JP2005329661A - ファスナーの支持部材 - Google Patents

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Atsuto Tadokoro
淳人 田所
Yasushi Kamimura
安史 上村
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Abstract

【課題】 複数枚の書類を綴じる従来のファスナーは、ほとんどが金属製であり、それでは高価であるだけでなく不燃物でありリサイクルも難しいという問題がある。また、プラスチック製のものでは固定のための差込みが面倒であり、使い難いという欠点があった。よって、簡単に綴じることができ、且つ差込部材の抜け止めが十分であるものを提供する。
【解決手段】 シート状体を綴じるためのものであって、差込部材と支持部材の2つの部材から構成されるファスナーの支持部材であって、差込部が最初に貫通する主孔を2つ有し、その外側に該主孔を通過した該差込部が浸入する切欠部が両先端部に設けられ、該切欠部は切欠幅が狭くなった保持部を有するもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファスナーの支持部材に関するものである。
複数枚の書類を綴じる方法としては、ホッチキス止め、クリップ止め等種々の方法が用いられているが、取り外しの容易性、綴じ込みの強固性からファスナーと呼ばれる綴じ具がよく使用されている。
これは、差込部材と支持部材の2つの部材から構成されるもので、書類に開けられた2つの孔に書類の裏面側から差込部材を差し込み、その書類の上に置いた支持部材の孔にその差込部材を差込み、その後差込部材を折曲して抜けないようにする。これで書類が綴じられる。
このようなファスナーは、差込部材が折れ曲がり、且つその形状を保持しなければならないため金属製がほとんどである。
しかし、金属製のものは高価であるだけでなく、不燃物であり、リサイクルも難しいという問題がある。よって、焼却可能なプラスチックで製造することが要望されてきている。
しかし、プラスチックは金属と比較して保形性がなく、すぐに元の形に戻ろうとする。よって、支持部材によって回復を防止することになる。回復防止(差込部材の抜け止め)のためには、複雑に差し込む方がよいが手間がかかる。簡単に綴じようとすると差込部材の抜け止めが不十分である。
そこで、このようなファスナーであって、簡単に綴じることができ、且つ差込部材の抜け止めが十分であるものを提供する。
以上のような現状に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明ファスナーの支持部材を完成したものであり、その特徴とするところは、シート状体を綴じるためのものであって、差込部材と支持部材の2つの部材から構成されるファスナーの支持部材であって、差込部が最初に貫通する主孔を2つ有し、その外側に該主孔を通過した該差込部が浸入する切欠部が両先端部に設けられ、該切欠部は切欠幅が狭くなった保持部を有する点にある。
シート状体は紙等のシートであり綴じる目的物である。通常は書類であるが、その他のものでもよい。通常は2つの孔を開けるが、切欠でもよい。
ファスナーとは、差込部材と支持部材の2つの部材から構成されるものであって、ペーパーファスナーとして金属製のものが市販されているようなものである。差込部材の差込部を折り曲げてシート状体の孔等に差し込むと同時に支持部材の孔も通過し、その後再度折り曲げるか、延ばすかして抜けないようにする。
本発明は、ファスナーの支持部材である。この形状はファスナーとして通常の形状だけでなく、ペアである差込部材が差込めて固定できるものであれば何でもよい。また、材質はプラスチックが普通である。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等でよい。厚みは自由であり、差込部を保持できる硬さ、厚みがあればよい。通常は、0.1〜1mm程度である。
この支持部材は、まず第1に主孔を2つ有する。これは、差込部(差込部材の先端部分)が最初に浸入する孔であり、差込部はシート状が多いため長方形の孔が望ましい。勿論、円形や楕円形でもよい。
この主孔の外側、先端部に切欠部を有している。この切欠部に差込部を通過させて差込部を固定するのである。これは、貫通孔にしてもそこに挿入すれば同様の効果が得られるが、本発明では、これを切欠部にしたのが大きなポイントである。
切欠部の形状は、その途中で切欠幅が小さくなっている。この小さくなった部分(保持部)で差込部を固定するのである。
更に、主孔の内側にも貫通孔を設けてもよい。この貫通孔は通しやすいように長孔が望ましい。長孔の形状は、矩形、楕円その他どのようなものでもよい。
また、この長孔にも途中に狭い部分を設けて、そこに差込部を引掛かけることができるようにしてもよい。
このようなプラスチック製品は、どうしてもそのまま捨てられたり、放棄されることが多い。このため、自然に分解して土に戻るものが好ましいことは言うまでもない。即ち、この支持部材の材料となるプラスチックが生分解性を有していることが望ましい。
