JP2005326692A - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光源点灯中はランプハウスの顕微鏡本体への接続をロックし、ロック解除とともに光源を強制的に消灯するようにできる顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】 標本7に照明光を照射する照明光学系、照明光が照射される標本7より発せられる検出光を取得する観察光学系を有する顕微鏡本体1と、照明光学系に照明光を供給する光源12を有するランプハウス11と、光源12に電源を供給する電源部16と、顕微鏡本体1とランプハウス11を接続する接続手段14に、これらの接続状態をロックするロック手段と、このロック手段のロック動作に応じて電源部16から光源12の入切りを制御する電源スイッチを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外付けのランプハウスを有する顕微鏡装置に関するものである。
顕微鏡装置には、標本を照明するための照明光を発生するハロゲンランプや水銀灯などの光源が用いられている。
ところで、このような光源を内蔵した顕微鏡用のランプハウスは、ランプの寿命、メンテナンス、ランプ種別の交換などを簡単に行なうことができることのが望ましく、このため、一般に、顕微鏡本体に別途に設けられる外付け形式のものが多く用いられている。
また、ランプハウスに内蔵される光源には大きな電力が必要であり、このため、光源に用いられる電源は、顕微鏡本体の各種制御に用いられる電源などと全く独立して設けられている。このため、通常、ランプハウスは、顕微鏡本体に装着しなくても、単独で光源を点灯することができる。ところが、このように単独で光源を点灯できることは、顕微鏡本体に装着していない状態で、不必要に光源が点灯したままになることがあり、無駄に電力を消費するという問題を生じる。
そこで、従来、このような問題点を解決する方法として、特許文献1に開示されるように、顕微鏡本体に接続されるランプハウスとの接続状態を検知する検知手段を設け、顕微鏡本体にランプハウスが装着しているときのみ光源へ電源供給を行うようにしている。このような方式によると、ランプハウス単体では光源が点灯することがなく、また、顕微鏡の使用中に誤ってランプハウスを取外した場合は、自動的に光源を消灯することができる。
特開平10−333045公報
しかしながら、特許文献1のものは、光源が点灯している状態でもランプハウスの取外しはできるので、ランプハウスを取外した直後に自動的に光源が消灯されるとしても、この間、残光として強い光が開口から漏れ出すことがあり、これにより光源の種類によっては、周囲に有害な紫外光などを同時に出射してしまうという問題があった。このことは、特に、大電力を有する光源のように、電源を切ってから完全に消灯するまでに時間がかかるようなものについては、そのための対策が重要になっている。
また、主電源を切らずとも光源が消えることから電源の切り忘れの原因にもなり、このため待機電力が発生することがあり、省電力性に問題を生じることもあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、光源点灯中はランプハウスの顕微鏡本体への接続をロックし、ロック解除とともに光源を強制的に消灯するようにできる顕微鏡装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、標本に照明光を照射する照明光学系と、前記照明光が照射される前記標本より発せられる検出光を取得する観察光学系を有する顕微鏡本体と、前記照明光学系に照明光を供給する光源を有するランプハウスと、前記光源に電源を供給する電源部と、前記顕微鏡本体と前記ランプハウスを接続可能とする接続手段と、前記接続手段による前記顕微鏡本体と前記ランプハウスの接続状態をロックするロック手段と、前記ロック手段のロック動作に応じて前記電源部から前記光源への給電を制御する給電制御手段とを具備したことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記接続手段は、前記顕微鏡本体と前記ランプハウスにそれぞれ設けられた中空部を有する突出部を具備し、一方の突出部の中空部に他方の突出部を挿入可能にしたことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記接続手段は、前記顕微鏡本体と前記ランプハウスのそれぞれの突出部周面であって、一方の突出部の中空部に他方の突出部を挿入した状態で、それぞれの位置が一致するように形成された穴部を有し、前記ロック手段は、前記穴部に挿通されるロック部材を有し、前記給電制御手段は、前記穴部に挿通されるロック部材に応動して前記電源部から前記光源への給電を可能としたことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記穴部は、ネジ穴で、前記ロック部材は、前記ネジ穴にねじ込まれるネジ式ロック部材からなることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記ロック手段は、前記穴部に挿通されるロック部材と、前記接続手段の接続状態を検出する状態検出手段の状態情報と前記電源部のメインスイッチの状態情報に応じて前記ロック部材の前記穴部への挿脱を駆動する駆動手段を有することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記駆動手段は、メインスイッチの状