JP2005331608A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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一義 伊藤
Hiroyuki Ashikawa
博之 芦川
Shinichi Nakahara
眞一 中原
Yuichi Kaneko
裕一 金子
Masami Hayashi
真美 林
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Abstract

【課題】 事前にユーザの属性を設定しておかなくても、方言に対応した処理を行える情報処理装置を提供する。
【解決手段】 対話支援装置10は、地域により異なる方言と標準語との対応を示す方言辞書を複数記憶した方言辞書記憶部16と、通信相手の顧客の電話44との通信を行う通信部12と、顧客の電話44の位置情報を取得する位置情報取得処理部22と、位置情報取得処理部22にて取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を方言辞書記憶部16から読み出し、読み出した方言辞書を用いて顧客の端末との通信内容の表現態様を、標準語と顧客の電話44側の方言との間で変換する変換処理部28とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、方言に対応した処理を行える情報処理装置に関する。
特許文献1に開示されているように、方言に対応した処理を行えるシステムが従来から知られている。特許文献1に記載された音声出力システムは、音声の特性を変換できる音声変換装置と、出力された音声内容に対するユーザの認識度を分析する音声認識度分析装置とを備えている。この音声出力システムでは、標準語で出力した音声に対するユーザの認識度を音声認識度分析装置によって分析し、ユーザの認識度が目標音声認識度に達しない場合に、音声出力形態を変換して音声を出力する。このとき、例えばユーザが関西出身である場合に、関西弁の訛りを音声出力形態として決定し、関西弁で音声を出力する。
特開2002−229581号公報(第5頁、図5)
しかし、上記した音声出力システムでは、音声出力形態を方言に変換するために、ユーザの使う方言があらかじめシステムに設定されている必要があり、ユーザの属性が分からない場合には、音声出力形態を方言に変換することができない。従って、例えば、ユーザへの電話対応を行うコールセンターのように、電話をかけてくるユーザが使用する方言を特定できない場合、上記した音声出力システムを適用することはできなかった。
本発明は、上記背景に鑑み、事前にユーザの属性を設定しておかなくても、方言に対応した処理を行える情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、地域により異なる方言と標準語との対応を示す方言辞書を複数記憶した方言辞書記憶手段と、通信相手の通信相手端末との通信を行う通信手段と、前記通信相手端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段にて取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を前記方言辞書記憶手段から読み出し、読み出した方言辞書を用いて前記通信相手端末との通信内容の表現態様を、標準語と通信相手側の方言との間で変換する変換手段とを備えた構成を有する。
この構成により、複数の方言辞書を方言辞書記憶手段に記憶しておき、位置情報取得手段にて取得した通信相手端末の位置に基づいてその位置を含む地域で使われる方言辞書を方言辞書記憶手段から読み出すので、通信相手の使う方言があらかじめ特定されていなくても、読み出した方言辞書を用いて標準語と方言とを変換でき、方言を用いた通信内容に対応できる。
本発明の情報処理装置において、前記変換手段は、前記通信手段にて受信した通信内容に含まれる方言の単語を抽出し、抽出された単語を対応する標準語の単語に変換し、さらに前記変換手段での変換により得られた標準語の単語を出力して前記通信相手端末から送信される通信内容の理解を支援するための出力手段が備えられた構成を有する。
この構成により、通信内容に含まれる方言の単語を対応する標準語に変換して出力するので、標準語で出力された単語から通信内容を推測でき、方言による通信内容の理解を支援することができる。
