JP2004069815A - コンテンツ編集システム、方法及びプログラム - Google Patents

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【課題】娯楽性のある個人的なコンテンツを編集するコンテンツ編集システム、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】既定項目及びそれと同一文脈で連なる不定項目で構成されたテキスト情報を含むベースコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、ユーザの個人情報の各項目と既定項目又は不定項目との対応関係をユーザに認知させることなく個人情報を項目毎に登録する個人情報登録手段51と、ベースコンテンツの不定項目に、当該不定項目に対応する項目の個人情報を割り当てた改編コンテンツを作成する自動編集手段54と、改編コンテンツを出力する出力手段55と、を備えることにより、娯楽性のある個人的なコンテンツを編集し出力できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンテンツ編集装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、予め用意されたテキスト、画像、音声などの情報とユーザが入力する情報とを用いてコンテンツを編集する装置が知られている。
特開平5−27787号公報には、歌詞の一部をユーザが直接選択した方言などの予め用意した語に置換して歌詞を改編し、改編された歌詞と伴奏とを同調させて再生する音楽再生装置が開示されている。
【0003】
特開2002−82678号公報には、ユーザの要求に応じて、歌詞をひらがなで表示したり、標準の大きさより大きいフォントサイズで歌詞を表示したり、外国語で歌詞を表示したりする手段と、ユーザの要求に応じて表示形態が変わる歌詞と伴奏とを同調させて再生する手段とを備えたカラオケ端末装置が開示されている。
【0004】
特開2002−92424号公報には、予め登録された会員情報が割り当てられた差出人情報と、あいさつ文、地域特有の画像等のコンテンツとで葉書を編集して印刷するマルチメディア情報処理システムが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平5−27787号公報及び特開2002−82678号公報に開示された装置では、ユーザが意図したとおりに歌詞が改編されるため、改編結果の予想が立つ。このため改編された歌詞の娯楽性は希薄である。
【0006】
特開2002−92424号公報に開示されたシステムでは、会員情報を用いて文面、地域特有の画像等のコンテンツが改編されることはないため、葉書の編集結果が画一的である。
【0007】
本発明は、これらの事情に着目して創作したものであって、娯楽性のある個人的なコンテンツを編集するコンテンツ編集システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るコンテンツ編集システムは、既定項目及びそれと同一文脈で連なる不定項目で構成されたテキスト情報を含むベースコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、ユーザの個人情報の各項目と既定項目又は不定項目との対応関係をユーザに認知させることなく個人情報を項目毎に登録する個人情報登録手段と、ベースコンテンツの不定項目に、当該不定項目に対応する項目の個人情報を割り当てた改編コンテンツを作成する自動編集手段と、改編コンテンツを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。公知の歌詞や物語について登場人物の名前を自分自身や知人の名前に置換するなど、公知のテキスト情報の一部を他の言葉で置換すると、置換した言葉を含む文脈において、置換した言葉と既定の言葉との関連に意外性や滑稽さといった娯楽性が生ずる。本発明に係るコンテンツ編集システムは、既定項目及びそれと同一文脈で連なる不定項目で構成されたテキスト情報について、不定項目を個人情報で置換することにより改編コンテンツを作成するため、改編コンテンツは個人的な性質を有するものとなり、改編コンテンツに娯楽性を持たせることができる。また、個人情報の項目と不定項目又は既定項目との対応付けをユーザに認知させることなくユーザの個人情報を項目毎に登録することにより、改編コンテンツに意外性を持たせることができる。
【0009】
さらに本発明に係るコンテンツ編集システムでは、自動編集手段は、不定項目に割り当てられた個人情報及び既定項目で構成された歌詞と、歌詞の伴奏音情報と、歌詞の表示色を伴奏音情報の再生の進行に同調して変化させる制御情報とを含む改編コンテンツを作成することを特徴とする。娯楽性のある個人的なテキスト情報が歌詞として伴奏音の再生の進行に同調して表示されることにより、改編コンテンツの娯楽性が増大する。
【0010】
