JP2000028715A - 複合形レーダセンサ - Google Patents

複合形レーダセンサ

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JP2000028715A
JP2000028715A JP10199183A JP19918398A JP2000028715A JP 2000028715 A JP2000028715 A JP 2000028715A JP 10199183 A JP10199183 A JP 10199183A JP 19918398 A JP19918398 A JP 19918398A JP 2000028715 A JP2000028715 A JP 2000028715A
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radar sensor
optical
light
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light beam
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Toshihito Shirai
白井  稔人
Norihiro Asada
規裕 浅田
Koichi Yomogihara
弘一 蓬原
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】超音波レーダセンサの不感ゾーンを補う光レー
ダセンサの監視領域を拡大することで、センサの近傍か
ら遠方まで広い領域で物体検出が可能な複合形レーダセ
ンサとする。 【解決手段】光レーダセンサ13の発光器14からの光
ビームを反射して外部に投光する反射器16を基台17
に固定し、回動装置18で基台17を介して反射器16
を回動し、外部に投光する光ビームを左右に走査し、光
レーダセンサ13の物体監視領域を拡大する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波レーダセン
サと光レーダセンサを組み合わせた複合形レーダセンサ
に関し、特に、至近距離の物体検出性能を高めた複合形
レーダセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】レーダセンサは、送信信号の入力により
送信器から監視空間へ送信波を送出し、物体(例えば
人)があるとそこで反射された送信波の一部が反射波と
して戻ってきて受信器で受信され受信信号を得る。送受
信器と物体までの距離をΔL、送信信号と反射波の受信
信号の時間差をΔt、送信波及び反射波の空間伝搬速度
をVtとすると、2×ΔL=Vt×Δtの関係式が成立
する。従って、時間差Δtを測定することで、物体まで
の距離ΔLを知ることができる。
【0003】このような測定原理を利用したレーダセン
サの例に超音波レーダセンサがある。これは、送信信号
により超音波素子を機械的に振動させて超音波を発生さ
せ、その超音波を送信波として監視空間へ送出し、反射
波を超音波素子で受信して電気信号に変換し受信信号を
得る。しかし、超音波レーダセンサは、センサ近傍を監
視できないという問題がある。その理由は、送信信号が
消滅しても超音波素子の機械的振動が即座には無くなら
ず減衰しつつしばらく継続する。即ち、残響が残るため
である。図12にその様子を示す。
【0004】送信信号Seの入力で送信用超音波素子で
生じた超音波が空間或いは構造体等を経由して受信用超
音波素子に伝わると、受信用超音波素子は機械的に振動
する。図12で送信信号Seと同時に受信信号Srが生
じているのはその理由による。そして、送信期間を過ぎ
て送信信号Seが消滅しても、図12に示すように受信
側にしばらくの間残響が残り、この残響期間では物体か
らの反射波があっても残響に埋もれてしまって区別でき
ないため検出できない。反射波を識別できるのは残響期
間後(図中の反射波受信期間)になる。
【0005】即ち、超音波レーダセンサでは、センサ近
傍に物体監視ができない不感ゾーンが存在する。超音波
レーダセンサでは、多くの場合一つの超音波素子が送受
信を兼ねているので、この残響の影響、即ち、不感ゾー
ンの問題は避けられない。一方、光レーダセンサは、発
光素子から光ビームを空間へ投光し、物体からの反射光
を受光素子で受信する。発光素子は電気信号を光信号へ
