログ音声信号s3がA−D
変換器5によりPCMデジタル信号s4に変換され、次
いでこのPCMデジタル信号s4がノイズキャンセラ6
により周囲のノイズなど音声以外の余分な信号がデジタ
ル処理で除去される。
【0038】次いでノイズキャンセラ6の出力s5が音
声圧縮符号化器7によりレートの低い音声圧縮信号s6
に変換される。ここで、ビットレートは可変型とする。
また、圧縮方式としては、サブバンド符号化、ADPC
M、サブバンドADPCMなどを用いることができる
が、拡声を主目的とするので用途に応じた遅延時間を実
現できる方式を用いる。
【0039】次いでこのデータs6が誤り訂正・回線符
号化回路8により伝送路誤りに対して耐性を持つ符号列
に変換される。ここで、誤り訂正方式としては、BCH
などのブロック符号化、畳み込み符号化、インターリー
ブなどを用いることができる。この誤り訂正・回線符号
化回路8では、誤り訂正符号化、インターリーブ処理又
は必要に応じて誤り検出符号化処理を行った後、回線符
号化処理を行い、双方向伝送、回線接続、同期処理など
伝送に必要な情報を付加して伝送フレームを生成し、伝
送フレーム信号s7として出力する。
【0040】この伝送フレーム信号s7はデジタル変調
器9によりデジタル変調される。デジタル変調方式とし
ては、π/4−DQPSK、8PSK、MSK、QAM
方式などを用いることができる。なお、デジタル変調で
は、符号間干渉を回避するためにナイキストフィルタ、
ガウシアンフィルタなどの帯域制限を行うが、これらは
送受配分が可能であり、一般的には等配分であるが、こ
こでは分配比が任意に設定可能である。なお、回路7、
8、9のデジタル処理に関しては、例えばトレリス符号
化のような一体化処理による各処理機能の係数化も実現
することができる。
【0041】次いでこのデジタル変調信号s8が音声情
報送信高周波回路10により所望の送信チャネルの搬送
波周波数への変換、所望の帯域信号のみを伝送するため
の帯域制限、所要の送信出力まで増幅する処理が行わ
れ、RFの音声情報送信出力信号s9として出力され
る。次いでこの音声情報送信出力信号s9がRF送受信
信号切替器11により、音声情報受信機2からの受信制
御信号d4と識別され、次いでアンテナ55を介して電
波として送信される。RF送受信信号切替器11の識別
処理としては、例えば時分割多重双方向伝送であればシ
ステムコントローラ14からの制御信号ctx14を用
いてタイミング制御情報に基づいて音声情報送信出力信
号s9と受信制御信号d4の時間的なタイミング制御に
より実現することができ、また、周波数多重双方向伝送
であれば周波数的な回路結合、フィルタリングなどによ
り実現することができる。
【0042】<音声情報受信機2の音声情報処理>図1
(b)において、音声情報送信機1から送信された音声
情報受信機(以下、単に受信機ともいう)2のアンテナ
19により受信されてRF信号s12に変換され、次い
でこのRF信号s12がRF送受信信号切替器20によ
り、送信機1側と同様に送信制御信号d3と識別され
る。次いでこの信号s12が音声情報受信高周波回路2
1により適正なレベルまで増幅された後、所要チャネル
の帯域のみに制限されてベースバンド信号s13として
出力される。この音声情報受信高周波回路21の処理と
して、例えばダブル又はシングルスーパーヘテロダイン
方式などのように中間周波数を用いたり、ダイレクトコ
ンバージョン方式のように中間周波数を用いずに搬送波
周波数で処理を実現することができる。また、ベースバ
ンド信号s13は、例えばIFサンプリング方式など中
間周波数におけるA−D変換方式により得ることも可能
である。
【0043】このベースバンド信号s13はデジタル復
調器22により復調されて、デジタル復調信号s14と
して出力される。回路21、22は、一般的にはスペー
スダイバーシティを用いる場合が多く、ブランチ数に応
じて複数設けられる。次いでデジタル復調信号s14が
誤り訂正・回線符号復号器23により付加情報を検出、
解析された後、デインターリーブ・誤り訂正復号処理で
誤り訂正及び誤り検出され、誤り訂正復号信号s15と
して出力される。次いでこの誤り訂正復号信号s15が
音声圧縮復号器24により元のPCMデジタル信号s1
6に復元される。ここで、音声圧縮復号器24は送信機
1側と同じレート可変型とする。次いでこのPCMデジ
タル信号s16がD−A変換器25によりアナログ信号
s17に変換され、次いでこのアナログ信号s17がア
ナログ音声処理回路26により所望のレベルまで増幅さ
れ、次いでこの増幅後のアナログ信号s18がアナログ
音声出力端子27を介して出力される。なお、信号s9
からs12までの音声情報は、以下の説明では双方向伝
送における上り回線とする。
【0044】<制御処理>次に送信機1と受信機2のシ
ステム制御について説明する。ここで、送信機1のシス