さらに本発明に係るコンテンツ編集システムでは、自動編集手段は、不定項目に割り当てられた個人情報の文字数に応じて制御情報を補正することを特徴とする。個人情報の文字数に応じて制御情報を補正することにより、項目毎に登録可能な個人情報の文字数に幅を持たせることができる。
【0011】
さらに本発明に係るコンテンツ編集システムでは、自動編集手段は、不定項目に割り当てられた個人情報の音節数に応じて伴奏音情報を補正することを特徴とする。個人情報の音節数に応じて伴奏音情報を補正することにより、伴奏音情報が再生されると個人情報が割り当てられた部分が強調されるため、改編コンテンツの娯楽性が増大する。
【0012】
さらに本発明に係るコンテンツ編集システムでは、コンテンツ記憶手段は、ベースコンテンツを複数記憶し、自動編集手段は、所定項目の個人情報に基づいてベースコンテンツの少なくとも1つを選択し、選択したベースコンテンツから改編コンテンツを作成することを特徴とする。個人情報に基づいてベースコンテンツを自動選択することにより、改編コンテンツの意外性を増大させることができる。
【0013】
さらに本発明に係るコンテンツ編集システムでは、自動編集手段は、ユーザの興味対象を示す所定項目の個人情報に対応しているグループ別変換辞書であって、ユーザの興味対象に関連する置換語であって原語を連想可能な置換語と当該原語とを対にしているグループ別変換辞書を用いてテキスト情報の原語を置換語に置換することを特徴とする。テキスト情報の一部をユーザの興味対象に関連し原語を連想可能な置換語で置換することにより、改編コンテンツは個人的な趣が強調され娯楽性が増大する。
【0014】
さらに本発明に係るコンテンツ編集システムでは、ユーザの所在地を検出する所在地検出手段をさらに備え、自動編集手段は、ユーザの所在地の方言と標準語とを対にしている方言辞書を用いてテキスト情報の標準語を方言に置換した改編コンテンツを作成することを特徴とする。テキスト情報の標準語をユーザの所在地の方言に自動置換することにより、改編コンテンツの娯楽性が増大する。
【0015】
さらに本発明に係るコンテンツ編集システムでは、ユーザの所在地を検出する所在地検出手段をさらに備え、自動編集手段は、ユーザの所在地に特有の画像情報又は音情報を含む改編コンテンツを作成することを特徴とする。ユーザの所在地に特有の画像情報又は音情報を改編コンテンツに含めることにより、改編コンテンツの個人的な趣が強調される。
【0016】
また本発明は、装置の発明として特定できるだけでなく、方法の発明としても、プログラムの発明としても特定することができる。尚、本発明に係るコンテンツ編集装置に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源とプログラムにより機能が特定されるハードウェア資源との任意の組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図3は、本発明の一実施例によるコンテンツ編集システム1を示すブロック図である。コンテンツ編集システム1は携帯情報端末2と編集サーバ3とから構成され、それらの装置はインターネットや電話回線等の公衆網Nに互いに通信可能に接続されている。
【0018】
携帯情報端末2は携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型パーソナルコンピュータなどで構成され、図示するようにCPU30、ROM31、RAM29、タイマ33、操作器21、入力部22、位置情報取得部23、表示器24、表示部25、スピーカ27、発音部28、通信部32及びタイマ33を備え、これらはバス34で相互に接続されている。
【0019】
CPU30は、ROM31に格納されたプログラムを実行して携帯情報端末2の各部を制御する他、後述するコンテンツ編集プログラム(端末用)を実行する。ROM31はCPU30が動作するために最低限必要な制御プログラムやデータ等を予め格納しているメモリであり、RAM29はコンテンツ編集プログラム(端末用)やその他のプログラム、各種のデータ等を一時的に格納するメモリである。これらのプログラムや各種のデータは、予めROM31に記憶させておいてもよいし、通信部32を介してダウンロードしてRAM29に格納してもよいし、図示しないリムーバブルメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出してRAM29に格納してもよい。
【0020】
操作器21は、携帯情報端末2が携帯電話であればダイヤルボタン、PDAや携帯用パーソナルコンピュータであればキーボード、ポインティングデバイスなどで構成され、携帯情報端末2のユーザが種々の指示やテキスト入力を行うためのものである。入力部22は操作器21とCPU30とのインタフェース回路である。
【0021】
表示部25は、LCDやCRT等の表示器24の制御回路、フレームバッファなどを備え、後述するアンケート情報などをCPU30の制御の下で表示器24に出力する。
【0022】