変換し、受光素子は光信号を電気信号へ変換するが、こ
の変換は共に速やかに行われるので、前述の超音波レー
ダセンサのような問題、即ち、不感ゾーンの問題は生じ
ない。しかし、光ビームは環境(雨や霧等)の影響を受
け易いので、遠方の物体検出性能の信頼性は超音波レー
ダセンサに比べて劣る。
【0006】そこで、図13及び図14に示すような、
超音波レーダセンサ1と光レーダセンサ2を組み合わせ
た複合レーダセンサ3が実用されている。かかる複合レ
ーダセンサ3では、超音波レーダセンサ1は比較的遠方
までの物体を検出し、光レーダセンサ2はセンサ近傍の
物体を検出する役割分担となってる。図中、1a,1b
は超音波素子、1c,1dはホーン、2a,2bは、発
光素子、受光素子を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複合形レーダセンサ3では、光レーダセンサ2の発光素
子2aから投光される光ビームの光軸は固定されてい
る。そして、光ビームはほとんど拡散しないと考えられ
るので、光レーダセンサ2では光ビームの光軸上の物体
しか検出できない。このため、超音波レーダセンサ1の
不感ゾーンに当たるセンサ近傍では、物体監視領域が光
レーダセンサ2の光軸上に限定されて極めて狭い領域し
か物体検出ができないという問題がある。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、センサの近傍から遠方まで広い領域で物体検出が可
能な、超音波レーダセンサと光レーダセンサを組み合わ
せた複合形レーダセンサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明では、超音波を物体監視領域に放射しその反射
波の有無に基づいて物体の存在/不存在を監視する超音
波レーダセンサと、光ビームを前記物体監視領域に投光
しその反射光の有無に基づいて物体の存在/不存在を監
視する光レーダセンサとを備えた複合型レーダセンサに
おいて、前記光レーダセンサの光ビームを、前記物体監
視領域を含む領域で走査するように構成した。
【0010】かかる構成では、光レーダセンサによる物
体監視領域が扇状に広範囲になる。従って、超音波レー
ダセンサでは物体監視ができない至近領域も広範囲に監
視できるようになる。請求項2に記載の発明では、前記
超音波レーダセンサが、超音波の放射から反射波が受信
されるまでの経過時間から物体までの距離を算出する距
離検出手段を有し、前記光レーダセンサが、光ビームの
投光から反射光が受光されるまでの経過時間から物体ま
での距離を算出する距離検出手段を有する構成であり、
前記両距離検出手段の検出結果が一致するか否かを確認
する一致確認手段を設け、該一致確認手段の一致確認出
力に基づいて超音波レーダセンサと光レーダセンサの検
出性能が正常か否かを検査する構成とした。
【0011】かかる構成では、超音波レーダセンサと光
レーダセンサの重複する監視領域に物体が存在し、両レ
ーダセンサから距離検出信号が発生した時に、両レーダ
センサの検出性能が正常か否かを検査できるようにな
る。請求項3に記載の発明では、前記超音波レーダセン
サと光レーダセンサの互いに重複する監視領域の両端近
傍にそれぞれ反射体を配置し、該反射体からの反射光に
よる受光出力に基づいて光レーダセンサ正常か否かを検
査する光レーダセンサ検査手段を備え、該光レーダセン
サ検査手段の正常判定を条件に、前記一致確認手段の一
致確認信号を有効とする構成とした。
【0012】かかる構成では、超音波レーダセンサと光
レーダセンサの検出性能を検査できると共に、監視領域
の幅も確認できるようになる。前記光レーダセンサは、
具体的には請求項4に記載のように、光ビームを発生す
る光ビーム発生手段と、受光手段と、発生した光ビーム
を前記監視領域を含む領域を走査するよう反射すると共
に、前記監視領域を含む領域からの反射光を前記受光手
段へ反射する光ビーム走査手段と、前記受光手段の受光
出力に基づいて物体の存在/不在を判定する判定手段と
を備えて構成した。
【0013】請求項4の発明において、請求項5に記載
のように、前記光ビーム走査手段に、半導体ガルバノミ
ラーを用いれば、光レーダセンサを小型化でき、延いて
は複合形レーダセンサの小型化を図ることができるよう
になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の複合形レーダセン
