JP2005332247A - 警報通知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業員の船内の詳細な位置情報に基づき、検知信号を個別の作業員に通知することができる警報通知システムを得る。
【解決手段】 船舶内に配置された異常を検知する検知器1からの検知信号を受信し、船舶内の作業者の保持する携帯端末4に無線通信装置2を介して警報を通知する警報通知装置5は、検知信号受信処理機能6により検知器1からの検知信号を受信し、携帯端末−位置対応表作成機能8により、無線通信装置2から携帯端末4の位置情報を定期的に受信して、携帯端末−位置対応表7を作成し、通知先判断機能9により、携帯端末−位置対応表7に基づき、異常の発生した区画内の携帯端末4を警報の通知先として選択し、選択された通知先の携帯端末4に出力機能10により、無線通信装置2を介して警報を出力するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、船舶内において検知器から検知される異常の検知信号(例えば、火災発生信号)を作業員が持つ携帯端末に無線通信装置を用いて確実に遠隔から通報する警報通知システムに関するものである。
従来は、検知器により異常が検出された検知信号を、有線もしくは無線で通信する監視装置もしくは報知器にのみ通知し、監視装置もしくは報知器のそばの作業員がこれを認識していた。
特許文献1には、監視制御システムから受信した警報情報を通報する音声通報サーバが、PHSの位置を取得しておき、事故発生位置に近いPHSに通報、またはこれに職員の専門分野の適用度を加味して適切なPHSに通報するようにしたものが、記載されている。
特開2000−92240号公報(第3〜9頁、図1)
上述のような従来の技術では、検知信号は有線もしくは無線で通信する監視装置もしくは報知器にのみ通知され、個別の作業員に直接通知する手段がなかった。
また、検知信号が通知される監視装置もしくは報知器のそばに作業員が常駐しなければ、その検知信号情報が確実に通知されない場合があり、作業員の作業範囲を制限してしまう問題があった。
特許文献1のものでは、PHSの位置情報を、位置情報データベースから、またはGPSを用いて取得、もしくは基地局の位置情報を用いるなどによって取得しており、これでは、詳細な位置情報の取得ができないという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、作業員の船内の詳細な位置情報に基づき、検知信号を個別の作業員に通知することができる警報通知システムを得ることを目的にしている。
この発明に係わる警報通知システムにおいては、複数の区画に分けられた船舶内の作業者の保持する携帯端末と通信を行うと共に携帯端末の位置情報を取得するように構成された無線通信装置、及び船舶内に配置され、異常を検知する検知器からの検知信号を受信し、船舶内の作業者の保持する携帯端末に無線通信装置を介して警報を通知する警報通知装置を備え、警報通知装置は、検知器からの検知信号を受信する検知信号受信処理手段と、無線通信装置から携帯端末の位置情報を定期的に受信して、携帯端末−位置対応表を作成する携帯端末−位置対応表作成手段と、検知信号受信処理手段により検知信号を受信したとき、携帯端末−位置対応表作成手段によって作成された携帯端末−位置対応表に基づき、異常の発生した区画内の携帯端末を警報の通知先として選択する通知先判断手段と、この通知先判断手段により選択された通知先の携帯端末に無線通信装置を介して警報を出力する出力手段とにより構成されているものである。
この発明は、以上説明したように、複数の区画に分けられた船舶内の作業者の保持する携帯端末と通信を行うと共に携帯端末の位置情報を取得するように構成された無線通信装置、及び船舶内に配置され、異常を検知する検知器からの検知信号を受信し、船舶内の作業者の保持する携帯端末に無線通信装置を介して警報を通知する警報通知装置を備え、警報通知装置は、検知器からの検知信号を受信する検知信号受信処理手段と、無線通信装置から携帯端末の位置情報を定期的に受信して、携帯端末−位置対応表を作成する携帯端末−位置対応表作成手段と、検知信号受信処理手段により検知信号を受信したとき、携帯端末−位置対応表作成手段によって作成された携帯端末−位置対応表に基づき、異常の発生した区画内の携帯端末を警報の通知先として選択する通知先判断手段と、この通知先判断手段により選択された通知先の携帯端末に無線通信装置を介して警報を出力する出力手段とにより構成されているので、発生した検知信号に対して最も適当な場所にいる携帯端末を保持する作業員を自動的に判断して作業指示を行うことができ、検知信号に対して迅速な対応を行うことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による警報通知システムを示すブロック構成図である。