位置情報取得部23は、GPSアンテナ、信号処理回路、プロセッサ等で構成され、複数のGPS衛星が発信する電波の位相を計算し、三角測量法に準じたアルゴリズムで携帯情報端末2の現在地の緯度及び経度を算出する。尚、携帯情報端末2が携帯電話であれば、位置情報取得部23は通信部32を介した基地局との通信により現在地を特定する情報を取得するようにしてもよい。
【0023】
通信部32は、基地局と無線通信するための送受信アンテナ、送信回路、受信回路等を備え、公衆網Nを介して基地局に接続された編集サーバとの間でデータを送受信する。また、通信部32をネットワークインタフェースカードやモデム等で構成してもよい。
【0024】
発音部28は音源回路を備え、伴奏音情報や音情報に基づいて音響信号を生成し、生成した音響信号をスピーカ27に出力して再生させる。
【0025】
次に編集サーバ3について説明する。編集サーバ3は、図示するようにCPU43、ROM44、RAM42、通信部41及び外部記憶部45を備え、バス46で相互に接続されている。
【0026】
CPU43は、ROM44に格納されたプログラムを実行して編集サーバ3の各部を制御する他、後述するコンテンツ編集プログラム(サーバ用)を実行する。ROM44はCPU43が動作するために最低限必要な制御プログラムやデータ等を予め格納しているメモリであり、RAM42はプログラムや各種のデータ等を一時的に格納するメモリである。これらのプログラムや各種のデータは、通信部41を介してダウンロードしてRAM42や外部記憶部45の所定領域に格納してもよいし、図示しないリムーバブルメモリやコンパクトディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出してRAM42や外部記憶部45の所定領域に格納してもよい。
【0027】
通信部41は、所謂ネットワークインタフェースカードやモデム等であり、公衆網Nに接続可能に構成されている。
【0028】
コンテンツ記憶手段としての外部記憶部45は、ハードディスク、光磁気ディスクなどで構成され、ベースコンテンツ、アンケート情報、個人情報、グループ別変換辞書、方言辞書、所在地に特有の画像情報、所在地に特有の音情報、住所テーブルなどを記憶している。
【0029】
ベースコンテンツは、改編コンテンツを編集するための素材として用いられる。ベースコンテンツは、テキスト情報、画像情報、音声情報等で構成される。各ベースコンテンツには「私を励まして欲しい」、「気分を良くして欲しい」、「勇気づけられる歌」、「癒される詩」、「笑える物語」、「愛の告白文」といったジャンルが定義されている。ベースコンテンツは、例えば歌詞、伴奏音情報及び歌詞の表示色を伴奏音情報の再生の進行に同調して変化させる制御情報で構成する。このようなベースコンテンツは、再生して替え歌のカラオケを楽しむためのものである。尚、ベースコンテンツは、例えば改編コンテンツとしての電子メール用メッセージやパロディの物語を編集する素材となるテキストのみで構成してもよい。
【0030】
ベースコンテンツのテキスト情報は、予め言葉が決まっている既定項目とユーザの個人情報によって言葉が決まる不定項目とで構成されている。不定項目に特定の意味を持つ単語などの言葉を割り当てた場合に既定項目と不定項目の連なりによって文脈が形成されるように、不定項目と既定項目の区切が定められる。ベースコンテンツのテキスト情報は、公知の歌詞、公知の物語、著名人の手紙文などの一部を不定項目にすることにより作成する。ベースコンテンツは、著名なテキストに基づいた内容でなければならないものではないが、ベースコンテンツを著名なテキストにすることにより改編コンテンツにパロディとしての効果を期待できる。
【0031】
図4は「気分を良くして欲しい」というジャンルで特定されるベースコンテンツに含まれるテキスト情報の概念図である。このテキスト情報は著名な歌詞の一部を空欄にしたものである。尚、不定項目に初期値として予め言葉が割り当てられていてもよい。枠で囲まれた部分は不定項目であり、それ以外の言葉が既定項目である。枠で囲まれた数字は、個人情報の各項目に付される項目識別番号に対応する数字である。枠で囲まれた各不定項目には、当該枠で囲まれた数字に一致する項目識別番号が付された個人情報の一項目が割り当てられる。
【0032】
アンケート情報はユーザに個人情報を項目別に入力させるための画面情報であり、ジャンル毎に記録されている。個人情報はアンケート情報に基づいて携帯情報端末2で表示される画面からユーザによって項目毎に入力される。アンケート情報の詳細については後述する。
【0033】
グループ別変換辞書は興味対象が同じ複数のユーザで構成されるグループ毎に記録される。個人情報の一項目である”趣味”に対して入力した情報を興味対象であると判断することにより、”趣味”に対して入力した情報が同じであるユーザに対しては同じグループ別変換辞書が用いられる。図5は、興味対象が”鉄道”であるグループのグループ別変換辞書の概念図である。グループ別変換辞書は、テキスト情報中において置換の対象とする単語(原語)と、その原語を置換する単語(置換語)との対の集まりからなるデータである。辞書に格納される置換語はグループによって異なり、置換語は興味対象に関連し且つ原語を連想可能な範囲で選ばれる。グループ別変換辞書は予めグループを想定して作成しておいてもよいが、同一グループに属するユーザが入力した個人情報に基づいてグループ別変換辞書を編集してもよい。