態情報に応じた前記ロック部材の前記穴部から脱出のための駆動を所定時間遅延させるタイマを有することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記給電制御手段は、押圧型スイッチを有し、前記ロック部材により押圧されると、前記電源部から前記光源への給電路を形成することを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記給電制御手段は、発光部と受光部を備えたセンサスイッチを有し、前記前記ロック部材により前記受光部での光の受光状態が変化されると、前記電源部から前記光源への給電路を形成することを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明において、前記給電制御手段は、前記電源部のメインスイッチの状態に応じた表示を行なう表示手段を有することを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明において、前記給電制御手段は、前記電源部から前記光源への給電路の状態を検出する検出手段を有し、該検出手段の検出出力により前記電源部のメインスイッチの制御を可能にすることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明において、前記給電制御手段は、前記ランプハウスの振動を検出する振動検出手段を有し、該振動検出手段の検出出力により前記電源から前記光源への給電をしゃ断可能とすることを特徴としている。
本発明によれば、光源点灯中はランプハウスの顕微鏡本体への接続をロックし、ロック解除とともに光源を強制的に消灯するようにできる顕微鏡装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る顕微鏡装置の概略構成を示している。
図において、1は顕微鏡本体で、この顕微鏡本体1は、ベース部1aに対し直立した胴部1bを有し、この胴部1bの先端には、ベース部1aと平行に配置された投光管部2を有している。
投光管部2は、後述する光源12からの照明光の光路上に照明光学系3とダイクロイックミラー4が配置されている。ダイクロイックミラー4は、照明光をを重力方向に90度折り曲げ、後述する標本7からの光を透過するような特性を有している。
ダイクロイックミラー4により折り曲げられた光路には、対物レンズ5が配置されている。対物レンズ5は、投光管部2の先端に設けられたレボルバ6に複数個(図示では2個)設けられ、選択的に光路上に挿入可能にしている。
対物レンズ5と対向する位置には、標本7が配置されている。この標本7は、顕微鏡本体1の胴部1bに設けられたステージ8上に載置されている。
ダイクロイックミラー4を透過した重力方向と反対側の光路上には、投光管部2の先端に設けられた鏡筒9が配置されている。鏡筒9は、観察光学系を構成する不図示の結像レンズとプリズムを有するとともに、標本7からの光(観察光)を観察する接眼レンズ10が取付けられている。
顕微鏡本体1には、ランプハウス11が接続可能に設けられている。ランプハウス11は、光源12と、この光源12から発せられる光を平行光に変換するレンズ系13が設けられたもので、接続手段14を介して顕微鏡本体1に接続されている。
ランプハウス11には、ケーブル15を介して電源部16が接続されている。電源部16には、ACケーブル17を介してコンセント18が接続されている。コンセント18は、不図示の商用電源から供給される電力をACケーブル17を介して電源部16に供給するものである。電源部16は、商用電源からランプ点灯用の電源を生成し、ケーブル15を介して光源12に供給する。また、電源部16には、メインスイッチ19が設けられている。このメインスイッチ19は、光源12への電源供給のON/OFFを切り換えるものである。
次に、図2(a)(b)および図3(a)(b)は、接続手段14の概略構成を示すものである。この場合、接続手段14は、顕微鏡本体1側の接続部141とランプハウス11側の接続部142から構成されている。顕微鏡本体1側の接続部141は、図2(a)(b)に示すように突出部141aを有している。この突出部141aは、円筒状をなし、その中空部を投光管部2内部に連通している。突出部141aの中空部内周面には、中心線に沿った方向に溝部141bが形成されている。また、突出部141aの周面には、ロック用ネジ穴141cが貫通して形成されている。
一方、ランプハウス11側の接続部142も、図3(a)(b)に示すように突出部142aを有している。この突出部142aは、円筒状をなし、その中空部をランプハウス11内部に連通している。突出部142aは、その外径寸法を、突出部141aの中空部の内径寸法より僅かに小さく形成され、突出部141aの中空部に挿通可能になっている。また、突出部142aの外周面には、中心線に沿った方向に、溝部141bに対応する突起部142bが形成されている。この突起部142bは、突出部142aを突出部141aの中空部に挿入する際に、溝部141bに挿入され、ランプハウス11の顕微鏡本体1への接続時の取付け方向を決定するとともに、突出部142aの挿入をスムーズにするためのものである。また、突出部142aの周面には、ロック用ネジ穴142cが貫通して形成されている。このロック用ネジ穴142cは、突出部142aを突出部141aの中空部に確実に挿入した状態で、突出部141a側のロック用ネジ穴141cと一致する位置に設けられている。ロック用ネジ穴142c中には、電源スイッチ20が配置されている。