本発明の情報処理装置は、前記通信相手端末に提供する提供情報を標準語の表現態様で記憶した提供情報記憶手段と、前記通信相手端末から要求された提供情報を前記提供情報記憶手段から読み出す提供情報読出手段とを備え、前記変換手段は、前記提供情報読出手段により読み出した提供情報の表現態様を標準語から方言に変換し、前記通信手段は、前記変換手段により方言に変換された提供情報を前記通信相手端末に送信する。
この構成により、提供情報の表現態様を通信相手端末の位置を含む地域で使われる方言に変換して提供情報を送信するので、方言に対応した情報の提供を行うことができる。
本発明の情報処理装置は、前記方言辞書とその方言が用いられる地域とを関連付けて記憶した方言辞書識別情報記憶手段と、前記位置情報取得手段により取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を前記方言辞書識別情報記憶手段を参照して選択する前記方言辞書選択手段とを備えた構成を有する。
この構成により、方言辞書識別情報記憶手段を参照して、位置情報を含む地域から方言辞書を適切に特定できる。
本発明の情報処理装置において、前記位置情報取得手段は、前記通信相手端末から送信される位置情報を受信する。
この構成により、通信相手端末から送信された位置情報に受信することにより通信相手端末の位置情報を取得するので、通信相手端末が移動端末の場合にも、通信相手端末の位置を適切に特定できる。
本発明の情報処理装置において、前記位置情報取得手段は、前記通信相手端末の発信電話番号に基づいて位置情報を取得する。
この構成により、通信相手端末から位置情報を受信しなくても、位置情報を取得できる。
本発明の情報処理方法は、通信相手の通信相手端末との通信を行う通信ステップと、前記通信相手端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報取得ステップにて取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を、地域により異なる方言と標準語との対応を示す方言辞書を複数記憶した方言辞書記憶手段から読み出し、読み出した方言辞書を用いて前記通信ステップにおける通信内容の表現態様を、標準語と通信相手側の方言との間で変換する変換ステップとを備えた構成を有する。
この構成により、本発明の情報処理装置と同様に、通信相手の使う方言があらかじめ特定されていなくても、読み出した方言辞書を用いて標準語と方言とを変換でき、方言を用いた通信内容に対応できる。また、本発明の情報処理装置の各種の構成を、本発明の情報処理方法に適用することが可能である。
本発明のプログラムは、方言に対応した処理を行うためのプログラムであって、コンピュータに、通信相手の通信相手端末との通信を行う通信ステップと、前記通信相手端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報取得ステップにて取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を、地域により異なる方言と標準語との対応を示す方言辞書を複数記憶した方言辞書記憶手段から読み出し、読み出した方言辞書を用いて前記通信ステップにおける通信内容の表現態様を、標準語と通信相手側の方言との間で変換する変換ステップとを実行させる。
この構成により、本発明の情報処理装置と同様に、通信相手の使う方言があらかじめ特定されていなくても、読み出した方言辞書を用いて標準語と方言とを変換でき、方言を用いた通信内容に対応できる。また、本発明の情報処理装置の各種の構成を、本発明のプログラムに適用することが可能である。
本発明は、複数の方言辞書を方言辞書記憶手段に記憶しておき、位置情報取得手段にて取得した通信相手端末の位置に基づいてその位置を含む地域で使われる方言辞書を方言辞書記憶手段から読み出すので、通信相手の使う方言があらかじめ特定されていなくても、読み出した方言辞書を用いて標準語と方言とを変換でき、方言を用いた通信内容に対応できるというすぐれた効果を有する。
以下、本発明の情報処理装置について、図面を用いて説明する。本発明の第1の実施の形態の情報処理装置は、方言を使う通信相手との対話を支援する対話支援装置である。対話支援装置は、例えばコールセンターに設置され、方言を使う顧客からの問合せに対応するオペレータを支援するために用いられる。
図1は、第1の実施の形態の対話支援装置10の構成を示す図である。対話支援装置10は、顧客からの電話をオペレータの電話40につなぐための交換機42に接続される。対話支援装置10は、交換機42を介して顧客の電話44からの情報を受信する通信部12と、オペレータを支援する情報を出力する出力部14と、複数の方言辞書を記憶した方言辞書記憶部16と、対話支援装置10全体を制御する制御部20とを備える。
