JP2005326278A - 距離検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁気吸引力や磁気反発力が弱まることを防止し、ミラーを大きく揺動させらられる距離検出装置を提供する。
【解決手段】 反射ミラー2の一端部に第1ヨーク3aを配置すると共に、この第1ヨーク3aの両端に対向するように2本の平行平板からなる第2ヨーク3bを配置する。そして、電磁石のコイルに電流を流すことで、第2ヨーク3bを介して第1ヨーク3aを吸引もしくは反発させる。このとき、反射ミラー2が揺動するにつれて第1、第2ヨーク3a、3bのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるように、第1、第2ヨーク3a、3bの配置場所を調整する。これにより、第1ヨーク3aを吸引するための磁気吸引力が反射ミラー2の揺動状態に関わらず一定となる。したがって、磁気吸引力もしくは磁気反発力が低下してしまわないため、反射ミラー2を大きく揺動させることが可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば車両に搭載され、例えば光波等の電磁波によって先行車等との距離を測定する距離検出装置に関するものである。
従来より、車両に搭載される距離検出装置として、例えばレーザ光によって先行車等の障害物との距離を測定するもの(レーザレーダ)が知られている。この距離検出装置は、レーザダイオードを断続的に発光させて車両の前方に照射し、前方の障害物からの反射光をフォトセンサで検出し、発光時刻と受光時刻との時間差に基づいて、障害物までの距離を測定する。
具体的には、距離検出装置は、レーザ光を照射する発光部と、そのレーザ光を反射する揺動可能なスキャン用のミラーと、反射してきたレーザ光を受け取る受光部とを備えた構成となっている。このような構成により、発光部が照射したレーザ光をミラーにて反射させて車両前方に導く。このとき、ミラーを揺動させることで、ミラーでのレーザ光の反射角度を調整し、車両前方の所定範囲にレーザ光がスキャンされるようにする。そして、車両前方の障害物で反射したレーザ光を受光部で受け取ることで距離の測定を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
この距離検出装置では、ミラーに永久磁石を設置し、永久磁石近傍に設置した電磁石に電流を流すことで、電磁石の磁力によって永久磁石を吸引もしくは反発させ、ミラーを揺動させるようにしている。
特開2002−14298号公報
しかしながら、電磁石の磁力は、永久磁石までの距離が遠くなるにつれて弱くなるため、永久磁石が電磁石から遠く離れてしまうと、磁気吸引力や磁気反発力が弱まり、ミラーを大きく揺動させたくてもできないという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、磁気吸引力や磁気反発力が弱まることを防止し、ミラーを大きく揺動させられる距離検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電磁波発生部(1)が出射した探査用電磁波を反射ミラー(2)を介して所定の範囲に導いたのち、反射してきた探査用電磁波を電磁波受取部(7)で受け取り、それに基づいて探査用電磁波が反射させられた障害物までの距離を検出する距離検出装置であって、ミラー駆動部(3)は、反射ミラー(2)に取り付けられた、磁気回路の一部を構成する第1ヨーク(3a)と、反射ミラー(2)から離れた位置において、第1ヨーク(3a)から所定間隔離間して配置された、磁気回路の一部を構成する第2ヨーク(3b)と、第2ヨーク(3b)に接続され、第2ヨーク(3b)を介して第1ヨーク(3a)に対して磁気吸引力もしくは磁気反発力を発生させる電磁石(3c)と、電磁石(3c)に対して電流を流すことで磁気吸引力もしくは磁気反発力を発生させる駆動回路(3d)とを備えており、反射ミラー(2)が揺動するにつれて第1ヨーク(3a)と第2ヨーク(3b)とのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるように、第1ヨーク(3a)と第2ヨーク(3b)の位置が設定されていることを特徴としている。
このように、反射ミラー(2)が揺動するにつれて第1ヨーク(3a)と第2ヨーク(3b)とのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるように、第1ヨーク(3a)および第2ヨーク(3b)の配置場所を調整している。このため、第1ヨーク(3a)を吸引もしくは反発するための磁気吸引力もしくは磁気反発力が反射ミラー(2)の揺動状態に関わらず一定となる。したがって、磁気吸引力もしくは磁気反発力が低下してしまわないため、反射ミラー(2)を大きく揺動させることが可能となる。これにより、反射ミラー(2)を大きく揺動させらられる距離検出装置とすることができる。
