JP2005330957A - 汚水圧送ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】全高を低く抑えて小型化を図るとともに、軸封部を廃して水漏れを確実に防ぐことができる汚水圧送ポンプを提供すること。
【解決手段】モータケース2を挟んでその上にカッター23、下にインペラ29をそれぞれ配し、前記モータケース2内に収容されたモータ軸4の回転をマグネット16,22及びマグネット17,30で構成されるマグネットカップリングを介して前記カッター23及びインペラにそれぞれ伝達するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水洗トイレや洗面台等から排出される汚水を圧送するための汚水圧送ポンプに関するものである。
住宅建設においては、着工前に設計図に盛り込まれた箇所にしか配水管が設置されず、従って、水洗トイレや洗面台等の設置箇所は限定されていた。このため、その後の家族構成の変化や部屋の模様替え等のために水洗トイレや洗面台等の設置位置を変更することは不可能であり、例えば病人のいる部屋に水洗トイレを仮設するようなことはできなかった。
そこで、近年、後付け式の水洗トイレ等が提案され、その一部は既に実用に供され始めている。この後付け式の水洗トイレ等を設置する場合には、設置箇所には排水管が存在しないため、水洗トイレ等からの汚水を小型の汚水圧送ポンプによって強制排出することが必要となり、そのための汚水圧送ポンプに関する提案も幾つかなされている(例えば特許文献1,2参照)。
ところで、水洗トイレに用いられる汚水圧送ポンプには、駆動源である「モータ」以外に、大便等の汚物やトイレットペーパー等を粉砕或は切断するカッターやミキサーから成る「粉砕部」と、汚物粉砕後の汚物混入水を排水するインペラとケーシングから成る「ポンプ部」を設ける必要がある。
斯かる汚水圧送ポンプには、汚水受入れ容器(以下、単に「容器」と称する)内に「粉砕部」と「ポンプ部」を分離して収納し、カッターやインペラを別々の「モータ」で駆動する形式のもの(特許文献3参照)や、「粉砕部」と「ポンプ部」を1つの「モータ」で駆動する形式のものがある。
「粉砕部」と「ポンプ部」を1つの「モータ」で駆動する形式の汚水圧送ポンプの構成としては、容器内での「粉砕部」と「ポンプ部」及び「モータ」の配置によって3タイプが考えられる。つまり、「粉砕部」をC、「ポンプ部」をP、「モータ」をMと表示すれば、上から「M−C−P」、「C−M−P」及び「M−P−C」と配置する3タイプの構成が考えられる。
特願2002−297885号明細書 特願2003−262743号明細書 特許第3104392号公報
ここで、前記3タイプの汚水圧送ポンプの特徴について説明する。
1)「M−C−P」タイプ:
このタイプは、図7に示すように、モータ(M)を最上部に配置し、その下に粉砕部(C)とポンプ部(P)を順次配置する構成を採用するものであって、この配置構成によればモータ軸104を長く設計し、モータ(M)の底部と粉砕部(C)との間に汚物混入水を受け入れるための空間Sを形成する必要がある。このため、全高が高くなるとともに、長さの長いモータ軸104の振動対策が必要となる他、前記空間Sを貫通するモータ軸104にトイレットペーパー等の異物が絡み付いて種々の不具合を発生するという問題がある。特に、便器に誤って落としたハンカチ等はカッター123によって完全に細分化することができず、千切れたハンカチ等がカッター123やモータ軸104に絡み付いてモータ(M)の回転を阻害することがあり、最悪の場合にはポンプの揚水不能を招くことさえある。
他方、本構成を採用すると、モータ(M)は他の2つの「C−M−P」及び「M−C−P」タイプに比べて高い位置の水面よりも上に配置されるため、モータ(M)の軸貫通部のシールとしては水しぶき等に対する簡単な軸封で済むという利点が得られる。
ところが、何らかの原因で水洗トイレの洗浄水が止まらないような場合、インペラ129は回転を続けてモータ(M)の発熱を招き、保護回路の作動でモータ(M)が停止してしまうとポンプの停止に繋がり、部屋内に水が溢れるという不具合も発生する。
2)「C−M−P」タイプ:
このタイプは、図8に示すように、モータ(M)を中心としてその上に粉砕部(C)を配し、下にポンプ部(P)を配しているため、「M−C−P」タイプに比べて容器の汚水受入れ口が高くなる。便器からの汚水を淀みなく流すためには、便器の流出口から容器の汚水受入れ口までの間に導水勾配を確保する必要があるため、十分な導水勾配を得るには容器を便器の床面より掘り下げた位置に設置するか、便器を一段高い位置に設置する必要がある。