サの第1実施形態を示す外観図である。図1において、
本実施形態の複合レーダセンサ10は、ケース11内
に、超音波レーダセンサ12と光レーダセンサ13が内
蔵される。超音波レーダセンサ12は、図13及び図1
4の従来装置と同様の構成であり、ケース11の前面左
右にそれぞれホーンと超音波素子を備えた送信部12A
と受信部12Bを有する。また、光ビームの光軸を左右
方向に走査可能な光レーダセンサ13は、ケース11の
前面略中央部に配置される。
【0015】次に、光レーダセンサ13の構成について
説明する。本実施形態の光レーダセンサ13は、図2に
示すように、光ビーム発生手段としての発光器14、こ
の発光器14に近接して配置された受光手段としての受
光器15、発光器14からの光ビームを反射して外部に
出射する反射器16及びこの反射器16を固定した基台
17の回動軸17aを周期的に正転・逆転駆動する回動
装置18を備えて構成される。反射器16、基台17及
び回動装置18で光ビーム走査手段を構成する。また、
発光器14及び受光器15と反射器16との間に、図3
に示すような、直径約1mm程度の細い2本の光ファイ
バ19a,19bを内蔵した光ケーブル19を設け、光
ケーブル19の一端側の一方の光ファイバ19aを発光
器14の発光素子14aに接続し、他方の光ファイバ1
9bを受光器15の受光素子15aに接続し、他端側は
開放して反射器16に対面させる。
【0016】これにより、発光素子14aから投光され
る光ビームは、光ファイバ19aを通り反射器16で反
射されて外部の監視空間へ投光される。そして、物体に
当たると反射され、その反射光が投光ビームと略同じ経
路を逆進して反射器16へ入射して反射され、光ファイ
バ19bで導かれて受光素子15aで受光される。そし
て、光ビームの投光動作に同期して回動装置18により
反射器16を基台17を介して回動軸17a回りに周期
的に正転・逆転駆動し光ビームを左右方向に走査する。
従って、光レーダセンサ13の物体監視領域は、従来の
光軸上だけでなく略扇状に拡大される。
【0017】本実施形態の複合形レーダセンサ10は、
例えば図4に示すように、光レーダセンサ13ではAの
範囲の領域内の物体を検出し、超音波レーダセンサ12
では光レーダセンサ13と一部重複するBの範囲の領域
内の物体を検出する。尚、本実施形態では、光レーダセ
ンサより超音波レーダセンサの方が遠方まで検出できる
よう説明したが、光レーダセンサの方が超音波レーダセ
ンサより検出距離が長くてもよく、光レーダセンサと超
音波レーダセンサの監視領域が重複していればよい。
【0018】かかる構成によれば、従来装置の場合は、
図4の破線で示すように、近距離では、光レーダセンサ
の光軸上の物体しか検出できなかったのが、図4の実線
で示すように、近距離でも略扇状の領域で物体検出が可
能となり、近距離及び遠距離共に広い範囲で物体検出が
可能となり、物体検出の信頼性が向上する。上記第1実
施形態の反射器16の場合には、発光器14及び受光器
15を反射器16の上方に配置する構成となるが、図5
に示すように、回動軸22回りに回動可能な板状の反射
板21を用いて発光器14及び受光器15を側方側に配
置する構成とすることも可能である。光ビーム走査手段
としての反射板21を、回動軸22回りに周期的に揺動
することで、光ビームを略扇状に投光できる。
【0019】このような反射板21の具体例としては、
市販のガルバノミラーを用いることができる。また、マ
イクロマシニング技術を用いて製造される半導体ガルバ
ノミラーを用いれば、反射板を小型化でき、延いては複
合レーダセンサの小型化を図ることができる。半導体ガ
ルバノミラーとしては、後述する電磁型ガルバノミラー
の外に静電型ガルバノミラーや圧電型ガルバノミラーが
ある。
【0020】静電型ガルバノミラーは、半導体素子製造
プロセスで製造された素子で、ミラーを形成した可動板
を静電気力で駆動するものであり、例えば特開平5−6
0993号公報等に開示されている。また、圧電型ガル
バノミラーは、ミラーを形成した可動板を圧電共振で駆
動するものであり、例えば、SPIE-The InternationalSo
ciety for Optical Engineering1991年7月発行の
「Reprinted from Miniature and Micro-Optics;01abri
