JP2005328253A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】ズームレンズを所望のズーム位置に速やかに設定することが可能なカメラを提供することである。
【解決手段】このカメラは、操作者の操作によって被写体11に対する撮影範囲が変更可能である。そして、このカメラは、撮影レンズ12の焦点距離を変更させることにより撮影範囲を変更する光学ズームモードと、カメラの撮影レンズ12の焦点距離を変化させることなく撮影範囲を変更するデジタルズームモードと、が相互に切り替え可能である。光学ズームモードの場合は、撮像素子17から得られた被写体像の全領域を使って画像処理部34にて画像処理が行われる。一方、デジタルズームモードの場合は、撮像素子17から得られた被写体像の一部の領域を使って画像処理が行われる。また、上記光学ズームモードとデジタルズームモードとが相互に切り替わる際の一時停止の可否が、モード設定部52によりカメラの状況に応じて設定される。
【選択図】 図1
【解決手段】このカメラは、操作者の操作によって被写体11に対する撮影範囲が変更可能である。そして、このカメラは、撮影レンズ12の焦点距離を変更させることにより撮影範囲を変更する光学ズームモードと、カメラの撮影レンズ12の焦点距離を変化させることなく撮影範囲を変更するデジタルズームモードと、が相互に切り替え可能である。光学ズームモードの場合は、撮像素子17から得られた被写体像の全領域を使って画像処理部34にて画像処理が行われる。一方、デジタルズームモードの場合は、撮像素子17から得られた被写体像の一部の領域を使って画像処理が行われる。また、上記光学ズームモードとデジタルズームモードとが相互に切り替わる際の一時停止の可否が、モード設定部52によりカメラの状況に応じて設定される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタルズームモードを有するカメラの、光学ズームモードとデジタルズームモードとの切り換え制御に関するものである。
撮影レンズの焦点距離を超えてワイドな写真やズームアップした写真を得るために、被写体の像を得る撮像手段(銀塩カメラではフィルム、デジタルカメラではCCD等の撮像素子)の天地左右をトリミングしてパノラマ効果を得たり、天地左右をトリミングしてズームアップ効果を得る方法が知られている。
以下、撮像手段の天地または天地左右をトリミングして擬似的に撮影レンズの焦点距離を変えるモードをデジタルズームモード、撮影レンズの焦点距離を変えるモードを光学ズームモードと称する。
これらの機能を有するカメラは、カメラ操作者の利便性を考え、特別の操作をすることなく光学ズームモードからデジタルズームモードへ移行するものが多い。
いま、図16に示されるようなズームレンズ2を有した撮影レンズが装着されたカメラ1を例とすると、このカメラ1には、レリーズスイッチ3、ズームアップを行うズームアップスイッチ4、ズームダウンを行うズームダウンスイッチ5と、表示部6及びファインダ7を有している。
そして、図17に示されるように、ズームレンズの位置が光学ズームモードのワイド端にある場合に、ズームアップスイッチ4が押下されると、撮影レンズ2の焦点距離が長くなるように駆動される。そして、ズームレンズが光学ズームモードのテレ端にある場合にズームアップスイッチ4が押下されたままならば、そのままデジタルズームモードへ移行する。
ところが、カメラ操作者は、光学ズームモードのテレ端で被写体を撮影したいという要求がある場合は、図16に示されるカメラでは、その実現が困難であるという課題を有していた。すなわち、図18に示されるように、ズームレンズが光学ズームモードのテレ端にあることが撮影者により認識されて、直ぐにズームアップスイッチ4から指が離れたとする。しかしながら、カメラ側のズーム停止処理の遅れのために、光学ズームモードのテレ端を通り過ぎてしまう、という課題があった。
そこで、これを解決するカメラとして、光学ズームモードからデジタルズームモードへ移行する際に、光学テレ端で一時停止する、或いは、デジタルズームモードから光学ズームモードへ移行する際に、光学テレ端で一時停止するカメラが知られている(例えば特許文献1参照)。このカメラの動作は次の通りである。
図19に示されるように、ズームレンズが光学ズームモードのワイド端にある場合に、ズームアップスイッチ4が押下されると、撮影レンズ2の焦点距離が長くなるように駆動される。そして、ズームレンズが光学ズームモードのテレ端に達すると撮影レンズの駆動が停止され、所定時間そのままの状態が維持される(一時停止)。その後、デジタルズームモードへ移行し、ズームアップ動作が継続される。
図20に示されるように、撮影者はズーム動作が停止したことを認識したら、直ぐにズームアップスイッチ4から指を離せばよい。上記一時停止の期間は、撮影者がズーム動作が停止したことを認識して、直ぐにズームアップスイッチから指を離すと、デジタルズームモードへ移行する前にズーム動作を終了するように設定してある。したがって、このカメラを用いると簡単に光学ズームモードのテレ端で撮影することができる。