通信部12は、顧客の電話44から着信があったときに、顧客の電話44の発信電話番号を受信する機能と、顧客の音声を受信する機能とを有する。通信部12は、受信した発信電話番号および音声を制御部20に入力する。
出力部14は、オペレータを支援する情報として、顧客の通話内容に含まれる方言の単語に対応する標準語の単語を出力する機能を有する。また、顧客の電話番号に基づいて、顧客の属性やこれまでの問合せ内容などの情報を出力することとしてもよい。出力部14のハードウェアは、情報を表示するディスプレイによって構成される。
方言辞書記憶部16は、複数の方言辞書を記憶する。方言辞書は、方言と標準語との対応を示す情報が集まって構成される。
図2は、方言辞書記憶部16に記憶された方言辞書の例として津軽弁の方言辞書の一部を示す図である。図2に示すように、方言辞書は、方言と標準語とを関連付けて記憶している。この方言辞書を参照することにより、方言と標準語とを相互に変換することができる。
制御部20において、位置情報取得処理部22は、顧客の電話44の位置情報を取得する機能を有する。本実施の形態では、顧客の電話44は固定電話である。位置情報取得処理部22は、通信部12から入力された顧客の発信電話番号の市外局番から、顧客の電話44の位置情報を取得する。
辞書選択処理部24は、位置情報取得処理部22により取得した位置情報に基づいて、方言辞書を選択する機能を有する。辞書選択処理部24は、方言辞書識別テーブルを参照して方言辞書を選択する。
図3は、方言辞書識別テーブル記憶部18に記憶された方言辞書識別テーブルの例を示す図である。方言辞書識別テーブルは、方言辞書の識別子、方言の名称、地域の情報を関連付けている。この方言辞書識別テーブルにより、顧客の電話44の位置情報を含む地域から、その地域で使われる方言に対応した方言辞書を特定できる。
音声認識処理部26は、通信部12にて受信した顧客の音声に対して音声認識処理を行い、顧客の会話の中から単語を抽出する機能を有する。
変換処理部28は、音声認識処理部26にて抽出された単語が方言である場合に、方言の単語を対応する標準語の単語に変換する機能を有する。具体的には、変換処理部28は、まず音声認識処理部26にて抽出された単語と方言辞書に方言として記憶された単語とを比較して、顧客の音声が方言であるか否かを判定する。そして、抽出された単語が方言である場合には、方言辞書から対応する標準語を読み出す。これにより、方言から標準語への変換が行われる。
出力処理部30は、変換処理部28にて標準語に変換された単語を出力部14に出力させる機能を有する。本実施の形態では、出力部14により標準語の単語が表示される。従って、オペレータは電話40にて顧客と会話しながら、会話から抽出された単語を出力部14にて見ることができる。
次に、第1の実施の形態の対話支援装置10の動作について説明する。
図4は、第1の実施の形態の対話支援装置10の動作を示す図である。まず、交換機42が顧客の電話44からの着信を受けると、交換機42は顧客からの電話をオペレータの電話40に接続し、顧客とオペレータとの間の通話を可能にする。このとき、交換機42は対話支援装置10に着信を通知する。対話支援装置10は、交換機42から、着信の情報と共に顧客の電話44の発信電話番号の情報を受信する(S10)。
次に、対話支援装置10の位置情報取得処理部22は、受信した発信電話番号から顧客の電話44の位置情報を取得する(S12)。具体的には、発信電話番号から市外局番を抽出することにより顧客の電話44がある位置を特定できる。続いて、対話支援装置10の辞書選択処理部24は、方言辞書識別テーブル記憶部18に記憶された方言辞書識別テーブルを参照して、位置情報取得処理部22にて取得した位置情報を含む地域の方言辞書を選択する(S14)。ここまでの動作により、顧客の電話44がある地域で使われている方言に対応した方言辞書が特定される。すなわち、顧客が使用する可能性の高い方言に対応した方言辞書が特定される。
続いて、対話支援装置10の音声認識処理部26は、通信部12を介して入力される顧客の音声に対して音声認識処理を行い、単語を抽出する処理を行う(S16)。そして、対話支援装置10の変換処理部28は、音声認識処理部26にて認識された単語に方言の単語が含まれているか否か判定する(S18)。方言の単語が含まれていない場合には、対話支援装置10の動作は、音声認識のステップ(S16)に移行する。方言の単語が含まれている場合には、対話支援装置10の変換処理部28が、方言辞書を参照して方言の単語に対応する標準語の単語を読み出すことにより、方言の単語から標準語の単語への変換を行う(S20)。続いて、対話支援装置10の出力処理部30は、変換された標準語の単語を出力部14から出力させる(S22)。