ところで、後部排出型便器からの汚水流出口は、一般には直径がφ80mm〜φ90mmであり、その中心高さは140mm前後である。このことから、導水勾配を考慮して逆算すると、本構成において便器と容器を同一床面に配するには、床面から粉砕部(C)の頂部までの高さを95mm以下に抑える必要がある。
一方、本構成では、「M−C−P」タイプに比べて、貫通軸がないためにトイレットペーパー等のモータ軸204への絡み付きは少ないが、ハンカチ等に関しては事態は同様で、揚水不能を招く可能性がある。又、モータ(M)は水中型である上、モータ軸204が上下に貫通しているため、軸貫通部のシールが大きな問題となる。
本構成のポンプ全体の軸方向長さを縮めるため、水中型モータに軸封装置として一般的に採用されているメカニカルシールに代えてオイルシールを使用する提案もなされているが(特許文献3)、軸封装置が必須である限り、軸方向長さの短縮には限度がある。
3)「M−P−C」タイプ:
このタイプは、図9に示すように、モータ(M)が最上部に位置するが、「M−C−P」タイプのように汚物混入水を受け入れるための空間を形成する必要がないため、「M−C−P」タイプほどはモータ軸304の長さを長くする必要がない。但し、本構成では粉砕部のカッター323とポンプ部(P)のインペラ329を直列に取り付けるため、モータ軸304の突出量は「C−M−P」タイプのそれよりも大きくなる。
本構成を採用すると、大便等の汚物は、ポンプ部(P)の吸引による水の流れに任せて粉砕部(C)へと導かれるため、強制的に送り込む他のタイプのものに比べて粉砕部(C)への送りが不十分で、容器内の隅等に汚物が残留する可能性がある。
又、粉砕部(C)のカッター323がポンプ部(P)のインペラ329の下に位置しているため、カッター323が邪魔となり、又、インペラ329の位置が高くなり、容器内の汚物混入水を完全に排出することが困難である。その上、カッター323による予旋回が生じ、これがインペラ329の性能を低下させる原因となる。そして、このタイプのポンプにおいても、ハンカチ等が吸い込まれると揚水不能に陥る可能性があるばかりか、「C−M−P」タイプのものと同様にモータMとして水中型モータを使用するため、軸封装置が必要となる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、全高を低く抑えて小型化を図るとともに、軸封部を廃して水漏れを確実に防ぐことができる汚水圧送ポンプを提供することにある。
又、本発明の目的とする処は、ハンカチ等の絡み付きに伴う揚水不能を防ぐことができる汚水圧送ポンプを提供することにある。
更に、本発明の目的とする処は、停電時にも運転することができる汚水圧送ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、モータケースを挟んでその上にカッター、下にインペラをそれぞれ配し、所謂「C−M−P」構成ではあるが、前記モータケース内に収容されたモータ軸の回転をマグネットカップリングを介して前記カッター及びインペラにそれぞれ伝達するよう構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記モータケースの上下面に短軸をそれぞれ突設し、上方の短軸に前記カッターを、下方の短軸に前記インペラを軸受ブッシュを介してそれぞれ回転自在に支承せしめたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記カッターと前記インペラを前記モータケースとの間で隙間を介して凹凸嵌合せしめたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記カッターへの伝達トルクTcと前記インペラへの伝達トルクTi及びモータの駆動トルクTmとの間に、
Tm>Ti>Tc
Tm≧Ti+Tc