特許第3024240号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のカメラは、光学ズームの領域とデジタルズームの領域の切り替わり時には、どのような条件であっても一時停止するものであった。したがって、例えば、ズームレンズを光学ズームからデジタルズームモードのテレ端にしたい場合等は、こうした一時停止が無駄な時間となってしまい、操作性に支障を来すという課題を有している。
したがって本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、ズームレンズ等のズーム手段を所望のズーム位置に速やかに設定することが可能なカメラを提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、操作者の操作により撮影範囲を変更可能なズーム手段と、被写体の像を得る撮像手段と、上記ズーム手段の出力に応じて、カメラの撮影レンズの焦点距離を変更させることにより撮影範囲を変更する光学ズームモードと、カメラの撮影レンズの焦点距離を変化させることなく撮影範囲を変更するデジタルズームモードと、が相互に切り替え可能であって、上記光学ズームモードの場合は、上記撮像手段から得られた被写体像の全領域を使って画像処理を行い、上記デジタルズームモードの場合は、上記撮像手段から得られた被写体像の一部の領域を使って画像処理を行う画像処理手段と、上記光学ズームモードとデジタルズームモードとが相互に切り替わる際の一時停止の可否をカメラの状況に応じて決定するズーム一時停止可否手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記一時停止が可能な場合で、操作者が上記ズーム手段の操作を停止した場合の撮影範囲の最終的な状態は、操作者が操作を停止した時点の撮影範囲の状態と同じであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明に於いて、上記光学ズームモード時に於いて撮影レンズの焦点距離が最も長い位置にある状態で撮影者が上記ズーム手段を停止した場合は、上記撮影レンズの焦点距離が最も長い位置になることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明に於いて、上記光学ズームモード時に於いて撮影レンズの焦点距離が最も短い位置にある状態で撮影者が上記ズーム手段を停止した場合は、上記撮影レンズの焦点距離が最も短い位置になることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明に於いて、上記デジタルズームモード時に於いて使用する被写体像の一部の領域が最も狭い状態で撮影者が上記ズーム手段を停止した場合は、使用する被写体像の一部の領域が最も狭いことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の発明に於いて、上記デジタルズームモード時に於いて使用する被写体像の一部の領域が最も広い状態で撮影者が上記ズーム手段を停止した場合は、使用する被写体像の一部の領域が最も広いことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1若しくは2の何れか1に記載の発明に於いて、上記ズーム一時停止可否手段は、上記光学ズームモード時に上記撮影レンズの焦点距離が最も長い位置若しくは最も短い位置であるように上記ズーム手段を停止する必要がある場合、或いは上記デジタルズームモード時に使用する被写体像の一部の領域が最も狭い若しくは最も広くなるように上記ズーム手段を停止する必要がある場合は一時停止を行い、それ以外の場合は一時停止を行わないことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、ズームレンズを有する撮影レンズを介して入力される被写体の像を得る撮像手段と、上記撮像手段の撮影範囲を変更可能なもので、上記撮影レンズの焦点距離を変更させることにより上記撮影範囲を変更する光学ズームモードと、上記撮影レンズの焦点距離を変化させることなく上記撮影範囲を変更するデジタルズームモードとをが相互に切り替え可能なズーム手段と、上記ズーム手段によって上記光学ズームモードに切り替えられた場合には上記撮像手段から得られた被写体像の全領域を使用して画像処理を行い、上記デジタルズームモードに切り替えられた場合には上記撮像手段から得られた被写体像の一部の領域を使用して画像処理を行う画像処理手段と、を具備することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明に於いて、上記光学ズームモードと上記デジタルズームモードとが相互に切り替わる際に一時停止を行うか否かを決定するズーム一時停止設定手段を更に具備し、上記ズーム一時停止設定手段で一時停止を行う設定がなされた場合であって、上記ズーム手段の操作を停止した場合の撮影範囲は、