JP2005326272A - 校正用ガスの発生量測定システム - Google Patents

校正用ガスの発生量測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005326272A
JP2005326272A JP2004144770A JP2004144770A JP2005326272A JP 2005326272 A JP2005326272 A JP 2005326272A JP 2004144770 A JP2004144770 A JP 2004144770A JP 2004144770 A JP2004144770 A JP 2004144770A JP 2005326272 A JP2005326272 A JP 2005326272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calibration gas
holder
tube
gas generation
calibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004144770A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Abe
哲也 阿部
Sadamitsu Tanzawa
貞光 丹澤
Toshihisa Hatano
歳久 秦野
Koji Nakazato
孝司 中里
Hiroshi Oguchi
博史 小口
Kuniaki Matsunobu
邦明 松延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Atomic Energy Agency
Gastec Corp
Original Assignee
Japan Atomic Energy Research Institute
Gastec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Atomic Energy Research Institute, Gastec Corp filed Critical Japan Atomic Energy Research Institute
Priority to JP2004144770A priority Critical patent/JP2005326272A/ja
Publication of JP2005326272A publication Critical patent/JP2005326272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】 従来の校正用ガスの発生量測定システムにおいては、恒温槽から取り出さなくても校正用ガス発生チューブの重量を連続的且つ簡単に測定・記録できるようにすること。
【解決手段】 校正用ガス発生チューブを恒温の状態に維持して校正用のガスを連続的に発生させ、該発生した校正用のガスの量を測定するシステムであって、前記校正用ガス発生チューブが密封状態で配設されるホルダーと、該ホルダーが配設される恒温槽と、流量調整器と、重量計と、該重量計に接続した端末装置とからなり、該重量計と前記校正用ガス発生チューブとを連結部材を介して連結させて該校正用ガス発生チューブを前記ホルダー内に浮かせた状態にし、前記流量調整器により前記ホルダー内に一定量の希釈ガスを送風し、前記校正用ガス発生チューブの重量を連続的に測定し、該測定値を前記端末装置に記録すると共に、該端末装置により前記測定値に基づいた校正用のガスの発生量を測定することにより、恒温槽から取り出さなくても校正用ガス発生チューブの重量を連続的且つ簡単に測定・記録できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、アセトアルデヒド、アンモニア、エタノール、酢酸エチル、ジクロロメタン、二酸化窒素または硫化水素等の各種ガスを微量濃度で連続的に発生させて校正用のガスとして用いるための校正用ガスの発生量を測定するシステムに関し、詳しくは、前記各種ガスを発生させる校正用ガス発生チューブの重量を連続的に測定し、その測定値を端末装置に記録して校正用ガスの発生量を測定できるようにする校正用ガスの発生量測定システムに関するものである。
従来、アセトアルデヒド、アンモニア、エタノール、酢酸エチル、ジクロロメタン、二酸化窒素または硫化水素等のガスの濃度を測定するために、該ガスの比較用として用いる各種校正用のガス(標準ガス)を連続的に発生させる場合には、例えば、パーミエーター(標準ガス発生機(恒温槽))等の装置にパーミエーションチューブまたはディフュージョンチューブ等の校正用ガス発生チューブを配設し、該校正用ガス発生チューブを恒温状態にして前記校正用のガスを発生させている。
このパーミエーターを使用してガスを連続的に発生させる技術としては、例えば、パーミエーターを用いて一定濃度で連続的に発生させた極低濃度の臭気ガスを、消臭材試料を予め封入した臭気ガス接触袋中にテフロン(登録商標)チューブを介して一定量注入したのち密封し、一定時間放置し消臭させたのち、臭気ガス接触袋中の残留ガスをガス吸着管に導入し、ガス吸着管中の吸着剤に吸着させ、そののち吸着剤に吸着させたガスを熱脱着させ、次いでこのガスをガスクロマトグラフ質量分析計で分析することを特徴とする消臭材の消臭効果測定方法がある。