ロック用ネジ穴141cと142cは、図4に示すようにそれぞれの位置が一致した状態で、ロック手段としてのネジ式ロック部材21がねじ込まれる。このネジ式ロック部材21は、ロック用ネジ穴141cと142cにねじ込むことで、顕微鏡本体1側の接続部141とランプハウス11側の接続部142の接続をロックするとともに、そのねじ込み量により電源スイッチ20のON/OFFを切り換えるものである。
図5(a)(b)は、ネジ式ロック部材21のねじ込み量と電源スイッチ20のON/OFFの関係を示すもので、例えば、同図(a)に示すようにネジ式ロック部材21のねじ込みが十分でない場合(またはネジ式ロック部材21がねじ込まれていない場合)、電源スイッチ20はOFFとなり、同図(b)に示すようにネジ式ロック部材21の矢印方向のねじ込みが十分の場合は、ネジ式ロック部材21により電源スイッチ20が押圧されてONに切換えられるようになっている。
図6は、ランプハウス11と電源部16のそれぞれの電気回路の概略構成を示している。この場合、電源部16には、電力変換部161が設けられている。電力変換部161の入力端子には、メインスイッチ19を介してコンセント18が接続され、商用電源が供給されている。電力変換部161は、商用電源より入力される交流電力をランプ点灯用の所定電圧の直流電力生成するものである。また、電力変換部161の出力端子には、ケーブル15を介してランプハウス11内の光源12と給電制御手段としての電源スイッチ20の直列回路が接続されている。
次に、このように構成された実施の形態の作用を説明する。
まず、顕微鏡本体1にランプハウス11が接続されていない場合は、接続部141の突出部141aの中空部に接続部142の突出部142aが挿入されておらず、ネジ式ロック部材21は、ロック用ネジ穴141cと142cにねじ込まれることがないので、図5(a)に示すように電源スイッチ20はOFF状態にある。これにより、電源部16において、仮に、メインスイッチ19をONにしても、電力変換部161から直流電力が光源12に供給されることがないので、光源12は点灯することがない。
一方、顕微鏡本体1にランプハウス11を接続した場合、つまり、接続部141の突出部141aの中空部に接続部142の突出部142aを挿入し、ロック用ネジ穴141cと142cのそれぞれの位置を一致させた状態で、ネジ式ロック部材21をねじ込んでロック状態にすると、図5(b)に示すようにネジ式ロック部材21のねじ込み量が十分になったところで、電源スイッチ20がONに切換わる。この状態で、電源部16のメインスイッチ19をONにすると、電力変換部161により電源スイッチ20を介して光源12に直流電力が供給され、光源12を点灯させる。
また、この状態から、ランプハウス11を顕微鏡本体1から取外すため、ネジ式ロック部材21をロック用ネジ穴141c、142cから抜き取りロックを解除すると、図5(a)に示すように電源スイッチ20がOFFとなる。これにより、電力変換部161から光源12への直流電力の供給が断たれ、光源12は直ちに消灯する。
従って、このようにすれば、顕微鏡本体1に接続手段14を介してランプハウス11が接続され、光源12が点灯している状態では、接続手段14の接続にロックがかかり、顕微鏡本体1からランプハウス11が外れない構成を実現することができる。また、顕微鏡本体1へのランプハウス11の接続がロックされていない状態では、メインスイッチ19をONにしても、光源12が点灯しないだけでなく、メインスイッチ19をONのまま、観察者がランプハウス11の取り外しを行なっても、ロック解除の際に光源12への給電路が遮断され、光源12を強制的に消灯することができる。つまり、接続手段14でのロック解除を行なうと、同時に光源12が消灯されるため、ランプハウス11を取り外す前に、確実に光源12を消灯することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
この場合、本発明の第2の実施の形態に係る顕微鏡装置全体の概略構成は、図1と同様なので、同図を援用するものとする。
図7は、第2の実施の形態の要部の概略構成を示すもので、図1と同一部分には、同符号を付している。
この場合、突出部142aを突出部141aの中空部に確実に挿入した状態で、突出部141a側のロック用ネジ穴141cと一致する位置に設けられるロック用ネジ穴142cには、給電制御手段としてフォトインタラブタからなるセンサスイッチ24が設けられている。
このセンサスイッチ24は、図8(a)(b)に示すように発光部24a、受光部24bおよび出力反転部24cから構成されるもので、同図(a)に示すようにネジ式ロック部材21のねじ込みが十分でない場合(またはネジ式ロック部材21がねじ込まれていない場合)、発光部24aが出力した光を受光部24bで受光し、受光部出力はONとなり、出力反転部24cを介してOFF信号が出力され、また、同図(b)に示すようにネジ式ロック部材21を十分にねじ込んでロック状態とした場合は、発光部24aが出力した光はネジ式ロック部材21により遮断され、受光部24bの出力はOFFとなり、出力反転部24cを介してON信号が出力されるようになっている。これら出力反転部24cからのON/OFF信号は、光源12への電力変換部161からの直流電力の供給の許可、不許可を決定する。
このような構成において、いま、顕微鏡本体1にランプハウス11が接続されていない場合は、接続部141の突出部141aの中空部に接続部142の突出部142aが挿入されておらず、ネジ式ロック部材21は、ロック用ネジ穴141cと142cにねじ込まれることがないので、図8(a)に示すようにセンサスイッチ24は、OFF信号を出力する。これにより、電源部16において、仮に、メインスイッチ19をONにしても、電力変換部161からの直流電力が光源12に供給されることがないので、光源12は点灯することがない。