該操作を停止をした時点の撮影範囲であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明に於いて、上記ズーム手段は、上記光学ズームモード時に於いて、撮影レンズの焦点距離が最も長い位置で停止した場合は、光学ズームの望遠側の端部であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の発明に於いて、上記ズーム手段は、上記光学ズームモード時に於いて、撮影レンズの焦点距離が最も短い位置で停止した場合は、光学ズームの広角側の端部であることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項9に記載の発明に於いて、上記ズーム手段は、上記デジタルズームモード時に於いて、使用する被写体像の一部の領域が最も狭い状態で停止した場合は、デジタルズームの望遠側の端部であることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項9に記載の発明に於いて、上記ズーム手段は、上記デジタルズームモード時に於いて、使用する被写体像の一部の領域が最も広い状態で停止した場合は、デジタルズームの広角側の端部であることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13の何れか1に記載の発明に於いて、現在のズーム位置が上記光学ズームモード及び上記デジタルズームモードの何れにあるかを表示する表示手段を更に具備することを特徴とする。
本発明によれば、ズームレンズ等のズーム手段を所望のズーム位置に速やかに設定することが可能なカメラを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の構成を示すカメラのブロック図である。
本実施形態のカメラは、いわゆるコンパクトタイプのデジタルカメラである。
図1に於いて、被写体11からの光は、撮影レンズ12、絞り13、レンズシャッタ14、ズームレンズ15、色分解フィルタ16を介して撮像手段である撮像素子17上に結像される。また、ファインダ対物レンズ20及び接眼レンズ21を介して入射された上記被写体11からの光は、撮影者22により視認されるもので、撮影範囲やシャッタチャンスの決定に用いられる。
本実施形態のカメラは、カメラ制御部25により全体の制御動作が司られる。そして、このカメラ制御部25には、バスを介して、レンズ駆動部26と、絞り駆動部27と、シャッタ駆動部28と、ズーム手段であるズーム駆動部29と、画像取り出し部32と、画像記憶部33と、画像処理手段である画像処理部34と、撮像素子感度設定部35と、デジタルズーム部37と、ズーム一時停止部38と、動画処理部39と、絞り選択部41と、測光部43と、測距部45と、ストロボ発光部48及びストロボ充電部49とが接続されている。
加えて、上記カメラ制御部25には、ズーム一時停止可否手段(ズーム一時停止設定手段)であるモード設定部52と、画像表示部53と、表示手段である表示部54と、レリーズスイッチ56を有したレリーズスイッチ部55と、ズームアップスイッチ58a及びズームダウンスイッチ58bから成るズームスイッチ58を有したズームスイッチ部57とが接続されている。
被写体11からの光は測光センサ42に入射され、この測光センサ42の出力に基づいて測光部43にて被写体11の輝度が計測される。測光部43の出力に応じて、絞り駆動部27により絞りが駆動されて、撮像素子感度設定部35により撮像素子17の感度が変更される。
また、上記被写体11からの光は測距センサ44に入射され、この測距センサ44からの出力に基づいて測距部45にて被写体11までの距離が計測される。測距部45の出力に応じてレンズ駆動部26により撮影レンズ12が駆動されることにより、被写体11にピントが合わせられる。
上記撮像素子17に結像された被写体11の像は、画像取り出し部32によって取り出され、画像処理部34にて撮影画像の処理が行われる。その後、該撮影画像は画像記憶部33に記憶されると共に、画像表示部53にて被写体画像として表示される。尚、動画撮影の場合は、被写体の像が取り出された後、動画処理部39で動画としての処理が行われる。そして、画像記憶部33に記憶されると共に、画像表示部53にて被写体画像が表示される。
ストロボ充電部49では、図示されないストロボ発光用コンデンサに電荷が蓄積される。そして、撮影するタイミングにて、上記ストロボ発光用コンデンサに蓄積された電荷がキセノン管47に流されることにより発光される。
レンズシャッタ14は、通常開いており、これにより、被写体11の像が画像表示部53に逐次表示されて、画像表示部53がファインダの役目をも果たせるようになっている。撮影者によりレリーズスイッチ56が操作されて撮影が開始されると、レンズシャッタ14が閉じられてから上述した通りに被写体11の像が取り出された後、記憶、表示が行われる。撮影時にレンズシャッタ14が閉じられるのは、画像が取り出されている最中に被写体11が動いたりカメラが動いたりして、撮像素子17上の被写体像が変わってしまうのを防ぐためである。