特開2003−75418号公報
この特許文献1の公知技術においては、パーミエーターを用いて一定濃度で連続的に発生させた極低濃度の臭気ガスを使用することにより、高精度に消臭材の消臭効果を測定するというものであり、前記臭気ガスの濃度(発生量)を測定する場合には、各種濃度のノネナール標準溶液をこれら吸着剤に吸着させたのち、熱脱着装置で脱着し、ガスクロマトグラフ質量分析計で濃度の尺度であるピーク面積を測定するものである。
このように、パーミエーターを用いて発生させた各種校正用のガスの発生量、浸透速度、拡散速度等を測定する場合には、一般的に、まず使用前の校正用ガス発生チューブの重量を予め測定しておき、該校正用ガス発生チューブをパーミエーター内に配設して各種ガスを発生させ、一定の間隔で該パーミエーター内に配設した校正用ガス発生チューブを取り出して、該校正用ガス発生チューブの重量を測定し、該各種ガス発生後の校正用ガス発生チューブの重量と前記使用前の校正用ガス発生チューブの重量との減量差から発生量、浸透速度、拡散速度等を計算している。
そして、パーミエーター内から取り出した校正用ガス発生チューブの重量を測定する際には、該測定の誤差を少なくするため、該校正用ガス発生チューブから発生させるガスと同種のガスを充満させたところ、即ち前記パーミエーター内と同一条件の空間で重量を測定している。
しかしながら、パーミエーター(恒温槽)を用いて発生させた各種校正用のガスの発生量、浸透速度、拡散速度等を前記従来技術のようにして測定した場合には、校正用ガス発生チューブの重量を測定する度にパーミエーターから該校正用ガス発生チューブを取り出して測定しなければならないため、該測定に多数の手間と時間とを要し、且つ測定の誤差・記録の間違えを生じる原因となり、また連続的に測定・記録することができないという問題点を有している。
また、パーミエーター内から取り出した校正用ガス発生チューブの重量を測定する際には、該パーミエーター内と同一条件の空間で重量を測定しているが、該測定の対象となるガスの種類には、有毒性のガス・腐食性のガス等があるため、該測定の対象となるガスの種類によっては、測定者の健康等に影響を及ぼす危険性があった。
従って、従来の校正用ガスの発生量測定システムにおいては、恒温槽から取り出さなくても校正用ガス発生チューブの重量を連続的且つ簡単に測定・記録できるようにするということに解決しなければならない課題を有している。
上記した従来例の課題を解決する具体的手段として本発明に係る校正用ガスの発生量測定システムは、校正用ガス発生チューブを恒温の状態に維持して校正用のガスを連続的に発生させ、該発生した校正用のガスの量を測定するシステムであって、前記校正用ガス発生チューブが密封状態で配設されるホルダーと、該ホルダーが配設される恒温槽と、流量調整器と、重量計と、該重量計に接続した端末装置とからなり、該重量計と前記校正用ガス発生チューブとを連結部材を介して連結させて該校正用ガス発生チューブを前記ホルダー内に浮かせた状態にし、前記流量調整器により前記ホルダー内に一定量の希釈ガスを送風し、前記校正用ガス発生チューブの重量を連続的に測定し、該測定値を前記端末装置に記録すると共に、該端末装置により前記測定値に基づいた校正用のガスの発生量を測定することを最も主要な特徴とする。
この発明において、前記校正用ガス発生チューブは、パーミエーションチューブまたはディフュージョンチューブであること;前記ホルダーには、該ホルダーの開口部を施蓋する磁性体で形成したホルダーキャップを配設し、該ホルダーキャップには、円環状の永久磁石を配設し、該永久磁石の内側に磁性流体を充填させて密封状態を維持すること;前記ホルダーには、希釈ガスを送り続ける流量調節手段を接続させること;を付加的な要件として含むものである。
本発明に係る校正用ガスの発生量測定システムは、校正用ガス発生チューブを恒温の状態に維持して校正用のガスを連続的に発生させ、該発生した校正用のガスの量を測定するシステムであって、前記校正用ガス発生チューブが密封状態で配設されるホルダーと、該ホルダーが配設される恒温槽と、流量調整器と、重量計と、該重量計に接続した端末装置とからなり、該重量計と前記校正用ガス発生チューブとを連結部材を介して連結させて該校正用ガス発生チューブを前記ホルダー内に浮かせた状態にし、前記流量調整器により前記ホルダー内に一定量の希釈ガスを送風し、前記校正用ガス発生チューブの重量を連続的に測定し、該測定値を前記端末装置に記録すると共に、該端末装置により前記測定値に基づいた校正用のガスの発生量を測定することにより、恒温槽から取り出さなくても校正用ガス発生チューブの重量を連続的且つ簡単に測定・記録でき、測定値の誤入力及び記録忘れがなく、連続的に測定した測定値を連続的に記録・処理することができるという優れた効果を奏する。
次に、本発明を具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。