テムコントローラ14が送信機1のシステムを全て管理
している。具体的にはコントローラ14は各種の制御信
号ctx1〜ctx14により、マイクロホン3からモ
ード切替用スイッチ(SW)18までの動作に必要な全
ての設定及び管理、制御を行っている。同様に受信機2
のシステムコントローラ30が受信機2のシステムを全
て管理しており、具体的には各種の制御信号crx1〜
crx16により、アンテナ19から外部制御データ入
出力端子36までの動作に必要な全ての設定及び管理、
制御を行っている。また、移動局である送信機1では、
電池16の電源p1が電源供給回路15に印加され、電
源供給回路15が回路に応じて1つ又は複数の電圧に変
換し、各電源を整流又はフィルタリングした回路電源p
2を供給している。固定局である受信機2では、外部入
力電源p3が電源供給回路31に印加され、電源供給回
路31が各回路電源p4を供給している。
【0045】<電源制御>このような構成において、受
信機2のモード切替用SW33に対してユーザにより送
信機1の電源オン、オフが行われると、モード切替用S
W用制御信号crx2がシステムコントローラ30に送
られる。そして、システムコントローラ30がこれに応
答して送信機電源オン、オフ指示情報を被変調信号d1
として変調器29に出力し、変調器29が被変調信号d
1を変調して変調信号d2として制御情報送信高周波回
路28に出力する。なお、変調方式としては、アナログ
変調、デジタル変調のどちらでもよい。変調信号d2は
制御情報送信高周波回路28により、搬送周波数での変
換、フィルタリング、所望出力レベルまでの増幅が行わ
れて、RF送受信信号切替器20及びアンテナ19を介
して制御情報送信出力(電波)として送信される。
【0046】この電波は送信機1においてアンテナ5
5、RF送受信信号切替器11により制御情報受信信号
d4として受信される。この信号d4は制御情報受信高
周波回路12によりフィルタリング、所望出力レベルま
での増幅、周波数変換が行われて被復調信号d5として
出力される。被復調信号d5は復調器13により復調さ
れ、受信制御信号d6としてシステムコントローラ14
に送られる。
【0047】そして、システムコントローラ14が受信
制御信号d6に基づいて電源供給回路制御信号ctx1
により、電源供給回路15による回路電源p2をオン、
オフし、このとき、例えばRF送受信信号切替器11、
制御情報受信高周波回路12、復調器13、システムコ
ントローラ14への回路電源p2をオン、オフする。ま
た、この場合、状態表示部17による電源オン、オフ状
態の表示や、モード切替用SW18による送信機1にお
ける電源オン、オフ要求の入力などを行うためにそれら
には常に電源供給を行うように設定することができる。
なお、電源オフの前に、システムコントローラ14は制
御信号ctx1〜ctx14により必要な動作終了処理
を行う。
【0048】<スタンバイ設定>受信機2のモード切替
用SW33に対してユーザにより送信機1の待機状態制
御指示が行われると、モード切替用SW用制御信号cr
x2がシステムコントローラ30に送られる。そして、
システムコントローラ30がこれに応答して待機状態制
御情報(被変調信号d1)を上記の<電源制御>の場合
と同様に送信機1のシステムコントローラ14に通知す
る。システムコントローラ14はこの通知(受信制御信
号d6)に応答して、制御信号ctx1〜ctx14に
より送信機1の全回路に対してスタンバイ状態への移行
を指示する。
【0049】このスタンバイモードの一例としては、動
作機能の一部停止や、比較的起動時間の早い又は動作
上、回路の立ち上がり時間が許容される回路に対しては
電源供給停止などである。また、受信機2のモード切替
用SW33による待機状態制御指示の対象は、送信機1
の全ての回路、1つないしは特定の一部の回路などのよ
うにスタンバイ状態の深さに関する詳細な設定も可能で
ある。
【0050】<モード切替用SW18設定>受信機2の
モード切替用SW33に対して送信機1のモード切替用
SW18の機能制御指示が行われると、同様にシステム
コントローラ30がその機能制御情報を送信機1のシス
テムコントローラ14に通知する。システムコントロー
ラ14はこれを受けて、制御信号ctx2によりモード
切替用SW18の機能の有効、無効を制御する。
【0051】<状態表示部17設定>受信機2のモード
切替用SW33に対して送信機1の状態表示部17の状
態表示機能制御指示が行われると、同様にシステムコン
トローラ30がその機能制御情報を送信機1のシステム
コントローラ14に通知する。システムコントローラ1
4はこれを受けて、制御信号ctx3により状態表示部
17の状態表示機能の有効、無効を制御する。
【0052】<送信出力許可制御>受信機2のモード切
替用SW33に対して送信機1の送信出力許可制御指示
が行われると、同様にシステムコントローラ30がその