図1において、検知器1−1〜1−nは、火災、浸水等の異常を検知し、検知した場合には検知信号を送信する。無線通信装置2は、中継局3−1〜3−nを介して、各作業員に装備された携帯端末4−1〜4−nとの間で音声または電子データの授受を行う。中継局3−1〜3−nは、無線通信装置2に接続され、無線通信装置2からの音声通信またはデータ通信を行うためのアンテナの役割を果たす。なお、無線通信装置2は、中継局3−1〜3−nと携帯端末間の電波の強度から各携帯端末4−1〜4−nの所在する位置を推定することができる。
無線通信装置2及び携帯端末4に警報を通知する警報通知装置5は、複数の区画に分けられた船舶内に配置される。
警報通知装置5は、検知器1−1〜1−nから検知信号を受信し、かつ無線通信装置2から携帯端末4−1〜4−nの位置を取得し、検知信号の発生区画にある携帯端末4に対して検知信号を通知する。この警報通知装置5は、次のように構成される。
検知信号受信処理機能6(検知信号受信処理手段)は、検知器1−1〜1−nによって異常が検出された検知信号を受信する。携帯端末−位置対応表7は、携帯端末4−1〜4−nと携帯端末4−1〜4−nの位置とを関連付けた表である。携帯端末−位置対応表作成機能8(携帯端末−位置対応表作成手段)により、無線通信装置2から携帯端末4−1〜4−nの位置が受信され、携帯端末−位置対応表7が生成される。通知先判断機能9(通知先判断手段)は、携帯端末−位置対応表7を基に検知信号受信処理機能6が受信した検知信号の通知先を決定する。出力機能10(出力手段)は、通知先判断機能9が決定した検知信号の通知先に無線通信装置2を通して通知する。
図2は、この発明の実施の形態1による警報通知装置の検知信号通知処理を示すフローチャートである。
図2により、警報通知装置の検知信号通知処理について、説明する。
遠隔の警報通知装置5の携帯端末−位置対応表作成機能8が無線通信装置2へ依頼し、携帯端末の位置を定期的に収集し、携帯端末−位置対応表7を作成する。検知器が火災、浸水等の信号を検出する(ステップ11)と、警報通知装置5は、検知信号受信処理機能6により、その信号を受信する(ステップ12)。警報通知装置5は、検知信号が発生したエリア(区画)を取得し(ステップ13)、通知先判断機能9は、携帯端末−位置対応表7を基に、検知信号が発生したエリアにいる1つあるいは複数の携帯端末を特定し、通知先を決定する(ステップ14)。警報通知装置5の出力機能10は、決定された通知先の1つあるいは複数の携帯端末に対して、検知信号情報を無線通信装置2を経由して通知し(ステップ16)、処理を終了する(ステップ17)。この処理によって最も近くの場所にいる携帯端末4を保持する作業員を自動的に判断して作業指示を行うことができ、検知信号に対して迅速な対応を行うことができる。
実施の形態1によれば、発生した検知信号に対して最も適当な場所にいる携帯端末を保持する作業員を自動的に判断して作業指示を行うことができ、検知信号に対して迅速な対応を行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、決定した通知先が何らかの理由で検知信号情報を受信できなかった場合、検知信号に対する対応が遅くなる場合がある。この問題を解決したものが実施の形態2である。
図3は、この発明の実施の形態2による警報通知装置の検知信号通知処理を示すフローチャートである。
次に、図3を用いて実施の形態2の検知信号通知処理について説明する。
実施の形態1の図2のステップ12〜ステップ14の処理に続いて、検知信号情報を通知先に通知した後(ステップ18)、通知できたかどうかを確認する(ステップ19)。通知できている場合は、処理を終了し(ステップ21)、もし通知できていない場合は、通知先判断機能9は、同じエリアにある他の1つあるいは複数の携帯端末4を選択し、通知先を決定する(ステップ20)。出力機能10は、決定した1つあるいは複数の通知先に対して検知信号情報を通知する(ステップ18)。
実施の形態2によれば、通知先が何らかの理由で検知信号情報を受信できなかった場合、他の携帯端末に再度通知することによって、通知漏れを少なくすることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、実施の形態2で、検知信号情報を通知する他の通知先が同エリアになかった場合について、これを解決するものである。
図4は、この発明の実施の形態3による警報通知装置の検知信号通知処理を示すフローチャートである。
次に、図4を用いて、実施の形態3の検知信号通知処理について説明する。
実施の形態1の図2のステップ12、13の処理の後、通知先判断機能9は、携帯端末−位置対応表7を基に通知先を決定する際に(ステップ22)、同じエリアに通知できる携帯端末がいないと判断された場合(ステップ24)、あらかじめ設定されている確実に通知できる代理通知先(例えば、有線電話等)を通知先として選択し(ステップ25)、出力機能10により検知信号情報を通知して(ステップ26)、処理を終了する(ステップ27。
実施の形態3によれば、検知信号情報を通知する通知先がない場合においても、代理通知先に確実に検知信号情報を通知することができる。
また、代理通知先についても複数設定することによって、1つの代理通知先に通知できない事態になってもその他の代理通知先に通知することで、より確実に通知漏れを防ぐことができる。
実施の形態4.