一方、顕微鏡本体1にランプハウス11を接続する場合、接続部141の突出部141aの中空部に接続部142の突出部142aを挿入し、ロック用ネジ穴141cと142cのそれぞれの位置を一致させた状態で、ネジ式ロック部材21がねじ込んで接続部141の突出部141aと接続部142の突出部142aをロックすると、図8(b)に示すようにネジ式ロック部材21のねじ込み量が十分になったところで、センサスイッチ24がON信号に切換わる。これにより、電源部16のメインスイッチ19をONにすると、電力変換部161からの直流電力が光源12に供給されるようになり、光源12は点灯される。
また、この状態から、ランプハウス11を顕微鏡本体1から取外すため、ネジ式ロック部材21をロック用ネジ穴141c、142cから抜き取ると、図8(a)に示すようになり、センサスイッチ24は、OFF信号を出力する。これにより、電力変換部161から光源12に供給されていた直流電力が断たれ、光源12は直ちに消灯する。
従って、このようにしても、第1の実施の形態と同様な効果を得られる。さらに、無接点のセンサスイッチ24を用いたので、反復使用によるスイッチ磨耗などに原因する接点不良などを防止でき、その分保守点検を簡単にできる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
この場合、本発明の第3の実施の形態に係る顕微鏡装置全体の概略構成は、図1と同様なので、同図を援用するものとする。
図9は、第3の実施の形態の要部の概略構成を示すもので、図6と同一部分には、同符号を付している。
この場合、ランプハウス11内には、光源12と並列接続された反転出力素子であるインバータ25と表示手段としての発光ダイオード26の直列回路が設けられている。また、インバータ25の電源端子aは、電力変換部161と電源スイッチ20の接続点に接続されている。インバータ25は、電源スイッチ20が閉じられているときにOFF信号、開放されているときにON信号を出力し、また、メインスイッチ19のOFFにより電力変換部161からの直流電力の供給が断たれると、OFF信号を出力するようになっている。発光ダイオード26は、ランプハウス11表面部の観察者が発光を確認し易い場所に設けられるもので、インバータ25がON信号を出力しているときのみ発光する。
このような構成において、いま、顕微鏡本体1にランプハウス11を接続した場合、上述した図5(b)に示すようにネジ式ロック部材21のねじ込み量が十分になったところで、電源スイッチ20がONに切換わる。この状態で、電源部16のメインスイッチ19をONにすると、電力変換部161の直流電力が電源スイッチ20を介して光源12に供給され、光源12は点灯される。この場合、インバータ25は、電源スイッチ20のONによりOFF信号を出力している。これにより、発光ダイオード26は発光しない。
次に、メインスイッチ19をONにしたまま、顕微鏡本体1からランプハウス11を取外すため、図5(a)に示すようにネジ式ロック部材21を抜き取ると、電源スイッチ20がOFFとなる。これにより、電力変換部161から光源12に供給されていた直流電力が断たれ、光源12は直ちに消灯する。この場合、インバータ25は、電源スイッチ20のOFFによりON信号を出力する。これにより、発光ダイオード26は発光する。
その後、メインスイッチ19をOFFすると、インバータ25への電源供給が断たれ、OFF信号を出力するようなるので、発光ダイオード26は消灯する。
従って、このようにすれば、ランプハウス11を顕微鏡本体1から取り外し、光源12が消灯したときに、メインスイッチ19がON状態のままにあると、ランプハウス11表面部に設けられた発光ダイオード26が発光するので、観察者は、発光ダイオード26の発光から電源部16が投入されたままにあることを速やかに知ることができ、電源部16の切り忘れを確実に防止することができる。
なお、このような第3の実施の形態の方法は、上述した第2の実施の形態のセンサスイッチ24を設けたものにも適用することができる。また、上述では、発光ダイオード26による表示方法を採用したが、他の表示素子として液晶などについても同様に適用可能である。さらに、ブザー等の発音手段を同時に鳴らすことで聴覚的に知らせる方法も同様に適用可能である。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。
この場合、本発明の第4の実施の形態に係る顕微鏡装置全体の概略構成は、図1と同様なので、同図を援用するものとする。
図10は、第4の実施の形態の要部の概略構成を示すもので、図9と同一部分には、同符号を付している。
この場合、ランプハウス11内には、光源12への給電路の状態を検出する検出手段として、電源スイッチ20が閉じられているときにOFF信号、開放されているときにON信号を出力するインバータ25が設けられている。また、電源部16には、メインスイッチ19に代わって通信スイッチ27が設けられている。この通信スイッチ27は、通常のメインスイッチ機能の他に、外部信号による電気的なスイッチング制御が可能となっている。
通信スイッチ27には、ケーブル15を通ってインバータ25のON/OFF信号が印加され、インバータ25よりON信号が与えられたとき、強制的にOFFされるようになっている。つまり、インバータ25のON信号が与えられると、通信スイッチ27は強制的にOFFされ、自動的にメインスイッチを切るようにしている。