cation and System Applications Volume 1554」に開示
されている。
【0021】ここでは、反射板21として好適な電磁型
の半導体ガルバノミラーについて説明する。電磁型半導
体ガルバノミラーの構成、動作は本出願人の出願にかか
る特開平8−220453号公報に記載されており、そ
の一部を引用して説明する。永久磁石の配置等に異なる
点があるが、基本的構成、動作には差異がない。
【0022】簡単に言うと、半導体ガルバノミラーは、
半導体基板に一体形成した、可動板とこの可動板を半導
体基板に対し揺動自在に軸支するトーションバーと、可
動板の周縁部に設けた駆動コイルと、この駆動コイルに
静磁界を与える磁界発生手段と、動板上に形成したミラ
ーから構成されている。図6、図7は、ガルバノミラー
120の構成を示す図である。この装置は、検流計(ガ
ルバノメータ)と同じ原理で動作するものである。尚、
図6、図7では判り易くするため大きさを誇張して示し
ている。
【0023】図6及び図7において、半導体ガルバノミ
ラー120は、半導体基板であるシリコン基板102の
上下面に、それぞれ例えばホウケイ酸ガラス等からなる
上側及び下側絶縁基板としての平板状の上側及び下側ガ
ラス基板103、104を接合した3層構造となってい
る。上側ガラス基板103は、後述する可動板105上
方を開放するようシリコン基板102の左右端(図6に
おける)に積層されている。
【0024】前記シリコン基板102には、平板状の可
動板105と、この可動板105の中心位置でシリコン
基板102に対して基板上下方向に揺動可能に可動板1
05を軸支するトーションバー106とが半導体製造プ
ロセスにおける異方性エッチングによって一体形成され
ている。従って、可動板105及びトーションバー10
6もシリコン基板102と同一材料からなっている。前
記可動板105の上面周縁部には、可動板105駆動用
の駆動電流と、この駆動電流に重畳する変位角検出用の
検出用電流とを流すための銅薄膜からなる平面コイル1
07が、絶縁被膜で覆われて設けられている。前記検出
用電流は、下側ガラス基板104に後述するように設け
られる検出コイル112A,112Bとの相互インダク
タンスに基づいて可動板105の変位を検出するための
ものである。この検出コイル112A,112Bによる
偏位角検出については後述する。
【0025】また、可動板105の平面コイル107で
囲まれた上面中央部には、ミラー108が公知の手法で
形成されている。更に、シリコン基板102のトーショ
ンバー106の側方上面には、平面コイル107とトー
ションバー106の部分を介して電気的に接続する一対
の電極端子109,109が設けられており、この電極
端子109,109は、シリコン基板102に電鋳コイ
ル法による平面コイル107と同時に形成される。
【0026】上側及び下側ガラス基板103、104の
左右側(図6における)には、前記トーションバー10
6の軸方向と平行な可動板105の対辺の平面コイル1
07部分に磁界を作用させる、互いに対をなす円形状の
永久磁石110A,110Bと111A,111Bが設
けられている。上下の互いに対をなす各3個づつの永久
磁石110A,110Bは、上下の極性が同じとなるよ
う、例えば図7に示すように、下側がN極、上側がS極
となるよう設けられている。また、他方の各3個づつの
永久磁石111A,111Bも、上下の極性が同じとな
るよう、例えば図7に示すように、下側がS極、上側が
N極となるよう設けられている。そして、上側ガラス基
板103側の永久磁石110Aと111A及び下側ガラ
ス基板104側の永久磁石110Bと111Bは、図7
からも判るように、互いに上下の極性が反対となるよう
に設けられる。
【0027】また、前述したように、下側ガラス基板1
04の下面には、平面コイル107と電磁結合可能に配
置され各端部がそれぞれ対をなす電極端子113,11
4に電気的に接続された一対の検出コイル112A,1
12Bがパターニングされて設けられている(尚、図6
では、模式的に1本の破線で示したが実際は複数巻回し
てある)。検出コイル112A,112Bは、トーショ
ンバー106に対して対称位置に配置されて可動板10
5の変位角を検出するもので、平面コイル107に駆動
電流に重畳して流す検出用電流に基づく平面コイル10
7と検出コイル112A,112Bとの相互インダクタ