なる関係が成立することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、モータケースの下にインペラを配し、前記モータケース内に収容されたモータ軸の回転をマグネットカップリングを介して前記インペラに伝達するよう構成したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記モータケースの下面に短軸を突設し、該短軸に前記インペラを軸受ブッシュを介して回転自在に支承せしめたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記インペラを前記モータケースとの間で隙間を介して凹凸嵌合せしめたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れかに記載の発明において、前記モータケース内に振動センサを設置したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何れかに記載の発明において、駆動源としてDCモータを使用し、AC電源をAC/DC変換器にてDC電源に変換して前記DCモータを駆動するとともに、DCバッテリを充電し、停電時には前記DCバッテリにて前記DCモータを駆動することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1〜8の何れかに記載の発明において、駆動源としてDCモータを使用し、AC電源をAC/DC変換器にてDC電源に変換してDCバッテリを充電し、該DCバッテリによって前記DCモータを駆動することを特徴とする。
請求項1〜4記載の発明によれば、モータからカッター及びインペラへの動力伝達をマグネットカップリングを介して行う構成を採用したため、軸封部を省略することができ、その分だけ当該ポンプの全高を低く抑えて小型化を図ることができるとともに、水漏れを確実に防ぐことができる。
又、モータからカッター及びインペラへの動力伝達をマグネットカップリングを介して行うとともに、カッターへの伝達トルクTcをインペラへの伝達トルクTiよりも小さく(Tc<Ti)設定したため、カッターにハンカチ等の異物が絡み付いて該カッターの回転がロックした場合であっても、インペラは回転を続けて所要のポンプ機能を果たすため、汚水の圧送が継続してなされ、汚水が容器から溢れ出す等の不具合が発生することがない。
請求項5〜7記載の発明によれば、モータからインペラへの動力伝達をマグネットカップリングを介して行う構成を採用したため、軸封部を省略することができ、その分だけ当該ポンプの全高を低く抑えて小型化を図ることができるとともに、水漏れを確実に防ぐことができる。
請求項8記載の発明によれば、何らかの原因でマグネットカップリングに脱調現象が発生したような場合には大きな振動が発生するため、この振動を振動センサによって検知することによって異常の発生を迅速に知ることができ、アラーム等を発して適切な措置を促すことができる。
請求項9記載の発明によれば、停電のために商用電源であるAC電源が使用できない場合であっても、DCバッテリを駆動電源としてDCモータを駆動することができるため、停電時においても汚水圧送ポンプを駆動して汚水を圧送することができ、停電に伴う不具合が発生することがない。
請求項10記載の発明によれば、DCモータの駆動は常にDCバッテリを駆動源としてなされるため、停電時においても汚水圧送ポンプを駆動して汚水を圧送することができ、停電に伴う不具合が発生することがない。
以下に本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る汚水圧送ポンプの断面図である。
本実施の形態に係る汚水圧送ポンプ1は、水洗トイレからの大便等の汚物を粉砕し、粉砕された汚物を含む汚水(汚物混入水)を圧送するポンプであって、上から粉砕部(C)、モータ(M)、ポンプ部(P)を配置して成る「C−M−P」タイプのポンプである。この汚水圧送ポンプ1において、モータ(M)のハウジングを構成するモータケース2は、ケース本体2Aとその上部に被着されたカバー2Bとで構成され、ケース本体2Aの下部にはポンプケース3が一体に形成されている。尚、本実施の形態では、モータ(M)にはブラシレス直流モータを使用している。
上記モータケース2内には、その中心部にモータ軸4が垂直に配され、該モータ軸4は、上下一対のボールベアリング5によって回転自在に支承されている。そして、モータ軸4にはロータ6が挿通固着され、その周囲にはコイル巻線であるリング状のステータ7が配されている。又、モータケース2内の基板8には、ホール素子から成る回転センサ9と超小型の加速度センサ10が設置されており、モータ軸4の回転数は回転センサ9によって検出され、振動は加速度センサ10によって検知される。尚、本実施の形態では、前記ロータ6は、磁粉を樹脂に混ぜて成形して成る永久磁石を構成している。又、ステータ7には、不図示の電源から延びたリード線11が接続されている。
ところで、前記ロータ6の上下面には、ドラム状のマグネットホルダ12,13が複数のボルト14とこれに螺着されたナット15によって固定されており、これらのマグネットホルダ12,13にはN極とS極の磁極を交互に配してドーナツリング状に成形されたマグネット(永久磁石)16,17がそれぞれ固定されている。