例えば、請求項2に示されるように、第1ヨーク(3a)を、反射ミラー(2)の一端部に取り付けられた金属部材で構成することができる。例えば、請求項3に示されるように第1ヨーク(3a)をコの字状で構成することができる。また、第2ヨーク(3b)を、第1ヨーク(3a)の両端部に対向して配置される金属製の2本の並行平板で構成することができる。
そして、請求項4に示されるように、例えば、駆動回路(3d)により、所定周期の矩形状の電圧を印加することで電磁石(3c)に電流を流し、電磁石(3c)に周期的に磁気吸引力もしくは磁気反発力を発生させれば、周期的に反射ミラー(2)を揺動させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用した距離検出装置のブロック構成を図1に示す。
図1に示される距離検出装置は、車両に搭載されるもので、例えば、図1における紙面下方向が車両前方を向くように配置され、例えばオートクルーズ時に車両前方の先行車等の障害物と自車両との距離を検出するレーザレーダとして用いられる。
距離検出装置は、例えば、図示しない樹脂製のケース内に各種部品が収容されて構成されている。具体的には、発光部1、反射ミラー2およびミラー駆動部3が備えられていると共に、磁気センサ4、A/Dコンバータ5、演算部6、受光部7および距離測定部8も配置されている。
発光部1は、演算部6での演算結果を示す信号に基づいて駆動されるもので、反射ミラー2に向けてレーザ光の照射を行うようになっている。例えば、この発光部1は、レーザダイオードによって構成され、パルス状のレーザ光(探査光)を発生するようになっている。また、発光部1は、自分自身が発光したタイミングを示す信号を距離測定部8に出力するようになっている。
反射ミラー2は、発光部1が発したレーザ光を反射し、車両の前方の所定範囲に向けて照射するためのものである。この反射ミラー2は、ケースの内壁に固定された支持部2aに対して板バネ2bを介して支持され、ケースに対して揺動可能となっている。
ミラー駆動部3は、反射ミラー2を揺動駆動させるためのものである。図2に、反射ミラー2およびミラー駆動部3の拡大模式図を示すと共に、図3にミラー駆動部3の作動状態の様子を示し、これらの図を参照してミラー駆動部3の構造について説明する。なお、図3(a)、(b)は、作動中のミラー駆動部3を上方と下方それぞれから見た図を共に示したものである。
ミラー駆動部3は、第1、第2ヨーク3a、3b、電磁石3cおよび駆動回路3dを備えて構成されている。
第1ヨーク3aは、反射ミラー2の一端部に接続された、コの字形状の金属部材によって構成されている。第2ヨーク3bは、第1ヨーク3aが構成するコの字形状の両端部から所定距離Xだけ離間して配置された金属製の2本の平行平板によって構成されている。この第2ヨーク3bは、図3(a)、(b)に示されるように、反射ミラー2が揺動するにつれて第1ヨーク3aとのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるように、第1ヨーク3aに対する配置場所が調整されている。
また、電磁石3cは、コイルへの通電によって磁気吸引力もしくは磁気反発力を発生させる円柱状の部材で、その両端に第2ヨーク3bが接続されている。駆動回路3dは、電磁石3cに備えられたコイルへの通電を制御するもので、例えば、図4に示されるように、所定周期の矩形状の電圧をコイルに印加することで、周期的に磁気を発生させるようになっている。
このような構成では、電磁石3c、第2ヨーク3bおよび第1ヨーク3aによって磁気回路が構成され、この磁気回路により、第1ヨーク3aが周期的に吸引もしくは反発される。そして、反射ミラー2が板バネ2bによって支持されていることから、図2に示されるZ軸を中心として反射ミラー2が揺動される。このとき、反射ミラー2の慣性モーメントがJ、揺動方向への板バネ2bのバネ定数をKとすると、反射ミラー2は、次式で示される固有振動数fでZ軸を中心とした揺動方向に自由振動することになる。
そして、上記のように、反射ミラー2が揺動するにつれて第1ヨーク3aとのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるように、第1ヨーク3aと第2ヨーク3bの位置関係が調整されていることから、第1ヨーク3aを吸引もしくは反発するための磁気吸引力もしくは磁気反発力が反射ミラー2の揺動状態に関わらず一定となる。