本発明の実施の形態に係る校正用ガスの発生量測定システムを図1〜図2を用いて説明する。図1に、校正用ガスの発生量測定システムの略示的な断面図を示してある。校正用ガスの発生量測定システム1においては、天秤台2の上部に恒温槽3が載置されている。
この恒温槽3としては、例えば、パーミエーター(標準ガス発生機)等の恒温の状態を維持することができる装置等を使用することができ、恒温槽3に備えられた温度調節器3aを操作することにより、該恒温槽3内の温度を制御して、該温度の調節・維持ができるようになっている。
天秤台2の下部側には、除振台4が配設されており、該除振台4により前記天秤台2の振動を吸収して、該天秤台2の上部に載置された恒温槽3に外部からの振動が伝達されないようにしている。
恒温槽3内には、略円筒形状のホルダー5が配設されており、該ホルダー5は前記恒温槽3で設定された温度に維持されている。該ホルダー5は、上部側が前記恒温槽3の上部から突出した状態で配設されており、前記ホルダー5の上部に形成された開口部6には、ホルダーキャップ7が配設され、該ホルダーキャップ7によって前記開口部6は密封状態に施蓋されている。
図2に、ホルダー5の開口部6とホルダーキャップ7との要部のみを拡大した断面図を示してある。ホルダーキャップ7のキャップ本体8は、例えば、鉄またはニッケル等の磁性体により形成されている。該キャップ本体8には、前記ホルダー5の開口部6の上面に当接する略円板状の平面部9と。該開口部6の外周面を覆う垂下部10とが形成されており、これら平面部9と、垂下部10とにより前記開口部6を密封することができるようになっている。更に、前記平面部9の略中央部には、連結部材11の周面より稍大径の孔部12が形成されている。
平面部9の上部側には、円形状の凹部13が形成されている。該凹部13内には、円環状の永久磁石14が配設されており、該永久磁石14の内側、即ち、円環状に形成された該永久磁石14の内径の内側には、前記孔部12と略同径の孔部15が形成された非磁性体16a、16bが配設されている。
前記キャップ本体8の平面部9の孔部12と、前記非磁性体16a、16bの孔部15とは、連通した状態になっており、連結部材11は、これら孔部12と孔部15とに可動な状態で挿通されている。
この非磁性体16a、16bに形成された孔部15内、即ち該非磁性体16a、16bと、連結部材11との間隙には、磁性流体17が充填されている。この磁性流体17は、例えば、マグネタイトまたは複合フェライト等の強磁性超微粒子と、界面活性剤と、水または油等のベース液との成分から構成されたものであり、前記強磁性超微粒子の周囲を前記界面活性剤が被覆して粒子同士の凝集を防ぐため、該強磁性超微粒子が前記ベース液中で安定した分散状態になってるものである。
そのため、磁性流体17は、強磁性という磁性体としての性質と、流動性という液体との性質を兼ね備えたものであり、該磁性流体17を磁力の存する状況下に配設した場合には、液状の磁性体として作用するため、非磁性体16a、16bを介して永久磁石14と、該永久磁石14に隣接する磁性体によって形成されたキャップ本体8とにより形成される磁力線が存する磁束内に前記磁性流体17を充填・配設させることにより、該磁性流体17が流動的な磁性体として作用し、前記非磁性体16a、16bと、連結部材11との間隙に留滞して、前記磁性流体17のベース液(オイル状等)をベースとした磁気シールとして作用するのである。
このように、ホルダー5の開口部6を磁性体で形成したホルダーキャップ7により施蓋し、該ホルダーキャップ7に円環状の永久磁石14と、該永久磁石14の内径の内側に配設させた非磁性体16a、16bとを配設し、該非磁性体16a、16bに形成された孔部15に磁性流体17を充填させることにより、該磁性流体17を前記非磁性体16a、16bと、連結部材11との間隙に留滞・維持させて、前記ホルダー5の内外の2つの環境を隔離・分離して、該ホルダー5内を密封状態に維持することができるのである。
前記非磁性体16a、16bは必ずしも配設させなければならないものではなく、例えば、円環状の永久磁石14の周囲を覆うようにキャップ本体8を磁性体で形成し、該キャップ本体8の前記永久磁石14の内径の内側に位置する位置に孔部を形成して、該孔部、即ち前記永久磁石14の内径の内側に磁性流体17を充填させてホルダー5内を密封状態にさせても良く、また、非磁性体14aの換わりに磁性体を配設、即ち、非磁性体14bの上部の14aの位置に磁性体を配設させても良い。
密封状態にされたホルダー5の内部には、校正用ガス発生チューブ18が配設・収納されている。この校正用ガス発生チューブ18としては、例えば、パーミエーションチューブ(P−チューブ)またはディフュージョンチューブ(D−チューブ)等の校正用ガス発生チューブを使用することができる。
このパーミエーションチューブは、例えば、一定品質のふっ素樹脂管に高純度の液化ガスを封入したもので、該パーミエーションチューブを恒温状態、即ち一定温度に維持することにより、該パーミエーションチューブ内の液化ガスが短時間に管壁を浸透拡散し、且つその浸透拡散する量が一定になる性質を有するものであるため、例えば、前記パーミエーションチューブを恒温の状態にし、一定量の空気・窒素などの希釈ガスを該パーミエーションチューブに送風することにより、該パーミエーションチューブに収納された各種液の蒸発拡散が一定量で行われ、一定・微量濃度の校正用のガス、即ち各種ガスの濃度を測定するための比較用として用いる校正用のガス(標準ガス)を連続的に得ることができ、該校正用のガスの発生量または浸透速度を計算する基にすることができるものである。
