JP2005325755A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の燃料カット及びその解除を適切に行う。
【解決手段】車両(エンジン)の減速運転が継続して行われている場合に(S103)、燃料カットの解除を行う復帰回転速度Na及びエンジンの運転をアシストするアシスト回転速度Nbの学習補正を行うための補正用燃料カット制御が実行される(S104)。エンジンのストールの発生が予測された場合に(S105)、そのときのエンジンの回転速度Ncを基に復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbを学習補正する(S106)。さらに、エンジンの運転をアシストするアシスト制御を行うとともに、補正用燃料カット制御の実行を解除する(S107)。
【選択図】図2
【解決手段】車両(エンジン)の減速運転が継続して行われている場合に(S103)、燃料カットの解除を行う復帰回転速度Na及びエンジンの運転をアシストするアシスト回転速度Nbの学習補正を行うための補正用燃料カット制御が実行される(S104)。エンジンのストールの発生が予測された場合に(S105)、そのときのエンジンの回転速度Ncを基に復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbを学習補正する(S106)。さらに、エンジンの運転をアシストするアシスト制御を行うとともに、補正用燃料カット制御の実行を解除する(S107)。
【選択図】図2
Description
本発明は、内燃機関の燃料カット及びその解除を行う内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の燃料カット制御の従来例が特許文献1に開示されている。特許文献1においては、エンジン減速時にエンジンの燃料カットを行い、エンジン回転速度が予め設定された復帰回転速度を下回ったときに燃料カットの解除を行う。また、燃料カット中にエンジン回転速度がトルク付与開始回転速度以下となった場合は、モータによるエンジンのトルクアシスト運転を行う。復帰回転速度はトルク付与開始回転速度より低く設定されており、燃料カットを解除してから設定時間経過後にエンジンのトルクアシスト運転を停止させる。このように、特許文献1においては、燃料カットの解除を行う復帰回転速度を低く設定することで燃料カット領域の拡大を図るとともに、燃料カット中にエンジンのトルクアシスト運転を行うことでエンジンストールの防止を図っている。
その他にも、特許文献2〜7による内燃機関の燃料カット制御が開示されている。
特許文献1においては、燃料カットの解除を行う復帰回転速度がトルク付与開始回転速度より低く設定されているため、燃料カットを行うときにモータによるエンジンのトルクアシスト運転を行う頻度が増大し、モータの消費電力の増大を招くことになる。燃料カット中にエンジンのトルクアシスト運転を行う頻度を減らすとともに燃料カット領域を拡大するためには、エンジンストールが発生しない範囲で復帰回転速度を低く設定することが望ましい。ただし、エンジンの個体差等によりエンジンストールの発生する回転速度にばらつきがあるため、燃料カットの解除を行う復帰回転速度を最適に設定することが困難であるという問題点がある。
本発明は、内燃機関の燃料カット及びその解除を適切に行うことができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関の制御装置は、内燃機関の燃料カットを行うとともに、該燃料カットの実行中に内燃機関の回転速度が復帰回転速度以下になったときに該燃料カットの解除を行う燃料カット制御手段を有する内燃機関の制御装置であって、前記復帰回転速度を補正するために内燃機関の燃料カットを行う補正用燃料カット制御手段と、該補正用燃料カット制御手段による燃料カットの実行中に内燃機関のストールの発生を予測するストール予測手段と、該ストール予測手段により内燃機関のストールの発生が予測されたときの内燃機関の回転速度を基に、前記復帰回転速度を補正する復帰回転速度補正手段と、を有することを要旨とする。
本発明においては、燃料カットの解除を行う復帰回転速度を補正するために内燃機関の燃料カットを行う。そして、この燃料カットの実行中に内燃機関のストールの発生が予測されたときの内燃機関の回転速度を基に、復帰回転速度を補正する。この復帰回転速度の補正によって、内燃機関の個体差等により内燃機関のストールが発生する回転速度にばらつきがあっても、内燃機関のストールが発生しない範囲で復帰回転速度を低く設定することができる。したがって、本発明によれば、燃料カットの解除を行う復帰回転速度を適切に補正することができ、内燃機関の燃料カット及びその解除を適切に行うことができる。