このような構成において、顕微鏡本体1にランプハウス11を接続した場合、上述した図5(b)に示すようにネジ式ロック部材21のねじ込み量が十分になったところで、電源スイッチ20がONに切換わる。この状態で、電源部16の通信スイッチ27をONにすると、電力変換部161の出力が電源スイッチ20を介して光源12に供給され、光源12は点灯される。この場合、インバータ25は、電源スイッチ20のONによりOFF信号を出力している。
次に、通信スイッチ27をONにしたまま、顕微鏡本体1からランプハウス11を取外すため、図5(a)に示すようにネジ式ロック部材21を抜き取ると、電源スイッチ20がOFFとなる。これにより、電力変換部161から光源12に供給されていた直流電力が断たれ、光源12は直ちに消灯する。この場合、インバータ25は、電源スイッチ20のOFFによりON信号を出力する。これにより、ON信号がケーブル15を通って通信スイッチ27に入力され、通信スイッチ27は、強制的にOFFされ自動的に電源部16のメインスイッチが遮断される。
従って、このようにすれば、ランプハウス11を顕微鏡本体1から取り外し、光源12が消灯したときに、通信スイッチ27がON状態のままにあっても、電源スイッチ20の開放に応じたインバータ25のON信号により、通信スイッチ27を強制的にOFFすることができるので、自動的に電源部16のメインのスイッチを遮断することができる。これにより、電源部16の切り忘れを確実に防止することができるとともに、利便性も向上する。
なお、このような第4の実施の形態の方法は、上述した第2の実施の形態のセンサスイッチ24を設けたものにも適用することができる。また、上述では、電気的なスイッチング制御により通信スイッチ27を切り換える説明を行ったが、機械的に切り換えるスイッチを用いることもできる。この場合、外部信号により駆動モータを制御してスイッチを機械的に切り換えることで同様の電源制御が可能である。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。
この場合、本発明の第5の実施の形態に係る顕微鏡装置全体の概略構成は、図1と同様なので、同図を援用するものとする。
図11および図12は、顕微鏡本体1とランプハウス11を接続する接続手段31を構成する顕微鏡本体1側の接続部311とランプハウス11側の接続部312の概略構成を示している。
顕微鏡本体1側の接続部311は、突出部311aを有している。この突出部311aは、円筒状をなし、その中空部を投光管部2内部に連通している。突出部311aの中空部内周面には、中心線に沿った方向に溝部311bが形成されている。また、突出部311aの周面には、貫通穴311cが形成されている。
一方、ランプハウス11側の接続部312は、同心円上に配置された円筒状の外側突出部312aと内側突出部312bを有している。内側突出部312bは、その中空部をランプハウス11内部に連通している。また、内側突出部312bは、その外径寸法を、突出部311aの中空部の内径寸法より僅かに小さく形成されるとともに、外側突出部312aの中空部の内径寸法は、突出部311aの外形寸法より僅かに大きく形成されていて、これら外側突出部312aと内側突出部312bの間に突出部311aが挿通可能になっている。内側突出部312bの外周面には、中心線に沿った方向に、溝部311bに対応する突起部312cが形成されている。この突起部312cは、突出部311aを外側突出部312aと内側突出部312bの間に挿入する際に、溝部311bに挿入され、ランプハウス11の顕微鏡本体1への接続時の取付け方向を決定するとともに、突出部311aの挿入をスムーズにするためのものである。
外側突出部312aの周面には、貫通穴312dが形成され、この貫通穴312dにロック手段としてのロックレバー32が設けられている。このロックレバー32は、外側突出部312aと内側突出部312bの間に突出部311aを確実に挿入した状態で、貫通穴312dを介して突出部311a側の貫通穴311cと一致する位置に設けられ、後述するモータ351の駆動により貫通穴311cを介して下方へ駆動する仕組みになっている。
内側突出部312bの周面のロックレバー32に対応する位置には、給電制御手段としての電源スイッチ33が埋設されている。この電源スイッチ33は、ロックレバー32が貫通穴311cを介して下方へ駆動されることで押圧されON動作するものである。
外側突出部312aと内側突出部312bの基端部には、状態検出手段として図13に示すようにフォトインタラブタからなるセンサスイッチ34が設けられている。このセンサスイッチ34は、顕微鏡本体1へのランプハウス11の接続状態を検知するもので、発光部34aと受光部34bを有し、常時、発光部34aからの光を受光部34bで受光している状態では、未接続状態を表わすOFF信号を出力し、外側突出部312aと内側突出部312bの間に突出部311aが挿入され、発光部34aからの光を突出部311a先端部によりしゃ断された状態では、接続状態を表わすON信号を出力するようになっている。なお、図13は、上述した図4と同一部分には同符号を付している。
