JP2005330741A - ドア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドアは、ドア枠10に対してヒンジにより開閉自在に取り付けられたドア本体20と、ドア本体20の開度を規制するための規制部材とを備える。ドア本体20の上框21の上面には、辺方向に延びる溝部21Aが形成されている。規制部材は、溝部21Aに沿って摺動するスライダ31と、アームストッパ33とを備える。アームストッパ33は、その基端側Tがドア枠10に対して回動自在に取り付けられ、かつその先端側Sには下方へ突出するピン35が設けられている。スライダ31は、戸先側が開放された開放部からピン35を収納するための収納孔が形成されたスライダ本体と、開放部Pから戸先側へテーパ状に延びる一対の突出片とを備えている。一対の突出片は、ピン35から吊元側への力が加わると弾性変形して開放部を拡げ、ピン35を収納孔へと導びく。
【選択図】図2
Description
本発明の目的は、上記の点に鑑みてなされたものであり、取り付け作業性を向上できるドアを提供することにある。
このような構成によれば、ドア本体を開くと突起が吊元側へと移動し、この移動してきた突起が一対の突出片の拡がり部分によって開放部側へと導かれる。さらにドア本体を開くと、突起から一対の突出片に対して吊元側への大きな力が加わるため、一対の突出片が変形して開放部の寸法が大きくなり、突起が収納孔に収納される。このため、比較的簡単な構成で、スライダとアームストッパの先端側との係合を実現できる。
図1は、本実施形態に係るドア1の外観を示す斜視図である。ドア1は、例えば浴室の出入口等に取り付けられ、図1に示すように、上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を有するドア枠10と、ドア枠10に対してヒンジ26により開閉自在に取り付けられたドア本体20と、ドア枠10とドア本体20との間に設けられ、ドア本体20の開度を規制する規制部材30とを備えている。
ヒンジ26は、吊元側の縦框23の上部側に設けられ、ドア枠10の上枠11に形成された軸孔(図示略)に対して縦框23の小口側から進退するピボット(図示略)を有し、このピボットの進退によりドア枠10に対するヒンジ26の係合状態を解除する構成となっている。このため、例えば、ドア本体20の鍵を浴室の内側から掛けた状態で、浴室内の入浴者が倒れたような緊急時でも、前記ピボットを操作して、ドア枠10に対するヒンジ26の係合状態を解除することにより、ドア枠10からドア本体20ごと取り外して、浴室内の入浴者を救出することができる。
後述するように、スライダ31とアームストッパ33とを接続する場合には、吊元側(図4中の左側)へ移動してきたピン35からの力で一対の突出片38が弾性変形して開放部Pが拡がり、この拡がった開放部Pからピン35が収納孔36Aへと導入される。
図6は、規制部材30を拡大して示す平面図であり、アームストッパ33を取り付ける前の、ピン35とスライダ31とが係合していない状態を示している。
まず、浴室等の出入口にドア枠10を取り付けてから、ヒンジ26の前記ピボットを上枠11の前記軸孔に係合させることにより、ドア本体20をドア枠10に取り付ける。続いて、上枠11の下面にアームストッパ33の取付板41を取り付ける。上框21の溝部21Aには、予めスライダストッパ32を固定し、スライダストッパ32よりも戸先側にスライダ31を配置しておく。
このようにして、ドア枠10とドア本体20との間に規制部材30を接続することにより、ドア1の取り付け作業が完了する。
また、一対の突出片38にテーパ状の部分を形成したので、吊元側に移動してきたピン35を開放部Pの近傍へとスムーズに導くことができる。
また、上方からピン35の外径よりも大きな寸法で収納孔36Aを形成したので、前述した緊急時の場合でも、スライダ31とピン35との係合を簡単に解除でき、これにより、ドア枠10からドア本体20を簡単に取り外すことができる。
また、前記実施形態では、導入部材をスライダ本体36から突出する一対の突出片38として構成したが、板ばね等を用いて構成してもよく、導入部材の構成は特に限定されない。
10 ドア枠
20 ドア本体
21A 溝部
30 規制部材
31 スライダ
33 アームストッパ
35 ピン(突起)
35A 切欠部
36 スライダ本体
36A 収納孔
36B つば部
38 一対の突出片
S 先端側
T 基端側
Claims (3)
- ドア枠と、このドア枠に対してヒンジにより開閉自在に取り付けられたドア本体と、前記ドア枠と前記ドア本体との間に設けられ、前記ドア本体の開度を規制するための規制部材とを備えるドアであって、
前記ドア本体の上辺には、辺方向に延びる溝部が設けられ、
前記規制部材は、前記溝部に沿って摺動するスライダと、前記ドア枠と前記スライダとを接続するアームストッパとを備え、
前記アームストッパは、その基端側が前記ドア枠に対して回動自在に取り付けられるとともに、その先端側には下方へ突出する突起が設けられ、
前記スライダは、戸先側の位置に開放部を有する、前記突起を収納するための収納孔が形成されたスライダ本体と、前記突起から吊元側への力が作用することにより前記開放部を拡げて前記突起を前記収納孔へ導入する導入部とを備えることを特徴とするドア。 - 前記導入部は、前記開放部から戸先側へ向けて間隔が次第に拡がるように突出する一対の突出片により構成され、
前記一対の突出片は、常態では、前記開放部の寸法が前記突起の外径よりも小さな寸法となり、前記突起から掛かる力に応じて互いに離隔する方向に変形可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のドア。 - 前記突起における前記アームストッパ側の端部の外周には、周方向に延びる切欠部が形成され、前記スライダ本体には、前記収納孔の前記吊元側部分に戸先側へせり出した、前記突起の切欠部と係合可能なつば部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドア。
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JP2004151291A JP4347133B2 (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | ドア |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008175007A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | ドア |
KR100987120B1 (ko) | 2009-08-26 | 2010-10-11 | 주식회사 백림종합건축사사무소 | 스토퍼가 내장되는 도어 |
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JP4347133B2 (ja) | 2009-10-21 |
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