制御情報を送信機1のシステムコントローラ14に通知
し、システムコントローラ14が制御信号ctx14に
よりRF送受信信号切替器11を制御することにより上
り回線のみを停止させる。この場合、下り回線は常に受
信されているので、送信機1は受信機2からの制御指示
待ちとなる。
【0053】<ID再要求、回線接続再要求>受信機2
のモード切替用SW33に対して送信機1のID再要求
又は回線接続再要求指示が行われると、同様にシステム
コントローラ30がその制御情報を送信機1のシステム
コントローラ14に通知し、システムコントローラ14
が制御信号ctx11により誤り訂正・回線符号化回路
8に対してID再要求又は回線接続再要求する。誤り訂
正・回線符号化回路8はこの要求を受けて受信機2のシ
ステムコントローラ30に対して、ID再送出又は回線
再接続に必要なデータを出力し、これにより回線伝送処
理を通じてID再認証又は回線再接続が行われる。
【0054】<送信チャネル設定>受信機2のモード切
替用SW33に対して送信機1の送信チャネル設定指示
が行われると、同様にシステムコントローラ30がその
制御情報を送信機1のシステムコントローラ14に通知
し、システムコントローラ14が制御信号ctx13に
より音声情報送信高周波回路10に対して送信チャネル
を設定し、これにより送信機1の送信チャネルが設定さ
れる。また同時に、受信機2のシステムコントローラ3
0が制御信号crx13により音声情報受信高周波回路
21に対して送信機1と同じチャネルを設定する。
【0055】<送信電力制御>受信機2のモード切替用
SW33に対して送信機1の送信電力制御オン、オフ、
制御目標電力値設定、送信電力更新時間内の最大制御
幅、更新時間設定などの指示が行われると、同様にシス
テムコントローラ30がその制御情報を送信機1のシス
テムコントローラ14に通知し、システムコントローラ
14が制御信号ctx13により音声情報送信高周波回
路10に対して送信電力制御オン、オフ、制御目標電力
値設定、送信電力更新時間内の最大制御幅、更新時間設
定などを行う。
【0056】<送信電力値設定>上記の送信電力制御オ
フの場合に限り、システムコントローラ14が制御信号
ctx13により音声情報送信高周波回路10に対して
送信電力値を設定する。
【0057】<伝送ビットレート設定>受信機2のモー
ド切替用SW33に対して送信機1の伝送ビットレート
設定指示が行われると、同様にシステムコントローラ3
0がその制御情報を送信機1のシステムコントローラ1
4に通知し、システムコントローラ14が制御信号ct
x8、ctx10、ctx11、ctx12によりそれ
ぞれA−D変換器5、音声圧縮符号化器7、誤り訂正・
回線符号化回路8、デジタル変調器9に対して、誤り訂
正・回線符号化回路8におけるフレーム構成を中心とし
て各種の伝送ビットレートに関する動作パラメータを設
定する。また同時に、受信機2のシステムコントローラ
30が制御信号crx12、crx11、crx10、
crx8によりそれぞれデジタル復調器22、誤り訂正
・回線符号復号器23、音声圧縮復号器24、D−A変
換器25に対して、送信機1と同じ伝送ビットレートに
なるように動作パラメータを設定する。
【0058】<減電圧検出レベル設定>受信機2のモー
ド切替用SW33に対して送信機1の減電圧検出機能の
検出レベル設定指示が行われると、同様にシステムコン
トローラ30がその制御情報を送信機1のシステムコン
トローラ14に通知し、システムコントローラ14が制
御信号ctx1により電源供給回路15に対して電池電
源p1の電圧値に対する減電圧検出レベルを設定する。
これによりシステムコントローラ14の制御信号ctx
3に基づいて状態表示部17により表示されるワーニン
グ、ミューティング時の電池電源p1の電圧値設定が変
更される。
【0059】<マイク指向性設定>受信機2のモード切
替用SW33に対して送信機1の指向性設定指示が行わ
れると、同様にシステムコントローラ30がその制御情
報を送信機1のシステムコントローラ14に通知し、シ
ステムコントローラ14が制御信号ctx6によりマイ
クロホン3の指向性を設定する。
【0060】<ノイズキャンセル設定>受信機2のモー
ド切替用SW33に対して送信機1のノイズキャンセル
のオン、オフ指示が行われると、同様にシステムコント
ローラ30がその制御情報を送信機1のシステムコント
ローラ14に通知し、システムコントローラ14が制御
信号ctx9によりノイズキャンセラ6の機能をオン、
オフする。
【0061】<ゲイン設定>受信機2のモード切替用S
W33に対して送信機1のアナログ音声処理回路4の入
力ゲインや、リミッタレベル、ソフトリミッタ、ハード
リミッタなどのリミッタ方式選択などの設定指示が行わ
れると、同様にシステムコントローラ30がその制御情
報を送信機1のシステムコントローラ14に通知し、シ