磁気センサ4は、永久磁石4aとセンサ部4bとを備えて構成されている。永久磁石4aは、反射ミラー2のうち第1ヨーク3aが配置された端部とは反対側の端部に取り付けられている。センサ部4bは、永久磁石4aが発生させる磁気の強度を検出するもので、例えばホール素子などで構成され、磁気強度に応じた検出信号を発生させるようになっている。
図5に、磁気センサ4における永久磁石4aとセンサ部4bの配置関係の一例を示し、この図を参照してこの配置関係について説明する。
図5は、反射ミラー2が揺動中心に位置するときの永久磁石4aとセンサ部4bとの位置関係を示したものであり、(a)は、反射ミラー2の上方から見たときの様子、(b)は、反射ミラー2の側面から見たときの様子を示している。
図5(a)、(b)に示されるように、センサ部4bは、反射ミラー2の揺動中心と反射ミラー2が最も揺動したときの位置、すなわち揺動角度±θmaxとなる位置との間に配置されている。具体的には、揺動中心から揺動角度±θmaxとなる位置までの領域のうち、揺動中心および揺動角度±θmaxを除いた位置、例えば、揺動中心から角度ΘHの場所にセンサ部4bが設置されている。
Figure 2005326278
そして、図5(b)に示されるように、永久磁石4aは、永久磁石4aのN極とS極と永久磁石4aの移動軌跡に対して垂直方向に並べられるように、反射ミラー2に取り付けられた状態となっている。
A/Dコンバータ5は、磁気センサ4におけるセンサ部4bの検出信号を受け取り、この検出信号をA/D変換するものである。
演算部6は、A/Dコンバータ5によってA/D変換されたセンサ部4bの検出信号から反射ミラー2の揺動の振幅を求めるようになっている。
ここで、演算部6によって求められる反射ミラー2の揺動の振幅について、図6および図7を参照して説明する。
図6は、反射ミラー2を揺動させたときの磁気センサ4におけるセンサ部4aの検出信号(出力電圧)を示したものであり、図7は、図6に示すセンサ部4aの検出信号と反射ミラー2の揺動の振幅との関係を示した図である。
反射ミラー2が揺動させられると、永久磁石4aがセンサ部4bに一旦近づいてから遠ざかり、反射ミラー2が最も揺動させられた位置(揺動角度θmax)に達してから、再度永久磁石4aがセンサ部4bに一旦近づくことになる。
このとき、磁気センサ4における永久磁石4aとセンサ部4bとが上記のような配置関係とされていることから、センサ部4bの検出信号は、図6に示した時点a、bの2箇所においてピーク値を示すことになる。つまり、1周期中に2回ピーク値を示すことになる。そして、このときの時点a、bの間の時間間隔は、時点bから、その次にセンサ部4bの検出信号がピーク値を示す時点cまでの時間間隔と異なったものとなる。
このときの反射ミラー2の振幅は、図7に示される正弦波のように示される。ここで、時点a、bの間の時間間隔をΔT1とし、反射ミラー2の角速度がω、センサ部4bの設置角度がΘHで表され、反射ミラー2の揺動角度Θが数2で表わされるとき、反射ミラー2の振動周波数が既知である場合には、数3から反射ミラー2の振幅Aを算出することができる。
(数2)
Θ=Asin(ωt)
Figure 2005326278
また、反射ミラー2の振動周波数が未知である場合には、センサ部4bの検出信号の1周期をΔT2で表した場合、数4のようにして反射ミラー2の振幅Aを算出することができる。
Figure 2005326278
そして、数3もしくは数4のようにして振幅Aが求まれば、この振幅Aを数2に対して代入することで、反射ミラー2が揺動し始めてからt秒後における反射ミラー2の揺動状態を推定することが可能となる。
このようにして、演算部6によって反射ミラー2の振幅Aが求められると共に、t秒後における反射ミラー2の揺動状態が推定され、その結果を示す信号が発光部1に向けて出力される。これにより、上述したように、演算部6での演算結果を示す信号に基づいて発光部1が駆動され、反射ミラー2の揺動状態(揺動角度)が所望の角度となったときに発光部1からレーザ光が発光され、所定の範囲にレーザ光が照射される。
受光部7は、フレネルレンズ等の集光レンズと例えばフォトダイオードによって構成される受光素子などによって構成され、フレネルレンズによってレーザ光を集光し、受光素子に集光されたレーザ光が照射されるとその受光強度に対応する出力電流もしくは出力電圧を発生するようになっている。この受光部7により、車両前方で反射したレーザ光を検出できるようになっている。そして、この受光部7の出力電流もしくは出力電圧は、距離測定部8に入力されるようになっている。
