JP2005332834A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 炭化水素を含む原料を改質反応することによって水素リッチガスを発生させる改質器と、
   前記改質器に前記原料を供給する原料供給手段と、
   前記改質器の温度を調節する温度調節手段と、
   前記改質器の温度を検出する温度検出手段と、
   前記水素リッチガスによって発電を行う燃料電池と、
   制御手段とを備え、
   前記制御手段は、前記燃料電池の運転を停止させる際に、前記温度調節手段により前記温度検出手段で検出される前記改質器の温度を所定温度以下にした状態で、少なくとも前記原料供給手段が前記改質器に前記原料の供給を行うよう制御し、
   前記所定温度とは、前記改質器が前記水素リッチガスを発生させない温度、または空気に曝されても反応しない程度の濃度の前記水素リッチガスが発生する温度である、燃料電池発電システム。
2. 前記制御手段は、前記原料の供給により少なくとも前記改質器を前記原料で置換するよう制御する、請求項１記載の燃料電池システム。
3. 前記改質器に水蒸気を供給する水蒸気供給手段をさらに備え、
   前記制御手段は、前記原料の供給の際に、前記水蒸気供給手段より前記改質器に水蒸気を供給する制御を行う、請求項１または２に記載の燃料電池発電システム。
4. 前記温度調節手段はバーナと、
   前記バーナに燃焼用の空気を供給する空気供給手段とを有し、
   前記制御手段は、前記空気供給手段の前記バーナへの空気供給量を過剰にすることにより、前記所定温度以下になるよう制御を行う、請求項３に記載の燃料電池発電システム。
5. 前記原料供給手段と前記改質器との間に設けられた脱硫手段をさらに備えた請求項１に記載の燃料電池発電システム。
6. 炭化水素を含む原料を改質反応することによって水素リッチガスを発生させる改質器と、前記改質器に前記原料を供給する原料供給手段と、前記改質器の温度を検出する温度検出手段と、前記水素リッチガスによって発電を行う燃料電池とを有する燃料電池発電システムの制御方法であって、
   前記燃料電池の運転を停止させる際に、前記温度検出手段で検出される前記改質器の温度が所定温度以下の状態で、少なくとも前記原料供給手段が前記原料の供給を行う工程を備え、
   前記所定温度とは、前記改質器が前記水素リッチガスを発生させない温度、または空気に曝されても反応しない程度の濃度の前記水素リッチガスが発生する温度である、燃料電池発電システムの制御方法。