【0034】
方言辞書は地方毎に記録され、標準語とそれに対応する方言との対の集まりからなるデータである。各方言辞書には緯度/経度、住所、郵便番号等によって検索可能なファイル名が付されている。東北地方の方言辞書には例えば標準語の「牛」と方言の「べこ」の対や、標準語「寒い」と方言「しばれる」の対が登録され、遠州地方の方言辞書には例えば標準語「疲れる」と方言「えらい」の対が登録されている。
【0035】
所在地に特有の画像情報は、それぞれの地方に特有の画像データである。例えば浜松市に特有の画像情報としては、浜松市で有名な凧揚げ風景を撮影した画像データが記録される。各画像情報には、緯度/経度、住所、郵便番号等によって検索可能なファイル名が付されている。
【0036】
所在地に特有の音情報とは、それぞれの地方に特有の音声データであって、例えばある地方の民謡などを録音した音声データである。各音情報には、緯度/経度、住所、郵便番号等によって検索可能なファイル名が付されている。
【0037】
図1は、コンテンツ編集システム1のデータフロー図である。図1に示すようにコンテンツ編集システム1は個人情報登録プロセス51、辞書編集プロセス52、所在地検出プロセス53、自動編集プロセス54及び出力プロセス55を実行する。以下、各プロセスについて説明する。
【0038】
個人情報登録プロセス51は、テキスト情報の不定項目に割り当てる個人情報を登録するためのプロセスである。個人情報登録プロセス51ではアンケート情報を編集サーバ3から携帯情報端末2に送信し、携帯情報端末2でユーザに個人情報を入力させ、ユーザが入力した個人情報を編集サーバ3で受信し、受信した個人情報を項目毎にRAM42又は外部記憶部45に格納する処理を行う。個人情報登録プロセス51はアンケートを2段階で実施する。1段階目のアンケートではベースコンテンツを選択するための情報をユーザから取得し、2段階目のアンケートではベースコンテンツを改編するための情報をユーザから取得する。
【0039】
1段階目のアンケートでは、ベースコンテンツに定義されたジャンルの一覧を表示し、いずれか1つのジャンルをユーザに選択させるための画面情報が編集サーバ3から携帯情報端末2に送信される。図6は、一段階目のアンケートで送信されるアンケート情報に基づいて携帯情報端末2で表示される画面の一例である。ユーザがジャンルを選択すると、選択されたジャンルは編集サーバ3に返信される。
【0040】
1段階目のアンケートの結果としてジャンルが返信されると、個人情報登録プロセス51は当該ジャンルで一意に特定されるアンケート情報を携帯情報端末2に送信し、2段階目のアンケートを実施する。図7は、二段階目のアンケートで送信されるアンケート情報に基づいて携帯情報端末2で表示される画面の一例である。二段階目のアンケートでは、携帯情報端末2がアンケート情報に基づいて各項目を識別するための項目識別番号に関連付けてユーザから個人情報を項目別に取得する。項目識別番号は、後述する自動編集プロセス54がベースコンテンツの不定項目に個人情報を割り当てるために用いる番号である。携帯情報端末2で入力された個人情報の各項目は、それぞれ項目識別番号を付されてから通信網Nを通じて編集サーバ3に送信される。図8は、二段階目のアンケートの結果として受信した個人情報の一例である。
【0041】
アンケート情報に基づいて携帯情報端末2に表示される画面には、ベースコンテンツの具体的な内容を表示しないため、個人情報の各項目がどのようなベースコンテンツとどのように組み合わされてどのような改編コンテンツが編集されるのか、ユーザは予見することができない。すなわち、ユーザが個人情報を入力する段階では、個人情報の各項目と不定項目又は既定項目との対応関係がユーザに認知されることはない。アンケート実施後、個人情報登録プロセス51は携帯情報端末2から受信した個人情報をRAM42又は外部記憶部45に項目別に格納する。アンケート情報に基づいて携帯情報端末2に表示される画面では、不定項目に割り当てる言葉の所定範囲の文字数又は音節数になるように、各項目について文字数や音節数の目安を示すことが望ましい。
【0042】
尚、登録された個人情報は次回のサービス時にアンケートを補う形、場合によってはアンケートに変わる形で利用するようにしてもよい。例えば個人情報のうちいくつかの項目はそのときのアンケートで入力された情報を用い、別の項目については過去に入力されている個人情報を用いるようにしてもよいし、個人情報が既に格納されていればアンケートを行うことなく過去に入力された個人情報を用いるようにしてもよい。これにより、そのときのアンケートと外れた編集結果やそのとき個人情報を入力していないにも拘わらず個人情報が割り当てらたテキスト情報が表示され、意外性から娯楽性を高めることができる。