距離測定部8は、発光部1から入力された発光タイミングを示す信号と、受光部7の出力信号、つまり受光タイミングを示す信号との時間間隔に基づいて、前方車両などの障害物までの距離を測定するものである。この距離測定部8によって障害物までの距離が測定されると、その距離を示す信号が他のECU、例えばオートクルーズを制御するECUに出力されるようになっている。
次に、本実施形態のように構成された距離検出装置の作動について説明する。
上記構成の距離検出装置は、例えば車室内に備えられたオートクルーズコントロールのスイッチが投入されると、前方車両などの障害物との距離の検出を行う。
まず、駆動回路3dからの電圧印加に基づいて電磁石3cに磁気吸引力もしくは磁気反発力が発生させられ、第2ヨーク3bを通じて第1ヨーク3aが吸引もしくは反発される。このとき、反射ミラー2が揺動するにつれて第1ヨーク3aとのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるように、第1ヨーク3aと第2ヨーク3bの位置関係が調整されていることから、第1ヨーク3aを吸引もしくは反発するための磁気吸引力もしくは磁気反発力が反射ミラー2の揺動状態に関わらず一定となる。
したがって、反射ミラー2の揺動が大きくしたい場合にも、磁気吸引力もしくは磁気反発力が低下してしまわないため、反射ミラー2を大きく揺動させることが可能となる。
そして、駆動回路3dによる電磁石3cへの印加電圧が所定周期の矩形状の電圧とされていることから、その周期に合わせて反射ミラー2が揺動させられることになる。
このようにして反射ミラー2の揺動が開始されると、この揺動状態が磁気センサ4を通じてモニタリングされ、センサ部4の検出信号がA/Dコンバータ5を介して演算部6に入力される。これにより、演算部6で、上述した手法によって反射ミラー2の振幅Aおよびt秒後における反射ミラー2の揺動状態が演算され、その演算結果を示す信号が発光部1に出力される。
この演算部6での演算結果を示す信号に基づいて、発光部1から所定のタイミングでレーザ光が照射され、そのレーザ光が反射ミラー2で反射され、車両前方に照射される。このレーザ光が自車両の前方に位置する先行車両などの障害物によって反射すると、その反射光がフレネルレンズで集められ、受光素子に照射される。
これにより、受光素子は受けたレーザ光の強度に応じた出力電流もしくは出力電圧を発生させる。これが距離測定部8に入力され、距離測定部8は、発光部1から入力されたレーザ光の発光タイミングとレーザ光が検出された受光タイミングの時間差、つまり入力時間差とレーザ光の速度とから次式より先行車両との距離を検出する。
(数5)
レーザ光の速度×入力時間差/2
このようにして先行車両などの障害物と自車両との距離が検出されると、その検出結果に応じた出力が距離測定装置の外部、例えばオートクルーズを制御するECU(エンジンECUやブレーキECU)などに出力される。これにより、先行車両と自車両との距離が所定距離に維持されるように、エンジン出力もしくは制動力が制御されるようになっている。
以上説明したように、本実施形態の距離検出装置によれば、図3(a)、(b)に示されるように、反射ミラー2が揺動するにつれて第1ヨーク3aと第2ヨーク3bとのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるように、第1ヨーク3aおよび第2ヨーク3bの配置場所が調整されている。
このため、第1ヨーク3aを吸引もしくは反発するための磁気吸引力もしくは磁気反発力が反射ミラー2の揺動状態に関わらず一定となる。したがって、反射ミラー2の揺動が大きくしたい場合、磁気吸引力もしくは磁気反発力が低下してしまわないため、反射ミラー2を大きく揺動させることが可能となる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、第1ヨーク3aおよび第2ヨーク3bを反射ミラー2の端部に配置した例を示した。しかしながら、このような配置は単なる一例であり、反射ミラー2が揺動するにつれて第1ヨーク3aと第2ヨーク3bとのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるような構成であれば、どの位置に第1、第2ヨーク3a、3bが配置されていても構わない。例えば、反射ミラー2の裏面の中央位置などに第1、第2ヨーク3a、3bが配置されていても良い。