実施の形態1及び実施の形態2の場合、複数の通知先があった場合、すべての通知先に対して通知するとすべての作業員が対応することとなり、非効率的である。実施の形態4は、この問題を解決するものである。
図5は、この発明の実施の形態4による警報通知装置の検知信号通知処理を示すフローチャートである。
次に、図5を用いて、実施の形態4の検知信号通知処理について説明する。
図5では、あらかじめ通知する携帯端末に対して通知優先順位をつけ、通知優先度付携帯端末−位置対応表7を作成する。実施の形態1の図2のステップ12、13の処理の後、通知先判断機能9は、通知先を決定する際に(ステップ29)、通知優先度付の携帯端末−位置対応表7に基づき、通知する携帯端末4を選択・決定し(ステップ29)、この決定された通知先に通知して(ステップ30)、処理を終了する(ステップ31)により、通知優先度が高い順番に検知信号情報を通知することで、より迅速に検知信号情報に対する対応が可能となる。
実施の形態4によれば、通知優先度が高い順番に検知信号情報を通知することにより迅速に検知信号情報に対する対応が可能となる。
実施の形態5.
実施の形態1において、船舶の場合、区画は細かく区切られており、検知場所から同じ距離にいる携帯端末の場合でも作業員のいる階が異なることによって検知場所への到着時間が異なる場合がある。実施の形態5は、この問題を解決するものである。
図6は、この発明の実施の形態5による警報通知システムを示すブロック構成図である。
図6において、1〜10は図1におけるものと同一のものである。図6では、警報通知装置5に、検知場所までの各携帯端末の船舶内の移動距離を判断する移動距離判断機能33(移動距離判断手段)が設けられている。
図7は、この発明の実施の形態5による船舶内の区画を示す図である。
図7において、船舶34は、区画A0〜A8、B1〜B7、C1〜C7に分割されている。
実施の形態5は、警報通知装置5に、船舶内の経路を判断して検知場所に最も近い携帯端末4を選択するための移動距離判断機能33を付加し、通知先判断機能9は、この移動距離判断機能33の各携帯端末の検知場所までの移動距離を参考にして通知先を選択する。
例えば、図7に示す区画の船舶34があり、区画B3で検知信号が検知された場合、近接のエリアは区画B2、区画B4、区画A3、区画C3となる。それぞれに作業員がいた場合、どの区画でも同じ距離の場所にいることになるが、区画A3、区画C3の場合、階の移動が発生する。そのため、同じ階の移動の場合は、移動の重みを“1”、階の移動が発生する場所からの移動の重みは“2”として、検知場所からの距離を演算することによって、本例の場合は区画B2、区画B4にいる作業員が最も近い所にいる作業員となる。その作業員が持つ携帯端末4に対して、検知信号情報を通知することによって、より迅速に検知信号情報に対する対応が可能となる。
また、C階からB階に登るために、区画C5→区画B5を通過しなければならない場合、C階の作業員については区画C3→区画C4→区画C5→区画B5→区画B4→区画B5を通って検知場所に行く必要があり、検知場所からの距離を演算する際にその移動距離も考慮に入れて通知先を選定することにより、より迅速に検知信号情報に対する対応が可能となる。
また、実施の形態5と実施の形態4を組み合わせることによって、より通知優先度の高く、検知場所に近い作業員に対して検知信号情報を通知することができる。
実施の形態5によれば、検知場所に到着するための通路の距離を考慮に入れて、より近くにいる作業員に対して検知信号情報を通知することにより迅速に検知信号情報に対する対応が可能となる。
実施の形態6.