一方、モータケース2の上部(カバー2B)と下部(ケース本体2A)には、短軸18,19が前記モータ軸4と同軸的にそれぞれ一体に突設されており、上方の短軸18には軸受ブッュ20を介して樹脂製のミキサー(カッター台)21が回転自在に支承されている。そして、ミキサー21には、モータケース2のカバー2Bを介して前記マグネット16に対向するマグネット(永久磁石)22がモールドされており、同ミキサー21の上面には金属製のカッター23が複数のビス(図には1本のみ図示)24によって取り付けられている。又、短軸18のカバー2Bとミキサー21との間にはリング状のスラストパッド25が介設されており、ミキサー21とカッター23に作用する下向きのスラスト力(マグネット16,22による吸引力)は、スラストパッド25によって受けられる。尚、マグネット22は、マグネット16と同様にN極とS極の磁極を交互に配してリング状に成形されており、これらの一対のマグネット16,22はマグネットカップリングを構成している。
ここで、ミキサー21とカッター23は粉砕部(C)を構成するが、これらはモータケース2の上部に複数のボルト26によって取り付けられた円筒状のカッターケース27内に収容されており、カッターケース27には、円孔状の大きな1つの流入口(不図示)と同じく円孔状の小さな複数の流出口27bが形成されている。そして、流入口には、不図示の便器から斜め下方に延びる不図示の接続管が接続されている。
又、下方の短軸19には、軸受ブッシュ28を介して樹脂製のインペラ29が回転自在に支承されており、該インペラ29には、モータケース2のケース本体2A(ポンプケース3)を介して前記マグネット17に対向するマグネット(永久磁石)30がモールドされている。そして、短軸19には、インペラ29を上下から挟持するようにリング状の上下一対のスラストパッド31,32が設けられており、インペラ29に作用する上向きのスラスト力(マグネット17,30による吸引力)はスラストパッド31によって受けられ、下方向きのスラスト力(水の吸引力)はスラストパッド32によって受けられる。尚、下方のスラストパッド32は、短軸19の端部に嵌着されたスナップリング33によって固定されている。
ここで、マグネット30は、マグネット17と同様にN極とS極の磁極を交互に配してリング状に成形されており、これらの一対のマグネット17,30はマグネットカップリングを構成している。
又、前記軸受ブッシュ20,28はカーボン含浸樹脂で構成され、スラストパッド25,31,32はジルコニア又はアルミナ製のセラミックスで構成されている。
ところで、ポンプ部(P)における前記ポンプケース3の下面には、底板34が複数のボルト(図1には1本のみ図示)35によって取り付けられており、その中央部には前記インペラ29の中心部に開口する吸入口36が形成されている。そして、ポンプケース3内にはスクロール状のポンプ室37が形成されており、このポンプ室37内には前記インペラ29が回転自在に配されている。尚、ポンプケース3の側部には吐出ノズル3aが突設されており、該吐出ノズル3aには吐出口38が開口している。
而して、以上の構成を有する汚水圧送ポンプ1は不図示の容器内に収納されている。
次に、本発明に係る汚水圧送ポンプ1の作用について説明する。
不図示の便器からの汚水は、不図示の接続管の傾斜に沿って容器内の汚水圧送ポンプ1に流れ込む。汚水圧送ポンプ1においては、モータ(M)が駆動されており、該モータ(M)のモータ軸4の回転は相対向するマグネット16,22及びマグネット17,30によってそれぞれ構成されるマグネットカップリングによってミキサー21とカッター23及びインペラ29にそれぞれ伝達され、これらが所定の速度で回転駆動される。即ち、モータ(M)のモータ軸4が回転駆動されると、これと共に上下のマグネット16,17が回転し、該マグネット16,17とこれらにそれぞれ対向するマグネット22,30との間に存在する一般的な永久磁石の原理によって、相対向する一対のマグネット16と22間及びマグネット17,30間の各円周方向にN・S極による吸引・反発力が発生し、この吸引・反発力によってモータ軸4の回転がミキサー21とカッター23及びインペラ29にそれぞれ伝達され、これらが各短軸18,19を中心として前述のように所定の速度で回転駆動される。