モード設定部52では、カメラの各種モードが設定されると共に、ズームの一時停止の可否も設定される。上記表示部54では、カメラの各種情報が表示される。更に、ズームスイッチ部55では、ズームスイッチ56が操作されると、ズームレンズ15が駆動され、撮影レンズ12の焦点距離が変更される。また、ズームスイッチ部57では、画像の一部がトリミングされる。これについての詳細は、後述する。尚、ズーム一時停止部38では、モード設定部52の出力に応じて、ズームレンズ15の一時停止が制御される。この詳細については後述する。
図2は、本実施形態に於けるカメラのデジタルズーム処理様態の例を示した図である。
図2(a)及び(b)はデジタルズーム処理をしない場合、(c)はデジタルズーム処理を行う場合の画像の例を示した図である。
図2(a)の状態は、カメラから被写体が近いので、撮像素子17の撮像領域61いっぱいに被写体の像62が形成されている。これをそのまま取り出すと、図2(d)に示される画像63aのようになり、撮影者が所望とする画像を得ることができる。
図2(b)の状態は、カメラから被写体が遠いので、撮影レンズの焦点距離はいっぱいに長くされた状態である。しかしながら、それでも被写体が遠いので、被写体の像62は撮像領域にたいして小さく形成されてしまう。これをそのまま取り出すと、図2(e)に示される画像63bのようになり、撮影者が所望とする画像を得ることができない。
図2(c)の状態は、被写体までの距離が図2(b)に示される例と同じであり、(b)と同様に被写体の像62は撮像領域61に対して小さく形成されてしまう。そこで、デジタルズーム処理として、撮像素子領域61内に示される枠線64の内側のみを有効な撮影画像とする。すると、取り出された画像は、図2(f)に示される画像63cのようになり、撮影者が所望とする画像を得ることができる。これは、撮影レンズの焦点距離を長くしたのと同等の効果を得られるので、ここではデジタルズームと称する。また、撮影レンズの焦点距離を変更するズームは、デジタルズームと区別するために光学ズームと称するものとする。
尚、図2では、トリミングを行う領域を一通りしか示していないが、これに限るものではない。つまり、図3(a)に示されるように、トリミングを行う領域(トリミング領域)64は、撮像領域61から僅かに内側に入るようにしても良いし、図3(b)に示されるように、図2(c)と同じトリミング領域としても良い。或いは、図3(c)に示されるように、画像が破綻しないところまで狭い領域をトリミングするようにしても良い。
また、図3(a)〜(c)のトリミング領域64の間を、連続的または段階的に設定できるようにしても良い。
次に、ズーム一時停止部38が、「一時停止」の指令を出力する場合のズーム動作について説明する。
先ず、モード設定部52によって、「ズーム一時停止有り」のモードが設定されると、カメラ制御部25内でこれが検出されて、ズーム一時停止部38から「一時停止」の指令が出力される。
図4は、本実施形態のズーム動作の例を説明するもので、操作者がズームアップスイッチ58aをオンしたままの場合を示している。
最初、撮影レンズ12は焦点距離が最も短い位置(光学ズームワイド(広角)端)にある。ここで、撮影者によりズームアップスイッチ58aがオンされると、カメラ制御部25によりズームアップスイッチオンが検出されて、ズーム駆動部29へ「ズームアップ」の指令が出される。ズーム駆動部29では、これに応じてズームレンズ15を駆動し、撮影レンズ12の焦点距離が徐々に長くなる。
そして、撮影レンズ12の焦点距離が最も長い位置(光学ズームテレ(望遠)端)に到達すると、ズーム駆動部29によるズームレンズ15の駆動が停止される。その後、所定時間(t1)、この状態が維持される。
続いて、デジタルズーム部37により、画像の一部がトリミングされる処理に移行する(デジタルズームワイド端)。デジタルズーム部37が有効とする画像の領域は、最初は撮像素子17の撮像領域のほぼ全面であり、その後上記画像の一部となる領域へと徐々に狭くなる。そして、有効領域が予め定めたところまで狭くなると(デジタルズームテレ端)、それ以上狭くなるのが停止される。
図5は、操作者がズームアップスイッチ58aを途中でオフした場合のズーム動作を説明する図である。
図5(a)は、光学ズームワイド端から光学ズームテレ端の間でオフした場合を示している。
カメラ制御部25によって、ズームアップスイッチオフが検出されると、ズーム駆動部29へ「ズーム駆動停止」の指令が出される。ズーム駆動部29はこれに応じて、ズームレンズ15の駆動が停止される。遅れ時間A(t2)は、操作者がズームアップスイッチをオフしてからズームレンズ15の駆動が停止するまでの処理に要する時間である。
図5(b)は、デジタルズームワイド端からデジタルズームテレ端の間でオフされた場合のズーム動作を示している。
