JP2005329576A - 筆記具のクリップ付尾栓 - Google Patents

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亮 松川
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Abstract

【課題】長期間使用しても嵌合突起と嵌合溝からなる嵌合機構が破壊せず、尾栓が脱落することのないクリップ付尾栓を提供する。
【解決手段】筆記具のキャップ本体や軸筒の尾端に嵌着される尾栓部にクリップが一体に成形された合成樹脂製のクリップ付尾栓において、キャップ本体3や軸筒の尾端にこれを覆うように嵌着される尾栓部1の合口側内面に嵌合突起11ないし嵌合溝を形成してキャップ本体や軸筒の外周面に形成された嵌合溝31ないし嵌合突起と係合するとともに、尾栓部の底面に突起12を形成し、この突起をキャップ本体や軸筒の尾端面に形成された凹部32に嵌合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筆記具のキャップ本体や軸筒の尾端に嵌着される合成樹脂製のクリップ付尾栓に関するものである。
筆記具のキャップ本体や軸筒の尾端には、これらの尾端開口を閉塞するためやデザイン上の理由などから尾栓が嵌着されることが多い。また、この合成樹脂製の尾栓にクリップを一体に成形することが多い。かかる合成樹脂で成形されたクリップ付の尾栓は、有底筒状の尾栓部の合口側内面に嵌合突起ないし嵌合溝が形成され、この嵌合突起ないし嵌合溝をキャップ本体や軸筒の外周面に形成された嵌合溝ないし嵌合突起と係合させてキャップ本体や軸筒の尾端を覆うようにして嵌着されることが一般的である。
合成樹脂製の尾栓を嵌合突起と嵌合溝からなる嵌合機構で筆記具のキャップ本体や軸筒の尾端に押し込むように嵌着するとき、嵌合突起と嵌合溝の高さと深さを大きくすると嵌着が困難になるので、嵌合突起と嵌合溝の高さと深さは小さいものとなる。つまり、弱い嵌合力で嵌着される。
この尾栓部にクリップが一体に成形されていると、洋服のポケットに筆記具を差し込むときにクリップの先端部が持ち上がる。また、洋服のポケットに筆記具を差し込むときに限らず、手に持った筆記具のクリップの先端部を指先で無意識で持ち上げることがある。そして、クリップの先端部が持ち上がると、尾栓を反クリップ側に回動する力が働く。つまり、クリップ側の嵌合突起が嵌合溝から抜け出す力が働く。そして、長期間使用していると、この繰り返し応力により、弱い嵌合力で嵌合された嵌合機構が破壊して尾栓が脱落してしまうことがある。そこで本発明は、長期間使用しても嵌合突起と嵌合溝からなる嵌合機構が破壊せず、尾栓が脱落することのないクリップ付尾栓を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、筆記具のキャップ本体や軸筒の尾端に嵌着される尾栓部にクリップが一体に成形された合成樹脂製のクリップ付尾栓において、キャップ本体や軸筒の尾端にこれを覆うように嵌着される尾栓部の合口側内面に嵌合突起ないし嵌合溝を形成してキャップ本体や軸筒の外周面に形成された嵌合溝ないし嵌合突起と係合するとともに、尾栓部の底面に突起を形成し、この突起をキャップ本体や軸筒の尾端面に形成された凹部に嵌合する。
尾栓部の底面に突起を形成してこの突起をキャップ本体や軸筒の尾端面に形成された凹部に嵌合するので、クリップが持ち上がったときに働く尾栓を回動させる力は、凹部に嵌合した突起により受け止められる。したがって、クリップ側の嵌合突起が嵌合溝から抜け出す力がほとんど働かず、長期間使用しても嵌合突起と嵌合溝からなる嵌合機構が破壊せず、尾栓が脱落することがない。
図1はマーカーのキャップに本発明の実施例を適用した例を示す。マーカーは、軸筒91の先端開口の先口92が嵌着されており、軸筒91内には、極細繊維を引き揃えて棒状に成形したインキ吸蔵体93が収容されている。そして、例えば内部に連続気泡を有するプラスチックからなる棒状のペン体94の尾端部がインキ吸蔵体93に差し込まれるとともにペン体94の先端部が先口92の先端開口から突出しており、インキ吸蔵体93に吸蔵されたインキがペン体94に供給されて筆記可能になる。
不使用時に先口92に嵌着されるキャップ本体3は合成樹脂で成形された略有底筒状体であり、尾端側の小径部33の外周面に嵌合溝31が形成されている。また、底面34には凹部32が形成されている。一方、同じく合成樹脂で成形された尾栓部1にクリップ2が一体に成形されている。尾栓部1は、その合口側の内周面に係合突起11が形成されており、その頂部内面に棒状の突起12が形成されている。そして、キャップ本体3の小径部33に尾栓部1を被せるようにして嵌着すると係合突起11と嵌合溝31が係合するとともに突起12が凹部32に嵌合されて組立が完了する。なお、小径部33に嵌合突起を形成し、尾栓部1の合口側の内周面に嵌合溝を形成してもよい。また、尾栓部1は、軸筒の尾端部に嵌着するものであってもよい。
しかして、この筆記具を洋服のポケットに差し込むなどするとクリップ2の先端部が持ち上がり、尾栓部1には、尾栓部1の反クリップ側の端部とキャップ本体3の接点Aを中心にして図1において反時計回りに回動するトルクが働く。しかし、突起12が凹部32に嵌合されているので、尾栓部1はほとんど回動しない。したがって、クリップ2側の嵌合突起11が嵌合溝31から抜け出す力はほとんど働かず、長期間使用しても、嵌合突起11と嵌合溝31からなる嵌合機構は破壊されず、尾栓部1が脱落することがない。
本発明実施例の断面図である。
符号の説明
1 尾栓部
11 嵌合突起
12 突起
2 クリップ
3 キャップ本体
31 嵌合溝
32 凹部
33 小径部
34 底面
91 軸筒
92 先口
93 インキ吸蔵体
94 ペン体

Claims (1)

  1. 筆記具のキャップ本体や軸筒の尾端に嵌着される尾栓部にクリップが一体に成形された合成樹脂製のクリップ付尾栓において、
    キャップ本体や軸筒の尾端にこれを覆うように嵌着される尾栓部の合口側内面に嵌合突起ないし嵌合溝が形成されてキャップ本体や軸筒の外周面に形成された嵌合溝ないし嵌合突起と係合するとともに、尾栓部の底面に突起が形成され、この突起がキャップ本体や軸筒の尾端面に形成された凹部に嵌合することを特徴とする筆記具のクリップ付尾栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011230486A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Mitsubishi Pencil Co Ltd クリップ付きキャップ

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