【0043】
また、本実施例では入力されるジャンルによりベースコンテンツが選択される場合を例に説明するが、ユーザにベースコンテンツを直接指定させてもよい。これによりカラオケを楽しむためのコンテンツの場合であればユーザは歌いたい楽曲に対応するベースコンテンツを直接指定できる。なお、その場合は1段階目のアンケートはベースコンテンツを特定する情報を入力することになる。
【0044】
辞書編集プロセス52は、グループ別変換辞書を編集するプロセスである。辞書編集プロセス52では、ある単語について連想する言葉を入力させるアンケートを実施し、個人情報として共通の趣味を入力したユーザのアンケート結果を集計する。そして、共通の趣味を持つ多くのユーザが入力した単語を置換語とし、その単語を連想させた単語を原語とし、置換語と原語の対をグループ別変換辞書に登録する。これにより特定の趣味を持つユーザの多数が原語を連想可能な置換語がグループ別変換辞書に登録されることになる。
【0045】
図2は、自動編集プロセス54の詳細を示すデータフロー図である。自動編集プロセス54は、改編プロセス541、グループ置換プロセス542、方言置換プロセス543、特有情報プロセス544、制御情報補正プロセス545、伴奏音補正プロセス546を含む。
【0046】
改編プロセス541は、ベースコンテンツのテキスト情報の不定項目に、当該不定項目に対応する項目の個人情報を割り当てるプロセスである。改編プロセス541は個人情報の各項目を取得し、ジャンルで一意に特定されるベースコンテンツを取得する。次に取得したベースコンテンツのテキスト情報の各不定項目をそれぞれに対応する項目の個人情報で置換する。各不定項目と個人情報の各項目との対応関係は、項目識別番号によって照合する。図9は、図4に示すベースコンテンツの不定項目に図8に示す個人情報の各項目を割り当てて得たテキスト情報を示す図である。
【0047】
グループ置換プロセス542は、グループ別変換辞書を用い、改編プロセス541によって編集されたテキスト情報のうち、グループ別変換辞書に原語として登録されている単語を当該原語と対をなす置換語で置換するプロセスである。グループ置換プロセス542は、個人情報の一項目である”趣味”に入力された情報に対応しているグループ別変換辞書を用い、テキスト情報のうち既定項目か不定項目に割り当てられた個人情報かに拘わらずグループ別変換辞書に格納されている原語に一致する単語があれば当該原語と対の置換語に置換する。グループ別変換辞書を用いると、ユーザは自ら個人情報として入力した単語以外の単語で改編コンテンツが置換されることになり、ユーザにとって意外性が増すことになる。
【0048】
所在地検出プロセス53は、位置情報取得部23から携帯情報端末2の現在の所在地を示す緯度/経度を取得するプロセスである。尚、所在地検出プロセス53は、位置情報取得部23から緯度/経度を取得してユーザの所在地を検出しているが、アンケートによりユーザの住所や郵便番号を入力させ、住所や郵便番号をユーザの所在地を特定する情報として用いてもよい。
【0049】
方言置換プロセス543は、所在地検出プロセス53で取得する緯度/経度等の現在の所在地情報、又は、個人情報登録プロセス51で取得する住所、郵便番号等の所在地情報で特定されるファイル名が付された方言辞書を用いてテキスト情報の標準語を方言に置換するプロセスである。方言置換プロセス543は、例えば所在地検出プロセス53から出力される緯度/経度で特定されるファイル名が付された方言辞書を用い、既定項目か不定項目に割り当てられた個人情報かに拘わらず方言辞書に格納されている標準語に一致する単語があれば当該標準語と対の方言で置換する。これにより改編コンテンツに土地柄が反映され娯楽性が増大する。
【0050】
特有情報プロセス544は、所在地検出プロセス53で取得する緯度/経度等の現在の所在地情報、又は、個人情報登録プロセス51で取得する住所、郵便番号等の所在地情報で特定されるファイル名が付された画像情報又は音情報をテキスト情報に関連付けるプロセスである。テキスト情報に関連付けられた画像情報や音情報は、携帯情報端末2でテキスト情報が表示されるときに携帯情報端末2に背景画像や効果音として出力させることができる。
【0051】
制御情報補正プロセス545は、不定項目に割り当てられた個人情報の文字数に応じて制御情報を補正するプロセスである。
制御情報は、伴奏音情報の再生の進行に同調して表示器24に区間毎に表示される歌詞の区切と、各区間での歌詞(楽句)の表示色を1文字ずつ変化させる速度とを定義するシーケンスデータである。制御情報には楽句を表示する各イベントの発生タイミングを特定する情報(イベント間間隔)と各楽句で文字色を変化させる速さを特定する情報が含まれる。イベント間間隔は、前のイベントが発生してから次のイベントが発生するまでの時間間隔で定義されている。イベントは時間の経過と共に先頭から順に発生する。各イベントでは当該イベントで表示される楽句のある文字の色が変化してからその直後の文字の色が変化するまでの時間間隔(色変化進行速度)が1文字毎に定義される。