カメラ制御部25によって、ズームアップスイッチオフが検出されると、デジタルズーム部37へ「有効領域決定」の指令が出される。ここで、有効領域とはデジタルズーム時に於いて画像処理に使用される被写体像の一部の領域のことである。デジタルズーム部37は、これに応じて有効領域を狭くすることが停止される。遅れ時間B(t3)は、操作者がズームアップスイッチ58aをオフしてから有効領域を狭くすることが停止されるまでの処理に要する時間である。
図5(c)は、(b)と同様に、デジタルズームワイド端からデジタルズームテレ端の間で、所定時間(t1)にオフされた場合のズーム動作を示している。
カメラ制御部25により、ズームアップスイッチオフが検出されると、ズーム駆動部29「ズーム駆動停止」の指令が出される。加えて、デジタルズーム部37へ「有効領域決定」の指令が出される。これに応じて、ズーム駆動部29によるズームレンズ15の駆動が停止されると共に、デジタルズーム部37によって有効領域が狭くなることが停止される。
したがって、カメラの状態は、撮影レンズの焦点距離は光学ズームテレ端のままであり、デジタルズーム部37はトリミング処理が行われないままである。所定時間(t1)は上記遅れ時間A(t2)や遅れ時間B(t3)よりも長いので、ズームアップ動作の停止に撮影者が気付いてズームアップスイッチ58aがオフにされると、カメラの状態は、撮影レンズ12の焦点距離は光学ズームテレ端のまま、デジタルズーム部37はトリミング処理を行わないまま、となる。
尚、ここではズームアップの場合について説明したが、ズームダウンの場合も同様である。
図6は、操作者がズームダウンスイッチ58bをオンしたままのズーム動作を説明する図である。
例えば、図6に示されるように、最初、撮影レンズ15は焦点距離が最も長い位置にあって、デジタルズーム部37が最も狭い領域を有効にしている(デジタルズームテレ端)。撮影者によりズームダウンスイッチがオンされると、カメラ制御部25により、ズームダウンスイッチオンが検出されて、デジタルズーム部37へ「ズームダウン」の指令が出される。デジタルズーム部37では、これに応じて有効領域が徐々に広くされる。そして、有効領域が最も広いところ(デジタルワイド端)に到達すると、デジタルズーム部37による有効領域を広くすることが停止される。
その後、所定時間(t1)、この状態が維持される。続いて、ズーム駆動部29によりズームレンズ15が駆動され、撮影レンズ12の焦点距離が徐々に短くなる。そして、撮影レンズ12の焦点距離が最も短い位置(光学ズームワイド端)に到達すると、ズーム駆動部29によるズームレンズの駆動が停止される。
図7(a)〜(c)は操作者がズームダウンスイッチを途中でオフした場合の動作を説明する図である。
図7(a)は、光学ズームワイド端から光学ズームテレ端の間でオフした場合の動作を示している。上述したズームアップの場合と同様に、ズームダウンスイッチ58bのオフに応じて、ズーム駆動部29によるズームレンズの駆動が停止される。
図7(b)は、デジタルズームワイド端からデジタルズームテレ端の間でオフした場合を示している。ズームアップの場合と同様に、ズームダウンスイッチ58bのオフに応じて、デジタルズーム部37による有効領域を広くすることが停止される。
図7(c)は、所定時間(t1)にオフした場合を示している。カメラ制御部25によりズームダウンスイッチオフが検出されると、ズーム駆動部29へ「ズーム駆動停止」の指令が出され、更にデジタルズーム部37へ「有効領域決定」の指令が出される。ズーム駆動部29では、これに応じてズームレンズ15の駆動が停止され、デジタルズーム部37ではこれに応じて、有効領域を広くすることが停止される。したがって、カメラの状態は、撮影レンズ12の焦点距離は光学ズームテレ端のままであり、デジタルズーム部37によるトリミング処理はなされないままである。
次に、ズーム一時停止部38により「一時停止不要」の指令を出力する場合のズーム動作について説明する。
先ず、モード設定部52によって、「ズーム一時停止無し」のモードが設定されると、カメラ制御部25内でこれが検出されて、ズーム一時停止部38から「一時停止無し」の指令が出力される。
図8は、本実施形態のズーム動作を説明するもので、操作者がズームアップスイッチ58aをオンしたままの例を示した図である。
最初、撮影レンズ12は焦点距離が最も短い位置(光学ズームワイド端)にある。そして、撮影者によりズームアップスイッチ58aがオンされると、カメラ制御部25によりズームアップスイッチオンが検出されて、ズーム駆動部29へ「ズームアップ」の指令が出される。これに応じて、ズーム駆動部29によりズームレンズ15が駆動され、撮影レンズ12の焦点距離が徐々に長くなる。そして、撮影レンズ12の焦点距離が最も長い位置(光学ズームテレ端)に到達すると、ズーム駆動部29によるズームレンズ15の駆動が停止される。
その後、直ちにデジタルズーム部37により画像の一部がトリミングされる処理に移行する(デジタルズームワイド端)。デジタルズーム部37が有効とされる画像の領域は、最初は撮像素子17の撮像領域のほぼ全面であり、その後徐々に狭くされていく。そして、有効領域が、予め定めたところまで狭くなると(デジタルズームテレ端)、それ以上狭くされるのが停止される。