図14は、このように構成した第5の実施の形態の電気回路の概略構成を示すもので、上述した図6と同一部分には、同符号を付している。この場合、電源部16の電力変換部161の出力端子には、ケーブル15を介してランプハウス11内の光源12と電源スイッチ33の直列回路が接続されている。また、この光源12と電源スイッチ33の直列回路と並列にロックレバー32の駆動手段としてのロック制御回路35が接続されている。このロック制御回路35は、ロックレバー32を駆動制御するためのもので、図15に示すようにロックレバー32を駆動するモータ351を駆動するためのモータドライバ352とバッテリー353が設けられている。ここで、モータドライバ352は、メインスイッチ19のON/OFFの状態情報として電力変換部161の直流電力の有無で表わされる入力信号と、接続手段31での接続状態を検出するセンサスイッチ34のON/OFF信号が与えられる。そして、メインスイッチ19がON、つまり入力信号がONの場合は、センサスイッチ34のON信号によりモータ351を駆動し、ロックレバー32を下方へ駆動して接続手段31をロックするとともに、電源スイッチ33をONさせる。また、入力信号がOFFの場合は、センサスイッチ34がON信号であっても、モータ351を駆動し、ロックレバー32を上方へ駆動して接続手段31のロックを解除するとともに、電源スイッチ33をOFFさせる。また、モータドライバ352は、センサスイッチ34がOFF信号の場合は、入力信号のON/OFFに関係なく何も動作しない。バッテリー353は、入力信号がOFF信号であってもロック制御回路35を駆動させるためのものである。
このような構成において、顕微鏡本体1にランプハウス11を接続する場合、外側突出部312aと内側突出部312bの間に突出部311aを挿入し、突出部311aの貫通穴311cにロックレバー32の位置を一致させる。これにより、センサスイッチ34は、発光部34aからの光を突出部311a先端部によりしゃ断され、接続状態を表わすON信号に切換わる。
この状態から、電源部16のメインスイッチ19をONにして、モータドライバ352への入力信号をONにすると、センサスイッチ34からのON信号により、モータドライバ352は、モータ351を駆動し、ロックレバー32を下方へ駆動し、電源スイッチ33をONさせる。これにより、電力変換部161より電源スイッチ33を介して光源12に直流電力が供給され、光源12を点灯させる。
また、電源部16のメインスイッチ19をOFFにすると、モータドライバ352への入力信号がOFFとなるので、モータドライバ352は、バッテリー353からの電源供給によりセンサスイッチ34のON信号に関係なく、モータ351を逆方向に駆動し、ロックレバー32を上方へ駆動して電源スイッチ33をOFFし、光源12を消灯する。
さらに、顕微鏡本体1からランプハウス11を取外して、センサスイッチ34がOFF信号の場合は、モータドライバ352は、メインスイッチ19により入力信号をON/OFFさせても、これらに関係なく何も動作せず、光源12は消灯したままである。
従って、このようにすれば、顕微鏡本体1にランプハウス11を接続してセンサスイッチ34がON信号を出力する状態で、電源部16のメインスイッチ19をONにすると、ロックレバー32の駆動により自動的に接続手段31をロックできるとともに、電源スイッチ33のON動作により、光源12を点灯することができる。また、メインスイッチ19をOFFにすると、ロックレバー32による接続手段31のロックを解除でき、同時に電源スイッチ33がOFFされることで、光源12を消灯することができる。これにより、メインスイッチ19により光源12の点灯、消灯を操作すると同時に、自動的に接続手段31のロック操作も行なうことができるようになり、利便性が向上する。このことは、顕微鏡本体1にランプハウス11を接続しないまま、ランプハウス11と電源部16を接続して、メインスイッチ19をONにしてしまっても、電源スイッチ33がONになることがないので、光源12を単体で発光させるようなことがない。また、メインスイッチ19がON状態にある場合は、メインスイッチ19を切る以外にロックレバー32による接続手段31のロック解除を行なうことができないため、装置の安全性も向上する。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。
この場合、本発明の第6の実施の形態に係る顕微鏡装置全体の概略構成は、図1と同様なので、同図を援用するものとする。
図16は、本発明の第6の実施の形態の要部の概略構成を示すもので、図15と同一部分には、同符号を付している。
この場合、ロック制御回路35のモータドライバ352には、タイマ36が接続されている。このタイマ36は、センサスイッチ34からON信号が与えられている状態で、メインスイッチ19をOFFしたとき、モータドライバ352からモータ351へ与えられる駆動信号を一定時間だけ遅延して出力するためのものである。
このような構成においても、顕微鏡本体1にランプハウス11を接続してセンサスイッチ34がON信号を出力する状態で、電源部16のメインスイッチ19をONにすると、ロックレバー32の駆動により自動的に接続手段31がロックされるとともに、電源スイッチ33のON動作により、光源12を点灯することができる。また、光源12を点灯した状態から、メインスイッチ19をOFFにすると、モータドライバ352は、バッテリー353からの電源供給によりセンサスイッチ34のON信号に関係なく、モータ351を逆方向に駆動し、ロックレバー32を上方へ駆動して電源スイッチ33をOFFする。この場合、モータドライバ352は、タイマ36により、あらかじめ設定された一定時間の後に、モータ351に駆動信号を与え、ロックレバー32を上方に駆動させる。つまり、メインスイッチ19をOFFにすると、光源12が消灯してから一定時間をおいてロックレバー32を上方へ駆動して接続手段31がロックを解除させる。