【0052】
自動編集プロセス54によって所謂カラオケの歌詞を改編する場合、不定項目に割り当てられる個人情報の文字数に応じて制御情報を補正する必要がある。制御情報補正プロセス545は例えば次のように制御情報を補正する。改編前の特定の3文字について色変化進行速度が32Tick/文字であったとする。ここで「Tick」は音符の長さを定義するために用いる単位である。改編によって3文字が6文字に改編された場合、制御情報補正プロセス545は色変化進行速度を各文字について16Tick/文字とし、改編前の3文字の色を変化させる合計時間(96Tick)と改編後の6文字を変化させる合計時間(96Tick)とを一致させるよう制御情報を補正する。これにより、不定項目に割り当てられる個人情報の文字数にばらつきがある場合にも、表示色の変化と伴奏音情報の再生の進行とを同調させることができる。
【0053】
伴奏音補正プロセス546は、不定項目に割り当てられた個人情報の音節数に応じて伴奏音情報を補正するプロセスである。個人情報の音節は、漢字仮名混じり文で入力された個人情報を解析して検出してもよいし、個人情報をカタカナ又は平仮名で入力させるようにして文字数を音節数とみなして検出してもよい。伴奏音情報は制御情報と同様にシーケンスデータであり、発音する音程や音源を定義するイベントとイベント間のイベント間間隔とが定義されている。制御情報のイベント間間隔と伴奏音情報のイベント間間隔とは、楽句の表示タイミング及び各楽句の表示色の変化と伴奏音の進行とが同調するように設定される。ここで、3音節の歌詞(例えば「みんな」)について各音節に4分音符が対応している伴奏音情報を例に説明する。この歌詞が6音節の個人情報に改編されたとすると、伴奏音補正プロセス546は改編後の各音節に補正前の1/2の長さの8分音符を割り当てる。より具体的には例えば、改編前の伴奏音情報において”みんな”の歌詞の各音節に、ソ音階の四分音符、ミ音階の四分音符、ソ音階の四分音符が対応していたとすると、改編後の伴奏音情報において”みんな”の歌詞の各音節にはソ音階の八分音符、ソ音階の八分音符、ミ音階の八分音符、ミ音階の八分音符、ソ音階の八分音符、ソ音階の八分音符が対応付けられる。
【0054】
出力プロセス55は、携帯情報端末2において改編コンテンツを出力するプロセスである。例えば改編コンテンツがテキスト情報、画像情報及び伴奏音情報を含んでいるカラオケのためのコンテンツである場合、出力プロセス55は伴奏音情報のシーケンスと制御情報のシーケンスとを同時にスタートさせ、伴奏音情報のシーケンスでイベントが発生するとそのイベントで定義された音を発音させるための情報を発音部28に出力して再生させる。一方、制御情報のシーケンスでイベントが発生すると、そのイベントで特定される楽句を所定の色で表示器24に画面表示するとともに、そのイベントで定義された色変化変更速度に応じて一文字づつ楽句の色を変更させる。これにより表示器24に表示される歌詞の表示色が伴奏音情報の再生の進行に同調して変化する。また、出力プロセスは、改編コンテンツがテキスト情報と画像情報とを含むものであればそれを表示器24やプリンタに出力する処理を行う。また、出力プロセスは、改編コンテンツを電子メールに添付して別の再生装置に転送してもよい。
【0055】
以上、コンテンツ編集システム1が実行するプロセスについて説明した。本発明の一実施例によるコンテンツ編集プログラムは、個人情報登録プロセス51の一部及び出力プロセス55を実行させるコンテンツ編集プログラム(端末用)と、個人情報登録プロセス51の他の一部及び他のプロセスを実行させるコンテンツ編集プログラム(サーバ用)とから構成され、携帯情報端末2はコンテンツ編集プログラム(端末用)、編集サーバ3はコンテンツ編集プログラム(サーバ用)を実行する。これによりコンテンツ編集システム1が作動する。以下、コンテンツ編集システム1の作動について説明する。
【0056】
図10は、コンテンツ編集システム1の処理の流れを表すシーケンス図である。
携帯情報端末2は個人情報登録プロセス51を実行してユーザに個人情報の一項目であるジャンルを入力させ(S105)、入力させたジャンルを編集サーバ3に送信する(S110)。
【0057】
編集サーバ3はジャンルを受信すると個人情報登録プロセス51(サーバ)を実行し、受信したジャンルに関連付けられているアンケート情報を携帯情報端末2に送信する(S115)。
【0058】
携帯情報端末2は受信したアンケート情報を表示器24に表示してユーザにジャンル以外の個人情報を入力させ(S120)、入力させたジャンル以外の個人情報を編集サーバ3に送信する(S125)。
【0059】
携帯情報端末2は次に所在地検出プロセス53を実行し、位置情報取得部23で当該携帯情報端末2の現在地の緯度/経度を取得し(S130)、現在地の緯度/経度を編集サーバ3に送信する(S135)。
【0060】