本発明に係る内燃機関の制御装置において、アシスト装置の駆動により内燃機関の運転のアシストが可能であり、前記ストール予測手段により内燃機関のストールの発生が予測されたときに、前記アシスト装置を駆動させることで内燃機関の運転をアシストするアシスト制御手段をさらに有するものとすることもできる。こうすれば、復帰回転速度を補正するための燃料カットの実行中に内燃機関のストールの発生が予測されたときに、内燃機関の運転をアシストすることができるので、内燃機関のストールの発生を確実に防止することができる。
この態様の本発明に係る内燃機関の制御装置において、前記アシスト制御手段は、前記燃料カット制御手段による燃料カットを行って内燃機関の回転速度がアシスト回転速度以下になったときにも、前記アシスト装置を駆動させることで内燃機関の運転をアシストする手段であり、前記ストール予測手段により内燃機関のストールの発生が予測されたときの内燃機関の回転速度を基に、前記アシスト回転速度を補正するアシスト回転速度補正手段をさらに有するものとすることもできる。こうすれば、内燃機関の運転をアシストするアシスト回転速度を適切に補正することができるので、内燃機関の運転を適切にアシストすることができる。
この態様の本発明に係る内燃機関の制御装置において、前記復帰回転速度が前記アシスト回転速度より高くなるように、該復帰回転速度及び該アシスト回転速度が補正されるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関の運転のアシストを行う頻度を少なくすることができる。
本発明に係る内燃機関の制御装置において、前記補正用燃料カット制御手段は、内燃機関の減速運転時に内燃機関の燃料カットを行う手段であるものとすることもできる。本発明に係る内燃機関の制御装置において、前記ストール予測手段は、内燃機関の回転速度変動を基に、内燃機関のストールの発生を予測する手段であるものとすることもできる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る制御装置の制御対象である内燃機関を含む車両の駆動システムの構成の概略を示す図である。本実施形態における駆動システムは、始動装置10、エンジン12、トランスミッション14、スタータリレー16、及び制御装置30を備えている。本実施形態においては、後述する条件の成立時にエンジン12の燃料カット(フューエルカット)が行われ、燃料カットの実行中にエンジン12の回転速度Neが復帰回転速度Na以下になったときに燃料カットが解除される。
始動装置10の回転軸10−1は、ワンウェイクラッチ18及びベルト20を介してエンジン12の回転軸12−1と連結されている。始動装置10が停止状態のエンジン12を回転駆動させようとするときは、ワンウェイクラッチ18が係合状態となるように動作することで、始動装置10によるエンジン12の始動が可能である。自立運転後のエンジン12が発生するトルクについては、トランスミッション14を介して図示しない駆動輪へ伝達することができる。一方、自立運転後のエンジン12が停止状態の始動装置10を回転駆動させようとするときは、ワンウェイクラッチ18は開放状態となるように動作することで、始動装置10は停止状態のままで回転駆動されない。
さらに、本実施形態においては、エンジン12の回転速度Neがアシスト回転速度Nb以下になったときに、始動装置10を回転駆動させることでエンジン12の運転がアシストされる。これによって、エンジン12のストール(エンスト)が防止される。ここで、エンジン12の回転速度Neがアシスト回転速度Nbより高くなるように始動装置10を回転駆動させることで、ワンウェイクラッチ18を係合状態にすることができ、エンジン12の運転をアシストすることができる。
スタータリレー16は、スタータ10と電源(図示せず)との間に設けられている。スタータリレー16がオン状態のときは、スタータ10と電源との間が導通され、スタータ10が回転駆動される。一方、スタータリレー16がオフ状態のときは、スタータ10と電源との間が非導通となり、スタータ10の回転駆動が停止される。スタータリレー16のオン/オフの切り替えについては、制御装置30から出力される始動制御信号により行うことができる。
エンジン回転速度センサ32は、エンジン12の回転速度を検出する。エンジン回転速度センサ32による検出信号は、制御装置30に入力される。また、図示しないセンサにより検出された車速V、スロットル開度A等も制御装置30に入力される。