ステムコントローラ14が制御信号ctx7によりアナ
ログ音声処理回路4に対して入力ゲインや、リミッタレ
ベル、ソフトリミッタ、ハードリミッタなどのリミッタ
方式選択などの設定を行う。
【0062】<fs、Q設定>受信機2のモード切替用
SW33に対して送信機1のA−D変換器5のサンプリ
ング周波数fs、量子化ビット数Qの設定指示が行われ
ると、同様にシステムコントローラ30がその制御情報
を送信機1のシステムコントローラ14に通知し、シス
テムコントローラ14が制御信号ctx8によりA−D
変換器5に対してサンプリング周波数fs、量子化ビッ
ト数Qの設定を行う。また同時に、受信機2のシステム
コントローラ30が制御信号crx8によりD−A変換
器25に対して同じサンプリング周波数fs、量子化ビ
ット数Qの設定を行う。
【0063】<圧縮率設定>受信機2のモード切替用S
W33に対して送信機1の音声圧縮符号化器7の圧縮
率、圧縮方式における音響パラメータなどの設定指示が
行われると、同様にシステムコントローラ30がその制
御情報を送信機1のシステムコントローラ14に通知
し、システムコントローラ14が制御信号ctx10に
より音声圧縮符号化器7に対して圧縮率、圧縮方式にお
ける音響パラメータなどの設定を行う。また同時に、受
信機2のシステムコントローラ30が制御信号crx1
0により音声圧縮復号器24に対して送信機1の方式と
対応するように設定を行う。
【0064】<誤り訂正設定>受信機2のモード切替用
SW33に対して送信機1の誤り訂正方式の選択、符号
化率、訂正能力、ブロック符号化などの場合の符号化系
列、畳み込み符号化の場合の拘束長、誤り訂正対象ビッ
ト数及び範囲、誤り検出方式の選択、誤り検出機能のオ
ン、オフなどの設定指示が行われると、同様にシステム
コントローラ30がその制御情報を送信機1のシステム
コントローラ14に通知し、システムコントローラ14
が制御信号ctx11により誤り訂正・回線符号化器8
に対して上記の設定を行う。また同時に、受信機2のシ
ステムコントローラ30が制御信号crx11により誤
り訂正・回線符号復号器23に対して送信機1の方式と
対応するように設定を行う。
【0065】<フレーム構成設定>受信機2のモード切
替用SW33に対して送信機1のフレーム構成、同期ワ
ード構成などの設定指示が行われると、同様にシステム
コントローラ30がその制御情報を送信機1のシステム
コントローラ14に通知し、システムコントローラ14
が制御信号ctx11により誤り訂正・回線符号化器8
に対してフレーム構成、同期ワード構成などの設定を行
う。また同時に、受信機2のシステムコントローラ30
が制御信号crx11により誤り訂正・回線符号復号器
23に対して送信機1の方式と対応するように設定を行
う。
【0066】<変調方式設定>受信機2のモード切替用
SW33に対して送信機1の変調方式、ロールオフ係
数、送受分配率などのフィルタ特性の設定指示が行われ
ると、同様にシステムコントローラ30がその制御情報
を送信機1のシステムコントローラ14に通知し、シス
テムコントローラ14が制御信号ctx12によりデジ
タル変調器9に対して上記の設定を行う。また同時に、
受信機2のシステムコントローラ30が制御信号crx
12によりデジタル復調器22に対して送信機1の方式
と対応するように設定を行う。
【0067】<アンテナ指向性設定>受信機2のモード
切替用SW33に対して送信機1のアンテナ指向性の設
定指示が行われると、同様にシステムコントローラ30
がその制御情報を送信機1のシステムコントローラ14
に通知し、システムコントローラ14が制御信号ctx
14によりアンテナ55の指向性を設定する。
【0068】<グループ化>上記の各種設定について、
<電源制御>から<減電圧検出レベル設定>までを「シ
ステム制御項目」とし、残りの<マイク指向性設定>か
ら<アンテナ指向性設定>までを「動作制御項目」に分
類して、「動作制御項目」はこのワイヤレスマイクを使
用する各種イベントなどの開催前の準備段階のみ設定可
能にして開催中は設定不可にする。また、「システム制
御項目」は常に設定可能にして開催中はシステム管理者
のみが設定可能にする。この「システム制御項目」の設
定可、不可の設定は、受信機2のモード切替用SW33
などで行い、設定状態を状態表示部34に表示する。
【0069】<<システム構成>>図2は図1で説明し
たデジタルワイヤレスマイクシステムとその周辺音響シ
ステムを示している。ここで、図1(b)に示す受信機
2において、デジタルの音声情報信号は、デジタル復調
器22、誤り訂正・回線符号復号器23及び音声圧縮復
号器24のいずれからもシステムコントローラ30を経
由してデジタル音声情報出力端子35、ケーブル50a
を介してデジタルミキサ50などの調整機に出力され
る。また、デジタル音声情報出力端子35を介して出力