個人情報登録プロセス51を実行する編集サーバ3は受信した個人情報をRAM42又は外部記憶部45に登録し(S140)、次に改編プロセス541を実行して当該ジャンル情報に関連付けられているベースコンテンツを選択し、テキスト情報の不定項目に個人情報を割り当てて改編コンテンツを作成する(S145)。
【0061】
編集サーバ3は次に辞書編集プロセス52を実行して個人情報の一項目である”趣味”に入力された情報に対応しているグループ別変換辞書を編集した後(S146)、グループ置換プロセス542を実行し、グループ別変換辞書を用いて改編コンテンツに含まれるテキスト情報の原語を置換語に置換する(S150)。
【0062】
編集サーバ3は次に方言置換プロセス543を実行し、受信した住所に関連付けられている方言辞書を用いて改編コンテンツに含まれるテキスト情報の標準語を方言に置換する(S155)。
【0063】
編集サーバ3は次に特有情報プロセス544を実行し、緯度/経度で特定されるファイル名の画像情報または音情報を改編コンテンツに追加する(S160)。
【0064】
編集サーバ3は次に制御情報補正プロセス545を実行し、改編コンテンツに含まれる制御情報を補正する(S165)。
編集サーバ3は次に伴奏音補正プロセス546を実行し、改編コンテンツに含まれる伴奏音情報を補正する(S170)。編集サーバ3で編集された改編コンテンツは携帯情報端末2に送信される(S175)。
【0065】
携帯情報端末2は出力プロセス55を実行し、受信した改編コンテンツを出力する(S180)。
【0066】
以上説明した本実施例のコンテンツ編集システム1によると、公知の歌詞や物語について登場人物の名前が自分自身や知人の名前に置換されるなど改編コンテンツが個人的な性質を有するものとなり、置換した言葉を含む文脈において、置換した言葉と既定の言葉との関連に意外性や滑稽さといった娯楽性が生ずる。また、個人情報の項目と不定項目との対応付けをユーザに認知させることなく登録された個人情報が改編コンテンツに反映されるため、改編コンテンツに意外性を持たせることができる。
【0067】
尚、本実施例ではコンテンツ配信システムを通信網Nで接続された携帯情報端末2と編集サーバ3とから構成しているが、1つの装置上で全プロセスを生成することにより、例えば携帯電話単体でコンテンツ配信システムを構成してもよいし、通信網Nと切り離された単体のパーソナルコンピュータだけでコンテンツ配信システムを構成してもよい。また、携帯情報端末に代えてデスクトップ型パーソナルコンピュータを用いてもよい。
【0068】
また、例えば携帯通信端末2にディジタルカメラが備わっている場合、そのディジタルカメラで作成した画像情報を改編コンテンツに含めるようにしてもよいし、マイクが備わっている場合はそのマイクを介して録音した音を含めるようにしてもよい。その他、端末に例えば脈拍、体温、血圧などといった情報を取得する手段が備わっていれば、それにより取得した情報を画像情報あるいは音情報に加工して改編コンテンツに含めるようにしてもよい。すなわち、予め編集サーバが記憶している画像情報や音情報のみでなく、携帯通信端末が画像情報や音情報などの情報を作成する手段を備えていれば、それにより作成した画像情報や音情報を改編コンテンツに含めるようにしてもよい。これにより更に娯楽性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコンテンツ編集システムのデータフロー図である。
【図2】本発明の一実施例に係る自動編集プロセスの詳細を示すデータフロー図である。
【図3】本発明の一実施例によるコンテンツ編集システムを示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係るベースコンテンツに含まれるテキスト情報の概念図である。
【図5】本発明の一実施例に係るグループ別変換辞書の概念図である。
【図6】本発明の一実施例に係る一段階目のアンケート情報に基づいて携帯情報端末で表示される画面の一例である。
【図7】本発明の一実施例に係る二段階目のアンケート情報に基づいて携帯情報端末で表示される画面の一例である。
【図8】本発明の一実施例に係る二段階目のアンケートの結果として受信した個人情報の一例である。
【図9】図4に示すベースコンテンツの不定項目に図8に示す個人情報の各項目を割り当てて得たテキスト情報を示す図である。
【図10】本発明の一実施例によるコンテンツ編集システムの処理の流れを表すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ編集システム
2 携帯通信端末
3 編集サーバ
21 操作器(個人情報登録手段)
22 入力部(個人情報登録手段)
23 位置情報取得部(所在地検出手段)
24 表示器(個人情報登録手段、出力手段)
25 表示部(個人情報登録手段、出力手段)
27 スピーカ(出力手段)
28 発音部(出力手段)
29 ROM(個人情報登録手段、自動編集手段、出力手段、所在地検出手段)
30 CPU(個人情報登録手段、自動編集手段、出力手段、所在地検出手段)
31 ROM(個人情報登録手段、自動編集手段、出力手段、所在地検出手段)
32 通信部(個人情報登録手段、出力手段)