制御装置30は、後述する条件の成立時にエンジン12の燃料カット制御を行うとともに、燃料カット制御の実行中にエンジン12の回転速度Neが復帰回転速度Na以下になったときに燃料カット制御を停止させる。そして、制御装置30は、始動制御信号のスタータリレー16への出力/停止の制御を行うことで始動装置10の駆動/停止の制御を行うことができ、燃料カット制御を行ってエンジン12の回転速度Neがアシスト回転速度Nb以下になったときに、始動装置10を回転駆動させることでエンジン12の運転をアシストするアシスト制御を行う。
さらに、本実施形態においては、制御装置30は、前述の復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbの学習補正を行うために、車両(エンジン12)の減速運転時に補正用燃料カット制御を行う。
以下、制御装置30により復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbの学習補正を行う制御ルーチンについて、図2に示すフローチャートを用いて説明する。この制御ルーチンは、復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbの学習補正が終了していない場合に実行される。
まずステップ(以下Sとする)101においては、車両(エンジン12)の減速運転時であるか否かが判定される。ここで、車両(エンジン12)が減速運転時であるか否かについては、例えばエンジン12の回転速度Neの時間変化や車速Vの時間変化やスロットル開度A等から判定することができる。S101の判定結果がNOの場合は、S101の判定結果がYESになるまでS101の判定が繰り返される。一方、S101の判定結果がYESの場合は、S102に進む。
S102においては、エンジン12の回転速度Neが現在の復帰回転速度Naより大きいか否かが判定される。S102の判定結果がNOの場合は、S105に進む。一方、S102の判定結果がYESの場合は、S103に進む。
S103においては、車両(エンジン12)の減速運転が継続して行われているか否かが判定される。S103の判定結果がNOの場合は、本ルーチンの実行を終了する。一方、S103の判定結果がYESの場合は、S104に進む。
S104においては、復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbの学習補正を行うために、補正用燃料カット(フューエルカット)制御が実行される。そして、S105に進む。
S105においては、エンジン12のストールの発生が予測されるか否か(エンスト兆候があるか否か)が判定される。ここで、エンジン12のストールの発生については、例えばエンジン12の回転速度Neの時間変動を基に予測することができ、例えばエンジン12の回転速度Neの時間変動幅が所定値X1以上の場合にエンジン12のストールの発生が予測される(エンスト兆候あり)と判定することができる。S105の判定結果がNOの場合は、S103に戻る。一方、S105の判定結果がYESの場合は、S106に進む。
S106においては、S105でエンジン12のストールの発生が予測されたときのエンジン12の回転速度(以下ストール回転速度とする)Ncを基に、復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbが更新されて記憶される。そして、S107に進む。
ここでの復帰回転速度Naは、エンスト兆候が出ない回転速度に学習補正される。例えば、ストール回転速度Ncに所定値X2(X2>0)を加えた値を復帰回転速度Naとして設定することができる。また、アシスト回転速度Nbは、エンジン12の運転のアシストが必要な回転速度に学習補正される。例えば、ストール回転速度Ncをアシスト回転速度Nbとして設定することができる。したがって、復帰回転速度Naがアシスト回転速度Nbより高くなるように、復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbが学習補正される。
S107においては、始動制御信号をスタータリレー16へ出力して始動装置10を回転駆動させることで、エンジン12の運転をアシストするアシスト制御が行われる。それとともに、補正用燃料カット(フューエルカット)制御が停止される。ここでの始動装置10によるアシスト制御は所定時間t1行われることで、エンジン12のストールが防止される。そして、本ルーチンの実行を終了する。