対話支援装置10は、交換機42からの情報に基づいて回線が切断したか否かの判定を行い(S24)、回線が切断された場合には動作を終了し、回線が切断されていない場合には、再び顧客の音声に対して音声認識を行う(S16)。
以上、第1の実施の形態の対話支援装置10について説明した。
第1の実施の形態の対話支援装置10は、顧客の音声に含まれる方言の単語を対応する標準語に変換して出力するので、オペレータは標準語の単語を見て顧客の会話内容を予測することができ、方言による会話の理解度を高めることができる。
また、方言辞書記憶部16に記憶された複数の方言辞書のうちから、顧客の電話44の位置に対応した方言辞書を読み出し、読み出した方言辞書を用いて通話内容を標準語に変換するので、顧客が使う方言があらかじめ特定されていなくても顧客の方言に対応でき、オペレータの理解を支援できる。
また、顧客の発信電話番号に基づいて顧客の位置情報を取得するので、顧客の電話44にて位置情報を取得して知らせる必要がない。顧客の電話44に新しいアプリケーションの導入等を行わなくても、本実施の形態の対話支援装置10に適用できる。
次に、本発明の第2の実施の形態の情報処理装置について説明する。第2の実施の形態の情報処理装置は、顧客からの要求に応じて情報の提供を行う情報提供装置である。情報提供装置は、例えば、インターネットに接続されたサーバによって構成される。また、第2の実施の形態では、情報提供装置にアクセスする顧客の端末は移動端末であり、顧客の端末はその現在位置を検出するGPS等を利用した現在位置検出機能を有する。
図5は、第2の実施の形態の情報提供装置50の構成を示す図である。情報提供装置50は、顧客の端末80と通信を行うための通信部52と、提供情報を記憶した提供情報記憶部54と、方言辞書を複数記憶した方言辞書記憶部56と、対話支援装置10全体を制御する制御部60とを備える。
通信部52は、顧客の端末80と通信を行う機能を有する。顧客の端末80から情報提供要求を受信し、情報提供要求に応じて提供情報を顧客の端末80に送信する。
提供情報記憶部54は、顧客に提供する情報を標準語の表現態様で記憶する。提供情報記憶部54に記憶される情報は、本実施の形態では観光案内の情報である。
方言辞書記憶部56は、第1の実施の形態と同様に、方言と標準語の対応を示す複数の辞書を記憶する。また、方言辞書識別テーブル記憶部58も、第1の実施の形態と同様に、方言辞書と地域とを関連付けた方言辞書識別テーブルを記憶する。
次に、情報提供装置50の制御部60について説明する。制御部60において、情報提供要求受信処理部62は、顧客の端末80から送信される情報提供要求を受信する機能を有する。
位置情報取得処理部64は、情報提供要求受信処理部62にて受信した情報提供要求に含まれる顧客の端末80の位置情報を読み出し、顧客の端末80の位置情報を取得する機能を有する。
辞書選択処理部66は、第1の実施の形態と同様に、位置情報取得処理部64にて取得した位置情報に基づいて、方言辞書識別テーブルを参照して方言辞書を選択する機能を有する。
提供情報抽出処理部68は、情報提供要求受信処理部62にて受信した情報提供要求に基づいて顧客が要求する情報を特定し、提供情報記憶部54から提供情報を読み出す機能を有する。本実施の形態では、情報提供要求に、顧客が要求する情報の格納場所を示すURL(Uniform Resource Locator)が含まれており、提供情報抽出処理部68は指定されたURLに基づいて情報を読み出す。なお、要求する情報を特定するためにキーワード等を利用することも可能である。
変換処理部70は、提供情報抽出部にて読み出された提供情報の表現態様を、標準語から方言に変換する機能を有する。変換処理部70は、辞書選択処理部66にて選択された方言辞書を用いて標準語から方言への変換を行う。
提供情報送信処理部72は、変換処理部70にて方言に変換された提供情報を顧客の端末80に送信する機能を有する。
次に、第2の実施の形態の情報提供装置50の動作について説明する。