光学ズームワイド端からデジタルズームテレ端までの駆動に要する時間は、ズーム一時停止部38により、上述した「一時停止」の指令が出力される場合はtα、ズーム一時停止伏せ38により「一時停止不要」の指令が出力される場合はtβである。ここで、tαはtβにt1を加えた時間になる(図4参照)。
図9は、操作者がズームアップスイッチ58aを途中でオフした例のズーム動作を説明する図である。
ズームアップスイッチ58aが、光学ズームワイド端から光学ズームテレ端の間でオフされた場合と、デジタルズームワイド端からデジタルズームテレ端の間でオフされた場合は、上述したズーム一時停止部38による「一時停止」の指令が出力される場合のズーム動作(図5(a)、(b)参照)と同じであるので、ここでは説明を省略する。
ズーム一時停止部38による「一時停止不要」の指令が出力される場合は、光学ズームテレ端で一時停止される時間(t1)が無いので、光学ズームテレ端でズームアップスイッチ58aがオフされても、光学ズームテレ端を通り過ぎてしまう。つまり、カメラ制御部25によりズームアップスイッチオフが検出されると、ズーム駆動部29へ「ズーム駆動停止」の指令が出されて、更にデジタルズーム部37へ「有効領域決定」の指令が出される。
これに応じて、ズーム駆動部29によるズームレンズ15の駆動が停止され、デジタルズーム部37ではこれに応じて、有効領域を狭くすることが停止される。ところが、遅れ時間B(t3)があるので、ズーム駆動は直ぐには止まらず、デジタルズームモードへ移行してから停止されることになる。
次に、ズーム一時停止部38により「一時停止」の指令が出力される場合と、「一時停止不要」の指令が出力される場合のカメラ状況について説明する。
初めに、動画撮影中のズーム動作を例にとって説明する。
図10に示されるように、動画撮影中にズームアップする被写体像は、画面65に対して徐々に大きくなる。図10(a)はズームアップ直前の画像を示しており、画面65に対して被写体が小さく写っている。ズームアップが開始されると、被写体像が徐々に大きくなり、その途中では図10(b)に示されるようになる。そして、ズームアップの最後は、図10(c)に示されるように、画面65に対する被写体像が大きくなる。
このとき、撮影者は、図11(a)に示されるように、被写体像がスムーズに大きくなることを期待している。つまり、図11(b)に示されるように、途中でズームアップが一時停止しては困ることになる。したがって、動画撮影中は、ズーム一時停止部38ではズーム一時停止を禁止する制御が行われる。
続いて、動画撮影中以外のカメラ状況について説明する。
操作者が予め一時停止するかどうかを決めて、一時停止モードをカメラが記憶し、そのスイッチがオンになっていれば一時停止し、オフになっていれば一時停止しないようにする。したがって、カメラは撮影者が所望する動作をすることになる。以下、各種の操作に応じた、ズーム一時停止の有無について説明する。
図12に示されるように、ズームアップスイッチ58a、ズームダウンスイッチ58bは、各々が二段スイッチで構成されている。何れかのズームスイッチが軽く押されると一段目のスイッチのみがオンされ、強く押されると二段目のスイッチもオンされる。また、一段目のみオンになっていれば一時停止し、二段目もオンになっていれば一時停止しない。つまり、操作者が光学ズームテレ端に停止させたい場合はズームスイッチを軽く押せば良く、また、速くズーム駆動したい場合はズームスイッチを強く押せば良い。
尚、画像処理部34にて撮影画像のノイズを低減する処理が行われるモードならば一時停止はせず、低減処理が行われないモードであれば一時停止する。
また、シャッタ秒時が長秒時まで延びるモードであれば一時停止し、手ぶれ秒時までのモードならば一時停止しないようにする。一般に、手ぶれを防止するためにシャッタ秒時の長秒時限界を、いわゆる手ぶれ秒時までとしている。ところが、このままでは夜間等、暗いシーンでは撮影画像が暗くなってしまうので、モードを切り替えることにより、手ぶれ秒時よりも長い秒時まで長秒時限界を延ばすことができる。
撮影モードがポートレートモードまたは記念写真モードならば一時停止し、風景モードまたは夜景モードならば一時停止しないようにする。一般に、特に綺麗な画像や大切な画像を得るためのモードとして、ポートレートモードや記念写真モードがある。
更に、ストロボモードがオートまたは強制発光ならば一時停止し、発光禁止ならば一時停止しないようにする。一般に、被写体が遠くにある場合には、撮影レンズの焦点距離を長くする。また、一般に、ストロボ光は5m程度しか届かないので、被写体もこの距離以内にして撮影する。したがって、ストロボ発光する条件では、デジタルズームを使わなくても良い被写体距離にした方が良い場合もある。
セルフタイマモードがオンになっていれば一時停止し、オフになっていれば一時停止しないようにする。セルフタイマ撮影では、撮影者がレリーズスイッチを押した後、セルフタイマ作動中(10秒前後)に撮影者が被写体位置へ移動することになる。したがって、デジタルズームを使わなくても良い被写体距離にした方が良い場合もある。