従って、このようにすれば、メインスイッチ19をOFFにしてからロック解除までの時間遅延を自由に設定できるようになるので、例えば、光源12として高電力のもので、消灯動作後にすぐに消えないようなものの場合、あらかじめ接続手段31のロック解除までの時間設定をしておくことで、ランプハウス11を取り外し後も、光源12が点灯しているような状況を確実に防止することができる。
(第7の実施の形態)
次に、本発明の第7の実施の形態を説明する。
この場合、本発明の第7の実施の形態に係る顕微鏡装置全体の概略構成は、図1と同様なので、同図を援用するものとする。
図17は、本発明の第7の実施の形態の要部の概略構成を示すもので、図15と同一部分には、同符号を付している。
この場合、ランプハウス11内には、振動検出手段として一定以上の振動を検知すると検知信号を出力する振動検知部37と外部信号によりON/OFFを切り替える通信スイッチ38が設けられている。
振動検知部37は、図18(a)(b)に示すように振動の加速度を検知する加速度センサ371、設定した一定の信号レベルを出力する振動感度設定部372およびこれら加速度センサ371と振動感度設定部372からの2つの入力信号を比較し、入力値の大小により出力信号のON/OFFを切換えるコンパレータ373を有している。そして、加速度センサ371からの入力信号が、振動感度設定部372の出力信号より小さな値の場合は、図18(a)に示すようにコンパレータ373の出力がONとなって通信スイッチ38がONとなり、また、振動感度設定部372の出力信号より大きな値の場合は、図18(b)に示すようにコンパレータ373の出力がOFFとなって通信スイッチ38がOFFとなるようになっている。
このような構成において、ランプハウス11に大きな振動が加わることなく、加速度センサ371で振動が感知されなかったり、極めて微弱な振動のみが検知されるような場合、加速度センサ371からの入力信号は、振動感度設定部372の出力信号より小さな値となるので、図18(a)に示すようにコンパレータ373の出力がONとなって通信スイッチ38がONとなり、光源12は点灯する。一方、ランプハウス11に大きな振動が加わり、加速度センサ371からの入力信号が、振動感度設定部372の出力信号より大きな値となると、図18(b)に示すようにコンパレータ373の出力がOFFとなって通信スイッチ38がOFFし、光源12は直ちに消灯する。
従って、このようにすれば、ランプハウス11の振動検知により、光源12の強制的な消灯動作が可能となる。これにより、例えば、地震や落下など不慮の事故が発生したとき、ランプハウス11の破損により、火災などが発生する虞があるが、ランプハウス11に加わる大きな振動により、直ちに光源12を消灯することができるので、これらの危険を未然に回避することができる。また、光源12を点灯したままランプハウス11の取り外しを行なったような場合も、ランプハウス11の振動検知により、光源12を直ちに消灯することも可能となる。
なお、このような第7の実施の形態の考えは、上述した第1乃至6の実施の形態にも適用することができる。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上述した第1乃至7の実施の形態では、接続手段にロック手段を一体にしたものについて述べたが、別途ネジなどの接続の接続手段が存在し、それとは独立にロック手段を有する構成も可能である。また、ロック手段としてネジ式ロック手段の説明を行ったが、他のプッシュロック・キーロック・レバーロック・スライドロックなどの機械的ロック手段による構成も可能である。さらに、上述では、ロック手段を1個所のみに設けたものについて述べたが、ロック手段をを複数設ける構成も可能である。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
なお、上述した実施の形態には、以下の発明も含まれる。
(1)請求項1記載の顕微鏡装置において、ロック手段は複数有することを特徴としている。
(2)請求項9に記載の顕微鏡装置において、表示手段は、発光ダイオードからなることを特徴としている。
(3)請求項9に記載の顕微鏡装置において、表示手段は、液晶からなることを特徴としている。
(4)請求項9に記載の顕微鏡装置において、さらに、前記電源部のメインスイッチの状態に応じて音を発する発音手段を有することを特徴としている。
本発明の第1の実施の形態に係る顕微鏡装置の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に適用される接続手段の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に適用される接続手段の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に適用される接続手段の作用を説明するための図。 第1の実施の形態に適用される接続手段の作用を説明するための図。 第1の実施の形態に適用される電気回路の概略構成を示す図。 本発明の第2の実施の形態の要部である接続手段の概略構成を示す図。 第2の実施の形態に適用される接続手段の作用を説明するための図。 本発明の第3の実施の形態の要部である電気回路の概略構成を示す図。 本発明の第4の実施の形態の要部である電気回路の概略構成を示す図。 本発明の第5の実施の形態の要部である接続手段の概略構成を示す図。 第5の実施の形態の要部である接続手段の概略構成を示す図。 第5の実施の形態に適用される接続手段の作用を説明するための図。 第5の実施の形態に適用される電気回路の概略構成を示す図。 第5の実施の形態に適用されるロック制御回路の概略構成を示す図。 本発明の第6の実施の形態に適用されるロック制御回路の概略構成を示す図。 本発明の第7の実施の形態の要部である電気回路の概略構成を示す図。 第7の実施の形態に適用される振動検知部の概略構成を示す図。