ンスが、可動板105の角度変位により一方が接近して
増加し他方が離間して減少するよう変化するので、例え
ば相互インダクタンスに基づいて出力される電圧信号の
変化を差動で検出することにより可動板105の変位角
が検出できる。
【0028】次に、半導体ガルバノミラー120の動作
原理について説明する。尚、動作原理の詳細は前述の特
開平8−220453号公報等に記載されているので、
ここでは簡単に述べる。例えば、一方の電極端子109
を+極、他方の電極端子109を一極として平面コイル
107に電流を流す。可動板105の両側では、永久磁
石110Aと110B、永久磁石111Aと111Bに
よって、図7に示すように可動板105の平面に沿って
平面コイル107を横切るような方向に磁界が形成され
ており、この磁界中の平面コイル107に電流が流れる
と、平面コイル107の電流密度と磁束密度に応じて平
面コイル107、言い換えれば可動板105の両端に、
電流・磁束密度・力のフレミングの左手の法則に従った
方向に力が作用し、可動板105が回動する。可動板1
05が回動するとトーションバー106が捩じられ、こ
れによって発生するトーションバー106のばね反力と
可動板105に作用する電磁力とが釣り合う位置まで可
動板105は回動する。
【0029】この時の可動板105の変位角は平面コイ
ル107に流れる電流iに比例する。従って、平面コイ
ル107に流す電流を制御することにより、可動板10
5、即ちミラー108の変位角を制御することができ
る。予め平面コイルに流す電流量と可動板の変位角との
関係を求めておけば、電流量を制御することでミラー1
08の変位角を制御できる。
【0030】このミラー108の光軸の変位角を制御す
る際に、平面コイル107に、駆動電流に重畳して駆動
電流周波数に比べて高い周波数で変位角検出用の検出用
電流を流す。この検出用電流により、平面コイル107
と下側ガラス基板104に設けた検出コイル112A,
112Bとの間の相互インダクタンスによる誘導電圧が
それぞれの検出コイル112A,112Bに発生する。
検出コイル112A,112Bに発生する各誘導電圧
は、可動板105、言い換えれば、ミラー108が水平
位置にある時には、検出コイル112A,112Bと対
応する平面コイル107との距離が等しいことから等し
くなりその差は零である。可動板105が前述の駆動力
でトーションバー106を支軸として回動すると、一方
の検出コイル112A(または112B)では接近して
相互インダクタンスの増加により誘導電圧は増大し、他
方の検出コイル112B(又は112A)では離間して
相互インダクタンスの減少により誘導電圧は低下する。
従って、検出コイル112A,112Bに発生する誘導
電圧はミラー108の変位に応じて変化し、この誘導電
圧を検出することで、ミラー108の変位角を検出でき
る。
【0031】そして、例えば、検出コイル112A,1
12Bの他に2つの抵抗を設けて構成したブリッジ回路
に電源を接続し、検出コイル112Aと検出コイル11
2Bとの中点と2つの抵抗の中点との電圧を入力とする
差動増幅器を設けて構成した回路を用い、前記両中点の
電圧差に応じた差動増幅器の出力を、可動板105の駆
動系にフィードバックし、駆動電流を制御するようにす
れば、ミラー108の変位角を精度良く制御することが
可能である。
【0032】尚、本発明の複合型レーダセンサに適用す
る場合、必ずしも検出コイル112A,112Bを設け
る必要はない。図8に、本発明の複合レーダセンサ10
の応用例を示す。図8では、移動路31に沿って図中の
矢印で示すように左右方向に移動する移動体32の前後
部に、複合レーダセンサ10,10を設けた例を示して
いる。
【0033】従来のこの種の複合形レーダセンサでは、
物体検知領域は図8の点線のようになる。即ち、超音波
レーダセンサの不感ゾーンである至近では、光レーダセ
ンサの光軸上のみの極めて狭い領域になっている。この
ため、移動体32の至近では突然移動路31に出現した
ような物体は発見し難い。一方、本実施形態の複合形レ
ーダセンサ10,10では、物体検知領域は図8の実線
で示すようにセンサの至近から既に扇状に拡がっている
ので、センサ至近の物体監視領域が従来の複合形レーダ
センサに比べて格段に広範囲となり、センサ至近で突然
物体が出現した場合でもこれを発見することが可能とな
る。
【0034】従って、移動路31上に例えば人が居るよ