尚、ミキサー21とカッター23及びインペラ29の各回転中心には軸受ブッシュ20,28がそれぞれ嵌着され、これらの軸受ブッシュ20,28が各短軸18,19の周りを回転するため、両者間の摺動抵抗が小さく抑えられる。又、ミキサー21及びカッターに作用するスラスト力はスラストパッド25によって受けられ、インペラ29に作用するスラスト力はスラストパッド31,32によって受けられる。因に、カッター23は粉砕作用を行うだけで、上方へのスラスト力(吸引力)は発生しないため、カッター23及びミキサー21に対しては1つのスラストパッド25を設けるだけで良い。
ここで、モータ(M)からカッター23への伝達トルクをTc、インペラ29への伝達トルクをTi、モータ(M)の駆動トルクTmとすると、これらの間には次の大小関係が成立するよう構成されている。
Tm>Ti>Tc …(1)
Tm≧Ti+Tc …(2)
本実施の形態では、モータ(M)の駆動トルクTmは約150W、カッター23への駆動トルクTcは約40W、インペラ29への伝達トルクTiは約100Wにそれぞれけ設定されており、上記(1)式と(2)式を共に満足している。
ところで、(1)式に示すように、カッター23への駆動トルクTcをインペラ29への伝達トルクTiよりも小さくする(Tc<Ti)ための方法としては、磁束密度の異なるマグネットを使用する方法(マグネット22としてマグネット30よりも小さな磁束密度のものを使用する)、磁束密度が同じマグネットを使用する場合にはそれらのモールド深さを変える方法(マグネット22のモールド深さをマグネット30のそれよりも深くする方法(図示例では、マグネット22の右側の深さhを左側の深さh’よりも深くしている(h>h’)))、マグネットカップリングを構成する一対のマグネット間の距離を変える方法(例えば、スラストパッド25の間にワッシャを介設してマグネット16,22間の距離をマグネット17,30間の距離よりも大きく設定する)等が考えられる。
而して、前述のようにカッター23がカッターケース27内で回転するとともに、インペラ29がポンプケース3内のポンプ室37で回転すると、カッターケース27の側壁に開口する流入口からカッターケース27内へと流れ込んだ汚水に含まれる大便等の異物は、カッター23によって細かく粉砕され、汚水と共に複数の流出口から容器内へと流出する。そして、流出した汚水は、ポンプ室37内で回転するインペラ29のポンプ作用によって吸入口36からポンプ室37内へと吸引され、インペラ29によって昇圧された後に吐出ノズル3aの吐出口38へと排出され、該吐出ノズル3aに接続された不図示の排水管を経て不図示の下水管や浄化槽へと圧送される。
ところで、誤ってハンカチ等を便器に落としてしまった場合、このハンカチ等はカッター23で切断することができないため、このハンカチ等がカッター23やミキサー21に絡み付いてカッター23とミキサー21の回転がロックされる。このような場合であっても、モータ軸4からカッター23及びミキサー21への動力の伝達にはマグネットカップリングが使用され、しかも、前述のようにカッター23への駆動トルクTcをインペラ29への伝達トルクTiよりも小さく(Tc<Ti)したため、モータ軸4は回転を続け、マグネット17,30で構成されるマグネットカップリングは正常に機能してモータ軸4の回転をインペラ29に伝達する。この結果、インペラ29は、回転軸4と共に回転し続け、カッター23による粉砕機能が停止した場合であっても、少なくともインペラ29は正常に回転して汚水を圧送し続けるため、揚水不能という事態の発生が免れ、汚水が容器から溢れ出す等の不具合が発生することがない。
尚、ハンカチ等の絡み付きによってカッター23とミキサー21の回転がモータ軸4の回転に同調できなくなり、所謂脱調現象が発生すると、マグネット16,22間においてN極とS極による同極同士の反発と異極同士の引合が交互に繰り返され、カッター23への伝達トルクTcは平均的にはほぼ0となる(Tc≒0)。又、ドーナツリング状のマグネット16,22によって構成されたマグネットカップリンクセに脱調現象が発生すると、大きな振動が発生するが、N極とS極による前記反発と引合によって大きな振動が発生するが、この振動は加速度センサ10によって検知されるため、この検知によって例えばアラームを発して脱調現象の発生を知らせ、適切な処置を促すことができる。
以上において、本実施の形態に係る汚水圧送ポンプ1においては、モータ(M)からカッター23とミキサー21及びインペラ29への動力伝達をマグネットカップリングを介して行う構成を採用したため、軸封部を設ける必要がなくなり、これによって全高を約90mmと低く抑えて小型化を図ることができ、ポンプ形式として「C−M−P」タイプを採用しても、便器と容器を同一床面に設置することができるとともに、便器と同一床面での排水が可能となる。