33 タイマ(出力手段)
41 通信部(個人情報登録手段、出力手段)
42 ROM(個人情報登録手段)
43 CPU(個人情報登録手段)
44 ROM(個人情報登録手段)
45 外部記憶部(コンテンツ記憶手段)

Claims (10)

  1. 既定項目及びそれと同一文脈で連なる不定項目で構成されたテキスト情報を含むベースコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    ユーザの個人情報の各項目と前記既定項目又は前記不定項目との対応関係をユーザに認知させることなく前記個人情報を項目毎に登録する個人情報登録手段と、
    前記ベースコンテンツの不定項目に、当該不定項目に対応する項目の前記個人情報を割り当てた改編コンテンツを作成する自動編集手段と、
    前記改編コンテンツを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ編集システム。
  2. 前記自動編集手段は、前記不定項目に割り当てられた個人情報及び前記既定項目で構成された歌詞と、前記歌詞の伴奏音情報と、前記歌詞の表示色を前記伴奏音情報の再生の進行に同調して変化させる制御情報とを含む前記改編コンテンツを作成することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ編集システム。
  3. 前記自動編集手段は、前記不定項目に割り当てられた個人情報の文字数に応じて前記制御情報を補正することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ編集システム。
  4. 前記自動編集手段は、前記不定項目に割り当てられた個人情報の音節数に応じて前記伴奏音情報を補正することを特徴とする請求項2又は3に記載のコンテンツ編集システム。
  5. 前記コンテンツ記憶手段は、前記ベースコンテンツを複数記憶し、
    前記自動編集手段は、所定項目の個人情報に基づいて前記ベースコンテンツの少なくとも1つを選択し、選択した前記ベースコンテンツを用いて前記改編コンテンツを作成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンテンツ編集システム。
  6. 前記自動編集手段は、ユーザの興味対象を示す所定項目の個人情報に対応しているグループ別変換辞書であって、ユーザの興味対象に関連する置換語であって原語を連想可能な置換語と当該原語とを対にしているグループ別変換辞書を用いて前記テキスト情報の原語を前記置換語に置換することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンテンツ編集システム。
  7. ユーザの所在地を検出する所在地検出手段をさらに備え、
    前記自動編集手段は、ユーザの所在地の方言と標準語とを対にしている方言辞書を用いて前記テキスト情報の標準語を方言に置換した改編コンテンツを作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンテンツ編集システム。
  8. ユーザの所在地を検出する所在地検出手段をさらに備え、
    前記自動編集手段は、ユーザの所在地に特有の画像情報又は音情報を含む前記改編コンテンツを作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンテンツ編集システム。
  9. 既定項目及びそれと同一文脈で連なる不定項目で構成されたテキスト情報を含むベースコンテンツを用いて改編コンテンツを編集する方法であって、
    ユーザの個人情報の各項目と前記既定項目又は前記不定項目との対応関係をユーザに認知させることなく前記個人情報を項目毎に登録する個人情報登録段階と、
    前記ベースコンテンツの不定項目に、当該不定項目に対応する項目の前記個人情報を割り当てた改編コンテンツを作成する自動編集段階と、
    前記改編コンテンツを出力する出力段階と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ編集方法。
  10. 既定項目及びそれと同一文脈で連なる不定項目で構成されたテキスト情報を含むベースコンテンツを用いて改編コンテンツを編集するコンテンツ編集システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータをユーザの個人情報の各項目と前記既定項目又は前記不定項目との対応関係をユーザに認知させることなく前記個人情報を項目毎に登録する個人情報登録手段、
    前記ベースコンテンツの不定項目に、当該不定項目に対応する項目の前記個人情報を割り当てた改編コンテンツを作成する自動編集手段、
    前記改編コンテンツを出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
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