ここで、生分解性を有するプラスチック、すでに多数知られており、代表的なものはポリ乳酸である。これは、乳酸(HOCHCH3COOH)の自己縮合ポリマーであり、構造式は、HO(CHCH3COO)nHである。これは、一般には石油から合成されるのではなく、植物から製造されるものがほとんどである。
また、これ以外の直鎖状のポリエステル(側鎖があってもなくても)も生分解性を有するものがある。例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、デカンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパンのような多価アルコールと、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイン酸、ドデカン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等の多価カルボン酸及びこれらの無水物との縮重合物、更に、ラクチドやε−カプロラクトンなどの環状エステルの開環重合物、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸のような縮重合物等がある。これらのコポリマーでも、混合物でもよい。
本発明ファスナーの支持部材には次のような利点がある。
(1) 差込部が折り返されて再度支持部材に通過させる部分が、孔ではなく切欠であるため、挿入が非常に容易である。
(2) 主孔と切欠があるため、どのような部材の差込部材でも使用できる。
(3) 単に打ち抜き加工で製造できるため安価である。
(4) 材料として生分解性樹脂を使用すると環境にも優しい。
以下好適な実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明の支持部材1と同時に使用できる差込部材2からなるファスナー3の1例を示す。この例では、支持部材1は、生分解性ポリエステル製であり、平面視120×15mmであり、厚みは0.9mmである。
通常の書類綴じ用のパンチで空けた孔に対応する間隔で2つの主孔4が矩形で設けられている。そして、その外側に切欠5が設けられている。切欠5には、その幅が狭くなっている保持部6を有している。更に、主孔4の内側に楕円の内孔7も設けられている。
図1(b)は、差込部材2の例であり先端の差込部8が少し細くなっているものでその部分から折れ曲がるように構成されている。
図2は、図1の2つの部材をセットしたところである。差込部材2の差込部8が下方から主孔4を通り、切欠部5に入り、保持部6の下方を通って再度上方に出ているところである。この切欠部5に引掛ける動作は差込部の先端を持ってできるため孔に通す方法と比較して非常に容易である。
図3は、図1(a)の内孔7を利用した例である。差込部材2の差込部8が下方から主孔4を通り、この例では内側に折り曲げられ、次いで内孔7から下方に差込まれている。できるだけファスナーの幅を小さくしたい時や、差込部材を折り曲げたい時に使用する。
図4は、内孔7が単なる楕円状ではなく、途中に幅の狭い部分を持ったものである。この例では、上記したような差込部を内側に曲げたい場合に、差込まずに、上記した切欠部と同じように、差込部の先端を持って幅の狭い部分の突起部に引掛けることができる。よって、図3のような差込んで先端が下方に位置するものより作業が楽である。
本発明の支持部材1と同時に使用できる差込部材2からなるファスナー3の平面図である。 図1の2つの部材をセットしたところを示す平面図である。 図1(a)の内孔7を利用した例の平面図である。 内孔7が単なる楕円状ではなく、途中に幅の狭い部分を持ったものの例を示す平面図である。
符号の説明
1 支持部材
2 差込部材
3 ファスナー
4 主孔
5 切欠
6 保持部
7 内孔
8 差込部

Claims (4)

  1. シート状体を綴じるためのものであって、差込部材と支持部材の2つの部材から構成されるファスナーの支持部材であって、差込部が最初に貫通する主孔を2つ有し、その外側に該主孔を通過した該差込部が浸入する切欠部が両先端部に設けられ、該切欠部は切欠幅が狭くなった保持部を有することを特徴とするファスナー用の支持部材。
  2. 該主孔の内側に、2つの長孔を有するものである請求項1記載のファスナーの支持部材。
  3. 該長孔は、その途中部にその幅が狭くなっている部分を有するものである請求項2記載のファスナーの支持部材。
  4. 生分解性プラスチックで構成されているものである請求項1〜3記載のファスナーの支持部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104417133A (zh) * 2013-09-02 2015-03-18 李良 简易装订夹

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