又、モータ(M)として、水中で駆動される水中モータを採用したため、該モータ(M)は水によって常時冷却され、その過熱が防がれる。
更に、前述のように、モータ(M)からミキサー21とカッター23及びインペラ29への動力伝達の手段としてマグネットカップリングを採用したため、水漏れの原因となる軸貫通部が不要となり、水漏れに起因する電気的な絶縁を招く可能性がない。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施形態2を図2に基づいて説明する。
図2は本実施の形態に係る汚水圧送ポンプの断面図であり、本図においては、図1に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての説明は省略する。
本実施の形態に係る汚水圧送ポンプ1Aにおいては、モータケース2の上下面(カバー2Bの上面とケース本体2Aの下面)に半球状の凸部39,40がねじ41,42によってそれぞれ螺着されている。
他方、ミキサー21の底面とインペラ29の背面(上面)の中心部に嵌着されたスラストパッド43,44の各回転中心部には半球状の凹部43a,44aがそれぞれ形成されており、ミキサー21とカッター23及びインペラ29は、これらに形成された前記凹部43a,44aをモータケース2に螺着された前記凸部39,40に所定の隙間(0.1〜0.2mm)を介して嵌合せしめることによって、径方向の位置決めがなされ、マグネットカップリングを構成する一対のマグネット16,22間及びマグネット17,30間に発生する磁気的な吸引力によってモータケース2側へと吸引され、各スラストパッド43,44がモータケース2に当接する状態で保持されている。
而して、本実施形態に係る汚水圧送ポンプ1Aにおいても、モータ(M)のモータ軸4の回転は相対向するマグネット16,22及びマグネット17,30によってそれぞれ構成されるマグネットカップリングによってミキサー21とカッター23及びインペラ29にそれぞれ伝達され、これらが所定の速度で回転駆動され、カッター23による異物粉砕とインペラ29による汚水の圧送がなされる。
以上において、本実施の形態に係る汚水圧送ポンプ1Aは、カッター23とミキサー21及びインペラ29の保持構造が前記実施の形態1と異なるのみで、他の構成は実施の形態1と同様であるため、本実施の形態においても前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3を図3に基づいて説明する。
図3は本実施の形態に係る汚水圧送ポンプの断面図であり、本図においては、図2に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての説明は省略する。
本実施の形態に係る汚水圧送ポンプ1Bは、台所、洗面台、浴室等からの汚水を圧送するインライン型のポンプであって、前記実施の形態2に係る汚水圧送ポンプ1Aにおいて粉砕部(C)を省略したものであり、他の構成は実施の形態2に係る汚水圧送ポンプ1Aのそれと同じである。
而して、本実施形態に係る汚水圧送ポンプ1Bにおいては、モータ(M)のモータ軸4の回転は相対向するマグネット17,30によって構成されるマグネットカップリングを介してインペラ29に伝達され、該インペラ29が所定の速度で回転駆動されるため、排水管45からポンプケース3内のポンプ室37に吸引された汚水は、インペラ29によって昇圧された後に吐出ノズル3aの吐出口38へと排出され、吐出ノズル3aに接続された不図示の排水管を経て不図示の下水管へと圧送される。
以上において、本実施の形態に係る汚水圧送ポンプ1Bは、図2に示す実施の形態2に係る汚水圧送ポンプ1Aの粉砕部(C)を省略したものであるため、その全高が更に低く抑えられる。又、モータ(M)からインペラ29への動力伝達手段としてマグネットカップリングを使用しているため、前記実施の形態1,2と同様の効果が得られる。
尚、図示しないが、図1に示した実施の形態1に係る汚水圧送ポンプ1において粉砕部(C)を省略することによって、本実施の形態と同様の汚水圧送ポンプを構成することができる。即ち、モータケース(ケース本体)の下面に突設された短軸にインペラを軸受ブッシュを介して回転自在に支承せしめる構成を採用することができる。
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4を図4に基づいて説明する。