リモコンモードがオンになっていれば一時停止し、オフになっていれば一時停止しないようにする。一般に、リモコンの到達距離は5m前後であり、被写体でもある撮影者は、この距離以内に存在する。したがって、デジタルズームを使わなくても良い被写体距離にした方が良い場合もある。
また、ISO感度が高感度ならば一時停止し、低感度ならば一時停止しないようにする。撮像素子17にCCD等が用いられた、いわゆるデジタルカメラは、撮像素子の感度を随時変えることができ、銀塩カメラでも装填するフィルムの感度は様々である。
パノラマモードがオンになっていれば一時停止し、オフになっていれば一時停止しないようにする。また、いわゆるデジタルカメラでは、複数の画像を合成してパノラマ画像を得るものがある。このとき、より良く画像合成するためには、各画像の合成部分付近にノイズ等の被写体以外の情報が無い方が良い。銀塩カメラではフィルムの上下をトリミングして、いわゆるパノラマプリントを得るものがある。
更に、ファインダが光学ファインダのみ有効ならば一時停止し、電子ファインダまたはスルー画が有効ならば一時停止しないようにする。電子ファインダやスルー画は撮像素子17で得られた画像を表示するので、デジタルズームモードであってもファインダいっぱいに撮影範囲を示すことができる。
ところがデジタルズームモードでは、機械系の動作が行われないので、図13に示されるように、光学ファインダの焦点距離は変わらずに、光学ファインダ(ファインダ70)内に描かれた線(デジタルズーム71a〜71d)で撮影範囲を示すことになる。つまり、被写体を小さく見ることになるので、デジタルズームモードを使わずに撮影する方が良い場合もある。
ズーム位置表示が光学かデジタルかを表示するのみならば一時停止し、詳細位置を表示なるならば一時停止しないようにする。
例えば、図14に示されるように、デジタルズームテレ端74a、ワイド端74bを有するデジタルズーム用インジケータ74と、光学ズームテレ端75a、ワイド端75bを有する光学ズーム用インジケータ75と、現在のズーム位置表示76とから表示器を構成する。このような、現在の表示位置が全体のどのあたりか分かるような表示ならば、光学ズームテレ端にいるのかどうかも分かるので、一時停止の必要はない。
ところが、図15に示されるように、現在は光学ズームモードであるのかデジタルズームモードであるのかのみの表示も考えられる。例えば、図15(a)は光学ズームモードの表示例であり、図15(b)はデジタルズームモードの表示例である。この場合、白色で表されているのが点灯状態、斜線で表されているのが消灯状態であるとする。したがって、図15(a)では光学ランプ77が点灯状態、デジタルランプ78が消灯状態であり、図15(b)では光学ランプ77が消灯状態、デジタルランプ78が点灯状態である。
こうした2種類の表示しかない場合のズーム表示では、現在が光学ズームテレ端にいるのかどうか等、詳細位置は分からない。したがって、光学ズームテレ端に設定しやすいズーム動作をした方が良い。
更に、外部機器を用いてズーム駆動する場合は一時停止せず、そうでなければ一時停止するようにする。パーソナルコンピュータ等の外部機器を用いてズーム駆動する場合、移動先のズーム位置は予め決まっているので、途中で一時停止する必要はない。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上述した実施形態以外にも、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
以上のように、本実施形態によれば、カメラが光学ズームモード或いはデジタルズームモードのワイド端またはテレ端に停止させる必要がある状況ならば一時停止を可能にし、そうでない状況ならば一時停止を行わないようにしたので、ズーム動作に無駄が無く、且つ容易に所望のズーム位置に設定することができる。
11…被写体、12…撮影レンズ、13…絞り、15…ズームレンズ、17…撮像素子、20…ファインダ対物、21…接眼レンズ、25…カメラ制御部、26…レンズ駆動部、27…絞り駆動部、28…シャッタ駆動部、29…ズーム駆動部、32…画像取り出し部、33…画像記憶部、34…画像処理部、35…撮像素子感度設定部、37…デジタルズーム部、38…ズーム一時停止部、39…動画処理部、41…絞り選択部、43…測光部、45…測距部、48…ストロボ発光部、49…ストロボ充電部、52…モード設定部、53…画像表示部、54…表示部、55…レリーズスイッチ部、56…レリーズスイッチ、57…ズームスイッチ部、58…ズームスイッチ、58a…ズームアップスイッチ、58b…ズームダウンスイッチ。
Claims (14)
- 操作者の操作により撮影範囲を変更可能なズーム手段と、
被写体の像を得る撮像手段と、