このパーミエーションチューブを使用することにより、例えば、アセトアルデヒド、アンモニア、エチルメルカプタン、エチレンオキシド、塩化ビニリデン、塩化ビニル、塩化メチル、塩素、ジクロロメタン、ジメチルアミン、臭化メチル、臭素、トリメチルアミン、二酸化硫黄、二酸化窒素、二硫化ジメチル、フッ化水素 、プロパン、プロピレンオキシド、フロン11、メチルアミン、メチルメルカプタン、硫化ジメチルまたは硫化水素等の校正用のガス(標準ガス)を得ることができ、反応性の強いガスの調製もできるものである。
また、ディフュージョンチューブも前記パーミエーションチューブと略同様の構成であり、該ディフュージョンチューブを使用した場合には、例えば、アセトン、エタノール、O−キシレン、酢酸エチル、トルエン、二硫化炭素、ベンゼン、メタノール、臭化エチル、酢酸メチルまたはメチルエチルケトン等の一定・微量濃度の校正用のガスを得ることができ、該校正用のガスの発生量または拡散速度を計算する基にすることができるものである。
校正用ガス発生チューブ18の上端には、例えば、ワイヤー等からなる前記連結部材11が接続されており、該連結部材11の他端は、前記校正用ガス発生チューブ18の上方に配設された重量計19に接続され、該校正用ガス発生チューブ18はホルダー5内の空間に浮いた状態になっている。この重量計19としては、例えば、天秤等の重量を計測できる装置を使用することができる。
つまり、重量計19と校正用ガス発生チューブ18とは、連結部材11を介して連結され、また、ホルダー5は、密封状態に施蓋するホルダーキャップ7によって該ホルダー5の内外の2つの環境が隔離・分離されており、該校正用ガス発生チューブ18を前記ホルダー5内の空間に浮かせた状態にしているため、該校正用ガス発生チューブ18を恒温槽3により恒温の状態に維持して校正用のガスを連続的に発生させた後、前記校正用ガス発生チューブ18を恒温槽3内に配設されたホルダー5から取り出さなくても、前記校正用ガス発生チューブ18の重量は、重量計19により計測できるのである。
更に、前記キャップ本体6の平面部7の孔部10及び前記非磁性体16a、16bの孔部15と、前記連結部材9とが接触していないことから、これら孔部10及び孔部15と該連結部材9とには摩擦等による抵抗はなく、該該連結部材9と接触する磁性流体17は、オイル状等の液状であるため、摩擦抵抗が極めて小さいことから、前記校正用ガス発生チューブ18の重量を重量計19により測定する精度を高くすることができ、前記磁性流体17は、摩耗することが少ないことから、長期間にわたって密封状態を維持できるのである。
この重量計19には、例えば、コンピュータ等の端末装置20を接続させており、該重量計19により連続的に測定した校正用ガス発生チューブ18の重量の測定値を連続的に前記端末装置20の記憶装置に記録し、該端末装置20の記憶装置に記録した測定値に基づいて、各種校正用のガスの発生量、浸透速度、拡散速度等を連続的且つ簡単に計算・測定できるようになり、その際、該測定に手間と時間とを要することなく、前記校正用ガス発生チューブ18を恒温槽3内から取り出さないで良いため、安定した状態で連続的に測定・記録できて誤差を生じることもなく、測定者の健康等に影響を及ぼすことがなく、作業性を向上させることができるのである
更に、重量計19により連続的に測定した校正用ガス発生チューブ18の重量の測定値が、前記重量計19に接続された端末装置20に自動的に送信されて、該端末装置20に自動的に記録されるため、校正用のガスの発生量を手動で計算する場合のような前記測定値の誤入力や記録忘れが生じることがなく、連続した測定値を処理することができるのである。
また、恒温槽3内に配設されたホルダー5には、一定量の空気・窒素などの希釈ガスを送り続けることができる、例えば、流量調節器等の流量調節手段21を接続させることにより、前記ホルダー5内に配設・収納された校正用ガス発生チューブ18に一定量の前記希釈ガスを連続的に送風して、前記前記ホルダー5内に配設・収納された校正用ガス発生チューブ18から一定量で安定した量の校正ガスを蒸発拡散させるようにすることが好ましい。
本発明に係る校正用ガスの発生量測定システムを略示的に示した断面図である。 同校正用ガスの発生量測定システムのホルダーの開口部とホルダーキャップとの要部のみを拡大し略示的に示した断面図である。
符号の説明
1 校正用ガスの発生量測定システム
2 天秤台
3 恒温槽
4 除振台
5 ホルダー
6 開口部
7 ホルダーキャップ
8 キャップ本体
9 平面部
10 垂下部
11 連結部材
12、15 孔部
13 凹部
14 永久磁石
16a、16b 非磁性体
17 磁性流体
18 校正用ガス発生チューブ
19 重量計
20 端末装置
21 流量調節手段

Claims (4)