されるデジタル音声情報信号の選択はモード切替用SW
33により行い、システムコントローラ30がモード切
替用SW33の制御信号crx2に基づいて選択する。
デジタル音声情報出力端子35を介して出力されるデジ
タル音声情報は、例えばAES−EBU、S−PDIF
規格など、デジタル外部機器との間でやり取り可能であ
る。
【0070】デジタルミキサ50は受信機2の誤り訂正
・回線符号復号器23、音声圧縮復号器24及びD−A
変換器25と同じ回路を有し、デジタル音声情報出力端
子35を介して出力されるいずれの形式のデジタル音声
情報信号もアナログ音声信号に復元することができ、ま
た、このアナログ音声信号のレベル調整などを行ってケ
ーブル50bを介してハイパワーアンプ51に出力す
る。ハイパワーアンプ51はデジタルミキサ50からの
アナログ音声信号を増幅してケーブル50cを介してス
ピーカ52に出力する。また、受信機2のアナログ音声
出力端子27からアナログ音声信号s18を直接、ハイ
パワーアンプ51やスピーカ52に出力することもでき
る。
【0071】上記の送信機1に対する<電源制御>から
<項目別設定>までの設定は、受信機2のモード切替用
SW33側からのみならず、図2に示すようにデジタル
ミキサ50からケーブル50d、外部制御データ入出力
端子36を介して行うことができる。外部制御データ入
出力端子36に入力した制御情報は、制御信号crx1
5としてシステムコントローラ30に印加され、同じ手
順で設定を行うことができる。
【0072】図3は他のシステム構成として、受信機2
の外部制御データ入出力端子36とパーソナルコンピュ
ータ(パソコン)53などのホストをケーブル50dを
介して接続した構成を示す。このシステムによれば、上
記の送信機1に対する<電源制御>から<項目別設定>
までの設定は、パソコン53によるGUI(グラフィカ
ル・ユーザ・インタフェース)で行うことができる。そ
して、設定された制御情報をパソコン53からケーブル
50dを介して受信機2の外部制御データ入出力端子3
6に出力する場合、パラレル接続、USBなどのシリア
ル接続、IEEE1394、SCSIなどにより実現す
ることができる。
【0073】パソコン53はカレンダ及び時計機能、G
UI形式でこのワイヤレスマイクを使用するイベントな
どのスケジュールに対応した制御実行時間、制御内容を
定義、入力可能なアプリケーションソフトを有する。こ
のアプリケーションソフトは前記のカレンダ及び時計機
能と連動して、前記の定義された制御実行時間になると
前記の定義された制御内容を自動的に受信機2の外部制
御データ入出力端子36に出力する。外部制御データ入
出力端子36に入力した制御情報は、制御信号crx1
5としてシステムコントローラ30に印加され、同じ手
順で設定を行うことができる。
【0074】またパソコン53は、高周波チャネル回線
の接続状況や使用周波数帯域情報、誤り訂正又は検出処
理された誤り発生状況、電池残量などのモニタリング要
求の入力、GUIを用いた前記の入力されたモニタリン
グ内容の表示機能を有し、また、モニタリング要求は受
信機2の外部制御データ入出力端子36に出力される。
【0075】さらに、パソコン53を用いたシステムに
よれば、パソコン53がシステムマネージャとして、デ
ジタル音声情報をHDDに録音したり、テキストデータ
を自動保存したり、上記の制御情報とシステム状態情報
のログファイルを保存することができる。さらに、これ
らの情報をコンテンツとして有線や無線ネットワークを
介して配信することにより、遠隔地のユーザに対してイ
ベントなどを共有化させることができる。また、ネット
ワークを利用して多チャネルシステムを管理することに
より、多チャネルシステム間で発生する周波数干渉を防
止することができる。さらに、ワイヤレスマイクを用い
たイベントを遠隔地に配信するサービスを管理すること
ができる。
【0076】以上のように音声情報送信機1と音声情報
受信機2の通信を双方向にすることにより、音声情報送
信機1に対して音声情報受信機2、デジタルミキサ5
0、パソコン53などにより種々の一元化されたシステ
ム制御及び管理が可能となり、したがって、利便性を向
上させ、また、使用目的に合わせたデジタルワイヤレス
マイクシステムを実現することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信機の動作設定などを受信機側で行うことができ、ま
た、システムを一元的に管理することができ、さらには
デジタル信号で情報を記録、伝達することができるデジ
タルワイヤレスマイクシステムを提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルワイヤレスマイクシステ
ムの一実施形態を示すブロック図 (a)音声情報送信機 (b)音声情報受信機
【図2】図1のデジタルワイヤレスマイクシステムとそ