図4は本実施の形態に係る汚水圧送ポンプの断面図であり、本図においては、図3に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての説明は省略する。
本実施の形態に係る汚水圧送ポンプ1Cも、台所、洗面台、浴室等からの汚水を圧送するポンプであるが、不図示の容器内に収納される点が前記実施の形態3のものとは異なり、その他は実施の形態3に係る汚水圧送ポンプ1Bと同じである。
而して、本実施形態に係る汚水圧送ポンプ1Cにおいても、モータ(M)のモータ軸4の回転は相対向するマグネット17,30によって構成されるマグネットカップリングを介してインペラ29に伝達され、該インペラ29が所定の速度で回転駆動されるため、不図示の排水管から容器内に導入された汚水は、インペラ29によって昇圧された後に吐出ノズル3aの吐出口38へと排出され、吐出ノズル3aに接続された不図示の排水管を経て不図示の下水管へと圧送される。
以上において、本実施の形態に係る汚水圧送ポンプ1Cは、基本的に図3に示した実施の形態3に係る汚水圧送ポンプ1Bと同じであるため、実施の形態3と同様の効果が得られる。
尚、図示しないが、図1に示した実施の形態1に係る汚水圧送ポンプ1において粉砕部(C)を省略することによって、本実施の形態と同様の汚水圧送ポンプを構成することができる。即ち、モータケース(ケース本体)の下面に突設された短軸にインペラを軸受ブッシュを介して回転自在に支承せしめる構成を採用することができる。
ところで、以上の実施の形態1〜4に係る汚水圧送ポンプ1,1A〜1Cには、駆動源として全てDCモータ(M)が使用されているが、このDCモータ(M)の電源としてはAC電源(商用電源)が使用されている。このため、AC電源を不図示のAC/DC変換器によってDC電源に変換し、このDC電源によってDCモータ(M)を駆動するようにしている。
ところが、停電のために商用電源であるAC電源が使用できない場合には、DCモータ(M)、つまりは汚水圧送ポンプ1,1A〜1Cを駆動することができず、汚水を圧送することができないという不具合が発生する。
そこで、本発明では、DCバッテリを充電し、停電時(或は通常時にも)前記DCバッテリにてDCモータ(M)を駆動するようにした。その方法には次の2方法が考えられ、各方法を実現するための電気回路を図5、図6にそれぞれ示す。
即ち、第1の方法は、図5に示すように、通常は不図示のAC100V電源(家庭用電源等)を不図示のAC/DC変換器によってDC電源に変換して成る直流安定化電源(DC IN)からダイオード(D1)及び抵抗(R)を介してニッカド電池等のDCバッテリ(B)にDC電流を流して該DCバッテリ(B)を充電するとともに、モータ(M)を駆動して汚水圧送ポンプ1,1A〜1Cによって汚水を圧送する。
そして、停電時には、DCバッテリ(B)からダイオード(D2)を介してモータ(M)へ駆動用電源が供給されるため、汚水圧送ポンプ1,1A〜1Cによって汚水が圧送される。このように、停電時においても、汚水圧送ポンプ1,1A〜1Cの運転が停止されることがないため、停電のために汚水を圧送することができなくなるという不具合が発生することがない。尚、抵抗(R)は充電抵抗であって、DCバッテリ(B)を構成する電池の特性によって抵抗値が決められる。
又、第2の方法は、図6に示すように、汚水圧送ポンプ1,1A〜1Cを必要なときのみ間欠駆動する場合に採用されるものであって、通常は直流安定化電源(DC IN)からダイオード(D1)及び抵抗(R)を介してDCバッテリ(B)にDC電流を流して該DCバッテリ(B)を充電しており、モータ(M)が駆動されるときには、ダイオード(D2)を介してDCバッテリ(B)からモータ(M)にDC電流を流して該モータ(M)を駆動して汚水圧送ポンプ1,1A〜1Cを必要な時間(通常は5〜10秒以内)だけ運転する。
上述のように、本方法では、モータ(M)はDCバッテリ(B)を電源として駆動され、停電時以外の通常時にDCバッテリ(B)は充電されているため、停電時においても、通常時と同様にモータ(M)はDCバッテリ(B)を電源として駆動される。従って、この方法によれば、停電時においても汚水圧送ポンプ1,1A〜1Cの間欠運転を通常時と同様に行うことができるため、停電のために汚水を圧送することができなくなるという不具合が発生することがない。尚、抵抗(R)は充電抵抗であって、DCバッテリ(B)を構成する電池の特性によって抵抗値が決められるが、直流安定化電源(DC IN)に「電流制限機能」が備えられている場合には、抵抗(R)を省略することができる。