  1. 校正用ガス発生チューブを恒温の状態に維持して校正用のガスを連続的に発生させ、該発生した校正用のガスの量を測定するシステムであって、
    前記校正用ガス発生チューブが密封状態で配設されるホルダーと、
    該ホルダーが配設される恒温槽と、
    流量調整器と、
    重量計と、
    該重量計に接続した端末装置とからなり、
    該重量計と前記校正用ガス発生チューブとを連結部材を介して連結させて該校正用ガス発生チューブを前記ホルダー内に浮かせた状態にし、
    前記流量調整器により前記ホルダー内に一定量の希釈ガスを送風し、
    前記校正用ガス発生チューブの重量を連続的に測定し、
    該測定値を前記端末装置に記録すると共に、該端末装置により前記測定値に基づいた校正用のガスの発生量を測定すること
    を特徴とする校正用ガスの発生量測定システム。
  2. 前記校正用ガス発生チューブは、
    パーミエーションチューブまたはディフュージョンチューブであること
    を特徴とする請求項1に記載の校正用ガスの発生量測定システム。
  3. 前記ホルダーには、該ホルダーの開口部を施蓋する磁性体で形成したホルダーキャップを配設し、
    該ホルダーキャップには、円環状の永久磁石を配設し、
    該永久磁石の内側に磁性流体を充填させて密封状態を維持すること
    を特徴とする請求項1に記載の校正用ガスの発生量測定システム。
  4. 前記ホルダーには、
    希釈ガスを送り続ける流量調節手段を接続させること
    を特徴とする請求項1または3に記載の校正用ガスの発生量測定システム。
JP2004144770A 2004-05-14 2004-05-14 校正用ガスの発生量測定システム Pending JP2005326272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144770A JP2005326272A (ja) 2004-05-14 2004-05-14 校正用ガスの発生量測定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144770A JP2005326272A (ja) 2004-05-14 2004-05-14 校正用ガスの発生量測定システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005326272A true JP2005326272A (ja) 2005-11-24

Family

ID=35472744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004144770A Pending JP2005326272A (ja) 2004-05-14 2004-05-14 校正用ガスの発生量測定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005326272A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082805A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Anatec Yanaco:Kk 標準ガスに対する揮発性有機化合物ガスの相対感度を算出する方法、およびそれを用いて算出された相対感度データを有する水素炎イオン化形分析計
JP2012189425A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Japan Atomic Energy Agency 元素の吸着・脱着量の測定装置
JP5944612B1 (ja) * 2015-05-28 2016-07-05 一般財団法人カケンテストセンター 湿度依存質量測定装置および湿度依存質量測定方法
CN109142130A (zh) * 2018-09-16 2019-01-04 金华职业技术学院 一种吸附剂测试方法
CN114184446A (zh) * 2021-12-21 2022-03-15 中国计量科学研究院 一种可在线称量的挥发性有机气体标准物质制备系统

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082805A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Anatec Yanaco:Kk 標準ガスに対する揮発性有機化合物ガスの相対感度を算出する方法、およびそれを用いて算出された相対感度データを有する水素炎イオン化形分析計
JP2012189425A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Japan Atomic Energy Agency 元素の吸着・脱着量の測定装置
JP5944612B1 (ja) * 2015-05-28 2016-07-05 一般財団法人カケンテストセンター 湿度依存質量測定装置および湿度依存質量測定方法
WO2016189718A1 (ja) * 2015-05-28 2016-12-01 一般財団法人カケンテストセンター 湿度依存質量測定装置および湿度依存質量測定方法