うな場合、移動体32は人に衝突する前に停止すること
が求められるが、この衝突回避能力は、本発明の複合型
レーダセンサの方が従来のものに比べて格段に高い。と
ころで、反射形レーダセンサの場合、センサの故障で超
音波や光ビームが発生しない場合、物体無しの場合と区
別できない。従って、センサ自体が正常か否かの性能確
認が必要になる。
【0035】以下に、本発明の複合形レーダセンサにお
ける検出性能を検査するため回路構成例について説明す
る。図9に、検出性能検査回路の構成例を示す。図9に
おいて、超音波レーダセンサ12には、前述の検出原理
に基づいて送信部12Aの送信信号と受信部12Bから
の受信信号とから物体までの距離ΔLを検出する超音波
レーダセンサの距離検出手段としての距離検出回路41
が設けられている。また、光レーダセンサ13内にも、
発光器14の送信信号と受光器15から受光信号とから
物体までの距離ΔLを検出する光レーダセンサの距離検
出手段及び判定手段として機能する距離検出回路42が
設けられている。そして、両距離検出回路41,42の
算出結果は出力信号S1,S2として出力される。一致
確認手段としての一致確認回路43は、予め規定した距
離範囲、即ち、超音波レーダセンサ12と光レーダセン
サ13の重複監視領域の範囲内において前記両出力S
1,S2が一致しているか否かを確認し、一致している
時には出力信号S3=1(論理値1)を出力し、不一致
の時はS3=0(論理値0)を出力する。前記一致確認
回路43には、前記重複監視領域の距離情報が記憶され
ており、重複監視領域範囲内でのみ一致確認を行う構成
である。
【0036】次に動作を説明する。今、複合形レーダセ
ンサ10における光レーダセンサ13の物体監視領域A
と超音波レーダセンサ12の物体監視領域Bとが、図1
0に示すように一部重複するものとする。そして、この
重複監視領域内に物体50が存在するものとする。超音
波レーダセンサ12と光レーダセンサ13が共に重複監
視領域内の距離ΔLに存在する物体50を検出し、その
検出距離結果が各距離検出回路42,41からS2,S
1として一致確認回路43に入力される。一致確認回路
43では、入力する距離情報が予め記憶した距離情報の
範囲内であることを確認し、この確認に基づいて、両出
力S1,S2の結果を比較する。そして、一致すれば両
レーダセンサ正常としてS3=1を出力し、例えば、こ
の正常判定を次回の一致確認動作が行われるまで記憶し
ておく。尚、この一致確認回路43では、出力S1,S
2からの算出結果が重複領域範囲にある時のみ一致確認
動作を行い、それ以外の監視領域の場合には一致確認動
作は行わない。従って、例えば、重複監視領域範囲内の
物体が検出された時には、一致確認を条件として物体検
出出力を有効とし、重複監視領域範囲外に物体が超音波
レーダセンサ12と光レーダセンサ13のどちらかで検
出された時には、その物体検出出力をそのまま有効とす
る。
【0037】かかる構成では、同一の物体50について
それぞれのセンサで算出された距離の一致を確認するこ
とで、複合形レーダセンサに内蔵された光レーダセンサ
と超音波レーダセンサの検出機能が正常であることを検
査している。また、各レーダセンサ12,13から距離
情報S2,S1が得られるのは、物体50が両者の重複
監視領域に在る時である。従って、図9の一致確認回路
43では検出性能確認と同時に互いのレーダセンサの監
視領域が重複していることも確認していることになる。
【0038】しかし、図9の一致確認構成では、両レー
ダセンサ12,13が共に検出能力を失ったような場合
(例えば、光ビームは投光されず、超音波は送信されな
いような状祝)には、例え物体50が重複監視領域内に
存在しても物体50を両センサとも検出できず一致確認
回路43は物体無しと見なしてしまうので、両レーダセ
ンサ12,13の同時故障はチェックできない。
【0039】この問題を解決する方法としては、例えば
超音波レーダセンサの残響の有無を確認し、残響有りの
確認を条件として一致確認回路43が一致確認動作を行
うようにすればよい。前述したように、超音波レーダセ
ンサ12の場合、送信直後から所定期間(図12の残響
期間)は残響が残るので、この残響を確認することで超
音波レーダセンサの検出性能検査を行うことができる。
尚、残響確認による性能確認の方法は、従来公知の方法
を用いればよい。
【0040】また、図9の一致確認回路43は、物体5