以上において、図5に示す方法では、直流安定化電源(DC IN)にはモータ(M)を駆動するに十分な容量が必要であるが、図6に示す方法では、直流安定化電源(DC IN)の容量としてはDCバッテリ(B)を充電するに十分な小さな容量で済むため、電源回路を小型化してコストダウンを図ることができる。但し、間欠運転の間にDCバッテリ(B)を充電しておく必要がある。
本発明に係る汚水圧送ポンプは、水洗トイレ、台所、洗面台、浴室等から排出される汚水を圧送する水中モータ型のポンプとしてのみならず、適当な吸込管を接続することによって陸上ポンプとしての用途にも供することができる。
本発明の実施の形態1に係る汚水圧送ポンプの断面図である。 本発明の実施の形態2に係る汚水圧送ポンプの断面図である。 本発明の実施の形態3に係る汚水圧送ポンプの断面図である。 本発明の実施の形態4に係る汚水圧送ポンプの断面図である。 停電時においても汚水圧送ポンプを運転するための第1の方法を示す電気回路図である。 停電時においても汚水圧送ポンプを運転するための第2の方法を示す電気回路図である。 従来の汚水圧送ポンプ(「M−C−P」タイプ)の断面図である。 従来の汚水圧送ポンプ(「C−M−P」タイプ)の断面図である。 従来の汚水圧送ポンプ(「M−P−C」タイプ)の断面図である。
符号の説明
1,1A〜1C 汚水圧送ポンプ
2 モータケース
3 ポンプケース
4 モータ軸
9 回転センサ
10 加速度センサ(振動センサ)
16,17 マグネット
18,19 短軸
20 軸受ブッシュ
21 ミキサー
22 マグネット
23 カッター
25 スラストパッド
27 カッターケース
28 軸受ブッシュ
29 インペラ
30 マグネット
31,32 スラストパッド
37 ポンプ室
39,40 凸部
43,44 スラストパッド
43a,44a 凹部
B DCバッテリ
D1,D2 ダイオード
DC IN 直流安定化電源
C 粉砕部
M モータ
P ポンプ部
R 充電抵抗

Claims (10)

  1. モータケースを挟んでその上にカッター、下にインペラをそれぞれ配し、前記モータケース内に収容されたモータ軸の回転をマグネットカップリングを介して前記カッター及びインペラにそれぞれ伝達するよう構成して成ることを特徴とする汚水圧送ポンプ。
  2. 前記モータケースの上下面に短軸をそれぞれ突設し、上方の短軸に前記カッターを、下方の短軸に前記インペラを軸受ブッシュを介してそれぞれ回転自在に支承せしめたことを特徴とする請求項1記載の汚水圧送ポンプ。
  3. 前記カッターと前記インペラを前記モータケースとの間で隙間を介して凹凸嵌合せしめたことを特徴とする請求項1記載の汚水圧送ポンプ。
  4. 前記カッターへの伝達トルクTcと前記インペラへの伝達トルクTi及びモータの駆動トルクTmとの間に、
    Tm>Ti>Tc
    Tm≧Ti+Tc
    なる関係が成立することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の汚水圧送ポンプ。
  5. モータケースの下にインペラを配し、前記モータケース内に収容されたモータ軸の回転をマグネットカップリングを介して前記インペラに伝達するよう構成して成ることを特徴とする汚水圧送ポンプ。
  6. 前記モータケースの下面に短軸を突設し、該短軸に前記インペラを軸受ブッシュを介して回転自在に支承せしめたことを特徴とする請求項5記載の汚水圧送ポンプ。
  7. 前記インペラを前記モータケースとの間で隙間を介して凹凸嵌合せしめたことを特徴とする請求項5記載の汚水圧送ポンプ。
  8. 前記モータケース内に振動センサを設置したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の汚水圧送ポンプ。
  9. 駆動源としてDCモータを使用し、AC電源をAC/DC変換器にてDC電源に変換して前記DCモータを駆動するとともに、DCバッテリを充電し、停電時には前記DCバッテリにて前記DCモータを駆動することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の汚水圧送ポンプ。
  10. 駆動源としてDCモータを使用し、AC電源をAC/DC変換器にてDC電源に変換してDCバッテリを充電し、該DCバッテリによって前記DCモータを駆動することを特徴とする請求項〜8の何れかに記載の汚水圧送ポンプ。
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