以上の制御ルーチンは繰り返して実行され、記憶された復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbの変動が少なくなった時点で、復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbの学習補正を終了する。
補正用燃料カット制御を行って復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbの学習補正が終了した後は、通常の燃料カット制御及びアシスト制御が行われる。以下、制御装置30により燃料カット制御及びアシスト制御を行う制御ルーチンについて、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
まずS201においては、スロットル開度Aが全閉であるか否かが判定される。S201の判定結果がNOの場合は、S201の判定結果がYESになるまでS201の判定が繰り返される。一方、S201の判定結果がYESの場合は、S202に進む。
S202においては、エンジン12の回転速度Neが所定値N1以上であるか否かが判定される。ここでの所定値N1は、復帰回転速度Naより十分大きい値に設定される。S202の判定結果がNOの場合は、S201に戻る。一方、S202の判定結果がYESの場合は、S203に進む。
S203においては、エンジン12の燃料カット(フューエルカット)制御が実行される。このように、スロットル開度Aが全閉で且つエンジン12の回転速度Neが所定値N1以上である場合に、エンジン12の燃料カットが行われる。そして、S204に進む。
S204においては、エンジン12の回転速度Neが学習補正後の復帰回転速度Na以下であるか否かが判定される。S204の判定結果がNOの場合は、S205に進む。一方、S204の判定結果がYESの場合は、S206に進む。
S205においては、車速Vが所定値V1以下であるか否かが判定される。S205の判定結果がNOの場合は、S203に戻り、エンジン12の燃料カット制御が引き続いて行われる。一方、S205の判定結果がYESの場合は、S206に進む。
S206においては、エンジン12の燃料カット(フューエルカット)制御が停止される。このように、エンジン12の回転速度Neが学習補正後の復帰回転速度Na以下である場合、またはエンジン12の回転速度Neが学習補正後の復帰回転速度Naより大きく車速Vが所定値V1以下である場合に、エンジン12の燃料カットが解除される。そして、S207に進む。
S207においては、エンジン12の回転速度Neが学習補正後のアシスト回転速度Nb以下であるか否かが判定される。S207の判定結果がNOの場合は、本ルーチンの実行を終了する。一方、S207の判定結果がYESの場合は、S208に進む。
S208においては、始動制御信号をスタータリレー16へ出力して始動装置10を回転駆動させることで、エンジン12の運転をアシストするアシスト制御が行われる。このように、エンジン12の回転速度Neが学習補正後のアシスト回転速度Nb以下である場合に、始動装置10によるアシスト制御が行われる。ここでのアシスト制御は所定時間t1行われることで、エンジン12のストールが防止される。そして、本ルーチンの実行を終了する。
なお、以上の制御ルーチンにおいて、エンジン12の燃料カットの実行中に車両が停止すると判定された場合に、燃料カットを解除しないとともに始動装置10によるアシスト制御を行わないようにすることもできる。その場合は、車両の停止時にエンジン12の運転が停止され、車両の再発進時に始動装置10によるエンジン12の再始動が行われる。これによって、車両の停止時にアイドリングストップ制御を行うことができる。なお、車両の停止については、例えば車速V及びブレーキ操作に基づいて予測することができ、例えば車速Vが所定値V2以下でブレーキ操作が行われている場合に車両が停止すると判定することができる。
また、以上の制御ルーチンにおいて、エンジン12の燃料カットを行ってエンジン12のストールの発生が予測される(エンスト兆候あり)と判定された場合は、図2に示す制御ルーチンを再度実行することで、復帰回転速度Na及びアシスト回転速度Nbの学習補正を再度行う。
以上説明したように、本実施形態においては、復帰回転速度Naの学習補正を行うための補正用燃料カット制御を行う。そして、この補正用燃料カット制御の実行中にエンジン12のストールの発生が予測されたときのエンジン12の回転速度(ストール回転速度)Ncを基に、復帰回転速度Naの学習補正を行う。この復帰回転速度Naの学習補正によって、エンジン12の個体差等によりストール回転速度Ncにばらつきがあっても、エンジン12のストールが発生しない範囲で復帰回転速度Naが低くなるように学習補正を行うことができる。したがって、燃料カット領域を拡大することができるとともに、エンジン12の運転のアシストを行う頻度を少なくすることができる。以上のように、本実施形態によれば、燃料カットの解除を行う復帰回転速度Naを適切に学習補正することができるので、エンジン12の燃料カット及びその解除を適切に行うことができる。