0が重複監視領域に存在する時にしか性能検査を行うこ
とができない。従って、図9の構成では、物体が重複監
視領域に入るまで待つか、或いはレーダセンサ自身が動
くしかない。重複監視領域以外でも検出性能検査が行え
るようにするには、図10に破線で示すように、重複監
視領域に予め反射体61,62を設置し、反射体61,
62からの反射の有無を常時監視するようにすればよ
い。こうすることで、両レーダセンサの送信信号発生毎
に重複監視領域に設置された反射体61,62からの反
射波が得られ、常時一致確認回路43において一致確認
動作が行われ、検出性能検査と監視領域の重複の確認が
できる。
【0041】更に、監視領域の幅の確認のためには、重
複監視領域の両端にそれぞれ異なる距離ΔL1とΔL2
の位置に反射体61,62を設置する。こうすれば、距
離ΔLlに在る反射体61と,距離ΔL2に在る反射体
62を区別して検出できるので、重複監視領域両端の反
射体61,62を検出できることの確認により、重複監
視領域の幅の確認を行うことができる。
【0042】監視領域の両端に予め反射体を設置してお
き、そこからの反射光により光レーダセンサの検出能力
の検査を行う方法は、例えば、本出願人の出願にかかる
特願平9−305932号等に記載されており、これに
ついて以下に説明する。図11にその検査回路の構成を
示す。図11において、反射板21は、駆動回路71で
周期的に揺動駆動される前述の半導体ガルバノミラーで
ある。変位検出回路72は、前述の検出コイル112
A,112Bの出力に基づいて反射板21の変位角を検
出する。パルス生成回路73は、反射体61,62の反
射タイミングでパルスを生成する。検出性能検査回路7
4は、光レーダセンサ13の検出性能検査を行うもの
で、受光器15の受光信号からパルス生成回路73の発
生パルス信号に基づいて反射体61,62の反射による
信号を抜き出して検出性能正常を確認する。受光器1
5、変位検出回路72、パルス生成回路73及び検出性
能検査回路74で、光レーダセンサ検査手段を構成して
いる。
【0043】次に、この回路の動作を説明する。尚、詳
細な動作は前述した特願平9−305932号に記載さ
れているので、ここでは簡単に説明する。反射板21が
反射体61から62までの範囲の監視領域を周期的に揺
動すると、反射体21の変位角に対応する振幅で前述の
検出コイル112A,112Bに誘導電圧が発生し、変
位検出回路72から反射板21の変位角に対応する電圧
信号がパルス生成回路73に入力する。パルス生成回路
73では、変位検出回路72からの電圧信号とこの電圧
信号の位相反転信号とをそれぞれレベル検定し、反射体
61,62からの反射光がそれぞれ得られるタンミング
でパルス信号を発生する。検出性能検査回路74では、
受光器15からの受光信号とパルス生成回路73からの
パルス信号とに基づいて、両信号が同期して入力すれば
正常と判断して正常確認出力を発生する。
【0044】このようにすれば、反射板21が反射体6
1と62の範囲を正常に周期的に走査しており、且つ、
反射体61,62からの反射光を正常に受光しているこ
とが分かり、光レーダセンサ13の検出性能を検査する
ことができる。そして、光レーダセンサ13が正常であ
ることを条件に一致確認回路43の出力を有効とするこ
とで、常時、複合形レーダセンサ10の検出性能の検査
を行うことができ、複合形レーダセンサ10の物体監視
の信頼性が格段に向上する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,4の発
明によれば、光レーダセンサによる物体監視領域が扇状
になるので、超音波レーダセンサでは物体監視ができな
い至近領域も広範囲に監視できるようになり、従来の複
合形レーダセンサに比べて監視領域を広範囲にでき、物
体監視の信頼性を向上できる。
【0046】請求項2の発明によれば、超音波レーダセ
ンサと光レーダセンサの重複する監視領域に物体が存在
すれば、両レーダセンサの検出性能が正常か否かを検査
できるので、複合レーダセンサの信頼性がより向上でき
る。請求項3の発明では、超音波レーダセンサと光レー
ダセンサの検出性能を検査できると共に、監視領域の幅
も確認できる。
【0047】請求項5に記載のように、光レーダセンサ
の光ビーム走査手段に、半導体ガルバノミラーを用いれ
ば、光レーダセンサを小型化でき、延いては複合形レー