図6は、第2の実施の形態の情報提供装置50の動作を示す図である。まず、情報提供装置50の情報提供要求受信処理部62は、顧客の端末80から送信される情報提供要求を受信すると(S30)、情報提供装置50の位置情報取得処理部64は、情報提供要求に含まれる位置情報を読み出して、顧客の端末80の位置情報を取得する(S32)。なお、情報提供要求に含まれる位置情報は、顧客の端末80により検出された情報である。顧客の端末80は、情報提供要求を送信する際に、その現在位置の情報をGPSを利用して検出し、現在位置の情報を情報提供要求に含める。
次に、情報提供装置50の辞書選択処理部66は、顧客の端末80の位置情報に基づいて方言辞書を選択する(S34)。具体的には、顧客の端末80の位置情報を含む地域に対応する方言辞書を方言辞書識別テーブル記憶部58に記憶された方言辞書識別テーブルから読み出す。
情報提供装置50の提供情報抽出処理部68は、情報提供要求受信処理部62によって受信した情報提供要求にて要求された情報を提供情報記憶部54から読み出す(S36)。そして、情報提供装置50の変換処理部70は、読み出した提供情報の表現態様を標準語から方言に変換し(S38)、情報提供装置50の提供情報送信処理部72が、変換された提供情報を顧客の端末80に送信する(S40)。
以上、第2の実施の形態の情報提供装置50について説明した。
第2の実施の形態の情報提供装置50は、提供情報を顧客の端末80の位置を含む地域で使われる方言に変換して送信するので、方言に対応した情報の提供を行うことができる。これにより、例えば、顧客が旅先から観光案内の情報にアクセスしたときに、顧客のいる地域の方言で観光情報が提供されるので、観光案内情報を表示した方言から、その地域に観光に来ているという臨場感を味わうことができる。また、方言に慣れ親しんでいる人にとっては、理解しやすい態様で情報が提供されることになり便利である。
また、第2の実施の形態の情報提供装置50は、顧客の端末80にて検出した現在位置情報を受信することにより、顧客の端末80の位置を取得するので、顧客の端末80が移動した場合にも適切に顧客の端末80の位置を特定することができる。
以上、本発明の情報処理装置について実施の形態を挙げて説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
上記した第1の実施の形態では、音声認識処理部26によって顧客の音声から方言の単語を抽出し、抽出した方言の単語を対応する標準語の単語に変換する処理について説明したが、本発明は音声通話に限らず、文字での通信にも適用できる。例えば、顧客からのメールやチャットの文面から方言の単語を抽出し、抽出した単語を対応する標準語の単語に変換してもよい。
また、第1の実施の形態では、顧客の音声に含まれる方言の単語のみを標準語に変換する処理について説明したが、音声認識処理および文の構造解析処理を行い、方言辞書を用いて顧客の会話を標準語に翻訳してもよい。
また、第1の実施の形態では、顧客の電話44の位置を発信電話番号から顧客の電話44の位置情報を取得し、第2の実施の形態では、顧客の端末80から送信される位置情報を受信して顧客の位置情報を取得する構成について説明したが、第1の実施の形態で顧客の電話44から位置情報を受信する構成としてもよく、また第2の実施の形態で発信電話番号から顧客の端末80の位置情報を取得する構成としてもよい。
また、第2の実施の形態では、観光案内の情報を提供する例について説明したが、提供情報は観光案内の情報に限られない。提供情報は、インターネットを通じて送信可能なあらゆる情報を含むことができる。
また、第1の実施の形態の対話支援装置10または第2の実施の形態の情報提供装置50の構成要素の機能をコンピュータに実行させるモジュールを備えたプログラムも本発明に含まれる。
以上説明したように、本発明は、読み出した方言辞書を用いて標準語と方言とを変換でき、方言を用いた通信内容に対応できるというすぐれた効果を有し、例えば、方言での対話を支援する対話支援装置、または方言での情報提供を行う情報提供装置として有用である。
第1の実施の形態の対話支援装置の構成を示す図 方言辞書記憶部に記憶された方言辞書の例を示す図 方言辞書識別テーブル記憶部に記憶された方言辞書記憶テーブルの例を示す図 第1の実施の形態の対話支援装置の動作を示す図 第2の実施の形態の情報提供装置の構成を示す図 第2の実施の形態の情報提供装置の動作を示す図
符号の説明
10 対話支援装置
12 通信部
14 出力部
16 方言辞書記憶部
18 方言辞書識別テーブル記憶部
20 制御部
22 位置情報取得処理部
24 辞書選択処理部
26 音声認識処理部
28 変換処理部
30 出力処理部
40 オペレータの電話
42 交換機
44 顧客の電話