の周辺音響システムを示すブロック図
【図3】本発明のパソコンを用いたシステムの一実施形
態を示すブロック図
【図4】従来のデジタルワイヤレスマイクシステムを示
すブロック図 (a)音声情報送信機 (b)音声情報受信機
【符号の説明】
1 音声情報送信機 2 音声情報受信機 3 マイクロホン 4 アナログ音声処理回路 5 A−D変換器 6 ノイズキャンセラ 7 音声圧縮符号化器 8 誤り訂正・回線符号化回路 9 デジタル変調器 10 音声情報送信高周波回路 11、20 RF送受信信号切替器 12 制御情報受信高周波回路 13 復調器 14、30 システムコントローラ 15、31 電源供給回路 16 電池 17、34 状態表示部 18、33 モード切替スイッチ 19、55 アンテナ 21 音声情報受信高周波回路 22 デジタル復調器 23 誤り訂正・回線符号復号器 24 音声圧縮復号器 25 D−A変換器 26 アナログ音声処理回路 27 アナログ音声出力端子 28 制御情報送信高周波回路 29 変調器 32 外部電源入力端子 35 デジタル音声情報出力端子 36 外部制御データ入出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/04 H04B 1/04 C 1/16 M H04R 3/00 320 1/16 G10L 3/02 301D H04R 3/00 320 (72)発明者 大槻 守弘 宮城県仙台市泉区明通2丁目5番地 株式 会社松下通信仙台研究所内 Fターム(参考) 5D015 EE05 5D020 BB01 BB15 5K011 BA10 EA03 EA05 FA03 FA04 KA05 KA12 LA06 LA08 5K060 CC04 CC11 DD07 HH06 LL01 LL16 PP03 5K061 AA02 AA09 BB11 CC39 CC45 DD06 HH08

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報送信機が音声情報受信機に音声
    情報を送信するとともに、前記音声情報受信機が前記音
    声情報送信機の制御情報を送信して前記音声情報送信機
    が前記制御情報に基づいて動作を設定するようにしたデ
    ジタルワイヤレスマイクシステム。
  2. 【請求項2】 前記音声情報受信機から前記音声情報送
    信機の電源のオン、オフ設定制御情報を送信し、前記音
    声情報送信機が前記電源のオン、オフ設定制御情報に基
    づいて電源をオン又はオフするようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のデジタルワイヤレスマイクシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記音声情報受信機から前記音声情報送
    信機の待機状態の設定制御情報を送信し、前記音声情報
    送信機が前記設定制御情報に基づいて待機状態に移行す
    るようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のデ
    ジタルワイヤレスマイクシステム。
  4. 【請求項4】 前記音声情報受信機から前記音声情報送
    信機のモード切替スイッチの機能の有効、無効設定制御
    情報を送信し、前記音声情報送信機が前記有効、無効設
    定制御情報に基づいてモード切替スイッチを機能の有効
    又は無効に設定するようにしたことを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1つに記載のデジタルワイヤレス
    マイクシステム。
  5. 【請求項5】 前記音声情報受信機から前記音声情報送
    信機の表示部のオン、オフの設定制御情報を送信し、前
    記音声情報送信機が前記表示部のオン、オフの設定制御
    情報に基づいて表示部をオン又はオフするようにしたこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載
    のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  6. 【請求項6】 前記音声情報受信機から前記音声情報送
    信機の音声情報の送信許可、禁止の設定制御情報を送信
    し、前記音声情報送信機が前記送信許可、禁止の設定制
    御情報に基づいて音声情報の送信許可又は禁止を行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1つに記載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  7. 【請求項7】 前記音声情報受信機から前記音声情報送