ダセンサの小型化を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合形レーダセンサの第1実施形態の
外観図
【図2】同上実施形態の光レーダセンサの回動機構の概
略図
【図3】(A)、(B)光レーダセンサに使用する光フ
ァイバの概略図
【図4】本発明と従来例の監視領域の比較図
【図5】本発明の複合形レーダセンサの光レーダセンサ
回動機構の別の実施形態を示す概略図
【図6】半導体ガルバノミラーの構成を示す図
【図7】図6のA−A矢視断面図
【図8】本発明の複合形レーダセンサの応用例を示す図
【図9】本発明の複合形レーダセンサの検出性能検査回
路の構成例を示すブロック図
【図10】光レーダセンサの検出性能検査に用いる反射
体の配置図
【図11】図10の反射体を用いる光レーダセンサの検
出性能検査回路の構成例を示す図
【図12】超音波レーダセンサの残響の説明図
【図13】従来装置の構成図
【図14】図13の内部構成の概略図
【符号の説明】
10 複合形レーダセンサ 12 超音波レーダセンサ 13 光レーダセンサ 14 発光器 15 受光器 16 反射器 18 回動装置 21 反射板 41,42 距離検出回路 43 一致確認回路 50 物体 61,62 反射体 72 変位検出回路 73 パルス生成回路 74 検出性能検査回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蓬原 弘一 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 Fターム(参考) 5J083 AA02 AB12 AC05 AC26 AD04 AG05 CA03 5J084 AA01 AA05 AD01 BA11 BA16 BA56 BB28 BB31 DA01 DA07 EA07 EA08 EA20 FA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波を物体監視領域に放射しその反射波
    の有無に基づいて物体の存在/不存在を監視する超音波
    レーダセンサと、光ビームを前記物体監視領域に投光し
    その反射光の有無に基づいて物体の存在/不存在を監視
    する光レーダセンサとを備えた複合型レーダセンサにお
    いて、 前記光レーダセンサの光ビームを、前記物体監視領域を
    含む領域で走査するように構成したことを特徴とする複
    合型レーダセンサ。
  2. 【請求項2】前記超音波レーダセンサが、超音波の放射
    から反射波が受信されるまでの経過時間から物体までの
    距離を算出する距離検出手段を有し、前記光レーダセン
    サが、光ビームの投光から反射光が受光されるまでの経
    過時間から物体までの距離を算出する距離検出手段を有
    する構成であり、前記両距離検出手段の検出結果が一致
    するか否かを確認する一致確認手段を設け、該一致確認
    手段の一致確認出力に基づいて超音波レーダセンサと光
    レーダセンサの検出性能が正常か否かを検査する構成と
    した請求項1に記載の複合形レーダセンサ。
  3. 【請求項3】前記超音波レーダセンサと光レーダセンサ
    の互いに重複する監視領域の両端近傍にそれぞれ反射体
    を配置し、該反射体からの反射光による受光出力に基づ
    いて光レーダセンサ正常か否かを検査する光レーダセン
    サ検査手段を備え、該光レーダセンサ検査手段の正常判
    定を条件に、前記一致確認手段の一致確認信号を有効と
    する構成とした請求項2に記載の複合形レーダセンサ。
  4. 【請求項4】前記光レーダセンサは、光ビームを発生す
    る光ビーム発生手段と、受光手段と、発生した光ビーム
    を前記監視領域を含む領域を走査するよう反射すると共
    に、前記監視領域を含む領域からの反射光を前記受光手
    段へ反射する光ビーム走査手段と、前記受光手段の受光
    出力に基づいて物体の存在/不在を判定する判定手段と
    を備えて構成した請求項1〜3のいずれか1つに記載の
    複合形レーダセンサ。
  5. 【請求項5】前記光ビーム走査手段に、半導体ガルバノ
    ミラーを用いた請求項4に記載の複合形レーダセンサ。
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