船舶内での検知器が災害を検知し、その検知場所を自動または手動で隔離する必要が発生した場合、検知場所に作業員が残っているかどうかを容易に確認することができない問題がある。実施の形態6は、この問題を解決するものである。
図8は、この発明の実施の形態6による警報通知装置の封鎖処理を示すフローチャートである。
次に、図8を用いて警報通知装置の封鎖手段による封鎖処理について説明する。
図8では、警報通知装置5が定期的に収集している携帯端末−位置対応表7を用いて、作業員が検知場所に残っていないことを判定し(ステップ36)、作業員が残っていなければ、封鎖処理等の作業を行い(ステップ37)、残っている場合は、封鎖処理等の作業を行わず、その旨を携帯端末に通知する(ステップ38)ことによって、容易に作業員の所在を確認することができ、作業員の安全確保を図ることができる。
実施の形態6によれば、容易にかつ安全に作業員の所在を確認し、検知場所を封鎖処理等の作業をする場合にも作業員の安全を確保することが可能となる。
この発明の実施の形態1による警報通知システムを示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1による警報通知装置の検知信号通知処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による警報通知装置の検知信号通知処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による警報通知装置の検知信号通知処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4による警報通知装置の検知信号通知処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5による警報通知システムを示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態5による船舶内の区画を示す図である。 この発明の実施の形態6による警報通知装置の封鎖処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 検知器
2 無縁通信装置
3 中継局
4 携帯端末
5 警報通知装置
6 検知信号受信処理機能
7 携帯端末−位置対応表
8 携帯端末−位置対応表作成機能
9 通知先判断機能
10 出力機能
33 移動距離判断機能
34 船舶

Claims (6)

  1. 複数の区画に分けられた船舶内の作業者の保持する携帯端末と通信を行うと共に上記携帯端末の位置情報を取得するように構成された無線通信装置、及び上記船舶内に配置され、異常を検知する検知器からの検知信号を受信し、上記船舶内の作業者の保持する携帯端末に上記無線通信装置を介して警報を通知する警報通知装置を備え、上記警報通知装置は、上記検知器からの検知信号を受信する検知信号受信処理手段と、上記無線通信装置から上記携帯端末の位置情報を定期的に受信して、携帯端末−位置対応表を作成する携帯端末−位置対応表作成手段と、上記検知信号受信処理手段により検知信号を受信したとき、上記携帯端末−位置対応表作成手段によって作成された携帯端末−位置対応表に基づき、上記異常の発生した区画内の携帯端末を警報の通知先として選択する通知先判断手段と、この通知先判断手段により選択された通知先の携帯端末に上記無線通信装置を介して警報を出力する出力手段とにより構成されていることを特徴とする警報通知システム。
  2. 上記警報通知装置は、上記通知先の携帯端末への通知を確認し、上記通知できていない場合には、上記通知先判断手段により上記通知先の携帯端末の所在する区画内の他の通知先の携帯端末を選択し、上記出力手段は、上記他の通知先の携帯端末に上記警報を通知することを特徴とする請求項1記載の警報通知システム。
  3. 上記通知先判断手段は、上記通知先の携帯端末への通知を確認し、上記通知できていない場合で、上記通知先の携帯端末の所在する区画内に他の通知先を選択できない場合には、代理通知先を選択し、上記出力手段は、上記代理通知先に上記警報を通知することを特徴とする請求項1記載の警報通知システム。
  4. 上記携帯端末−位置対応表には、通知を行う携帯端末の優先順位が付与され、上記通知先判断手段は、上記優先順位の基づき通知先の携帯端末を選択することを特徴とする請求項1記載の警報通知システム。
  5. 複数の区画に分けられた船舶内の作業者の保持する携帯端末と通信を行うと共に上記携帯端末の位置情報を取得するように構成された無線通信装置、及び上記船舶内に配置され、異常を検知する検知器からの検知信号を受信し、上記船舶内の作業者の保持する携帯端末に上記無線通信装置を介して警報を通知する警報通知装置を備え、上記警報通知装置は、上記検知器からの検知信号を受信する検知信号受信処理手段と、上記無線通信装置から上記携帯端末の位置情報を定期的に受信して、携帯端末−位置対応表を作成する携帯端末−位置対応表作成手段と、上記検知信号受信処理手段により検知信号を受信したとき、上記携帯端末−位置対応表作成手段によって作成された携帯端末−位置対応表に基づき、警報の通知先として携帯端末を選択する通知先判断手段と、この通知先判断手段により選択された通知先の携帯端末に上記無線通信装置を介して警報を出力する出力手段と、各携帯端末から上記検知場所までの船舶内の経路を判断する移動距離判断手段とにより構成され、上記通知先判断手段は、上記移動距離判断手段の判断結果を参考にして上記通知先の携帯端末を選択することを特徴とする警報通知システム。
  6. 複数の区画に分けられた船舶内の作業者の保持する携帯端末と通信を行うと共に上記携帯端末の位置情報を取得するように構成された無線通信装置、及び上記船舶内に配置され、異常を検知する検知器からの検知信号を受信し、上記船舶内の作業者の保持する携帯端末に上記無線通信装置を介して警報を通知すると共に上記異常の発生した区画を封鎖する警報通知装置を備え、上記警報通知装置は、上記検知器からの検知信号を受信する検知信号受信処理手段と、上記無線通信装置から上記携帯端末の位置情報を定期的に受信して、携帯端末−位置対応表を作成する携帯端末−位置対応表作成手段と、上記検知信号受信処理手段により検知信号を受信したとき、上記携帯端末−位置対応表作成手段によって作成された携帯端末−位置対応表に基づき、携帯端末を通知先として選択する通知先判断手段と、この通知先判断手段により選択された通知先の携帯端末に上記無線通信装置を介して警報を出力する出力手段と、上記異常の発生した区画内の携帯端末の有無を判断し、上記区画内に上記携帯端末がないとき、上記区画を封鎖する封鎖手段とにより構成されていることを特徴とする警報通知システム。
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