なお、上記実施形態では、距離検出に光波を使用するものを例に挙げて説明したが、ミリ波等の他の探査用電磁波を使うものについても本発明を適用することができる。すなわち、電磁波を電磁波発生部から出射し、それを障害物に反射させると共に、反射した電磁波を電磁波受取部によって受け取ることで、距離の検出を行うようなものであれば、どのようなものに関しても本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態における距離検出装置のブロック構成を示す図である。 反射ミラーおよびミラー駆動部の拡大模式図である。 ミラー駆動部の作動状態の様子を示したもので、(a)、(b)は、共に、作動中のミラー駆動部を上方と下方それぞれから見た図である。 駆動回路の出力電圧の波形を示した図である。 磁気センサにおける永久磁石とセンサ部の配置関係の一例を示したもので、(a)は、反射ミラーの上方から見たときの様子を示す模式図、(b)は、反射ミラーの側面から見たときの様子を示す模式図である。 反射ミラーを揺動させたときの磁気センサにおけるセンサ部の検出信号(出力電圧)を示した出力波形図である。 図6に示すセンサ部の検出信号と反射ミラーの揺動の振幅との関係を示した図である。
符号の説明
1…発光部、2…反射ミラー、2a…支持部、2b…板バネ、3…ミラー駆動部、
3a、3b…第1、第2ヨーク、3c…電磁石、3d…駆動回路、4…磁気センサ、
4a…永久磁石、4b…センサ部、5…A/Dコンバータ、6…演算部、
7…受光部、8…距離測定部。

Claims (4)

  1. 探査用電磁波を出射する電磁波発生部(1)と、
    前記電磁波発生部(1)が出射する前記探査用電磁波を反射し、所定の範囲に導く反射ミラー(2)と、
    前記反射ミラー(2)を揺動させるミラー駆動部(3)と、
    前記探査用電磁波の反射波を受け取る電磁波受取部(7)とを備え、
    前記電磁波発生部(1)が出射した前記探査用電磁波を前記反射ミラー(2)を介して前記所定の範囲に導いたのち、反射してきた前記探査用電磁波を前記電磁波受取部(7)で受け取り、それに基づいて前記探査用電磁波が反射させられた障害物までの距離を検出する距離検出装置であって、
    前記ミラー駆動部(3)は、
    前記反射ミラー(2)に取り付けられた、磁気回路の一部を構成する第1ヨーク(3a)と、
    前記反射ミラー(2)から離れた位置において、前記第1ヨーク(3a)から所定間隔離間して配置された、前記磁気回路の一部を構成する第2ヨーク(3b)と、
    前記第2ヨーク(3b)に接続され、前記第2ヨーク(3b)を介して前記第1ヨーク(3a)に対して磁気吸引力もしくは磁気反発力を発生させる電磁石(3c)と、
    前記電磁石(3c)に対して電流を流すことで前記磁気吸引力もしくは磁気反発力を発生させる駆動回路(3d)とを備えており、
    前記反射ミラー(2)が揺動するにつれて第1ヨーク(3a)と第2ヨーク(3b)とのオーバラップ量が大きくなり、磁気抵抗が小さくなるように、前記第1ヨーク(3a)と前記第2ヨーク(3b)の位置が設定されていることを特徴とする距離検出装置。
  2. 前記第1ヨーク(3a)は、前記反射ミラー(2)の一端部に取り付けられた金属部材であり、
    前記第2ヨーク(3b)は、前記第1ヨーク(3a)の両端部に対向して配置される金属製の2本の並行平板で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の距離検出装置。
  3. 前記第1ヨーク(3a)は、前記反射ミラー(2)の一端部に取り付けられた、コの字形状の金属部材であり、
    前記第2ヨーク(3b)は、前記第1ヨーク(3a)が構成するコの字の両端部に対向して配置される金属製の2本の並行平板で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の距離検出装置。
  4. 前記駆動回路(3d)は、所定周期の矩形状の電圧を印加することにより、前記電磁石(3c)に電流を流し、前記電磁石(3c)に周期的に前記磁気吸引力もしくは磁気反発力を発生させるようになっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の距離検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020124346A1 (zh) * 2018-12-18 2020-06-25 深圳市大疆创新科技有限公司 激光测量装置及无人飞行器
CN114924419A (zh) * 2022-06-15 2022-08-19 业成科技(成都)有限公司 角度调整装置、抬头显示器及交通工具

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