50 情報提供装置
52 通信部
54 提供情報記憶部
56 方言辞書記憶部
58 方言辞書識別テーブル記憶部
60 制御部
62 情報提供要求受信処理部
64 位置情報取得処理部
66 辞書選択処理部
68 提供情報抽出処理部
70 変換処理部
72 提供情報送信処理部
80 顧客の端末

Claims (8)

  1. 地域により異なる方言と標準語との対応を示す方言辞書を複数記憶した方言辞書記憶手段と、
    通信相手の通信相手端末との通信を行う通信手段と、
    前記通信相手端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段にて取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を前記方言辞書記憶手段から読み出し、読み出した方言辞書を用いて前記通信相手端末との通信内容の表現態様を、標準語と通信相手側の方言との間で変換する変換手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記変換手段は、前記通信手段にて受信した通信内容に含まれる方言の単語を抽出し、抽出された単語を対応する標準語の単語に変換し、
    さらに前記変換手段での変換により得られた標準語の単語を出力して前記通信相手端末から送信される通信内容の理解を支援するための出力手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通信相手端末に提供する提供情報を標準語の表現態様で記憶した提供情報記憶手段と、
    前記通信相手端末から要求された提供情報を前記提供情報記憶手段から読み出す提供情報読出手段と、を備え、
    前記変換手段は、前記提供情報読出手段により読み出した提供情報の表現態様を標準語から方言に変換し、
    前記通信手段は、前記変換手段により方言に変換された提供情報を前記通信相手端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記方言辞書とその方言が用いられる地域とを関連付けて記憶した方言辞書識別情報記憶手段と、
    前記位置情報取得手段により取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を前記方言辞書識別情報記憶手段を参照して選択する前記方言辞書選択手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記位置情報取得手段は、前記通信相手端末から送信される位置情報を受信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記位置情報取得手段は、前記通信相手端末の発信電話番号に基づいて位置情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 通信相手の通信相手端末との通信を行う通信ステップと、
    前記通信相手端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記位置情報取得ステップにて取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を、地域により異なる方言と標準語との対応を示す方言辞書を複数記憶した方言辞書記憶手段から読み出し、読み出した方言辞書を用いて前記通信ステップにおける通信内容の表現態様を、標準語と通信相手側の方言との間で変換する変換ステップと、
    を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  8. 方言に対応した処理を行うためのプログラムであって、コンピュータに、
    通信相手の通信相手端末との通信を行う通信ステップと、
    前記通信相手端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記位置情報取得ステップにて取得した位置情報を含む地域に対応する方言辞書を、地域により異なる方言と標準語との対応を示す方言辞書を複数記憶した方言辞書記憶手段から読み出し、読み出した方言辞書を用いて前記通信ステップにおける通信内容の表現態様を、標準語と通信相手側の方言との間で変換する変換ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。

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