CN106662516A (zh) * 2015-05-28 2017-05-10 般财团法人化检检验机构 依赖湿度的质量测定装置及依赖湿度的质量测定方法
CN109142130A (zh) * 2018-09-16 2019-01-04 金华职业技术学院 一种吸附剂测试方法
CN109142130B (zh) * 2018-09-16 2024-02-13 金华职业技术学院 一种吸附剂测试方法
CN114184446A (zh) * 2021-12-21 2022-03-15 中国计量科学研究院 一种可在线称量的挥发性有机气体标准物质制备系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Barratt The preparation of standard gas mixtures. A review
CN104990827B (zh) 低挥发性有机气体在吸附材料上吸附量的测定方法及设备
JP2005156548A (ja) 混合気室を備えた熱分析装置
Słomińska et al. New developments in preparation and use of standard gas mixtures
JP2005326272A (ja) 校正用ガスの発生量測定システム
JP5080601B2 (ja) ガス流れ中の硫化水素濃度測定装置及び硫化物イオンの定量方法
JP2005326273A (ja) 校正用ガスの発生量測定装置
JP4838679B2 (ja) 標準ガスに対する揮発性有機化合物ガスの相対感度を算出する方法、およびそれを用いて算出された相対感度データを有する水素炎イオン化形分析計
McClenny et al. 24 h diffusive sampling of toxic VOCs in air onto Carbopack X solid adsorbent followed by thermal desorption/GC/MS analysis—laboratory studies
US10481049B2 (en) Cryogenic liquid sampler
Oerter et al. Water vapor exposure chamber for constant humidity and hydrogen and oxygen stable isotope composition
US20210341456A1 (en) Analysis of a gas dissolved in an insulating medium of a high-voltage device
Ballesta et al. Validation and modelling of a novel diffusive sampler for determining concentrations of volatile organic compounds in air
JP2000234990A (ja) 微量揮発ガス成分分析装置
JP2006292714A (ja) 多孔体の酸素拡散係数測定装置
JP5134626B2 (ja) 容器および密閉部材のガス透過度測定方法
US3783697A (en) Method of determining small surface areas
CN210221972U (zh) 标定装置
JP2010049763A (ja) 有機ガスの透過性評価方法および透過性評価装置
CA2990233C (en) Method of sampling a cryogenic liquid
Thompson et al. A new system of refillable and uniquely identifiable diffusion tubes for dynamically generating VOC and SVOC standard atmospheres at ppm and ppb concentrations for calibration of field and laboratory measurements
JP2006215009A (ja) 電子秤量装置
CN209764636U (zh) 一种挥发性有机物吸附实验装置
CN103235106B (zh) 土壤气体通量测定仪的校偏装置及其使用方法
Pansegrau et al. A model to characterize and predict fugitive emissions from flange joints

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060228

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060303

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20091204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302