    信機の送信機ID又は回線接続の再要求制御情報を送信
    し、前記音声情報送信機が前記再要求制御情報に基づい
    て送信機IDの送信又は回線接続を行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の
    デジタルワイヤレスマイクシステム。
  8. 【請求項8】 前記音声情報受信機から前記音声情報送
    信機の音声情報の送信チャネルの設定制御情報を送信
    し、前記音声情報送信機が前記送信チャネルの設定制御
    情報に基づいて送信チャネルを設定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の
    デジタルワイヤレスマイクシステム。
  9. 【請求項9】 前記音声情報受信機から前記音声情報送
    信機の送信電力制御のオン、オフ制御情報を送信し、前
    記音声情報送信機が前記送信電力制御のオン、オフ制御
    情報に基づいて送信電力制御をオン又はオフするように
    したことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つ
    に記載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  10. 【請求項10】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機の送信電力制御の制御目標電力値、最大制御幅及
    び制御電力更新時間の少なくとも1つの設定制御情報を
    送信し、前記音声情報送信機が前記設定制御情報に基づ
    いて前記送信電力制御を行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1ないし9のいずれか1つに記載のデジタルワ
    イヤレスマイクシステム。
  11. 【請求項11】 前記送信電力制御がオフの場合に、前
    記音声情報受信機から前記音声情報送信機の送信電力設
    定制御情報を送信し、前記音声情報送信機が前記送信電
    力設定制御情報に基づいて送信電力を設定することを特
    徴とする請求項10記載のデジタルワイヤレスマイクシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機の伝送ビットレートの設定制御情報を送信し、前
    記音声情報送信機が前記伝送ビットレートの設定制御情
    報に基づいて伝送ビットレートを設定することを特徴と
    する請求項1ないし11のいずれか1つに記載のデジタ
    ルワイヤレスマイクシステム。
  13. 【請求項13】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機の減電圧検出機能の検出レベル設定制御情報を送
    信し、前記音声情報送信機が前記検出レベル設定制御情
    報に基づいて減電圧検出機能の検出レベルを設定するこ
    とを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記
    載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  14. 【請求項14】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機のマイクロホンの指向性設定制御情報を送信し、
    前記音声情報送信機が前記指向性設定制御情報に基づい
    てマイクロホンの指向性を設定することを特徴とする請
    求項1ないし13のいずれか1つに記載のデジタルワイ
    ヤレスマイクシステム。
  15. 【請求項15】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機のノイズキャンセラのオン、オフ設定制御情報を
    送信し、前記音声情報送信機が前記ノイズキャンセラの
    オン、オフ設定制御情報に基づいてノイズキャンセラの
    オン又はオフを設定することを特徴とする請求項1ない
    し14のいずれか1つに記載のデジタルワイヤレスマイ
    クシステム。
  16. 【請求項16】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機のアナログ音声処理回路のゲイン設定、リミッタ
    設定及び周波数特性の少なくとも1つの設定制御情報を
    送信し、前記音声情報送信機が前記設定制御情報に基づ
    いて設定を行うようにしたことを特徴とする請求項1な
    いし15のいずれか1つに記載のデジタルワイヤレスマ
    イクシステム。
  17. 【請求項17】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機のサンプリング周波数及び量子化ビット数の少な