上記ズーム手段の出力に応じて、カメラの撮影レンズの焦点距離を変更させることにより撮影範囲を変更する光学ズームモードと、カメラの撮影レンズの焦点距離を変化させることなく撮影範囲を変更するデジタルズームモードと、が相互に切り替え可能であって、上記光学ズームモードの場合は、上記撮像手段から得られた被写体像の全領域を使って画像処理を行い、上記デジタルズームモードの場合は、上記撮像手段から得られた被写体像の一部の領域を使って画像処理を行う画像処理手段と、
上記光学ズームモードとデジタルズームモードとが相互に切り替わる際の一時停止の可否をカメラの状況に応じて決定するズーム一時停止可否手段と、
を備えることを特徴とするカメラ。 - 上記一時停止が可能な場合で、操作者が上記ズーム手段の操作を停止した場合の撮影範囲の最終的な状態は、操作者が操作を停止した時点の撮影範囲の状態と同じであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 上記光学ズームモード時に於いて撮影レンズの焦点距離が最も長い位置にある状態で撮影者が上記ズーム手段を停止した場合は、上記撮影レンズの焦点距離が最も長い位置になることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
- 上記光学ズームモード時に於いて撮影レンズの焦点距離が最も短い位置にある状態で撮影者が上記ズーム手段を停止した場合は、上記撮影レンズの焦点距離が最も短い位置になることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
- 上記デジタルズームモード時に於いて使用する被写体像の一部の領域が最も狭い状態で撮影者が上記ズーム手段を停止した場合は、使用する被写体像の一部の領域が最も狭いことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
- 上記デジタルズームモード時に於いて使用する被写体像の一部の領域が最も広い状態で撮影者が上記ズーム手段を停止した場合は、使用する被写体像の一部の領域が最も広いことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
- 上記ズーム一時停止可否手段は、上記光学ズームモード時に上記撮影レンズの焦点距離が最も長い位置若しくは最も短い位置であるように上記ズーム手段を停止する必要がある場合、或いは上記デジタルズームモード時に使用する被写体像の一部の領域が最も狭い若しくは最も広くなるように上記ズーム手段を停止する必要がある場合は一時停止を行い、それ以外の場合は一時停止を行わないことを特徴とする請求項1若しくは2の何れか1に記載のカメラ。
- ズームレンズを有する撮影レンズを介して入力される被写体の像を得る撮像手段と、
上記撮像手段の撮影範囲を変更可能なもので、上記撮影レンズの焦点距離を変更させることにより上記撮影範囲を変更する光学ズームモードと、上記撮影レンズの焦点距離を変化させることなく上記撮影範囲を変更するデジタルズームモードとをが相互に切り替え可能なズーム手段と、
上記ズーム手段によって上記光学ズームモードに切り替えられた場合には上記撮像手段から得られた被写体像の全領域を使用して画像処理を行い、上記デジタルズームモードに切り替えられた場合には上記撮像手段から得られた被写体像の一部の領域を使用して画像処理を行う画像処理手段と、
を具備することを特徴とするカメラ。 - 上記光学ズームモードと上記デジタルズームモードとが相互に切り替わる際に一時停止を行うか否かを決定するズーム一時停止設定手段を更に具備し、
上記ズーム一時停止設定手段で一時停止を行う設定がなされた場合であって、上記ズーム手段の操作を停止した場合の撮影範囲は、該操作を停止をした時点の撮影範囲であることを特徴とする請求項8に記載のカメラ。 - 上記ズーム手段は、上記光学ズームモード時に於いて、撮影レンズの焦点距離が最も長い位置で停止した場合は、光学ズームの望遠側の端部であることを特徴とする請求項9に記載のカメラ。
- 上記ズーム手段は、上記光学ズームモード時に於いて、撮影レンズの焦点距離が最も短い位置で停止した場合は、光学ズームの広角側の端部であることを特徴とする請求項9に記載のカメラ。
- 上記ズーム手段は、上記デジタルズームモード時に於いて、使用する被写体像の一部の領域が最も狭い状態で停止した場合は、デジタルズームの望遠側の端部であることを特徴とする請求項9に記載のカメラ。
- 上記ズーム手段は、上記デジタルズームモード時に於いて、使用する被写体像の一部の領域が最も広い状態で停止した場合は、デジタルズームの広角側の端部であることを特徴とする請求項9に記載のカメラ。
- 現在のズーム位置が上記光学ズームモード及び上記デジタルズームモードの何れにあるかを表示する表示手段を更に具備することを特徴とする請求項1乃至13の何れか1に記載のカメラ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008028998A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタルカメラ |
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