そして、本実施形態においては、補正用燃料カット制御を行う際にエンジン12のストールの発生が予測された場合は、始動装置10によりエンジン12の運転をアシストするアシスト制御を行うことで、補正用燃料カット制御を行う際にエンジン12のストールの発生を確実に防止することができる。
また、本実施形態においては、補正用燃料カット制御の実行中にエンジン12のストールの発生が予測されたときのエンジン12の回転速度(ストール回転速度)Ncを基に、アシスト回転速度Nbの学習補正を行う。このアシスト回転速度Nbの学習補正によって、エンジン12のストールの発生を確実に防止することができるとともに、エンジン12の運転のアシストを行う頻度を少なくすることができる。したがって、本実施形態によれば、始動装置10によりエンジン12の運転をアシストするアシスト制御を適切に行うことができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
10 始動装置、12 エンジン、14 トランスミッション、16 スタータリレー、18 ワンウェイクラッチ、20 ベルト、30 制御装置、32 エンジン回転速度センサ。
Claims (6)
- 内燃機関の燃料カットを行うとともに、該燃料カットの実行中に内燃機関の回転速度が復帰回転速度以下になったときに該燃料カットの解除を行う燃料カット制御手段を有する内燃機関の制御装置であって、
前記復帰回転速度を補正するために内燃機関の燃料カットを行う補正用燃料カット制御手段と、
該補正用燃料カット制御手段による燃料カットの実行中に内燃機関のストールの発生を予測するストール予測手段と、
該ストール予測手段により内燃機関のストールの発生が予測されたときの内燃機関の回転速度を基に、前記復帰回転速度を補正する復帰回転速度補正手段と、
を有することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の制御装置であって、
アシスト装置の駆動により内燃機関の運転のアシストが可能であり、
前記ストール予測手段により内燃機関のストールの発生が予測されたときに、前記アシスト装置を駆動させることで内燃機関の運転をアシストするアシスト制御手段をさらに有することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項2に記載の内燃機関の制御装置であって、
前記アシスト制御手段は、前記燃料カット制御手段による燃料カットを行って内燃機関の回転速度がアシスト回転速度以下になったときにも、前記アシスト装置を駆動させることで内燃機関の運転をアシストする手段であり、
前記ストール予測手段により内燃機関のストールの発生が予測されたときの内燃機関の回転速度を基に、前記アシスト回転速度を補正するアシスト回転速度補正手段をさらに有することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項3に記載の内燃機関の制御装置であって、
前記復帰回転速度が前記アシスト回転速度より高くなるように、該復帰回転速度及び該アシスト回転速度が補正されることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか1に記載の内燃機関の制御装置であって、
前記補正用燃料カット制御手段は、内燃機関の減速運転時に内燃機関の燃料カットを行う手段であることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1に記載の内燃機関の制御装置であって、
前記ストール予測手段は、内燃機関の回転速度変動を基に、内燃機関のストールの発生を予測する手段であることを特徴とする内燃機関の制御装置。
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---|---|---|---|---|
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- 2004-05-13 JP JP2004143991A patent/JP2005325755A/ja active Pending
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