符号の説明
1…顕微鏡本体、1a…ベース部、1b…胴部
2…投光管部、3…照明光学系、4…ダイクロイックミラー
5…対物レンズ、6…レボルバ、7…標本
8…ステージ、9…鏡筒、10…接眼レンズ
11…ランプハウス、12…光源
13…レンズ系、14…接続手段
141…接続部、141a…突出部、141b…溝部
141c…ロック用ネジ穴、142…接続部
142a…突出部、142b…突起部、142c…ロック用ネジ穴
15…ケーブル、16…電源部、161…電力変換部
17…ACケーブル、18…コンセント
19…メインスイッチ、20…電源スイッチ
21…ネジ式ロック部材、24…センサスイッチ
24a…発光部、24b…受光部
24c…出力反転部、25…インバータ
26…発光ダイオード、27…通信スイッチ
31…接続手段、311…接続部、311a…突出部
311b…溝部、311c…貫通穴、312…接続部
312a…外側突出部、312b…内側突出部
312c…突起部、312d…貫通穴、32…ロックレバー
33…電源スイッチ、34…センサスイッチ
34a…発光部、34b…受光部、35…ロック制御回路
351…モータ、352…モータドライバ
353…バッテリー、36…タイマ、37…振動検知部
371…加速度センサ、372…振動感度設定部
373…コンパレータ、38…通信スイッチ

Claims (11)

  1. 標本に照明光を照射する照明光学系と、前記照明光が照射される前記標本より発せられる検出光を取得する観察光学系を有する顕微鏡本体と、
    前記照明光学系に照明光を供給する光源を有するランプハウスと、
    前記光源に電源を供給する電源部と、
    前記顕微鏡本体と前記ランプハウスを接続可能とする接続手段と、
    前記接続手段による前記顕微鏡本体と前記ランプハウスの接続状態をロックするロック手段と、
    前記ロック手段のロック動作に応じて前記電源部から前記光源への給電を制御する給電制御手段と
    を具備したことを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 前記接続手段は、前記顕微鏡本体と前記ランプハウスにそれぞれ設けられた中空部を有する突出部を具備し、一方の突出部の中空部に他方の突出部を挿入可能にしたことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡装置。
  3. 前記接続手段は、前記顕微鏡本体と前記ランプハウスのそれぞれの突出部周面であって、一方の突出部の中空部に他方の突出部を挿入した状態で、それぞれの位置が一致するように形成された穴部を有し、
    前記ロック手段は、前記穴部に挿通されるロック部材を有し、
    前記給電制御手段は、前記穴部に挿通されるロック部材に応動して前記電源部から前記光源への給電を可能としたことを特徴とする請求項2記載の顕微鏡装置。
  4. 前記穴部は、ネジ穴で、
    前記ロック部材は、前記ネジ穴にねじ込まれるネジ式ロック部材からなることを特徴とする請求項3記載の顕微鏡装置。
  5. 前記ロック手段は、前記穴部に挿通されるロック部材と、
    前記接続手段の接続状態を検出する状態検出手段の状態情報と前記電源部のメインスイッチの状態情報に応じて前記ロック部材の前記穴部への挿脱を駆動する駆動手段を有することを特徴とする請求項3記載の顕微鏡装置。
  6. 前記駆動手段は、メインスイッチの状態情報に応じた前記ロック部材の前記穴部から脱出のための駆動を所定時間遅延させるタイマを有することを特徴とする請求項5記載の顕微鏡装置。
  7. 前記給電制御手段は、押圧型スイッチを有し、前記ロック部材により押圧されると、前記電源部から前記光源への給電路を形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の顕微鏡装置。
  8. 前記給電制御手段は、発光部と受光部を備えたセンサスイッチを有し、前記前記ロック部材により前記受光部での光の受光状態が変化されると、前記電源部から前記光源への給電路を形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の顕微鏡装置。
  9. 前記給電制御手段は、前記電源部のメインスイッチの状態に応じた表示を行なう表示手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の顕微鏡装置。
  10. 前記給電制御手段は、前記電源部から前記光源への給電路の状態を検出する検出手段を有し、該検出手段の検出出力により前記電源部のメインスイッチの制御を可能にすることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の顕微鏡装置。
  11. 前記給電制御手段は、前記ランプハウスの振動を検出する振動検出手段を有し、該振動検出手段の検出出力により前記電源から前記光源への給電をしゃ断可能とすることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の顕微鏡装置。
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