    くとも1つの設定制御情報を送信し、前記音声情報送信
    機が前記設定制御情報に基づいて設定を行うようにした
    ことを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1つに
    記載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  18. 【請求項18】 音声情報送信機と音声情報受信機を有
    するデジタルワイヤレスマイクシステムにおいて、前記
    音声情報受信機から前記音声情報送信機の圧縮率及び音
    響パラメータの少なくとも1つの設定制御情報を送信
    し、前記音声情報送信機が前記設定制御情報に基づいて
    設定を行うようにしたことを特徴とする請求項1ないし
    17のいずれか1つに記載のデジタルワイヤレスマイク
    システム。
  19. 【請求項19】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機の誤り訂正方式、符号化率及び訂正能力の少なく
    とも1つの設定制御情報を送信し、前記音声情報送信機
    が前記設定制御情報に基づいて設定を行うようにしたこ
    とを特徴とする請求項1ないし18のいずれか1つに記
    載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  20. 【請求項20】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機のフレーム構成及び同期ワード構成の少なくとも
    1つの設定制御情報を送信し、前記音声情報送信機が前
    記設定制御情報に基づいて設定を行うようにしたことを
    特徴とする請求項1ないし19のいずれか1つに記載の
    デジタルワイヤレスマイクシステム。
  21. 【請求項21】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機のデジタル変調方式及びフィルタ特性の少なくと
    も1つの設定制御情報を送信し、前記音声情報送信機が
    前記設定制御情報に基づいて設定を行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1ないし20のいずれか1つに記載
    のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  22. 【請求項22】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機のアンテナの指向性の設定制御情報を送信し、前
    記音声情報送信機が前記設定制御情報に基づいて設定を
    行うようにしたことを特徴とする請求項1ないし21の
    いずれか1つに記載のデジタルワイヤレスマイクシステ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記音声情報受信機から前記音声情報
    送信機に対する前記複数の設定制御情報をグループ化し
    て、グループ毎に設定可、不可が設定可能であることを
    特徴とする請求項1ないし22のいずれか1つに記載の
    デジタルワイヤレスマイクシステム。
  24. 【請求項24】 前記音声情報受信機に接続された調整
    卓から前記音声情報送信機に前記設定制御情報を送信す
    ることを特徴とする請求項1ないし23のいずれか1つ
    に記載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  25. 【請求項25】 前記音声情報受信機に接続されたホス
    トから前記音声情報送信機に前記設定制御情報を送信す
    ることを特徴とする請求項1ないし24のいずれか1つ
    に記載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  26. 【請求項26】 前記ホストがタイマにより自動的に前
    記設定制御情報を送信することを特徴とする請求項25
    記載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
  27. 【請求項27】 前記ホストが前記音声情報送信機の設
    定状況をモニタリングすることを特徴とする請求項25
    又は26記載のデジタルワイヤレスマイクシステム。
JP2000320247A 2000-10-20 2000-10-20 デジタルワイヤレスマイクシステム Withdrawn JP2002135156A (ja)

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